JP5756705B2 - ネットワーク再接続システム - Google Patents
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Description
上記で説明したように、接続(発信)を行う際に、公知の技術によってリソースの利用効率が最も良いネットワークトポロジを選択しているが、ユーザーのモビリティ等によって接続構成が非効率なネットワークトポロジでの接続構成になってしまうことがある。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑み、ユーザーのモビリティ等によって接続構成が非効率的なネットワークトポロジでの接続構成になった際に、効率的なトポロジでの接続構成を再構築することのできるネットワーク再接続システムを提供することを目的とする。
本発明による第1のネットワーク再接続システムは、常時接続のネットワークにおけるベアラを再接続するための再接続トリガーを検知するトリガー検知部と、前記トリガー検知部により前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う再接続タイミングを決定する再接続タイミング決定部と、前記再接続タイミング決定部により決定された前記再接続タイミングに基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行うように再接続指示を出力する再接続指示部と、前記再接続指示部から出力された前記再接続指示に基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う通信処理制御部とを備え、前記再接続タイミング決定部は、前記再接続トリガーが検知されたベアラが、再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられているか否かを判定するサービス判定部を備え、前記再接続タイミング決定部は、前記再接続トリガーが検知されたベアラのうち、前記サービス判定部により再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられていると判定されたベアラの再接続タイミングを決定することを特徴とする。
また、上記の第1のネットワーク再接続システムによれば、サービス判定部が、ベアラが再接続を必要とするサービスに用いられているか否かを判定する。これにより、再接続タイミング決定部が、再接続を必要とするサービスに用いられているベアラの再接続タイミングを決定する際に、サービス毎に再接続タイミングを決定する。そして、特定のサービスのベアラだけを再接続することが可能となる。
上記の第2のネットワーク再接続システムによれば、トリガー検知部が、ネットワークで発信処理が行われたことを、ベアラの再接続処理のトリガーとして検知する。これにより、ユーザーの移動機から発信が行われ、その発信処理の後に、ベアラを再接続することが可能となる。
上記の第3のネットワーク再接続システムによれば、トリガー検知部が、ネットワークで別のゲートウエイ装置(S−GW)が選択されたことを、ベアラの再接続処理のトリガーとして検知する。これにより、ネットワークで発信処理が行われ、さらにその後、ユーザーが実際に別のエリアに移動して、別のゲートウエイ装置(S−GW)が選択されたときに、ベアラを再接続することが可能となる。
上記の第4のネットワーク再接続システムによれば、再接続タイミング決定部は、再接続タイミングを上記で説明したトリガーが検知された直後を、再接続タイミングとする。そして、この接続タイミングのときに、ベアラを再接続することが可能になる。
上記の第5のネットワーク再接続システムによれば、再接続タイミング決定部は、上記で説明したトリガーが検知され、さらに、タイマー部により計時された時間が所定の時間を経過した直後を、再接続タイミングとする。そして、この接続タイミングのときに、ベアラを再接続することが可能になる。
また、本発明による第8のネットワーク再接続システムは、常時接続のネットワークにおけるベアラを再接続するための再接続トリガーを検知するトリガー検知部と、前記トリガー検知部により前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う再接続タイミングを決定する再接続タイミング決定部と、前記再接続タイミング決定部により決定された前記再接続タイミングに基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行うように再接続指示を出力する再接続指示部と、前記再接続指示部から出力された前記再接続指示に基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う通信処理制御部とを備え、前記トリガー検知部は、前記ベアラにおいて現在の移動機のエリアのゲートウエイ装置とは別のエリアのゲートウエイ装置が選択されたことを、前記再接続トリガーとして検知し、前記再接続タイミング決定部は、前記再接続トリガーが検知されたベアラの通信状態が無通信状態であるか否かを監視する無通信監視部を備え、前記無通信監視部は、Preservation制御手順に基づいて移動機がPreservation状態に遷移したとき、前記再接続トリガーが検知されたベアラの通信状態が無通信状態であると判断することを特徴とする。
上記の第7及び8のネットワーク再接続システムによれば、無通信監視部が、Preservation制御手順に基づいて移動機がPreservation状態に遷移したとき、再接続を必要とするサービスに用いられているベアラが無通信状態であると判断する。これにより、無通信監視部が、直接ベアラの通信状態が無通信状態であることを監視することができないネットワークの構成装置に備えられている場合であっても、Preservation制御手順に基づいて、再接続を必要とするサービスに用いられているベアラが無通信状態であるか否かを判断することが可能となる。
(ネットワーク10の構成)
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係るネットワーク10の概略構成を説明する。
図1に示すネットワーク10は、背景技術で説明した図26を参照して説明したネットワーク100を構成するサービス提供装置102と、S−GW103と、P−GW104とを備える。さらに、ネットワーク10は、それらの装置以外の装置として、eNB(evolutional Node B)11と、MME(Mobility Management Entity)12と、HSS(Home Subscriber Server)13と、PCRF(Policy and Charging Rule Function)14とを備えて構成される。
サービス提供装置102は、通信事業者のインターネット接続サービス等のサービスを提供するための制御を行う。また、ネットワーク10に、サービス提供装置102に限らず、サービス提供装置102とは別のサービスを提供するサービス提供装置が設けられていても良い。
eNB11は、基地局であり、ユーザーが所持するUE101とネットワーク10とのインターフェイスである。
MME12は、基地局を収容し、主にUE101のモビリティー制御等を行う。
HSS13は、加入者情報を管理する。加入者情報は、例えば、ユーザーがLTEの携帯電話サービスを契約しているか否かといった情報である。
PCRF14は、サービスに応じた優先制御や課金制御等を行う。
なお、上記で説明したeNB11、MME12、S−GW103およびP−GW104は、エリアAに対応する装置である。そして、これらの装置に対応する装置として、eNB15、MME16、S−GW106およびP−GW107がある。これらの装置は、背景技術で説明したように、エリアAとは別のエリアであるエリアBに対応する装置である。
さらに、再接続のトリガーには、2種類のトリガーがある。まず、1つ目が、各装置がUE101からの発信処理が行われたときを再接続処理のトリガーとするものである。また、2つ目が、各装置と現在接続されているS−GWとは別のS−GWが各装置と接続されたときを再接続処理のトリガーとするものである。
つまり、各装置が再接続する方法には、上記を組み合わせて全部で4つの方法がある。まずは、MME12においてベアラを再接続する場合について説明する。
(MME12において再接続処理のトリガーを検知後、ベアラを再接続する場合のMME12の機能構成)
まず、図2を参照して、ネットワーク10のMME12において再接続処理のトリガーを検知後、ベアラを再接続する場合のMME12の機能構成を説明する。
図2に示すMME12は、通信処理制御部21と、トリガー検知部22と、再接続タイミング決定部23と、ベアラ再接続指示部24とを備えて構成される。
トリガー検知部22は、常時接続のベアラを再接続するためのトリガーを検知する。トリガー検知部22は、UE101から常時接続のベアラで発信処理が行われたこと、または各装置と現在接続されているS−GWとは別のS−GWが各装置と接続されたことを、常時接続のベアラを再接続するためのトリガーとして検知する。
この再接続タイミング決定部23は、タイマー部31を備える。トリガー検知部22によりトリガーが検知され、所定の時間が経過してからベアラを再接続する場合に、タイマー部31が時間を計時する。再接続タイミング決定部23は、例えば、トリガー検知部22によりトリガーが検知され、所定の時間が経過した直後を、再接続タイミングとする。
さらに、再接続タイミング決定部23は、サービス判定部32を備える。サービス判定部32は、APN(Access Point Name)を確認することによって、トリガー検知部22によりトリガーが検知されたベアラが、再接続を必要とするサービスを提供するために用いられているか否かを判定する。
上記で説明した通信処理制御部21と、トリガー検知部22と、再接続タイミング決定部23と、ベアラ再接続指示部24との各処理部とから、ネットワーク再接続システムとして機能する。
続いて、図3〜図5を参照して、ネットワーク10のMME12において発信処理を再接続処理のトリガーとして検知後、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。なお、ネットワーク10を構成する各装置の動作を示す各シーケンス図については、説明に必要な装置だけを抜き出して示している。
ネットワーク10の各装置間は、AuthenticationおよびNAS Securityの処理を行う(ステップS102−3,S102−4)。
MME12は、DNS(Domain Name System)手順にてS−GW103を選択するための制御を行う(ステップS102−8)。続いて、MME12は、DNS手順を用いてP−GW104を選択するための制御を行う(ステップS102−9)。
MME12は、eNB11に対して、EMM_Attach処理を受け付けたことを示すEMM_Attach Acceptを送信する(ステップS102−18)。すると、ネットワーク10の各装置間は、NAS Securityの処理を行う(ステップS102−19)。
このように、発信処理をベアラの再接続処理のトリガーにすることによって、MME12は、通信状態が確立しているベアラに対して再接続処理を行うことができる。
続いて、図6を参照して、ネットワーク10のMME12においてS−GW変更処理を再接続処理のトリガーとして検知後、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
図6に示すように、最初に、MME12は、再接続処理を行う必要のあるサービスのAPNを保持する(ステップS201)。その後、ネットワーク10を構成する各装置は、ステップS202に示す発信処理を行う。なお、この発信処理も、図3および図4で説明したステップS102で示した発信処理と同じような手順で行えば良い。
また、ステップS204において、再接続タイミング決定部23は、ベアラが再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられていないと判断すると(ステップS204のNO)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、ステップS205の再接続処理を行うための指示を出力しない。
このように、GW変更処理が行われたことをベアラの再接続処理のトリガーにすることによって、MME12は、実際に別のS−GWが選択されたときに、ベアラの再接続処理を行うことができる。
(MME12において再接続処理のトリガーを検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のMME12の機能構成)
続いて、図7を参照して、ネットワーク10のMME12において再接続処理のトリガーを検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のMME12の機能構成について説明する。
図7に示すMME12は、図2に示したMME12とほぼ同一の構成である。しかしながら、図7に示すMME12の構成が、図2に示したMME12の構成と異なる点は、MME12を構成する再接続タイミング決定部23が、タイマー部31の代わりに、無通信監視部41を備えている点である。
無通信監視部41は、再接続のトリガーを検知した後、ベアラの通信状態が何も通信を行っていない無通信状態であるか否かを監視し続ける。
続いて、図8を参照して、ネットワーク10のMME12において発信処理を再接続処理のトリガーとして検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
そして、トリガー検知部22は、ステップS302の発信処理が行われたことを検知する。この後、無通信監視部41がベアラの通信状態が無通信状態になったことを監視し続ける(ステップS303のNO)。なお、実際の無通信状態であることの監視は、S−GW103およびP−GW104が行う。このため、Preservation制御手順に基づいてUE101がPreservation状態に遷移すると、MME12の無通信監視部41は、無通信状態になったものとして判断する。
再接続タイミング決定部23は、ベアラを用いて提供されているサービスが、再接続処理を行う必要のあるサービスであると判断すると(ステップS304のYES)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、ベアラの再接続処理を行うための指示を出力する(ステップS305)。
また、MME12においては、ベアラが無通信状態であるか否かを直接監視することができない。しかしながら、UE101がPreservation状態に遷移すると、MME12の無通信監視部41は、無通信状態になったものとして判断して、MME12はベアラの再接続処理を行うことができる。
続いて、図9を参照して、ネットワーク10のMME12においてS−GW変更処理を再接続処理のトリガーとして検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
その後、UE101が別のエリアに移動すると、ネットワーク10を構成する装置は、現在選択されているS−GWから別のS−GWに変更するためのS−GW変更処理を行う(ステップS403)。トリガー検知部22は、現在選択されているS−GWから別のS−GWに変更するための処理が行われたことを検知する。
遷移したとき(ステップS406のYES)、ベアラの再接続処理の実行可否を制御するためのフラグがオン状態であると判断すると(ステップS407のYES)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、ベアラの再接続処理を行うための指示を出力する(ステップS408)。
ここまで、MME12において、ベアラを再接続する場合の流れについて説明した。次に、P−GW104においてベアラを再接続する場合の流れについて説明する。
(P−GW104において再接続処理のトリガーを検知後、ベアラを再接続する場合のP−GW104の機能構成)
まず、図10を参照して、ネットワーク10のP−GW104において再接続処理のトリガーを検知後、ベアラを再接続する場合のP−GW104の機能構成について説明する。
図10に示すP−GW104は、図2に示したMME12と同一の処理部を備えて構成される。再接続処理を行う装置が、MME12からP−GW104に変わったが、再接続処理を行うために必要な構成は、実質変わらない。
続いて、図11を参照して、ネットワーク10のP−GW104において発信処理を再接続処理のトリガーとして検知後、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
図11に示すように、最初に、P−GW104は、再接続処理を行う必要のあるサービスのAPNを保持する(ステップS501)。その後、ネットワーク10を構成する各装置は、図4で説明したステップS102と同様の発信処理を行う(ステップS502)。
タイマー部31は、所定の時間が経過するまで計時し続ける(ステップS505のNO)。そして、タイマー部31で計時された時間が所定の時間を経過したとき(ステップS505のYES)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、ベアラの再接続処理を行うための指示を出力する(ステップS506)。
続いて、図12および図13を参照して、ネットワーク10のP−GW104においてS−GW変更処理を再接続処理のトリガーとして検知後、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
その後、P−GW104の再接続タイミング決定部23は、ベアラを用いて提供されているサービスが、再接続処理を行う必要のあるサービスであると判断すると(ステップS603のYES)、ベアラの再接続処理の実行可否を制御するためのフラグをオン状態にする(ステップS604)。
このように、トリガー検知部22は、S−GWを変更する際に移動後のエリアのS−GW106から送信されたステップS605−3のPMIPv6_Proxy Binding Updateに基づいて、S−GWを変更する処理が行われたことを検知することができる。
また、ステップS603において、P−GW104の再接続タイミング決定部23は、ベアラが再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられていないと判断すると(ステップS603のNO)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、図13に示すステップS607の再接続処理を行うための指示を出力しない。
同様に、ステップS606において、P−GW104は、ベアラの再接続処理の実行可否を制御するためのフラグがオフ状態であれば(ステップS606のNO)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、図13に示すステップS607の再接続処理を行うための指示をを出力しない。
(P−GW104において再接続処理のトリガーを検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のP−GW104の機能構成)
続いて、図14を参照して、ネットワーク10のP−GW104において再接続処理のトリガーを検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のP−GW104の機能構成について説明する。
続いて、図15を参照して、ネットワーク10のP−GW104において発信処理を再接続処理のトリガーとして検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
トリガー検知部22は、上記で説明した発信処理が行われたことを検知し、P−GW104の再接続タイミング決定部23は、ベアラを用いて提供されているサービスが、再接続処理を行う必要のあるサービスであると判断すると(ステップS703のYES)、無通信監視部41は、無通信状態であるか否かを監視し始める(ステップS704)。また、再接続タイミング決定部23のタイマー部31は、計時を開始する(ステップS705)。
また、再接続タイミング決定部23は、ベアラが無通信状態である時間が所定の時間を経過したと判断すると(ステップS706のYES)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、再接続処理を行うための指示を出力する(ステップS707)。
このように、P−GW104においては、自装置でベアラが無通信状態であるか否かを直接監視して、ベアラの再接続処理を行うことができる。
続いて、図16および図17を参照して、ネットワーク10のP−GW104においてS−GW変更処理を再接続処理のトリガーとして検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
その後、P−GW104の再接続タイミング決定部23は、ベアラが再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられていると判断すると(ステップS803のYES)、ベアラの再接続処理の実行可否を制御するためのフラグをオン状態にする(ステップS804)。
また、ステップS803において、P−GW104の再接続タイミング決定部23は、ベアラを用いて提供されているサービスが、再接続処理を行う必要のないサービスであると判断すると(ステップS803のNO)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、図17に示すステップS810の再接続処理を行うための指示を出力しない。
ここまで、P−GW104において、ベアラを再接続する場合の流れについて説明した。次に、PCRF14においてベアラを再接続する場合の流れについて説明する。
(PCRF14において再接続処理のトリガーを検知後、ベアラを再接続する場合のPCRF14の機能構成)
まず、図18を参照して、ネットワーク10のPCRF14において再接続処理のトリガーを検知後、ベアラを再接続する場合のPCRF14の機能構成を説明する。
図18に示すPCRF14は、図10に示したP−GW104と同一の処理部を備えて構成される。ベアラの再接続処理を行う装置が、MME12やP−GW104からPCRF14に変わったが、ベアラの再接続処理を行うために必要な構成は、実質変わらない。
続いて、図19を参照して、ネットワーク10のPCRF14において発信処理を再接続処理のトリガーとして検知後、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
図19に示すように、最初に、PCRF14は、再接続処理を行う必要のあるサービスのAPNを保持する(ステップS901)。その後、ネットワーク10を構成する各装置は、図4で説明したステップS102と同様の発信処理を行う(ステップS902)。
また、ステップS903において、PCRF14の再接続タイミング決定部23は、ベアラが再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられていないと判断する(ステップS903のNO)。すると、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、ステップS906の再接続処理を行うための指示を出力しない。
続いて、図20を参照して、PCRF14においてS−GW変更処理を再接続処理のトリガーとして検知後、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
図20に示すように、最初に、PCRF14は、再接続処理を行う必要のあるサービスのAPNを保持する(ステップS1001)。その後、ネットワーク10を構成する各装置は、図4で説明したステップS102と同様の発信処理を行う(ステップS1002)。
また、ステップS1003において、PCRF14の再接続タイミング決定部23は、ベアラが再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられていないと判断する(ステップS1003のNO)。すると、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、ステップS1007の再接続処理を行うように指示を出力しない。
同様に、ステップS1006において、PCRF14は、ベアラの再接続処理の実行可否を制御するためのフラグがオフ状態であれば(ステップS1006のNO)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、ステップS1007の再接続処理を行うための指示を出力しない。
(PCRF14において再接続処理のトリガーを検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のP−GW104の機能構成)
続いて、図21を参照して、ネットワーク10のPCRF14において再接続処理のトリガーを検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のP−GW104の機能構成について説明する。
図21に示すPCRF14は、図14に示したP−GW104を構成する各処理部のうち、通信処理制御部21と、トリガー検知部22と、再接続指示部24とを備えて構成される。つまり、このPCRF14は、再接続タイミング決定部23を備えていない。その代わりに、P−GW104が、再接続タイミング決定部23を備えている。
まず、図22および図23を参照して、ネットワーク10のPCRF14において発信処理を再接続処理のトリガーとして検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
再接続タイミング決定部23は、ベアラが無通信状態である時間が所定の時間を経過したと判断すると(ステップS1109のNO)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、ステップS1110の再接続処理を行うための指示を出力しない。
このように、PCRF14においては、ベアラが無通信状態であるか否かを直接監視することができない。しかしながら、S−GW103が再接続タイミング決定部23を備えることにより、S−GW103がベアラの無通信状態を監視した上で、PCRF14はベアラの再接続処理を行うことができる。
続いて、図24および図25を参照して、ネットワーク10のPCRF14においてS−GW変更処理を再接続処理のトリガーとして検知後、さらに無通信監視を実施後に、ベアラを再接続する場合のネットワーク10を構成する各装置の動作について説明する。
その後、PCRF14は、ベアラを用いて提供されているサービスが、再接続処理を行う必要のあるサービスであると判断すると(ステップS1203のYES)、ベアラの再接続処理の実行可否を制御するためのフラグをオン状態にする(ステップS1204)。
同様に、ステップS1206において、PCRF14は、ベアラの再接続処理の実行可否を制御するためのフラグがオフ状態であれば(ステップS1206のNO)、ベアラ再接続指示部24は、通信処理制御部21に対して、ステップS1212の再接続処理を行うための指示を出力しない。
上記で説明した常時接続のネットワーク10においては、MME12、P−GW104およびPCRF14のうちのいずれかの装置を、ネットワーク再接続システムによりベアラの再接続処理を行うポイントとしている。再接続処理を行うポイントは、上記のどの装置であっても良い。そして、ネットワーク10においては、各再接続のトリガーや無通信状態の時間等に応じて、ベアラの再接続することができる。
101……UE
102……サービス提供装置
103……S−GW
104……P−GW
11……eNB
12……MME
13……HSS
14……PCRF
22……トリガー検知部
23……再接続タイミング決定部
24……再接続指示部
31……タイマー部
32……サービス判定部
41……無通信監視部
Claims (9)
- 常時接続のネットワークにおけるベアラを再接続するための再接続トリガーを検知するトリガー検知部と、
前記トリガー検知部により前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う再接続タイミングを決定する再接続タイミング決定部と、
前記再接続タイミング決定部により決定された前記再接続タイミングに基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行うように再接続指示を出力する再接続指示部と、
前記再接続指示部から出力された前記再接続指示に基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う通信処理制御部と
を備え、
前記再接続タイミング決定部は、
前記再接続トリガーが検知されたベアラが、再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられているか否かを判定するサービス判定部を備え、
前記再接続タイミング決定部は、前記再接続トリガーが検知されたベアラのうち、前記サービス判定部により再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられていると判定されたベアラの再接続タイミングを決定することを特徴とするネットワーク再接続システム。 - 前記トリガー検知部は、
前記ベアラにおいて発信処理が行われたことを、前記再接続トリガーとして検知することを特徴とする請求項1に記載されたネットワーク再接続システム。 - 前記トリガー検知部は、
前記ベアラにおいて現在の移動機のエリアのゲートウエイ装置とは別のエリアのゲートウエイ装置が選択されたことを、前記再接続トリガーとして検知することを特徴とする請求項1に記載されたネットワーク再接続システム。 - 前記再接続タイミング決定部は、
前記トリガー検知部により前記トリガーが検知された直後を、前記再接続タイミングとすることを特徴とする請求項2または3に記載されたネットワーク再接続システム。 - 前記再接続タイミング決定部は、
計時するタイマー部を備え、
前記トリガー検知部により前記トリガーが検知された後、前記タイマー部により計時された時間が所定の時間を経過した直後を、前記再接続タイミングとすることを特徴とする請求項2または3に記載されたネットワーク再接続システム。 - 前記再接続タイミング決定部は、
前記再接続トリガーが検知されたベアラの通信状態が無通信状態であるか否かを監視する無通信監視部と、
計時するタイマー部と、
を備え、
前記タイマー部は、
前記無通信監視部により前記再接続トリガーが検知されたベアラの通信状態が無通信状態であることが判断された後、前記再接続トリガーが検知されたベアラの通信状態が無通信状態である無通信状態時間を計時し、
前記再接続タイミング決定部は、
前記タイマー部により計時された前記無通信状態時間が、所定の時間を経過した直後を、前記再接続タイミングとすることを特徴とする請求項2または3に記載されたネットワーク再接続システム。 - 常時接続のネットワークにおけるベアラを再接続するための再接続トリガーを検知するトリガー検知部と、
前記トリガー検知部により前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う再接続タイミングを決定する再接続タイミング決定部と、
前記再接続タイミング決定部により決定された前記再接続タイミングに基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行うように再接続指示を出力する再接続指示部と、
前記再接続指示部から出力された前記再接続指示に基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う通信処理制御部と
を備え、
前記トリガー検知部は、
前記ベアラにおいて発信処理が行われたことを、前記再接続トリガーとして検知し、
前記再接続タイミング決定部は、
前記再接続トリガーが検知されたベアラの通信状態が無通信状態であるか否かを監視する無通信監視部を備え、
前記無通信監視部は、
Preservation制御手順に基づいて移動機がPreservation状態に遷移したとき、前記再接続トリガーが検知されたベアラの通信状態が無通信状態であると判断することを特徴とするネットワーク再接続システム。 - 常時接続のネットワークにおけるベアラを再接続するための再接続トリガーを検知するトリガー検知部と、
前記トリガー検知部により前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う再接続タイミングを決定する再接続タイミング決定部と、
前記再接続タイミング決定部により決定された前記再接続タイミングに基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行うように再接続指示を出力する再接続指示部と、
前記再接続指示部から出力された前記再接続指示に基づいて、前記再接続トリガーが検知されたベアラの再接続処理を行う通信処理制御部と
を備え、
前記トリガー検知部は、
前記ベアラにおいて現在の移動機のエリアのゲートウエイ装置とは別のエリアのゲートウエイ装置が選択されたことを、前記再接続トリガーとして検知し、
前記再接続タイミング決定部は、
前記再接続トリガーが検知されたベアラの通信状態が無通信状態であるか否かを監視する無通信監視部を備え、
前記無通信監視部は、
Preservation制御手順に基づいて移動機がPreservation状態に遷移したとき、前記再接続トリガーが検知されたベアラの通信状態が無通信状態であると判断することを特徴とするネットワーク再接続システム。 - 前記再接続タイミング決定部は、
前記再接続トリガーが検知されたベアラが、再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられているか否かを判定するサービス判定部を備え、
前記再接続タイミング決定部は、前記再接続トリガーが検知されたベアラのうち、前記サービス判定部により再接続処理を行う必要のあるサービスに用いられていると判定されたベアラの再接続タイミングを決定することを特徴とする請求項7または8に記載されたネットワーク再接続システム。
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