JP5743084B2 - シート排出装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図7に示すように、特許文献2に記載の用紙積載装置は、傾斜した載置面を有する排紙トレイ200と、排紙トレイ200に排出された用紙Pの後端を規制する用紙後端規制部材300と、用紙Pを検知する検知手段としての透過型のフォトインタラプタ400等を備えている。この用紙積載装置において、一対の排紙ローラ500a,500bによって排紙トレイ200上に排出された用紙Pは、傾斜する排紙トレイ200の下方へ向かって移動し、用紙後端規制部材300によって用紙Pの後端が支持される。しかし、積載された用紙Pの高さが用紙後端規制部材300の上端位置を超えると、最上位の用紙がフォトインタラプタ400側へ移動し、その用紙によってフォトインタラプタ400が遮光される。これにより、用紙が満載状態となったことが検知されるようになっている。
図1に示す画像形成装置は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体100には、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkが着脱可能に装着されている。各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。なお、現像剤としては、トナーから成る一成分現像剤を用いてもよいし、トナーとキャリアから成る二成分現像剤を用いても構わない。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。次いで、図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から各感光体2の帯電面にレーザー光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
図2に示すように、積載部20は、排出された用紙Pの下面を支持する載置面25と、排出された用紙Pの排出方向(図の矢印Aの方向)の後端を支持する後端支持面26とを有する。一対の排紙ローラ19a,19bは、この積載部20の後端時紙面26側の上方に載置面25から所定の高さで配設されている。また、後端支持面26の上部であって、一対の排紙ローラ19a,19bのうちの下側の排紙ローラ19aの下部近傍には、特定の用紙P0の後端を侵入可能な凹部27が形成されている。また、この凹部27の近傍には、発光部と受光部とを有する透過型の光学センサ29が配設されており、その発光部から発する光が凹部27内を通過して受光部で受光されるようになっている。
図2の矢印の方向に回転する一対の排紙ローラ19a,19bによって用紙Pが機外に順次排出されると、排出された用紙Pは積載部20の載置面25上に積載されていく。その後、用紙Pの積載量が次第に増加していくと、積載された用紙Pのうちの最上位の用紙P0が下側の排紙ローラ19aに接触するに至る。この状態で、一対の排紙ローラ19a,19bが用紙Pを排出する際の回転方向と同方向(図2の矢印の方向)に回転することにより、図3に示すように、最上位の用紙P0は、回転する下側の排紙ローラ19aによって、凹部27内へと搬送される。そして、凹部27内へ送られた最上位の用紙P0は、凹部27の奥側の突き当て部28に突き当たって静止する。このように、最上位の用紙P0が凹部27内で静止した状態では、光学センサ29の発光部から発する光が用紙P0によって遮断され受光部で受光されなくなる。これによって、積載された用紙Pが満載状態となったことが検知される。
積載部20での用紙Pの積載量が増加し、最上位の用紙P0が下側の排紙ローラ19aに接触すると、最上位の用紙P0と下側の排紙ローラ19aとの間には、図3に示す接触力(反発力)Nが作用する。この接触力Nが大きいほど、すなわち、最上位の用紙P0と下側の排紙ローラ19aとが強く接触するほど、下側の排紙ローラ19aが最上位の用紙P0に与える搬送力Fは大きくなる。また、この搬送力Fは、最上位の用紙P0と下側の排紙ローラ19aとの間の摩擦係数μ1が大きくなることによっても増大する。従って、最上位の用紙P0に与えられる搬送力Fを、上記接触力Nと上記摩擦係数μ1とを用いて表すと、下記式(1)となる。
図4に示す実施形態に係る排紙装置18は、3つの排紙ローラ19a,19b,19cを有している点で、図2に示す上記実施形態の構成と異なる。図4において、上側の排紙ローラ19cと下側の排紙ローラ19aは、それぞれ中間の排紙ローラ19bと接触しており、いずれのローラの接触部からも用紙を排出することが可能となっている。また、各排紙ローラ19a,19b,19cは、正逆回転可能に構成されている。それ以外は、基本的に図2に示す実施形態の構成と同様となっている。
ここで、便宜的に、3つの排紙ローラ19a,19b,19cを、図の下方から順に第1の排紙ローラ19a、第2の排紙ローラ19b、第3の排紙ローラ19cと呼ぶことにする。
図5に示す排紙装置18は、2つの積載部20,30を備える。図の上側の積載部20は、上記各実施形態と同様に画像定着後に排出される用紙を積載する第1の積載部20であり、図の下側の積載部30は、第1の積載部20が満載状態となった場合にその後に排出される用紙を積載する第2の積載部30である。
まず、第1の積載部20が満載状態になるまでは、一対の排紙ローラ19a,19bによって用紙が第1の積載部20へ排出される。その後、用紙Pの積載量が増加し、最上位の用紙P0が下側の排紙ローラ19aに接触した満載状態になると、回転する排紙ローラ19aによって、最上位の用紙P0が搬送路31内に侵入し、光学センサ29によって満載状態が検知される。
図6に示すように、この実施形態では、用紙のカールを抑制する抑え部材35が図の上側の排紙ローラ19bに設けられている。詳しくは、抑え部材35は、上側の排紙ローラ19bの回転支点に回転可能に取り付けられた取付部36と、取付部36から用紙の排出方向へ延伸する抑え部37とを有する。それ以外は、図2に示す上記実施形態の構成と同様の構成である。なお、図4や図5に示す上記実施形態の構成においても、同様に、抑え部材35を設けてもよい。
19a 排紙ローラ(第1の排出回転体)
19b 排紙ローラ(第2の排出回転体)
19c 排紙ローラ(第3の排出回転体)
20 積載部(第1の積載部)
28 突き当て部
29 光学センサ(積載量検知手段)
30 積載部(第2の積載部)
35 抑え部材
F 搬送力
Q 静止力
Claims (9)
- シートを排出する排出手段と、当該排出手段によって排出されたシートを積載する積載部と、当該積載部に積載されたシートの積載量を検知する積載量検知手段とを備えたシート排出装置において、
前記排出手段は、上下に配設されると共に、シートを挟持して回転することによりそのシートを排出する一対のローラから成る下側の第1の排出回転体及び上側の第2の排出回転体を有し、
前記第1及び第2の排出回転体を前記積載部の上方に所定の高さで配設し、
前記第1の排出回転体に対してシート排出方向とは反対方向に設けられると共に、開口の上縁が前記第1の排出回転体の外周の最下部よりも上方に配設され、前記開口の下縁が前記第1の排出回転体の外周の最下部よりも下方に配設される凹部を有し、
前記積載部にシートが積載され、最上位のシートが前記第1の排出回転体に接触した状態で、第1及び第2の排出回転体がシートを排出する際の回転方向と同方向に回転することにより、最上位のシートを前記凹部内へ侵入させるように搬送し、当該凹部内に侵入した最上位のシートを前記積載量検知手段によって検知するように構成したことを特徴とするシート排出装置。 - シートを排出する排出手段と、当該排出手段によって排出されたシートを積載する積載部と、当該積載部に積載されたシートの積載量を検知する積載量検知手段とを備えたシート排出装置において、
前記排出手段は、上下に配設されると共に、シートを挟持して回転することによりそのシートを排出する下側の第1の排出回転体及び上側の第2の排出回転体を有し、
前記第1及び第2の排出回転体を前記積載部の上方に所定の高さで配設し、
前記積載部にシートが積載され、最上位のシートが前記第1の排出回転体に接触した状態で、第1及び第2の排出回転体がシートを排出する際の回転方向と同方向に回転することにより、最上位のシートを前記積載量検知手段側へ搬送し、当該最上位のシートを前記積載量検知手段によって検知するように構成すると共に、
前記第1の排出回転体を、シートを排出する際の回転方向とは逆方向にも回転可能に構成し、
前記最上位のシートが前記積載量検知手段によって検知された後、前記第1の排出回転体を前記逆方向に回転させて最上位のシートを前記積載部側へ戻すように構成したことを特徴とするシート排出装置。 - 前記第2の排出回転体に接触するように第3の排出回転体を設け、
前記最上位シートを排出した後に排出されるシートを、前記第2の排出回転体と前記第3の排出回転体との間に搬送し、回転する前記第2及び第3の排出回転体によってシートを挟持して排出するように構成した請求項2に記載のシート排出装置。 - 前記積載部から前記積載量検知手段側へ搬送された前記最上位のシート、及び当該最上位シートの後に前記積載部に排出されるシートを、他の積載部に搬送する搬送手段を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載のシート排出装置。
- 前記第1の排出回転体の表面材料を、前記最上位のシートとその下方のシートとの間の摩擦係数よりも、最上位のシートと第1の排出回転体との間の摩擦係数が大きくなるような材料で構成した請求項1から4のいずれか1項に記載のシート排出装置。
- 前記第1及び第2の排出回転体によって排出されたシートのカールを抑制するために当該シートを抑える抑え部材を備えた請求項1から5のいずれか1項に記載のシート排出装置。
- 前記積載部から前記積載量検知手段側へ搬送される前記最上位のシートを突き当てて、その最上位のシートを前記積載量検知手段が検知可能な位置で静止させる突き当て部を備え、最上位のシートが前記第1の排出回転体による搬送力と前記突き当て部による静止力を受けても、当該シートが変形しない剛性を有する請求項1から6のいずれか1項に記載のシート排出装置。
- 前記積載量検知手段によって前記最上位のシートを検知したときに、
装置内に排出される予定のシートがある場合は、少なくともそれらを装置外に排出するまで前記第1及び第2の排出回転体の駆動を継続するように構成した請求項1から7のいずれか1項に記載のシート排出装置。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載のシート排出装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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