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JP5704446B2 - ハーネスプロテクタ構造 - Google Patents

ハーネスプロテクタ構造 Download PDF

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Description

この発明はハーネスプロテクタ構造に係り、特に、内燃機関を搭載する車両に配索するハーネスの配索技術であって、蓋を閉じる際にハーネスを挟むことがないように安定して押さえることができるハーネスプロテクタ構造に関する。
内燃機関を搭載した車両の各種の電装品の配線に用いられるハーネスを束ねるテープ巻きは、遊びがあると解けてしまう恐れがあるため、変形できないように最小表面積となる正円形の断面形状としている。一方、ハーネスをテープ巻きによって束ねて断面正円形のハーネス束とするような十分な高さのある配索空間を確保できない場合、高さ空間を抑えるハーネスプロテクタの内部通路空間にハーネスを収容し、配索している。一般的に、複数のハーネスを薄くする目的のハーネスプロテクタは、テープ巻きを行わずに、ばらした個々のハーネスを収容している。
従来のハーネスプロテクタ構造には、図10に示すものがある。図10において、101は個々の単ハーネス、102は単ハーネス101を束ねたハーネス束、103はハーネスプロテクタである。ハーネスプロテクタ103は、ハーネス束102を収容する内部通路空間104を有するプロテクタ本体105を備えている。プロテクタ本体105は、底壁部106と二つの側壁部107・108とにより樋形状に形成され、一方の側壁部107の上端にヒンジ109により回動されて内部通路空間104を開閉可能な蓋110を有している。蓋110は、他方の側壁部108に設けた係止段部111に係止する係止突部112を備えている。ハーネスプロテクタ103は、蓋110の係止突部112を係止段部111に係止して内部通路空間104を閉鎖することで、内部通路空間104にハーネス束102を延出させて収容する。
このようなハーネスプロテクタ構造には、ハーネスプロテクタの内部通路空間にハーネスをスライダにより延設方向に移動可能に収容する構造のもの(特開2000−69642)や、側壁部の上端に切欠き状の収容部を形成するとともに蓋にこの蓋を閉めるときに収容部に収容される突出部を形成し、突出部には蓋が閉められるしたがい側壁部の上端面の外側から内部通路空間側に移動する周面を形成し、側壁部の上端面と蓋との間にハーネスが挟まることを防止した構造のもの(特開1997−137822)がある。
特開2000−69642号公報 特開1997−137822号公報
ところが、特許文献2のハーネスプロテクタ構造は、ハーネスの高さを抑えて配索するための構造と別に、ハーネスの挟みを防止するために切欠き状の収容部やハーネスを押す突出部を追加して設けており、また、蓋を閉じたときに突出部の周面が内部通路空間に突出してハーネスを押す構造となっている。
このため、特許文献2のハーネスプロテクタ構造は、ハーネスプロテクタにハーネスを押さえる構造と関連しない別の構造を追加する必要があり、また、内部通路空間に突出する突出部によって内部通路空間の断面積が減少するとともに、ハーネスが突出部によって外側に押されるため、安定して支持することができない。
この発明は、ハーネスを傷つけることなく内部通路空間に収容することができるハーネスプロテクタ構造を提供することを目的とし、また、ハーネスを安定的に支持できる固定構造を提供すること、省スペースで組み付け作業が簡単な固定構造を提供することを副次的な目的とする。
この発明は、ヒンジによる回動により開閉可能な蓋を有するとともに、前記蓋によって閉塞される内部通路空間にハーネス束を延出させて収容するハーネスプロテクタ構造において、前記ハーネスプロテクタの底壁部にハーネス束の延出方向と交差する方向に延出し、周囲の底壁部より隆起する隆起部を設け、この隆起部の下方には空間が形成されたことを特徴とする。
この発明のハーネスプロテクタ構造は、ハーネスプロテクタの底壁部に設けた隆起部が交差方向に延出する形状を呈するため、その隆起部の形状を利用して、内部通路空間に入れ込む際に束ねられていない単ハーネスを隆起部との間で作業者が手指で無理なく安定して押さえることができ、蓋を閉じる際に個々の単ハーネスを挟んでしまうことがない。
図1はハーネスプロテクタの長辺部分のハーネス束延出方向の断面図である。(実施例) 図2はハーネスプロテクタの長辺部分のハーネス束延出方向と交差する方向の断面図である。(実施例) 図3はハーネスプロテクタの長辺部分のヒンジ部分の拡大断面図である。(実施例) 図4はハーネスプロテクタのハーネス束延出方向の断面図である。(実施例) 図5は図4の線A部分に収容したハーネス束の断面図である。(実施例) 図6は図4の線B部分に収容したハーネス束の断面図である。(実施例) 図7は図4の線C部分に収容したハーネス束の断面図である。(実施例) 図8は蓋を開けた状態のハーネスプロテクタの斜視図である。(実施例) 図9はエンジンマウントに支持したハーネスプロテクタの斜視図である。(実施例) 図10はハーネスプロテクタのハーネス束延出方向と交差する方向の断面図である。(従来例)
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図9は、この発明の実施例を示すものである。図9において、1は内燃機関、2はシリンダブロック、3はスロットルボディ、4はマウントブラケットである。内燃機関1の周囲に配索する個々の単ハーネス5を束ねたハーネス束6(図5〜図7参照)は、その先端が分岐して内燃機関1の各部および艤装部品に繋がり、基端側は車両の車体に配索され支持される。内燃機関1の艤装部品は、内燃機関1を車両に縦置かつ傾斜搭載するための前記マウントブラケット4である。このマウントブラケット4は、内燃機関1のシリングブロック2の壁面に取り付けられ、エンジンマウント7を介して内燃機関1を車体に弾性的に支持する。一方、このマウントブラケット4の上方の少し離れた位置には、内燃機関1のスロットルボディ3が配置されている。
前記マウントブラケット4は、厚い板金を用いた板金ブラケットであり、曲げ加工や溶接を施すことによってコ字状の断面形状、または、ロ字状の閉断面の構造を有する形状を呈している。図9に示すマウントブラケット4は、曲げ加工によってコ字状の断面形状としたブラケット本体8を設け、ブラケット本体8の開放部分に溶接を施して板金のカバー体9を足すことによって、概して、ロ字状の閉断面の構造を有する形状を呈する。マウントブラケット4の上面は、上面を形成する板金のカバー体9が、ブラケット本体8の底壁から立ち上がる二つの厚い板金による側壁10・11の上端の突出部12・13より少し一段低く下がった下がり部14となっている。マウントブラケット4は、突出した両端の突出部12・13と下がり部14との高低差によって、下がり部14上の側壁10・11間に極めて薄く偏平な空間S1を形成している。
前記マウントブラケット4には、上面を幅方向に横断するようにハーネスプロテクタ15を配置している。このハーネスプロテクタ15の部分を通るハーネス束6は、内燃機関1のクランク軸方向に沿って配索することになる。ハーネス束6は、ハーネスプロテクタ15によって保護されていない範囲は、基本的に、断面円形であり、保護チューブによって被覆されている。
前記ハーネスプロテクタ15は、図8に示すように、全体形状として平面視でL字状を呈し、ハーネス束6を通すL字状の内部通路空間16・17を有する樋形状のプロテクタ本体18を備える。樋形状のプロテクタ本体18は、底壁部19と底壁部19の両側から立ち上がる二つの側壁部20・21とを有し、上方に開放している。プロテクタ本体18は、L字状の短辺部分22と長辺部分23とのそれぞれに、内部通路空間16・17に沿う開口部を部分的に閉塞する開閉可能な蓋24・25を一体的に備える。L字状の短辺部分22と長辺部分23とが接合する部分は、蓋24・25によって閉塞されない上方が開放された開放部分26となっている。ハーネスプロテクタ15は、プロテクタ本体18のL字状の長辺部分23を利用して、マウントブラケット4の上部に取り付け支持する。
前記蓋24・25は、薄肉部によって形成したヒンジ27・28によって、樋形状の内部通路空間16・17を構成する一方の側壁部20の上端付近に一体化して設けてある。短辺部分22の蓋24は、幅方向一側に連結したヒンジ27により一方の側壁部20の上端に回動可能に連結されて内部通路空間16を開閉可能とし、幅方向他側に係止突部29を備えている。短辺部分22の他方の側壁部21には、蓋24を閉じたときに係止突部29が係止する係止段部30を備えている。長辺部分23の蓋25は、幅方向一側に連結したヒンジ28により一方の側壁部20の上端に回動可能に連結されて内部通路空間17を開閉可能とし、幅方向他側に係止突部31を備えている。長辺部分23の他方の側壁部22には、蓋25を閉じたときに係止突部31が係止する係止段部32を備えている。
ハーネスプロテクタ15は、各蓋24・25をそれぞれヒンジ27・28により閉塞方向に回動させ、各係止突起29・31をそれぞれ係止段部30・32に係止して内部通路空間16・17を閉鎖することで、内部通路空間16・17にハーネス束6を延出させて収容する。
ハーネスプロテクタ15の短辺部分22によって保護される部分(図4のA)のハーネス束6は、図5に示すように、テープ33によるテープ巻きが施されており、ハーネス束6の束毎に断面円形となっている。また、ハーネスプロテクタ15の開放部分26と長辺部分23の一部とによって保護される部分(図4のB)のハーネス束6は、図6に示すように、個々の単ハーネス5がやや余裕を持った状態で接する扁平な形状となっている。さらに、ハーネスプロテクタ15の長辺部分23によって保護される部分(図4のC)のハーネス束6は、図7に示すように、個々の単ハーネス5が緊密な状態で接する扁平な形状となっている。
前記ハーネスプロテクタ15は、マウントブラケット4の閉断面を構成する4面(ブラケット本体8の底壁、側壁10・11、カバー体9)のうち一つの角を挟む2面(一方の側壁10、カバー体9)に臨むようにして、配置して設けている。ハーネスプロテクタ15の開放部分26から離間した長辺部分23の端側には、図1に示すように、プロテクタ本体18の底壁部19に、ハーネス束6の延出方向と交差する方向に延出し、周囲の底壁部19より隆起する隆起部34を設けている。
このように、ハーネスプロテクタ15は、長辺部分23の底壁部19に設けた隆起部34がハーネス束6に対して交差する方向に延出する形状を呈するため、その隆起部34の形状を利用して、内部通路空間17に入れ込む際に束ねられていない単ハーネス5を隆起部34との間で作業者が手指で無理なく安定して押さえることができ、蓋25を閉じる際に個々の単ハーネス5を挟んでしまうことがない。
また、前記ハーネスプロテクタ15は、図2・図3に示すように、長辺部分23の内部通路空間17を形成する2つの側壁部20・21の一方の側壁部20の上端面35であり、蓋25の閉塞により消失する上端面35のヒンジ28脇の幅aを、ハーネス束6の単ハーネス5の直径Rの12割未満の寸法として設けている。
ここで、前記ヒンジ28脇の幅aを単ハーネス5の直径Rの12割未満の寸法とする点について、図3を用いて説明する。
図3に矢印で示すように、半径rを有する単ハーネス5の蓋25による押し出し方向と挟み込み方向に対して、境界角度θ(側壁部20の上端面35と蓋25の内面36とのなす角度)を45度とした場合において、
上端面35及び内面36のヒンジ28側で交差する点をE、
単ハーネス5の中心Dを通り上端面35に垂直な線分yが上端面35と交差する点をF、
単ハーネス5の中心Dを通り上端面35に垂直な線分yが内面36と交差する点をG、
単ハーネス5の中心Dを通り内面36に垂直な線分zが内面36と交差する点をH、
とする。
三角形EFGは、直角EFGを挟む2辺EF、FGの長さをa、直角EFGに対向する辺EGの長さをa*√2とする二等辺三角形である。また、三角形GHDは、直角GHDを挟む2辺DH、HGの長さをr、直角GHDに対向する辺DGの長さをr*√2とする二等辺三角形である。
よって、蓋25の閉塞により消失する上端面35のヒンジ28脇の幅aは、
・a=r+r*√2
であり、√2≒1.4とすると、
・a=r(1+1.4)=2.4r
単ハーネス5の直径R=2rなので、
・a≒1.2R
となるので、ハーネスプロテクタ15のヒンジ28脇の幅aを単ハーネス5の直径Rの12割未満の寸法とし、ヒンジ28を設けた側壁部20の上端に内部通路空間17側に傾斜する傾斜面37を形成している。
このように、ハーネスプロテクタ15は、ばらになっている単ハーネス5が載置される側壁部20の上端面35を実質的になくすことで、ヒンジ28近傍の側壁部20の上端面35で単ハーネス5が蓋25に挟み込まれる状態をなくすことができる。また、ヒンジ28近傍の側壁部20の上端面35に位置する単ハーネス5は、傾斜面37によって内部通路空間17側に容易に移動させることができる。
なお、ハーネスプロテクタ15は、図2に示すように、他の側壁部21の上端面38の幅を単ハーネス5の直径Rの12割未満の寸法とし、他の側壁部21の上端に内部通路空間17側に傾斜する傾斜面39を形成することによって、蓋25の閉塞時に上端面38に位置する単ハーネス5を蓋25に挟み込まれないように、傾斜面39によって内部通路空間17側に容易に移動させることができる。
前記ハーネスプロテクタ15は、前記マウントブラケット4の上面を幅方向に横断するように配置している。ハーネスプロテクタ15は、マウントブラケット4の一つの角を挟む2面(一方の側壁10、カバー体9)に臨むようにして、配置して設けている。ハーネスプロテクタ15の開放部分26から離間した長辺部分23の端側には、図1に示すように、プロテクタ本体18の底壁部19に、ハーネス束6の延出方向と交差する方向に延出し、周囲の底壁部19より隆起する前記隆起部34を設けている。
この隆起部34は、マウントブラケット4に当接する当接部として機能し、所定の高さがあり、直立面を有する段部として形成すれば良いが、この実施形態での隆起部(当接部)34は、ハーネスプロテクタ15の長辺部分23の内部通路空間17が浅くなるように底壁部19を突き上げるとともに、この突き上げに伴って形成される段部の縦壁面部40から下方に延出する縦壁41を設けている。この縦壁41は、底壁部19のうち相対的に低い方となる基準の底壁部19から下方に突出することにより、マウントブラケット4の側壁11に対向し当接する面積を広く確保している。ハーネスプロテクタ15は、この当接により、後述するクランプ部44だけではマウントブラケット4の側壁11に沿って回転する方向の自由度が残るのを位置決めし、安定的に固定することができる。
隆起部34ともなる底壁部19の突き上げ形状は、内部通路空間17を形成する樋形状の幅方向にそって全幅にわたって一様に形成される。これにより生じた底壁部19下方、つまり隆起部34下方の空間S2は、マウントブラケット4の一方の側壁11の延出方向に沿って延出したその端面の突出部13を収容する。ハーネスプロテクタ15は、空間S2への突出部13の収容によって、コンパクトに収めるのと同時に、隆起部(当接部)34によって当接する面積を拡大できる。
前記ハーネスプロテクタ15は、図1・図4に示すように、長辺部分23の底壁部19に、その25がなく開放された開放部分26の範囲に跨り、側面視で逆台形状に下方に膨出させて膨出部42を設けている。この膨出部42は、前述したマウントブラケット4の下がり部14上の極めて薄い偏平な空間S1を利用して設けている。
膨出部42の底面(平坦面部)には、マウントブラケット4のカバー部9に開けた孔43に嵌るクランプ部44を、突出するように設けている。クランプ部44をカバー部9に開けた孔43に嵌め込むことにより、隆起部34だけではマウントブラケット4のカバー部9の延出方向にスライド移動してしまう自由度が残るのを位置決めして、安定的に固定することができる。
ハーネスプロテクタ15の底壁部19に設けた回り止めとして機能する隆起部34と、ずれ止めとして機能するクランプ部44とが協働して、ハーネスプロテクタ15をマウントブラケット4の角を挟む2面に跨るように保持して、安定して支持することができる。ハーネスプロテクタ15の底壁部19の構造だけなので、省スペースである。マウントブラケット4のカバー部9の上面に載置するように、ハーネスプロテクタ15のクランプ部44を孔43に嵌めるだけなので、組み付け作業が簡単である。
前記クランプ部44を設けた膨出部42は、図4に示すように、ハーネスプロテクタ15の底壁部19のうち、突き上げられた底壁部19(隆起部34)と比べて相対的に低い方となる基準面の底壁部19から下方に突出することにより、マウントブラケットのカバー部9の上面に生じた凹み空間S1を利用して、設けている。また、突き上げられた底壁部19(隆起部34)に対して、クランプ部44を挟んで反対側(L字状の短辺部分22側)も、底壁部19が突き上げられる形状としている。
これらにより、クランプ部44を設けた膨出部42の底面が相対的に低くなることで、ハーネス5を収容する長辺部分23の内部通路空間17である樋形状の深さが深くなり、収容されるハーネス5の束の断面形状が変化していても遊びを吸収し、その収まりを向上することができる。
この発明は、ハーネスを傷つけることなく内部通路空間に収容することができるハーネスプロテクタ構造を提供するものであり、ハーネスを収容するプロテクタにかぎらず、ヒンジにより開閉可能な蓋を有し、索状体を収容するプロテクタに適用することができ、単純なコ字状の断面形状を呈するものや、中空管の外形を変え一部を凹ませるように形状を整えたものなどでも良い。
1 内燃機関
4 マウントブラケット
5 ハーネス
6 ハーネス束
15 ハーネスプロテクタ
16 内部通路空間
17 内部通路空間
19 底壁部
20 側壁部
21 側壁部
22 短辺部分
23 長辺部分
24 蓋
25 蓋
26 開放部分
27 ヒンジ
28 ヒンジ
29 係止突部
30 係止段部
31 係止突部
32 係止段部
34 隆起部
35 上端面
36 内面
37 傾斜面

Claims (3)

  1. ヒンジによる回動により開閉可能な蓋を有するとともに、前記蓋によって閉塞される内部通路空間にハーネス束を延出させて収容するハーネスプロテクタ構造において、前記ハーネスプロテクタの底壁部にハーネス束の延出方向と交差する方向に延出し周囲の底壁部より隆起する隆起部を設け、この隆起部の下方には空間が形成されたことを特徴とするハーネスプロテクタ構造。
  2. 前記隆起部に形成される縦壁面部から下方に延出する縦壁を設け、この縦壁は底壁部から下方に突出することを特徴とする請求項1に記載のハーネスプロテクタ構造。
  3. 前記ハーネスプロテクタの前記内部通路空間を形成する側壁部の上端面であり前記蓋の閉塞により消失する上端面の前記ヒンジ脇の幅を、前記ハーネス束の単ハーネスの直径の12割未満の寸法として設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のハーネスプロテクタ構造。
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