JP5678730B2 - インバータ回路および表示装置 - Google Patents
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Description
1.第1の実施の形態(図1〜図8)
2.第2の実施の形態(図9〜図13)
3.上記各実施の形態の変形例(図14〜図17)
4.第3の実施の形態(図18〜図25)
5.上記第3の実施の形態の変形例(図26〜図28)
6.適用例(図29〜図35)
[構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るインバータ回路1の全体構成の一例を表したものである。図2(A),(B)は、図1のインバータ回路1の入出力信号波形の一例を表したものである。インバータ回路1は、入力端子INに入力されたパルス信号の信号波形(例えば図2(A))をほぼ反転させたパルス信号(例えば図2(B))を出力端子OUTから出力するものである。インバータ回路1は、アモルファスシリコンやアモルファス酸化物半導体上に好適に形成されるものであり、例えば、互いに同一チャネル型の3つのトランジスタTr1,Tr2,Tr3を備えたものである。インバータ回路1は、上記の3つのトランジスタTr1,Tr2,Tr3の他に、2つの容量素子C1,C2と、入力端子INおよび出力端子OUTとを備えており、3Tr2Cの回路構成となっている。
Cb(Vdd−Vss)/(Ca+Cb)>Vth2…(1)
次に、図3〜図8を参照しつつ、インバータ回路1の動作の一例について説明する。図3は、インバータ回路1の動作の一例を表す波形図である。図4〜図8は、インバータ回路1の一連の動作の一例を表す回路図である。
ところで、例えば、図37に示したような従来のインバータ回路200は、2つのnチャネルMOS型のトランジスタTr11,Tr12が直列接続された単チャネル型の回路構成となっている。インバータ回路200では、例えば、図38に示したように、入力電圧VinがVssとなっている時、出力電圧VoutがVddとはならず、Vdd−Vthとなってしまう。つまり、出力電圧Voutには、トランジスタTr12の閾値電圧Vthが含まれており、出力電圧Voutは、トランジスタTr12の閾値電圧Vthのばらつきの影響を大きく受けてしまう。
[構成]
図9は、本発明の第2の実施の形態に係るインバータ回路2の全体構成の一例を表したものである。インバータ回路2は、上記実施の形態のインバータ回路1と同様、入力端子INに入力されたパルス信号の信号波形(例えば図2(A))をほぼ反転させたパルス信号(例えば図2(B))を出力端子OUTから出力するものである。インバータ回路2は、遅延素子3を備えている点で、上記実施の形態のインバータ回路1の構成と相違する。そこで、以下では、上記実施の形態との相違点を主に説明し、上記実施の形態との共通点の説明を適宜省略するものとする。
図11は、インバータ回路2の動作の一例を表したものである。なお、図11には、遅延素子3として、図10(D)に示した回路構成を有するものが用いられたときの波形が示されている。インバータ回路2の基本的な動作は、図3〜図8に示すものと同様である。図3〜図8に示すものと相違する箇所は、入力電圧Vinがハイ(Vdd)からロー(Vss)に変移(低下)するときと、ロー(Vss)からハイ(Vdd)に変移(上昇)するときにある。なお、Vg3は、トランジスタTr3のゲート電圧である。また、Vth3は、トランジスタTr3の閾値電圧である。
上記各実施の形態では、トランジスタTr1,Tr2,Tr3が、nチャネルMOS型のTFTにより形成されていたが、例えば、pチャネルMOS型のTFTにより形成されていてもよい。ただし、この場合には、高電圧線L2と低電圧線L1との位置関係が入れ替わり、さらに、トランジスタTr1,Tr2,Tr3がロー(Vss)からハイ(Vdd)に変移(上昇)する時の過渡応答と、トランジスタTr1,Tr2,Tr3がハイ(Vdd)からロー(Vss)に変移(下降)する時の過渡応答とが互いに逆となる。
[構成]
図18は、本発明の第3の実施の形態に係るインバータ回路5の全体構成の一例を表したものである。図19は、図18のインバータ回路5の入出力信号波形の一例を表したものである。インバータ回路5は、入力端子INに入力されたパルス信号の信号波形(例えば図19(A))をほぼ反転させたパルス信号(例えば図19(D))を出力端子OUTから出力するものである。インバータ回路5は、アモルファスシリコンやアモルファス酸化物半導体上に好適に形成されるものであり、例えば、互いに同一チャネル型の7つのトランジスタTr1〜Tr7を備えたものである。インバータ回路5は、上記の7つのトランジスタTr1〜Tr7の他に、2つの容量素子C1,C2と、3つの入力端子IN1〜IN3と、出力端子OUTとを備えており、7Tr2Cの回路構成となっている。
Cb(Vdd2−Vss)/(Ca+Cb)>Vth5…(2)
次に、図19〜図28を参照しつつ、インバータ回路5の動作の一例について説明する。図19は、インバータ回路5の動作の一例を表す波形図である。図20〜図28は、インバータ回路5の一連の動作の一例を表す回路図である。
本実施の形態のインバータ回路5では、トランジスタTr1,Tr2が同時にオンしたり、トランジスタTr4,Tr5が同時にオンしたりしている期間がほとんどないようにした。これにより、トランジスタTr1,Tr2およびトランジスタTr4,Tr5を介して、高電圧線L2,L3と低電圧線L1との間を流れる電流(貫通電流)はほとんど存在しないので、消費電力を抑えることができる。また、トランジスタTr1,Tr3,Tr4,Tr6のそれぞれのゲート電圧がハイ(Vdd)からロー(Vss)に変移(低下)したときに出力電圧Voutが高電圧線L2側の電圧となり、トランジスタTr1,Tr3,Tr4,Tr6のそれぞれのゲート電圧がロー(Vss)からハイ(Vdd)に変移(上昇)したときに出力電圧Voutが低電圧線L1側の電圧となるようにした。これにより、出力電圧Voutのばらつきをなくすことができる。その結果、例えば、画素回路内の駆動トランジスタの閾値補正や移動度補正の、画素回路ごとのばらつきを低減することができ、さらには画素ごとの輝度のばらつきを低減することができる。
上記実施の形態のインバータ回路5において、例えば、図26に示したように、トランジスタTr2のゲートと、トランジスタTr2のソース(出力端子OUT側の端子)との間に、容量素子C3が設けられていてもよい。このようにした場合には、トランジスタTr5に接続していた高電圧線L3を、高電圧線L2に置き換えることが可能となる。つまり、容量素子C3を設けることにより、トランジスタTr2,Tr5を互いに同一の電圧線(高電圧線L2)に接続することが可能となる。このとき、各トランジスタTr2,Tr5のソースおよびドレインのうち高電圧線L2側の端子は、互いに同電位となる。
図29は、上記実施の形態およびその変形例に係るインバータ回路1の適用例の一例である表示装置100の全体構成の一例を表したものである。この表示装置100は、例えば、表示パネル110と、表示パネル110を駆動する駆動回路120とを備えている。表示パネル110が本発明の「表示部」の一具体例に相当し、駆動回路120が本発明の「駆動部」の一具体例に相当する。
表示パネル110は、複数の表示画素114が2次元配置された表示領域110Aを有しており、各表示画素114が駆動回路120によって駆動されることにより、表示領域110Aに映像を表示するものである。各表示画素114は、互いに隣り合う3つの画素113R,113G,113Bからなる。なお、以下では、各画素113R,113G,113Bの総称として画素113を適宜、用いるものとする。
次に、駆動回路120内の各回路について、図29、図30、図31を参照して説明する。なお、図31は、同期信号の波形の一例と、駆動回路120から各書込線WSLに出力される電圧波形の一例とを表したものである。駆動回路120は、タイミング生成回路121、映像信号処理回路122、信号線駆動回路123、書込線駆動回路124および電源線駆動回路125を有している。また、駆動回路120は、上記実施の形態およびその変形例における各種電源(具体的には低電圧線L1および高電圧線L2,L3,L4等に接続された電源)も有している。
まず、Vth補正の準備を行う。具体的には、書込線WSLの電圧がVoffとなっており、電源線DSLの電圧がVccHとなっている時(つまり有機EL素子111が発光している時)に、電源線駆動回路125が電源線DSLの電圧をVccHからVccLに下げる(T1)。すると、ソース電圧VsがVccLとなり、有機EL素子111が消光する。その後、信号線DTLの電圧がVofsとなっている時に書込線駆動回路124が書込線WSLの電圧をVofsからVonに上げ、駆動トランジスタTr100のゲートをVofsとする。
次に、Vthの補正を行う。具体的には、書込みトランジスタTr200がオンしており、信号線DTLの電圧がVofsとなっている間に、電源線駆動回路125が電源線DSLの電圧をVccLからVccHに上げる(T2)。すると、駆動トランジスタTr100のドレイン−ソース間に電流が流れ、ソース電圧Vsが上昇する。その後、信号線駆動回路123が信号線DTLの電圧をVofsからVsigに切り替える前に、書込線駆動回路124が書込線WSLの電圧をVonからVoffに下げる(T3)。すると、駆動トランジスタTr100のゲートがフローティングとなり、Vthの補正が休止する。
Vth補正が休止している期間中は、例えば、先のVth補正を行った行(画素)とは異なる他の行(画素)において、信号線DTLの電圧のサンプリングが行われる。なお、このとき、先のVth補正を行った行(画素)において、ソース電圧VsがVofs−Vthよりも低いので、Vth補正休止期間中にも、先のVth補正を行った行(画素)において、駆動トランジスタTr100のドレイン−ソース間に電流が流れ、ソース電圧Vsが上昇し、保持容量Csを介したカップリングによりゲート電圧Vgも上昇する。
次に、Vth補正を再び行う。具体的には、信号線DTLの電圧がVofsとなっており、Vth補正が可能となっている時に、書込線駆動回路124が書込線WSLの電圧をVofsからVonに上げ、駆動トランジスタTr100のゲートをVofsにする(T4)。このとき、ソース電圧VsがVofs−Vthよりも低い場合(Vth補正がまだ完了していない場合)には、駆動トランジスタTr100がカットオフするまで(ゲート−ソース間電圧VgsがVthになるまで)、駆動トランジスタTr100のドレイン−ソース間に電流が流れる。その後、信号線駆動回路123が信号線DTLの電圧をVofsからVsigに切り替える前に、書込線駆動回路124が書込線WSLの電圧をVonからVoffに下げる(T5)。すると、駆動トランジスタTr100のゲートがフローティングとなるので、ゲート−ソース間電圧Vgsを信号線DTLの電圧の大きさに拘わらず一定に維持することができる。
Vth補正休止期間が終了した後、書き込みとμ補正を行う。具体的には、信号線DTLの電圧がVsigとなっている間に、書込線駆動回路124が書込線WSLの電圧をVoffからVonに上げ(T6)、駆動トランジスタTr100のゲートを信号線DTLに接続する。すると、駆動トランジスタTr100のゲート電圧Vgが信号線DTLの電圧Vsigとなる。このとき、有機EL素子111のアノード電圧はこの段階ではまだ有機EL素子111の閾値電圧Velよりも小さく、有機EL素子111はカットオフしている。そのため、電流は有機EL素子111の素子容量(図示せず)に流れ、素子容量が充電されるので、ソース電圧VsがΔVxだけ上昇し、やがてゲート−ソース間電圧VgsがVsig+Vth−ΔVxとなる。このようにして、書き込みと同時にμ補正が行われる。ここで、駆動トランジスタTr100の移動度μが大きい程、ΔVxも大きくなるので、ゲート−ソース間電圧Vgsを発光前にΔVxだけ小さくすることにより、画素113ごとの移動度μのばらつきを取り除くことができる。
最後に、書込線駆動回路124が書込線WSLの電圧をVonからVoffに下げる(T7)。すると、駆動トランジスタTr100のゲートがフローティングとなり、駆動トランジスタTr100のドレイン−ソース間に電流が流れ、ソース電圧Vsが上昇する。その結果、有機EL素子111に閾値電圧Vel以上の電圧が印加され、有機EL素子111が所望の輝度で発光する。
Claims (8)
- 互いに同一チャネル型の第1トランジスタ、第2トランジスタ、第3トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ、第6トランジスタおよび第7トランジスタと、
第1容量素子および第2容量素子と、
第1入力端子、第2入力端子、第3入力端子および出力端子と
を備え、
前記第1トランジスタは、前記第1入力端子の電圧と第1電圧線の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて前記出力端子と前記第1電圧線との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第2トランジスタは、当該第2トランジスタのゲート電圧と、前記出力端子の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて第2電圧線と前記出力端子との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第3トランジスタは、前記第2入力端子の電圧と第3電圧線の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて前記第5トランジスタのゲートと前記第3電圧線との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第4トランジスタは、前記第2入力端子の電圧と第4電圧線の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて前記第5トランジスタのソースまたはドレインである第1端子と前記第4電圧線との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第1容量素子および前記第2容量素子は、前記第2入力端子と前記第5トランジスタのゲートとの間に直列に挿入されており、
前記第1容量素子と前記第2容量素子との電気的な接続点が、前記第1端子に電気的に接続されており、
前記第5トランジスタは、前記第1容量素子の端子間電圧またはそれに対応する電圧に応じて第5電圧線と前記第1端子との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第6トランジスタは、前記第1入力端子の電圧と第6電圧線の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて前記第2トランジスタのゲートと前記第6電圧線との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第7トランジスタは、前記第3入力端子を介して当該第7トランジスタのゲートに入力される信号に応じて前記第1端子と前記第2トランジスタのゲートとの電気的な接続を継断するようになっている
インバータ回路。 - 互いに同一チャネル型の第1トランジスタ、第2トランジスタ、第3トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ、第6トランジスタおよび第7トランジスタと、
第1容量素子および第2容量素子と、
第1入力端子、第2入力端子、第3入力端子および出力端子と
を備え、
前記第1トランジスタでは、ゲートが前記第1入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが第1電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第1電圧線に未接続の端子が前記出力端子に電気的に接続され、
前記第2トランジスタでは、ゲートが前記第7トランジスタのドレインまたはソースに接続され、ドレインまたはソースが第2電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第2電圧線に未接続の端子は前記出力端子に電気的に接続され、
前記第3トランジスタでは、ゲートが前記第2入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが第3電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第3電圧線に未接続の端子が前記第5トランジスタのゲートに電気的に接続され、
前記第4トランジスタでは、ゲートが前記第2入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが第4電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第4電圧線に未接続の端子が前記第5トランジスタのドレインまたはソースである第1端子に電気的に接続され、
前記第1容量素子および前記第2容量素子は、前記第2入力端子と前記第5トランジスタのゲートとの間に直列に挿入されており、
前記第1容量素子と前記第2容量素子との電気的な接続点が、前記第1端子に電気的に接続されており、
前記第5トランジスタでは、ゲートが前記第3トランジスタのドレインおよびソースのうち前記第3電圧線に未接続の端子に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第1端子とは異なる端子が第5電圧線に電気的に接続され、
前記第6トランジスタでは、ゲートが前記第1入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが第6電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第6電圧線に未接続の端子が前記第2トランジスタのゲートに電気的に接続され、
前記第7トランジスタでは、ゲートが前記第3入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが前記第1端子に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第1端子に未接続の端子が前記第2トランジスタのゲートに電気的に接続されている
インバータ回路。 - 前記第2容量素子は、前記第5トランジスタのゲート側に挿入されており、
前記第2容量素子の容量は、前記第1容量素子の容量よりも大きくなっている
請求項1または請求項2に記載のインバータ回路。 - 前記第1容量素子および前記第2容量素子のそれぞれの容量は、以下の式を満たす
請求項3に記載のインバータ回路。
Cb(Vdd2−Vss)/(Ca+Cb)>Vth5
Ca:前記第1容量素子の容量
Cb:前記第2容量素子の容量
Vdd2:前記第5電圧線の電圧
Vss:前記第4電圧線の電圧
Vth5:前記第5トランジスタの閾値電圧 - 前記第1電圧線、前記第3電圧線、前記第4電圧線および前記第6電圧線は、互いに同電位となっている
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のインバータ回路。 - 前記第2電圧線および前記第5電圧線は、前記第1電圧線、前記第3電圧線、前記第4電圧線および前記第6電圧線の電圧よりも高電圧を出力する電源に接続されている
請求項5に記載のインバータ回路。 - 行状に配置された複数の走査線と、列状に配置された複数の信号線と、行列状に配置された複数の画素とを含む表示部と、
各画素を駆動する駆動部と
を備え、
前記駆動部は、前記走査線ごとに設けられた複数のインバータ回路を有し、
前記インバータ回路は、
互いに同一チャネル型の第1トランジスタ、第2トランジスタ、第3トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ、第6トランジスタおよび第7トランジスタと、
第1容量素子および第2容量素子と、
第1入力端子、第2入力端子、第3入力端子および出力端子と
を有し、
前記第1トランジスタは、前記第1入力端子の電圧と第1電圧線の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて前記出力端子と前記第1電圧線との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第2トランジスタは、当該第2トランジスタのゲート電圧と、前記出力端子の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて第2電圧線と前記出力端子との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第3トランジスタは、前記第2入力端子の電圧と第3電圧線の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて前記第5トランジスタのゲートと前記第3電圧線との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第4トランジスタは、前記第2入力端子の電圧と第4電圧線の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて前記第5トランジスタのソースまたはドレインである第1端子と前記第4電圧線との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第1容量素子および前記第2容量素子は、前記第2入力端子と前記第5トランジスタのゲートとの間に直列に挿入されており、
前記第1容量素子と前記第2容量素子との電気的な接続点が、前記第1端子に電気的に接続されており、
前記第5トランジスタは、前記第1容量素子の端子間電圧またはそれに対応する電圧に応じて第5電圧線と前記第1端子との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第6トランジスタは、前記第1入力端子の電圧と第6電圧線の電圧との電位差またはそれに対応する電位差に応じて前記第2トランジスタのゲートと前記第6電圧線との電気的な接続を継断するようになっており、
前記第7トランジスタは、前記第3入力端子を介して当該第7トランジスタのゲートに入力される信号に応じて前記第1端子と前記第2トランジスタのゲートとの電気的な接続を継断するようになっている
表示装置。 - 行状に配置された複数の走査線と、列状に配置された複数の信号線と、行列状に配置された複数の画素とを含む表示部と、
各画素を駆動する駆動部と
を備え、
前記駆動部は、前記走査線ごとに設けられた複数のインバータ回路を有し、
前記インバータ回路は、
互いに同一チャネル型の第1トランジスタ、第2トランジスタ、第3トランジスタ、第4トランジスタ、第5トランジスタ、第6トランジスタおよび第7トランジスタと、
第1容量素子および第2容量素子と、
第1入力端子、第2入力端子、第3入力端子および出力端子と
を備え、
前記第1トランジスタでは、ゲートが前記第1入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが第1電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第1電圧線に未接続の端子が前記出力端子に電気的に接続され、
前記第2トランジスタでは、ゲートが前記第7トランジスタのドレインまたはソースに接続され、ドレインまたはソースが第2電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第2電圧線に未接続の端子は前記出力端子に電気的に接続され、
前記第3トランジスタでは、ゲートが前記第2入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが第3電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第3電圧線に未接続の端子が前記第5トランジスタのゲートに電気的に接続され、
前記第4トランジスタでは、ゲートが前記第2入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが第4電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第4電圧線に未接続の端子が前記第5トランジスタのドレインまたはソースである第1端子に電気的に接続され、
前記第1容量素子および前記第2容量素子は、前記第2入力端子と前記第5トランジスタのゲートとの間に直列に挿入されており、
前記第1容量素子と前記第2容量素子との電気的な接続点が、前記第1端子に電気的に接続されており、
前記第5トランジスタでは、ゲートが前記第3トランジスタのドレインおよびソースのうち前記第3電圧線に未接続の端子に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第1端子とは異なる端子が第5電圧線に電気的に接続され、
前記第6トランジスタでは、ゲートが前記第1入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが第6電圧線に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第6電圧線に未接続の端子が前記第2トランジスタのゲートに電気的に接続され、
前記第7トランジスタでは、ゲートが前記第3入力端子に電気的に接続され、ドレインまたはソースが前記第1端子に電気的に接続され、ドレインおよびソースのうち前記第1端子に未接続の端子が前記第2トランジスタのゲートに電気的に接続されている
表示装置。
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