JP5672363B2 - 固体撮像素子およびカメラシステム - Google Patents
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Description
グローバルシャッター方式では全ての画素に同時にシャッター動作を行うのに対し、ローリングシャッター方式では1〜数行ずつの単位で電子シャッター動作を行う。
多くの場合、グローバルシャッター方式でもローリングシャッター方式でも、リードは1〜数行ずつの単位で行う。ローリングシャッター方式における電子シャッターを行う行と、リードを行う行は時間とともにシフトしていく。
図1において、横軸は時間を、縦軸はリード動作を行っているリード行とシャッター動作を行っているシャッター行のアドレスを示している。横軸の単位は1行の読み出し期間である水平読み出し期間(H)である。
シャッター行とリード行はそれぞれ、アドレスLSからアドレスLEまでのLn行を、1水平読み出し期間(1H)毎にシフトして、順次選択して行く。
この場合、シャッター動作はリードよりも時間Tint分だけ早く終了することになる。
図1の例では、期間t1ではシャッターとリードを同時に行い、期間t2ではリードのみが行われる。
これはシャッターと読み出しが同時に行われる場合と、リードのみが行われる場合とで、電源負荷が変わり、読み出される出力値が変わってしまうことに起因する。
この方法では、図1に示すように、アドレスLS〜LEまでのシャッター動作が終了した後に、ダミー行のシャッター動作を行い、リードを行う期間t1とt2で、電源負荷が一定になるようにしている。
しかしながら、フレーム間で蓄積時間を変えた場合には、行によってリードと共に切られるシャッターの数が変わってしまい、シャッター段差が発生するという不利益がある。
この場合、ダミーシャッターDST1に加えてダミーシャッターDST2を設けることで、常に2フレーム分のシャッター動作を行っている。
たとえば、センサの全ての画素を読み出す以外に、複数の画素の信号を同時に読み出す「加算」、行や列を飛ばしながら間欠的に読み出す「間引き」などの機能を備えたセンサが広く使用されている。
特に、ローリングシャッター方式を採用している場合、「間引き」動作時には、読み出さない画素に蓄積された電荷を適宜捨てないとブルーミングが発生し、画質が低下してしまう。
「間引き」動作時にブルーミング防止シャッターを切る場合や「加算」動作では複数行を同時に選択する。
図3において、横軸の単位は1行の読み出し期間である水平読み出し期間(H)である。
行アドレス“n+17”と“n+19”は、読み出しフレームのシャッター、行アドレス“n”と“n+2”は次フレームのシャッター、行アドレス“n+21”と“n+23”および“n+4”と“n+6”はブルーミング防止シャッターである。
たとえば、図3の時刻t5では、シャッターは8行に対して行われている。「加算」する画素や「間引き」の割合が大きくなると、シャッター数は多くなる。
そのため、特許文献2に記載されているように、2フレーム分のシャッター行数に相当するダミー画素を設けると、ダミー画素が多くなってしまい、コストや消費電力が高くなるという不利益がある。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例)
2.第2の実施形態(カメラシステムの構成例)
図4は、本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。
行選択回路130、ダミー選択回路140、および行選択制御回路150により画素駆動部が構成される。
理想的には、電源170とCMOSイメージセンサ100を構成する各ブロックの間には、配線のインピーダンスがないことが望ましい。
しかしながら、実際には有限のインピーダンスZall、ZpxおよびZrsが存在するため、行選択回路130が動作するとノイズが画素電源に伝播してしまうおそれがある。
図4の構成例では、画素電源と行選択回路電源を別々のPAD(端子)103,104から供給しているが、CMOSイメージセンサ100内で2つの電源を接続して、外部からは1つのPADで供給しても良い。
そして、この1個の光電変換素子PDに対して、転送トランジスタTRG−Tr、リセットトランジスタRST−Tr、増幅トランジスタAMP−Tr、および選択トランジスタSEL−Trをそれぞれ一つずつ有する。
以下、信号電荷は電子であり、各トランジスタがN型トランジスタである場合について説明するが、信号電荷がホールであったり、各トランジスタがP型トランジスタであっても構わない。
また、本実施形態は、複数の光電変換素子間で、各トランジスタを共有している場合や、選択トランジスタを有していない3トランジスタ(3Tr)画素を採用している場合にも有効である。
転送トランジスタTRG−Trは、制御線TRGがハイレベル(H)の期間に選択されて導通状態となり、光電変換素子PDで光電変換された電子をFDに転送する。
リセットトランジスタRST−Trは、制御線RSTがHの期間に選択されて導通状態となり、FDを電源線VRstの電位にリセットする。
増幅トランジスタAMP−TrのゲートにはFDが接続され、選択トランジスタSEL−Trは制御線SELを通じて制御されている。
選択トランジスタSEL−Trは、制御線SELがHの期間に選択されて導通状態となる。これにより、増幅トランジスタAMP−TrはFDの電位に応じた信号VSLを垂直信号線LSGNに出力する。
また、ダミー画素回路120Aは、ダミー光電変換素子DPD、ダミー選択トランジスタDSEL−Tr、ダミー増幅トランジスタDAMP−Trを備えていることが好ましい。
転送トランジスタDTRG−Trは、制御線DUMMY_TRGがHの期間に選択されて導通状態となり、ダミー光電変換素子DPDで光電変換された電子をFDに転送する。
ダミーリセットトランジスタDRST−Trは、制御線DUMMY_RSTがHの期間に選択されて導通状態となり、FDを電源線VRstの電位にリセットする。
制御線DUMMY_RSTと制御線RST、制御線DUMMY_TRGと制御線TRGの負荷がそれぞれ同程度であれば、ダミー光電変換素子DPD、ダミー選択トランジスタDSEL−Tr、ダミー増幅トランジスタDAMP−Trは、なくても構わない。
行選択回路130は、シャッターモード切替信号に応じて露光方式を行毎に露光を行うローリングシャッター方式または全画素同時に露光を行うグローバルシャッター方式に切り替えて、画素駆動制御を行う機能を有する。
行選択制御回路150は、ローリングシャッター方式で電子シャッターを行う場合、フレーム内の最大シャッター行数を判定してダミー画素のシャッター行数を決定する機能を有する。
行選択制御回路150は、フレーム内で読み出し中のフレームのシャッターと次のフレームのシャッターが同時に行われる場合には、フレーム内のリード期間におけるシャッター行数が常に2フレーム分になるようにダミー画素のシャッター動作を制御する。
行選択制御回路150は、フレーム内で読み出し中のフレームと次のフレームのシャッターが同時に切られることが無い場合には、フレーム内のリード期間におけるシャッター行数が常に1フレーム分になるようにダミー画素のシャッター動作を制御する。
なお、本実施形態においては、ダミーシャッターは、フレームのシャッター行数分だけ設けられている。
読み出し回路160は、たとえば垂直信号線LSGNを通して出力される信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路を含む回路構成を適用可能である。
あるいは読み出し回路160は、サンプルホールド回路を含み、CDS(相関二重サンプリング)処理により、リセットノイズや増幅トランジスタの閾値ばらつき等、画素固有の固定パターンノイズを除去する機能を含む回路構成が適用可能である。
また、読み出し回路160は、アナログデジタル(AD)変換機能を持たせ、信号レベルをデジタル信号とする構成を適用可能である。
図7では1水平読み出し期間(1H期間)について示している。
その後、制御線RSTをローレベル(L)にして、リセットレベルを読み出す。
そして、制御線TRGをHにして光電変換素子PDで光電変換された電荷をFDに転送する。転送後に制御線TRGをLにして、信号VSLを読み出す。
また、ダミーシャッター行DSTRRは、シャッター行STRRの制御線RSTと同じタイミングでダミー制御線DUMMY_RSTを、制御線TRGと同じタイミングでダミー制御線DUMMY_TRGをHにする。
これにより、フレームFRM内でシャッター行数が変化した場合でも、電源負荷を一定にし、シャッター段差の発生を防止する。
この図8は、2つの画素を「加算」して同時に読み出す「2画素加算」の場合について示している。
また、半分の画素を読み飛ばす「1/2間引き」動作を行う場合について示している。 図8において、横軸は時間を、縦軸は画素アレイの行アドレスを示している。時間の単位は水平読み出し期間(H)である。
また、行アドレス“n+17”、“n+19”、“n+21”、“n+23”、“n”、“n+2”、“n+4”および“n+6”ではシャッター動作を行っている。
行アドレス“n+17”および“n+19”は、読み出し中のフレームに対するシャッターであり、行アドレス“n”および“n+2”は次のフレームに対するシャッターである。
行アドレス“n+21”、“n+23”、“n+4”および“n+6”は、読み飛ばした行に対するブルーミング防止シャッターである。
図9において、縦軸は行番号、横軸は時間を表している。時間の単位は水平読み出し期間である。
「2画素加算」かつ「1/2間引き」動作を行う場合を例に行番号について説明する。
図8にて、行アドレスnから読み出しを行っているとする。
このとき、リード行については、行アドレス“n”、“n+2”を行番号0、“n+1”、“n+3”を行番号1、“n+8”、“n+10”を行番号3とする。
シャッター行については、ブルーミング防止シャッターを除いて、リード行と同じ行アドレスになるように、行番号を決める。
すなわち、行アドレス“n”、“n+2”、“n+4”、“n+6”にアクセスしている時、行番号0にアクセスしているとする。
同様に、行アドレス“n+1”、“n+3”、“n+5”、“n+7”を行番号1、“n+8”、“n+10”、“n+12”、“n+14”を行番号2とする。
以上のように、シャッター行、リード行に、読み出す順に、それぞれ番号を振っていったものを行番号と定義する。
たとえば「2画素加算」かつ「1/2間引き」動作では、各行番号におけるシャッター行数は常に4行、リード行数は常に2行である。
本実施形態では、フレーム間で蓄積時間を変えた時、フレーム内の最大のシャッター行数から、ダミー画素へのシャッターをどの水平読み出し期間で行うかを決定する。
具体的には、あるフレーム内で、読み出し中のフレームと次のフレームのシャッター動作を同時に行う水平読み出し期間がある場合には、シャッター行数が常に2フレーム分になるように、ダミー画素のシャッター動作を行う。
あるフレーム内で、読み出し中のフレームと次のフレームのシャッター動作を同時に行う水平読み出し期間がない場合には、シャッター行数が常に1フレーム分になるように、ダミー画素のシャッター動作を行う。
たとえば、フレームFRM1の期間T2では、読み出しフレームであるフレームFRM1と次のフレームであるフレームFRM2のシャッター動作を同時に行っている。
よって、フレームFRM1では、期間T2で最も多くの行でシャッター動作が行われ、その行数は2フレーム分のシャッター行数に相当する。
そこで、フレームFRM1では、常に2フレーム分のシャッター動作が行われるように、ダミー画素のシャッター動作を行う。
具体的には、期間T1と期間tTで、1フレーム分のシャッター行数に相当する数のダミー画素に対して、シャッター動作を行う。
期間T4ではフレームFRM2のシャッター動作のみが、期間T6ではフレームFRM3のシャッター動作のみが行われ、期間T5ではシャッター動作は行われない。
よって、フレームFRM2では最大でも1フレーム分のシャッター行数のみでシャッター動作を行う。そこでフレームFRM2では、常に1フレーム分のシャッターが行われるようにダミー画素のシャッター動作を行う。
具体的には、期間T5で、1フレーム分のシャッター行数に相当する数のダミー画素に対して、ダミー画素のシャッター動作を行う。
リード動作を行っていなければ、シャッター行数が変化することで電源電圧が変動しても、信号を読み出さないので影響しない。
Ln > Tdint の時 シャッター行数=2フレーム分
ここで、Lnは読み出し/シャッター行数、Tdintは読み出しフレームと次のフレームのシャッターの間隔を示している。
たとえば図9のフレームFRM1では、Tdintは次式で算出される。
ここで、Tfrmは1フレームの期間、Tint1はフレームFRM1の蓄積時間、Tint2は次のフレームの読み出し期間である。
さらに、本実施形態の駆動方法によれば、ダミー画素は、1フレーム分のシャッター行数分だけ設けておけば良い。
すなわち、本実施形態によれば、1フレームのシャッター行数分だけダミー画素を設けることで、同一フレームの各リード動作時におけるシャッター行数を一定にし、シャッター段差を防止することができる。
必要なダミー画素数が従来に比べて少なくて済むので、チップサイズを縮小し、消費電力を削減し、チップ単価を低減することができる。特に「加算」や「間引き」動作を行う場合には、1フレームあたりのシャッター数が多くなるので、効果が大きい。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
さらに、カメラシステム200は、この撮像デバイス210の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ220を有する。
カメラシステム200は、撮像デバイス210を駆動する駆動回路(DRV)230と、撮像デバイス210の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)240と、を有する。
信号処理回路240で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路240で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
Claims (7)
- 光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する複数の画素が行列状に配列された画素部と、
複数のダミー画素が行列状に配列されたダミー画素部と、
シャッターモード切替信号に応じて、前記画素部および前記ダミー画素部の電子シャッター動作、および読み出しを行うように前記画素の動作を制御し、行単位で電子シャッターを行うローリングシャッター方式で電子シャッターを行う場合、読み出し中のフレーム内の最大のシャッター数から、ダミー画素へのシャッターをいずれの読み出し期間で行うかを決定する画素駆動部と、を有し、
前記画素部の画素および前記ダミー画素部のダミー画素は、
入射した光から信号電荷を生成する光電変換素子と、
前記信号電荷をフローティングディフュージョンへ転送する転送トランジスタと、
前記フローティングディフュージョンを所定の電位へ接続するリセットトランジスタと、を含み、
前記画素駆動部は、
読み出し期間中のフレームのシャッターと次のフレームのシャッターが同時並列に行われる期間がある場合には、
フレームのシャッターが同時並列的に行われる第1の期間では、読み出し対象フレームのシャッター行の画素および次のフレームのシャッター行の画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONし、かつ、前記ダミー画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタをOFFし.
前記第1の期間外のフレームのシャッターが同時並列的に行われない第2の期間では、読み出し対象フレームのシャッター行の画素または次のフレームのシャッター行の画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONし、かつ、前記ダミー画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONする
固体撮像素子。 - 前記第2の期間は、前記第1の期間を挟んで当該第1の期間の前段の第3の期間と当該第1の期間の後段の第4の期間を含み、
前記画素駆動部は、
前記第3の期間では、読み出し対象フレームのシャッター行の画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONし、かつ、前記ダミー画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONし、
前記第4の期間では、次のフレームのシャッター行の画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONし、かつ、前記ダミー画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONする
請求項1記載の固体撮像素子。 - 前記画素駆動部は、
読み出し期間中のフレームのシャッターと次のフレームのシャッターが同時並列に行われる期間が無い場合には、
フレームのシャッターが行われる第5の期間では、読み出し対象フレームのシャッター行の画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONし、かつ、前記ダミー画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタをOFFし.
フレームのシャッターが行われない第6の期間では、読み出し対象フレームのシャッター行の画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタをOFFし、かつ、前記ダミー画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONする
請求項1または2記載の固体撮像素子。 - フレーム毎に電荷の蓄積時間が変更可能である
請求項1から3のいずれか一に記載の固体撮像素子。 - 前記画素部、前記ダミー画素部、および前記画素駆動部に電力を供給する電源を有する
請求項1から4のいずれか一に記載の固体撮像素子。 - 前記画素駆動部は、
行単位で電子シャッターを行うローリングシャッター方式で電子シャッターを行う場合、読み出し中のフレームのシャッターと、次のフレームのシャッターが同時並列的に行われる否かを判定し、どの水平読み出し期間に前記ダミー画素部のシャッターを行うかを決定し、
フレーム内で読み出し中のフレームのシャッターと次のフレームのシャッターが同時並列に行われる場合には、フレーム内の読み出し期間におけるシャッター行数が2フレーム分になるようにダミー画素部のシャッター動作を行い、
フレーム内で読み出し中のフレームと次のフレームのシャッターが同時並列的に行われることが無い場合には、フレーム内のリード期間におけるシャッター行数が1フレーム分になるようにダミー画素部のシャッター動作を行う
請求項1から5のいずれか一に記載の固体撮像素子。 - 固体撮像素子と、
前記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、
前記固体撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、
前記固体撮像素子は、
光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する複数の画素が行列状に配列された画素部と、
複数のダミー画素が行列状に配列されたダミー画素部と、
シャッターモード切替信号に応じて、前記画素部および前記ダミー画素部の電子シャッター動作、および読み出しを行うように前記画素の動作を制御し、行単位で電子シャッターを行うローリングシャッター方式で電子シャッターを行う場合、読み出し中のフレーム内の最大のシャッター数から、ダミー画素へのシャッターをいずれの読み出し期間で行うかを決定する画素駆動部と、を有し、
前記画素部の画素および前記ダミー画素部のダミー画素は、
入射した光から信号電荷を生成する光電変換素子と、
前記信号電荷をフローティングディフュージョンへ転送する転送トランジスタと、
前記フローティングディフュージョンを所定の電位へ接続するリセットトランジスタと、を含み、
前記画素駆動部は、
読み出し期間中のフレームのシャッターと次のフレームのシャッターが同時並列に行われる期間がある場合には、
フレームのシャッターが同時並列的に行われる第1の期間では、読み出し対象フレームのシャッター行の画素および次のフレームのシャッター行の画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONし、かつ、前記ダミー画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタをOFFし.
前記第1の期間外のフレームのシャッターが同時並列的に行われない第2の期間では、読み出し対象フレームのシャッター行の画素または次のフレームのシャッター行の画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONし、かつ、前記ダミー画素の前記転送トランジスタおよび前記リセットトランジスタを同時にONする
カメラシステム。
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