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JP5639367B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、乗物用シートに係り、特に軽量化及び剛性の向上を図った乗物用シートに関する。
自動車などの乗物において、前方、後方、側方からの衝突を受けた際、慣性力により、乗員はその乗物に対して相対的に、それぞれ前方、後方、側方といった衝突方向に移動する。この時、乗員には大きな衝撃が加わるため、乗員の安全を確保する必要がある。
前方や後方、そして側方からの衝突を受けた時は、その衝突時の荷重、すなわち衝突エネルギーを車体側に備えられた緩衝構造物(たとえば、エンジンルームやコンソールボックスなど)に吸収させて乗員の安全を確保する技術が用いられる。そして、このような衝突エネルギーを車体側に伝達して吸収させるためには、乗員が着座する乗物用シートの剛性を高め、衝突エネルギーを効率よく車体側に伝達する必要がある。
後方からの衝突を受けた際には、乗員の後方に荷物等が置かれていた場合、その荷物が慣性力により急速に前方へ移動するため、乗員を荷物等の衝突物から保護する必要がある。さらに、後方からの衝突を受けた際には、乗員の身体が後方へ移動するため、乗物用シートによって乗員の身体を確実に保持する必要がある。したがって、乗員を衝突物から保護するという点においても、乗物用シートの剛性を高める必要がある。
また乗物用シートにおいては、前後方向からの衝撃だけではなく、側面衝突を受けた際、その衝撃エネルギーによって変形することなく、乗員の着座空間を保持し、乗員の安全を確保するため、剛性を備えている必要がある。
特許文献1では、乗物用シートのシートバック構造に関し、シートバック形状に形成された板状のフロントシェル及びリアシェルを対向して配設し、貼り合わせた構成の乗物用シートが開示されている。
このような構成とすることにより、乗物用シートのシートバックにおいて、前後方向及び左右方向(シート幅方向)の衝撃に対する剛性を向上させることができる。
特表2008−514490号公報
特許文献1において開示された技術は、シートバックフレームにおいて、前後方向にそれぞれ配設される板状のフロントシェル及びリアシェルを貼り合わせた構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術は、シートバックフレームの大きさに形成された板状部材を二枚貼り合せた構成であるため、シート全体の重量が増加してしまうという不都合があった。
これに対し、フロントシェル及びリアシェルの板厚を薄くすることにより、シートバックフレームを軽量化することができるが、フロントシェル及びリアシェルの剛性が低下し、前後方向及び左右方向の荷重がかかった際に強度が低下するという問題点があった。
本発明の目的は、部材の板厚を薄くして重量増加を抑制するとともに、左右、前後方向の衝撃に対して十分な剛性を有する乗物用シートを提供することにある。
前記課題は、請求項1の乗物用シートによれば、シートフレーム上にクッション材と、表皮材と、を有する乗物用シートにおいて、前記シートフレームは、離間して配設されたサイドフレーム間を互いに連結する連結部材を備え、該連結部材は、前方に膨出した膨出面を有し、膨出した位置に三角形状又は円形状の凹凸が複数連続して規則的に形成されてなること、により解決される。
また、前記課題は、請求項2の乗物用シートによれば、シートフレーム上にクッション材と、表皮材と、を有する乗物用シートにおいて、前記シートフレームは、離間して配設されたサイドフレーム間を互いに連結する連結部材を備え、該連結部材は、上方向に湾曲して膨出した膨出面を有し、湾曲した位置に三角形状又は円形状の凹凸が複数連続して規則的に形成されてなること、により解決される。
このように、本発明の乗物用シートにおいてシートフレームの少なくとも一部に、三角形又は円形(円錐や円錐台を含む)の凹凸を配列することで、その部分は構造的な機構により衝撃に対する強度・剛性が向上する。このとき、「三角形状又は円形状の凹凸」とは、実施形態で説明するPCCP構造やディンプル構造とすると好適である。
このようなPCCP構造やディンプル構造を形成することにより、各部材の強度が向上するため、本発明の乗物用シートは、前後、左右方向からの衝突を受け、衝撃が加わった際でも衝撃によって潰れることがなく、変形が小さい。
従来、衝突時に対して強度を有する乗物用シートとするためには、補強部材を別途設けたり、各部材の板厚を厚くしたりすることから、シート重量が増加する傾向にあった。これに対し、本発明の乗物用シートは、各部材に上記構成の凹凸を形成することにより、薄い板厚であっても衝突に対して高い耐久性を有するものである。
具体的には、離間して配設されたサイドフレーム間を互いに連結する連結部材を備え、該連結部材の前方に膨出した膨出面に前記三角形状又は円形状の凹凸が複数連続して規則的に形成されてなると好適である。
本発明の乗物用シートにおいてシートフレームは、側部に相当する一対のサイドフレームの間に配設される部材、すなわち乗物用シートの上方に位置するアッパー部材、下方に位置するロアー部材、さらにこれらアッパー部材、ロアー部材、サイド部材で区画される略矩形の空間に配設される部材や、さらに着座フレームに架設されるパンフレーム等の連結部材を備えている。
このように、シート幅を構成する連結部材に規則的に複数連続した凹凸(PCCP構造やディンプル構造)を形成する構成とすると、シート幅方向の荷重に対して特に強度の高い乗物用シートとすることができる。
また、連結部材において、膨出面を設け、その表面を滑らかな凸形状としてPCCP構造又はディンプル構造を形成することにより、衝突により過大な荷重がかかった場合、変形抵抗が特に大きく、剛性の高い乗物用シートとすることができる。
また、請求項3のように、前記乗物用シートの乗物側面側にサイドエアバッグユニットが配設され、前記シートフレームは、前記サイドエアバッグユニットの取付範囲全域の表面に前記三角形状又は円形状の凹凸が形成されてなると好ましい。
このように、乗物用シートにおいて側方にサイドエアバッグユニットを備えた構成とした時、エアバッグが膨張すると、乗物用シートはエアバッグの膨張により側方への荷重を受ける。サイドエアバッグが取り付けられる範囲全域において、シートフレームの強度が高い構成とすることにより、サイドエアバッグが膨張した場合であっても乗物用シートの変形を抑制することができる。したがって、乗物用シートが変形することなく、側方からの衝撃エネルギーを車体側に伝達し、衝撃を吸収させることができる。
また、請求項4のように、前記乗物用シートの乗物側面側と反対側にコンソールボックスが並設され、前記シートフレームは、前記コンソールボックスに対応する位置の少なくとも一部に前記三角形状又は円形状の凹凸が形成されていてもよい。
このように、乗物用シートにおいて、コンソールボックスが設けられる高さ範囲の少なくとも一部において凹凸を形成すると、コンソールボックスに相当する範囲においてシートフレームの強度を高めることができる。この構成とすることにより、側方からの荷重を受けた際、乗物用シートが変形して衝突エネルギーが緩和されるのではなく、コンソールボックスを緩衝材として衝突エネルギーを緩和することができる。
請求項1の発明によれば、シートフレームのシート幅を構成する部材に凹凸を形成することにより剛性が向上し、前後、左右方向からの衝突時、その衝撃に対して変形抵抗が大きく、効果的に衝突エネルギーを車体側へ伝達することが可能となる。また、凹凸が設けられた部材は、板厚を薄くしても十分な強度を有するため、軽量な乗物用シートを提供することができる。
請求項2の発明によれば、湾曲した連結部材とすることにより、剛性が向上し、前後、左右方向からの衝突を受けた際でも、変形しにくい車両用シートとすることができる。
請求項3の発明によれば、サイドエアバッグユニットが作動してエアバッグが膨張した場合であっても、その衝撃荷重を車体側に伝達することが可能な乗物用シートを提供することができる。
請求項4の発明によれば、側面衝突時の衝撃エネルギーを受けた時、緩衝材として機能するコンソールボックスにその衝撃エネルギーを伝達することができる
以上のように、本発明の乗物用シートは、三角形や円形の凹凸を複数配列した部材を備える構成であるため、その構造的な機構により、衝突等による衝撃に対して高い強度を有する。また、このような凹凸を設けることにより、加えられる力に対する強度が向上するため、その部材の板厚を薄くしても高い強度を有する。したがって、高強度、且つ軽量な乗物用シートを提供することができる。
本発明の実施形態1に係るシートの概略斜視図である。 本発明の実施形態1に係るシートフレームの概略斜視図である。 (a)本発明の実施形態1に係る連結部材の説明図である。(b)本発明の実施形態1に係る連結部材の説明図である。 本発明の実施形態1に係る連結部材の説明図である。 (a)本発明の実施形態1に係る連結部材の表面拡大図である。(b)本発明の実施形態1に係る連結部材の表面拡大図である。(c)本発明の実施形態1に係る連結部材の表面拡大図である。(d)本発明の実施形態1に係る連結部材の表面拡大図である。 本発明の実施形態1に係るシートフレームの正面図である。 本発明の実施形態2に係るシートフレームの概略斜視図である。 本発明の実施形態3に係るシートフレームの概略斜視図である。 本発明の実施形態4に係るシートフレームの概略斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることはもちろんである。また、本明細書において、乗物とは、自動車・鉄道など車輪を有する地上走行用乗物、地上以外を移動する航空機や船舶など、シートを装着できる移動用のものを指すものとする。また乗物側面とは乗物の側壁によって形成される面を指し、車両ドアや車両側壁を表すものである。また衝突時の荷重とは、前後、左右方向等、あらゆる方向からの衝突によって生じる大きな荷重であり、あらゆる方向からの乗物による大きな衝突を指すものであり、通常の着座時や乗員の乗降時に生じる荷重と同様な荷重領域のものは含まないものである。
図1乃至図6は本発明の実施形態1に係るものであり、図1はシートの概略斜視図であり、図2はシートフレームの概略斜視図、図3及び図4は連結部材の説明図、図5は本発明の連結部材の表面拡大図、図6はシートフレームの正面図である。
[実施形態1]
本実施形態1に係る乗物用シートSは、図1で示すように、シートバックS1(背部)、着座部S2、ヘッドレストS3より構成されており、シートバックS1(背部)及び着座部S2はシートフレームFにクッションパッド1a,2aを載置して、表皮材1b,2bで被覆されている。なお、ヘッドレストS3は、頭部の芯材(不図示)にクッション材3aを配して、表皮材3bで被覆して形成される。また符号19は、ヘッドレストS3を支持するヘッドレストピラーである。
乗物用シートSのシートフレームFは、図2で示すように、シートバックS1を構成するシートバックフレーム1、着座部S2を構成する着座フレーム2から構成されている。
着座部S2は、着座フレーム2に、上述のようにクッションパッド2aを載置して、クッションパッド2aの上から表皮材2bによって覆われており、乗員を下部から支持する構成となっている。着座フレーム2は、シートクッションの剛性を向上させるために、パンフレームを架設した構成とすると好ましい。
着座フレーム2は脚部で支持されており、この脚部には、図示しないインナレールが取り付けられ、車体フロアに設置されるアウタレールとの間で、前後に位置調整可能なスライド式に組み立てられている。また着座フレーム2の後端部は、リクライニング機構(不図示)を介してシートバックフレーム1と連結されている。
シートバックS1は、シートバックフレーム1に、上述のようにクッションパッド1aを載置して、クッションパッド1aの上から表皮材1bにより覆われており、乗員の背中を後方から支持するものである。本実施の形態において、シートバックフレーム1は、図2で示すように、略矩形状の枠体となっており、サイド部材とアッパー部材とロアー部材を備えている。
シートバックフレーム1は、以下のように、サイド部材であるサイドフレーム15の上方には、アッパー部材として上部フレーム16、ロアー部材として下部フレーム17、メンバーフレーム23、リクライニングシャフト(不図示)を備えている。また、サイドフレーム15の間には架設部材として連結部材20が架設されている。
サイド部材は、シートバック幅を構成するため、左右方向に離間して配設され、上下方向に延在する2本のサイドフレーム15を有している。そして、サイドフレーム15の上端部側を連結する上部フレーム16が、サイド部材から上方に延出し、アッパー部材を構成している。
また、シートバックフレーム1の下方は、サイドフレーム15の下端部側を下部フレーム17(ロアー部材)で連結して形成されている。下部フレーム17は、サイドフレーム15の下側に連結され下方に延長した延長部17aと、両側を連結する中間部17bを有しており、延長部17aは、着座フレーム2との関係で、支障のない範囲で延長されている。
なお、本実施形態1のシートバックフレーム1は、サイドフレーム15と上部フレーム16と下部フレーム17との別部材で形成されているが、一体のパイプフレーム、一体の板状フレーム等で形成することもできる。
リクライニング機構は、少なくともリクライニングシャフト(不図示のロアー部材)を備えており、リクライニングシャフト(不図示)は、下部フレーム17の延長部17aに設けられた孔(不図示)からシートフレームFの側部に嵌通して配設されている。
そして下部フレーム17には、シートフレームFの前方に向かってメンバーフレーム23(ロアー部材)が形成されている。メンバーフレーム23は、下部フレーム17の中間部17b及び延長部17aと固着接合されて成形されており、中空の略筒状に設計されている。メンバーフレーム23の中空の内部には、リクライニングシャフト(不図示)が貫通して配設されるため、リクライニングシャフト(不図示)にメンバーフレーム23が当接してリクライニングシャフト(不図示)の回動を阻害することがない。そして、メンバーフレーム23の近傍には連結部材20が取り付けられている。
なお、このメンバーフレーム23は必ずしも必要な要素ではなく、シートバックフレーム1が側方からの衝撃に耐えうる十分な強度を備えていれば、メンバーフレーム23を備えない構成としても良い。このとき、部品点数を抑えることが可能であるため、より軽量なシートフレームFとすることができる。
メンバーフレーム23が設けられていない場合は、下部フレーム17の延長部17aに連結部材20の端部を接合させる構成とすると、後述のように、PCCP構造が形成された連結部材20の四方が閉じられた構成とすることができるため、強度が向上する。
図2で示すように、上部フレーム16は、略U字状の部材であり、上部フレーム16の側面部16aは、サイドフレーム15の側板と一部が重なるように配設され、この重なり部分においてサイドフレーム15に固着接合される。
また、アッパー部材を構成する上部フレーム16の上方には、ヘッドレストS3が配設されている。ヘッドレストS3は、前述のように芯材(不図示)の外周部にクッション材3aを設け、クッション材3aの外周に表皮材3bを被覆して構成している。上部フレーム16には、ピラー支持部18が配設されている。このピラー支持部18には、ヘッドレストS3を支持するヘッドレストピラー19(図1参照)がガイドロック(不図示)を介して取り付けられて、ヘッドレストS3が取り付けられるようになっている。
シートバックフレーム1の一部を構成するサイド部としてのサイドフレーム15は、前述のように、上下方向に所定の長さで構成されており、左右方向に所定間隔を有して対向して配設されている。そして、シートバックフレーム1の内側領域(両側のサイドフレーム15の間)には、連結部材20が配設されている。
本実施形態1の連結部材20は、金属を中空の略角柱状に形成した部材であり、乗員側に若干膨出した形状となっている。すなわち、クッションパッド1aと接する側の表面には、滑らかな凸部が形成されている。そして、メンバーフレーム23は、連結部材20の内部を貫通するように配設されている。
略角柱形状に形成された連結部材20は、その端部を下部フレーム17の延長部17aに固着接合され、中間部17bの前方に配設されている。固着接合の手段としては、溶接、リベット止め、ボルト止め、若しくはスポット溶接などが挙げられるが、その中でも特にミグ溶接、レーザー溶接等を用いることが好ましい。
したがって、連結部材20は、下部フレーム17の延長部17aに当接する辺において屈曲し、延長部17aに重ね合わせられる接合部が形成されていると、固着接合を容易に行うことができるため、好ましい。
乗員の腰部に相当する位置と、連結部材20との間にはクッション材(クッションパッド1a)が配設されており、連結部材20はクッションパッド1a及び表皮材1bを介して乗員の腰部の下方位置に配設される。
なお、連結部材20は、本実施形態1においては略角柱状の部材であるが、実施形態2以下で挙げるようなパイプ部材、または板状部材によって形成されていても良い。連結部材20は、サイドフレーム15間に架設される部材であればよく、たとえば、上部フレーム16や、不図示のフロントプレート、バックプレート等を指すものである。
連結部材20はその表面に凹凸加工としてPCCP(Pseudo−Cylindrical Concave Polyhedral Shell)構造が形成されている。PCCP構造とは、疑似円筒凹多面体を表す。その巨視的な形状は円筒形に近いが、実際は一対の三角形がダイアモンド型に並んだもの、あるいは台形がその上底同士、下底同士を重ねて六角形型に並んだものである。
このようなPCCP構造は多角形(三角形や台形など)の凹凸を組み合わせて連結部材20の表面に隙間なく敷き詰めるように形成される。このようなPCCP構造をその表面に付した連結部材20は、プレス成形により形成されることが好ましい。また、PCCP構造は、実施形態1の連結部材20のように、湾曲した部材の表面に形成されることにより、衝突時の荷重に対し、特に高い剛性を発揮する。
このとき、多角形の大きさ、すなわち多角形の一辺の長さは連結部材20の厚さの10〜100倍程度であると好ましい。また、この多角形の一辺の長さは、PCCP構造を採用する部材、部位に依存して適宜変更すると、より強度の高いシートフレームFを提供することが可能となる。
PCCP構造を形成することにより、連結部材20は通常よりもその板厚を薄く設計することができる。これは、PCCP構造が形成された板材(部材)は、構造力学的に安定であり、通常の平滑な板材(部材)と比較して強度が増すためである。
したがって同程度の強度が必要とされる場合、PCCP構造を有する部材は、有さないものと比較して、その板厚を薄くすることが可能である。また、この板厚はPCCP構造を有する部材の材料に依存して適宜設計される。
したがって上述のように、PCCP構造を採用することにより、PCCP構造を有する部材は板厚を薄くすることができるため、より軽量なシートフレームFを提供することが可能となる。
これはPCCP構造を採用したとき、表面に付された多角形の稜線部分により、衝突時の衝撃エネルギーが吸収される為である。
また、上述のように、中空の略角柱状に形成された連結部材20の側方端部は延長部17aに固着接合されており、連結部材20はその側方端部が閉じられた構成、すなわち、連結部材20を含む筺体が形成される構成となっている。
一般に、PCCP構造においては、その構造が付された部材の四方が塞がれている時(或いは別の部材と固着接合されている時)において、最も高い強度が発揮される。したがって、連結部材20が上記構成で配設されることにより、その構造的に連結部材20の強度が向上し、衝突時の荷重に対し高強度を有するシートフレームFとすることができる。
PCCP構造について、図3を参照して詳細に説明する。
図3はPCCP構造が形成された連結部材20の表面を示している。PCCP構造は、三角形等の多角形の骨格構造(トラス構造)を立体的に組み合わせた構造で、強度を保ちながらその厚さを薄くすることが可能であるため、PCCP構造が形成された部材を軽量化することができる。
図3(a)及び(b)において、連結部材20上に、三角形状の凹凸が連続して形成されている。そして図3(a)では、隙間なく敷き詰められた三角形によって形成された連続する辺、すなわち辺20aが、上下方向に延設されるような構成となっている。組み合わされた三角形によって形成された連続する辺のうち、一組の辺20aが、側方からの荷重に対して略垂直となるように三角形状の凹凸が形成されている。このような構成とすると、側方からの荷重が連結部材20にかかったとき、辺20aに対して荷重方向が垂直であるため、辺20aによって荷重を受けることができるので、剛性が向上する。
一方、図3(b)では、隙間なく敷き詰められた三角形によって形成された連続する辺、すなわち辺20bが、左右方向に延設されるような構成となっている。組み合わされた三角形によって形成された連続する辺のうち、一組の辺20bが、側方からの荷重に対して略平行となるように三角形状の凹凸が形成されている。
このような構成とすると、側方からの荷重が連結部材20にかかったとき、辺20bに対して荷重方向が平行であるため、辺20bにかかる荷重は分散される。したがって、上記図3(a)の構成と比較して図3(b)では、特に側方からの荷重に対して、さらに剛性を向上させることができる。
このように、PCCP構造の折り目方向に依存して、その強度が変化するため、PCCP構造の折り目方向は、必要な部材強度に応じて適宜設計される。
PCCP構造における三角形等の多角形の一辺の長さは連結部材20の形状や、PCCP構造を形成する部位に依存して適宜設計される。また、このような規則的な多角形の凹凸形状は、プレス成形により形成される。
さらに、連結部材20の別の表面形状に関し、図4を用いて説明する。
PCCP構造が形成された上述の連結部材20とは異なり、連結部材20に複数の凹部が形成された点、すなわちディンプル構造が形成された構成としても良い。
図4に示すように、連結部材20は、その表面に円筒状、若しくは円錐台形状の凹部が複数設けられたディンプル構造となっている。一般に、PCCP構造と同様、ディンプル構造を表面に形成することにより、平滑な平面の板と比較して外部から加わる荷重に対する変形抵抗が大きい。
このようなディンプル構造を形成することによってもまた、連結部材20を軽量化することができるため、軽量且つ高強度のシートフレームFを得ることができる。
また、クッションパッド1a,2aに当接する位置に配設された部材にディンプルを形成する場合、クッションパッド1a,2a側に凸のディンプルとすると、クッションパッド1a,2aがディンプルによって保持されやすくなる。その結果、クッションパッド1a,2aがずれにくいシートフレームFとすることができる。
一方、クッションパッド1a,2a側とは反対側に凸のディンプルとすると、クッションパッド1a,2aとの接触面積が小さくなるため、車両走行時の騒音を抑制することができる。したがって、ディンプルの凹凸の向きによって、クッションパッド1a,2aのずれや、車両走行時の騒音を防止することができる。
ディンプル構造の構成に関し、以下、図5を用いて詳細に説明する。
図5(a)〜(d)は、それぞれディンプルの配列パターンを示している。図5(a)〜(d)において、ディンプルは規則的に連続して形成されており、図5(a)及び(b)は、隣り合うディンプルが三角形の頂点に配設される構成である。また、図5(c)及び(d)は、隣り合うディンプルが四角形の頂点に配設される構成である。
そして、図5において隣り合うディンプルが三角形の頂点上に配設された(a)及び(b)の場合、ディンプルの左右方向(シート幅方向)の幅が狭く配設された構成、すなわちa<bとした図5(b)のような構成とすると、側方からの荷重に対する強度が向上するため好ましい。また、四角形の頂点上に配設された図5(c)及び(d)の場合においても、左右方向(シート幅方向)の間隔が狭く配設された構成である(d)の構成とするとシート幅方向の荷重に対する強度が向上する。
なお、PCCP構造やディンプル構造は連結部材20以外にも、リクライニングシャフト(不図示)、上部フレーム16、下部フレーム17、サイドフレーム15、着座フレーム2等、シートフレームFを構成する部材のいずれかに設ける構成としても良い。着座フレーム2にPCCP構造やディンプル構造を形成する場合、着座フレーム2に架設されたパンフレームにPCCP構造やディンプル構造を形成すると好ましい。
また、シートフレームFは、図6に示すように、車両ドア28(乗物側面)とサイドフレーム15の間に、サイドエアバッグユニット30が配設されている構成とすると好ましい。
以下に、PCCP構造やディンプル構造を形成する範囲に関し、図6を用いて説明する。
図6は、サイドフレーム15の車両ドア28(乗物側面)側にサイドエアバッグユニット30を備える構成とした時、前方から見た時の状態を示す。サイドエアバッグユニット30は、サイドフレーム15に設置されたブラケット31を介して、ブラケット31内に配設される接合部材と、サイドエアバッグユニット30に備えられた接合部材とによって支持されている。このとき、接合部材としてはボルト−ナット等が挙げられる。
図6のように、サイドエアバッグユニット30の上方の取り付け高さ(図6中のA線の高さ)から下方の取り付け高さ(図6中のC線)の範囲に配設される部材(例えばサイドフレーム15)の少なくとも一部にPCCP構造やディンプル構造を形成すると、側面衝突時、サイドエアバッグユニット30の内部に備えられたサイドエアバッグが膨張した場合であっても、PCCP構造やディンプル構造が形成された部分によって強度が向上するため、サイドエアバッグの膨張に伴う衝撃を吸収することができる。
なお、サイドエアバッグユニット30の取付範囲、すなわち図6のA線からC線の範囲の全域、さらにはより広い範囲に渡って、配設される部材に対してPCCP構造やディンプル構造が形成されていると、より強度が向上するため好ましい。
また、シートフレームFを構成する部材(たとえば着座フレーム2、連結部材20、サイドフレーム15等)において、コンソールボックス29の天面部の高さ(図6中のB線の高さ)範囲の少なくとも一部にPCCP構造やディンプル構造を設ける構成とすると好ましい。この構成とすることにより、コンソールボックス29に相当する範囲においてシートフレームFの強度が向上するため、側方からの衝撃をコンソールボックス29へ伝達することが容易となる。
この構成とすることにより、各部材の強度を向上させることができるため、より高強度、且つ軽量のシートフレームFとすることができる。なお、シートフレームFにおいて、コンソールボックス29及びエアバッグユニット30に対応する範囲において、シートフレームFにPCCP構造やディンプル構造を形成すると、シート幅方向の荷重に対してより強度が向上する。また、上記範囲を含むさらに広範囲にPCCP構造やディンプル構造を形成すると、より強度が向上するのは勿論である。
さらに、シートバックフレーム1は、上述のようにサイドフレーム15、上部フレーム16、下部フレーム17等によって形成される構成でなくても良い。すなわち、板状に形成された前後二枚のフレーム同士を接合し、筺体となるようにして形成されたシートバックフレームにおいて、同様にPCCP構造やディンプル構造を形成しても良い。
このような構成とすると、部品点数が少なく、単純な構成で且つ強度の高いシートバックフレームを提供することができる。
[実施形態2]
実施形態2について図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施形態2に係るシートフレームの概略斜視図である。実施形態2は、連結部材20を設けた実施形態1とは異なり、連結部材20を備えない構成とした以外は、実施形態1と同様の構成である。したがって、相違点の構成に関してのみ説明する。
実施形態2では、シートバックフレーム1において、その下方に連結部材20が設けられておらず、メンバーフレーム23のみが設けられた構成となっている。メンバーフレーム23は、上下方向にわたってその表面が滑らかな凹凸を形成しており、上方にむかって膨出した面が形成されている。このように、滑らかな凹凸が形成されているため、この稜線部分によって左右方向(シート幅方向)の荷重を受け止めることができ、より強度が向上する。
そして、中空に形成されたメンバーフレーム23の内部には不図示のリクライニングシャフトが配設されており、メンバーフレーム23とリクライニングシャフトは互いに緩衝しない位置に配設されている。
実施形態2において、少なくとも、メンバーフレーム23には上述のPCCP構造またはディンプル構造が形成されていると好ましい。この構成とすることにより、メンバーフレーム23の強度が向上するため、シートフレームFは、側方からの荷重に対する剛性が向上する。したがって、メンバーフレーム23にPCCP構造またはディンプル構造を形成するだけで十分な強度が得られる場合は、連結部材20を設けなくても良い。その結果、軽量なシートフレームFとすることができる。
[実施形態3]
実施形態3について図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施形態3に係るシートフレームの概略斜視図である。実施形態3は、メンバーフレーム23を設けた実施形態2とは異なり、メンバーフレーム23を備えない構成とした以外は、実施形態2と同様の構成である。したがって、相違点に関してのみ説明する。
実施形態3では、シートバックフレーム1において、その下方にメンバーフレーム23が設けられておらず、リクライニングシャフト24のみが設けられた構成となっている。リクライニングシャフト24は、筒状に形成されて、下部フレーム17の延長部17aにその端部が挿通されている。
実施形態3において、リクライニングシャフト24にPCCP構造またはディンプル構造を形成する構成とすると好ましい。したがって、リクライニングシャフト24にPCCP構造またはディンプル構造を形成するだけで十分な強度が得られる場合は、メンバーフレーム23を設けなくても良い。その結果、さらに軽量なシートフレームFとすることができる。
[実施形態4]
実施形態4について図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施形態4に係るシートフレームの概略斜視図である。実施形態4は、シートバックフレーム1の下方にリクライニングシャフト24のみを備えた実施形態3とは異なり、さらに連結部材25を設けた以外は、実施形態3と同様の構成である。したがって、相違点に関してのみ説明する。
実施形態4では、シートバックフレーム1において、リクライニングシャフト24とは別に、連結部材25が設けられた構成となっている。連結部材25は、筒状に形成されており、下部フレーム17の延長部17aにその端部が固着接合されている。
そして、サイドフレーム15に備えられたサイドエアバッグユニット30の取付位置の最下方位置に、連結部材25の端部が配設される構成とすると好ましい。連結部材25の端部をサイドエアバッグユニット30の取付位置の最下方とすると、サイドエアバッグが膨張した際の衝撃を連結部材25が受け止めることができ、より強度が向上する。
実施形態4において、連結部材25にPCCP構造またはディンプル構造を形成する構成とすると好ましい。さらに、リクライニングシャフト24にもPCCP構造またはディンプル構造を形成する構成とすると、さらに左右方向(シート幅方向)の荷重に対する強度が向上するため好ましい。
このようにシートフレームFは、シートバックフレーム1、着座フレーム2を構成する部材に対し、PCCP構造やディンプル構造等の規則的な凹凸構造が形成されている。一方、従来のシートバックフレームは、特に側面衝突に対する強度を向上させるため、補強部材を備えている。したがって補強部材等の部材点数が多く、且つこれら部材の接合点が多い従来のシートフレームとは異なり、本発明のシートフレームFは、上記構成とすることにより、特別な補強部材を設置する必要がなく、衝突時の荷重に耐えうる剛性を有する。すなわち、衝突時等、過大な衝撃が加わった場合であっても、変形することなく、乗員の着座空間を確保し、さらにその荷重を車体に伝達することが可能である。
さらに本発明のシートフレームFは、シートフレームFを構成する部材にPCCP構造、ディンプル構造等の規則的な凹凸構造を付するという単純な構成である。したがって従来のシートバックフレームのように、その他の補強部材を必要とせず、部品点数が抑えられるため、軽量で生産性が高く、且つ廉価なシートバックフレーム1を提供することができる。
また、本発明のシートバックフレームFにおいて、上記凹凸構造を有する部材の四方が閉じられた構成とすることにより、構造的にシート幅(左右)方向や、シート前後方向の強度が高い。したがって、衝突の際に作用する応力に対しては変形抵抗が大きく、シートフレームFの変形を防ぐことができる。
なお、上記各実施形態では、具体例として、自動車のフロントシートのシートフレームFについて説明したが、これに限らず、後部座席のシートフレームについても、同様の構成を適用可能であることは勿論である。
S 乗物用シート
S1 シートバック
S2 着座部
S3 ヘッドレスト
F シートフレーム
1 シートバックフレーム
2 着座フレーム
1a,2a,3a クッションパッド(クッション材)
1b,2b,3b 表皮材
15 サイドフレーム(サイド部材)
16 上部フレーム(アッパー部材)
16a 側面部
17 下部フレーム(ロアー部材)
17a 延長部
17b 中間部
18 ピラー支持部
19 ヘッドレストピラー
20,25 連結部材(架設部材)
20a,20b 辺
23 メンバーフレーム(ロアー部材)
24 リクライニングシャフト
28 車両ドア(乗物側面)
29 コンソールボックス
30 サイドエアバッグユニット
31 ブラケット

Claims (4)

  1. シートフレーム上にクッション材と、表皮材と、を有する乗物用シートにおいて、
    前記シートフレームは、離間して配設されたサイドフレーム間を互いに連結する連結部材を備え、
    該連結部材は、前方に膨出した膨出面を有し、膨出した位置に三角形状又は円形状の凹凸が複数連続して規則的に形成されてなることを特徴とする乗物用シート。
  2. シートフレーム上にクッション材と、表皮材と、を有する乗物用シートにおいて、
    前記シートフレームは、離間して配設されたサイドフレーム間を互いに連結する連結部材を備え、
    該連結部材は、上方向に湾曲して膨出した膨出面を有し、湾曲した位置に三角形状又は円形状の凹凸が複数連続して規則的に形成されてなることを特徴とする乗物用シート。
  3. 前記乗物用シートの乗物側面側にサイドエアバッグユニットが配設され、
    前記シートフレームは、前記サイドエアバッグユニットの取付範囲全域の表面に前記三角形状又は円形状の凹凸が形成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。
  4. 前記乗物用シートの乗物側面側と反対側にコンソールボックスが並設され、
    前記シートフレームは、前記コンソールボックスに対応する位置の少なくとも一部に前記三角形状又は円形状の凹凸が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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