JP5638354B2 - 周波数シンセサイザおよび周波数シンセサイザ用の位相振幅変換方法 - Google Patents
周波数シンセサイザおよび周波数シンセサイザ用の位相振幅変換方法 Download PDFInfo
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Description
先の図13に示す従来の周波数シンセサイザでは、セグメント数を大きくすることでスプリアスレベルを低減することができる。しかしながら、セグメント数を大きくすると、傾きデータ用回路123と基点データ用回路124の回路規模が大きくなり、コストが高くなる。さらに、消費電力も回路規模に合わせて増えるといった課題があった。
図1は、本発明の実施の形態1による周波数シンセサイザを示す構成図である。本実施の形態1における周波数シンセサイザは、位相アキュムレータ10、位相振幅変換回路20、およびデジタルアナログ(D−A)変換器30で構成されている。ここで、位相振幅変換回路20は、1の補数演算回路21、乗算回路22、傾きデータ用回路23、基点データ用回路24、範囲変換回路25、補正データ用回路26、加算回路27、および符号制御回路28を備えて構成されている。
本実施の形態2では、先の実施の形態1と比較して、より簡易な構成の周波数シンセサイザについて説明する。なお、先の実施の形態1における図1と同一符号で示す部分については、同一または相当部分を示し、説明を省略する。
先の実施の形態2では、LSBの増加率に応じた傾きの直線で1次近似を行うことで、先の実施の形態1よりも簡易な構成を実現する周波数シンセサイザについて説明した。これに対して、本実施の形態3では、LSBの増加率に固定値の係数を乗算した傾きの直線で1次近似を行うことで、先の実施の形態1よりも簡易な構成を実現する周波数シンセサイザについて説明する。なお、先の実施の形態1における図1、および先の実施の形態2における図6と同一符号で示す部分については、同一または相当部分を示し、説明を省略する。
本実施の形態4では、セグメント毎に補正データの振幅を設定する機能を備えた周波数シンセサイザについて説明する。なお、先の実施の形態1における図1、先の実施の形態2における図6、および先の実施の形態3における図9と同一符号で示す部分については、同一または相当部分を示し、説明を省略する。
Claims (6)
- 外部からのクロック信号に同期して、外部からの周波数制御信号を累積加算して、前記周波数制御信号の累積加算値を出力し、前記累積加算値が上限値に到達すると前記累積加算値をオーバーフロー処理する位相アキュムレータと、
前記位相アキュムレータからの前記累積加算値に対応する振幅データのデジタル信号を出力する位相振幅変換回路と、
前記位相振幅変換回路からの前記デジタル信号に対応する振幅データのアナログ信号を出力するデジタルアナログ変換回路と
を備えた周波数シンセサイザにおいて、
前記位相振幅変換回路は、前記累積加算値に対する前記振幅データの特性における位相データ範囲を複数のセグメントに分割し、各セグメントの始点を基点としてセグメントごとに直線近似するとともに、前記直線近似をすることによる誤差の変化幅が最も大きいセグメントにおける誤差データと逆極性となるようにして定めた補正データを、全セグメントで共通化した補正データとして採用し、セグメントごとに、前記直線近似をすることによる誤差の変化幅に応じて、前記全セグメントで共通化した補正データに対応する位相データ範囲の中から、セグメントごとに適切な個別位相データ範囲を特定してセグメントごとの個別補正データを決定し、それぞれのセグメントに応じた前記個別補正データを用いて、セグメントごとに誤差補正を行い、前記デジタル信号を出力する
ことを特徴とする周波数シンセサイザ。 - 請求項1に記載の周波数シンセサイザにおいて、
前記位相振幅変換回路は、
前記位相アキュムレータからの前記累積加算値に応じて、1の補数演算を行うことで第1の演算結果を出力する1の補数演算回路と、
前記1の補数演算回路から出力される前記第1の演算結果に応じて、近似用直線の傾きデータを出力する傾きデータ用回路と、
前記1の補数演算回路から出力される前記第1の演算結果と前記傾きデータ用回路から出力される前記傾きデータとを乗算することで第1の乗算結果を出力する乗算回路と、
前記1の補数演算回路から出力される前記第1の演算結果に応じて、前記基点に相当する近似用直線の基点データを出力する基点データ用回路と、
前記1の補数演算回路から出力される前記第1の演算結果に応じて、前記第1の演算結果の値を変換することで前記個別位相データ範囲を特定する範囲変換回路と、
前記範囲変換回路により特定された前記個別位相データ範囲に応じて、誤差補正データを出力する補正データ用回路と、
前記乗算回路から出力される前記第1の乗算結果と、前記基点データ用回路から出力される前記基点データと、前記補正データ用回路から出力される前記誤差補正データとを加算することで加算結果を出力する加算回路と、
前記位相アキュムレータからの前記累積加算値に応じて、前記加算回路から出力される前記加算結果の符号を制御する符号制御回路と
を有することを特徴とする周波数シンセサイザ。 - 請求項1に記載の周波数シンセサイザにおいて、
前記位相振幅変換回路は、
前記位相アキュムレータからの前記累積加算値に応じて、1の補数演算を行うことで第1の演算結果を出力する1の補数演算回路と、
前記1の補数演算回路から出力される前記第1の演算結果に応じて、前記基点に相当する近似用直線の基点データを出力する基点データ用回路と、
前記1の補数演算回路から出力される前記第1の演算結果に応じて、前記第1の演算結果の値を変換することで前記個別位相データ範囲を特定する範囲変換回路と、
前記範囲変換回路により特定された前記個別位相データ範囲に応じて、誤差補正データを出力する補正データ用回路と、
前記1の補数演算回路から出力される前記第1の演算結果と、前記基点データ用回路から出力される前記基点データと、前記補正データ用回路から出力される前記誤差補正データとを加算することで加算結果を出力する加算回路と、
前記位相アキュムレータからの前記累積加算値に応じて、前記加算回路から出力される前記加算結果の符号を制御する符号制御回路と
を有することを特徴とする周波数シンセサイザ。 - 請求項1に記載の周波数シンセサイザにおいて、
前記位相振幅変換回路は、
前記位相アキュムレータからの前記累積加算値に応じて、1の補数演算を行うことで第1の演算結果を出力する1の補数演算回路と、
前記1の補数演算から出力される前記第1の演算結果に所定の係数を乗算することで第2の乗算結果を出力する係数乗算回路と、
前記1の補数演算回路から出力される前記第1の演算結果に応じて、前記基点に相当する近似用直線の基点データを出力する基点データ用回路と、
前記1の補数演算回路から出力される前記第1の演算結果に応じて、前記第1の演算結果の値を変換することで前記個別位相データ範囲を特定する範囲変換回路と、
前記範囲変換回路により特定された前記個別位相データ範囲に応じて、誤差補正データを出力する補正データ用回路と、
前記係数乗算回路から出力される前記第2の乗算結果と、前記基点データ用回路から出力される前記基点データと、前記補正データ用回路から出力される前記誤差補正データとを加算することで加算結果を出力する加算回路と、
前記位相アキュムレータからの前記累積加算値に応じて、前記加算回路から出力される前記加算結果の符号を制御する符号制御回路と
を有することを特徴とする周波数シンセサイザ。 - 請求項2ないし4のいずれか1項に記載の周波数シンセサイザにおいて、
前記補正データ用回路と前記加算回路との間に設けられ、前記1の補数演算から出力される前記第1の演算結果に応じた係数を、前記補正データ用回路から出力される前記誤差補正データに乗算し、前記係数を乗算後の誤差補正データを前記加算回路に出力する第2の係数乗算回路をさらに有し、
前記加算回路は、前記補正データ用回路から出力される前記誤差補正データを用いて前記加算結果を算出する代わりに、前記第2の係数乗算回路から出力される前記係数を乗算後の誤差補正データを用いて前記加算結果を算出する
ことを特徴とする周波数シンセサイザ。 - 外部からのクロック信号に同期して、外部からの周波数制御信号を累積加算して、前記周波数制御信号の累積加算値を出力し、前記累積加算値が上限値に到達すると前記累積加算値をオーバーフロー処理する位相アキュムレータ処理ステップと、
前記位相アキュムレータ処理ステップからの前記累積加算値に対応する振幅データのデジタル信号を出力する位相振幅変換処理ステップと、
前記位相振幅変換処理ステップからの前記デジタル信号に対応する振幅データのアナログ信号を出力するデジタルアナログ変換処理ステップと
を備えた周波数シンセサイザ用の位相振幅変換方法において、
前記位相振幅変換処理ステップは、前記累積加算値に対する前記振幅データの特性における位相データ範囲を複数のセグメントに分割し、各セグメントの始点を基点としてセグメントごとに直線近似するとともに、前記直線近似をすることによる誤差の変化幅が最も大きいセグメントにおける誤差データと逆極性となるようにして定めた補正データを、全セグメントで共通化した補正データとして採用し、セグメントごとに、前記直線近似をすることによる誤差の変化幅に応じて、前記全セグメントで共通化した補正データに対応する位相範囲データの中から、セグメントごとに適切な個別位相データ範囲を特定してセグメントごとの個別補正データを決定し、それぞれのセグメントに応じた前記個別補正データを用いて、セグメントごとに誤差補正を行い、前記デジタル信号を出力する
ことを特徴とする周波数シンセサイザ用の位相振幅変換方法。
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