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JP5623843B2 - エアバッグ、エアバッグ装置及びテザーの縫合方法 - Google Patents

エアバッグ、エアバッグ装置及びテザーの縫合方法 Download PDF

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JP5623843B2 JP2010209204A JP2010209204A JP5623843B2 JP 5623843 B2 JP5623843 B2 JP 5623843B2 JP 2010209204 A JP2010209204 A JP 2010209204A JP 2010209204 A JP2010209204 A JP 2010209204A JP 5623843 B2 JP5623843 B2 JP 5623843B2
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Description

本発明は、自動車等の乗物に搭載されるエアバッグ、エアバッグ装置及びテザーの縫合方法に関し、特に、エアバッグの形状を規制するテザーの縫合に特徴を有するエアバッグ、エアバッグ装置及びテザーの縫合方法に関する。
自動車等の車両には、衝突時や急減速時等にエアバッグを車内で膨張展開させて乗員に生ずる衝撃を吸収するためのエアバッグ装置が搭載されることが一般的になっている。かかるエアバッグ装置には、ステアリングに内装された運転席用エアバッグ装置、インストルメントパネルに内装された助手席用エアバッグ装置、車両側面部又はシートに内装されたサイドエアバッグ装置、ドア上部に内装されたカーテンエアバッグ装置、乗員の膝部に対応したニーエアバッグ装置等、種々のタイプが開発・採用されている。
これらのエアバッグ装置は、一般に、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグと、該エアバッグにガスを供給するインフレータと、を有する。特に、助手席用エアバッグ装置では、エアバッグの膨張空間が広く、子供・成人女性・成人男性等の様々な体型の人が乗車するため、エアバッグの容量、膨張展開の速度、エアバッグの内圧、衝撃吸収力等のバランスを考慮する必要がある。かかる要求から、エアバッグの形状を規制するテザー(ストラップ、ベルト部、帯状体、帯状紐等ともいう。)をエアバッグの内部に配置することがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1には、エアバッグの展開初期においては、インフレータからの噴出ガスによって噴出方向、即ち乗員の方向に1次的に大きく伸張するため、上下左右方向の膨らみが遅れるという問題があり、ガス噴出方向へのエアバッグの伸張を制限すべく、エアバッグの内側頂部付近と内側基部付近とに亘らせてエアバッグの伸張を規制するストラップが設けられることが多いことが記載されている。
また、特許文献1には、展開形状におけるエアバッグの内側頂部付近と内側基部付近とに取着した補強布の夫々の一部を一体に延設して帯状体を設けると共に、これら帯状体端部を対向する補強布の帯状体端部と縫合することによりエアバッグの展開形状を規制するストラップを形成せしめた車両用エアバッグにおいて、帯状体の各先端部に、先端部から両側に突出させてセット穴を有するフラップを形成し、一方、縫合用透孔を有する1対の板状体の合わせ面に、縫合用に重ね合わせた帯状体のセット穴に対応させ位置決めピンを設けて縫製用治具となし、縫合する帯状体の各セット穴をこの治具の位置決めピンに嵌挿し、のち治具の板状体を閉じ、縫合用透孔からこれら帯状体端部を縫合することを特徴とする車両用エアバッグの製造方法が開示されている。
特許文献2には、ガス発生器の作動時に膨出するようになされたエアバッグ本体であって、エアバッグ本体はフロント側の基布とガス注入口を有するリア側の基布の端縁を縫着して形成され、且つフロント側の基布とリア側の基布との間に吊りベルトが縫着され、吊りベルトのベルト部の先端がエアバッグ本体に縫着されたベルトキャッチに縫着されるエアバッグ装置のエアバッグ本体の製造方法において、吊りベルトのベルト部の先端の縫着部が形成される位置より先端側に位置決めピンの挿通用のピン穴を形成し、ピン穴と対向するベルトキャッチに位置決めピンの挿通用のピン穴を形成し、ミシンテーブル側に形成した位置決めピンにベルトキャッチのピン穴及びベルト部の先端のピン穴を嵌合させて位置決めし、吊りベルトのベルト部の先端の縫着部を形成することを特徴とするエアバッグ装置のエアバッグ本体の製造方法が開示されている。
特開平5−116575号公報 特開平7−304411号公報
ところで、上述したようなテザーのエアバッグの基布への縫合に際し、位置決めピンを使用してテザーをエアバッグに固定した場合には、テザーを正確に固定できる一方、縫合した後にピン穴が残ってしまうため、ピン穴を塞ぐ工程が必要となる。そこで、テザーの縫合は、例えば、エアバッグの基布を台上に平面展開し、エアバッグの外周部を台上に位置決めピンにより固定し、レーザポインタ等によりテザーの縫合位置を指し示してから行うようにしている。しかしながら、かかる縫合方法では、エアバッグの全体を平面展開しなければならず設備が大型化してしまう、エアバッグの固定部とテザーの縫合部とが離れているためエアバッグの基布に皺ができやすい、という問題があった。
また、上述した特許文献1に記載の車両用エアバッグの製造方法では、エアバッグの形状を規制するテザー(帯状体)の端部どうしを縫合する際に、セット穴を有するフラップをテザー(帯状体)に形成し、位置決めピンをセット穴に挿通することにより、正確に位置決めをできるようにしている。しかしながら、エアバッグの内側頂部付近とテザー(帯状体)との縫合に関しては、特に言及されておらず、従来の縫合方法と同様の問題が生じうる。
また、上述した特許文献2に記載のエアバッグ本体の製造方法では、テザー(吊りベルト)をベルトキャッチに縫合するように構成し、テザーとベルトキャッチとに形成されたピン穴に位置決めピンを挿通することにより、正確に位置決めをできるようにしている。しかしながら、ベルトキャッチとエアバッグの基布との縫合に関しては、特に言及されておらず、従来の縫合方法と同様の問題が生じうる。
本発明はかかる課題に鑑み創案されたものであり、テザーを容易かつ正確に位置決めすることができる、エアバッグ、エアバッグ装置及びテザーの縫合方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグであって、前記エアバッグの外殻を構成する基布と、該基布に縫合され前記エアバッグの膨張展開時の形状を規制するテザーと、を有し、前記基布と前記テザーとの接続部における前記基布側に形成された第一ピン穴と、前記基布と前記テザーとの接続部における前記テザー側に前記第一ピン穴と一致する位置に形成された第二ピン穴と、前記テザーを折り返して前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴を覆うように前記基布に縫合された折返部と、を有し、前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴に位置決めピンを挿通することにより前記基布及び前記テザーを固定して縫合するようにした、ことを特徴とするエアバッグが提供される。
また、本発明によれば、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグと、該エアバッグにガスを供給するインフレータと、を有するエアバッグ装置において、前記エアバッグは、前記エアバッグの外殻を構成する基布と、該基布に縫合され前記エアバッグの膨張展開時の形状を規制するテザーと、を有し、前記基布と前記テザーとの接続部における前記基布側に形成された第一ピン穴と、前記基布と前記テザーとの接続部における前記テザー側に前記第一ピン穴と一致する位置に形成された第二ピン穴と、前記テザーを折り返して前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴を覆うように前記基布に縫合された折返部と、を有することを特徴とするエアバッグ装置が提供される。
上述した本発明に係るエアバッグ及びエアバッグ装置において、前記折返部における縫合線は環状を有し、前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴は、前記縫合線の内側に形成されていてもよい。
前記テザーは、前記折返部の位置を特定する目印を有していてもよい。また、前記目印は、例えば、前記折返部の折線に沿って形成された切欠部若しくは突起部又は前記折返部を折り返した時に一致する位置に形成された少なくとも一対の切欠部若しくは突起部である。
前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴は、それぞれ非対称の三角形の頂点を構成する位置に形成されていてもよい。
前記エアバッグは前記テザーを複数有し、該テザーごとにそれぞれ前記第一ピン穴が形成されており、該第一ピン穴は前記テザーごとに配置が異なっていてもよい。

前記テザーは、複数の断片部に分割されており、前記断片部の端部を重ね合わせて縫合することにより一本化される構成を有し、前記断片部は、端部を重ね合わせた時に一致する位置に形成された少なくとも一対の突起部と、該突起部を重ね合わせた時に一致する位置に形成された第三ピン穴と、を有していてもよい。
前記エアバッグは、乗員の左側に膨張展開される左膨張室と、乗員の右側に膨張展開される右膨張室と、を有し、前記左膨張室と前記右膨張室とを連結する連結部と、該連結部に形成され前記左膨張室と前記右膨張室とを連通する連通路と、を備え、前記テザーは、一端が前記左膨張室又は前記右膨張室の外殻部に接続され、他端部が前記連結部に接続されている又は他端部同士が前記連通路を介して接続されている、ように構成されていてもよい。また、前記テザーは、L字形状に形成された基布の各辺により構成されており、その屈曲部が前記連結部に接続されていてもよい。
また、本発明によれば、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグを構成する基布に、前記エアバッグの膨張展開時の形状を規制するテザーを縫合する際に用いられるテザーの縫合方法であって、前記基布と前記テザーとの接続部における前記基布側に形成された第一ピン穴に位置決めピンを挿通する基布固定工程と、前記基布と前記テザーとの接続部における前記テザー側に形成された第二ピン穴に前記位置決めピンを挿通するテザー固定工程と、前記基布と前記テザーとを縫合する第一縫合工程と、縫合した前記基布及び前記テザーを前記位置決めピンから抜き取って前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴を覆うように前記テザーを折り返すテザー折返工程と、折り返した前記テザーを前記基布に縫合する第二縫合工程と、を有する、ことを特徴とするテザーの縫合方法が提供される。
前記第二縫合工程は、前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴を囲むように縫合する工程であってもよい。
上述した本発明に係るエアバッグ、エアバッグ装置及びテザーの縫合方法によれば、基布及びテザーにピン穴を形成して位置決めピンにより基布及びテザーを固定できるようにし、基布及びテザーを縫合した後、ピン穴を塞ぐようにテザーを折り返して基布に縫合するようにしたことにより、基布とテザーとの接合部にピン穴を開けたとしても、折返部によりピン穴を容易に塞ぐことができる。したがって、基布の縫合位置に近い位置でテザーを容易かつ正確に位置決めすることができ、テザーの縫合時に基布全体を平面展開する必要がないため設備の小型化を図ることができ、テザーの縫合時に皺ができ難いためエアバッグの品質の向上を図ることができる。
また、基布と折返部の縫合線を環状に形成し、その内側にピン穴を形成することにより、ピン穴を囲むように縫合することができ、折返部でピン穴を効果的に封止することができる。
また、テザーに目印を形成することにより、折返部を容易に位置決めすることができ、正確に縫合することができる。特に、目印をテザーの所定箇所に形成された切欠部又は突起部により構成することにより、容易に目印を形成することができる。
また、ピン穴(第一ピン穴及び第二ピン穴)を非対称の三角形の頂点を構成する位置に形成することにより、基布に対するテザーの配置する向き及びテザーの表裏の誤認を抑制することができ、縫合時における基布やテザーの回転や皺の形成を効果的に抑制することもできる。
また、複数のテザーをエアバッグに配置する場合に、テザーごとにピン穴の配置を異ならせることにより、接続するテザーの誤認を抑制することができ、テザーを取り違えないようにすることができる。
また、テザーを複数の断片部に分割した場合であっても、断片部の端部にピン穴を有する突起部を形成することにより、断片部を容易に位置決めすることができ、正確に縫合することができる。
また、エアバッグが左膨張室及び右膨張室を有する場合、すなわち、いわゆるツインバッグの場合であっても、本発明は、容易かつ正確にテザーを位置決めすることができ、エアバッグの膨張展開時における形状を規制することが多いツインバッグに対して効果的である。特に、ツインバッグにおいて使用されるL字形状のテザーに対しても、本発明を容易に適用することができる。
本発明の第一実施形態に係るエアバッグの断面図である。 図1に示したエアバッグを構成する基布の平面展開図であり、(A)はアウターパネル、(B)はインナーパネル、を示している。 図1に示したテザーの平面展開図であり、(A)は分割状態、(B)は連結状態、を示している。 本発明に係るテザーの縫合方法を示す説明図であり、(A)は基布固定工程、(B)はテザー固定工程、(C)は第一縫合工程、(D)は折返工程、(E)は第二縫合工程、(F)はテザー縫合後のアウターパネルの平面展開図、を示している。 テザーの変形例を示す図であり、(A)は第一変形例、(B)は第二変形例、(C)は第三変形例、(D)は第四変形例、を示している。 本発明に係るエアバッグの他の実施形態を示す図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、(C)は第四実施形態、(D)は第五実施形態、を示している。 本発明の第一実施形態に係るエアバッグ装置の断面図である。 本発明に係るエアバッグ装置の他の実施形態を示す図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、(C)は第四実施形態、を示している。
以下、本発明の実施形態について図1〜図8を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の第一実施形態に係るエアバッグの断面図である。図2は、図1に示したエアバッグを構成する基布の平面展開図であり、(A)はアウターパネル、(B)はインナーパネル、を示している。図3は、図1に示したテザーの平面展開図であり、(A)は分割状態、(B)は連結状態、を示している。なお、図1に示したエアバッグは、膨張展開したエアバッグを乗員側から見た状態における断面図を図示したものである。
図1〜図3に示すように、本発明の第一実施形態に係るエアバッグ1は、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグ1であって、エアバッグ1の外殻を構成する基布(アウターパネル2)と、アウターパネル2に縫合されエアバッグ1の膨張展開時の形状を規制するテザー3と、を有し、アウターパネル2とテザー3との接続部Xにおけるアウターパネル2側に形成された第一ピン穴21と、アウターパネル2とテザー3との接続部Xにおけるテザー3側に第一ピン穴21と一致する位置に形成された第二ピン穴31と、テザー3を折り返して第一ピン穴21及び第二ピン穴31を覆うようにアウターパネル2に縫合された折返部32と、を有し、第一ピン穴21穴及び第二ピン穴31に位置決めピン5を挿通することによりアウターパネル2及びテザー3を固定して縫合するようにしたことを特徴とする。なお、図1の接続部Xにおいて、発明の内容を理解し易くするために、アウターパネル2とテザー3との間に隙間を空けて図示しているが、実際は密着した状態となるように縫合される。
前記エアバッグ1は、例えば、乗員の左側に膨張展開される左膨張室1Lと、乗員の右側に膨張展開される右膨張室1Rと、を有し、左膨張室1Lと右膨張室1Rとを連結する連結部11と、連結部11に形成され左膨張室1Lと右膨張室1Rとを連通する連通路12と、を備えている。かかるエアバッグ1は、一般に、ツインバッグと呼ばれている。また、エアバッグ1は、外殻を構成する基布であるアウターパネル2と、内殻を構成する基布であるインナーパネル4と、を有し、アウターパネル2及びインナーパネル4は、縫合部1aにより互いの縁部が縫合され、袋体を構成している。なお、連結部11は、対峙するインナーパネル4を環状の縫合部1bで縫合することによって形成される。
前記アウターパネル2は、例えば、図2(A)に示したように、左膨張室1Lの一部を構成する左アウターパネル2Lと、右膨張室1Rの一部を構成する右アウターパネル2Rと、左アウターパネル2L及び右アウターパネル2Rを連結する基端部2Aと、エアバッグ1の背面部を構成する一対の背面パネル2B,2Bと、を有する。なお、図2(A)に示したアウターパネル2は、テザー3の一部を縫合した状態を図示している。
基端部2Aには、ガス発生器(インフレータ)を装着する開口部22が形成されている。かかる基端部2Aは、例えば、インストルメントパネル等の車体側に接続される部分である。また、左アウターパネル2L及び右アウターパネル2Rには、エアバッグ1内のガスを排気するための開口部であるベントホール23が形成されていてもよい。一般に、ベントホール23の外縁には、補強布23aが縫合される。また、背面パネル2Bは、アウターパネル2とインナーパネル4とを縫合して袋体を構成した時に、インナーパネル4に縫合されない部分である。かかる背面パネル2Bは、袋体を二つに折り曲げてツインバッグ化した時に、アウターパネル2同士を連結する部分であり、それによって隙間のない袋体を構成する。
また、アウターパネル2(左アウターパネル2L及び右アウターパネル2R)は、テザー3との接続部Xに形成された第一ピン穴21を有する。第一ピン穴21は、例えば、各接続部Xに三個ずつ形成される。ただし、第一ピン穴21の個数は三個に限定されるものではなく、アウターパネル2の固定を考慮すれば、少なくとも二個以上であればよい。また、第一ピン穴21は、接続部Xごとに縫合する場合には、各接続部Xに少なくとも二個以上となるように配置すればよいし、左アウターパネル2L又は右アウターパネル2Rごとに縫合する場合には、各パネル2L,2Rにおける第一ピン穴21の合計が少なくとも二個以上となるように配置すればよい。特に、図示したように、第一ピン穴21を非対称の三角形の頂点となる位置に形成することにより、アウターパネル2の向きや表裏の誤認を抑制することができ、各接続部Xの縫合時におけるアウターパネル2の回転や皺の形成を効果的に抑制することもできる。
また、接続部Xにおける縫合線(図では、縫合予定線2xを一点鎖線で図示している)は環状を有し、第一ピン穴21は、縫合線(縫合予定線2x)の内側に形成されている。縫合線(縫合予定線2x)は、無端形状を構成する環状であれば、円形又は楕円形であってもよいし、多角形であってもよい。また、縫合予定線2xは、例えば、図2(A)に示したように、二重に構成されている。一方(例えば、外側)の縫合予定線2xは、テザー3をアウターパネル2に固定する縫合予定線2xであり、他方(例えば、内側)の縫合予定線2xは、テザー3の折返部32をアウターパネル2に固定する縫合予定線2xである。このように、第一ピン穴21を縫合線(縫合予定線2x)の内側に形成することにより、第一ピン穴21を囲むように縫合することができ、折返部32で第一ピン穴21を効果的に封止することができる。
インナーパネル4は、例えば、図2(B)に示したように、左膨張室1Lの一部を構成する左インナーパネル4Lと、右膨張室1Rの一部を構成する右インナーパネル4Rと、を有する。左インナーパネル4L及び右インナーパネル4Rには、それぞれに一対の連通路12が形成されている。一対の連通路12を囲う破線は、連結部11を構成する縫合予定線4aである。インナーパネル4は、左インナーパネル4Lの連通路12とそれに対応する右インナーパネル4Rの連通路12とが一致するように二つに折り重ねられ、縫合予定線4aに沿って縫合されることによって、縫合部1bが形成された後、アウターパネル2に縫合されて袋体を形成し、ツインバッグ化される。そして、縫合予定線4aによって囲まれた部分が連結部11を構成する。連結部11のエアバッグ2の内面を形成する部分には、テザー3の一部が縫合されている。かかるテザー3は、インナーパネル4に形成されたピン穴41と一致するピン穴を有し、位置決めピンに挿通されてインナーパネル4に縫合される。このとき、連結部11は縫合予定線4aによって封止されるため、ピン穴41を他の手段により封止する必要はない。
また、連通路12の構成は、図示したものに限定されるものではなく、左インナーパネル4L及び右インナーパネル4Rに一個ずつ形成されていてもよいし、三個以上形成されていてもよい。また、連通路12の形状は、エアバッグ1の種類、据付場所や据付角度、車体形状(例えば、インストルメントパネルの角度、フロントガラスの角度等)、乗員(又はダミー人形)のエアバッグ1(例えば、ツインバッグの谷間)への進入角度等の条件によって適宜変更することができる。なお、図示したように、左インナーパネル4L及び右インナーパネル4Rに一対の連通路12を形成した場合には、対向する辺を直線状に形成することによって、連結部11の張力を安定させ、連通路12の変形を抑制することができる。
前記テザー3は、エアバッグ1の膨張展開時の形状を規制する部品である。エアバッグ1の膨張展開時の形状を規制する手段を使用しない場合には、エアバッグ1は横幅方向(左右方向)に膨張展開し、エアバッグ1は球形に近い形状に膨張展開しようとする。また、横幅方向(左右方向)にエアバッグ1が膨張展開した場合には、膨張展開方向(乗員方向)のエアバッグ1の到達距離も短くなってしまう。そこで、エアバッグ1の膨張展開時の形状を規制するテザー3が必要になる。かかるテザー3は、帯状の基布によって形成されることが多く、ストラップ、ベルト部、帯状体、帯状紐等と呼ばれることもある。
図1に示したようなエアバッグ1(ツインバッグ)では、左膨張室1Lと右膨張室1Rとが同形状であるため、それぞれに同形状のテザー3が接続される。左膨張室1Lと右膨張室1Rとが異なる形状の場合には、それぞれの形状に適したテザー3を接続するようにしてもよい。また、図1に示したように、テザー3は、例えば、エアバッグ1(各膨張室1L,1R)の横幅方向(左右方向)の膨張展開を規制する第一テザー33と、膨張方向(乗員方向)の膨張展開を規制する第二テザー34と、を有する。また、図3(B)に示したように、テザー3(第一テザー33及び第二テザー34)は、L字形状に形成された基布の各辺により構成されており、その屈曲部35が連結部11に接続されている。
図3(A)及び(B)に示したように、テザー3は、複数の断片部3a,3b,3cに分割されており、断片部3a,3b,3cの端部を重ね合わせて縫合することにより一本化される構成を有している。このようにテザー3を複数の断片部3a,3b,3cに分割することにより、アウターパネル2とインナーパネル4との縫合(縫合部1aの形成)を容易に行うことができる。
具体的には、テザー3は、第一テザー33の先端部を構成する第一断片部3aと、第二テザー34の先端部を構成する第二断片部3bと、第一テザー33及び第二テザー34の基端部を構成するL字形状の第三断片部3cと、に分割されている。また、各断片部3a,3b,3cは、第一断片部3aと第三断片部3cとの連結部及び第二断片部3bと第三断片部3cとの連結部を構成する各端部に、端部を重ね合わせた時に一致する位置に形成された一対の突起部36と、突起部36を重ね合わせた時に一致する位置に形成された第三ピン穴37と、を有する。第三ピン穴37を有する突起部36は、第一断片部3a及び第二断片部3bを第三断片部3cに接続する際に、各断片部3a,3b,3cを容易に位置決めし、正確に縫合するために形成される部分であるため、各端部の両側部に少なくとも一対形成するとよい。
また、第一断片部3aの先端部38(すなわち、第一テザー33とアウターパネル2との接続部Xを構成する部分)には、位置決めピンを挿通するための第二ピン穴31が形成されている。第二ピン穴31は、アウターパネル2の第一テザー33を接続する箇所に形成された第一ピン穴21と一致するように配置される。したがって、先端部38の縫合時には、第一ピン穴21及び第二ピン穴31に位置決めピンを挿通することができ、アウターパネル2とテザー3とを正確に位置決めすることができる。特に、第二ピン穴31を、非対称の三角形の頂点となる位置に形成することにより、第一テザー33の向きや表裏の誤認を抑制することができ、各接続部Xの縫合時における第一テザー33の回転や皺の形成を効果的に抑制することもできる。
また、第二断片部3bの先端部38(すなわち、第二テザー34とアウターパネル2との接続部Xを構成する部分)にも、第一テザー33と同様に、位置決めピンを挿通するための第二ピン穴31が形成されている。図3(A)に示したように、第一テザー33の第二ピン穴31と第二テザー34の第二ピン穴31との配置形状は、異なるように形成されている。このように、複数のテザー(ここでは、第一テザー33及び第二テザー34)をエアバッグ1に配置する場合に、テザーごとにピン穴(ここでは、第二ピン穴31)の配置を異ならせることにより、接続するテザーの誤認を抑制することができ、第一テザー33と第二テザー34とを取り違えないようにすることができる。
また、第三断片部3cの中間部(L字形状の屈曲部35)には、位置決めピンを挿通するための第四ピン穴39が形成されている。かかる第四ピン穴39も第二ピン穴31と同様に、非対称の三角形の頂点となる位置に形成することにより、第三断片部3cの向きや表裏の誤認を抑制することができ、縫合時における第三断片部3cの回転や皺の形成を効果的に抑制することもできる。また、第四ピン穴39の配置を第二ピン穴31と異ならせることにより、他の断片部3a,3bとの誤認を抑制することができる。
さらに、第一テザー33及び第二テザー34は、先端部38と隣接した部分に折返部32を有する。かかる折返部32は、アウターパネル2への接続時に、先端部38を縫合予定線38xに沿ってアウターパネル2に縫合した後、先端部38の上に折り返されて縫合予定線32xに沿ってアウターパネル2に縫合される部分である。これらの縫合予定線38x,32xは、アウターパネル2の縫合予定線2xと同様に環状に構成されており、その内側に第二ピン穴31が形成されている。このように、第二ピン穴31を縫合線(縫合予定線38x,32x)の内側に形成することにより、第二ピン穴31を囲むように縫合することができ、折返部32で第二ピン穴31を効果的に封止することができる。
また、第一テザー33及び第二テザー34は、折返部32の位置を特定する目印32mを有する。具体的には、目印32mは、先端部38と折返部32との間における折返部32の折線に沿って形成された切欠部である。このように、テザー3(第一テザー33及び第二テザー34)に目印32mを形成することにより、折返部32を容易に位置決めすることができ、正確に縫合することができる。なお、目印32mの切欠形状は、図示した形状に限定されるものではなく、三角形の二辺により切り欠かれた形状や線状に切り込まれた形状であってもよい。
次に、上述したテザー3をアウターパネル2に縫合する方法について説明する。ここで、図4は、本発明に係るテザーの縫合方法を示す説明図であり、(A)は基布固定工程、(B)はテザー固定工程、(C)は第一縫合工程、(D)は折返工程、(E)は第二縫合工程、(F)はテザー縫合後のアウターパネルの平面展開図、を示している。
本発明に係るテザー3の縫合方法は、図4(A)〜(E)に示したように、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグ1を構成する基布(例えば、アウターパネル2)に、エアバッグ1の膨張展開時の形状を規制するテザー3を縫合する際に用いられるテザー3の縫合方法であって、アウターパネル2とテザー3との接続部Xにおけるアウターパネル2側に形成された第一ピン穴21に位置決めピン5を挿通する基布固定工程と、アウターパネル2とテザー3との接続部Xにおけるテザー3側に形成された第二ピン穴31に位置決めピン5を挿通するテザー固定工程と、アウターパネル2とテザー3とを縫合する第一縫合工程と、縫合したアウターパネル2及びテザー3を位置決めピン5から抜き取って第一ピン穴21及び第二ピン穴31を覆うようにテザー3を折り返すテザー折返工程と、折り返したテザー3をアウターパネル2に縫合する第二縫合工程と、を有する。
前記基布固定工程は、図4(A)に示したように、エアバッグ1の外殻を構成する基布であるアウターパネル2を所定の作業台上に平面展開し、縫合する箇所の第一ピン穴21に位置決めピン5を挿通し、アウターパネル2を作業台上に固定する工程である。ここでは、第一テザー33を構成する第一断片部3aをアウターパネル2に接続する場合を想定している。なお、第一テザー33及び第二テザー34を同じ同時並行的に処理する場合には、第一テザー33(第一断片部3a)及び第二テザー34(第二断片部3b)を接続する箇所の両方の第一ピン穴21に位置決めピン5を挿通するようにすればよい。なお、図では、アウターパネル2の半面が平面展開されているが、縫合したい箇所のみ平面展開できる作業台を使用するようにしてもよい。
前記テザー固定工程は、図4(B)に示したように、作業台上に固定されたアウターパネル2の上から第一テザー33を位置決めピン5に挿通し、第一テザー33を作業台上に固定する工程である。このとき、第一テザー33には、第一ピン穴21と一致する位置に形成された第二ピン穴31が形成されていることから、第一テザー33をアウターパネル2に正確に位置決めすることができる。
また、第一ピン穴21及び第二ピン穴31は、非対称の三角形の頂点を構成する位置に形成されていることから、アウターパネル2に対する第一テザー33の向きや表裏を間違えることがない。さらに、第一テザー33の接続部Xに形成された第一ピン穴21及び第二ピン穴31は、他のテザー3(例えば、第二テザー34)の接続部Xに形成された第一ピン穴21及び第二ピン穴31と異なる形状に配置されていることから、作業台上に固定するアウターパネル2の位置を間違えたり、第一テザー33を第二テザー34と取り違えたりすることがない。
前記第一縫合工程は、図4(C)に示したように、アウターパネル2上に位置決めされた第一テザー33をアウターパネル2に縫合する工程である。図4(C)は、図4(B)におけるC−C断面図である。なお、作業台の図は省略してある。かかる第一縫合工程は、具体的には、図2(A)に図示した外側の縫合予定線2x及び図3(A)に示した縫合予定線38xに沿って縫合し、アウターパネル2と第一テザー33とを接続する。
前記テザー折返工程は、図4(D)に示したように、アウターパネル2に縫合した第一テザー33を折り返す工程である。このとき、第一テザー33は、既にアウターパネル2に縫合されていることから、位置決めピン5から取り外しても位置がずれることがない。また、第一テザー33は、折返部32で第一ピン穴21及び第二ピン穴31を封止するように折り返される。この状態で、任意の固定手段(例えば、接続部Xを囲む枠体等)により第一テザー33及びアウターパネル2が位置決めされる。
前記第二縫合工程は、図4(E)に示したように、第一テザー33の折返部32とアウターパネル2とを縫合する工程である。かかる第二縫合工程は、具体的には、図2(A)に図示した内側の縫合予定線2x及び図3(A)に示した縫合予定線32xに沿って縫合し、アウターパネル2と折返部32とを接続する。縫合予定線2x及び縫合予定線32xは、環状に構成されていることから、第二縫合工程は、第一ピン穴21及び第二ピン穴31を囲むように縫合する工程でもある。かかる縫合により、ピン穴を有しない折返部32によって、第一ピン穴21及び第二ピン穴31を塞ぐことができ、効果的に封止することができる。なお、第一縫合工程において縫合される縫合予定線38xは、第一テザー33をアウターパネル2に位置決めできるものであればよく、必ずしも環状に構成されていなくてもよい。
上述したテザー3の縫合方法によって、第一テザー33の縫合が終了した後、同様の手順により、第二テザー34を縫合する。第一テザー33及び第二テザー34をアウターパネル2に縫合した状態を図4(F)に示す。また、図示しないが、インナーパネル4にテザー3の第三断片部3cを縫合し(図2(B)参照)、第一断片部3aと第三断片部3c及び第二断片部3bと第三断片部3cを縫合し、最終的に、アウターパネル2とインナーパネル4の外周部を縫合することによってエアバッグ1が形成される。
続いて、上述したテザー3の変形例について説明する。ここで、図5は、テザーの変形例を示す図であり、(A)は第一変形例、(B)は第二変形例、(C)は第三変形例、(D)は第四変形例、(E)は第五変形例、を示している。なお、各図に示したテザー3は、第二テザー34を構成する第二断片部3bに相当するものである。
図5(A)に示したように、テザー3の第一変形例は、目印32mを有しないものである。このように、目印32mを有しない場合であっても、先端部38が折返部32よりも幅広に形成されている場合には、目印32mがなくても折線を把握することができる。
図5(B)に示したように、テザー3の第二変形例は、目印32mをテザー3の側部ではなく略中央部に形成したものである。このように、目印32mを構成する切欠部をテザー3の略中央部に形成した場合であっても、折返部32を容易に位置決めすることができる。なお、折線に沿って複数の切欠部を形成して目印32mを構成するようにしてもよいし、切欠部は線状に切り込まれた形状であってもよい。
図5(C)に示したように、テザー3の第三変形例は、図3に示した切欠部に替えて、突起部により目印32mを構成したものである。このように、折返部32の折線に沿って形成された突起部であっても、折返部32を容易に位置決めすることができる。
図5(D)に示したように、テザー3の第四変形例は、折返部32を折り返した時に一致する位置に形成された二対の突起部により目印32mを構成したものである。ここでは、テザー3の各側部に一対ずつの目印32mを形成したが、目印32mは、少なくとも片側の側部に形成された一対の突起部により構成されていてもよい。かかる構成によっても、折返部32を容易に位置決めすることができる。
図5(E)に示したように、テザー3の第五変形例は、折返部32を折り返した時に一致する位置に形成された二対の切欠部により目印32mを構成したものである。ここでは、テザー3の各側部に一対ずつの目印32mを形成したが、目印32mは、少なくとも片側の側部に形成された一対の切欠部により構成されていてもよい。かかる構成によっても、折返部32を容易に位置決めすることができる。この第五変形例は、図示したように、先端部38と折返部32とが同じ幅を有している場合に効果的である。
続いて、本発明に係るエアバッグ1の他の実施形態について説明する。ここで、図6は、本発明に係るエアバッグの他の実施形態を示す図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、(C)は第四実施形態、(D)は第五実施形態、を示している。なお、図1に示した第一実施形態に係るエアバッグ1と同じ構成部品については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
図6(A)に示した第二実施形態に係るエアバッグ1は、テザー3を複数の断片部に分割せずに、L字形状の一本の基布の各辺により構成したものである。例えば、L字形状の短辺が第一テザー33を構成し、L字形状の長辺が第二テザー34を構成している。
図6(B)に示した第三実施形態に係るエアバッグ1は、第一テザー33及び第二テザー34を個別の基布により構成したものである。第一テザー33及び第二テザー34の両端部は、第一実施形態と同様に、アウターパネル2の内面及びインナーパネル4の連結部11にそれぞれ接続される。
図6(C)に示した第四実施形態に係るエアバッグ1は、テザー3を第一テザー33に相当するI字形状の基布により構成したものである。テザー3は、中間部で第一断片部3a及び第四断片部3dに分割されており、第一断片部3a及び第四断片部3dの連結部には、第三ピン穴37を有する突起部36が形成されている。なお、テザー3は、分割せずに一本のI字形状の基布により構成するようにしてもよい。
図6(D)に示した第五実施形態に係るエアバッグ1は、テザー3の一端が左膨張室1Lを構成するアウターパネル2の内面に接続され、テザー3の他端が右膨張室1Rを構成するアウターパネル2の内面に接続されたものである。かかる実施形態では、テザー3をI字形状の基布により構成し、連結部11に接続せずに、連通路12を通過させてアウターパネル2同士を連結している。かかる構成によっても、エアバッグ1の横幅方向の膨張展開時の形状を規制することができる。また、テザー3は、中間部で第五断片部3e及び第六断片部3fに分割されており、第五断片部3e及び第六断片部3fの連結部には、第三ピン穴37を有する突起部36が形成されている。テザー3は、分割せずに一本のI字形状の基布により構成するようにしてもよい。また、複数のテザー3を有する場合に、一部のテザー3を連通路12に通過させてアウターパネル2に接続し、一部のテザー3を連結部11に接続するようにしてもよい。
次に、本発明に係るエアバッグ装置について説明する。ここで、図7は、本発明の第一実施形態に係るエアバッグ装置の断面図である。また、図8は、本発明に係るエアバッグ装置の他の実施形態を示す図であり、(A)は第二実施形態、(B)は第三実施形態、(C)は第四実施形態、を示している。
本発明の第一実施形態に係るエアバッグ装置6は、図7に示したように、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグ1と、エアバッグ1にガスを供給するインフレータ61と、を有し、エアバッグ1の外殻を構成する基布であるアウターパネル2と、アウターパネル2に縫合されエアバッグ1の膨張展開時の形状を規制するテザー3と、を有し、アウターパネル2とテザー3との接続部Xにおけるアウターパネル2側に形成された第一ピン穴21(図1又は図2参照)と、アウターパネル2とテザー3との接続部Xにおけるテザー3側に第一ピン穴21と一致する位置に形成された第二ピン穴31(図1又は図2参照)と、テザー3を折り返して第一ピン穴21及び第二ピン穴31を覆うようにアウターパネル2に縫合された折返部32(図1又は図3参照)と、を有する。
上述したエアバッグ装置6は、いわゆる助手席用エアバッグ装置であり、エアバッグ1は、乗員P、フロントガラスF及びインストルメントパネルIにより囲まれた空間に膨張展開される。かかるエアバッグ装置6は、一般に、助手席の前面に配置されたインストルメントパネルIに内蔵されている。具体的には、エアバッグ装置6は、エアバッグ1を収容するリテーナ62と、リテーナ62を係止するとともに車両内装面を構成するエアバッグカバー63と、を有する。なお、図7に示した乗員Pは、座席Sに着座した成人女性を模擬したダミー人形を想定したものである。
図7では、エアバッグ1を膨張展開させた状態を図示しているが、エアバッグ1の膨張展開前の状態では、エアバッグカバー63の表面はインストルメントパネルIの一部を構成している。また、エアバッグカバー63は、車両内装面を構成する板状部63aと、板状部63aの背面に配置されエアバッグ1の膨張展開路を構成するインナーケース63bと、を有し、板状部63aにはエアバッグ1の膨張展開時に開裂可能に形成された扉部63cが形成されている。
リテーナ62は、側面部に接続されたフックにより、インナーケース63bに形成された係止孔に係止されるとともに、接合部材64を介して固定部材65に連結されている。なお、インフレータ61、リテーナ62、エアバッグカバー63、接合部材64及び固定部材65の構成については、図示したものに限定されるものではなく、従来から使用されているものと同じ構成のものを使用することができる。
また、エアバッグ1には、図1〜図3に示した本発明の第一実施形態に係るエアバッグ1を適用している。かかるエアバッグ1を適用することにより、アウターパネル2の縫合位置に近い位置でテザー3を容易かつ正確に位置決めすることができる等の優れた効果を奏する。なお、エアバッグ1には、図5(A)〜(E)に示したテザー3の変形例を適用することができ、図6(A)〜(D)に示した他の実施形態を適用することもできる。
図8(A)に示した第二実施形態に係るエアバッグ装置6は、エアバッグ1をツインバッグではない一般的な助手席用エアバッグ(いわゆる、シングルバッグ)に変更したものである。エアバッグ1がシングルバッグの場合であっても、エアバッグ1の膨張展開時の形状を規制するテザー3を有する場合には、本発明を適用することができる。ここでは、エアバッグ1の外殻を構成する基布である側面パネル13にテザー3の端部を接続している。また、テザー3は、エアバッグ1の横幅方向の形状を規制するものに限定されず、上下方向や膨張展開方向の形状を規制するものであってもよいし、複数の断片部に分割されていてもよいし、分割されていなくてもよい。なお、図示したシングルバッグの形状及びエアバッグ装置6の基本的構成(インフレータ62やリテーナ63等)は、単なる一例であり、本発明は種々のシングルバッグに適用することができる。
図8(B)に示した第二実施形態に係るエアバッグ装置6は、運転席用エアバッグ装置に本発明を適用したものである。かかるエアバッグ装置6は、一般に、乗員Pが舵角を操作するステアリングホイール66に配置されている。ステアリングホイール66は、環状のリム部66aと、ステアリングシャフト(図示せず)とのジョイント部を構成するボス部66bと、リム部66aとボス部66bとを連結する複数のスポーク部(図示せず)と、を有する。エアバッグ装置6は、具体的には、ボス部66b内に配置される。運転席用エアバッグ装置に使用されるエアバッグ1は、例えば、乗員P側に配置されるフロントパネル14と、ステアリングホイール66側に配置されるリアパネル15と、を縫合して袋体に形成される。テザー3は、例えば、フロントパネル14とリアパネル15とに接続され、エアバッグ1の膨張展開方向の形状を規制する。図では、テザー3とエアバッグ1との接続部における縫合糸を省略している。また、テザー3は、エアバッグ1の膨張展開方向の形状を規制するものに限定されず、上下方向や横幅方向の形状を規制するものであってもよい。なお、図示した運転席用エアバッグ装置(エアバッグ1を含む)の構成は単なる一例であり、本発明は種々の運転席用エアバッグ装置に適用することができる。
図8(C)に示した第三実施形態に係るエアバッグ装置6は、サイドエアバッグ装置に本発明を適用したものである。かかるエアバッグ装置6は、一般に、乗員Pが着座する座席Sのドア側の側部に配置されている。サイドエアバッグ装置に使用されるエアバッグ1は、例えば、乗員P側に配置されるフロントパネル14と、ドア側に配置されるリアパネル15と、を縫合して袋体に形成される。テザー3は、例えば、フロントパネル14とリアパネル15とに接続され、エアバッグ1の横幅方向の形状を規制する。図では、テザー3とエアバッグ1との接続部における縫合糸を省略している。また、テザー3は、エアバッグ1の横幅方向の形状を規制するものに限定されず、上下方向や膨張展開方向の形状を規制するものであってもよい。なお、図示したサイドエアバッグ装置(エアバッグ1を含む)の構成は単なる一例であり、本発明は種々のサイドエアバッグ装置に適用することができる。
上述したように、本発明に係るエアバッグ1、エアバッグ装置6及びテザー3の縫合方法は、エアバッグ1の膨張展開時の形状を規制するテザー3を有し、かかるテザー3をエアバッグ1の外殻を構成する基布(例えば、アウターパネル2、側面パネル13、フロントパネル14、リアパネル15等)に接続する場合に適用することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、助手席用エアバッグ、運転席用エアバッグ及びサイドエアバッグ以外のエアバッグ(例えば、カーテンエアバッグ、ニーエアバッグ、歩行者保護用エアバッグ等)にも適用することができる等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1…エアバッグ
1L…左膨張室
1R…右膨張室
1a…縫合部
2…アウターパネル
2A…基端部
2B…背面パネル
2L…左アウターパネル
2R…右アウターパネル
2x…縫合予定線
3…テザー
3a…第一断片部
3b…第二断片部
3c…第三断片部
3d…第四断片部
3e…第五断片部
3f…第六断片部
4…インナーパネル
4L…左インナーパネル
4R…右インナーパネル
4a…縫合予定線
5…ピン
6…エアバッグ装置
11…連結部
12…連通路
13…側面パネル
14…フロントパネル
15…リアパネル
21…第一ピン穴
22…開口部
23…ベントホール
23a…補強布
31…第二ピン穴
32…折返部
32m…目印
32x,38x…縫合予定線
33…第一テザー
34…第二テザー
35…屈曲部
36…突起部
37…第三ピン穴
38…先端部
39…第四ピン穴
41…ピン穴
61…インフレータ
62…リテーナ
63…エアバッグカバー
63a…板状部
63b…インナーケース
63c…扉部
64…接合部材
65…固定部材
66…ステアリングホイール
66a…リム部
66b…ボス部

Claims (12)

  1. 通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグであって、
    前記エアバッグの外殻を構成する基布と、該基布に縫合され前記エアバッグの膨張展開時の形状を規制するテザーと、を有し、
    前記基布と前記テザーとの接続部における前記基布側に形成された第一ピン穴と、
    前記基布と前記テザーとの接続部における前記テザー側に前記第一ピン穴と一致する位置に形成された第二ピン穴と、
    前記テザーを折り返して前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴を覆うように前記基布に縫合された折返部と、を有し、
    前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴に位置決めピンを挿通することにより前記基布及び前記テザーを固定して縫合するようにした、ことを特徴とするエアバッグ。
  2. 前記折返部における縫合線は環状を有し、前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴は、前記縫合線の内側に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  3. 前記テザーは、前記折返部の位置を特定する目印を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  4. 前記目印は、前記折返部の折線に沿って形成された切欠部若しくは突起部又は前記折返部を折り返した時に一致する位置に形成された少なくとも一対の切欠部若しくは突起部である、ことを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ。
  5. 前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴は、それぞれ非対称の三角形の頂点を構成する位置に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  6. 前記エアバッグは前記テザーを複数有し、該テザーごとにそれぞれ前記第一ピン穴が形成されており、該第一ピン穴は前記テザーごとに配置が異なっている、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  7. 前記テザーは、複数の断片部に分割されており、前記断片部の端部を重ね合わせて縫合することにより一本化される構成を有し、前記断片部は、端部を重ね合わせた時に一致する位置に形成された少なくとも一対の突起部と、該突起部を重ね合わせた時に一致する位置に形成された第三ピン穴と、を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  8. 前記エアバッグは、乗員の左側に膨張展開される左膨張室と、乗員の右側に膨張展開される右膨張室と、を有し、前記左膨張室と前記右膨張室とを連結する連結部と、該連結部に形成され前記左膨張室と前記右膨張室とを連通する連通路と、を備え、前記テザーは、一端が前記左膨張室又は前記右膨張室の外殻部に接続され、他端部が前記連結部に接続されている又は他端部同士が前記連通路を介して接続されている、ことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  9. 前記テザーは、L字形状に形成された基布の各辺により構成されており、その屈曲部が前記連結部に接続されている、ことを特徴とする請求項8に記載のエアバッグ。
  10. 通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグと、該エアバッグにガスを供給するインフレータと、を有するエアバッグ装置において、前記エアバッグは、請求項1〜請求項9のいずれかに記載のエアバッグである、ことを特徴とするエアバッグ装置。
  11. 通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグを構成する基布に、前記エアバッグの膨張展開時の形状を規制するテザーを縫合する際に用いられるテザーの縫合方法であって、
    前記基布と前記テザーとの接続部における前記基布側に形成された第一ピン穴に位置決めピンを挿通する基布固定工程と、
    前記基布と前記テザーとの接続部における前記テザー側に形成された第二ピン穴に前記位置決めピンを挿通するテザー固定工程と、
    前記基布と前記テザーとを縫合する第一縫合工程と、
    縫合した前記基布及び前記テザーを前記位置決めピンから抜き取って前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴を覆うように前記テザーを折り返すテザー折返工程と、
    折り返した前記テザーを前記基布に縫合する第二縫合工程と、
    を有する、ことを特徴とするテザーの縫合方法。
  12. 前記第二縫合工程は、前記第一ピン穴及び前記第二ピン穴を囲むように縫合する工程である、ことを特徴とする請求項11に記載のテザーの縫合方法。
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