JP5606196B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
このような開閉装置では、例えば特許文献1に記載のもののように、開閉体が全閉した際の前記タッチアップ動作により開閉体と床面等との間に隙間が生じてしまうのを防ぐために、閉鎖動作中の開閉体の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲に差し掛かったら、前記座板感知部を無効にするとともに、予め設定されたタイマー時間だけ閉鎖動作したところで全閉になったとみなして該閉鎖動作を停止するようにしている。
閉鎖動作中の開閉体の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲内に進入した後、座板感知部の感知信号の有無、及び閉動作カウント手段がカウントアップしたか否かに基づき、開閉体が障害物に当接したのか、あるいは開閉体が全閉したのかを判別して、それぞれの場合に応じた適切な制御を行うことができる。
この形態によれば、開閉体が障害物に当接したものとみなされた場合には、該開閉体が反転動作するため、障害物に対する衝撃等を緩和することができる。
この形態によれば、開閉体が全閉したものとみなされた場合には、該開閉体が床面等に対し押圧されてから停止するため、全閉状態において開閉体の閉鎖方向端部と床面等との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。
この形態によれば、開閉体が床面等に当接して全閉したのか、あるいは障害物に当接したのかを、精度よく判別することができる。
この開閉装置は、閉鎖方向端部をスライドさせて開閉動作する開閉体10と、該開閉体10の幅方向(図1における左右方向)の端部を囲み開閉方向へ案内するガイドレール20と、開閉体10を巻き取ったり繰り出したりして開閉動作させる巻取装置30とを備え、開閉体10の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲H内にある際の制御に特徴を有している。
この可動座板12を上下方向へ移動させる構造は、例えば、可動座板12の上端部を、開閉体本体11の下端部に対し、上下方向へ所定量スライドするように係合すればよい。
そして、可動座板12及び前記センサは、開閉体10の閉鎖方向端部が閉鎖方向側の物体に当接したことを感知する座板感知部として機能する。すなわち、開閉体10の閉鎖方向端部への物体の当接等により、可動座板12が開閉体本体11に相対する開放方向へ移動すると、前記センサの接点がオンになる。また、前記物体が除去される等により可動座板12が開閉体本体11に相対する閉鎖方向へ移動すると、前記センサの接点がオフになる。
なお、この構成は、可動座板12がその可動範囲を全ストローク移動すると前記センサの接点がオンになる態様としてもよいし、可動座板12がその可動範囲を所定の割合移動すると前記センサの接点がオンになる態様としてもよい。
すなわち、開閉体10の閉鎖方向端部が閉鎖動作により全閉手前の所定範囲H内に進入すると、カウンター式リミットスイッチ41の接点がオンになる。また、開閉体10の閉鎖方向端部が開放動作により全閉手前の所定範囲Hよりも開放方向側(図示例によれば上方側)に移動すると、同カウンター式リミットスイッチ41の接点がオフになる。
この制御部50は、回路構成や設定値等を現場状況等に応じて容易に変更可能なように、例えばマイコンやプログラマブルコントローラー等に用いられているプログラムドロジック回路による構成とするのが好ましいが、リレー回路やその他の電子回路を用いた回路とすることも可能である。
ステップ2では、閉動作カウント手段(タイマー)による所定値(所定時間)のカウントを開始する。
前記所定値(所定時間)は、開閉体10の閉鎖方向端部が前記所定範囲Hに進入してから当接対象部位pに着座した全閉位置となるまでの閉鎖動作時間と略同等になるように設定される。
ここで、前記押込み手段は、制御部50の制御回路上のタイマー機能、あるいは別途具備されるタイマーリレー等を用いればよい。
ステップ7では、開閉機40の停止によって開閉体10の閉鎖動作を停止する。この停止状態は、開閉体10の閉鎖方向端部が当接対象部位pに当接した全閉停止状態とみなされる。
また、全閉手前の所定範囲Hにて閉鎖動作中、座板感知部による感知信号があった際に閉動作カウント手段がカウントアップしている場合には、開閉体10の閉鎖方向端部が当接対象部位pに当接して開閉体10が全閉したものとみなし、前記第一の制御とは異なる第二の制御として、開閉体10の閉鎖動作(詳細には開閉機40の閉鎖方向への動作)を微小時間継続した後に停止する(ステップ5〜7)。
制御部50は、開閉体10の閉鎖動作中、全閉手前位置感知部による感知信号の入力を待ち(ステップ11)、感知信号の入力があることを条件に、閉動作カウント手段による所定時間のカウントを開始する(ステップ12)。
ステップ15では、前記押込み手段がカウントアップするのを待ち、カウントアップしたならば次のステップ16へ処理を進める。
ステップ16では、開閉機40の停止によって開閉体10の閉鎖動作を停止する。この停止状態は、開閉体10の閉鎖方向端部が当接対象部位pに当接して押し付けられた全閉停止状態とみなされる。
同様に、上記実施の形態では、前記押込み手段によるカウント時間を所定時間に設定したが、更に好ましい態様として、前記カウント時間を現場状況等に応じて増減できるようにしてもよい。例えば現場状況等により押込み動作が不要な場合には、前記カウント時間がゼロ(押込みタイマーを無効)に調整されるようにしてもよいし、あるいは、図2に示す制御例においてステップ5〜6を省いた態様や、図3に示す制御例においてステップ14〜15を省いた態様等とすることも可能である。
この場合、前記所定の微小距離(押込み手段のカウントアップする距離)は、開閉体10の閉鎖方向端部と当接対象部位pとの間に略隙間がなくなるまで、開閉体10が当接対象部位pに押圧され、且つ開閉体10が巻取軸32に逆巻きされたり開閉体10に過剰な圧縮力が加わったり等しないように、適宜に設定される。
12:可動座板(座板感知部)
30:巻取装置
40:開閉機
41:カウンター式リミットスイッチ(全閉手前位置感知部)
50:制御部
Claims (4)
- 閉鎖方向端部をスライドさせて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を巻き取ったり繰出したりする巻取軸と、該巻取軸を駆動回転したり制動したりする開閉機と、前記開閉体の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲内にあることを感知する全閉手前位置感知部と、前記開閉体の閉鎖方向端部が閉鎖方向側の物体に当接したことを感知する座板感知部と、前記開閉体を制御動作する制御部とを備えた開閉装置において、
前記制御部は、前記開閉体の閉鎖動作中に前記全閉手前位置感知部による感知信号の入力があることを条件に、閉動作カウント手段による所定時間のカウントを開始し、その後、前記座板感知部による感知信号があり且つ前記閉動作カウント手段がカウントアップしていない場合に、前記開閉体の閉鎖方向端部が障害物に当接したものとみなして第一の制御を行い、前記座板感知部による感知信号があり且つ前記閉動作カウント手段がカウントアップしている場合には、前記開閉体が略全閉したものとみなして前記第一の制御とは異なる第二の制御を行うようにし、
前記所定時間は、前記開閉体の閉鎖方向端部が前記所定範囲に進入してから全閉位置となるまでの閉鎖動作時間と略同等になるように設定され、
前記第二の制御としては、前記開閉機の閉鎖方向への動作を、所定の微小時間継続した後に停止し、
前記微小時間は、前記開閉体が閉鎖方向端部を当接対象部位に当接させて略全閉した後に、この開閉体の閉鎖方向端部と前記当接対象部位との間に略隙間がなくなるまで前記開閉体が前記当接対象部位に押圧されるように設定してあることを特徴とする開閉装置。 - 閉鎖方向端部をスライドさせて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を巻き取ったり繰出したりする巻取軸と、該巻取軸を駆動回転したり制動したりする開閉機と、前記開閉体の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲内にあることを感知する全閉手前位置感知部と、前記開閉体の閉鎖方向端部が閉鎖方向側の物体に当接したことを感知する座板感知部と、前記開閉体を制御動作する制御部とを備えた開閉装置において、
前記制御部は、前記開閉体の閉鎖動作中に前記全閉手前位置感知部による感知信号の入力があることを条件に、閉動作カウント手段による所定時間のカウントを開始し、その後、前記座板感知部による感知信号があり且つ前記閉動作カウント手段がカウントアップしていない場合に、前記開閉体の閉鎖方向端部が障害物に当接したものとみなして第一の制御を行い、前記座板感知部による感知信号がなく且つ前記閉動作カウント手段がカウントアップした場合には、前記開閉体が略全閉したものとみなして前記第一の制御とは異なる第二の制御を行うようにし、
前記所定時間は、前記開閉体の閉鎖方向端部が前記所定範囲に進入してから全閉位置となるまでの閉鎖動作時間と略同等になるように設定され、
前記第二の制御としては、前記開閉機の閉鎖方向への動作を、所定の微小時間継続した後に停止し、
前記微小時間は、前記開閉体が閉鎖方向端部を当接対象部位に当接させて略全閉した後に、この開閉体の閉鎖方向端部と前記当接対象部位との間に略隙間がなくなるまで前記開閉体が前記当接対象部位に押圧されるように設定してあることを特徴とする開閉装置。 - 前記第一の制御として、前記開閉体の閉鎖動作を反転することを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
- 前記微小時間は、前記開閉体が前記巻取軸に逆巻きされないように設定されていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
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