JP5592320B2 - 通信装置及び通信装置の省電力化方法 - Google Patents
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Description
図5に、本実施形態に係る通信装置の概略構成図を示す。本実施形態に係る通信装置は、ネットワーク回線を終端する上位側通信装置1に接続される通信装置2である。上位側通信装置1は、例えばONUである。通信装置2は、例えばHGWである。通信装置2は、上りトラヒックの情報を上位側通信装置1に先んじて把握し、上りトラヒックに応じて上位側通信装置1の一部の機能をスリープ又は起動させる。
キュー管理部22は、上りトラヒックを一時的に蓄積する。キュー観測部23は、トラヒック有無を監視する機能とトラヒック流入時間としきい値との比較を行う機能とキュー管理部22に流入したトラヒック量を計算する手段を有する。これにより、通信装置2は、上りトラヒックの情報を上位側通信装置1に先んじて把握する。
信号処理部25は、キュー管理部22に蓄積された上りトラヒックを上位側通信装置へ送信する。スリープ/起動判定部24から予め上位側通信装置1に制御信号を通知することで、上りトラヒックに応じて上位側通信装置1の一部の機能をスリープ又は起動させる。
ネットワーク回線がアクセスネットワーク回線であり、上位側通信装置1としてONU、本実施形態に係る通信装置2としてHGWを用いた場合の本実施形態における動作について説明する。図6に示すように、ONU10とHGW20はUNIを介して接続されている。該ONU10の機能は、主に、PHY(PHYsical Layer)16、キュー管理部12、スリープ/起動判定部14、信号処理部15、TRx18を有する。該HGW20の機能は、主にPHY26、28、L2SW(Layer 2 SWitch)27、キュー管理部22、キュー観測部23、タイマー21、スリープ/起動判定部24、信号処理部25を有する。
スリープ/起動判定手順では、HGW20及びONU10は、以下のように動作する。
HGW20は、図6に記載のキュー観測部23において、HGW20に流入するトラヒックの有無を確認する。キュー管理部22においては、キュー管理部22に流入するトラヒックに対してある一定のしきい値時間を設け、キュー管理部22内のトラヒックが流入してからしきい値時間の間、キュー管理部22においてトラヒックを蓄積する。このしきい値時間は、タイマー21により測定される。
まず、HGW20の該キュー管理部22にトラヒックが流入した時に、キュー管理部22にトラヒックが無かった場合を説明する。HGW20の該キュー管理部22にトラヒックが流入した時(S101)、キュー管理部22にトラヒックが無かった場合は(S102においてNO)、タイマー21をリセットし、起動させ(S103)、キュー管理部22にトラヒックを蓄積させる(S104)。次にキュー管理部22内のトラヒック量を計算し(S105)、ONU10の起動時間及びコマンド処理時間を見越して、一定時間早めにONU10へ制御信号を送信する(S106)。そして、ONU10へトラヒックを送信する(S107)。
上位側通信装置1および通信装置2は、本実施形態においては上位側通信装置1をONU、通信装置2をHGWとしたが、このように別筐体でも良いし、一つの筐体の中に同一基板上にONUとHGWのような機能を持つ構成であっても良い。
この場合では、図10に示す通信装置の構成において、実施形態1とは異なる信号伝達手法である。図6では、スリープに関する制御信号はPHY28、16を通じてイーサネット(登録商標)などの主信号と共に送信され、ONU10側でデータを識別してスリープ用専用信号を改めて出力しなければならないので、処理に時間を要する。一方、図10では、専用の制御信号出力ポート29と信号線19を設け、直接ONU10に制御信号を伝達させるため、図6に示す方法よりも伝達時間を短縮することが出来る。従って、HGW20からONU10へ送信するまでにトラヒックを蓄積する時間を短縮することが出来るため、遅延を制御しつつ省電力化が可能である。
本実施形態は、図11に示す通信装置の構成において、実施形態1とは異なりONU10にキュー管理部12を備えない場合について説明する。
図11では、ONU10の構成において上りトラヒックを管理するキュー管理部12を持たない構成を示す。本発明は、HGW20構成内におけるキュー管理部22において上りのトラヒックの管理を行うため、ONU10構成内において上りのトラヒックを管理するキュー管理部12を削除することが出来る。そのためONU10のキュー管理部12を削除することで、より省電力効果を高めることが出来る。
本実施形態は、図12に示す通信装置の構成において、実施形態1とは異なりHGW20にトラヒックの種類に応じたクラス別キューを持つ場合について説明する。図12に示す通信装置の構成においては、HGW20のキュー管理部22においてキュー#1およびキュー#2である。前記クラス別キューのうち、キュー#1には、予め指定されたSession Initiation Protocol(SIP)を利用した Voice over Internet Protocol(VoIP)通信などの優先度の高いトラヒックが流入する。また、キュー#2にはそれ以外の優先度の低いトラヒックが流入する。
スリープ/起動判定手順では、HGW20は以下のように動作する。
HGW20は、トラヒックの種類を監視し、予め指定された高優先度のトラヒックがキュー#1に流入した場合、優先度の高いトラヒックに対する通信品質を保持するために、ONU10へ予め優先度の高いトラヒックが流入したことを、制御信号の送信により通知する。このときの制御信号には、HGW20の該キュー管理部22のキュー#1にトラヒックが流入したという情報、上りトラヒックの到着タイミングに関する情報、およびキュー管理部22に蓄積しているキュー#1、#2に蓄積されているトラヒック量に関する情報が含まれている。
優先度の高いトラヒックの送信タイミングに合わせて優先度の低いトラヒックをまとめて一括送信する。これにより、スリープ/起動の遷移回数を削減し、スリープ時間を増やすことで省電力効果を向上させることが出来る。
本実施形態におけるHGW20の該キュー観測部23におけるトラヒックの監視方法は、図12に示すように予め指定された種類のトラヒックが入るキュー#1を備えておき、該キュー#1に予め指定されたトラヒックが流入したかどうかを監視していたが、その他にも、IPパケットのヘッダにおけるType of Service(ToS)の値をフレーム毎に観測する機能をキュー管理部22内に備えておき、高優先度のトラヒックを確認する方法でも良いし、IPパケットのToS値をVLANタグ付きMACフレームのClass of Service(CoS)の値と1対1に対応するように運営し、CoS値をフレーム毎に観測する機能をキュー管理部22に備えておく方法でも良い。さらに、HGW20上のVoIPのセッションの開始、終了を監視する手法や、情報家電のオンフック、オフフックを監視し、高優先度のトラヒックがあるかどうかを監視しても良い。また、予め指定したトラヒックとして、SIPを利用したVoIP通信を挙げたが、これに限らない。
2:通信装置
10:ONU
12:キュー管理部
14:スリープ/起動判定部
15:信号処理部
16:PHY
18:TRx
19:信号線
20:HGW
21:タイマー
22:キュー管理部
23:キュー観測部
24:スリープ/起動判定部
25:信号処理部
26、28:PHY
27:L2SW
29:制御信号出力ポート
31:VoIP
32:PC
91:OLT
92、921、92i、92n:ONU
93、931、93i、93n:HGW
95:光ファイバ伝送路
96、961、96i、96n:UNI
Claims (8)
- ネットワーク回線を終端する上位側通信装置よりも下位側に接続される通信装置であって、
前記上位側通信装置に流入する上りトラヒックを一時的に蓄積するキュー管理部と、
前記キュー管理部に流入する上りトラヒックの有無及び上りトラヒック量を観測するキュー観測部と、
前記キュー観測部において上りトラヒックの流入が観測された場合、前記キュー観測部の観測したトラヒック量に基づいて起動又はスリープに入るタイミングを決定し、上りトラヒックを前記キュー管理部から前記上位側通信装置へ送信する前に、決定したタイミングに起動又はスリープに入る旨指示する制御信号を前記上位側通信装置へ通知するスリープ/起動判定部と、
前記キュー管理部に蓄積された上りトラヒックを前記上位側通信装置へ送信する信号処理部と、
を備える通信装置。 - 前記信号処理部は、前記キュー管理部がしきい値時間蓄積した上りトラヒックを、前記上位側通信装置へ一括送信し、
前記キュー観測部は、前記しきい値時間内に前記キュー管理部に蓄積された上りトラヒックのトラヒック量を観測し、
前記スリープ/起動判定部は、前記制御信号を用いて、起動に入る旨の指示と共に、前記キュー観測部の観測したトラヒック量を送信後にスリープに入る旨の指示をする
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記キュー管理部に蓄積された上りトラヒックを前記上位側通信装置へ出力するトラヒック出力ポートと、
前記スリープ/起動判定部からの制御信号を前記上位側通信装置へ出力する制御信号出力ポートと、
を備え、
前記制御信号が、専用の信号線を用いて前記上位側通信装置へ送信される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記キュー管理部は、上りトラヒックの優先度に応じたクラス別キューを1つ以上有し、
前記キュー観測部は、上りトラヒックの優先度をさらに観測し、
前記スリープ/起動判定部は、前記キュー観測部が高優先度の上りトラヒックの流入を観測した場合、高優先度の上りトラヒックと低優先度の上りトラヒックを一括送信する制御信号を前記上位側通信装置へ通知し、
前記信号処理部は、前記キュー管理部に蓄積された高優先度の上りトラヒック及び低優先度の上りトラヒックを前記上位側通信装置へ一括送信する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信装置。 - ネットワーク回線を終端する上位側通信装置よりも下位側に接続される通信装置の省電力化方法であって、
前記上位側通信装置に流入する上りトラヒックをキュー管理部に流入する上りトラヒックの有無及び上りトラヒック量を観測し、上りトラヒックの流入が観測された場合、観測したトラヒック量に基づいて起動又はスリープに入るタイミングを決定し、上りトラヒックを前記キュー管理部から前記上位側通信装置へ送信する前に、決定したタイミングに起動又はスリープに入る旨指示する制御信号を前記上位側通信装置へ通知するスリープ/起動判定手順と、
前記キュー管理部に蓄積された上りトラヒックを前記上位側通信装置へ送信する信号処理手順と、
を順に有する通信装置の省電力化方法。 - 前記信号処理手順において、前記キュー管理部がしきい値時間蓄積した上りトラヒックを、前記上位側通信装置へ一括送信し、
前記スリープ/起動判定手順において、前記しきい値時間内に前記キュー管理部に蓄積された上りトラヒックのトラヒック量を観測し、前記制御信号を用いて、起動に入る旨の指示と共に、観測したトラヒック量を送信後にスリープに入る旨の指示をし、
前記信号処理手順において、前記キュー管理部に蓄積された上りトラヒックを前記上位側通信装置へ一括送信する
ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置の省電力化方法。 - 前記スリープ/起動判定手順において、前記上りトラヒックとは異なる専用の信号線を用いて、前記制御信号を前記上位側通信装置へ送信する
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の通信装置の省電力化方法。 - 前記スリープ/起動判定手順において、前記キュー管理部に流入するラヒックの優先度をさらに観測し、高優先度の上りトラヒックの流入を観測した場合、高優先度の上りトラヒックと該低優先度の上りトラヒックを一括送信する制御信号を前記上位側通信装置へ通知し、
前記信号処理手順において、前記キュー管理部に蓄積された高優先度の上りトラヒック及び低優先度の上りトラヒックを前記上位側通信装置へ一括送信する
ことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の通信装置の省電力化方法。
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