JP5565373B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
アルコール燃料、炭化水素燃料、または、アルコール燃料と炭化水素燃料との混合燃料の供給を受ける燃料タンクと、
前記燃料タンク内の燃料をインジェクタに供給するための燃料供給通路の途中に配置され、燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度センサと、
前記アルコール濃度センサの出力の変化に追従して変化するように、前記インジェクタから噴射される燃料のアルコール濃度を、変動幅を持たせた態様で推定する噴射燃料濃度推定手段と、
前記インジェクタから噴射される燃料のアルコール濃度に応じた値に制御されるようになっている燃料噴射量の目標値を、前記噴射燃料濃度推定手段により推定されるアルコール濃度の前記変動幅の中で、前記内燃機関のドライバビリティが最適値となるアルコール濃度値に対応する値に設定する噴射量目標値設定手段と、
を備え、
前記噴射量目標値設定手段は、燃料噴射量の目標値を、前記変動幅の中で最も高いアルコール濃度値に適した値に設定することを特徴とする。
[実施の形態1のシステム構成の説明]
図1は、燃料供給装置12に関する構成を中心として、本発明の実施の形態1の内燃機関10の構成を説明するための図である。本実施形態のシステムは、火花点火式の内燃機関10を備えている。より具体的には、内燃機関10は、アルコール燃料(ここでは、一例としてエタノール)、炭化水素燃料(ここでは、一例としてガソリン)、更には、任意の割合でエタノールが混合したガソリンを燃料として使用することができるFFV(Flexible Fuel Vehicle)用の内燃機関である。
(噴射燃料のエタノール濃度の推定手法)
図2は、インジェクタ14から噴射される燃料のエタノール濃度の推定手法を説明するための図である。より具体的には、図2(A)は、給油前よりも燃料のエタノール濃度が高くなるエタノール濃度変化が生じた場合のものであり、図2(B)は、給油前よりも燃料のエタノール濃度が低くなるエタノール濃度変化が生じた場合のものである。
上述したように、本実施形態では、エタノール濃度センサ22の出力の変化が認められた場合には、図2(A)および(B)に示すように変動幅を持たせた態様で噴射燃料のエタノール濃度が推定されるようになっている。そのうえで、本実施形態では、実際の噴射燃料のエタノール濃度が推定値の変動幅内の何れの値であっても、内燃機関10の燃焼が安定するようにエンジン制御を実施する点に特徴を有している。
内燃機関10の運転中の燃料噴射量は、噴射燃料のエタノール濃度に応じた値に制御されるようになっている。より具体的には、エタノールの方がガソリンよりも理論空燃比が小さい(リッチ側の値となる)。このため、ECU24は、噴射燃料のエタノール濃度が高いほど、燃料噴射量を多くするという基本設定を有している。ECU24がこのような基本設定を有している場合において、本実施形態では、変動幅を持たせた態様で噴射燃料のエタノール濃度が推定された場合に、燃料噴射量の目標値を、当該変動幅の中で最も高いアルコール濃度値(図2(A)においては左側の破線の値、図2(B)においては右側の破線の値)に適した値に設定するようにしている。
噴射燃料のエタノール濃度が高いほど、混合気の燃焼速度が高くなる。このため、燃焼速度の観点においては、噴射燃料のエタノール濃度が高いほど、最適点火時期(MBT)は遅角側の値となる。一方、噴射燃料のエタノール濃度が高いほど、燃料のオクタン価が高くなるので、ノッキングが起こりにくくなる。このため、オクタン価の観点で耐ノック性を確保するうえでは、噴射燃料のエタノール濃度が低いほど、点火時期を遅角側の値とすることが望ましいといえる。これらの知見などを考慮して、ECU24には、エタノール濃度との関係で点火時期を定めた設定が記憶されている。尚、エタノール濃度に対する点火時期の具体的な設定は、個別の内燃機関の仕様次第で異なるものとなる。本実施形態では、変動幅を持たせた態様で噴射燃料のエタノール濃度が推定された場合に、点火時期の目標値を、当該変動幅の中で点火時期を最も遅角側の値に定めたエタノール濃度値に対応する値に設定するようにした。
上述した実施の形態1の噴射燃料のエタノール濃度の推定値を利用したエンジン制御としては、上述した制御に代え、以下に示す制御を行うようにしてもよい。尚、ここでは、図1に示すハードウェア構成を対象とした制御例について説明する。
12 燃料供給装置
14 インジェクタ
16 燃料タンク
18 燃料供給通路
18a 燃料供給通路のデリバリパイプ
18b 燃料供給通路のメイン通路
20 燃料ポンプ
22 エタノール濃度センサ
24 ECU(Electronic Control Unit)
26 点火プラグ
Claims (1)
- アルコール燃料、炭化水素燃料、または、アルコール燃料と炭化水素燃料との混合燃料の供給を受ける燃料タンクと、
前記燃料タンク内の燃料をインジェクタに供給するための燃料供給通路の途中に配置され、燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度センサと、
前記アルコール濃度センサの出力の変化に追従して変化するように、前記インジェクタから噴射される燃料のアルコール濃度を、変動幅を持たせた態様で推定する噴射燃料濃度推定手段と、
前記インジェクタから噴射される燃料のアルコール濃度に応じた値に制御されるようになっている燃料噴射量の目標値を、前記噴射燃料濃度推定手段により推定されるアルコール濃度の前記変動幅の中で、前記内燃機関のドライバビリティが最適値となるアルコール濃度値に対応する値に設定する噴射量目標値設定手段と、
を備え、
前記噴射量目標値設定手段は、燃料噴射量の目標値を、前記変動幅の中で最も高いアルコール濃度値に適した値に設定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
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JP2011099027A JP5565373B2 (ja) | 2011-04-27 | 2011-04-27 | 内燃機関の制御装置 |
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