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JP5555059B2 - 可撓電線管先導用具 - Google Patents

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Description

本発明は、可撓電線管先導用具に関するものであり、より詳細には、鉄筋コンクリート造りの建造物や構築物の床や壁の施工に当たり、通電線や通信線を挿通保護する可撓電線管をコンクリート打設前にスラブ内に配管する際に、当該可撓電線管の先端に取り付けて用いる可撓電線管先導用具に関するものである。
通電線や通信線を鉄筋コンクリート造りの建造物や構築物の床や壁に通す場合、通電線や通信線は、それらを保護する可撓電線管(コンポジット管とも称される)に挿通される。この可撓電線管は、合成樹脂製で可撓性を有するコルゲート管であって、コンクリートの打設前にスラブ内の所定位置に配管される。
しかるに、鉄筋コンクリートによる床や壁の構築個所には鉄筋が組まれており、可撓電線管はその中に押し送るように供給して配管することになるが、可撓電線管は合成樹脂製で可撓性を有するコルゲート管であるがために、その先端が鉄筋に引っ掛かりやすい。即ち、可撓電線管はコイル巻き状態にて現場に搬送され、その状態から繰り出していくために曲がり癖が付いていて、先端をスムーズに直進させることが難しく、途中で鉄筋に引っ掛かりやすいのである(図9参照)。
そこで、このような問題を解決するための配管用ガイド部材が提案されている(特許文献1:特開2000−120922号公報)。その配管用ガイド部材は、先端部に乗り上げ弧状部を具備したヘッド部を備え、基端側にコンジットパイプへの連結部とコンジットパイプ内に挿入されるロッド部材との接続部とを備えて成るコンジットパイプ配管用ガイド部材である。
しかし、この配管用ガイド部材の場合は、その基端側に、複数段の段部が形成されて成るコンジットパイプへの連結部を設けたり、コンジットパイプ内に挿入されるロッド部材との接続部を設けたりする必要があって、構成が複雑であるだけでなく、この部材をコンジットパイプへ脱着する操作を容易且つ迅速にはなし得ないという問題があり、可撓電線管のコンクリート打設前におけるスラブ内配管作業の効率化に、さほど寄与するものではない。
特開2000−120922号公報 特開2002−186155号公報
上述したように、従来提案されている可撓電線管のコンクリート打設前におけるスラブ内配管作業の効率化を企図したガイド部材は、構成が複雑であるとか可撓電線管への脱着を容易且つ迅速にはなし得ないとかいった問題があって、可撓電線管の配管作業の効率化にさほど寄与するものではなかった。そこで本発明は、シンプルな構成であって取り扱いが容易であり、可撓電線管のコンクリート打設前におけるスラブ内配管作業の効率化に十分寄与し得る可撓電線管先導用具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、一半部側に先導杆を連結可能にし、他半部側の上半を開口して嵌装口を形成した円筒状本体と前記先導杆とから成り、前記嵌装口の開口縁は、前記他半部側の端面中程から水平に延びた後、傾斜して前記円筒状本体の上面に達するものとされ、また、前記嵌装口はその端面部縁辺に、部分的に内方に折曲げて形成した係止ツメを有していることを特徴とする可撓電線管先導用具である。
一実施形態においては、前記係止ツメは、前記端面部縁辺の両側上部と下端部の3個所に設けられる。また、前記先導杆は金属製又は樹脂製の棒材で、少なくとも進行方向前後2本の鉄筋間に跨り得る長さとされる。そして、前記先導杆は、前記本体に対し着脱可能にされる。
本発明は上述したとおりであって、本発明に係る可撓電線管先導用具は、一半部側に先導杆を連結可能にし、他半部側の上半を開口して嵌装口を形成した円筒状本体と前記先導杆とから成り、前記嵌装口は、その端面部縁辺に部分的に内方に折り曲げて形成した係止ツメを有するという、非常にシンプルな構成であって、単に傾けた状態で、その嵌装口に可撓電線管の先端部を嵌装するだけで可撓電線管に取り付けることができ、先導杆を先頭にして押し送ることにより、進行途中に鉄筋に引っ掛かることなく所定位置まで進行させることが容易であるため、可撓電線管のコンクリート打設前におけるスラブ内配管作業の効率化向上に大いに資する効果がある。
本発明に係る可撓電線管先導用具の構成例を示す正面図である。 本発明に係る可撓電線管先導用具の構成例を示す平面図である。 本発明に係る可撓電線管先導用具の構成例を示す左右側面図である。 本発明に係る可撓電線管先導用具の構成例を示す正面縦断面図である。 本発明に係る可撓電線管先導用具における先導杆の構成例を示す図である。 本発明に係る可撓電線管先導用具の使用方法(取り付け時)を示す図である。 本発明に係る可撓電線管先導用具の使用方法(取り外し時)を示す図である。 本発明に係る可撓電線管先導用具の使用状況を示す斜視図である。 可撓電線管の配管方法の問題点を示す斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面に依拠して説明する。図1乃至図3に示すように、本発明に係る可撓電線管先導用具1は、円筒状本体2の一半部側に先導杆10を連結可能にし、本体2の他半部側に、その上半を開口して可撓電線管20の先端部を嵌め付ける嵌装口3を形成して成るものである。
先導杆10は金属製又は樹脂製の棒材で、少なくとも進行方向前後2本の鉄筋25間に跨り得る長さ(例えば、1m程の長さ)にされる。通例、先導杆10は、本体2の一半部に、その端面から内方に向けて形成されるメネジ部4に、ねじ込むことにより固定される。このメネジ部4を形成する側の端面は、鉄筋25に対する引っ掛かりを極力回避するために、テーパ面6とすることが好ましい。
嵌装口3形成側の端面部縁辺には、部分的に内方に折り曲げることにより、通例、複数(図示した例では3個)の係止ツメ5が形成される。後述するようにこの係止ツメ5は、コルゲート形状の可撓電線管20の凹部21に係合し、以て、可撓電線管20の抜けを防止する。
先導杆10の先端は、鉄筋25に対する引っ掛かりを極力回避するために先細形状にされ、また、必要に応じ、その先端部に球形、紡錘形等の膨出部11が形成される(図5参照)。この膨出部11を設けた場合は、先導杆10の先端部が浮くために、進行時において、一層鉄筋25に引っ掛かりにくいものとなり、よりスムーズな進行が可能となる。
なお、可撓電線管20には口径の異なる複数種のものが存在するので、それぞれに対応し得るように、径の異なる本体2を複数種用意することが好ましい。その場合、先導杆10は共通のものとすることができる。
次に、本発明に係る可撓電線管先導用具1の使用方法につき、図6及び図7を参照しつつ説明する。先ず、先導杆10を分離した状態において本体2を、少し傾けて(係止ツメ5設置側を下げて)可撓電線管20に近付け(図6(A))、その状態で可撓電線管20の先端部を嵌装口3に差し込む(図6(B))。その後、本体2を水平状態に戻して可撓電線管20と一直線状にすることで、各係止ツメ5を可撓電線管20の凹陥部21に係合させることができる(図6(C))。
このようにして係止ツメ5を凹陥部21に係合させることにより、本体2と可撓電線管20とを簡単且つ確実に一体化させることができ、その後、可撓電線管20を水平方向に押したり引いたりしても、可撓電線管20が本体2から外れることはなくなる。そして、メネジ部4に先導杆10をネジ付けて、可撓電線管20の配管準備完了となる。
可撓電線管20の配管操作自体は、従来の場合と基本的に変わりはなく、コンクリート打設前のスラブ内に、その配管の引き込み側から、巻き上げられている可撓電線管20を巻き戻しつつ、先導杆10を先頭にして差し込んでいく(図8参照)。その際、先頭の先導杆10は、進行方向前後の鉄筋25間に十分跨り得る長さであるため、先端が下がって鉄筋25に引っ掛かるおそれはなく、また、可撓電線管20に曲がり癖があったとしても、可撓電線管20の先端部は本体2に確固と保持されているために曲がるおそれはなく、次々と押し送られて前進する。
このようにして先導杆10を所定位置まで進行させた後、先導杆10を可撓電線管20の引出部位に引き出し、可撓電線管先導用具1を、取り付け時と逆の操作をして可撓電線管20から取り外す。即ち、先ず、先導杆10を本体2から外し、次いで、本体2を傾斜させることにより、係止ツメ5を凹部21から外す(図7(D))。そして、そのまま本体2をずらし動かすことにより、可撓電線管20を嵌装口3から抜く(図7(E))。
このように、本発明に係る可撓電線管先導用具1は、非常にシンプルな構成で、可撓電線管20の先端部への脱着が極めて容易であり、それを可撓電線管20の先端部に取り付けることにより、可撓電線管20のコンクリート打設前におけるスラブ内配管作業を、容易且つ迅速に行うことを可能にし、以て、当該作業の効率を向上させることを可能ならしめる、非常に有用なものである。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 可撓電線管先導用具
2 本体
3 嵌装口
4 メネジ部
5 係止ツメ
6 テーパ面
10 先導杆
11 膨出部
20 可撓電線管
21 凹部
25 鉄筋

Claims (4)

  1. 一半部側に先導杆を連結可能にし、他半部側の上半を開口して嵌装口を形成した円筒状本体と前記先導杆とから成り、前記嵌装口の開口縁は、前記他半部側の端面中程から水平に延びた後、傾斜して前記円筒状本体の上面に達するものとされ、また、前記嵌装口はその端面部縁辺に、部分的に内方に折曲げて形成した係止ツメを有していることを特徴とする可撓電線管先導用具。
  2. 前記係止ツメは、前記端面部縁辺の両側上部と下端部の3個所に設けられる、請求項1に記載の可撓電線管先導用具。
  3. 前記先導杆は金属製又は樹脂製の棒材で、少なくとも進行方向前後2本の鉄筋間に跨り得る長さである、請求項1又は2に記載の可撓電線管先導用具。
  4. 前記先導杆は、前記本体に対し着脱可能である、請求項1乃至3のいずれかに記載の可撓電線管先導用具。


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