JP5537879B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照して、本発明の画像形成装置の実施形態を説明する。
図1により、第1実施形態における画像形成装置としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、コピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。
なお、コピー機1の説明において、副走査方向Xをコピー機1の「左右方向」ともいい、主走査方向Y(図1を貫く方向)をコピー機1の「前後方向」ともいう。コピー機1の上下方向Zは、副走査方向X及び主走査方向Yと直交する。
図1に示すように、画像読取装置300は、蓋部材70と、原稿Gの画像を読み取る読取部301と、を備える。
蓋部材70は、読取部301に対して不図示の連結部により開閉可能に連結される。蓋部材70は、後述する読取面302Aを保護する機能を有する。
照明部340及び第1ミラー321は、第1枠体311に収容される。第2ミラー322及び第3ミラー323は、第2枠体312に収容される。
装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部GKと、この画像形成部GKにおいて用紙Tに形成されたトナー画像を用紙Tに定着させる定着部9と、定着部9においてトナー画像が定着された用紙Tを冷却する冷却部100と、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排出する給排紙部KHと、を有する。
また、給排紙部は、給紙カセット52と、レジストローラ対80と、用紙Tの搬送路Lと、排紙部50と、手差し給紙部64とを備える。
図1に示すように、給排紙部KHは、カセット給紙部51と、給紙カセット52と、手差し給紙部64と、用紙Tの搬送路Lと、レジストローラ対80と、排紙部50とを備える。なお、搬送路Lは、後述するように、第1搬送路L1と、第2搬送路L2と、第3搬送路L3と、第4搬送路L4と、第5搬送路L5と、第6搬送路L6と、戻し搬送路LBと、の集合体である。
長尺状の固定部材120は、熱伝導性に優れた金属、例えば、アルミニウム等から角柱状に形成される。固定部材120には、長手方向に小ピッチ間隔を隔てて複数の貫通穴121が形成されている。固定部材120における貫通穴121が形成されている面に対して直交する面には、複数の繊維状部材110それぞれの基端側部分110bが列状に並べて固定されている。この固定部材120は、長手方向が用紙Tの搬送方向に略直交するように配置される。
定着部9による定着工程時において、加熱回転体9aは、例えば160℃〜200℃に加熱調温されている。そのため、トナー画像が転写された用紙Tが定着部9の加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間に挟まれた状態で搬送されて所定の定着が行われる際、高温に加熱された加熱回転体9aの熱が用紙Tに伝わって、用紙T自体が高温状態となっている。
第1実施形態においては、トナー画像が定着された後の高温状態にある用紙Tを冷却する冷却部として、用紙Tに先端側部分110aが接触する複数の繊維状部材110と、これら複数の繊維状部材110の基端部側を固定する長尺状の固定部材120と、固定部材120及び複数の繊維状部材110の基端側に向けて送風する冷却ファン130とを有する用紙冷却装置100を用いている。
これによって、用紙Tの保有熱を繊維状部材110に効率よく伝達し得ると共に、複数の繊維状部材110及びそれら繊維状部材110を固定する長尺状の固定部材120の使用により大きい放熱用表面積が確保され、冷却ファン130からの送風に伴って、その大きな表面積からの強制放熱作用が得られる。したがって、用紙Tから繊維状部材110に伝達される熱を非常に効率よく逃散させて連続印刷時においても用紙Tの冷却効果を常に高い状態に保つことができる。
これによって、固定部材120の表面積を大きくすることが可能となり、冷却ファン130からの送風に伴う強制放熱効率を一層高めることができ、用紙Tに対する冷却効果をより向上できる。
これによって、高温状態の用紙Tから繊維状部材110への熱伝達及び繊維状部材110から固定部材120への熱伝達を効率よく行え、これら繊維状部材110及び固定部材120からの強制放熱作用による用紙Tの冷却効果を一層向上することができる。
次に、第2実施形態のコピー機1について説明する。図6は、第2実施形態のコピー機1における用紙冷却装置100の構成を示す拡大縦断正面図である。
図6に示すように、第2実施形態のコピー機1における用紙冷却装置100は、冷却ファン130による送風を、固定部材120の長手方向及び複数の繊維状部材110の並列方向に対して略直交する方向に向けて行うようにした点において第1実施形態と異なる。
第2実施形態において、第1実施形態と同様な構成については同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。第2実施形態において、特に説明しない点は、第1実施形態についての説明が適宜適用される。
これによって、冷却気流の停滞はほとんどなく、用紙Tから繊維状部材110に伝達された熱及び繊維状部材110から固定部材120に伝達された熱を吹き抜け気流により非常に効率よく逃散させることが可能で、用紙Tに対する冷却効果を一層向上することができる。
次に、第3実施形態のコピー機1について説明する。図7は、第3実施形態のコピー機1における用紙冷却装置100の構成部材である固定部材120及び繊維状部材110を示す拡大斜視図である。
図7に示すように、第3実施形態の用紙冷却装置100では、固定部材120が、複数の繊維状部材110の基端部側を固定する角柱状の固定部材本体122と、この固定部材本体122における繊維状部材110の固定面と対向する面から上方へ向けて突出された放熱部材123とを備えている。放熱部材123は、固定部材本体122と同様にアルミニウム等の熱伝導性に優れた材料からヒートシンク形状に形成され、固定部材本体122の長手方向に小ピッチ間隔を隔てて複数が列状に並べて突出されている。
次に、第4実施形態のコピー機1について説明する。図8は、第4実施形態のコピー機1における用紙冷却装置100の構成部材である固定部材120及び繊維状部材110を示す拡大斜視図である。図9は、第4実施形態のコピー機1における用紙冷却装置100の一構成要素である繊維状部材110の拡大斜視図である。
図8及び図9に示すように、第4実施形態の用紙冷却装置100では、固定部材120の下面に固定される繊維状部材110のうち、用紙Tに接触する先端側部分110aが幅狭い薄肉のシート状に形成され、冷却ファン130から冷却気流が送風される基端側部分110bが幅広い薄肉のシート状に形成されている。
例えば、各実施形態においては、繊維状部材110が、炭素繊維等で構成されたものについて説明したが、これに限定されることなく、例えば、アルミニウム等の熱伝導性に優れた金属部材を含んだ繊維材料から構成してもよい。
シート状の被転写材は、用紙に制限されず、例えば、フィルムシートであってもよい。
Claims (4)
- シート状の被転写材にトナー画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により前記被転写材に形成されたトナー画像を構成するトナーを溶融して該被転写材に定着させる定着部と、
先端側が前記被転写材に接触可能に配置される複数の繊維状部材と、該複数の繊維状部材それぞれの基端側を固定する長尺状の固定部材と、前記固定部材及び前記複数の繊維状部材の基端側に向けて送風を行う送風部と、を有し前記定着部によりトナー画像が定着された前記被転写材を冷却する冷却部と、
前記繊維状部材の前記基端側から前記繊維状部材の前記先端側に向かう方向に対向し、前記被転写材の搬送路を形成する一対の板状部材と、を備え、
前記一対の板状部材のうち、前記固定部材に近い方の板状部材には、スリット状の開口部が形成されており、前記固定部材から遠い方の板状部材における前記開口部に対向する部分は、前記繊維状部材の前記基端側から前記繊維状部材の前記先端側に向かう前記方向に凸となるように湾曲された部分であり、前記湾曲された部分により前記搬送路に凹条部が形成され、前記複数の繊維状部材の先端が前記凹条部に達するように、前記繊維状部材は、前記開口部を通して前記搬送路内に配置され、
前記複数の繊維状部材は、金属部材を含んで構成され、
前記複数の繊維状部材の先端側部分は、幅が狭いシート状に形成され、前記複数の繊維状部材の基端側部分は、幅が広いシート状に形成されている画像形成装置。 - 前記送風部は、前記固定部材の長手方向に略直交する方向に向けて送風を行う請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記固定部材には、貫通穴が設けられている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記固定部材は、固定部材本体と、該固定部材本体から突出する複数の放熱部材と、を備える請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
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