JP5514026B2 - 眼底画像処理装置及び眼底観察装置 - Google Patents
眼底画像処理装置及び眼底観察装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5514026B2 JP5514026B2 JP2010162003A JP2010162003A JP5514026B2 JP 5514026 B2 JP5514026 B2 JP 5514026B2 JP 2010162003 A JP2010162003 A JP 2010162003A JP 2010162003 A JP2010162003 A JP 2010162003A JP 5514026 B2 JP5514026 B2 JP 5514026B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fundus
- image
- region
- dimensional image
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の眼底画像処理装置であって、前記指定手段は、前記注目部位に相当する画像領域として、前記眼底の所定の凹凸部位に相当する凹凸領域を指定し、前記特定手段は、前記眼底表面領域として、前記凹凸領域の輪郭に対応する輪郭領域を特定し、前記補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づいて、前記輪郭領域に対して眼底深度方向に位置する画像領域を変位させる、ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の眼底画像処理装置であって、前記解析手段は、前記補正手段により画像領域が変位された前記3次元画像を解析して前記凹凸領域の外縁領域を特定し、更に、前記所定の解析値として、前記外縁領域により囲まれる画像領域の体積を算出する、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の眼底画像処理装置であって、前記解析手段は、前記補正手段により画像領域が変位された前記3次元画像を解析して、前記所定の凹凸部位の径を前記所定の解析値として算出する、ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の眼底画像処理装置であって、前記指定手段は、前記凹凸領域として、視神経乳頭に相当する視神経乳頭領域を指定し、前記解析手段は、前記補正手段により画像領域が変位された前記3次元画像を解析して、前記視神経乳頭の近傍における前記眼底の所定の層領域を特定する、ことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の眼底画像処理装置であって、前記解析手段は、前記所定の層領域として、前記視神経乳頭の周囲の網膜色素上皮に相当する網膜色素上皮領域を特定し、更に、前記視神経乳頭を挟んで対向する前記網膜色素上皮領域の間隔を前記所定の解析値として算出する、ことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、被検眼の眼底の表面形態を描写した眼底撮影像と、前記眼底の3次元形態を描写した3次元画像とを予め記憶する記憶手段と、前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記解析手段により求められた前記所定の解析値を変更する解析値補正手段と、を備えることを特徴とする眼底画像処理装置である。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の眼底画像処理装置であって、前記指定手段は、前記注目部位に相当する画像領域として、前記眼底の所定の凹凸部位に相当する凹凸領域を指定し、前記特定手段は、前記眼底表面領域として、前記凹凸領域の輪郭に対応する輪郭領域を特定する、ことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の眼底画像処理装置であって、前記解析手段は、前記3次元画像を解析して前記所定の凹凸部位の外縁領域を特定し、更に、前記所定の解析値として、前記外縁領域により囲まれる画像領域の体積を算出し、前記解析値補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づいて、前記算出された体積の値を変更する、ことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の眼底画像処理装置であって、前記解析手段は、前記3次元画像を解析して、前記所定の凹凸部位の径を前記所定の解析値として算出し、前記解析値補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づいて、前記算出された前記径の値を変更する、ことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項8に記載の眼底画像処理装置であって、前記指定手段は、前記凹凸領域として、視神経乳頭に相当する視神経乳頭領域を指定し、前記解析手段は、前記3次元画像を解析して前記視神経乳頭の近傍における前記眼底の所定の層領域を特定し、前記解析値補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づいて、前記所定の層領域の位置を変更する、ことを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の眼底画像処理装置であって、前記解析手段は、前記所定の層領域として、前記視神経乳頭の周囲の網膜色素上皮に相当する網膜色素上皮領域を特定し、更に、前記視神経乳頭を挟んで対向する前記網膜色素上皮領域の間隔を前記所定の解析値として算出し、前記解析値補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づく前記所定の層領域の位置に基づいて、前記算出された前記網膜色素上皮領域の間隔の値を変更する、ことを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、被検眼の眼底を撮影する撮影手段と、低コヒーレンス光を信号光と参照光とに分割し、前記眼底を経由した前記信号光と参照光路を経由した参照光とを重畳させて干渉光を生成して検出する光学系と、前記干渉光の検出結果に基づいて前記眼底の3次元画像を形成する画像形成手段と、前記撮影手段により撮影された前記被検眼の眼底撮影像と、前記画像形成手段により形成された前記眼底の3次元画像とを記憶する記憶手段と、前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記眼底表面領域に対して眼底深度方向に位置する前記3次元画像中の画像領域を、前記眼底深度方向に直交する方向に変位させる補正手段と、前記画像領域が変位された前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、を備えることを特徴とする眼底観察装置である。
また、請求項14に記載の発明は、被検眼の眼底を撮影する撮影手段と、低コヒーレンス光を信号光と参照光とに分割し、前記眼底を経由した前記信号光と参照光路を経由した参照光とを重畳させて干渉光を生成して検出する光学系と、前記干渉光の検出結果に基づいて前記眼底の3次元画像を形成する画像形成手段と、前記撮影手段により撮影された前記被検眼の眼底撮影像と、前記画像形成手段により形成された前記眼底の3次元画像とを記憶する記憶手段と、前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記解析手段により求められた前記所定の解析値を変更する解析値補正手段と、を備えることを特徴とする眼底観察装置である。
また、請求項15に記載の発明は、低コヒーレンス光を信号光と参照光とに分割し、被検眼の眼底を経由した前記信号光と参照光路を経由した参照光とを重畳させて干渉光を生成して検出する光学系と、前記干渉光の検出結果に基づいて前記眼底の3次元画像を形成する画像形成手段と、前記眼底の表面形態を描写した眼底撮影像を予め記憶するとともに、前記画像形成手段により形成された前記眼底の3次元画像を記憶する記憶手段と、前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記眼底表面領域に対して眼底深度方向に位置する前記3次元画像中の画像領域を、前記眼底深度方向に直交する方向に変位させる補正手段と、前記画像領域が変位された前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、を備えることを特徴とする眼底観察装置である。
また、請求項16に記載の発明は、低コヒーレンス光を信号光と参照光とに分割し、被検眼の眼底を経由した前記信号光と参照光路を経由した参照光とを重畳させて干渉光を生成して検出する光学系と、前記干渉光の検出結果に基づいて前記眼底の3次元画像を形成する画像形成手段と、前記眼底の表面形態を描写した眼底撮影像を予め記憶するとともに、前記画像形成手段により形成された前記眼底の3次元画像を記憶する記憶手段と、前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記解析手段により求められた前記所定の解析値を変更する解析値補正手段と、を備えることを特徴とする眼底観察装置である。
また、請求項17に記載の発明は、被検眼の眼底を撮影する撮影手段と、前記眼底の3次元形態を描写した3次元画像を予め記憶するとともに、前記撮影手段により撮影された前記被検眼の眼底撮影像を記憶する記憶手段と、前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記眼底表面領域に対して眼底深度方向に位置する前記3次元画像中の画像領域を、前記眼底深度方向に直交する方向に変位させる補正手段と、前記画像領域が変位された前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、を備えることを特徴とする眼底観察装置である。
また、請求項18に記載の発明は、被検眼の眼底を撮影する撮影手段と、前記眼底の3次元形態を描写した3次元画像を予め記憶するとともに、前記撮影手段により撮影された前記被検眼の眼底撮影像を記憶する記憶手段と、前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記解析手段により求められた前記所定の解析値を変更する解析値補正手段と、を備えることを特徴とする眼底観察装置である。
[構成]
図1及び図2に示すように、眼底観察装置1は、眼底カメラユニット2、OCTユニット100及び演算制御ユニット200を含んで構成される。眼底カメラユニット2は、従来の眼底カメラとほぼ同様の光学系を有する。OCTユニット100には、眼底のOCT画像を取得するための光学系が設けられている。演算制御ユニット200は、各種の演算処理や制御処理等を実行するコンピュータを具備している。演算制御ユニット200は、この発明の「眼底画像処理装置」の一例である。
図1に示す眼底カメラユニット2には、被検眼Eの眼底Efの表面形態を表す2次元画像(眼底撮影像)を取得するための光学系が設けられている。眼底撮影像には、観察画像や撮影画像などが含まれる。観察画像は、たとえば、近赤外光を用いて所定のフレームレートで形成されるモノクロの動画像である。撮影画像は、たとえば、可視光をフラッシュ発光して得られるカラー画像である。眼底カメラユニット2は、これら以外の画像、たとえばフルオレセイン蛍光画像やインドシアニングリーン蛍光画像や自発蛍光画像などを取得可能に構成されていてもよい。
OCTユニット100には、眼底EfのOCT画像を取得するための光学系が設けられている(図2を参照)。この光学系は、従来のフーリエドメインタイプのOCT装置と同様の構成を有する。すなわち、この光学系は、低コヒーレンス光を参照光と信号光に分割し、眼底Efを経由した信号光と参照光路を経由した参照光とを干渉させて干渉光を生成し、この干渉光のスペクトル成分を検出するように構成されている。この検出結果(検出信号)は演算制御ユニット200に送られる。
演算制御ユニット200の構成について説明する。演算制御ユニット200は、CCDイメージセンサ120から入力される検出信号を解析して眼底EfのOCT画像を形成する。そのための演算処理は、従来のフーリエドメインタイプのOCT装置と同様である。
眼底観察装置1の制御系の構成について図3を参照しつつ説明する。
眼底観察装置1の制御系は、演算制御ユニット200の制御部210を中心に構成される。制御部210は、たとえば、前述のマイクロプロセッサ、RAM、ROM、ハードディスクドライブ、通信インターフェイス等を含んで構成される。制御部210には、主制御部211と記憶部212が設けられている。
主制御部211は前述の各種制御を行う。特に、主制御部211は、眼底カメラユニット2の走査駆動部70及び合焦駆動部80、更にOCTユニット100の光源ユニット101及び参照駆動部130を制御する。
記憶部212は、各種のデータを記憶する。記憶部212に記憶されるデータとしては、たとえば、OCT画像の画像データ、眼底撮影像の画像データ、被検眼情報などがある。被検眼情報は、患者IDや氏名などの被検者に関する情報や、左眼/右眼の識別情報などの被検眼に関する情報を含む。
画像形成部220は、CCDイメージセンサ120からの検出信号に基づいて、眼底Efの断層像の画像データを形成する。この処理には、従来のフーリエドメインタイプの光コヒーレンストモグラフィと同様に、ノイズ除去(ノイズ低減)、フィルタ処理、FFT(Fast Fourier Transform)などの処理が含まれている。
画像処理部230は、画像形成部220により形成された画像に対して各種の画像処理や解析処理を施す。たとえば、画像処理部230は、画像の輝度補正や分散補正等の各種補正処理を実行する。
3次元画像形成部231は、断層像の間の画素を補間する補間処理などの公知の画像処理を実行して、眼底Efの3次元画像の画像データを形成する。画像形成部220及び3次元画像形成部231は、この発明の「画像形成手段」の一例である。
注目部位指定部232は、眼底Efの注目部位(視神経乳頭)に相当する画像領域を眼底撮影像H中に指定する。注目部位指定部232は、この発明の「指定手段」の一例である。注目部位を指定する処理は、自動化されていてもよいし、手動で行うものであってもよい。
眼底表面領域特定部233は、注目部位指定部232により指定された画像領域に対応する3次元画像M中の画像領域(眼底表面領域)を特定する。この眼底表面領域は、眼底表面に相当する画像領域中に特定される。眼底表面領域特定部233は、この発明の「特定手段」の一例である。
画像補正部234は、眼底表面領域特定部233により特定された眼底表面領域の3次元画像Mにおける位置に基づいて、この眼底表面領域に対して眼底深度方向(z方向)に位置する3次元画像M中の画像領域を変位させる。画像補正部234は、この発明の「補正手段」の一例である。
画像解析部235は、画像補正部234によって画像領域が変位された3次元画像Mを解析して所定の解析値を求める。画像解析部235は、この発明の「解析手段」の一例である。
表示部240は、前述した演算制御ユニット200の表示デバイスを含んで構成される。操作部250は、前述した演算制御ユニット200の操作デバイスを含んで構成される。操作部250には、眼底観察装置1の筐体や外部に設けられた各種のボタンやキーが含まれていてもよい。たとえば眼底カメラユニット2が従来の眼底カメラと同様の筺体を有する場合、操作部250は、この筺体に設けられたジョイスティックや操作パネル等を含んでいてもよい。また、表示部240は、眼底カメラユニット2の筺体に設けられたタッチパネルモニタなどの各種表示デバイスを含んでいてもよい。
ここで、信号光LSの走査及びOCT画像について説明しておく。
以上のような眼底観察装置1の作用及び効果について説明する。
この発明に係る眼底観察装置の他の実施形態を説明する。第1の実施形態は、眼底撮影像中に指定された注目部位の位置に基づいて3次元画像を補正し、この補正後の3次元画像を解析するよう構成されている。これに対し、第2の実施形態では、眼底撮影像中に指定された注目部位の位置に基づいて、既に得られている3次元画像の解析結果を補正する構成を説明する。
以上に説明した構成は、この発明を好適に実施するための一例に過ぎない。よって、この発明の要旨の範囲内における任意の変形を適宜に施すことが可能である。
2 眼底カメラユニット
3 表示装置
10 照明光学系
30 撮影光学系
43、44 ガルバノミラー
100 OCTユニット
200 演算制御ユニット
210 制御部
211 主制御部
212 記憶部
220 画像形成部
230 画像処理部
231 3次元画像形成部
232 注目部位指定部
233 眼底表面領域特定部
234 画像補正部
235 画像解析部
236 解析値補正部
E 被検眼
Ef 眼底
H 眼底撮影像
M 3次元画像
Claims (18)
- 被検眼の眼底の表面形態を描写した眼底撮影像と、前記眼底の3次元形態を描写した3次元画像とを予め記憶する記憶手段と、
前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、
前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、
前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記眼底表面領域に対して眼底深度方向に位置する前記3次元画像中の画像領域を、前記眼底深度方向に直交する方向に変位させる補正手段と、
前記画像領域が変位された前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、
を備えることを特徴とする眼底画像処理装置。 - 前記指定手段は、前記注目部位に相当する画像領域として、前記眼底の所定の凹凸部位に相当する凹凸領域を指定し、
前記特定手段は、前記眼底表面領域として、前記凹凸領域の輪郭に対応する輪郭領域を特定し、
前記補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づいて、前記輪郭領域に対して眼底深度方向に位置する画像領域を変位させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の眼底画像処理装置。 - 前記解析手段は、前記補正手段により画像領域が変位された前記3次元画像を解析して前記凹凸領域の外縁領域を特定し、更に、前記所定の解析値として、前記外縁領域により囲まれる画像領域の体積を算出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の眼底画像処理装置。 - 前記解析手段は、前記補正手段により画像領域が変位された前記3次元画像を解析して、前記所定の凹凸部位の径を前記所定の解析値として算出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の眼底画像処理装置。 - 前記指定手段は、前記凹凸領域として、視神経乳頭に相当する視神経乳頭領域を指定し、
前記解析手段は、前記補正手段により画像領域が変位された前記3次元画像を解析して、前記視神経乳頭の近傍における前記眼底の所定の層領域を特定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の眼底画像処理装置。 - 前記解析手段は、前記所定の層領域として、前記視神経乳頭の周囲の網膜色素上皮に相当する網膜色素上皮領域を特定し、更に、前記視神経乳頭を挟んで対向する前記網膜色素上皮領域の間隔を前記所定の解析値として算出する、
ことを特徴とする請求項5に記載の眼底画像処理装置。 - 被検眼の眼底の表面形態を描写した眼底撮影像と、前記眼底の3次元形態を描写した3次元画像とを予め記憶する記憶手段と、
前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、
前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、
前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、
前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記解析手段により求められた前記所定の解析値を変更する解析値補正手段と、
を備えることを特徴とする眼底画像処理装置。 - 前記指定手段は、前記注目部位に相当する画像領域として、前記眼底の所定の凹凸部位に相当する凹凸領域を指定し、
前記特定手段は、前記眼底表面領域として、前記凹凸領域の輪郭に対応する輪郭領域を特定する、
ことを特徴とする請求項7に記載の眼底画像処理装置。 - 前記解析手段は、前記3次元画像を解析して前記所定の凹凸部位の外縁領域を特定し、更に、前記所定の解析値として、前記外縁領域により囲まれる画像領域の体積を算出し、
前記解析値補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づいて、前記算出された体積の値を変更する、
ことを特徴とする請求項8に記載の眼底画像処理装置。 - 前記解析手段は、前記3次元画像を解析して、前記所定の凹凸部位の径を前記所定の解析値として算出し、
前記解析値補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づいて、前記算出された前記径の値を変更する、
ことを特徴とする請求項8に記載の眼底画像処理装置。 - 前記指定手段は、前記凹凸領域として、視神経乳頭に相当する視神経乳頭領域を指定し、
前記解析手段は、前記3次元画像を解析して前記視神経乳頭の近傍における前記眼底の所定の層領域を特定し、
前記解析値補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づいて、前記所定の層領域の位置を変更する、
ことを特徴とする請求項8に記載の眼底画像処理装置。 - 前記解析手段は、前記所定の層領域として、前記視神経乳頭の周囲の網膜色素上皮に相当する網膜色素上皮領域を特定し、更に、前記視神経乳頭を挟んで対向する前記網膜色素上皮領域の間隔を前記所定の解析値として算出し、
前記解析値補正手段は、前記3次元画像における前記輪郭領域の位置に基づく前記所定の層領域の位置に基づいて、前記算出された前記網膜色素上皮領域の間隔の値を変更する、
ことを特徴とする請求項11に記載の眼底画像処理装置。 - 被検眼の眼底を撮影する撮影手段と、
低コヒーレンス光を信号光と参照光とに分割し、前記眼底を経由した前記信号光と参照光路を経由した参照光とを重畳させて干渉光を生成して検出する光学系と、
前記干渉光の検出結果に基づいて前記眼底の3次元画像を形成する画像形成手段と、
前記撮影手段により撮影された前記被検眼の眼底撮影像と、前記画像形成手段により形成された前記眼底の3次元画像とを記憶する記憶手段と、
前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、
前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、
前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記眼底表面領域に対して眼底深度方向に位置する前記3次元画像中の画像領域を、前記眼底深度方向に直交する方向に変位させる補正手段と、
前記画像領域が変位された前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、
を備えることを特徴とする眼底観察装置。 - 被検眼の眼底を撮影する撮影手段と、
低コヒーレンス光を信号光と参照光とに分割し、前記眼底を経由した前記信号光と参照光路を経由した参照光とを重畳させて干渉光を生成して検出する光学系と、
前記干渉光の検出結果に基づいて前記眼底の3次元画像を形成する画像形成手段と、
前記撮影手段により撮影された前記被検眼の眼底撮影像と、前記画像形成手段により形成された前記眼底の3次元画像とを記憶する記憶手段と、
前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、
前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、
前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、
前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記解析手段により求められた前記所定の解析値を変更する解析値補正手段と、
を備えることを特徴とする眼底観察装置。 - 低コヒーレンス光を信号光と参照光とに分割し、被検眼の眼底を経由した前記信号光と参照光路を経由した参照光とを重畳させて干渉光を生成して検出する光学系と、
前記干渉光の検出結果に基づいて前記眼底の3次元画像を形成する画像形成手段と、
前記眼底の表面形態を描写した眼底撮影像を予め記憶するとともに、前記画像形成手段により形成された前記眼底の3次元画像を記憶する記憶手段と、
前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、
前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、
前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記眼底表面領域に対して眼底深度方向に位置する前記3次元画像中の画像領域を、前記眼底深度方向に直交する方向に変位させる補正手段と、
前記画像領域が変位された前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、
を備えることを特徴とする眼底観察装置。 - 低コヒーレンス光を信号光と参照光とに分割し、被検眼の眼底を経由した前記信号光と参照光路を経由した参照光とを重畳させて干渉光を生成して検出する光学系と、
前記干渉光の検出結果に基づいて前記眼底の3次元画像を形成する画像形成手段と、
前記眼底の表面形態を描写した眼底撮影像を予め記憶するとともに、前記画像形成手段により形成された前記眼底の3次元画像を記憶する記憶手段と、
前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、
前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、
前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、
前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記解析手段により求められた前記所定の解析値を変更する解析値補正手段と、
を備えることを特徴とする眼底観察装置。 - 被検眼の眼底を撮影する撮影手段と、
前記眼底の3次元形態を描写した3次元画像を予め記憶するとともに、前記撮影手段により撮影された前記被検眼の眼底撮影像を記憶する記憶手段と、
前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、
前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、
前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記眼底表面領域に対して眼底深度方向に位置する前記3次元画像中の画像領域を、前記眼底深度方向に直交する方向に変位させる補正手段と、
前記画像領域が変位された前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、
を備えることを特徴とする眼底観察装置。 - 被検眼の眼底を撮影する撮影手段と、
前記眼底の3次元形態を描写した3次元画像を予め記憶するとともに、前記撮影手段により撮影された前記被検眼の眼底撮影像を記憶する記憶手段と、
前記3次元画像を解析して所定の解析値を求める解析手段と、
前記眼底の注目部位に相当する画像領域を前記眼底撮影像中に指定する指定手段と、
前記指定された画像領域に対応する前記3次元画像中の眼底表面領域を特定する特定手段と、
前記3次元画像における眼底表面領域の位置に基づいて、前記解析手段により求められた前記所定の解析値を変更する解析値補正手段と、
を備えることを特徴とする眼底観察装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010162003A JP5514026B2 (ja) | 2010-07-16 | 2010-07-16 | 眼底画像処理装置及び眼底観察装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010162003A JP5514026B2 (ja) | 2010-07-16 | 2010-07-16 | 眼底画像処理装置及び眼底観察装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012020061A JP2012020061A (ja) | 2012-02-02 |
JP5514026B2 true JP5514026B2 (ja) | 2014-06-04 |
Family
ID=45774842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010162003A Active JP5514026B2 (ja) | 2010-07-16 | 2010-07-16 | 眼底画像処理装置及び眼底観察装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5514026B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6099903B2 (ja) | 2012-08-30 | 2017-03-22 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
GB201217538D0 (en) * | 2012-10-01 | 2012-11-14 | Optos Plc | Improvements in or relating to scanning laser ophthalmoscopes |
JP6319615B2 (ja) * | 2013-06-27 | 2018-05-09 | 株式会社ニデック | 画像処理プログラム |
CA2981021C (en) | 2015-03-26 | 2020-11-17 | Eyekor, Llc | Image analysis |
JP6734475B2 (ja) * | 2017-10-10 | 2020-08-05 | 国立大学法人 東京大学 | 画像処理装置及びプログラム |
JP6489193B2 (ja) * | 2017-11-02 | 2019-03-27 | 株式会社ニデック | 眼科解析装置、及び眼科解析プログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4916779B2 (ja) * | 2005-09-29 | 2012-04-18 | 株式会社トプコン | 眼底観察装置 |
WO2007084748A2 (en) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Optovue, Inc. | A method of eye examination by optical coherence tomography |
JP4971872B2 (ja) * | 2007-05-23 | 2012-07-11 | 株式会社トプコン | 眼底観察装置及びそれを制御するプログラム |
JP5208145B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2013-06-12 | キヤノン株式会社 | 断層像撮影装置、断層像撮影方法法、プログラム、及びプログラム記憶媒体 |
-
2010
- 2010-07-16 JP JP2010162003A patent/JP5514026B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012020061A (ja) | 2012-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5912358B2 (ja) | 眼底観察装置 | |
JP5437755B2 (ja) | 眼底観察装置 | |
JP5867719B2 (ja) | 光画像計測装置 | |
JP5628636B2 (ja) | 眼底画像処理装置及び眼底観察装置 | |
JP5543171B2 (ja) | 光画像計測装置 | |
WO2011013314A1 (ja) | 眼科観察装置 | |
WO2010125746A1 (ja) | 眼底観察装置 | |
JP5415902B2 (ja) | 眼科観察装置 | |
JP5937163B2 (ja) | 眼底解析装置及び眼底観察装置 | |
JP5936254B2 (ja) | 眼底観察装置及び眼底画像解析装置 | |
JP5941761B2 (ja) | 眼科撮影装置及び眼科画像処理装置 | |
WO2011048748A1 (ja) | 眼底画像処理装置及び眼底観察装置 | |
JP5514026B2 (ja) | 眼底画像処理装置及び眼底観察装置 | |
JP2011092291A (ja) | 眼科観察装置 | |
JP2016022062A (ja) | 眼科解析装置及び眼科撮影装置 | |
JP5837143B2 (ja) | 眼科観察装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP5658305B2 (ja) | 眼科観察装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP6378795B2 (ja) | 眼科撮影装置 | |
JP6099782B2 (ja) | 眼科撮影装置 | |
JP6503040B2 (ja) | 眼科観察装置 | |
JP6374549B2 (ja) | 眼科解析装置 | |
JP6021289B2 (ja) | 血流情報生成装置、血流情報生成方法、及びプログラム | |
WO2016039188A1 (ja) | 眼底解析装置及び眼底観察装置 | |
JP6254729B2 (ja) | 眼科撮影装置 | |
JP6106299B2 (ja) | 眼科撮影装置及び眼科画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140311 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140328 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5514026 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |