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JP5506587B2 - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents

配線基板およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体素子を搭載する高密度配線基板およびその製造方法に関するものである。
近年、携帯電話や携帯ゲーム機などの小型高機能な電子機器には、半導体パッケージとよばれる電子部品が回路基板上に実装された状態で組み込まれている。半導体パッケージとは小型で高密度配線の配線基板上に半導体素子を搭載してその機能を最大に引き出すとともに、長期間安定稼動するように半導体素子を保護する機能を併せもつ電子部品である。
この半導体パッケージに用いられる配線基板は、絶縁基板と絶縁基板上に形成された配線導体と、さらにこれらを被覆するように形成されたソルダーレジスト層とを備えている。ソルダーレジスト層は配線導体の一部を露出させる開口部を有しており、この開口部から露出する配線導体の一部は、半田バンプを介して半導体素子の電極を配線基板に接続するための半田接続部となる。この半田接続部は半田バンプの大きさに対応する円形状で、絶縁基板の上面中央部に所定のピッチで格子状に配列されている。そして各半田接続部から延在する配線導体は、隣接する半田接続部の間から、あるいはビアホールを用いて電気的に接続した下層の配線導体から絶縁基板の外周部に向けて引き出され、半導体素子と回路基板との電気的経路が形成されている。
ところで、このような配線基板においては電子機器の高機能化に伴って、半導体素子への電力や信号の供給経路である配線導体の数量増加がみられる。また、電子機器の小型化対応のため配線基板の面積や厚みの増大には制限があることから、これまで以上に配線導体を高密度に形成する方法が求められている。
しかしながら、従来の配線基板においては、例えば直径が100μmの半田接続部が150μmピッチで格子状に高密度に配列されており、隣接する半田接続部の間隔が50μmと狭い状態である。このように、隣接する半田接続部の間隔が50μmと狭い場合、その間から配線導体を引き出そうとすると、引き出される配線導体の幅を例えば15μmの細いものとしたとしても隣接する半田接続部との間の電気的な絶縁性を確保するためには、せいぜい1本の配線導体しか引き出せない。このため、各半田接続部から延在する配線導体は、ビアホールを用いて下層の配線導体に接続され、そこから絶縁基板の外周部に向けて引き出される場合が多い。しかし、この方法によると層数が増えるため、配線基板の薄型化の対応が難しい。
なお、特許文献1に記載されているように、半田接続部を同一層に形成するのではなく、二層に分けて形成する場合がある。この場合、半田接続部を二層に分散させることで、一層当りの半田接続部の数を低減でき、配線導体形成のためのスペースの確保が容易になり、配線導体の数量増加に対応が可能となる。しかしながら、半田接続部の形成のための層を余分に一層多く形成する必要があることから、配線基板の薄型化の対応はこれまでと変わらず困難であるという問題を有している。
特開2009−277916号公報
本発明は、複数の配線導体が、互いに隣接する半田接続部間に並設されて高密度な配線形成が可能であるとともに、電気的絶縁信頼性が高い配線基板およびその製造方法を提供することを課題とする。
本発明における配線基板は、半田接続部を有する多数の配線導体が並設された絶縁基板の上面に、前記半田接続部を個別に露出させる複数の開口部を有するソルダーレジスト層が形成されているとともに前記開口部内に前記半田接続部と接続された半田バンプを備えてなる配線基板であって、前記配線導体は、互いに隣接する前記開口部内にそれぞれ前記半田バンプの径よりも狭い幅で露出する半田接続部を有する一組の第1配線導体と、該第1配線導体の間を前記ソルダーレジスト層で覆われて延在する複数の第2配線導体とを含み、前記開口部は、前記半田接続部の幅よりも大きく前記第2配線導体の上部まで達する径で前記ソルダーレジスト層の上面から前記配線導体よりも高い位置まで開口する上側開口部と、該上側開口部の下側において前記第2配線導体を露出させずに前記半田接続部を露出させるように開口する下側開口部とを有していることを特徴とするものである。
本発明における配線基板の製造方法の一つは、絶縁基板の上面に、互いに隣接する半田バンプがそれぞれ接続される半田接続部を前記半田バンプの径よりも狭い幅で有する一組の第1配線導体と、該第1配線導体の間を延在する複数の第2配線導体とを含む多数の配線導体を並設する工程と、前記絶縁基板の上面に前記配線導体を覆うように下側ソルダーレジスト層を形成する工程と、前記下側ソルダーレジスト層上に、前記半田接続部に対応する位置に該半田接続部の幅より大きく前記第2配線導体の上部まで達する径で開口する上側開口部を有する上側ソルダーレジスト層を形成する工程と、前記上側開口部から露出する前記下側ソルダーレジスト層に前記第2配線導体を露出させずに前記半田接続部を露出させるように開口する下側開口部を形成する工程と、前記上側開口部と下側開口部とから成る開口部内に前記半田接続部に接続された半田バンプを形成する工程とを行なう配線基板の製造方法であって、前記下側開口部を前記第2配線導体に達する位置まで開口するとともに、下側開口部内に露出する前記第2配線導体を覆うように樹脂層を被着させる工程を含むことを特徴とするものである。
また、本発明における配線基板の製造方法の別の一つは、絶縁基板の上面に、互いに隣接する半田バンプがそれぞれ接続される半田接続部を前記半田バンプの径よりも狭い幅で有する一組の第1配線導体と、該第1配線導体の間を延在する複数の第2配線導体とを含む多数の配線導体を並設する工程と、前記絶縁基板の上面に前記配線導体を覆うように下側ソルダーレジスト層を形成するとともに該下側ソルダーレジスト層に前記第2配線導体を露出させずに前記半田接続部を露出させるように開口する下側開口部を形成する工程と、前記下側ソルダーレジスト層上に、前記下側開口部を囲繞して前記第2配線導体の上部まで達する径の上側開口部を有する上側ソルダーレジスト層を形成する工程と、前記上側開口部と下側開口部とから成る開口部内に前記半田接続部に接続された半田バンプを形成する工程とを行なうことを特徴とするものである。
本発明の配線基板によれば、半田接続部の幅をこれに接続される半田バンプの径よりも狭いものとしたことから、隣接する半田接続部同士の間隔をその分だけ広いものとすることができ、そのため半田接続部間に複数の第2配線導体を並設することが可能となる。また、下側開口部が第2配線導体を露出させずに半田接続部を露出させるように開口するとともに、上側開口部がソルダーレジスト層の表面から配線導体よりも高い位置まで開口することから、上側開口部が例えば第2配線導体の上方まで達する程度の大きさであったとしても、第2配線導体をソルダーレジスト層で被覆して半田バンプと第2配線導体との電気的な絶縁が確保できる。これにより、複数の配線導体が、互いに隣接する半田接続部間に並設され高密度な配線形成が可能であるとともに、電気的絶縁信頼性が高い配線基板を提供することができる。
また、本発明の配線基板の製造方法の一つによれば、半田接続部の幅をこれに接続される半田バンプの径よりも狭くしたことで、隣接する半田接続部同士の間隔をその分だけ広く設けることができ、そのため半田接続部間に複数の第2配線導体を並設することが可能となる。また、配線導体を覆うよう下側ソルダーレジスト層を形成した後、半田接続部の幅よりも大きな径の上側開口部を有する上側ソルダーレジスト層を形成し、上側開口部内に露出する下側ソルダーレジスト層に第2配線導体を露出させずに半田接続部を露出させる下側開口部を形成することから、上側開口部が例えば第2配線導体の上方まで達する程度の大きさであったとしても、第2配線導体をソルダーレジスト層で被覆して半田バンプと第2配線導体との電気的な絶縁が確保できる。これにより、複数の配線導体が、互いに隣接する半田接続部間に並設された高密度な配線形成が可能であるとともに、電気的絶縁信頼性が高い配線基板を提供することができる。
さらに、本発明の配線基板の製造方法の別の一つによっても、半田接続部の幅をこれに接続される半田バンプの径よりも狭くしたことで、隣接する半田接続部同士の間隔をその分だけ広く設けることができ、そのため半田接続部間に複数の第2配線導体を並設することが可能となる。また、配線導体を覆うよう下側ソルダーレジスト層を形成した後、この下側ソルダーレジスト層に第2配線導体を露出させずに半田接続部を露出させる下側開口部を形成し、次いで、下側ソルダーレジスト層の上に、下側開口部を囲繞する径の上側開口部を有する上側ソルダーレジスト層を形成することから、上側開口部が例えば第2配線導体の上方まで達する程度の大きさであったとしても、第2配線導体をソルダーレジスト層で被覆して半田バンプと第2配線導体との電気的な絶縁が確保できる。これにより、複数の配線導体が、互いに隣接する半田接続部間に並設された高密度な配線形成が可能であるとともに、電気的絶縁信頼性が高い配線基板を提供することができる。
図1は、本発明の配線基板の実施の形態の一例を示す概略断面図である。 図2は、本発明の配線基板の実施の形態の一例を示す概略平面図である。 図3は、図1お呼び図2に示した配線基板における要部拡大概略断面図である。 図4は、本発明の配線基板の実施の形態の他の例を示す要部拡大概略断面図である。 図5は、本発明の配線基板の実施の形態の更に他の例を示す要部拡大概略断面図である。 図6(a)〜(d)は本発明の配線基板の製造方法の実施形態の一例を説明するための工程毎の要部拡大概略断面図である。 図7(a)〜(e)は本発明の配線基板の製造方法の実施形態の他の一例を説明するための工程毎の要部拡大概略断面図である。 図8(a)〜(c)は本発明の配線基板の製造方法の実施形態の他の一例を説明するための工程毎の要部拡大概略断面図である。
次に、本発明の配線基板についての実施形態の一例を図1、図2を基にして詳細に説明する。これらの図中、1は絶縁基板、2は配線導体、3は半田接続部、4はソルダーレジスト層、5は半田バンプであり、主としてこれらにより本例の配線基板10が構成される。
図1に示すように、本例の配線基板10は、絶縁板1aの上下に絶縁層1bを2層ずつ積層した絶縁基板1と、絶縁板1a、1bの表面に配設された配線導体2と、最表層の配線導体2を部分的に露出させる開口部4a、4bを有するように絶縁基板1の上下面に被着されたソルダーレジスト層4とを備えている。
絶縁板1aは、例えばガラス繊維にエポキシ樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸させた電気絶縁材料からなり、上下に貫通するスルーホール1cがドリル加工により複数形成されている。スルーホール1cの側壁にはめっき法などによりスルーホール導体2aが形成されており、絶縁板1a上下面の配線導体2がスルーホール導体2aを介して電気的に接続されている。
絶縁基板1を構成する絶縁層1bは、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂を含有する電気絶縁材料からなり、その上面から下面にかけて貫通するビアホール1dがレーザ加工により複数形成されている。ビアホール1dには配線導体2を構成する導体の一部が充填されており、それにより絶縁層1bの上下の配線導体2間の導通をとっている。
配線導体2は主にめっき法により銅などの金属で形成された配線で、例えば周知のセミアディティブ法で形成され、半導体素子や回路基板へ電力や信号を供給する経路である。
ソルダーレジスト層4はエポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂を含有する電気絶縁材料からなり、配線基板10と半導体素子を接続するとき、あるいは半導体パッケージを回路基板に接続するときのリフロー処理時の熱から、絶縁基板1と配線導体2とを保護するために被覆される。
絶縁基板1の上面側に設けられたソルダーレジスト層4の開口部4aから露出する配線導体2の一部は半導体素子の電極と接続される半田接続部3を形成しており、この半田接続部3には半田バンプ5が接続されている。他方、絶縁基板1の下面側に設けられたソルダーレジスト層4の開口部4bから露出する配線導体2の一部は、他の回路基板に接続するための外部接続パッド6を形成している。そして対応する半田接続部3と外部接続パッド6とが絶縁基板1の表面および内部の配線導体2を介して互いに接続されている。
図2は、図1に示した配線基板10の中央部における最上層の配線導体2をソルダーレジスト層4を透かして見た上面図である。なお、図2では半田バンプ5は省略されている。図2に示すように、半田接続部3は、絶縁基板1の上面中央部に例えば配列ピッチが100〜300μmの格子状の配列で多数が設けられている。各半田接続部3は、ソルダーレジスト層4の開口部4aの直径よりも狭い幅で開口部4a内に露出している。開口部4aの直径は70〜100μmであり、半田接続部3の幅は10〜30μmである。したがって隣接する半田接続部3同士の間隔は70〜290μmとなる。そしてこの半田接続部3には開口部4aと略同じ直径の半田バンプ5が接続されている。すなわち、本例の配線基板10においては、半田接続部3の幅が半田バンプ5の直径よりも狭い。
各半田接続部3からは、絶縁基板1の外周部に向けて帯状の配線導体2が延在している。最外周の半田接続部3よりも内側の半田接続部3から延在する配線導体2の一部は、それよりも外側の半田接続部3の間を通って外周部側に延在している。このとき、本例の配線基板10では、半田接続部3の幅がこれに接続される半田バンプ5の直径よりも狭いことから、隣接する半田接続部3同士の間隔が70〜290μmと広いものとなっている。したがってこの隣接する半田接続部3の間を幅が10〜30μmの配線導体2を半田接続部3および隣接する配線導体2に対して10〜50μmの間隔を空けて2〜3本通すことができる。このように、本例の配線基板10によれば、隣接する半田接続部3の間を2〜3本の配線導体2を通すことができるので、その分最上層の配線密度を高くすることができる。その結果、配線導体2の層を増やすことなく高密度で薄型の配線基板10とすることができる。
図3に、本例の配線基板10における要部拡大断面図を示す。図3に示す例においては、幅が16μmの半田接続部3が150μmの配列ピッチで形成されており、この半田接続部3の間に幅が16μmの配線導体2が2本引き出されている。この場合、半田接続部3同士の間隔は134μmとなるので、この間に幅が16μmの2本の配線導体2を半田接続部3および隣接する配線導体2との間に34μmの間隔を空けて形成可能である。したがって、高密度配線が可能となる。
さらに本例においては、絶縁基板1の上面側のソルダーレジスト層4が下側ソルダーレジスト層4cと上側ソルダーレジスト層4dとの2層構造となっている。下側ソルダーレジスト層4cは、絶縁基板1上に直接形成されており、配線導体2の厚みよりも3〜30μm程度厚い。上側ソルダーレジスト層4dは、下側ソルダーレジスト層4c上に形成されており、下側ソルダーレジスト層4cよりも3〜35μm程度薄い。例えば、配線導体2の厚みが15μmの場合であれば、下側ソルダーレジスト層4cの厚みは18μmであり、上側ソルダーレジスト層4dの厚みは15μmである。
下側ソルダーレジスト層4cと上側ソルダーレジスト層4dとからなるソルダーレジスト層4には、半田接続部3を露出させる開口部4aが形成されている。開口部4aは、下側ソルダーレジスト層4cに形成された下側開口部4acと上側ソルダーレジスト層4dに形成された上側開口部4adとを有している。この例では、開口部4aは下側開口部4acと上側開口部4adとで略同じ直径となっている。そして少なくとも下側開口部4acは、半田接続部3の間の配線導体2を露出させずに半田接続部3を露出させる直径で開口している。具体的には、下側開口部4acの直径は74μmであり、半田接続部3の幅よりも58μm大きい直径をしている。このとき、下側開口部4acから隣接する配線導体2までの距離は5μmを確保することができる。したがって、この開口部4a内に半田接続部3に接続されて形成された半田バンプ5との間に十分な電気的絶縁性を保つことができる。
なお、この例では下側開口部4acと上側開口部4adとは略同じ直径を有しているが、下側開口部4acよりも上側開口部4adが10〜30μm程度大きな直径であってもよい。この場合、下側ソルダーレジスト層4cは配線導体2の厚みよりも厚いことから、上側開口部4adは、ソルダーレジスト層4の上面から配線導体2よりも高い位置まで開口することになるので、下側開口部4acが半田接続部3の間を引き出された配線導体2を露出させない大きさであれば、上側開口部4adがたとえ半田接続部3の間を引き出された配線導体2の上部まで達するような大きな直径であったとしても、半田接続部3の間の配線導体2を下側ソルダーレジスト層4cで被覆して半田バンプ5と半田接続部3の間の配線導体2との電気的な絶縁が確保できる。これにより、複数の配線導体2が、互いに隣接する半田接続部3間に並設されて高密度な配線形成が可能であるとともに、電気的絶縁信頼性が高い配線基板10を提供することができる。
半田バンプ5は錫と鉛、あるいは錫と銀と銅などの金属成分を含有する導電材料からなり、半田接続部3の上にペースト状、あるいはボール形状の導電材料をのせてリフロー処理を行い形成される。なお、半田バンプ5と半田接続部3との密着力の向上を図るため、例えば直径がおよそ2〜5μmの銅粉末をあらかじめ導電材料に含有させておく場合がある。あるいは、開口部4a内に例えば銀や銅成分を含有する導電ペーストを硬化させた導体層を形成しておき、その上に導電材料もしくは上記銅粉末を含有させた導電材料を用いて半田バンプ5を形成する場合がある。それにより、半田接続部3が半田バンプ5の直径よりも狭い幅であっても、半田接続部3に接続された半田バンプ5を開口部4aに対応した大きさで形成することができる。
図4は、本発明の配線基板における実施形態の別の例を示す要部拡大断面図である。図4に示す例においては、幅が16μmの半田接続部3が150μmの配列ピッチで形成されており、この半田接続部3の間に幅が16μmの配線導体2が3本引き出されている。この場合、半田接続部3同士の間隔は134μmとなるので、この間に幅が16μmの3本の配線導体2を半田接続部3および隣接する配線導体2との間に21.5μmの間隔を空けて形成可能である。したがって、高密度配線が可能となる。
本例においても、絶縁基板1の上面側のソルダーレジスト層4が下側ソルダーレジスト層4cと上側ソルダーレジスト層4dとの2層構造となっている。下側ソルダーレジスト層4cは、絶縁基板1上に直接形成されており、配線導体2の厚みよりも3〜30μm程度厚い。上側ソルダーレジスト層4dは、下側ソルダーレジスト層4c上に形成されており、下側ソルダーレジスト層4cよりも3〜35μm程度薄い。例えば、配線導体2の厚みが15μmの場合であれば、下側ソルダーレジスト層4cの厚みは40μmであり、上側ソルダーレジスト層4dの厚みは15μmである。
下側ソルダーレジスト層4cと上側ソルダーレジスト層4dとからなるソルダーレジスト層4には、配線導体2の一部である半田接続部3を露出させる開口部4aが形成されている。開口部4aは、下側ソルダーレジスト層4cに形成された下側開口部4acと上側ソルダーレジスト層4dに形成された上側開口部4adとを有している。この例では、開口部4aは下側開口部4acよりも上側開口部4adが大きな直径となっている。そして少なくとも下側開口部4acは、半田接続部3の間の配線導体2を露出させずに半田接続部3を露出させる直径で開口している。具体的には、下側開口部4acの直径は40μmであり、半田接続部3の幅よりも24μm大きい直径をしている。このとき、下側開口部4acから隣接する配線導体2までの距離は9.5μmを確保することができる。したがって、この開口部4a内に半田接続部3に接続されて形成された半田バンプ5との間に十分な電気的絶縁性を保つことができる。
また、上側開口部4adの直径は74μmである。そのため、上側開口部4adは半田接続部3の間を引き出された配線導体2の上部まで達する直径となっている。しかしながら、下側ソルダーレジスト層4cは配線導体2の厚みよりも厚いことから、上側開口部4adは、ソルダーレジスト層4の上面から配線導体2よりも高い位置まで開口することになるので、下側開口部4acが半田接続部3の間を引き出された配線導体2を露出させない大きさであれば、半田接続部3の間の配線導体2を下側ソルダーレジスト層4cで被覆して半田バンプ5と半田接続部3の間の配線導体2との電気的な絶縁が確保できる。これにより、複数の配線導体2が、互いに隣接する半田接続部3間に並設されて高密度な配線形成が可能であるとともに、電気的絶縁信頼性が高い配線基板10を提供することができる。
図5は、本発明の配線基板における実施形態のさらに別の例を示す要部拡大断面図である。図5に示す例においては、幅が16μmの半田接続部3が150μmの配列ピッチで形成されており、この半田接続部3の間に幅が16μmの配線導体2が3本引き出されている。この場合、半田接続部3同士の間隔は134μmとなるので、この間に幅が16μmの3本の配線導体2を半田接続部3および隣接する配線導体2との間に21.5μmの間隔を空けて形成可能である。したがって、高密度配線が可能となる。
本例においても、絶縁基板1の上面側のソルダーレジスト層4が下側ソルダーレジスト層4cと上側ソルダーレジスト層4dとの2層構造となっている。下側ソルダーレジスト層4cは、絶縁基板1上に直接形成されており、配線導体2の厚みよりも3〜30μm程度厚い。上側ソルダーレジスト層4dは、下側ソルダーレジスト層4c上に形成されており、下側ソルダーレジスト層4cよりも3〜35μm程度薄い。例えば、配線導体2の厚みが15μmの場合であれば、下側ソルダーレジスト層4cの厚みは18μmであり、上側ソルダーレジスト層4dの厚みは15μmである。
下側ソルダーレジスト層4cと上側ソルダーレジスト層4dからなるソルダーレジスト層4には、配線導体2の一部である半田接続部3を露出させる開口部4aが形成されている。開口部4aは、下側ソルダーレジスト層4cに形成された下側開口部4acと上側ソルダーレジスト層4dに形成された上側開口部4adを有している。この例では、開口部4aは下側開口部4acと上側開口部4adとで略同じ直径となっている。これらの下側開口部4acおよび上側ソルダーレジスト層4adの開口径は74μmであり、半田接続部3の幅よりも58μm大きい直径をしている。ただし、下側開口部4acの一部には隣接する配線導体2が露出しないように配線導体2を覆う樹脂層7が部分的に被着されており、それにより下側開口部4ac内には配線導体2が露出しないようになっている。このとき、上側開口部4adは半田接続部3の間を引き出された配線導体2の上部まで達する大きさである。しかしながら、下側ソルダーレジスト層4cは配線導体2の厚みよりも厚いことから、上側開口部4adは、ソルダーレジスト層4の上面から配線導体2よりも高い位置まで開口することになるので、下側開口部4acが半田接続部3の間を引き出された配線導体2を露出させないように一部に樹脂層7が被着されていれば、半田接続部3の間の配線導体2を下側ソルダーレジスト層4cで被覆して半田バンプ5と半田接続部3の間の配線導体2との電気的な絶縁が確保できる。これにより、複数の配線導体2が、互いに隣接する半田接続部3間に並設されて高密度な配線形成が可能であるとともに、電気的絶縁信頼性が高い配線基板10を提供することができる。
次に、本発明の配線基板の製造方法の実施形態の一例を図3を基に説明した一例を製造する場合を例にとって図6を基にして詳細に説明する。
まず、図6(a)に示すように、上面に幅が16μmの半田接続部3が150μmの配列ピッチで形成されており、この半田接続部3の間に幅が16μmの配線導体2が2本引き出された絶縁基板1を準備する。この場合、半田接続部3同士の間隔は134μmとなるので、この間に幅が16μmの2本の配線導体2を半田接続部3および隣接する配線導体2との間に34μmの間隔を空けて形成可能である。したがって、高密度配線が可能となる。
次に、図6(b)に示すように、絶縁基板1の上に半田接続部3および配線導体2を被覆するように下側ソルダーレジスト層4cを形成する。下側ソルダーレジスト層4cは、18μmの厚みであり、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂を含有する電気絶縁材料から成る樹脂ペーストまたはフィルムを絶縁基板1の上に塗布または貼着するとともにこれを熱硬化させることにより形成される。
次に、図6(c)に示すように、下側ソルダーレジスト層4cの上に上側開口部4adを有する上側ソルダーレジスト層4dを形成する。上側ソルダーレジスト層4dは、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂と、アクリル樹脂などの紫外線硬化性樹脂とを含有する電気絶縁材料から成る感光性の樹脂ペーストまたはフィルムを下側ソルダーレジスト層4cの上に塗布または貼着するとともにこれを上側開口部4adを有するように露光および現像した後、熱硬化させることにより形成される。上側ソルダーレジスト層4dの厚みは、15μmであり、上側開口部4adの直径は74μmである。
次に、図6(d)に示すように、上側開口部から露出する下側ソルダーレジスト層4cを半田接続部3が露出する深さまでブラスト法により除去して下側開口部4acを形成する。このとき、下側開口部4acは上側開口部4adと略同じ直径になる。具体的には、下側開口部4acの直径は74μmであり、半田接続部3の幅よりも58μm大きい直径をしている。このとき、下側開口部4acから隣接する配線導体2までの距離は5μmを確保することができる。したがって、この開口部4a内に半田接続部3に接続されて形成された半田バンプ5との間に十分な電気的絶縁性を保つことができる。そして最後に、開口部4a内に露出する半田接続部3と接続する半田バンプ5を開口部4aに対応した大きさで形成することにより図3に示した例の配線基板10を形成できる。したがってこの配線基板の製造方法の一例によれば、複数の配線導体2が、互いに隣接する半田接続部3間に並設された高密度な配線形成が可能であるとともに、電気的絶縁信頼性が高い配線基板10を提供することができる。
なお、上述の製造方法の一例は、図5を基にして説明した例の配線基板10にも基本的には適用される。その例について説明する。
まず、図7(a)に示すように、上面に幅が16μmの半田接続部3が150μmの配列ピッチで形成されており、この半田接続部3の間に幅が16μmの配線導体2が3本引き出された絶縁基板1を準備する。この場合、半田接続部3同士の間隔は134μmとなるので、この間に幅が16μmの3本の配線導体2を半田接続部3および隣接する配線導体2との間に21.5μmの間隔を空けて形成可能である。したがって、高密度配線が可能となる。
次に、図7(b)に示すように、絶縁基板1の上に半田接続部3および配線導体2を被覆するように下側ソルダーレジスト層4cを形成する。下側ソルダーレジスト層4cは、18μmの厚みであり、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂を含有する電気絶縁材料から成る樹脂ペーストまたはフィルムを絶縁基板1の上に塗布または貼着するとともにこれを熱硬化させることにより形成される。
次に、図7(c)に示すように、下側ソルダーレジスト層4cの上に上側開口部4adを有する上側ソルダーレジスト層4dを形成する。上側ソルダーレジスト層4dは、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂と、アクリル樹脂などの紫外線硬化性樹脂とを含有する電気絶縁材料から成る感光性の樹脂ペーストまたはフィルムを下側ソルダーレジスト層4cの上に塗布または貼着するとともにこれを上側開口部4adを有するように露光および現像した後、熱硬化させることにより形成される。上側ソルダーレジスト層4dの厚みは、15μmであり、上側開口部4adの直径は74μmである。
次に、図7(d)に示すように、上側開口部から露出する下側ソルダーレジスト層4cを半田接続部3が露出する深さまでブラスト法により除去して下側開口部4acを形成する。このとき、下側開口部4acは上側開口部4adと略同じ直径になる。具体的には、下側開口部4acの直径は74μmであり、半田接続部3の幅よりも58μm大きい直径をしている。このとき、下側開口部4ac内に配線導体2がはみ出している。
次に、図7(e)に示すように、下側開口部4ac内に樹脂層7を配線導体2が露出しないように被着する。樹脂層7としては、ポリイミド系の樹脂材料が用いられ、例えばインクジェット法により塗布した後、硬化させることにより形成される。したがって、この開口部4a内に半田接続部3に接続されて形成された半田バンプ5との間に十分な電気的絶縁性を保つことができる。そして最後に、開口部4a内に露出する半田接続部3と接続する半田バンプ5を開口部4aに対応した大きさで形成することにより図5に示した例の配線基板10を形成できる。
次に、本発明の配線基板の製造方法の実施形態の別の一例を図4を基に説明した一例を製造する場合を例にとって図8を基にして詳細に説明する。
まず、図8(a)に示すように、上面に幅が16μmの半田接続部3が150μmの配列ピッチで形成されており、この半田接続部3の間に幅が16μmの配線導体2が3本引き出された絶縁基板1を準備する。この場合、半田接続部3同士の間隔は134μmとなるので、この間に幅が16μmの3本の配線導体2を半田接続部3および隣接する配線導体2との間に21.5μmの間隔を空けて形成可能である。したがって、高密度配線が可能となる。
次に、図8(b)に示すように、絶縁基板1の上に配線導体2を覆うように下側ソルダーレジスト層4cを形成するとともに、この下側ソルダーレジスト層4cに半田接続部3間の配線導体2を露出させずに半田接続部3を露出させように開口する下側開口部4acを形成する。下側ソルダーレジスト層4cは、40μmの厚みであり、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂を含有する電気絶縁材料から成る樹脂ペーストまたはフィルムを絶縁基板1の上に塗布または貼着して熱硬化させることにより形成される。そして、レーザ加工により半田接続部3間の配線導体2を露出させずに半田接続部3を露出させるように開口する下側開口部4acを形成する。具体的には、下側開口部4acの直径は40μmであり、半田接続部3の幅よりも24μm大きい直径をしている。このとき、下側開口部4acから隣接する配線導体2までの距離は9.5μmを確保することができる。
次に、図8(c)に示すように、下側ソルダーレジスト層4acの上に上側開口部4adを有する上側ソルダーレジスト層4dを形成する。上側ソルダーレジスト層4dは、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂と、アクリル樹脂などの紫外線硬化性樹脂とを含有する電気絶縁材料から成る感光性の樹脂ペーストまたはフィルムを下側ソルダーレジスト層4cの上に塗布または貼着するとともにこれを上側開口部4adを有するように露光および現像した後、熱硬化させることにより形成される。上側ソルダーレジスト層4dの厚みは、15μmであり、上側開口部4adの直径は74μmである。そのため、上側開口部4adは半田接続部3の間を引き出された配線導体2の上部まで達する直径となっている。しかしながら、下側ソルダーレジスト層4cは配線導体2の厚みよりも厚いことから、上側開口部4adは、ソルダーレジスト層4の上面から配線導体2よりも高い位置まで開口することになるので、下側開口部4acが半田接続部3の間を引き出された配線導体2を露出させない大きさであれば、半田接続部3の間の配線導体2を下側ソルダーレジスト層4cで被覆して半田バンプ5と半田接続部3の間の配線導体2との電気的な絶縁が確保できる。そして最後に、開口部4a内に露出する半田接続部3と接続する半田バンプ5を開口部4aに対応した大きさで形成することにより図4に示した例の配線基板10を形成できる。したがってこの配線基板の製造方法の別の一例によれば、複数の配線導体2が、互いに隣接する半田接続部3間に並設された高密度な配線形成が可能であるとともに、電気的絶縁信頼性が高い配線基板10を提供することができる。
1 絶縁基板
2 配線導体
3 半田接続部
4 ソルダーレジスト層
4a 開口部
4ac 下側開口部
4ad 上側開口部
4c 下側ソルダーレジスト層
4d 上側ソルダーレジスト層
5 半田バンプ
7 樹脂層
10 配線基板

Claims (12)

  1. 半田接続部を有する多数の配線導体が並設された絶縁基板の上面に、前記半田接続部を個別に露出させる複数の開口部を有するソルダーレジスト層が形成されているとともに前記開口部内に前記半田接続部と接続された半田バンプを備えてなる配線基板であって、前記配線導体は、互いに隣接する前記開口部内にそれぞれ前記半田バンプの径よりも狭い幅で露出する半田接続部を有する一組の第1配線導体と、該第1配線導体の間を前記ソルダーレジスト層で覆われて延在する複数の第2配線導体とを含み、前記開口部は、前記半田接続部の幅よりも大きく前記第2配線導体の上部まで達する径で前記ソルダーレジスト層の上面から前記配線導体よりも高い位置まで開口する上側開口部と、該上側開口部の下側において前記第2配線導体を露出させずに前記半田接続部を露出させるように開口する下側開口部とを有していることを特徴とする配線基板。
  2. 前記半田バンプが、銅粉末を含有する半田から成り、前記開口部内を充填していることを特徴とする請求項1記載の配線基板。
  3. 前記開口部内に、導電ペーストを硬化させた導体層が被着されており、該導体層上に前記半田バンプが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の配線基板。
  4. 前記上側開口部の径が前記下側開口部の径より大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の配線基板。
  5. 前記下側開口部は前記第2配線導体上に塗布された樹脂層を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の配線基板。
  6. 前記ソルダーレジスト層は、前記上側開口部が形成された上側ソルダーレジスト層と、前記下側開口部が形成された下側ソルダーレジスト層とから成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の配線基板。
  7. 絶縁基板の上面に、互いに隣接する半田バンプがそれぞれ接続される半田接続部を前記半田バンプの径よりも狭い幅で有する一組の第1配線導体と、該第1配線導体の間を延在する複数の第2配線導体とを含む多数の配線導体を並設する工程と、前記絶縁基板の上面に前記配線導体を覆うように下側ソルダーレジスト層を形成する工程と、前記下側ソルダーレジスト層上に、前記半田接続部に対応する位置に該半田接続部の幅より大きく前記第2配線導体の上部まで達する径で開口する上側開口部を有する上側ソルダーレジスト層を形成する工程と、前記上側開口部から露出する前記下側ソルダーレジスト層に前記第2配線導体を露出させずに前記半田接続部を露出させるように開口する下側開口部を形成する工程と、前記上側開口部と下側開口部とから成る開口部内に前記半田接続部に接続された半田バンプを形成する工程とを行なう配線基板の製造方法であって、前記下側開口部を前記第2配線導体に達する位置まで開口するとともに、下側開口部内に露出する前記第2配線導体を覆うように樹脂層を被着させる工程を含むことを特徴とする配線基板の製造方法。
  8. 前記樹脂層の被着がインクジェット印刷により行なわれることを特徴とする請求項に記載の配線基板の製造方法。
  9. 絶縁基板の上面に、互いに隣接する半田バンプがそれぞれ接続される半田接続部を前記半田バンプの径よりも狭い幅で有する一組の第1配線導体と、該第1配線導体の間を延在する複数の第2配線導体とを含む多数の配線導体を並設する工程と、前記絶縁基板の上面に前記配線導体を覆うように下側ソルダーレジスト層を形成するとともに該下側ソルダーレジスト層に前記第2配線導体を露出させずに前記半田接続部を露出させるように開口する下側開口部を形成する工程と、前記下側ソルダーレジスト層上に、前記下側開口部を囲繞して前記第2配線導体の上部まで達する径の上側開口部を有する上側ソルダーレジスト層を形成する工程と、前記上側開口部と下側開口部とから成る開口部内に前記半田接続部に接続された半田バンプを形成する工程とを行なうことを特徴とする配線基板の製造方法。
  10. 前記上側開口部がフォトリソグラフィー加工により形成され、前記下側開口部がレーザ加工により形成されることを特徴とする請求項に記載の配線基板の製造方法。
  11. 前記開口部内に、銅粉末を含有する半田ペーストを塗布するとともに半田を溶融させて前記半田バンプを形成することを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の配線基板の製造方法。
  12. 前記開口部内に、導電ペーストを塗布するとともに該導電ペーストを硬化させて導体層を形成し、次に前記導体層上に半田ペーストを印刷するとともに半田を溶融させて前記半田バンプを形成することを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の配線基板の製造方法。
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