JP5502016B2 - 車両用ドア - Google Patents
車両用ドア Download PDFInfo
- Publication number
- JP5502016B2 JP5502016B2 JP2011088483A JP2011088483A JP5502016B2 JP 5502016 B2 JP5502016 B2 JP 5502016B2 JP 2011088483 A JP2011088483 A JP 2011088483A JP 2011088483 A JP2011088483 A JP 2011088483A JP 5502016 B2 JP5502016 B2 JP 5502016B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- seal
- vehicle
- door opening
- closed cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
このドアの外装部材(外装部品)は、外側部の下部のフランジ部に折り部(薄肉ヒンジ部)を介して内側部を形成し、折り部(薄肉ヒンジ部)を折って外側部に内側部を接合することで、閉断面部を形成している(例えば、特許文献1参照)。
間隔を小さくするためには、ドア本体の内板を下方へ延長するように、折り部(薄肉ヒンジ部)を介した内側部を配置することも考えられるが、内側部が大きくなり、重量が増加する。
また、ドアと車体との隙間を封じるシール部材を設ける場合、ドアに用いた鋼板(ドア本体の周縁部)にシール部材を設けるのが望ましいが、乗降口を大きくするとサイドシルにドアの鋼板が対向できなくなるため、鋼板に設けることができない。対策として、サイドシルに対向した外装部材の内側部にシール部材を設けたとすると、シール部材を圧縮する力など荷重に対し、内側部の強度が心配になる。
つまり、ドア開口枠部(サイドシル)との隙間を無くし、強度を高め、ドア開口部(乗降口)を大きく確保することが望まれていた。
また、閉断面部にシール固定部品を固定することによって、固定するための専用の部位を形成する必要が無いという利点がある。
すなわち、排水路シール部の一部に窪みが生じると、その窪みに排水が溜まるおそれがある。シールバックアップ部によって、排水路シール部に窪みができるのを防止することができる。
車両用ドア12は、左前ドアである。図1〜図6に示すように、車体13に開閉自在に取り付けたドア本体15と、ドア本体15に取り付けた内装部材(図に示していない)と、ドア本体15の上部に取り付けたサッシュ17と、サッシュ17に支持されるガラス18と、を備える。
車内側とは、車両11幅方向(Y軸方向)における車内側(図6の矢印a1方向)とし、車外側とは、車両11幅方向(Y軸方向)における車外側(矢印a2方向)とする。
乗降口枠部32は、フロントピラー33やセンタピラー34やサイドシル35(図6も参照)で形成され、乗降口枠部32の下枠部はサイドシル35である。35aはサイドシル35に含めたサイドシルカバーである。
右前乗降口枠部(図に示していない)には右前ドアが取り付けられている。右前ドアは左前ドア12とほぼ対称であり、外装飾部材(ドアロアガーニッシュ)27とシール部材28を備える。
外装飾部材48、シール部材51は、車両用ドア12の外装飾部材(ドアロアガーニッシュ)27、シール部材28とほぼ同様である。
車両用ドア12は、車体13の乗降口枠部(左前乗降口枠部)44に支持された中空のドア本体15を備える。
また、シール部材28は、傾斜面58aから下縁54まで延びて水抜き穴57の下方に配置されている排水路シール部62を備えている。
「排水路シール部62の裏面65」とは、車両の下方へ向いている面とする。
車両用ドア12は、車両11のドア開口部(乗降口)161を開閉するものである。
外装部材(外装飾部材)27の材質は樹脂であり、具体的な特性は任意である。
ドアアウタパネル21の材質は、既存の薄板鋼板であるが、材質は任意である。例えば、樹脂、アルミニウム合金を用いてもよい。
さらに、車両用ドアが、ルーフパネルに設けられたドアの場合、車両前後方向(X軸方向)および車両幅方向(Y軸方向)である。
閉断面部166は、周縁部163とドア開口対向壁167との間に設けられている。
下部外面シール部64は、周縁部163と接続リブ129とで挟持されている。
車両11用ドア12は、前述したアウタパネル21と、インナパネル(ドアインナパネル22)22と、外装飾部材(ドアロアガーニッシュ)27と、シール部材28と、を有する。
インナ曲面部93には、孔94がねじ部材95を通す径で開けられている。
第5曲げ成形部107には、図7、図11に示す通り、クリップ孔112がほぼ等間隔で開けられている。
そして、第1アウタ膨出部98、第2アウタ膨出部104が外装飾部材(ドアロアガーニッシュ)27でカバーされている。
アウタパネル21のクリップ孔111にクリップ122(図9)を嵌め、クリップ122を中央ブラケット(別体内側壁部品)115にねじ部材95で締結している。
接続リブ129の高さHr(図13)は、下部外面シール部64の高さより低く、約60%である。その結果、軽量化を損なうことなく、下部外面シール部64を押さえて保持することができる。
車両11用ドア12では、図6に示す通り、ドア本体15の大きさが制限されてしまった場合でも、外装部材(外装飾部材)27によって、ドア本体15に対しドア12を距離αだけ大きくすることができ、ドア開口部161を形成しているドア開口枠部32との隙間を無くすることができる。
外装部材(外装飾部材)は、ドア本体15の下部25の外側に取り付けられているが、下部25だけに限定されない。外装部材(外装飾部材)を前端や後端や上端等に取付けてもよい。
実施例は一例であり、実施例に限定されるものではない。
Claims (10)
- 車両のドア開口部を開閉する車両用ドアにおいて、
前記ドアは、ドアアウタパネルのアウタ周縁部とドアインナパネルのインナ周縁部を接合して周縁部を形成することで中空部を形成したドア本体と、該ドア本体に取付けられて、前記ドア本体よりも軟質な外装部材とを備え、
前記外装部材は、前記ドアアウタパネルの車外側に重なり、且つ前記ドアアウタパネルの面積を拡大する方向において前記周縁部よりも外方に位置する延長部を有する意匠部と、該意匠部の前記延長部のみに形成した閉断面部とを備え、
前記閉断面部は、前記周縁部よりも外方のみに位置しており、
前記閉断面部に、前記ドアを閉じたときに、前記ドア開口部を形成したドア開口枠部と前記ドアとで圧縮されるドアシールが取付けられている、
ことを特徴とする車両用ドア。 - 前記ドア開口枠部は、前記周縁部の縁へ面を向けたドア開口対向壁を備え、
前記閉断面部は、前記周縁部と前記ドア開口対向壁との間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用ドア。 - 前記ドア開口枠部は、前記ドア開口対向壁に連なり前記ドア開口部の中央へ向け延びて、前記ドアを閉じたときに前記ドアシールが密着するシール面を備えていることを特徴とする請求項2記載の車両用ドア。
- 前記ドア開口枠部は、前記シール面に連なり前記ドア開口部の中央へ、且つ前記ドアから離れる方向へ曲げた離間角部と、該離間角部に連続して延在させた離間壁部と、を備え、
前記離間角部を、前記ドアアウタパネルの前記アウタ周縁部と前記ドアインナパネルの前記インナ周縁部が密着し始める密着開始部より前記ドア開口部の大きさを示す方向外方に配置していることを特徴とする請求項3記載の車両用ドア。 - 前記ドア開口枠部は、前記ドア開口対向壁に連なり前記外装部材の前記意匠部と略面一に設けられて前記ドア開口部の大きさを示す方向外方へ延びる枠意匠壁部を備えていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の車両用ドア。
- 前記閉断面部は、前記ドア本体の前記周縁部よりも車両の内側へ突出した突出部に前記ドアシールを取付けていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車両用ドア。
- 前記ドアシールは、前記閉断面部の内部に達することで係止されるシール固定部品で取付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の車両用ドア。
- 前記閉断面部は、前記周縁部の縁に面を向けて前記意匠部に近接しているシールバックアップ部と、該シールバックアップ部に連なり前記意匠部に重なって接合している接合フランジ部と、該接合フランジ部と前記シールバックアップ部を接続する接続リブと、を備え、
前記ドアシールは、前記車両の外側へ面を向けた前記周縁部の外面に沿う下部外面シール部を備え、
前記下部外面シール部は、前記周縁部と前記接続リブとで挟持されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の車両用ドア。 - 前記ドア本体に、前記ドア本体内に流入した水を排出する水抜き穴が開けられ、
前記ドアシールは、前記水抜き穴と対向すると共に、少なくとも前記水抜き穴よりも車内側において下方から上方に向かうにつれて車内側に傾く傾斜面と、前記傾斜面から前記下縁まで延びて前記水抜き穴の下方に配置されている排水路シール部と、を備え、
前記シールバックアップ部は、前記排水路シール部の裏面に当接していることを特徴とする請求項8記載の車両用ドア。 - 前記閉断面部は、前記シールバックアップ部を水平に配置し、該シールバックアップ部のうち前記ドア開口枠部へ向く端から下方に延ばした壁部を備え、
前記ドアシールは、前記壁部の前記ドア開口枠部へ向く内側面に当接して取付けられるシール取付部を備えていることを特徴とする請求項9記載の車両用ドア。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011088483A JP5502016B2 (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | 車両用ドア |
EP12770776.8A EP2669120B1 (en) | 2011-04-12 | 2012-04-06 | Door assembly for vehicle |
US14/110,216 US9168813B2 (en) | 2011-04-12 | 2012-04-06 | Door assembly for vehicle |
PCT/JP2012/059541 WO2012141102A1 (ja) | 2011-04-12 | 2012-04-06 | 車両用ドアアセンブリ |
CN201280010895.6A CN103492231B (zh) | 2011-04-12 | 2012-04-06 | 车辆用门组件 |
EP13190256.1A EP2698268A3 (en) | 2011-04-12 | 2012-04-06 | Door assembly for vehicle |
EP13190265.2A EP2689950B1 (en) | 2011-04-12 | 2012-04-06 | Door assembly for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011088483A JP5502016B2 (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | 車両用ドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012218648A JP2012218648A (ja) | 2012-11-12 |
JP5502016B2 true JP5502016B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=47270615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011088483A Expired - Fee Related JP5502016B2 (ja) | 2011-04-12 | 2011-04-12 | 車両用ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5502016B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6020240B2 (ja) * | 2013-02-18 | 2016-11-02 | マツダ株式会社 | 車両の側部車体構造 |
JP5864505B2 (ja) * | 2013-10-04 | 2016-02-17 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドアのハーネス結合部構造 |
JP6405838B2 (ja) * | 2014-09-26 | 2018-10-17 | トヨタ自動車株式会社 | 車両側部構造 |
JP2016141187A (ja) | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 本田技研工業株式会社 | ドア用ガーニッシュ取付構造 |
JP6410784B2 (ja) | 2016-12-06 | 2018-10-24 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造および装飾部材 |
US11801796B2 (en) | 2021-08-27 | 2023-10-31 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Apparatus and method for commonization of front doors between vehicle cabs |
CN115352257B (zh) * | 2022-09-20 | 2024-04-19 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种车门排水结构 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60157425U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-19 | 日産自動車株式会社 | 車両用ドアのシ−ル構造 |
JPH0562310U (ja) * | 1992-01-30 | 1993-08-20 | マツダ株式会社 | 自動車のドア構造 |
JP2007186093A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Toyota Auto Body Co Ltd | 後付外装部品取付方法 |
-
2011
- 2011-04-12 JP JP2011088483A patent/JP5502016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012218648A (ja) | 2012-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5502016B2 (ja) | 車両用ドア | |
CN103492231B (zh) | 车辆用门组件 | |
US8991898B2 (en) | Opening/closing body structure for vehicle | |
JP6044724B2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP5141834B2 (ja) | 車体構造 | |
JP5864499B2 (ja) | 車両用ドア | |
JP5374560B2 (ja) | 車両用ドア | |
JP2010143453A (ja) | 車両のドア構造 | |
JP5478547B2 (ja) | 車両用ドア | |
CN109383245A (zh) | 车辆用门结构 | |
JP4839866B2 (ja) | 車両側部構造 | |
JP5472699B2 (ja) | 車両のカウル部構造 | |
JP5146039B2 (ja) | 自動車用フロントフェンダの補強構造 | |
JP5422594B2 (ja) | 車両用外装部材 | |
JP6788788B2 (ja) | ドアサッシュ構造 | |
JP6871968B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP6280706B2 (ja) | ドア構造 | |
CN213861801U (zh) | 玻璃导槽 | |
JP5004014B2 (ja) | 車両用ドアのシール構造 | |
JP2004217033A (ja) | 車両用ドア | |
JP3967079B2 (ja) | 自動車用ドアミラの車体取付け構造 | |
JP2004098969A (ja) | 車両のドア構造 | |
JP5030053B2 (ja) | 車両用ドア構造 | |
JP6365595B2 (ja) | 自動車の側部車体構造 | |
JP5035625B2 (ja) | 側部車体構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140312 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5502016 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |