JP5500442B2 - 低照度対応カメラ - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、請求項1の低照度対応カメラにおいて、上記第1発光部の出射角は120度であり、上記第2発光部の出射角は40度であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、発光手段と、該発光手段の発光波長帯域の少なくとも一部について受光感度を持つ受光手段と、該発光手段による照明下で被写体からの反射光を該受光手段へ集光する集光手段と、該受光手段により得られる受光強度データを所定のフレーム周期で取得してフレーム画像データを生成し、該フレーム画像データに基づいて動画像データを作成する動画像データ作成手段とを有する低照度対応カメラにおいて、上記発光手段は、撮像可能範囲内の互いに異なる箇所に向けて光を照射する第1発光部及び第2の発光部を含んだ複数の発光部を有しており、上記フレーム周期に同期させて、上記第1発光部の発光強度が上記第2発光部よりも大きいときと上記第2発光部の発光強度が上記第1発光部よりも大きいときが生じるように各発光部の発光強度を制御する発光強度制御手段を設け、上記動画像データ作成手段は、上記第1発光部の発光強度が上記第2発光部よりも大きいときの照明下で得られたフレーム画像データおよび上記第2発光部の発光強度が上記第1発光部よりも大きいときの照明下で得られたフレーム画像データを用いて1つの動画像データを作成することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の低照度対応カメラにおいて、上記複数の発光部は、非対称の発光強度分布を有する非対称分布発光部を含んでおり、所定の発光強度による照明下で高い視認性が得られる強発光強度被写体を該所定の発光強度で照明し、該所定の発光強度よりも小さい発光強度による照明下で高い視認性が得られる弱発光強度被写体を該所定の発光強度よりも小さい発光強度で照明するように、該非対称分布発光部の発光強度分布を設定したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の低照度対応カメラにおいて、上記動画像データ作成手段は、少なくとも一部の撮像可能範囲について、上記少なくとも2つの発光部が上記複数の発光部の中で発光強度が最大となる時の照明下でそれぞれ得られる同一撮像箇所についての複数の受光強度データを合成して該同一撮像箇所についての1つの受光強度データを生成し、これにより生成した受光強度データを用いて上記動画像データを作成することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の低照度対応カメラにおいて、上記動画像データ作成手段は、撮像可能範囲を分割して得られる複数の撮像箇所について、それぞれ、上記第1発光部の発光強度が上記第2発光部よりも大きいときの照明下で得られる受光強度データおよび上記第2発光部の発光強度が上記第1発光部よりも大きいときの照明下で得られる受光強度データを用いて上記動画像データを作成することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の低照度対応カメラにおいて、複数のフレーム画像データそれぞれを格納可能な複数のメモリ領域を有するフレームメモリを有し、上記動画像データ作成手段は、上記少なくとも2つの発光部による照明下でそれぞれ得られる受光強度データのうち最初に得られた受光強度データから生成したフレーム画像データが格納されているメモリ領域に対し、上記複数の撮像箇所に対応するメモリ部分のデータを、高い視認性が得られる他の発光部による照明下で得られる受光強度データから生成したフレーム画像データのものに置き換える処理を行うことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の低照度対応カメラにおいて、上記発光手段は、発光波長帯域として赤外波長帯域を有するものであることを特徴とするものである。
ここで、第1発光部よりも出射強度が大きい第2発光部の出射角を当該第1発光部と同等の出射角とすると、消費電力を増大させるばかりか、次のように電力を無駄に消費させることにもなる。すなわち、第2発光部の出射角を第1発光部のものと同等に広げると、カメラから近い近距離被写体に強い光が当たり、近距離被写体にいわゆる白飛び(明るすぎてセンサの受光感度上限を超え真っ白くなる状態)が発生するおそれがある。このように近距離被写体に白飛びを発生させるほどの強い光は、その近距離被写体の視認性を向上させる効果がないので、無駄となる。
請求項1に係る発明では、第2発光部の出射角が第1発光部よりも狭く、その照明範囲が第1発光部よりも狭い範囲に制限されるため、近距離被写体に白飛びを発生させる無駄な電力消費を抑えることができる。特に、カメラから遠い遠距離被写体と第2発光部との間に近距離被写体が存在しないように設定すれば、近距離被写体に白飛びを発生させることないので、無駄な電力消費の削減効果が高い。
以下、本発明を、低照度対応カメラである車内監視カメラに適用した一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について説明する。
本実施形態1に係る車内監視カメラは、タクシー等の車両に搭載して車内の様子を撮像した動画像を得るものであり、以下のような特徴を有する。
すなわち、従来の車内監視カメラは、夜間などに室内灯を点灯していない暗闇の車内を一定光量で照明するものであったので、一般に、消費電力を抑制するために比較的弱い発光強度で照明する。そのため、運転席や助手席などのカメラに近い撮像箇所では視認性が得られるものの、後部座席などのカメラから遠い撮像箇所については十分な視認性が得られない場合がある。一方、カメラから遠い撮像箇所の視認性を得るために強い発光強度で照明すると、消費電力量が増大するだけでなく、カメラに近い撮像箇所に白飛びが発生して視認性が悪化するという問題が出る。本実施形態1に係る車内監視カメラは、出射角が広くかつ出射強度が弱い照明と第1発光部と出射角が狭くかつ出射強度が強い第2発光部とを交互に発光させて、各発光部それぞれの照明下で得た受光強度データを用いて有効な視認性が得られる撮像箇所を切り貼りし、これにより得られるフレーム画像を用いて遠近両方の視認性が高い動画像データを作成するようにしている。
図2は、本実施形態1における車内監視カメラの概要を示す平面図である。
本車内監視カメラ1は、広角レンズ2、カメラユニット3、カメラケーブル4、照明ユニット5A,5B、照明ケーブル6A,6B、ユニット間ケーブル8などを備えている。広角レンズ2は、車内監視カメラに要求される広画角性が得られるように、90度以上180度以下の範囲内、好ましくは約135度程度の画角のものを用いる。カメラケーブル4は、電源ラインと映像ラインを複合した電線である。照明ケーブル6A,6Bは、LED7A,7Bの電源ラインの電線である。ユニット間ケーブル8は、カメラユニット3と照明ユニット5A,5Bのタイミング信号(同期信号)を伝達するためのケーブルで、本車内監視カメラ1の筐体内部で接続されている。このタイミング信号は、カメラケーブル4と照明ケーブル6A,6Bを経由して外部で接続される構成でも構わない。
本実施形態1のLED7A,7Bを用いるLED素子は、いずれも同じ発光強度をもつものであるが、出射レンズが異なっている。そのため、出射角が広い出射レンズが用いられる広角LED7Aは、図3(a)に示すように、その出射強度が低く照射距離が短いものとなる。一方、出射角が狭い出射レンズが用いられる狭角LED7Bは、図3(b)に示すように、その出射強度が高く照射距離が長いものである。本実施形態においては、広角LED7Aを運転席や助手席等の近距離被写体を照らす用途に使用し、狭角LED7Bを後部座席等の遠距離被写体を照らす用途に使用する。なお、広角LED7A及び狭角LED7Bの配置は、互いに近い位置に配置していれば、本実施形態1のものに限定されることはない。
なお、図4において、符号A〜Dは乗員を示しており、セダンタイプの自動車の例である。なお、実際の乗員位置は車両によって多少の違いはある。
本実施形態における照明ユニット5A,5Bの照明範囲は、図4に示すように、おおよそ、x=50cm、d1=30cm、d2=150cmである。この場合における広角LED7Aの出射角を計算すると、2×arctan(50/30)≒118度であり、おおよそ120度である。一方、狭角LED7Bの出射角を計算すると、2×arctan(50/150)≒37度であり、おおよそ40度である。車両のサイズやシート構成によって各LED7A,7Bの最適な出射角は異なってくるが、概ね、この程度の出射角をもつLEDを組み合わせれば、広角LED7Aによって運転席や助手席を十分に照明でき、狭角LED7Bによって後部座席を十分に照明できる。
この例における照明範囲は、図5に示すように、おおよそ、x=50cm、d1=30cm、d2=100cm、d3=170cmである。この場合において、運転席や助手席などの近距離被写体用のLEDの出射角を計算すると、2×arctan(50/30)≒118度であり、おおよそ120度である。また、2列目の座席などの中距離被写体用のLEDの出射角を計算すると、2×arctan(50/100)≒53度であり、おおよそ55度である。また、3列目の座席などの遠距離被写体用のLEDの出射角を計算すると、2×arctan(50/170)≒33度であり、おおよそ35度である。
カメラユニット3は、LED7A,7Bによる照明下での被写体からの反射光は、集光手段としての広角レンズ2で集光され、受光手段としての受光センサ9の受光面に導かれる。広角レンズ2は、例えばガラスやプラスチックなどの材料を組み合わせた4郡6枚などで構成される複数のレンズから構成される。受光センサ9は、CCDやCMOSなどで構成されるものが知られているが、一般に、CCDの方が低照度の感度が高いので好適に利用できる。ただし、CMOSも高感度化が盛んに進められているので、CMOSを利用してもよい。受光センサ9の解像度は、本実施形態1では車内監視向けの用途であるため、例えば、VGA(640×480ドット)程度に設定され、フレームレートは30fps(frame per Second)以下とする。本実施形態1のような低照度対応カメラにおいては、弱い光に対応するために例えば露光時間を長くすることがあり、この場合にはフレームレートが落ちる傾向にある。また、受光センサ9の機能、若しくは、この受光センサ9の制御デバイスの機能として、暗い箇所を明るくし、明るすぎる箇所を暗くして、動画像を見やすくする輝度補正処理を行うものが知られている。これは、動画像の平均輝度を一定に保つように輝度レベルの増幅率を変更するものであり、多くの場合、複数のフレームにまたがって平均輝度を算出して徐々に補正する。
照明ユニット5A,5Bは、照明ケーブル6A,6Bを介してLED7A,7Bの図示しない駆動電源と接続されている。もちろん、カメラユニット3と共通の電源でも構わない。照明ユニット5A,5Bの光源としては、電球や蛍光灯なども考えられるが、消費電力の少なさや赤外波長の選択性から、本実施形態1ではLED7A,7Bを採用している。
発光ドライバ11は、図示しない駆動電源を元に電流源を生成し、LED7A,7Bの発光強度を交互にON/OFF駆動させるように動作する。広角LED7A及び狭角LED7Bとしてそれぞれ必要とされる光量に応じて、1つのLEDでは対応できない場合は、複数のLEDで分担して照明するようにすることも可能である。この場合、照明が重なって局所的に明るい箇所が存在しないように配置することが重要である。
本実施形態1においては、照明用駆動電源12をもとにした定電流源13A,13Bを配置してLED7A,7Bを発光させる。もし、広角LED7Aと狭角LED7Bとでそれぞれ独立に発光強度を変更する場合には、これらの定電流源13A,13Bの電流値を変更すればよい。定電流源13A,13BとLED7A,7Bとの間には、それぞれ、入力されるタイミング信号A,BによってON/OFF動作するスイッチ部14A,14Bが配置されている。このスイッチ部14A,14Bに入力するタイミング信号A,Bを制御することで、広角LED7A及び狭角LED7Bのいずれかに電流を供給するかを選択することができる。なお、ここでは、スイッチ部14A,14Bに入力されるタイミング信号A,Bを制御することで電流を供給するLED7A,7Bを選択する構成について説明したが、定電流源13A,13Bを1つのD/Aコンバータなどの電圧設定と電圧電流変換の抵抗で構成し、タイミング信号をパラレルデジタル信号とすることで、D/Aコンバータの設定電圧を逐次変更してLED7A,7Bの発光強度を変化させることもできる。なお、照明の回路とタイミング信号を増やすことで多数の照明に対応可能である。
制御部10は、受光センサ9からの出力データを受け取って処理を行う画像処理部15と、画像処理部15での処理により得られるフレーム画像データを格納するフレームメモリ16と、フレームメモリ16に格納されたフレーム画像データからなる動画像データを、外部モニタに表示するための標準的なデータフォーマットであるNTSC規格に変換するNTSC変換部17と、撮像画像全体あるいは一部の輝度情報を取得して明るさを判別する輝度判定部18とを備えている。
なお、この説明図は、横軸に時間軸をとり、t1〜t8まで順次1フレームごとにフレームメモリ16の各メモリ領域に対してアクセスされるデータを示している。図中矢印は、データの移動を示している。
この処理シーケンスでは、1つ分のフレーム画像データを格納するメモリ領域(メモリ1〜5)を少なくとも5つ備えるフレームメモリ16を用いる。このようなフレームメモリ16は、単一の物理メモリの記憶領域を5つに分割したものを用いてもよいし、5つの物理メモリを個別に用意してもよい。ただし、後述するように、1フレーム周期内に複数の処理を行う必要があるため、データのリード速度及びライト速度には十分な高速性が要求される。
まず、時刻t1において、メモリ1に1フレーム分のフレーム画像データD1を格納すると同時に、メモリ2に格納されている処理済みフレーム画像データP1をNTSC変換部17へ出力する。
時刻t2では、メモリ2に次の1フレーム分のフレーム画像データD2を格納すると同時に、メモリ5から既に処理済みである処理済みフレーム画像データP2をNTSC変換部17へ出力する。
時刻t3では、メモリ4に次の1フレーム分のフレーム画像データD3を格納すると同時に、時刻t2と同様にメモリ5から処理済みフレーム画像データP2を繰り返し出力する。また同時に、メモリ1に格納されているフレーム画像データD1とメモリ2に格納されているフレーム画像データD2とを組み合わせて編集処理し、その処理済みフレーム画像データD12をメモリ3に格納する。
時刻t5では、メモリ2に次の1フレーム分のフレーム画像データD5を格納すると同時に、時刻t4と同様にメモリ3から処理済みフレーム画像データD12を繰り返し出力する。また同時に、メモリ4に格納されているフレーム画像データD3とメモリ5に格納されているフレーム画像データD4とを組み合わせて編集処理し、その処理済みフレーム画像データD34をメモリ1に格納する。
時刻t6では、メモリ3に次の1フレーム分のフレーム画像データD6を格納すると同時に、メモリ1から処理済みフレーム画像データD34をNTSC変換部17へ出力する。
時刻t7では、メモリ5に次の1フレーム分のフレーム画像データD7を格納すると同時に、時刻t6と同様にメモリ1から処理済みフレーム画像データD34を繰り返し出力する。また同時に、メモリ2に格納されているフレーム画像データD5とメモリ3に格納されているフレーム画像データD6とを組み合わせて編集処理し、その処理済みフレーム画像データD56をメモリ4に格納する。
時刻t8では、メモリ1に次の1フレーム分のフレーム画像データD8を格納すると同時に、メモリ4から処理済みフレーム画像データD56をNTSC変換部17へ出力する。
図5に示した例のように、近距離被写体、中距離被写体、遠距離被写体など3つ以上になる場合は、フレームメモリ16のメモリ領域の数を増やすことになるが、同様な考え方で未処理のフレーム画像データを消去することなく、順番に処理するようにすれば良い。
なお、ここでは、ノンインターレースにおけるフレーム毎に画像処理を行う場合について説明したが、インターレースの場合、フィールド毎に処理を行うようにしても良い。その場合は、上記で説明したフレームをフィールドに置き換えるだけでも可能であるが、ラインズレが発生するため、2フィールドを1まとめとして扱うことが望ましい。
本実施形態1において、車内監視カメラ1は、自動車の運転席前の上部に配置されたルームミラー付近に設置され、そこから車内を後部側に向かって撮像するように配置される。なお、ルームミラーの無い場合でも、フロントガラスの上部付近に設置すれば同様である。一般に、自動車は、運転席と助手席との間に隙間があり、その隙間から後部座席を撮影することができる。したがって、本実施形態1では、1フレームを三分割し、その中央領域を後部座席が含まれる遠距離領域とし、その両側領域を運転席及び助手席が含まれる近距離領域として設定している。
また、編集加工処理を更に高機能で行う場合には、編集加工前のフレーム画像データから輝度レベルを読み取り、白飛びと判断する領域に対して、照度が低い方のフレーム画像データを採用し、逆に一定レベル以下の輝度の領域に対しては、照度が高い方のフレーム画像データを採用するなどの、自動判別アルゴリズムを搭載することも有効である。基本的に車内監視などのセキュリティー用途では、高速な動作の取り込みが不要なため、フレームレートが半分に落ちても、特に不具合となることは無い。また、出力されるものは動画像であるため、細かい境界での不連続性に関しても大きな不具合とはならないため、画像処理を簡素化することも可能である。
次に、上記実施形態1における画像処理部15の処理シーケンスの変形例(以下、本変形例を「変形例1」という。)について説明する。
図12は、本変形例1における画像処理部15の処理シーケンスを説明する説明図である。
本変形例1は、1フレームの領域分割の設定が例えば図10や図11に示した分割方法のように簡単であったり、2つのフレーム画像データの編集加工処理が一方を他方のデータに置き換えるだけ等の簡単な処理であったりする場合に適した例である。
まず、時刻t1では、メモリ1に1フレーム分のフレーム画像データD1を格納すると同時に、メモリ2から処理済みフレーム画像データP1をNTSC変換部17へ出力する。
時刻t2では、フレーム画像データD1が格納されているメモリ1に対して、次の1フレーム分のフレーム画像データD2の中から切り出された領域部分のデータのみを上書きする。例えば、図10に示した例においては、遠距離領域である中央領域のデータをフレーム画像データD2から切り出し、メモリ1にアクセスしてそのデータのみをフレーム画像データD1に上書きする。また同時に、時刻t1と同様にメモリ2から処理済みフレーム画像データP1を繰り返し出力する。
時刻t3では、メモリ2に次の1フレーム分のフレーム画像データD3を格納すると同時に、時刻t2で作成された処理済みフレーム画像データD12をメモリ1からNTSC変換部17へ出力する。
時刻t4では、時刻t2と同様の動作になる。具体的には、フレーム画像データD3が格納されたメモリ2に、次の1フレーム分のフレーム画像データD4を部分的に上書きすると同時に、メモリ1から処理済みフレーム画像データD12を繰り返し出力する。
時刻t5では、メモリ1に次の1フレーム分のフレーム画像データD5を格納すると同時に、時刻t4で作成された処理済みフレーム画像データD34を出力する。
時刻t6では、時刻t4と同様の動作になる。具体的には、フレーム画像データD5が格納されたメモリ1に、次の1フレーム分のフレーム画像データD6を部分的に上書きすると同時に、メモリ2から処理済みフレーム画像データD34を繰り返し出力する。
なお、時刻t7以降も、上述のような処理シーケンスの繰り返しとなる。このような処理シーケンスにより、受光センサ9からの出力データを順次取得するフレーム速度の半分の速度でフレームが更新される動画像データを得ることができる。
次に、本発明を、低照度対応カメラである車内監視カメラに適用した他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)について説明する。
なお、本実施形態2に係る車内監視カメラの基本構成は上記実施形態1のものと同様であるため、以下の説明では上記実施形態1とは異なる点のみ説明する。
本実施形態2において、ルームミラー20はミラー取付部21によって自動車のフロントガラスに取り付けられている。本実施形態2の車内監視カメラは、2つの照明ユニット25A,25Bをカメラユニット23とは別体に構成し、カメラユニット23をルームミラー20の中央に、2つの照明ユニット25A,25Bをルームミラー20の左右に少し離して配置している。具体的には、図10に示すように、ルームミラー20の取付部21にステイ22を設置し、このステイ22に2つの照明ユニット25A,25Bを取り付けている。
図14に示すように、照明ユニット25A,25Bのうち図中右側に取り付けた照明ユニット25Aは、車内における図中左側の領域に向けて光りを照射するように、そのLEDの出射面が向けられている。一方、図中左側に取り付けた照明ユニット25Bは、車内における図中右側の領域に向けて光りを照射するように、そのLEDの出射面が向けられている。このように2つの照明ユニット25A,25Bの照射方向が互いに交差するように2つの照明ユニット25A,25Bを配置するのが好ましい。このような配置とすることで、車内のシートに隠れてしまう被写体領域を減らすことができ、より広い範囲について視認性の高い画像が得られる。また、各照明ユニット25A,25Bは、それぞれ、前席と後席の両方が照射範囲に入るように、照明距離、出射角、照射方向などが設定される。
次に、上記実施形態2における照明ユニット25A,25Bの変形例(以下、本変形例を「変形例2」という。)について説明する。
図15(a)は、一般的なLEDの発光強度分布を示す説明図であり、図15(b)は、本変形例2で用いるLEDの発光強度分布を示す説明図である。
上記実施形態2において、各照明ユニット25A,25Bは、前席及び後席の両方を照明することを担当するので、その照明領域内に互いに距離が異なる2つの被写体が存在する。そのため、図15(a)に示す一般的なLEDのように発光強度分布が正規分布している場合、距離が遠い後席(遠距離被写体)よりも距離が近い前席(近距離被写体)の方が若干強い光で照明される。そのため、遠距離被写体と近距離被写体との間で照明ムラが生じ、その視認性に差が出る。
なお、本変形例2においては、上下方向については一般的な発光強度分布で問題ないが、上下方向についても遠被写体間で照明ムラが生じる場合には、発光強度分布が上下方向に非対称であるものを用いてもよい。
この場合、広角LED7Aの出射角は120度とし、狭角LED7Bの出射角は40度とするのが好ましい。
また、上記実施形態2(変形例2を含む。)に係る車内監視カメラ1は、照明ユニット25A,25Bが、撮像可能範囲内の互いに異なる箇所に向けて光を照射する複数の発光部(LED)を有している。そして、フレーム周期に同期させて、これらのLEDの間で最大発光強度で発光するLEDが順次切り替わるように、各LED7A,7Bの発光強度を制御する発光強度制御手段としての制御部10を有し、この制御部10は、各LED7A,7Bが発光する照明下でそれぞれ得られたフレーム画像データを用いて1つの動画像データを作成する。これにより、夜間の暗い車内のような低照度環境下において、強い発光強度の照明下で高い視認性が得られる撮像箇所(遠距離領域)について、低い消費電力で高い視認性を得ることができる。
また、上記変形例2のように、上記実施形態2で用いる照明ユニット25A,25BのLEDを、非対称の発光強度分布を有する非対称分布発光部とし、強い発光強度による照明下で高い視認性が得られる強発光強度被写体である後席を強い発光強度で照明し、弱い発光強度による照明下で高い視認性が得られる弱発光強度被写体である前席を弱い発光強度で照明するように、各LEDの発光強度分布を設定すると、前席と後席との間の照明ムラが少なくなり、より高い画質の動画像を得ることができる。
また、上記実施形態1において、制御部10は、少なくとも一部の撮像可能範囲について、広角LED7A及び狭角LED7Bの各照明下でそれぞれ得られる同一撮像箇所(図10に示す中央領域又は図11に示す中央領域上部)についての複数の受光強度データD1,D2から、その同一撮像箇所についての1つの新規な受光強度データD12を生成し、その受光強度データD12を用いて動画像データへ作成する。これにより、当該同一撮像箇所について、当該複数の受光強度データD1,D2が互いに補完しあった視認性の高い画像を得ることができる。
一方、上記変形例1のように、制御部10は、撮像可能範囲を分割して得られる複数の撮像箇所について、それぞれ広角LED7A及び狭角LED7Bの各照明下で得られる受光強度データD1,D2を用いて動画像データを作成するようにしてもよい。この場合、その動画像データの作成処理を簡単化することができる。
また、上記変形例1においては、複数のフレーム画像データそれぞれを格納可能な複数のメモリ領域(メモリ1〜5)を有するフレームメモリ16を設け、制御部10は、広角LED7Aの照明下で得られるから生成したフレーム画像データD1が格納されているメモリ1に対し、その図10に示す中央領域又は図11に示す中央領域上部に対応するメモリ部分のデータを、高い視認性が得られる狭角LED7Bによる照明下で得られる受光強度データから生成したフレーム画像データD2のものに置き換える処理を行う。これにより、必要なメモリ容量を削減できる。
また、LED7A,7Bが発光波長帯域として赤外波長帯域を有するものであれば、車内監視カメラの用途に本発明を適用する場合でも、運転者の視認性に与える影響等を少なくできる。
2 広角レンズ
3,23 カメラユニット
4 カメラケーブル
5A,5B,25A,25B 照明ユニット
6A,6B 照明ケーブル
7A,7B LED
8 ユニット間ケーブル
9 受光センサ
10 制御部
11 発光ドライバ
12 照明用駆動電源
13A,13B 定電流源
14A,14B スイッチ部
15 画像処理部
16 フレームメモリ
17 NTSC変換部
18 輝度判定部
20 ルームミラー
Claims (8)
- 発光手段と、
該発光手段の発光波長帯域の少なくとも一部について受光感度を持つ受光手段と、
該発光手段による照明下で被写体からの反射光を該受光手段へ集光する集光手段と、
該受光手段により得られる受光強度データを所定のフレーム周期で取得してフレーム画像データを生成し、該フレーム画像データに基づいて動画像データを作成する動画像データ作成手段とを有する低照度対応カメラにおいて、
上記発光手段は、所定の出射角及び所定の出射強度を有する第1発光部と、上記第1発光部の出射角よりも出射角が狭くかつ上記第1発光部の出射強度よりも出射強度が強い第2発光部とを含んだ複数の発光部を有しており、
上記フレーム周期に同期させて、上記第1発光部の発光強度が上記第2発光部よりも大きいときと上記第2発光部の発光強度が上記第1発光部よりも大きいときが生じるように各発光部の発光強度を制御する発光強度制御手段を設け、
上記動画像データ作成手段は、上記第1発光部の発光強度が上記第2発光部よりも大きいときの照明下で得られたフレーム画像データおよび上記第2発光部の発光強度が上記第1発光部よりも大きいときの照明下で得られたフレーム画像データを用いて1つの動画像データを作成することを特徴とする低照度対応カメラ。 - 請求項1の低照度対応カメラにおいて、
上記第1発光部の出射角は120度であり、上記第2発光部の出射角は40度であることを特徴とする低照度対応カメラ。 - 発光手段と、
該発光手段の発光波長帯域の少なくとも一部について受光感度を持つ受光手段と、
該発光手段による照明下で被写体からの反射光を該受光手段へ集光する集光手段と、
該受光手段により得られる受光強度データを所定のフレーム周期で取得してフレーム画像データを生成し、該フレーム画像データに基づいて動画像データを作成する動画像データ作成手段とを有する低照度対応カメラにおいて、
上記発光手段は、撮像可能範囲内の互いに異なる箇所に向けて光を照射する第1発光部及び第2の発光部を含んだ複数の発光部を有しており、
上記フレーム周期に同期させて、上記第1発光部の発光強度が上記第2発光部よりも大きいときと上記第2発光部の発光強度が上記第1発光部よりも大きいときが生じるように各発光部の発光強度を制御する発光強度制御手段を設け、
上記動画像データ作成手段は、上記第1発光部の発光強度が上記第2発光部よりも大きいときの照明下で得られたフレーム画像データおよび上記第2発光部の発光強度が上記第1発光部よりも大きいときの照明下で得られたフレーム画像データを用いて1つの動画像データを作成することを特徴とする低照度対応カメラ。 - 請求項3の低照度対応カメラにおいて、
上記複数の発光部は、非対称の発光強度分布を有する非対称分布発光部を含んでおり、
所定の発光強度による照明下で高い視認性が得られる強発光強度被写体を該所定の発光強度で照明し、該所定の発光強度よりも小さい発光強度による照明下で高い視認性が得られる弱発光強度被写体を該所定の発光強度よりも小さい発光強度で照明するように、該非対称分布発光部の発光強度分布を設定したことを特徴とする低照度対応カメラ。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の低照度対応カメラにおいて、
上記動画像データ作成手段は、少なくとも一部の撮像可能範囲について、上記少なくとも2つの発光部が上記複数の発光部の中で発光強度が最大となる時の照明下でそれぞれ得られる同一撮像箇所についての複数の受光強度データを合成して該同一撮像箇所についての1つの受光強度データを生成し、これにより生成した受光強度データを用いて上記動画像データを作成することを特徴とする低照度対応カメラ。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の低照度対応カメラにおいて、
上記動画像データ作成手段は、撮像可能範囲を分割して得られる複数の撮像箇所について、それぞれ、上記第1発光部の発光強度が上記第2発光部よりも大きいときの照明下で得られる受光強度データおよび上記第2発光部の発光強度が上記第1発光部よりも大きいときの照明下で得られる受光強度データを用いて上記動画像データを作成することを特徴とする低照度対応カメラ。 - 請求項6の低照度対応カメラにおいて、
複数のフレーム画像データそれぞれを格納可能な複数のメモリ領域を有するフレームメモリを有し、
上記動画像データ作成手段は、上記少なくとも2つの発光部による照明下でそれぞれ得られる受光強度データのうち最初に得られた受光強度データから生成したフレーム画像データが格納されているメモリ領域に対し、上記複数の撮像箇所に対応するメモリ部分のデータを、高い視認性が得られる他の発光部による照明下で得られる受光強度データから生成したフレーム画像データのものに置き換える処理を行うことを特徴とする低照度対応カメラ。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の低照度対応カメラにおいて、
上記発光手段は、発光波長帯域として赤外波長帯域を有するものであることを特徴とする低照度対応カメラ。
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