JP5499990B2 - 静電荷像現像用シアントナー - Google Patents
静電荷像現像用シアントナー Download PDFInfo
- Publication number
- JP5499990B2 JP5499990B2 JP2010183552A JP2010183552A JP5499990B2 JP 5499990 B2 JP5499990 B2 JP 5499990B2 JP 2010183552 A JP2010183552 A JP 2010183552A JP 2010183552 A JP2010183552 A JP 2010183552A JP 5499990 B2 JP5499990 B2 JP 5499990B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyan
- cyan toner
- colorant
- group
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/09—Colouring agents for toner particles
- G03G9/0906—Organic dyes
- G03G9/0918—Phthalocyanine dyes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
実際上、シアン着色剤としては中心金属原子が銅原子である銅フタロシアニン化合物が用いられてきており、この銅フタロシアニン化合物は、低明度のシアン領域の色(濃い・深い色)の発色性に優れているものの、高明度のシアン領域の色(淡い・明るい色)の発色が十分ではなかった。
例えば、特許文献2には、銅フタロシアニン化合物とニッケルフタロシアニン化合物とを無機塩類および有機溶剤の存在下で湿式粉砕してなるシアン顔料が開示されており、このようなシアン顔料は、銅フタロシアニン化合物を単独で用いて湿式粉砕したときに比べて粒子径が小さいために高い彩度が得られるとされている。
また、特許文献3には、中心金属原子に置換基が結合されているフタロシアニン化合物と、中心金属原子に置換基が結合されていないフタロシアニン化合物とを特定の割合で含有するシアン着色剤が開示されている。
前記シアン着色剤が、下記一般式(1)で表される軸配位子含有着色剤化合物Xと、下記一般式(2)で表される着色剤化合物Yとを含有するものであることを特徴とする。
〔上記一般式(1)中、M1 は第14族の金属原子を示す。また、2つのQは各々独立に1価の置換基を示し、mおよびnはそれぞれ0または1であって少なくとも一方は1である。また、4つのAは、各々独立に置換基を有してもよい芳香環を形成する原子団を示す。〕
この理由は、明らかではないが、特定の2種の着色剤化合物のうちの一方である中心金属原子に軸配位子が結合されたフタロシアニン錯体よりなる軸配位子含有着色剤化合物Xがシアン領域の色の波長付近にシャープなピークを有するものであるために濁りのない高明度の色の色再現性に優れるものの、明度が高すぎて低明度の色について十分な彩度を得ることができないところ、軸配位子含有着色剤化合物Xよりも短波長側にピークを有する着色剤化合物Yが相補的に作用することによって低明度の色についての色再現性が確保されるためと推察される。
また、上記の理由に加えて、軸配位子含有着色剤化合物Xおよび着色剤化合物Yがトナー粒子の造粒時に混晶あるいはそれに類似した状態を形成することによって粒子径が小さい顔料となり、その結果、それぞれが単独で用いられるよりも、トナー粒子におけるシアン着色剤の分散性が均質化されることも寄与していると推察される。
本発明の静電荷像現像用シアントナー(以下、単に「シアントナー」ともいう。)は、少なくとも結着樹脂および以下のようなシアン着色剤を含有するシアントナー粒子よりなるものである。
本発明のシアントナーを構成するシアン着色剤は、上記一般式(1)で表される軸配位子含有着色剤化合物Xと、上記一般式(2)で表される着色剤化合物Yとを含有するものである。
シアン着色剤としては、軸配位子含有着色剤化合物Xおよび着色剤化合物Yのみよりなることが好ましいが、例えばシアン着色剤中に軸配位子含有着色剤化合物Xおよび着色剤化合物Yが、その合計量が80質量%以上となるよう含有されていれば、公知のシアン顔料、シアン染料を含有していてもよい。
中心金属原子M1 の具体例としては、例えばSi、Ge、Sn、Pbなどを例示することができ、特に、高明度のシアン領域の色に係る十分な発色性を得るためには、Si、Ge、Snが好ましく、特にSiが好ましい。
上記一般式(1)中の少なくとも1つのQが上記のアルキル基、アリール基、アリールオキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基または上記一般式(3)で表される化合物基のいずれかであることが好ましく、2つのQが共に上記のアルキル基、アリール基、アリールオキシ基、アルコキシ基、アシルオキシ基または上記一般式(3)で表される化合物基のいずれかであることがより好ましい。
原子団Aにおける置換基としては、塩素原子や塩ハロゲン化メチル基(−CClX2 )(ただし、Xはハロゲン原子である。)、フルオロメチル基(−CH2 F)、トリフルオロメチル基(−CF3 )、ニトロ基(−NO2 )などの電子吸引基や、t−ブチル基などの炭素数4〜8のアルキル基、−O(CH2 )7 CH3 などのアルコキシ基などが挙げられる。
軸配位子含有着色剤化合物Xの含有質量mXおよび着色剤化合物Yの含有質量mYの比mX:mYが上記の範囲であることにより、シアン領域の色について、低明度の色から高明度の色までのいずれの色についても高い色再現性が得られる。
ここに、L* a* b* 系表色系とは色を数値化して表すのに有用に用いられる手段であり、L* はz軸方向の座標であって明度を表し、a* およびb* はそれぞれx軸およびy軸の座標であって両者で色相と彩度を表す。なお、明度とは色の相対的な明るさをいい、彩度とは色の鮮やかさの度合いをいう。
また、色相とは赤、黄、緑、青、紫などの色合いをいい、色相角で表される。具体的には、例えば明度がある値をとるときの色相と彩度の関係を表すx軸−y軸平面において、ある座標点(a,b)と原点Oとの半直線が、x軸の+方向(赤方向)から半時計回りの方向において、x軸の+方向(赤方向)に伸びる直線となす角度をいう。なお、x軸−y軸平面において、a* で示されるx軸の−方向が緑方向であり、b* で示されるy軸の+方向が黄方向であり、当該y軸の−方向が青方向である。
本発明のシアントナーを構成する結着樹脂としては、特に限定されない。
このような結着樹脂の具体例として、例えば、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−アクリル系共重合樹脂などのビニル系重合体、オレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、アミド樹脂およびエポキシ樹脂などが挙げられ、特に、透明性や重ね合わせ画像の色再現性を向上させるために、透明性が高く、溶融特性が低粘度で高いシャープメルト性を有する、スチレン−アクリル系共重合樹脂が好適に挙げられる。これらは1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
このコア−シェル構造のシアントナー粒子とは、シェル層がコア粒子を完全に被覆している形態のみならず、コア粒子の一部を被覆しているものであってもよい。また、シェル層を構成する樹脂の一部がコア粒子中にドメインなどを形成しているものであってもよい。さらに、シェル層は、組成の異なる樹脂よりなる2層以上の多層構造を有するものであってもよい。
本発明のシアントナーは、その軟化点が75〜112℃であることが好ましく、より好ましくは80〜100℃である。
シアントナーの軟化点が上記の範囲にあることにより、定着工程においてシアントナーについての適度な溶融状態が得られて二次色について高い色再現性が得られる。
ここに、「シアントナーについての適度な溶融状態」とは、シアントナーによるトナー像と共に他の色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成したときに、当該シアントナーに係るトナー像に含有されるシアン着色剤と、例えばマゼンタトナーに係るトナー像に含有されるマゼンタ着色剤とが、記録材上における色重ねされて定着されたカラー画像領域において互いの結着樹脂による層の界面が消失された状態で、共に均一に分散して発色し、かつ、当該カラー画像領域外の領域まではシアン着色剤が滲み出さない状態をいう。
本発明のシアントナーは、そのガラス転移点(Tg)が20〜90℃であることが好ましく、より好ましくは35〜65℃である。
本発明のシアントナーの平均粒径は、例えば体積基準のメジアン径で4〜10μmであることが好ましく、さらに好ましくは6〜9μmとされる。この平均粒径は、使用する凝集剤(塩析剤)の濃度や有機溶媒の添加量、融着時間、重合体の組成によって制御することができる。
体積基準のメジアン径が上記の範囲にあることにより、転写効率が高くなってハーフトーンの画質が向上し、細線やドットなどの画質が向上する。
本発明のシアントナーは、このシアントナーを構成する個々のシアントナー粒子について、転写効率の向上の観点から式(円形度=円相当径から求めた円の周囲長/粒子投影像の周囲長)から算出される平均円形度が0.930〜1.000であることが好ましく、より好ましくは0.950〜0.995である。
本発明のシアントナーを製造する方法としては、混練・粉砕法、懸濁重合法、乳化重合法、乳化重合凝集法、ミニエマルション重合凝集法、カプセル化法、その他の公知の方法などを挙げることができる。シアントナーを製造する方法としては、画像の高画質化を達成するために小粒径化されたシアントナーを得る必要があることを考慮して、製造コストおよび製造安定性の観点から、乳化重合凝集法を用いることが好ましい。
(1)シアン着色剤を含有する着色剤微粒子が水系媒体中に分散されてなる着色剤微粒子の分散液を得る着色剤微粒子分散液調製工程、
(2)結着樹脂を形成すべき重合性単量体に必要に応じて離型剤、荷電制御剤などのトナー粒子構成材料を溶解あるいは分散させて重合性単量体溶液を調製し、これを水系媒体中に添加し、機械的エネルギーを加えて油滴を形成し、次いで水溶性ラジカル重合開始剤からのラジカルにより当該油滴中において重合反応を行うことにより、結着樹脂微粒子を得る結着樹脂微粒子重合工程、
(3)結着樹脂微粒子および着色剤微粒子が存在している水系媒体中に、凝集剤を添加し、温度調節することにより、塩析を進行させると同時に凝集・融着を行い、シアントナー粒子を形成する塩析、凝集、融着工程、
(4)水系媒体からシアントナー粒子を濾別し、当該シアントナー粒子から界面活性剤などを除去する濾過、洗浄工程、
(5)洗浄処理されたシアントナー粒子を乾燥する乾燥工程、
(6)乾燥処理されたシアントナー粒子に外添剤を添加する工程、
から構成される。
機械的エネルギーによる油滴分散を行うための分散機としては、特に限定されるものではなく、高速回転するローターを備えた撹拌装置「クレアミックス」(エム・テクニック社製)、超音波分散機、機械式ホモジナイザー、マントンゴーリンおよび圧力式ホモジナイザーなどを挙げることができる。
着色剤微粒子の体積基準のメジアン径を10〜500nmに制御する方法としては、例えば上述の機械的エネルギーの大きさを調整することなどにより、制御することができる。
着色剤微粒子分散液調製工程および/または結着樹脂微粒子重合工程においては、水系媒体中に微粒子を安定に分散させるために、当該水系媒体中に界面活性剤を添加してもよく、このような界面活性剤としては、従来公知の種々のアニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤などを用いることができる。
結着樹脂微粒子重合工程において用いる結着樹脂を形成すべき重合性単量体は、所望の結着樹脂を形成することのできる重合性単量体であって、例えば結着樹脂としてスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−アクリル系共重合樹脂などのビニル系重合体を所望する場合の重合性単量体としては、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−フェニルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレンなどのスチレンあるいはスチレンスチレン誘導体;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチルなどのメタクリル酸エステル誘導体;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸フェニルなどのアクリル酸エステル誘導体;エチレン、プロピレン、イソブチレンなどのオレフィン類;フッ化ビニル、フッ化ビニリデンなどのフッ化ビニル類;プロピオン酸ビニル、酢酸ビニル、ベンゾエ酸ビニルなどのビニルエステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテルなどのビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルヘキシルケトンなどのビニルケトン類;N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなどのN−ビニル化合物類;ビニルナフタレン、ビニルピリジンなどのビニル化合物類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸またはメタクリル酸誘導体などのビニル系単量体を挙げることができる。これらのビニル系単量体は、1種または2種以上を組み合わせて使用することができる。
さらに、重合性単量体として、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレートなどの多官能性ビニル類を用いて架橋構造の結着樹脂を得ることもできる。
本発明のシアントナーを構成するシアントナー粒子中に離型剤を含有させる場合に用いる離型剤としては、特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンワックス、酸化型ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、酸化型ポリプロピレンワックス、カルナウバワックス、サゾールワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、ホホバ油ワックス、蜜蝋ワックスなどを挙げることができる。
本発明のシアントナーを構成するシアントナー粒子中に荷電制御剤を含有させる場合に用いる荷電制御剤としては、摩擦帯電により正または負の帯電を与えることのできる物質であり、かつ、無色のものであれば特に限定されず、公知の種々の正帯電性の荷電制御剤および負帯電性の荷電制御剤を用いることができる。
シアントナー粒子中における荷電制御剤の含有割合としては、結着樹脂100質量部に対して0.01〜30質量部であることが好ましく、より好ましくは0.1〜10質量部である。
シアントナー粒子中に荷電制御剤を含有させる方法としては、上記に示した離型剤を含有させる方法と同様の方法を挙げることができる。
結着樹脂微粒子重合工程において使用される重合開始剤としては、水溶性の重合開始剤であれば適宜のものを使用することができる。重合開始剤の具体例としては、例えば過硫酸塩(過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムなど)、アゾ系化合物(4,4’−アゾビス4−シアノ吉草酸およびその塩、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩など)、パーオキシド化合物などが挙げられる。
結着樹脂微粒子重合工程においては、結着樹脂の分子量を調整することを目的として、一般的に用いられる連鎖移動剤を用いることができる。連鎖移動剤としては特に限定されるものではなく、例えば2−クロロエタノール、オクチルメルカプタン、ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタンなどのメルカプタンおよびスチレンダイマーなどを挙げることができる。
塩析、凝集、融着工程において使用される凝集剤としては、例えばアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩を挙げることができる。凝集剤を構成するアルカリ金属としては、リチウム、カリウム、ナトリウムなどが挙げられ、凝集剤を構成するアルカリ土類金属としては、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウムなどが挙げられる。これらのうち、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウムが好ましい。前記アルカリ金属またはアルカリ土類金属の対イオン(塩を構成する陰イオン)としては、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、炭酸イオン、硫酸イオンなどが挙げられる。
上記のシアントナー粒子は、そのままで本発明のシアントナーを構成することができるが、流動性、帯電性、クリーニング性などを改良するために、当該シアントナー粒子に、いわゆる後処理剤である流動化剤、クリーニング助剤などの外添剤を添加して本発明のシアントナーを構成してもよい。
これら無機微粒子はシランカップリング剤やチタンカップリング剤、高級脂肪酸、シリコーンオイルなどによって、耐熱保管性の向上、環境安定性の向上のために、表面処理が行われていることが好ましい。
本発明のシアントナーは、磁性または非磁性の一成分現像剤として使用することもできるが、キャリアと混合して二成分現像剤として使用してもよい。本発明のシアントナーを二成分現像剤として使用する場合において、キャリアとしては、鉄、フェライト、マグネタイトなどの金属、それらの金属とアルミニウム、鉛などの金属との合金などの従来から公知の材料からなる磁性粒子を用いることができ、特にフェライト粒子が好ましい。また、キャリアとしては、磁性粒子の表面を樹脂などの被覆剤で被覆したコートキャリアや、バインダー樹脂中に磁性体微粉末を分散してなるバインダー型キャリアなど用いてもよい。
コートキャリアを構成する被覆樹脂としては、特に限定はないが、例えばオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、エステル樹脂、フッ素樹脂などが挙げられる。また、樹脂分散型キャリアを構成する樹脂としては、特に限定されず公知のものを使用することができ、例えばスチレン−アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂などを使用することができる。
この理由は、明らかではないが、特定の2種の着色剤化合物のうちの一方である中心金属原子に軸配位子が結合されたフタロシアニン錯体よりなる軸配位子含有着色剤化合物Xがシアン領域の色の波長付近にシャープなピークを有するものであるために濁りのない高明度の色の色再現性に優れるものの、明度が高すぎて低明度の色について十分な彩度を得ることができないところ、軸配位子含有着色剤化合物Xよりも短波長側にピークを有する着色剤化合物Yが相補的に作用することによって低明度の色についての色再現性が確保されるためと推察される。
また、上記の理由に加えて、軸配位子含有着色剤化合物Xおよび着色剤化合物Yがトナー粒子の造粒時に混晶あるいはそれに類似した状態を形成することによって粒子径が小さい顔料となり、その結果、それぞれが単独で用いられるよりも、トナー粒子におけるシアン着色剤の分散性が均質化されることも寄与していると推察される。
ビスフェノールA−エチレンオキサイド付加物、テレフタル酸、およびトリメリット酸の縮合物であるポリエステル樹脂(重量平均分子量(Mw)20,000)100質量部、軸配位子含有着色剤化合物Xとして上記式(X−1)で表されるフタロシアニン系化合物(X−1)2質量部、着色剤化合物Yとして上記式(Y−1)で表されるフタロシアニン系化合物(Y−1)2質量部、離型剤としてペンタエリスリトールテトラステアレート6質量部、および荷電制御剤としてジベンジル酸ホウ素1質量部を、「ヘンシェルミキサー」(三井三池鉱業社製)に投入し、撹拌羽根の周速を25m/秒に設定して5分間混合処理した。
次いで、混合物を二軸押出混練機で混練し、次いで、ハンマーミルで粗粉砕した後、ターボミル粉砕機(ターボ工業社製)で粉砕処理し、さらに、コアンダ効果を利用した気流分級機で微粉分級処理を行うことで、体積基準のメジアン径が5.5μmであるシアントナー粒子〔1〕を得た。
次いで、このシアントナー粒子〔1〕による粉体に、ヘキサメチルシラザン処理したシリカ(平均一次粒径12nm)0.6質量部およびn−オクチルシラン処理した二酸化チタン(平均一次粒径24nm)0.8質量部を添加し、「ヘンシェルミキサー」(三井三池鉱業社製)を用いて撹拌羽根の周速35m/秒、処理温度35℃、処理時間15分の条件で外添剤添加処理を行うことにより、シアントナー〔1〕を作製した。
n−ドデシル硫酸ナトリウム11.5質量部をイオン交換水160質量部に撹拌溶解し、撹拌を継続しながら、軸配位子含有着色剤化合物Xとして上記式(X−2)で表されるフタロシアニン系化合物(X−2)7質量部、および、着色剤化合物Yとして上記式(Y−2)で表されるフタロシアニン系化合物(Y−2)3質量部を徐々に添加し、次いで、機械式分散機「クレアミックスWモーションCLM−0.8」(エム・テクニック社製)を用いて分散処理することにより、着色剤微粒子が分散された着色剤微粒子分散液〔1〕を調製した。この着色剤微粒子分散液〔1〕における着色剤微粒子の粒子径は体積基準のメジアン径で89nmであった。
なお、着色剤微粒子分散液における着色剤微粒子の体積基準のメジアン径は「MICROTRAC UPA−150」(HONEYWELL社製)により下記の測定条件で測定したものである。
[測定条件]
・サンプル屈折率:1.59
・サンプル比重:1.05(球状粒子換算)
・溶媒屈折率:1.33
・溶媒粘度:30℃にて0.797、20℃にて1.002
・ゼロ点調整:測定セルにイオン交換水を入れて調整を行う。
着色剤微粒子分散液の調製例1において、軸配位子含有着色剤化合物Xおよび着色剤化合物Yとして用いるフタロシアニン系化合物の種類と添加量とを、表1に従って変更したことの他は同様にして着色剤微粒子分散液〔2〕〜〔15〕を調製した。
ただし、表1において、フタロシアニン系化合物(X−3)〜(X−6)は、それぞれ上記式(X−3)〜式(X−6)で表されるものであり、フタロシアニン系化合物(Y−3)〜(Y−5)は、それぞれ上記式(Y−3)〜(Y−5)で表されるものである。
また、表1において、「P.B.15:3」は「C.I.ピグメントブルー 15:3」を示す。なお、P.B.15:3は軸配位子含有着色剤化合物Xではなく、本発明に係る軸配位子含有着色剤化合物Xと比較するものとしてこれを添加した。
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けた5000mlのセパラブルフラスコに、予めアニオン系界面活性剤(ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム:SDS)7.08gをイオン交換水2760gに溶解させた界面活性剤溶液(水系媒体)を仕込み、窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温させた。一方、離型剤として下記式(W)で表される化合物72.0g、スチレン115.1g、n−ブチルアクリレート42.0g、メタクリル酸10.9gからなる単量体混合液を80℃に加温して溶解させて第1の単量体溶液を調製した。循環経路を有する機械式分散機により、前記界面活性剤溶液(80℃)中に、前記第1の単量体溶液(80℃)を混合分散させ、均一な分散粒子径を有する乳化粒子(油滴)の分散液を調製した。次いで、この分散液に、重合開始剤(過硫酸カリウム:KPS)0.84gをイオン交換水200gに溶解させた開始剤溶液を添加し、この系を80℃にて3時間にわたって加熱、撹拌することにより重合(第1段重合)を行い、ラテックスを調製した。
次いで、このラテックスに、重合開始剤(KPS)8.00gおよび水溶性連鎖移動剤として2−クロロエタノール10.0gをイオン交換水240gに溶解させた溶液を添加し、15分経過後、80℃で、スチレン383.6g、n−ブチルアクリレート140.0g、メタクリル酸36.4gからなる第2の単量体溶液を126分間かけて滴下した。滴下終了後、60分にわたって加熱撹拌することにより重合(第2段重合)を行った後、40℃まで冷却し樹脂微粒子〔1〕を含有する樹脂微粒子分散液〔LX−1〕を調製した。
式(W):C{CH2 OCO(CH2 )20CH3 }4
樹脂微粒子分散液〔LX−1〕1250gと、イオン交換水2000gと、着色剤微粒子分散液〔1〕165gとを、温度センサー、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を取り付けた5リットルの四つ口フラスコに入れて撹拌して会合用溶液を準備した。この会合用溶液の内温を30℃に調整した後、5mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を加え、pHを10.0に調整した。次いで、塩化マグネシウム6水和物52.6gをイオン交換水72gに溶解した水溶液を、撹拌下、30℃にて10分間かけて添加した。3分間放置した後に昇温を開始し、この系を6分間かけて90℃まで昇温した(昇温速度=10℃/分)。その状態で、「コールターマルチサイザーTA−III 」(ベックマン・コールター社製)にて会合粒子の平均粒径を測定し、体積基準のメジアン径が6.5μmになった時点で、塩化ナトリウム115gをイオン交換水700gに溶解した水溶液を添加して粒子成長を停止させ、さらに、液温度90℃±2℃にて6時間にわたって加熱、撹拌することにより融着を継続させた。その後、6℃/分の条件で30℃まで冷却し、塩酸を添加してpHを2.0に調整し、撹拌を停止した。生成した会合粒子を固液分離し、15リットルのイオン交換水による洗浄を4回繰り返し、その後、40℃の温風で乾燥して、シアントナー粒子〔2〕を得た。
このシアントナー粒子〔2〕よりなる粉体に、疎水性シリカ(数平均一次粒子径=12nm、疎水化度=68)を1質量%および疎水性酸化チタン(数平均一次粒子径=20nm、疎水化度=63)を1質量%添加し、「ヘンシェルミキサー」(三井三池化工機社製)により混合した。その後、45μmの目開きのフルイを用いて粗大粒子を除去することにより、シアントナー〔2〕を製造した。
なお、シアントナー粒子について、疎水性シリカの添加によっては、その粒径は変化しない。
シアントナーの製造例2において、着色剤微粒子分散液〔1〕の代わりにそれぞれ着色剤微粒子分散液〔2〕〜〔15〕を用いたことの他は同様にして、シアントナー粒子〔3〕〜〔16〕を得、シアントナーの製造例1と同様にして外添剤処理を行うことにより、シアントナー〔3〕〜〔16〕を製造した。なお、シアントナー〔3〕〜〔13〕は本発明に係るものであり、シアントナー〔14〕〜〔16〕が比較用のものである。
上記のシアントナー〔1〕〜〔16〕の各々に、シリコーン樹脂を被覆した体積基準のメジアン径60μmのフェライトキャリアを、前記シアントナーの濃度が6質量%になるよう混合し、二成分現像剤であるシアン現像剤〔1〕〜〔16〕を調製した。
このシアン現像剤〔1〕〜〔16〕を用いて、フルカラー高速複合機「bizhub C 6500」(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)を用い、定着線速310mm/min(約65枚/分)に設定された条件下で、低明度のシアン領域の色に係るパッチ画像(L* =40、色相角h=210°)、および、高明度のシアン領域の色に係るパッチ画像(L* =70、色相角h=210°)を、それぞれ、「PODグロスコート紙128g/m2 」(王子製紙社製)上に、トナー付着量4g/m2 にてプリントし、これらのパッチ画像の発色性を、L* a* b* を測定して下記式(1)に従って算出した彩度C* によって評価した。結果を表1に示す。
式(1):彩度C* =〔(a* )2 +(b* )2 〕1/2
なお、低明度のシアン領域に係るパッチ画像について、彩度C* が26以上であれば、低明度のシアン領域の色について実用上問題ない発色性が得られると判断される。
また、高明度のシアン領域に係るパッチ画像について、彩度C* が40以上であれば、高明度のシアン領域の色について実用上問題ない発色性が得られると判断される。
Claims (5)
- 少なくとも結着樹脂およびシアン着色剤を含有するシアントナー粒子よりなる静電荷像現像用シアントナーであって、
前記シアン着色剤が、下記一般式(1)で表される軸配位子含有着色剤化合物Xと、下記一般式(2)で表される着色剤化合物Yとを含有するものであることを特徴とする静電荷像現像用シアントナー。
〔上記一般式(1)中、M1 は第14族の金属原子を示す。また、2つのQは各々独立に1価の置換基を示し、mおよびnはそれぞれ0または1であって少なくとも一方は1である。また、4つのAは、各々独立に置換基を有してもよい芳香環を形成する原子団を示す。〕
〔上記一般式(2)中、M2 はZnまたはAlを示す。また、4つのAは、各々独立に置換基を有してもよい芳香環を形成する原子団を示す。〕 - 前記シアン着色剤を構成する軸配位子含有着色剤化合物Xが、上記一般式(1)においてM1 がSi、Ge、Snのいずれかである化合物であることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用シアントナー。
- 前記シアン着色剤を構成する軸配位子含有着色剤化合物Xが、上記一般式(1)においてM1 がSiである化合物であることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用シアントナー。
- 前記軸配位子含有着色剤化合物Xの含有質量mXおよび前記着色剤化合物Yの含有質量mYの比mX:mYが、95:5〜5:95であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の静電荷像現像用シアントナー。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010183552A JP5499990B2 (ja) | 2010-08-19 | 2010-08-19 | 静電荷像現像用シアントナー |
US13/194,461 US8557490B2 (en) | 2010-08-19 | 2011-07-29 | Cyan toner for developing electrostatic image |
EP11176517.8A EP2420893B1 (en) | 2010-08-19 | 2011-08-04 | Cyan toner for developing electrostatic image |
CN201110234418.5A CN102375354B (zh) | 2010-08-19 | 2011-08-16 | 静电图像显影用青色调色剂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010183552A JP5499990B2 (ja) | 2010-08-19 | 2010-08-19 | 静電荷像現像用シアントナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012042695A JP2012042695A (ja) | 2012-03-01 |
JP5499990B2 true JP5499990B2 (ja) | 2014-05-21 |
Family
ID=44772712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010183552A Active JP5499990B2 (ja) | 2010-08-19 | 2010-08-19 | 静電荷像現像用シアントナー |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8557490B2 (ja) |
EP (1) | EP2420893B1 (ja) |
JP (1) | JP5499990B2 (ja) |
CN (1) | CN102375354B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5867090B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2016-02-24 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用グリーントナー |
JP5708215B2 (ja) * | 2011-05-09 | 2015-04-30 | コニカミノルタ株式会社 | 液体現像剤 |
JP2012242557A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Konica Minolta Holdings Inc | 液体現像剤 |
JP2023010285A (ja) * | 2021-07-09 | 2023-01-20 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナー及びその製造方法、並びにそれを用いた画像形成方法、画像形成システム及び出力物 |
US20230143526A1 (en) * | 2021-11-09 | 2023-05-11 | Xerox Corporation | Antimicrobial toner particles |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4749637A (en) | 1986-04-24 | 1988-06-07 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Electrophotographic plate with silicon naphthalocyanine |
US4927735A (en) | 1987-01-07 | 1990-05-22 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Novel naphthalocyanine dye, method for preparing the same, and optical information recording medium employing the same |
JPS63186251A (ja) | 1987-01-29 | 1988-08-01 | Hitachi Chem Co Ltd | 金属ナフタロシアニン誘導体膜及び電子写真感光体 |
JP2000302993A (ja) * | 1999-04-16 | 2000-10-31 | Nippon Shokubai Co Ltd | 着色剤 |
JP2003302792A (ja) * | 2002-04-09 | 2003-10-24 | Canon Inc | シアントナーおよびトナーセット |
US7252917B2 (en) * | 2003-03-10 | 2007-08-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Dry toner, method for producing dry toner, and method for forming an image |
JP2007233221A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 静電荷像現像用トナーおよび画像形成方法 |
DE602007005208D1 (de) * | 2006-12-21 | 2010-04-22 | Konica Minolta Business Tech | Toner zur Entwicklung elektrostatischer Bilder |
JP5315808B2 (ja) * | 2007-06-22 | 2013-10-16 | 株式会社リコー | トナー、並びに現像剤、トナー入り容器、画像形成方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
JP5071062B2 (ja) * | 2007-11-16 | 2012-11-14 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 静電潜像現像用トナーと画像形成方法 |
JP4966833B2 (ja) | 2007-11-26 | 2012-07-04 | パナソニック株式会社 | 照明器具 |
JP4992680B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2012-08-08 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 静電荷像現像用シアントナー |
JP2009151162A (ja) | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | シアン顔料、その製造方法及び画像記録用着色組成物 |
JP2009180980A (ja) | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 静電荷像現像用トナー及びそれを用いた現像剤 |
JP5402231B2 (ja) * | 2008-05-22 | 2014-01-29 | コニカミノルタ株式会社 | 静電潜像現像用トナーと画像形成方法 |
US8241826B2 (en) * | 2008-05-23 | 2012-08-14 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Full-color image forming method |
JP2010054799A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | フルカラー画像形成方法 |
JP2010151904A (ja) | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | カラー印刷物の製造方法 |
JP2010183552A (ja) | 2009-01-09 | 2010-08-19 | Yokosuka Telecom Research Park:Kk | ドップラーシフト生成装置 |
-
2010
- 2010-08-19 JP JP2010183552A patent/JP5499990B2/ja active Active
-
2011
- 2011-07-29 US US13/194,461 patent/US8557490B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2011-08-04 EP EP11176517.8A patent/EP2420893B1/en active Active
- 2011-08-16 CN CN201110234418.5A patent/CN102375354B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012042695A (ja) | 2012-03-01 |
EP2420893B1 (en) | 2016-01-27 |
CN102375354B (zh) | 2013-04-03 |
US8557490B2 (en) | 2013-10-15 |
US20120045718A1 (en) | 2012-02-23 |
CN102375354A (zh) | 2012-03-14 |
EP2420893A1 (en) | 2012-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5867090B2 (ja) | 静電荷像現像用グリーントナー | |
JP5392154B2 (ja) | 静電荷像現像用オレンジトナー | |
JP5499990B2 (ja) | 静電荷像現像用シアントナー | |
JP2009169407A (ja) | 静電荷像現像用マゼンタトナー | |
JP2009080478A (ja) | 静電荷像現像用マゼンタトナー | |
JP4992680B2 (ja) | 静電荷像現像用シアントナー | |
JP2003330220A (ja) | 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用トナーの製造方法、静電荷像現像用現像剤及び画像形成方法 | |
JP2009047814A (ja) | 静電荷像現像用マゼンタトナー | |
JP5747898B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2010101987A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2012118309A (ja) | フルカラー画像形成方法およびフルカラー画像形成装置 | |
JP2009204774A (ja) | 静電荷像現像用トナーとそれを用いた画像形成方法 | |
JP5344551B2 (ja) | マゼンタトナー | |
JP5293274B2 (ja) | フルカラー画像形成方法 | |
JP2010256743A (ja) | トナーの製造方法およびトナー | |
JP2015014785A (ja) | 静電潜像現像用二成分現像剤及び電子写真画像形成方法 | |
JP2012068437A (ja) | 静電荷像現像用シアントナー及びその製造方法 | |
JP5109537B2 (ja) | 静電荷像現像用マゼンタトナー | |
JP5994454B2 (ja) | 静電荷像現像用シアントナー | |
JP2011118260A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP5696583B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP2007298912A (ja) | 電子写真用カラートナー及び電子写真画像形成方法 | |
JP4797624B2 (ja) | 静電荷像現像用トナーおよびその製造方法、並びに画像形成方法 | |
JP2012225968A (ja) | 静電荷像現像用シアントナー | |
JP2012088591A (ja) | 静電荷像現像用イエロートナー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130205 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130417 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5499990 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |