[go: up one dir, main page]

JP5488771B2 - 同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクル - Google Patents

同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクル Download PDF

Info

Publication number
JP5488771B2
JP5488771B2 JP2013535991A JP2013535991A JP5488771B2 JP 5488771 B2 JP5488771 B2 JP 5488771B2 JP 2013535991 A JP2013535991 A JP 2013535991A JP 2013535991 A JP2013535991 A JP 2013535991A JP 5488771 B2 JP5488771 B2 JP 5488771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial connector
conductor
axis direction
outer conductor
external
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013535991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013046829A1 (ja
Inventor
真一 剱崎
弘己 若松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2013535991A priority Critical patent/JP5488771B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5488771B2 publication Critical patent/JP5488771B2/ja
Publication of JPWO2013046829A1 publication Critical patent/JPWO2013046829A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/193Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/51Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/55Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
    • H01R12/57Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/38Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts
    • H01R24/40Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency
    • H01R24/50Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency mounted on a PCB [Printed Circuit Board]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/03Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
    • H01R9/05Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for coaxial cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2103/00Two poles

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

本発明は、同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルに関し、より特定的には、筒状の外部導体及び外部導体に囲まれている中心導体を備えている同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルに関する。
従来の同軸コネクタプラグとしては、例えば、特許文献1に記載の同軸コネクタ装置が知られている。図13は、同軸コネクタ装置500の外観斜視図である。
同軸コネクタ装置500は、図13に示すように、信号接続用接触導体502、接地接続用接触導体504及び絶縁基体506を備えている。絶縁基体506は、平面視したときに矩形状をなすベース部材である。信号接続用接触導体502は、絶縁基体506の中心から上側に突出している。接地接続用接触導体504は、信号接続用接触導体502の周囲を囲む円筒形状をなしている。また、接地接続用接触導体504には、上下方向に延在するスリット508が設けられている。
以上のように構成された同軸コネクタ装置500は、相手方同軸コネクタ装置に接続される。具体的には、接地接続用接触導体504には、相手方同軸コネクタ装置の接地用接触導体が挿入される。接地接続用接触導体504にはスリット508が設けられているので、接地接続用接触導体504は容易に変形することができる。その結果、接地接続用接触導体504に対して相手方同軸コネクタ装置の接地用接触導体が容易に挿入される。
しかしながら、特許文献1に記載の同軸コネクタ装置500は、実装時に吸着ノズルにより安定して吸着することが困難であるという問題を有する。より詳細には、同軸コネクタ装置500が回路基板に実装される際には、同軸コネクタ装置500を吸着ノズルにて吸着し、回路基板上に位置合わせする。その後、はんだ等により同軸コネクタ装置500を回路基板に固定する。ところが、同軸コネクタ装置500の接地接続用接触導体504にはスリット508が設けられているので、吸着ノズルにより同軸コネクタ装置500が吸着された際に、スリット508より接地接続用接触導体504内に空気が入ってしまう。そのため、同軸コネクタ装置500が吸着ノズルにより安定して吸着されない。
特開2009−140687号公報
そこで、本発明の目的は、吸着ノズルにより安定して吸着することが可能な同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルを提供することである。
本発明の一形態に係る同軸コネクタプラグは、筒状の第1の外部導体及び該第1の外部導体に囲まれている第1の中心導体を備えている同軸コネクタレセプタクルが装着される同軸コネクタプラグであって、上下方向に延在する筒状をなし、かつ、上端と下端をつなぐスリットが設けられている第2の外部導体と、前記第2の外部導体に囲まれている第2の中心導体と、前記スリット内に位置している蓋部材と、を備えており、前記第2の外部導体には、前記第1の外部導体が下側から挿入され、前記第2の中心導体には、前記第1の中心導体が接続されること、を特徴とする。
本発明の一形態に係る同軸コネクタレセプタクルは、筒状の第2の外部導体及び該第2の外部導体に囲まれている第2の中心導体を備えている同軸コネクタプラグが装着される同軸コネクタレセプタクルであって、上下方向に延在する筒状をなし、かつ、上端と下端をつなぐスリットが設けられている第1の外部導体と、前記第1の外部導体に囲まれている第1の中心導体と、前記スリットに設けられている蓋部材と、を備えており、前記第1の外部導体は、前記第2の外部導体に対して下側から挿入され、前記第1の中心導体には、前記第2の中心導体が接続されること、を特徴とする。
本発明によれば、吸着ノズルにより安定して吸着できる。
本発明の一実施形態に係る同軸コネクタプラグの外観斜視図である。 同軸コネクタプラグの外部導体部の外観斜視図である。 同軸コネクタプラグの中心導体部の外観斜視図である。 同軸コネクタプラグの絶縁体の外観斜視図である。 中心導体部と絶縁体とが組み立てられたときの外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る同軸コネクタレセプタクルの外観斜視図である。 同軸コネクタレセプタクルの外部導体部の外観斜視図である。 同軸コネクタレセプタクルの中心導体部の外観斜視図である。 同軸コネクタレセプタクルの絶縁体の外観斜視図である。 図10(a)は、取り付け前の同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルの断面構造図であり、図10(b)は、取り付け後の同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルの断面構造図である。 同軸コネクタプラグを吸着ノズルにより吸着した際の断面構造図である。 変形例に係る同軸コネクタレセプタクルの外観斜視図である。 特許文献1に記載の同軸コネクタ装置の外観斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係る同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルについて説明する。
(同軸コネクタプラグの構成)
まず、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタプラグについて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタプラグ10の外観斜視図である。図2は、同軸コネクタプラグ10の外部導体部12の外観斜視図である。図3は、同軸コネクタプラグ10の中心導体部14の外観斜視図である。図4は、同軸コネクタプラグ10の絶縁体16の外観斜視図である。図5は、中心導体部14と絶縁体16とが組み立てられたときの外観斜視図である。
以下では、図1において、絶縁体16の法線方向をz軸方向と定義し、z軸方向から平面視したときに、絶縁体16の2辺に平行な方向をx軸方向及びy軸方向と定義する。x軸方向、y軸方向及びz軸方向は、互いに直交している。また、z軸方向は鉛直方向と平行である。
ただし、同軸コネクタプラグ10には、後述する同軸コネクタレセプタクルが下側から装着される。すなわち、同軸コネクタプラグ10の使用時には、同軸コネクタプラグ10は、開口が下方を向いた状態で用いられる。したがって、図1の下方向が鉛直方向の上方向を意味し、図1の上方向が鉛直方向の下方向を意味する。そこで、図1の下方向をz軸方向の正方向と定義し、図1の上方向をz軸方向の負方向と定義する。
同軸コネクタプラグ10は、フレキシブルプリント基板のような回路基板上に実装され、図1に示すように、外部導体部12、中心導体部14及び絶縁体16を備えている。
外部導体部12は、導電性及び弾性を有する1枚の金属板(例えば、りん青銅)に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作製されている。更に、外部導体部12には、銀メッキ又は金メッキが施されている。外部導体部12は、図1及び図2に示すように、外部導体12a及び外部端子12b〜12dを含んでいる。外部導体12aは、図1及び図2に示すように、z軸方向に延在する円筒形状をなしている。
また、外部導体12aには、スリットSが設けられている。スリットSは、外部導体12aのz軸方向の正方向側の端部(上端)とz軸方向の負方向側の端部(下端)との間を直線的につなぐように設けられている。これにより、外部導体12aは、z軸方向の負方向側から平面視したときに、円環状につながっておらず、C字型をなしている。
外部端子12b〜12dは、外部導体12aに接続され、かつ、外部導体12aのz軸方向の正方向側に設けられている。外部端子12bは、外部導体12aからz軸方向の正方向側に引き出されていると共に、x軸方向の負方向側に折り返されている。外部端子12cは、外部導体12aからz軸方向の正方向側に引き出されていると共に、y軸方向の正方向側に折り返されている。また、外部端子12cは、z軸方向から平面視したときにT字型をなしている。外部端子12dは、外部導体12aからz軸方向の正方向側に引き出されていると共に、y軸方向の負方向側に折り返されている。また、外部端子12dは、z軸方向から平面視したときにT字型をなしている。
中心導体部14は、1枚の金属板(例えば、りん青銅)に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作製されている。更に、中心導体部14には、銀メッキ又は金メッキが施されている。中心導体部14は、図1及び図3に示すように、中心導体14a及び外部端子14bを備えている。
中心導体14aは、図1に示すように、外部導体12aの中心においてz軸方向に延在するように設けられている。すなわち、中心導体14aは、z軸方向から平面視したときに、外部導体12aに囲まれている。また、中心導体14aは、図3に示すように、z軸方向に延在している円筒形状をなしている。中心導体14aには、上下方向に延在する3つのスリットが設けられている。これにより、中心導体14aは、水平方向に僅かに広がることが可能である。
外部端子14bは、図3に示すように、中心導体14aのz軸方向の正方向側の端部に接続され、かつ、x軸方向の正方向側に向かって延在している。外部端子14bは、図1に示すように、z軸方向から平面視したときに、外部導体12aの中心を挟んで外部端子12bと対向している。
絶縁体16は、樹脂等の絶縁性材料により作製されているベース部材であり、図1及び図4に示すように、ベース部16a及び突起16bを含んでいる。ベース部16aは、z軸方向から平面視したときに、矩形状をなしている。ただし、ベース部16aには、切り欠きC1〜C3が設けられている。切り欠きC1は、ベース部16aのx軸方向の負方向側の辺の中央部分が除去されることにより形成されている。切り欠きC2は、ベース部16aのy軸方向の正方向側の辺の中央部分が除去されることにより形成されている。切り欠きC3は、ベース部16aのy軸方向の負方向側の辺の中央部分が除去されることにより形成されている。
突起16bは、ベース部16aのx軸方向の正方向側の辺の中央部分がz軸方向の負方向側に突出することにより形成されている。
中心導体部14と絶縁体16とは、インサートモールド成形により一体成形されている。これにより、中心導体14aは、ベース部16aの中央よりz軸方向の負方向側に向かって突出している。更に、中心導体部14の外部端子14bは、突起16bのz軸方向の正方向側において、絶縁体16からx軸方向の正方向側に引き出されている。
また、外部導体部12は、絶縁体16に対して取り付けられている。より詳細には、外部端子12b〜12dが切り欠きC1〜C3を介して絶縁体16のz軸方向の正方向側に引き出されている。外部導体12aのz軸方向の正方向側の端部は、絶縁体16のベース部16aにより覆われている。また、突起16bは、図1に示すように、スリットS内に位置している。すなわち、突起16bは、スリットSを塞ぐ蓋部材として機能している。ただし、突起16bは、外部導体12aには接触していない。すなわち、突起16bと外部導体12aとの間にはわずかな隙間が存在している。これにより、外部導体12aは、その直径が小さくなる方向にわずかに変形できる。
(同軸コネクタレセプタクル)
次に、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタプラグ10に装着される同軸コネクタレセプタクルについて図面を参照しながら説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタレセプタクル110の外観斜視図である。図7は、同軸コネクタレセプタクル110の外部導体部112の外観斜視図である。図8は、同軸コネクタレセプタクル110の中心導体部114の外観斜視図である。図9は、同軸コネクタレセプタクル110の絶縁体116の外観斜視図である。
以下では、図1において、絶縁体116の法線方向をz軸方向と定義し、z軸方向から平面視したときに、絶縁体116の2辺に平行な方向をx軸方向及びy軸方向と定義する。x軸方向、y軸方向及びz軸方向は、互いに直交している。また、z軸方向は鉛直方向と平行である。
ただし、同軸コネクタレセプタクル110は、同軸コネクタプラグ10に対して下側から装着される。すなわち、同軸コネクタレセプタクル110の使用時には、同軸コネクタレセプタクル110は、開口が上方を向いた状態で用いられる。したがって、図6の上方向が鉛直方向の上方向を意味し、図6の下方向が鉛直方向の下方向を意味する。そこで、図6の上方向をz軸方向の正方向と定義し、図6の下方向をz軸方向の負方向と定義する。
同軸コネクタレセプタクル110は、フレキシブルプリント基板のような回路基板上に実装され、図6に示すように、外部導体部112、中心導体部114及び絶縁体116を備えている。
外部導体部112は、導電性及び弾性を有する1枚の金属板(例えば、りん青銅)に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作製されている。更に、外部導体部112には、銀メッキ又は金メッキが施されている。外部導体部112は、図6及び図7に示すように、外部導体112a及び外部端子112b〜112dを含んでいる。外部導体112aは、図6及び図7に示すように、z軸方向に延在する円筒形状をなしている。
外部端子112b〜112dは、外部導体112aに接続され、かつ、外部導体112aのz軸方向の負方向側に設けられている。外部端子112bは、外部導体112aからz軸方向の負方向側に引き出されていると共に、x軸方向の正方向側に折り返されている。外部端子112cは、外部導体112aからz軸方向の負方向側に引き出されていると共に、y軸方向の正方向側に折り返されている。また、外部端子112cは、z軸方向から平面視したときにT字型をなしている。外部端子112dは、外部導体112aからz軸方向の負方向側に引き出されていると共に、y軸方向の負方向側に折り返されている。また、外部端子112dは、z軸方向から平面視したときにT字型をなしている。
中心導体部114は、1枚の金属板(例えば、りん青銅)に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作製されている。更に、中心導体部114には、銀メッキ又は金メッキが施されている。中心導体部114は、図6及び図8に示すように、中心導体114a及び外部端子114bを備えている。
中心導体114aは、図6に示すように、外部導体112aの中心においてz軸方向に延在するように設けられている。すなわち、中心導体114aは、z軸方向から平面視したときに、外部導体112aに囲まれている。そして、中心導体114aは、図8に示すように、z軸方向に延在している円柱形状をなしている。
外部端子114bは、図8に示すように、中心導体114aのz軸方向の負方向側の端部に接続され、かつ、x軸方向の負方向側に向かって延在している。外部端子114bは、図6に示すように、z軸方向から平面視したときに、外部導体112aの中心を挟んで外部端子112bと対向している。
絶縁体116は、樹脂等の絶縁性材料により作製され、図6及び図9に示すように、z軸方向から平面視したときに、矩形状をなしている。ただし、絶縁体116には、切り欠きC4が設けられている。切り欠きC4は、絶縁体116のx軸方向の正方向側の辺の中央部分が除去されることにより形成されている。
外部導体部112と中心導体部114と絶縁体116とは、インサートモールド成形により一体成形されている。これにより、外部導体112aは、絶縁体116の中央よりz軸方向の正方向側に向かって突出している。更に、外部導体112aのz軸方向の負方向側の端部は、絶縁体116により覆われている。外部端子112bは、切り欠きC4を介して絶縁体116外に引き出されている。更に、外部端子112c,112dはそれぞれ、絶縁体116のy軸方向の正方向側の辺及び負方向側の辺からに引き出されている。また、中心導体114aは、外部導体112aに囲まれた領域内において絶縁体116からz軸方向の正方向側に向かって突出している。また、外部端子114bは、、絶縁体116からx軸方向の正方向側に引き出されている。
(同軸コネクタレセプタクルの同軸コネクタプラグへの取り付け)
以下に、同軸コネクタレセプタクル110の同軸コネクタプラグ10への取り付けについて図面を参照しながら説明する。図10(a)は、取り付け前の同軸コネクタプラグ10及び同軸コネクタレセプタクル110の断面構造図であり、図10(b)は、取り付け後の同軸コネクタプラグ10及び同軸コネクタレセプタクル110の断面構造図である。
図10(a)に示すように、同軸コネクタプラグ10は、外部導体12aの開口がz軸方向の負方向側を向いた状態で用いられる。そして、図10(b)に示すように、同軸コネクタレセプタクル110は、同軸コネクタプラグ10に対してz軸方向の負方向側から装着される。具体的には、外部導体112aは、外部導体12aに対してz軸方向の負方向側から挿入される。外部導体112aの外周面の径は、外部導体12aの内周面の径よりも僅かに大きく設計されている。そのため、外部導体112aの外周面は、外部導体12aの内周面に圧接し、外部導体12aは、外部導体112aにより水平方向に押し広げられる。すなわち、外部導体12aは、スリットS全体の幅が大きくなるように広がる。そして、外部導体12aの内周面の凹凸と外部導体112aの外周面の凹凸とが係合する。これにより、外部導体12aは、外部導体112aを保持する。外部導体12a,112aは、使用時には、接地電位に保たれる。
更に、中心導体14aは、中心導体114aと接続される。具体的には、中心導体114aは、図10(b)に示すように、円筒形状の中心導体14a内に挿入される。中心導体114aの外周面の径は、中心導体14aの内周面の径よりも僅かに大きく設計されている。そのため、中心導体114aの外周面は、中心導体14aの内周面に圧接し、中心導体14aは、中心導体114aにより水平方向に反るように押し広げられる。これにより、中心導体14aは、中心導体114aを保持する。中心導体14a,114aには、使用時には、信号電流が流れる。
(効果)
以上のように構成された同軸コネクタプラグ10によれば、実装時に吸着ノズルにより安定して吸着することが可能である。図11は、同軸コネクタプラグ10を吸着ノズル200により吸着した際の断面構造図である。
特許文献1に記載の同軸コネクタ装置500では、接地接続用接触導体504にスリット508が設けられているので、吸着ノズルにより同軸コネクタ装置500が吸着された際に、スリット508より接地接続用接触導体504内に空気が入ってしまう。そのため、同軸コネクタ装置500が吸着ノズルにより安定して吸着されない。
一方、同軸コネクタプラグ10では、図1及び図11に示すように、スリットS内に位置する突起16bが設けられている。これにより、図11に示すように、吸着ノズル200によって外部導体112a内の空気が吸引されたとしても、スリットSが突起16bにより塞がれているので、スリットSを介して外部導体112a内に空気が入りにくくなる。その結果、同軸コネクタプラグ10は、吸着ノズル200により安定して吸着されるようになる。
また、同軸コネクタプラグ10では、外部端子14bは、突起16bのz軸方向の正方向側において、絶縁体16からx軸方向の正方向側に引き出されている。これにより、外部導体12aと外部端子14bとの間には、絶縁材料により作製された突起16bが存在するようになる。その結果、外部導体12aと外部端子14bとの間の絶縁性が向上し、これらの間においてショートが発生することが抑制される。
(変形例)
以下に、変形例に係る同軸コネクタレセプタクル110’について図面を参照しながら説明する。図12は、変形例に係る同軸コネクタレセプタクル110’の外観斜視図である。
図12に示すように、同軸コネクタレセプタクル110’の外部導体112aには、スリットS’が設けられている。そして、絶縁体116は、x軸方向の負方向側の辺近傍においてz軸方向の正方向側に向かって突出する突起116bを含んでいる。突起116bは、スリットS’内に位置している。このような同軸コネクタレセプタクル110’も、同軸コネクタプラグ10と同様に、吸着ノズルにより安定して吸着される。
以上のように、本発明は、同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルに有用であり、特に、吸着ノズルにより安定して吸着できる点において優れている。
S,S’ スリット
10 同軸コネクタプラグ
12,112 外部導体部
12a,112a 外部導体
12b〜12d,112b〜112d 外部端子
14,114 中心導体部
14a,114a 中心導体
14b,114b 外部端子
16,116 絶縁体
16a ベース部
16b,116b 突起
110,110’ 同軸コネクタレセプタクル
200 吸着ノズル

Claims (5)

  1. 筒状の第1の外部導体及び該第1の外部導体に囲まれている第1の中心導体を備えている同軸コネクタレセプタクルが装着される同軸コネクタプラグであって、
    上下方向に延在する筒状をなし、かつ、上端と下端をつなぐスリットが設けられている第2の外部導体と、
    前記第2の外部導体に囲まれている第2の中心導体と、
    前記スリット内に位置している蓋部材と、
    を備えており、
    前記第2の外部導体には、前記第1の外部導体が下側から挿入され、
    前記第2の中心導体には、前記第1の中心導体が接続されること、
    を特徴とする同軸コネクタプラグ。
  2. 前記第2の外部導体の上端を覆うように設けられているベース部材を、
    更に備えており、
    前記蓋部材は、前記ベース部材に設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の同軸コネクタプラグ。
  3. 前記同軸コネクタプラグは、
    前記第2の中心導体に接続されている第2の中心導体用外部端子と、
    前記第2の外部導体と接続されている第2の外部導体用外部端子と、
    を更に備えており、
    前記蓋部材は、絶縁性材料により作製されており、
    前記第2の中心導体用外部端子は、前記蓋部材の上側に設けられていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の同軸コネクタプラグ。
  4. 前記蓋部材と前記第2の外部導体とは接触していないこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の同軸コネクタプラグ。
  5. 筒状の第2の外部導体及び該第2の外部導体に囲まれている第2の中心導体を備えている同軸コネクタプラグが装着される同軸コネクタレセプタクルであって、
    上下方向に延在する筒状をなし、かつ、上端と下端をつなぐスリットが設けられている第1の外部導体と、
    前記第1の外部導体に囲まれている第1の中心導体と、
    前記スリットに設けられている蓋部材と、
    を備えており、
    前記第1の外部導体は、前記第2の外部導体に対して下側から挿入され、
    前記第1の中心導体には、前記第2の中心導体が接続されること、
    を特徴とする同軸コネクタレセプタクル。
JP2013535991A 2011-09-28 2012-06-21 同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクル Active JP5488771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013535991A JP5488771B2 (ja) 2011-09-28 2012-06-21 同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクル

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011212042 2011-09-28
JP2011212042 2011-09-28
PCT/JP2012/065854 WO2013046829A1 (ja) 2011-09-28 2012-06-21 同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクル
JP2013535991A JP5488771B2 (ja) 2011-09-28 2012-06-21 同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5488771B2 true JP5488771B2 (ja) 2014-05-14
JPWO2013046829A1 JPWO2013046829A1 (ja) 2015-03-26

Family

ID=47994891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013535991A Active JP5488771B2 (ja) 2011-09-28 2012-06-21 同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクル

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9214751B2 (ja)
JP (1) JP5488771B2 (ja)
CN (1) CN103828140B (ja)
TW (1) TWI485941B (ja)
WO (1) WO2013046829A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5768989B2 (ja) 2013-09-06 2015-08-26 第一精工株式会社 同軸コネクタ装置
JP5748111B2 (ja) 2013-10-10 2015-07-15 第一精工株式会社 同軸コネクタ装置
JP6442740B2 (ja) * 2014-12-02 2018-12-26 ヒロセ電機株式会社 不連続部分を有する外部導体シェルを有した同軸ケーブルコネクタ
CN107534234B (zh) * 2015-05-01 2020-01-07 株式会社村田制作所 多极连接器
JP6677295B2 (ja) 2016-06-10 2020-04-08 株式会社村田製作所 コネクタ、コネクタセット及びコネクタの製造方法
WO2018116568A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 株式会社村田製作所 プローブ構造
JP6673301B2 (ja) * 2017-07-04 2020-03-25 株式会社村田製作所 基板実装型同軸コネクタおよびその製造方法
JP6780689B2 (ja) 2018-11-21 2020-11-04 I−Pex株式会社 電気コネクタ及びコネクタ装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08279377A (ja) * 1995-04-06 1996-10-22 Iriso Denshi Kogyo Kk 同軸ケーブル用のプラグコネクタ
JP2001283998A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 同軸コネクタ用レセプタクル
JP2009140687A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 I-Pex Co Ltd 同軸コネクタ装置
JP2010009750A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Molex Inc 電気コネクタ
WO2011013747A1 (ja) * 2009-07-31 2011-02-03 株式会社フジクラ 同軸コネクタ

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001283952A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 同軸コネクタプラグ
US5772470A (en) * 1996-06-03 1998-06-30 Smk Corporation Coaxial connector
TW488116B (en) * 2000-03-31 2002-05-21 Matsushita Electric Works Ltd Receptacle for coaxial plug connector
JP4720038B2 (ja) 2001-07-18 2011-07-13 株式会社村田製作所 非可逆回路素子の測定装置
DE10158384A1 (de) * 2001-11-28 2003-06-18 Hirschmann Electronics Gmbh Stecker
JP3761501B2 (ja) * 2002-07-31 2006-03-29 本多通信工業株式会社 同軸コネクタ及びそれが実装されるグランドパッド
JP2005251746A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Tyco Electronics Amp Gmbh 超小型プラグ・ソケットコネクタ
JP2006066384A (ja) 2004-07-27 2006-03-09 Hosiden Corp 基板対基板接続用同軸コネクタ
TWM317693U (en) * 2007-04-13 2007-08-21 Advanced Connectek Inc Electrical connector
US7651334B2 (en) * 2007-11-02 2010-01-26 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Coaxial electrical connector
TWM334540U (en) * 2007-11-16 2008-06-11 tian-mei Chen Improved structure of connector for coaxial cable
TWI431875B (zh) * 2009-03-09 2014-03-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 電連接器及其端子

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08279377A (ja) * 1995-04-06 1996-10-22 Iriso Denshi Kogyo Kk 同軸ケーブル用のプラグコネクタ
JP2001283998A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 同軸コネクタ用レセプタクル
JP2009140687A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 I-Pex Co Ltd 同軸コネクタ装置
JP2010009750A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Molex Inc 電気コネクタ
WO2011013747A1 (ja) * 2009-07-31 2011-02-03 株式会社フジクラ 同軸コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN103828140A (zh) 2014-05-28
TW201315058A (zh) 2013-04-01
JPWO2013046829A1 (ja) 2015-03-26
CN103828140B (zh) 2016-04-20
TWI485941B (zh) 2015-05-21
US20140206228A1 (en) 2014-07-24
US9214751B2 (en) 2015-12-15
WO2013046829A1 (ja) 2013-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5488771B2 (ja) 同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクル
JP5533838B2 (ja) 同軸コネクタプラグ
JP5472272B2 (ja) 同軸コネクタプラグ及びその製造方法
JP6325349B2 (ja) コネクタ
JP5910643B2 (ja) 同軸コネクタプラグ
CN105531880B (zh) 电缆保持构件、电连接装置、连接器装置、扁平电缆
JP5218490B2 (ja) 同軸コネクタプラグ
TWI530027B (zh) Slide connector
TWI566487B (zh) 同軸連接器插頭
CN204597020U (zh) 电连接器组合
CN103682889A (zh) 适于平板状连接物体的连接的同轴连接器
JP2016184505A (ja) 基板接続用電気コネクタ及び基板接続用電気コネクタ装置
TWI580127B (zh) 電連接器組合
JP3195101U (ja) コネクタ端子アセンブリ及びそれを含むコネクタアセンブリ
KR101686806B1 (ko) 와이어 터미널
JP6117042B2 (ja) 給電用コネクタ
JP2015210994A (ja) 同軸コネクタ
JP2017117562A (ja) 金属端子
JP2011054370A (ja) 端子付回路ケース
TW201143216A (en) Cable connector assembly
JP2016143521A (ja) コネクタ
TWM324905U (en) Electrical connector
TWM436268U (en) Coaxial connector terminal and using the terminal of the coaxial connector

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5488771

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150