JP5473725B2 - 磁性トナー - Google Patents
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Description
しかし、引用文献1、2に記載されている磁性体は、未処理の磁性体と処理剤との親和性が十分では無いため、処理後の磁性体表面に未処理部分が残っていると考えられる。未処理部分は、親水性であるため水分吸着が起き易い。このような磁性体をトナーに用いると、高温高湿環境下での長期使用における現像安定性が十分ではない。
とが出来る。
され、処理磁性体の疎水性が高くなる。シラン化合物の炭素数が2より小さいと、処理磁性体の疎水化を十分に行うことができない。また、シラン化合物の炭素数が4より大きいと、シラン化合物が嵩高いため、シラン化合物と磁性体表面との密着性が不十分になる。
磁性体を表面処理するための方法としては、湿式法と乾式法の2種類が考えられる。
体表面と処理剤の親和性が高まり、磁性体を均一に近い状態で処理することができる。加水分解率の上限に制限はなく、加水分解率100%であっても良い。加水分解率は、アルコキシシランを水溶液中に投入した際のpHや温度、加水分解時間を調整することにより、上記範囲とすることができる。
シロキサン率は、アルコキシシランの加水分解条件を適宜調整することにより、上記の範囲内にすることができる。
エチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合体、ポリメチルメタクリレート、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリアクリル酸樹脂を用いることができ、これらは単独で又は複数種を組み合わせて用いることができる。この中でも特にスチレンとアクリル系モノマーとの共重合体からなるスチレン−アクリル樹脂が現像特性の点で好ましい。
CpH2p+1−Si−(OCqH2q+1)3 ・・・(1)
[式中、pは2から4の整数を示し、qは1から3の整数を示す。]
子、チタンブラック、カーボンブラック、フタロシアニン等が挙げられる。これらもまた、表面を処理して用いることが好ましい。これらの着色剤は、処理磁性体も含めて、結着樹脂100質量部に対し30質量部以上、120質量部以下用いることが好ましい。
る事が好ましい。これは、シェル層を有する事によりトナーの表面性が均一になり、流動性が向上すると共に帯電性が均一になるためである。また、高分子量体のシェルが均一に表層を覆うため、長期保存においても低融点物質の染み出し等が生じ難く保存安定性が向上する。
ン酸が挙げられる。
(1)処理磁性体のBET比表面積による単位面積あたりの水分吸着量測定方法
本発明における処理磁性体のBET比表面積による単位面積あたりの水分吸着量は、用いた処理磁性体のBET比表面積及び水分吸着量を測定し、それらの数値を用いて算出する。具体的には、以下の[2]で得る単位重量あたりの水分吸着量を[1]で得るBET比表面積で割り、算出する。
BET比表面積の測定は、脱ガス装置バキュプレップ061(マイクロメソティック社
製)、BET測定装置ジェミニ2375(マイクロメソティック社製)を用いて行う。本発明におけるBET比表面積は、多点法BET比表面積の値である。具体的には、以下のような手順で行う。
処理磁性体を温度30℃湿度80%の環境下に72時間放置した後に、平沼産業社製の水分測定装置を使用して処理磁性体の水分吸着量を測定する。具体的には、微量水分測定装置AQ−2100、自動加熱気化水分測定システムAQS-2320、自動水分気化装
置SE320を組み合わせて用い、カールフィッシャー電量滴定法によって測定する。測定条件を以下に述べる。測定方式は待ち時間(INTERVAL)制御方式を採用する。設定時間を40秒とし、加熱温度は120℃、処理磁性体の仕込み量は2.0gとする。なお、この測定によって単位重量あたりの水分吸着量が得られる。
50ml容量のガラス製バイアルに、スチレン20g及び処理磁性体1.0gを仕込み、ガラス製バイアルをいわき産業社製「KM Shaker」(model: V.SX)にセットする。speedを50に設定して1時間振とうして処理磁性体中の処理剤をスチレンに溶出させる。その後、処理磁性体とスチレンを分離し、真空乾燥機にて十分に乾燥する。
。スチレン溶出前後の炭素量値を用いて、処理磁性体に含有されるシラン化合物のスチレンへの溶出率を算出する。なお、EMIA-320V測定時のサンプル仕込み量は0.2
0gとし、助燃剤としてはタングステンとスズを用いる。
処理磁性体のBET比表面積による単位面積あたりのカーボン量は、(2)で得られた処理磁性体の炭素量を(1)[1]で得られるBET比表面積で割ることで算出する。
シラン化合物の加水分解率について述べる。アルコキシシランに加水分解処理を施すと、加水分解物と未加水分解物及び縮合物により構成される混合物が得られる。下記に述べるのは、得られる混合物中における加水分解物の比率である。この混合物は上述したシラン化合物に該当するものである。
まず、アルコキシシランの加水分解反応に関して、メトキシシランを例に取って説明する。メトキシシランが加水分解すると、メトキシ基がヒドロキシル基になると共にメタノールが生成する。したがって、メトキシ基とメタノールの量比から加水分解の進行度を知ることが出来る。本発明では、1H−NMR(核磁気共鳴)によって上記量比を測定し、加水分解率を求めた。メトキシシランを例として、具体的な測定及び計算手法を下記に示
す。
加水分解率(%)=B/(A+B)×100
測定装置 :FT NMR装置 JNM−EX400(日本電子社製)
測定周波数:400MHz
パルス条件:5.0μs
周波数範囲:10500Hz
積算回数 :1024回
測定温度 :40℃
アルコキシシランを加水分解した処理物中における加水分解された加水分解物のうち、シロキサンとして存在する比率(シロキサン率)は、シラン化合物のうち未加水分解物を除いた成分の合計に対しての縮合物の割合である。つまり、加水分解が進行した成分のうち、縮合物になってしまったものの量比を示している。この縮合物比率が高いと、磁性体を表面処理する際に前述したように均一な処理を阻害してしまう。
事前に、加水分解処理を施していないアルコキシシランに対してGPC測定を行い、保持時間を確認する。そして、未処理の磁性体に対して使用する直前のシラン化合物水溶液をpH7.0、温度10℃にすることで加水分解反応を停止させる。pH調整には酢酸とトリエチルアミン及びイオン交換水を用いる。その後、シラン化合物の濃度が10体積%となるようにアセトニトリルを添加、混合し、得られた溶液を測定試料としてGPC測定を行う。GPCの測定条件を以下に示す。
装置:HLC8120 GPC(検出器:RI)(東ソー社製)
カラム:GF−310−HQ(昭和電工株式会社製)
流速:1.0ml/min
オーブン温度:40.0℃
試料注入量:25μL
をγとする。これらβ、γを用いてシロキサン率を下記式の如く定義する。
シロキサン率(%)=γ/β×100
トナーの重量平均粒径(D4)の測定には、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター社製)と、測定条件設定及び測定データ解析をするための付属の専用ソフト「ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター社製)を用いる。実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで測定し、測定データの解析を行ない、重量平均粒径(D4)を算出する。
測定に使用する電解水溶液は、特級塩化ナトリウムをイオン交換水に溶解して濃度が約1質量%となるようにしたもの、例えば、「ISOTON II」(ベックマン・コールター社製)が使用できる。
専用ソフトの「標準測定方法(SOM)を変更画面」において、コントロールモードの総カウント数を50,000粒子に設定し、測定回数を1回、Kd値は「標準粒子10.0μm」(ベックマン・コールター社製)を用いて得られた値を設定する。閾値/ノイズレベルの測定ボタンを押すことで、閾値とノイズレベルを自動設定する。また、カレントを1,600μAに、ゲインを2に、電解液をISOTON IIに設定し、測定後のアパーチャーチューブのフラッシュにチェックを入れる。
専用ソフトの「パルスから粒径への変換設定画面」において、ビン間隔を対数粒径に、粒径ビンを256粒径ビンに、粒径範囲を2μmから60μmまでに設定する。
[1]Multisizer 3専用のガラス製250ml丸底ビーカーに前記電解水溶液約200mlを入れ、サンプルスタンドにセットし、スターラーロッドの撹拌を反時計回りで24回転/秒にて行なう。そして、解析ソフトの「アパーチャーのフラッシュ」機能により、アパーチャーチューブ内の汚れと気泡を除去しておく。
[2]ガラス製の100ml平底ビーカーに前記電解水溶液約30mlを入れ、この中に分散剤として「コンタミノンN」(非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、有機ビルダーからなるpH7の精密測定器洗浄用中性洗剤の10質量%水溶液、和光純薬工業社製)をイオン交換水で3質量倍に希釈した希釈液を約0.3ml加える。
[3]発振周波数50kHzの発振器2個を、位相を180度ずらした状態で内蔵し、電気的出力120Wの超音波分散器「Ultrasonic Dispension System Tetora150」(日科機バイオス社製)の水槽内に所定量のイオン交換水を入れ、この水槽中に前記コンタミノンNを約2ml添加する。
[4]前記[2]のビーカーを前記超音波分散器のビーカー固定穴にセットし、超音波分散器を作動させる。そして、ビーカー内の電解水溶液の液面の共振状態が最大となるようにビーカーの高さ位置を調整する。
[5]前記[4]のビーカー内の電解水溶液に超音波を照射した状態で、トナー約10mgを少量ずつ前記電解水溶液に添加し、分散させる。そして、さらに60秒間超音波分散処理を継続する。尚、超音波分散にあたっては、水槽の水温が10℃以上40℃以下となる様に適宜調節する。
[6]サンプルスタンド内に設置した前記[1]の丸底ビーカーに、ピペットを用いてトナーを分散した前記[5]の電解質水溶液を滴下し、測定濃度が約5%となるように調整する。そして、測定粒子数が50,000個になるまで測定を行なう。
[7]測定データを装置付属の前記専用ソフトにて解析を行ない、重量平均粒径(D4)を算出する。尚、専用ソフトでグラフ/体積%と設定したときの、分析/体積統計値(算術
平均)画面の「平均径」が重量平均粒径(D4)である。
硫酸第一鉄水溶液中に、鉄元素に対して1.0当量の苛性ソーダ溶液、鉄元素に対してケイ素元素換算で1.5質量%のケイ酸ソーダを混合し、水酸化第一鉄を含む水溶液を調製した。水溶液をpH9.0に維持しながら、空気を吹き込み、80℃以上90℃以下で酸化反応を行い、種晶を生成させるスラリー液を調製した。次いで、このスラリー液にアルカリ量(苛性ソーダのナトリウム成分)に対し1.0当量となるよう硫酸第一鉄水溶液を加えた。その後、スラリー液をpH8.0に維持して、空気を吹込みながら酸化反応をすすめ、磁性酸化鉄を含むスラリー液を得た。このスラリーをろ過と洗浄を行った後、再びろ過をした。その後、解砕、乾燥を行い、未処理の磁性体を得た。
イソブチルトリメトキシシラン20質量部をイオン交換水80質量部に対して攪拌しながら滴下した。その後、この水溶液をpH5.5、温度40℃に保持し、ディスパー翼を用いて0.46m/sで2時間分散させて加水分解を行い、加水分解物を含有する水溶液であるシラン化合物1を得た。このシラン化合物1の物性を測定したところ、加水分解率は90%、シロキサン率は4%であった。得られたシラン化合物1の物性を表1に示す。
表1に記載するアルコキシシランを用い、加水分解率とシロキサン率が所望の値となるよう、加水分解時間、水溶液のpHを表1に示すように調整した。それ以外は、シラン化合物1の製造と同様にして、シラン化合物2〜8を得た。得られたシラン化合物2〜8の物性を表1に示す。
表1に記載する加水分解処理を行っていないアルコキシシランをシラン化合物9〜11とした。シラン化合物9〜11の物性を表1に示す。
表1に記載するアルコキシシランを用い、加水分解率とシロキサン率が所望の値となるよう、加水分解時間、水溶液のpHを調整したこと以外はシラン化合物1の製造と同様にして、シラン化合物12〜17を得た。得られたシラン化合物12〜17の物性を表1に示す。
未処理の磁性体をヘンシェルミキサー(三井三池化工機(株))に入れ、34.5m/sで分散しながら、シラン化合物1を噴霧して加えた。そのまま10分間分散させた後、シラン化合物1が吸着した磁性体を取り出し、160℃で2時間静置して処理磁性体を乾燥すると共に、シラン化合物の縮合反応を進行させた。その後、目開き100μmの篩を通過させた磁性体を処理磁性体1として得た。この処理磁性体1の物性を測定したところ、水分吸着量が0.21mg/m2だった。得られた処理磁性体1の物性を表2に示す。
処理磁性体1の製造において、シラン化合物の種類及びその添加量を表2に示すように変更した。それ以外は処理磁性体1の製造と同様にして、処理磁性体2〜13を得た。得られた処理磁性体2〜13の物性を表2に示す。
処理磁性体1の製造において、シラン化合物の種類及びその添加量を表2に記載したように変更し、乾燥温度を180℃、乾燥時間を6時間としたこと以外は処理磁性体1の製造と同様にして比較用処理磁性体1を得た。得られた比較用処理磁性体1の物性を表2に示す。
処理磁性体1の製造において、シラン化合物の種類及びその添加量を表2に記載したように変更すること以外は処理磁性体1の製造と同様にして、比較用処理磁性体2を得た。得られた比較用処理磁性体2の物性を表2に示す。
処理磁性体1の製造において、シラン化合物の種類及びその添加量を表2に記載したように変更し、乾燥温度を120℃としたこと以外は処理磁性体1の製造と同様にして、比較用処理磁性体3を得た。得られた比較用処理磁性体3の物性を表2に示す。
処理磁性体1の製造において、シラン化合物の種類及びその添加量を表2に記載したように変更すること以外は処理磁性体1の製造と同様にして、比較用処理磁性体4〜11を得た。得られた比較用処理磁性体4〜11の物性を表2に示す。
未処理の磁性体の製造において、磁性酸化鉄を含むスラリーに対してろ過と洗浄を行った後、一旦取り出した。この時、含水サンプルを少量採取し、含水量を計っておいた。次に、この水分を含んだ磁性酸化鉄を乾燥せずに別の水系媒体中に再分散させた後、再分散液のpHを約6に調製した。その後、十分攪拌しながらシラン化合物11を磁性酸化鉄100質量部に対し1.0質量部(磁性酸化鉄の量は含水サンプルから含水量を引いた値として計算した)添加し、カップリング処理を行った。生成した疎水性酸化鉄粒子を常法により洗浄、濾過、乾燥し、次いで若干凝集している粒子を解砕処理して、比較用処理磁性体12を得た。得られた比較用処理磁性体12の物性を表2に示す。
イオン交換水720質量部に0.1M−Na3PO4水溶液450質量部を投入して60℃に加温した後、1.0M−CaCl2水溶液67.7質量部を添加して、分散安定剤を含む水系媒体を得た。
・n−ブチルアクリレート:24.00質量部
・ジビニルベンゼン:0.52質量部
・モノアゾ染料の鉄錯体(T−77:保土ヶ谷化学社製):1.00質量部
・処理磁性体1:90.00質量部
・非晶質ポリエステル:3.00質量部
(ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物とテレフタル酸との縮合反応により得られる飽和ポリエステル樹脂:Mn=5,000、酸価=12mgKOH/g、Tg=68℃)
上記成分をアトライター(三井三池化工機(株))を用いて均一に分散混合して単量体組成物を得た。この単量体組成物を60℃に加温し、そこにパラフィンワックス(吸熱ピークトップ温度:77.2℃)15.0質量部を混合溶解した後、重合開始剤2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)4.5質量部を溶解させた。
の後パドル撹拌翼で撹拌しつつ0.5℃/分の速度で70℃まで昇温し、70℃に保持したまま5時間反応させた。その後、90℃に昇温し、2時間保持した後、0.5℃/分の速度で30℃まで徐々に冷却した。冷却後、塩酸を加えて洗浄した後に濾過・乾燥して磁性トナー粒子1を得た。
磁性トナー1の製造において、処理磁性体1の代わりに処理磁性体2〜13を用いた事以外は磁性トナー1の製造と同様にし、磁性トナー2〜13を得た。これらの磁性トナーを分析したところ、結着樹脂100質量部を含有していた。
磁性トナー1の製造において、処理磁性体1の代わりに比較用処理磁性体1〜12を用いた事以外は磁性トナー1の製造と同様にし、比較用磁性トナー1〜12を得た。これらの磁性トナーを分析したところ、結着樹脂100質量部を含有していた。
1.耐久現像性試験
画像形成装置としてLBP3000(キヤノン製)を用い、トナーは磁性トナー1を使用した。常温常湿環境下(23℃/60%RH)及び高温高湿環境下(32.5℃/80%RH)において、印字率が4%の横線画像を連続モードで2,000枚プリントすることで、耐久試験を行った。なお、記録媒体としては、A4の75g/m2の紙を使用した。耐久試験を行う前と行った後に、印字紙全面にベタ画像部を形成したチャートを1枚出力した。このベタ画像をマクベス濃度計(マクベス社製)でSPIフィルターを使用して、反射濃度計にて測定を行った。原稿は画像比率5%のチャートを使用した。耐久初期の反射濃度と、耐久試験前後の濃度差という2つの観点で評価を行った。
ランクA:耐久試験前の反射濃度が1.55以上である。
ランクB:耐久試験前の反射濃度が1.50以上、1.55未満である。
ランクC:耐久試験前の反射濃度が1.45以上、1.50未満である。
ランクD:耐久試験前の反射濃度が1.35以上、1.45未満である。
ランクE:耐久試験前の反射濃度が1.35未満である。
ランクA:耐久試験前後の濃度差が0.03未満である。
ランクB:耐久試験前後の濃度差が0.03以上0.10未満である。
ランクC:耐久試験前後の濃度差が0.10以上0.25未満である。
ランクD:耐久試験前後の濃度差が0.25以上である。
カブリ(反射率)(%)=標準紙の反射率(%)−白画像サンプルの反射率(%)
なお、カブリは得られたカブリ値の最大値を用いて以下の判断基準に従って評価した。
ランクA:カブリが0.5%未満である。
ランクB:カブリが0.5%以上1.5%未満である。
ランクC:カブリが1.5%以上3.0%未満である。
ランクD:カブリが3.0%以上である。
クリーニング性試験は、低温環境下(0℃/約15%RH)で行った。低温環境ではクリーニングブレードが硬くなり、潜像担持体表面を安定して掻き取りにくい状況になる。低温環境下の中でも、クリーニングブレードを十分に冷やした後に間欠モードで画出しする場合が、ブレードに大きなトルクが掛かる為、特に厳しい評価環境となる。
ランクA:プリントに黒いスジが発生したものは見られない。
ランクB:プリントのうち、軽微な黒スジが発生したものが10枚以下である。
ランクC:プリントのうち、軽微な黒スジが発生したものが11枚以上である。
ランクD:プリントのうち、軽微な黒スジが発生したものが11枚以上あり、さらに濃い黒スジが発生したものがある。
磁性トナー1の代わりに磁性トナー2から13を用い、それ以外は実施例1と同様にして耐久現像性試験及びクリーニング性試験を行った。評価結果を表3に示す。
磁性トナー1の代わりに比較用磁性トナー1〜12を用い、それ以外は実施例1と同様にして耐久現像性試験及びクリーニング性試験を行った。評価結果を表3に示す。
102 トナー担持体
114 転写部材(転写ローラー)
116 クリーナー
117 接触帯電部材(帯電ローラー)
126 定着器
140 現像器
Claims (12)
- 結着樹脂及び処理磁性体を含有する磁性トナー粒子と無機微粉体とを有する磁性トナーにおいて、
前記処理磁性体は、シラン化合物により表面処理されており、
前記シラン化合物は、炭素数が2〜4の炭化水素基を有し、
前記処理磁性体は、BET比表面積による単位面積あたりの水分吸着量が0.300mg/m2以下であり、
前記処理磁性体が有する前記シラン化合物のうち、スチレンにより溶出する成分の割合が25質量%以下であることを特徴とする磁性トナー。 - 前記シラン化合物は、アルコキシシランを加水分解処理した処理物である請求項1に記載の磁性トナー。
- 前記アルコキシシランを加水分解処理した処理物の加水分解率が50%以上である請求項2に記載の磁性トナー。
- 前記アルコキシシランを加水分解処理した処理物のうち、シロキサンとして存在するものの割合が35%以下である請求項2または3に記載の磁性トナー。
- 前記アルコキシシランは、下記一般式(1)で示されるアルキルアルコキシシランである請求項2〜4のいずれか1項に記載の磁性トナー。
C p H 2p+1 −Si−(OC q H 2q+1 ) 3 ・・・(1)
[一般式(1)中、pは2から4の整数を示し、qは1から3の整数を示す。] - 前記結着樹脂は、スチレン−アクリル樹脂である請求項1〜5のいずれか1項に記載の磁性トナー。
- 前記処理磁性体は、BET比表面積による単位面積あたりのカーボン量が0.050g/m2以上0.100g/m2以下である請求項1〜6のいずれか1項に記載の磁性トナー。
- 前記磁性トナー粒子は、水系媒体中で製造された磁性トナー粒子である請求項1〜7の
いずれか1項に記載の磁性トナー。 - 前記磁性トナー粒子は、重合性単量体と前記処理磁性体とを含有する重合性単量体組成物を水系媒体中に分散させ、重合開始剤を用いて前記重合性単量体を重合させる懸濁重合法によって製造された磁性トナー粒子である請求項1〜7のいずれか1項に記載の磁性トナー。
- 前記重合性単量体は、スチレンを含む請求項9に記載の磁性トナー。
- 炭素数が2〜4の炭化水素基を有するシラン化合物によって磁性体を表面処理することによって、BET比表面積による単位面積あたりの水分吸着量が0.300mg/m 2 以下であり、かつ、前記シラン化合物のうちスチレンにより溶出する成分の割合が25質量%以下である処理磁性体を得る工程と、
スチレンを含む重合性単量体と前記処理磁性体とを含有する重合性単量体組成物を水系媒体中に分散させ、重合開始剤を用いて前記重合性単量体を重合させる工程と、
を有する磁性トナー粒子の製造方法。 - 前記シラン化合物は、アルコキシシランを加水分解処理した処理物であって、前記アルコキシシランが下記一般式(1)で示されるアルキルアルコキシシランである請求項11に記載に磁性トナー粒子の製造方法。
C p H 2p+1 −Si−(OC q H 2q+1 ) 3 ・・・(1)
[一般式(1)中、pは2から4の整数を示し、qは1から3の整数を示す。]
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