JP5460630B2 - ネットワークシステム、及び、管理サーバ - Google Patents
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Description
本発明は、ネットワークシステム、OAM定期試験管理サーバ、及び管理方法に係り、特に定期的な試験のスケジューリング、試験の実行、及び試験結果の管理を行うネットワークシステム、OAM定期試験管理サーバ、及び管理方法に関する。
近年、広域に分散した拠点をネットワークで接続するためのサービスとして、広域イーサネットサービスが普及している。イーサネットは、もともとLAN向けの技術であったが、機器の価格の安さなどから、広域ネットワークへの適用が検討されてきた。広域ネットワークへの適用の課題の一つは、信頼性であった。高い信頼性を確保するために、イーサネットOAM(Operations,Administration,Maintenance)技術が開発され、標準が規定された。イーサネットOAM技術は、通信事業者の広域ネットワークは当然とし、信頼性が求められる企業内のネットワークなどにも広く適用され始めている。
イーサネットOAMは、ユーザデータと同じ通信路に試験フレームを流し、導通試験や性能試験を行う技術である。広域イーサネットではユーザ毎にVLANが割り当てられている。VLAN内に試験フレームを流し、ユーザデータと同じ通信路で試験することで、正確な障害や性能監視ができる。
イーサネットOAMによる代表的な試験区間の一つは、コア網と顧客拠点を接続するアクセス回線である。アクセス回線を試験する場合、コア網側のOAM装置から拠点内の装置に対して試験する。拠点内の装置は、アクセス回線分だけあるため、数万台存在する。一方、コア網側OAM装置は数台であり、コア網側OAM装置が多数の拠点内装置を管理する必要がある。
OAM試験を実行するためには、OAM装置にTelnetやSSHなどでアクセスし、CLI(Command Line Interface)でコマンドを投入する。通常、NW機器の同時接続できるCLIのセッション数は、3〜16程度であり、多数の拠点内装置に対して試験するためには、実行するためのセッションが限られている。また、多数のCLIのセッションの同時接続を可能にすると、処理が重くなり、主信号に影響を及ぼすことが考えられ、セッション数を現在よりも多くすることは現実的ではない。
現在、ほぼ全てのネットワーク装置がCLIのIFを持っているため、多くの機種を管理対象とするためには、CLIを利用しOAMを実行することが必須である。また、ネットワーク装置がCLI以外の制御用IFを持つ場合も、同様にセッション数の制限がある。
イーサネットOAMの応用的な利用方法として、LB(LoopBack)やDM(Delay Measurement)などの性能試験の定期的な実行がある。CC(Continuity Check)とは異なり、LBやDMなどの性能試験はNW機器自身が定期実行はせず、ユーザが契機を与えることにより実行される。そのため、監視システムなどと組み合わせて、性能試験の定期実行を実現する。性能試験を定期実行することで、監視区間の細分化や正確な性能測定など高い解像度での監視が可能になる。したがって、障害対応を迅速化でき、SLA違反の返還料金の低減などの効果がある。
また、SLAの根拠として顧客に監視結果を提示する場合、一定の間隔の情報が必要となるため、正確な間隔で定期実行することが重要となる。
特許文献1に開示されている方式は、OAMを定期実行し、制御パケットの受信に用いるバッファメモリの規模の増大を抑える。しかし、上述したようにイーサネットOAMで性能試験を実行するためには実行のためのCLIのセッション数が限られており、多数の試験を定期的に実行するのが困難である。
また、限られた実行セッションの中で多数の試験を行うための方法として、試験異常を見込んだ時間よりも短い間隔での実行する方法がある。しかし、異常時には試験時間が長くなり、実行間隔が変動し、正確な間隔での定期実行ができなくなる。
特許文献2に開示されている方式は、タスク生成スケジューリングに関する方式であり、タスクの実行時間が所定の時間を超過した場合、強制終了するタスクを生成する。しかし、性能試験ではどれくらい遅延があったかを測定することが重要であり、強制終了すると遅延が測定できない。つまり性能試験は障害などが発生し処理時間が長くなった場合でも、最後まで処理することが必要である。
本発明は、以上の点に鑑み、限られた実行セッションで、多数の装置に対して定期的に試験を実行することを目的とする。
本発明における管理サーバ、及び、複数の転送装置から構成されるネットワークの導通試験又は性能試験を含む試験を実施する試験装置と、該試験装置に前記試験の実施を要求する管理サーバとから構成されるネットワークシステムにける前記管理サーバは、前記試験装置に対して接続される複数のセッションのうち一のセッションを選択し、該選択されたセッションを介して前記試験装置に第一の試験の実施を要求し、所定の期間内に前記試験装置から前記第一の試験結果の応答を受信しない場合、前記第一の試験後に実施される第二の試験の実施を、前記複数のセッションのうち前記選択されたセッションとは異なるセッション(予備セッション)を介して前記試験装置に要求する制御部を有する。前記試験装置は、前記管理サーバから受信する前記試験の実施の要求に従って、前記試験を実施する制御部を有する。
また、前記管理サーバの制御部は、前記複数のセッションのうち一以上のセッションを、所定の期間内に前記試験装置から試験結果の応答を受信しない場合に、該試験後に実施される試験の実施要求の送信に用いる予備セッションとして予め設定する。
また、前記管理サーバの制御部は、セッション毎に前記試験の実施要求の送信タイミングを設定する。所定の期間内に前記試験装置から前記第一の試験結果の応答を受信しない場合、前記選択されたセッションにおいて前記第一の試験の実施要求後に送信タイミングが設定された前記第二の試験の実施要求の送信タイミングを、前記予備セッションに設定する。
また、前記試験装置は、前記管理サーバから前記試験の実施要求を受信する第一の試験装置と、前記第一の試験装置から送信される前記試験に用いるフレームの宛先となる第二の試験装置とから構成され、前記管理サーバの制御部は、前記第一の試験に用いるフレームの宛先となる第二の試験装置が接続される転送装置と同一の転送装置に接続される第二の試験装置を宛先とする第三の試験の実施要求の送信タイミングを前記セッションに設定する場合、前記第一の試験の実施要求の送信タイミングと異なるタイミングで設定する。
また、前記管理サーバの制御部は、所定の期間内に前記試験装置から試験結果の応答を受信しない確率を前記試験毎に算出し、該確率に基づいて、新たな試験の実施要求の送信タイミングを設定する。
また、前記管理サーバの制御部は、セッション毎に前記試験の実施要求の送信タイミングを設定する複数の枠を設定し、該複数の枠のうち前記試験の実施要求の送信タイミングが設定されていない枠の直後に、新たな試験の実施要求の送信タイミングを設定する、又は、前記新たな試験の実施要求の送信タイミングを設定する枠の直前の枠に設定された前記試験の前記確率に基づいて、前記送信タイミングを前記枠に設定する。
本発明によると、多数の装置に対して導通試験や性能試験を実行する際に、少ない網側のOAM装置で多数の定期監視を実現でき、網側のOAM装置の機器コストを低減することができる。
また、一定の間隔で定期監視を実行でき、ネットワークサービスの品質の管理の正確性を向上することができる。
以下、本実施の形態について図面を参照しながら説明する。(ネットワークシステム)
図1は、本実施の形態のネットワークシステムの構成を示す図である。本実施の形態のネットワークシステムは、例えば、NW装置(転送装置)100、エッジNW装置200A〜200B、OAM装置(網側)300A〜300B、OAM装置(拠点内)400A〜400D、管理サーバ500、及び管理端末(運用者管理端末)700を備える。なお、以下の説明で、エッジNW装置200A〜200Bを総称してエッジNW装置200と、OAM装置(網側)300A〜300Bを総称して、OAM装置(網側)300と、OAM装置(拠点内)400A〜400Dを総称して、OAM装置(拠点内)400と説明する場合もある。
図1は、本実施の形態のネットワークシステムの構成を示す図である。本実施の形態のネットワークシステムは、例えば、NW装置(転送装置)100、エッジNW装置200A〜200B、OAM装置(網側)300A〜300B、OAM装置(拠点内)400A〜400D、管理サーバ500、及び管理端末(運用者管理端末)700を備える。なお、以下の説明で、エッジNW装置200A〜200Bを総称してエッジNW装置200と、OAM装置(網側)300A〜300Bを総称して、OAM装置(網側)300と、OAM装置(拠点内)400A〜400Dを総称して、OAM装置(拠点内)400と説明する場合もある。
管理サーバ500は、NW装置100、エッジNW装置200、OAM装置(網側)300、OAM装置(拠点内)400を管理する計算機である。管理サーバ500はOAM装置(網側)300、NW装置100、及びエッジNW装置200と通信することができ、OAM装置(網側)300に試験実行を要求することなどができる。図1では、管理サーバ500とOAM装置(網側)300は、物理的に別の管理用のネットワーク(点線で記載)で接続しているが、サービス用のネットワーク(実線で記載)を介して、接続してもよい。管理サーバ500については、図2を用いて詳細に後述する。OAM装置(網側)300、OAM装置(拠点内)400は、イーサネットOAMの試験を実施する装置であり、OAM装置やイーサネットOAMに対応したNW装置との間で試験を行う。なお、OAM装置はイーサネットOAMを実施する装置に限らず、IPレイヤの導通確認のためのPing、Tracerouteなどを実施する装置でもよく、以降説明する方式は、イーサネットOAMに限らず、Pingなどにも適用できる。
具体的には、OAM装置(網側)300、OAM装置(拠点内)400の代わりに各々Ping実行装置(網側)、Ping応答装置(拠点側)とする。なお、通常のNW装置はPing実行や応答ができるため、これらの装置となりうる。そして、Pingの実行はOAM試験の実行と同様にPing実行装置(網側)のCLIで実行する。障害時はPingもOAM試験と同様に一定時間応答がない。試験実行枠の選択方法、障害時の処理はOAM試験のコマンドには依存しないため、Pingの場合でも利用できる。NW装置100は、ネットワーク内で通信される情報を、その情報の宛先に転送する装置であり、例えば、スイッチ、ルータ、または伝送装置等である。管理端末700は、例えば、管理サーバ500に接続する。なお、NW装置100、OAM装置(網側)300、OAM装置(拠点内)400は、図示の例に限らず、適宜の数備えることができる。
図2は、本実施の形態の管理サーバ500のブロック図である。管理サーバ500は、例えば、メモリ510、処理部(CPU)550、外部記憶部560、I/Oインタフェース(I/F)570及びネットワークインターフェース(I/F)580を備える。管理サーバ500は、ネットワークに接続される他の装置(例えば、OAM装置(網側)300等)と、ネットワークI/F580を介して情報を送受信する。メモリ510は、例えば、NW構成管理プログラム511、スケジューリングプログラム512、OAM試験実行プログラム513、OAM装置収容情報テーブル521、OAM構成情報テーブル522、網側OAM装置アクセス情報テーブル523、OAM装置セッション情報テーブル524、スケジュール情報テーブル525、重み情報テーブル526、及び試験結果情報テーブル527を記憶する。なお、各プログラムはCPU550により実行される。
NW構成管理プログラム511は、管理端末700の画面から入力されたOAM装置収容情報、OAM構成情報、網側OAM装置アクセス情報をテーブルに格納する。スケジューリングプログラム512は、定期監視の追加が要求された場合、図19に記載する処理フローに従いスケジューリングする。OAM試験実行プログラム513は、スケジューリングプログラム512が生成したスケジュールに従い、使用するセッションを選択し、選択したセッションを介して試験の実行をOAM装置(網側)300に要求する。OAM装置(網側)300から規定時間内に応答がない場合、予め指定してありOAM装置セッション情報テーブル524で管理している、予備セッションを選択して、次の試験の実行要求を予備セッションに退避させ、予備セッションを介して次の試験の実行要求をOAM装置(網側)330に送る。予備セッションの選択方法は、図18で詳細を後述する。また、選択した予備セッションの保持の仕方は、図6を用いて詳細を後述する。
OAM装置収容情報テーブル521は、OAM装置(拠点内)400のエッジNW装置への収容情報を管理する。OAM装置収容情報テーブル521については、図3を用いて詳細を後述する。OAM構成情報テーブル522は、OAM装置300、400のポートのMEP(Maintenance End Point)などOAM情報を管理する。OAM構成情報テーブル522については、図4を用いて詳細を後述する。網側OAM装置アクセス情報テーブル523は、OAM装置300、400にアクセスするための情報とOAM装置300に同時にアクセス可能な最大セッション数情報を管理する。網側OAM装置アクセス情報テーブル523については、図5を用いて詳細を後述する。OAM装置セッション情報テーブル524は、OAM装置のセッションの使い方(常用か予備か)の情報を管理する。OAM装置セッション情報テーブル524については、図6を用いて詳細を後述する。スケジュール情報テーブル525は、スケジュールした試験の情報を管理する。スケジュール情報テーブル525については、図7を用いて詳細を後述する。重み情報テーブル526は、試験ごとの重み情報を管理する。重み情報テーブル526については、図8を用いて詳細を後述する。試験結果情報テーブル527は、試験結果を管理する。試験結果情報テーブル527については、図9を用いて詳細を後述する。
CPU550は、メモリ510に格納される各プログラムを実行するプロセッサである。外部記憶部560は、プログラム及び各種データを記憶することができる装置であり、例えば、HDDによって構成することができる。I/Oインターフェース(I/F)570は、データを入出力するインターフェースである。ネットワークI/F580は、ネットワークに接続される他のOAM装置300等と情報を送受信するインターフェースである。
図3は、本実施の形態のOAM装置収容情報テーブル521の説明図である。OAM装置収容情報テーブル521は、例えば、OAM装置(拠点内)ID5211、収容エッジNW装置ID5212、及び顧客情報5213を含む。
OAM装置(拠点内)ID5211は、OAM装置(拠点内)400を特定する情報である。収容エッジNW装置ID5212は、当該OAM装置(拠点内)400を収容するエッジNW装置200を特定する情報である。顧客情報5213は、当該OAM装置(拠点内)400を使用している顧客の情報である。
図4は、本実施の形態のOAM構成情報テーブル522の説明図である。OAM構成情報テーブル522は、例えば、MA ID5221、OAM装置ID5222、ポートID5223、及びMEP ID5224を含む。
MA ID5221は、当該MEPが属するMA(Maintenance Domain)を特定する情報である。OAM装置ID5222は、当該MEPを持つOAM装置300、400を特定する情報である。ポートID5223は、当該MEPが設定されているポートを特定する情報である。MEP ID5224は、MEPを特定する情報であり、OAM試験の宛先指定などに使用する情報である。
図5は、本実施の形態の網側OAM装置アクセス情報テーブル523の説明図である。網側OAM装置アクセス情報テーブル523は、例えば、OAM装置ID5231、管理用IPアドレス5232、Telnetアカウント名5233、Telnetパスワード5234、及びOAM装置(網側)300に同時接続可能な最大セッション数5235を含む。
OAM装置ID5231は、OAM装置300を特定する情報である。管理用IPアドレス5232は、OAM装置300にリモートからアクセスする時のアクセス先として使用する情報である。Telnetアカウント名5233は、リモートアクセスする時のログインするためのアカウント情報である。Telnetパスワード5234は、リモートアクセスする時のログインするためのパスワード情報である。最大セッション数5235は、OAM装置300が同時に試験コマンドの実行を許すセッション数の情報である。
図6は、本実施の形態のOAM装置セッション情報テーブル524の説明図である。OAM装置セッション情報テーブル524は、例えば、OAM装置ID5241、セッションID5242、及び常用/予備5243を含む。
OAM装置ID5241は、OAM装置300を特定する情報である。セッションID5242は、当該OAM装置300の中でセッションを特定する情報である。常用/予備5243は、当該セッションを常用セッションとして使うか、予備用として使うかを区別する情報である。
図7は、本実施の形態のスケジュール情報テーブル525の説明図である。スケジュール情報テーブル525は、例えば、試験ID5251、網側OAM装置ID5252、セッションID5253、枠5254、試験先OAM装置ID5255、試験内容5256、及び閾値5257を含む。
試験ID5251は、試験を特定する情報である。網側OAM装置ID5252は、当該試験の実施元のOAM装置(網側)300を特定する情報である。セッションID5253は、当該試験を実施するセッションを特定する情報である。枠5254は、当該試験を実施する枠を特定する情報である。枠の数は(サイクルの時間)÷(1枠の時間)個であり、試験の間隔からサイクルの時間が決まり、その時間から枠が作成される(1枠の時間は設定ファイルなどで指定される。また、サイクルについては後述する。)。枠は時系列に並んでおり、その順番に従い、枠の中にある試験をその順番で実行する。また、同じ枠の中でセッション数分の試験を実行することができる。試験先OAM装置ID5255は、当該試験の宛先OAM装置(拠点内)400を特定する情報である。試験内容5256は、試験内容の種類の情報である。例えば、「遅延」や「フレームロス」などである。閾値5257は、試験異常と判断する閾値の情報である。
図8は、本実施の形態の重み情報テーブル526の説明図である。重み情報テーブル526は、例えば、試験ID5261、異常回数5262、及び重み5263を含む。
試験ID5261は、重み付けられた試験を特定する情報である。異常回数5262は、当該試験の結果がこれまで異常となった回数である。重み5263は、当該試験に付けられた重み情報である。重みは異常となる可能性が高い程大きな値となる。重みの付け方は、例えば、直前の異常を重視し、(前回の試験が異常だった場合)重み=異常の回数+係数、(前回の試験が正常だった場合)重み=異常の回数などがある。図8では、係数=5の場合であり、試験ID2は前回の試験が異常であったため、重み=6+5=11、試験ID3は前回の試験が正常であったため、重み=1となる。
図9は、本実施の形態の試験結果情報テーブル527の説明図である。試験結果情報テーブル527は、例えば、ログID5271、生成時刻5272、試験ID5273、及び内容5274を含む。
ログID5271は、ログを特定する情報である。生成時刻5272は、ログが生成された時刻である。試験ID5273は、ログの対象の試験を特定する情報である。内容5274は、ログの対象の試験結果の内容である。
図10は、本実施の形態のOAM装置(網側)300のブロック図である。OAM装置(網側)300は、例えば、メモリ310、処理部(CPU)350、外部記憶部360、I/Oインターフェース(I/F)370及びパケット・フレーム転送機能部380を備える。なお、図10はOAM装置(網側)300としているが、OAM装置(拠点内)400も同様の構成である。
メモリ310は、例えば、OAM機能プログラム311、リモートアクセスサービスプログラム312、及びOAM構成情報テーブル321を記憶する。なお、各プログラムはCPU350により実行される。
OAM機能プログラム311は、OAM試験の実施や、他のOAM装置からOAMフレームを受信し、応答する。リモートアクセスサービスプログラム312は、リモートからTelnetやSSHなどによりOAM装置300へのアクセスを受け入れる。OAM構成情報テーブル321は、ポートに設定されているMEPやMAなどのOAM構成情報を管理する。OAM構成情報テーブル321については、図11を用いて詳細を後述する。
図11は、本実施の形態のOAM構成情報テーブル321の説明図である。OAM構成情報テーブル321は、例えば、MA ID3211、ポートID3212、及びMEP ID3213を含む。
MA ID3211は、当該MEPが属するMAを特定する情報である。ポートID3212は、当該MEPが設定されているポートを特定する情報である。MEP ID3213は、MEPを特定する情報である。
図12は、本実施の形態の管理端末700のブロック図である。管理端末700は、例えば、メモリ710、処理部(CPU)750、外部記憶部760、I/Oインタフェース(I/F)770及びネットワークインターフェース(I/F)780を備える。管理サーバ700は、ネットワークに接続される他の装置(例えば、管理サーバ700等)と、ネットワークI/F780を介して情報を送受信する。メモリ710は、例えば、ユーザインタフェース制御プログラム 711、サーバ送信/受信プログラム712を記憶する。なお、各プログラムはCPU750により実行される。
ユーザインタフェース制御プログラム 711は、画面表示装置771への情報表示、および入力情報の取得を行う。サーバ送信/受信プログラム712は、入力された情報を管理サーバ500に送信し、その応答を受信する。
CPU750は、メモリ710に格納される各プログラムを実行するプロセッサである。外部記憶部760は、プログラム及び各種データを記憶することができる装置であり、例えば、HDDによって構成することができる。I/Oインターフェース(I/F)770は、データを入出力するインターフェースである。I/Oインターフェース(I/F)770には、画面表示装置771、キーボード772、マウス773が接続される。管理サーバから受信した情報を画面表示装置771で表示し、ユーザはキーボード772、マウス773から情報を入力する。ネットワークI/F780は、ネットワークに接続される管理サーバ500等と情報を送受信するインターフェースである。 図13は、管理端末700上の定期試験追加用ユーザインタフェースの説明図である。試験先のOAM装置IDと対応する顧客、試験の種類(遅延測定、フレームロス測定など)、異常と判定する閾値、試験間隔を入力することができる。定期試験をスケジューリングできた場合には、追加が成功し、そのスケジュールに従い定期試験を開始したことを通知する。また、スケジューリングできなかった場合は、スケジューリングできなかったことを通知する。
図14は、管理端末700上の登録されている定期試験を表示するユーザインタフェースの説明図である。網側のOAM装置ごとのセッションごとに枠があり、各枠で試験するOAM装置(拠点内)のIDを表示している。例えば、網側OAM装置1のセッション1では、枠1でOAM装置(拠点内)11に、枠2でOAM装置(拠点内)21に試験する。
1つの枠の時間は異常時の処理時間よりも短い正常時の処理時間程度である。このような間隔で試験を実行できることで試験の実行数を大幅に増加させることができる。
図15は、定期試験において閾値を超過した際に、運用者に閾値超過を通知するユーザインタフェースの説明図である。ユーザインタフェースに試験ID、試験先OAM装置ID、試験時刻、遅延またはフレームロス数を表示する。
図16は、本実施の形態の管理サーバ初期設定時、及び試験項目更新時のシーケンス図である。図17は、本実施の形態の管理サーバ初期設定時、及び試験項目更新時において送受信されるメッセージを説明する図である。
管理サーバ初期設定時について説明する。まず、管理端末700は、管理サーバ500にOAM装置収容情報、OAM構成情報、網側OAM装置アクセス情報を入力する(S101)。管理サーバ500は、入力された情報を取り込み、OAM装置収容情報テーブル521、OAM構成情報テーブル522、網側OAM装置アクセス情報テーブル523に保存する(S102)。なお、OAM構成情報の取得は、実装置からSNMP(Simple Network ManagementProtocol)などの手段により実施してもよい。管理サーバ500は、取り込んだ網側OAM装置アクセス情報から予備セッションを選択する(S103)。本処理については、図18を用いて詳細を後述する。管理サーバ500は、管理端末700に処理結果を送信する(S104)。
次に試験項目更新時のシーケンスについて説明する。管理端末700は、管理サーバ500に定期試験の追加を要求する(S105)。管理サーバ500は、要求内容に従い、定期試験をスケジューリングする(S106)。本処理については、図19を用いて詳細を後述する。管理サーバ500は、管理端末700にスケジューリングの結果(スケジューリング可否)を通知する。なお、定期試験の削除、変更処理も同様のフローで実施する。
図18は予備セッション選択処理のフローチャートである。管理サーバ500は、設定ファイルから予備セッション数を読み込む(S201)。なお、予備セッション数は管理端末700のユーザインタフェースから入力された情報を用いてもよい。網側のOAM装置に均等に予備セッションを割り当て(S202)、処理を終了する。なお、予備セッションを複数台のOAM装置で共有してもよい。このようにすることで、より多くのセッションを常用セッションとして利用することができ、より多くの試験を実施することができる。
図19はスケジューリング処理のフローチャートである。管理サーバ500は、常用セッションに空いている枠があるか確認する(S301)。空きがない場合は、スケジューリング不可を通知して(S303)、処理を終了する。空きがある場合は、サイクルを更新する(S302)。
サイクルとは、登録されている全ての定期試験について、同様に繰り返される期間である。例えば、図14のように試験(試験の実施要求)がスケジューリングされている場合、枠1〜8の期間が1サイクルとなる。各枠には予め、正常時の試験の処理にかかる時間(ネットワークに障害が検知されない場合にかかる試験時間)程度の期間が設定される。例えば、図14のように試験(試験の実施要求)がスケジューリングされている場合、各セッション間の同一番号の枠に設定された試験(試験の実施要求)のタイミングは同じである。新しい試験を追加する場合は、追加する試験の間隔と既存のサイクルの最小公倍数を新しいサイクルとする。サイクルが長くなった場合は、追加された枠に既存の試験を定期的に繰り返すように追加する。
空いている枠のうち、追加する試験の宛先OAM装置が収容されているエッジNW装置が収容しているOAM装置への試験が既に登録されている枠の枠番号と異なる枠番号の枠を全て選択する(S304)。これは、同じエッジNW装置に収容されているOAM装置への試験は、網側OAM装置とエッジNW装置間で障害が発生した場合、全て試験異常となる。つまり、各セッション間の同じ枠(同一番号の枠)に設定された試験は、同一タイミングで管理サーバ500からOAM装置に実行要求され、同一タイミングで実行されるため、同じ枠で複数の試験が異常となった場合、次の試験を退避させる予備セッションが足りなくなる可能性がある。そのため、同時に異常となる可能性が高い試験は別の枠(それぞれ異なる番号の枠)にスケジューリングする。これにより、少ない予備セッションの数で効率的に多数の試験を実施することができる。なお、異なる枠に空きがない場合は、空いている同じ枠を選択する。
選択した枠の中で直前の枠に試験が設定されていない枠、又は、直前の枠に設定されている試験の重みが最小の枠を選択し、試験をスケジューリングする(S305)。試験の重みは異常となりやすいほど高い値である。試験が異常になった場合、その次の試験を予備セッションに退避させる必要がある。できるだけ退避しないようにするために、直前の枠に試験が設定されていない枠、又は、直前の枠に設定された試験の重みが最小の枠にスケジューリングする。
図20は、本実施の形態の定期試験実行時のシーケンス図である。図21は、本実施の形態の定期試験実行時において送受信されるメッセージを説明する図である。管理サーバ500はOAM装置(網側)に試験実施を要求する(S401)。試験実施要求には、MA ID、宛先MEP、試験種類が含まれる。OAM装置(網側)は、要求されたMAで宛先MEPを持つOAM装置(拠点内)に対して、要求された種類の試験を実施する(S402)。図20では1セッション分の処理のみを記載しているが、OAM装置(網側)は、セッション数分の試験を並列に実行できる。
図20は、本実施の形態の定期試験実行時のシーケンス図である。図21は、本実施の形態の定期試験実行時において送受信されるメッセージを説明する図である。管理サーバ500はOAM装置(網側)に試験実施を要求する(S401)。試験実施要求には、MA ID、宛先MEP、試験種類が含まれる。OAM装置(網側)は、要求されたMAで宛先MEPを持つOAM装置(拠点内)に対して、要求された種類の試験を実施する(S402)。図20では1セッション分の処理のみを記載しているが、OAM装置(網側)は、セッション数分の試験を並列に実行できる。
試験を実施した後、規定時間内に宛先OAM装置から応答がある場合と、障害などが発生しており規定時間までに応答がない場合があり、それぞれの場合ごとに処理が異なる。
まず、規定時間内に応答があった場合のシーケンスについて説明する。
OAM装置(網側)は応答を受信する(S403)と、管理サーバ500に試験結果を通知する(S404)。試験結果は、CLIに表示された文字列である。
管理サーバ500は、受信した情報に基づき試験結果を保存し、閾値を超過した場合は運用者への通知などを行う(S405)。その後、次の枠の開始時間になったら、次の試験を実施する。
次に、規定時間を超過した場合のシーケンスについて説明する。管理サーバ500は、規定時間内に応答が返ってこない場合、タイムアウトし、次の試験を定刻に行うために予備セッションを選択する(S406)。本処理については、図22を用いて詳細を後述する。次の試験を予備セッションで実施することで、障害などにより、処理時間が長くなった場合でも次の試験を定刻に行うことができ、正確に定期監視をしつつ、多数の試験を実施できる。
次の試験を選択した予備セッションで実施するようにOAM装置(網側)に要求する(S401)。以後、上述したS402と同様である。
また、規定時間を超過した応答は応答受信時に処理を行う。OAM装置(網側)が応答を受信(S403)した後の処理は、S403〜S408と同様である。
1サイクル分の試験を実行した後、直前のサイクルで規定時間を超過した次の試験の再スケジューリングを実施する(S409)。本処理については、図23を用いて詳細を後述する。その後、次のサイクルを実施する。
図22はタイムアウト処理、予備セッション選択処理のフローチャートである。
管理サーバ500は、タイムアウトを検知する(S501)と、試験異常を運用者に通知する(S502)。例えば、図15のように管理端末700の画面への表示、メールでの通知、またはパトライト鳴動などである。
以後、予備セッションの選択処理を行う。当該の枠の中で試験異常となった試験の次の試験を全て選択する(S503)。選択した試験を試験群Aと呼ぶ。試験群Aから他のセッションに割り当てられていない試験を選択する(S504)。同じOAM装置に空いている予備セッションがあるか確認する(S505)。ある場合は、その予備セッションに選択した試験を割り当てる(S507)。予備セッションがない場合は、他のOAM装置に空いている予備セッションがあるか確認する(S506)。ある場合は、その予備セッションに選択した試験を割り当てる(S507)。ない場合は、ユーザに予備セッションがないことを通知する(S508)。当該試験を割り当てられている試験数が最小の予備セッションの実行キューに登録する(S509)。空きがない場合でもキューに登録することで、正確な間隔では試験が実行できないが、多少遅れて試験を実行することができる。
選択した試験を空いている予備セッションに割り当て、または実行キューに登録した後、試験群Aに未割当の試験が存在するか確認する(S510)。存在する場合は、S504に戻る。存在しない場合は、異常になった試験の次の試験を全て予備セッションに割り当てられたため、処理を終了する。
図23は再スケジューリング処理のフローチャートである。直前のサイクルの試験で試験異常の試験があったか確認する(S601)。異常の試験がなかった場合、処理を終了する。異常の試験があった場合、異常だった試験の重みを更新する(S602)。重みは異常となる可能性が高いほど大きな値とする。重みの更新方法は例えば、直前の異常を重視する方法などがある。予備セッションで実施した試験を重みが小さい試験の後にスケジューリングし直し(S603)、処理を終了する。
ここで、網側のOAM装置の台数の一例を示す。例えば、試験対象の拠点内装置を10000台、1つの試験の間隔を20分、正常試験処理時間を2秒、異常試験処理時間を20秒、CLIセッション数を6とした場合、異常時の処理時間を間隔とした従来の方式で必要な網側のOAM装置の台数は、(20秒*10000台)/6セッション/(20分*60)≒27台となる。一方、本発明の方式で必要な台数は、(2秒*10000台)/6セッション/(20分*60)≒3台となり、大幅に台数を削減できる。
100・・・NW装置
200・・・エッジNW装置
300・・・OAM装置(網側)
310・・・OAM装置のメモリ
350・・・OAM装置のCPU
360・・・OAM装置の外部記憶装置
370・・・OAM装置のI/O、I/F
380・・・OAM装置のパケット・フレーム転送機能部
400・・・OAM装置(拠点内)
500・・・管理サーバ
510・・・管理サーバのメモリ
550・・・管理サーバのCPU
560・・・管理サーバの外部記憶装置
570・・・管理サーバのI/O、I/F
580・・・管理サーバのネットワークI/F
700・・・管理端末
200・・・エッジNW装置
300・・・OAM装置(網側)
310・・・OAM装置のメモリ
350・・・OAM装置のCPU
360・・・OAM装置の外部記憶装置
370・・・OAM装置のI/O、I/F
380・・・OAM装置のパケット・フレーム転送機能部
400・・・OAM装置(拠点内)
500・・・管理サーバ
510・・・管理サーバのメモリ
550・・・管理サーバのCPU
560・・・管理サーバの外部記憶装置
570・・・管理サーバのI/O、I/F
580・・・管理サーバのネットワークI/F
700・・・管理端末
Claims (20)
- 複数の転送装置から構成されるネットワークの導通試験又は性能試験を含む試験を実施する試験装置と、該試験装置に前記試験の実施を要求する管理サーバとから構成されるネットワークシステムにおいて、
前記管理サーバは、
前記試験装置に対して接続される複数のセッションのうち一のセッションを選択し、
該選択されたセッションを介して前記試験装置に第一の試験の実施を要求し、
所定の期間内に前記試験装置から前記第一の試験結果の応答を受信しない場合、前記第一の試験後に実施される第二の試験の実施を、前記複数のセッションのうち前記選択されたセッションとは異なるセッションを介して前記試験装置に要求する制御部を有し、
前記試験装置は、
前記管理サーバから受信する前記試験の実施の要求に従って、前記試験を実施する制御部を有することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
前記選択されたセッションとは異なるセッションが予備セッションであることを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項2に記載のネットワークシステムであって、
前記管理サーバの制御部は、前記複数のセッションのうち一以上のセッションを、所定の期間内に前記試験装置から試験結果の応答を受信しない場合に、該試験後に実施される試験の実施要求の送信に用いる予備セッションとして予め設定することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項2に記載のネットワークシステムであって、
前記管理サーバの制御部は、セッション毎に前記試験の実施要求の送信タイミングを設定することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項4に記載のネットワークシステムであって、
前記管理サーバの制御部は、所定の期間内に前記試験装置から前記第一の試験結果の応答を受信しない場合、前記選択されたセッションにおいて前記第一の試験の実施要求後に送信タイミングが設定された前記第二の試験の実施要求の送信タイミングを、前記予備セッションに設定することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項2に記載のネットワークシステムであって、
前記管理サーバの制御部は、前記複数のセッションのうち一以上のセッションを、複数の前記試験装置が共通して使用する予備セッションとして設定することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項4に記載のネットワークシステムであって、
前記試験装置は、前記管理サーバから前記試験の実施要求を受信する第一の試験装置と、前記第一の試験装置から送信される前記試験に用いるフレームの宛先となる第二の試験装置とから構成され、
前記管理サーバの制御部は、前記第一の試験に用いるフレームの宛先となる第二の試験装置が接続される転送装置と同一の転送装置に接続される第二の試験装置を宛先とする第三の試験の実施要求の送信タイミングを前記セッションに設定する場合、前記第一の試験の実施要求の送信タイミングと異なるタイミングで設定することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項4に記載のネットワークシステムであって、
前記管理サーバの制御部は、所定の期間内に前記試験装置から試験結果の応答を受信しない確率を前記試験毎に算出し、
該確率に基づいて、新たな試験の実施要求の送信タイミングを設定することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項4に記載のネットワークシステムであって、
前記管理サーバの制御部は、セッション毎に前記試験の実施要求の送信タイミングを設定する複数の枠を設定し、
該複数の枠のうち前記試験の実施要求の送信タイミングが設定されていない枠の直後に、新たな試験の実施要求の送信タイミングを設定することを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項8に記載のネットワークシステムであって、
前記管理サーバの制御部は、セッション毎に前記試験の実施要求の送信タイミングを設定する複数の枠を設定し、
新たな試験の実施要求の送信タイミングを前記枠に設定する場合、前記新たな試験の実施要求の送信タイミングを設定する枠の直前の枠に設定された前記試験の前記確率に基づいて、前記送信タイミングを前記枠に設定することを特徴とするネットワークシステム。 - 複数の転送装置から構成されるネットワークの導通試験又は性能試験を含む試験を実施する試験装置と接続され、該試験装置に前記試験の実施を要求する管理サーバにおいて、
前記試験装置に対して接続される複数のセッションのうち一のセッションを選択し、
該選択されたセッションを介して前記試験装置に第一の試験の実施を要求し、
所定の期間内に前記試験装置から前記第一の試験結果の応答を受信しない場合、前記第一の試験後に実施される第二の試験の実施を、前記複数のセッションのうち前記選択されたセッションとは異なるセッションを介して前記試験装置に要求する制御部を有することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項11に記載の管理サーバであって、
前記選択されたセッションとは異なるセッションが予備セッションであることを特徴とする管理サーバ。 - 請求項12に記載の管理サーバであって、
前記制御部は、前記複数のセッションのうち一以上のセッションを、所定の期間内に前記試験装置から試験結果の応答を受信しない場合に、該試験後に実施される試験の実施要求の送信に用いる予備セッションとして予め設定することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項12に記載の管理サーバであって、
前記制御部は、セッション毎に前記試験の実施要求の送信タイミングを設定することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項14に記載の管理サーバであって、
前記制御部は、所定の期間内に前記試験装置から前記第一の試験結果の応答を受信しない場合、前記選択されたセッションにおいて前記第一の試験の実施要求後に送信タイミングが設定された前記第二の試験の実施要求の送信タイミングを、前記予備セッションに設定することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項12に記載の管理サーバであって、
前記制御部は、前記複数のセッションのうち一以上のセッションを、複数の前記試験装置が共通して使用する予備セッションとして設定することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項14に記載の管理サーバであって、
前記試験装置は、前記管理サーバから前記試験の実施要求を受信する第一の試験装置と、前記第一の試験装置から送信される前記試験に用いるフレームの宛先となる第二の試験装置とから構成され、
前記制御部は、前記第一の試験に用いるフレームの宛先となる第二の試験装置が接続される転送装置と同一の転送装置に接続される第二の試験装置を宛先とする第三の試験の実施要求の送信タイミングを前記セッションに設定する場合、前記第一の試験の実施要求の送信タイミングと異なるタイミングで設定することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項14に記載の管理サーバであって、
前記制御部は、所定の期間内に前記試験装置から試験結果の応答を受信しない確率を前記試験毎に算出し、
該確率に基づいて、新たな試験の実施要求の送信タイミングを設定することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項14に記載の管理サーバであって、
前記制御部は、セッション毎に前記試験の実施要求の送信タイミングを設定する複数の枠を設定し、
該複数の枠のうち前記試験の実施要求の送信タイミングが設定されていない枠の直後に、新たな試験の実施要求の送信タイミングを設定することを特徴とする管理サーバ。 - 請求項18に記載の管理サーバであって、
前記制御部は、セッション毎に前記試験の実施要求の送信タイミングを設定する複数の枠を設定し、
新たな試験の実施要求の送信タイミングを前記枠に設定する場合、前記新たな試験の実施要求の送信タイミングを設定する枠の直前の枠に設定された前記試験の前記確率に基づいて、前記送信タイミングを前記枠に設定することを特徴とする管理サーバ。
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