JP5454193B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
前記ブラシ毛は、前記ブラシ毛が植毛されている点で前記基体の表面に引いた接線と前記ブラシ毛との、クリーニング時における前記ブラシ毛に対する前記像担持体の相対的な移動方向の下流側における挟み角である植毛角θが鋭角となるように順方向傾斜植毛されており、
前記像担持体と前記クリーニングブラシとのクリーニング時の移動である正移動における前記クリーニングブラシの接触圧PR1に対する前記像担持体と前記クリーニングブラシとの逆移動時における前記クリーニングブラシの接触圧PR2の正逆比α=PR2/PR1が1.5〜3に維持されることを特徴とする画像形成装置。
前記接触圧計により測定された接触圧が所定値に達したときに、前記制御部は前記回復手段を作動させることを特徴とする前記5に記載の画像形成装置。
〔クリーニング装置〕
クリーニング装置7はクリーニングブラシ71、クリーニングブレード72及びトナー搬送スクリュー73を有する。なお、2枚のクリーニングブレード72が備えられており、1枚のクリーニングブレードが寿命に達したときに、他のクリーニングブレードが感光体1に対向する位置に設定されて用いられる。トナー搬送スクリュー73はクリーニングによりクリーニング装置7内に回収されたトナーをクリーニング装置外に搬送する。
〔正逆比α〕
クリーニングブラシ71は感光体1上のトナーを除去するとともに、感光体1の表面を研磨する。このようなクリーニングブラシ71の研磨作用により、感光体1上の固着物、即ち、主として外添剤からなる固着物が除去される。外添剤等の微粒子や潤滑剤の一部は、クリーニングブレード72の先端をすり抜ける。このようなすり抜けにおいて、感光体1上の付着物はクリーニングブレード72により感光体に押して付けられて感光体1に固着するようになる。その結果、感光体1の表面に固着物の塊が形成され、雨だれ等の画像不良の原因となる。クリーニングブラシ71は感光体1上の表面を研磨することにより、このようにして形成された固着物を除去する。固着物の除去には、クリーニングブラシ71の接触圧がある程度高いことが必要である。即ち、クリーニングブラシ71の接触圧は適正範囲に維持されることが必要である。接触圧が低過ぎると固着物が除去されず、画像に雨だれが発生する。また、接触圧が高過ぎる場合、ブラシ毛712が永久変形(クリープ変形)し、クリーニングむらによるピッチムラと称される帯状の濃度ムラが発生する。
ブラシ毛太さ:15D(デニール)
植毛密度:6万F/25.4mm2
ローラ外径:19.0mm
基体外径:10.7mm
ブラシ毛の長さ:(19.0mm−10.7mm)/2=4.15mm
クリーニングブラシ71の正移動速度と逆移動速度とをそれぞれ700mm/sec、−700mm/secとした。
材質:アクリル系、ナイロン系、エステル系の樹脂、導電化処理により導電性を有するようにしてもよい
太さ:3D〜30D(より望ましくは10D〜30D)
長さ:1mm〜6mm(より望ましくは2mm〜5mm)
植毛密度:1万本/25.4mm2〜10万本/25.4mm2(より望ましくは4万本〜8万本)
αを1.5〜3とすることにより高いクリーニング性能と、適正な研磨性と、高耐久性とを有するクリーニングブラシが得られた。
環境:温度25度/湿度50%
感光体:OPC(φ100)
感光体線速:750mm/sec
現像剤搬送体線速:1000mm/sec〜1500mm/sec
現像剤:粒径6μmのトナー(重合法により作成)+粒径60μmのキャリア(2成分現像性)
その他の現像条件:Vbias=−600V V0=−750V
クリーニングクラシ線速:1200mm/sec
クリーニングブラシ:
ブラシ毛材質:アクリル系樹脂
ブラシ毛太さ:15D(デニール)
植毛密度:6万F/inch2
ローラ外径:19.0mm
基体外径:10.7mm
ブラシ毛の長さ:(19.0mm−10.7mm)/2=4.15mm
通紙テスト:ブラシローラを実機に搭載し、一晩放置後、
A4連続500kc実写テストを実施し、50kc毎に画像確認を行った。
斜毛角θ:30度、50度、70度
正移動時の接触圧が375mN/cmになるように、食い込み量Yを1.3mm(斜毛各30度)、1.0mm(斜毛角50度)、0.8mm(斜毛角70度)に設定した。
(1)ブラシローラを搭載した画像形成装置を1晩放置しハーフトーン画像を形成したピッチムラを観察した。
(2)50kp画像形成した段階で、画像を形成することなく、白紙を1000枚画像形成装置内で通紙し、クリーニング不良を観察した。
斜毛角θ:50度
食い込み量Y:2.5mmとし、正移動時の接触圧が588mN/cmとなるように設定した。
斜毛角θ:30度
食い込み量Y:3mmとし、正移動時の接触圧が550mN/cmとなるように設定した。
斜毛角θ:50度
食い込み量Y:0.5mmとし、正移動時の接触圧が165mN/cmとなるように設定。正逆比は1.6である。
斜毛角θ:50度
食い込み量Y:0.5mmとし、正移動時の接触圧が225mN/cmとなるように設定。
確認として、斜毛角30度まで寝かせてかつ、食い込み量を3mmとして550mN/cm(正逆比率α2.3)で同様の実験を行ったが、同じく一晩放置後、クリープ変形によるピッチムラが発生した。
斜毛角θ:50度
食い込み量Y:2.0mmとし、正移動時の接触圧が500mN/cmとなるように設定した。
斜毛角:20度
正回転時の負荷は、食い込み量1.5mmとし、375mN/cmになるように設定。
上記、追加実験として、トナーが入りにくく、ドラムに傷を発生させにくい条件として、食い込み量を1mmとし、正回転時の負荷を200mN/cmとして同様の評価を行った(正逆比率α:3.2)。
斜毛角:80度
食い込み量0.5mmとし、正回転時の負荷は375mN/cmになるように設定。
上記、追加実験として、ブラシローラ毛倒れが発生しにくい条件として、食い込み量を0.4mmとし、正回転時の負荷を200mN/cmとして同様の評価を行った(正逆比率α:1.1)。
7 クリーニング装置
71 クリーニングブラシ
711 基体
712 ブラシ毛
θ 斜毛角
Claims (6)
- 像担持体と、基体及び該基体に植毛されたブラシ毛を有し、前記像担持体の表面に対して、前記ブラシ毛が相対的に移動することにより前記像担持体をクリーニングするクリーニングブラシとを備えた画像形成装置において、
前記ブラシ毛は、前記ブラシ毛が植毛されている点で前記基体の表面に引いた接線と前記ブラシ毛との、クリーニング時における前記ブラシ毛に対する前記像担持体の相対的な移動方向の下流側における挟み角である植毛角θが鋭角となるように順方向傾斜植毛されており、
前記像担持体と前記クリーニングブラシとのクリーニング時の移動である正移動における前記クリーニングブラシの接触圧PR1に対する前記像担持体と前記クリーニングブラシとの逆移動時における前記クリーニングブラシの接触圧PR2の正逆比α=PR2/PR1が1.5〜3に維持されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記接触圧PR1が200mN/cm〜500mN/cmであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記植毛角θは、20度〜70度であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニングブラシの食い込み量Yは、0mm〜2mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体と前記クリーニングブラシとを相対的に逆移動させる回復手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニングブラシの前記像担持体に対する接触圧を検知する接触圧計と、前記回復手段を制御する制御部とを備え、
前記接触圧計により測定された接触圧が所定値に達したときに、前記制御部は前記回復手段を作動させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010027380A JP5454193B2 (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010027380A JP5454193B2 (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011164381A JP2011164381A (ja) | 2011-08-25 |
JP5454193B2 true JP5454193B2 (ja) | 2014-03-26 |
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ID=44595122
Family Applications (1)
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JP2010027380A Expired - Fee Related JP5454193B2 (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 画像形成装置 |
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Families Citing this family (2)
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JP6711091B2 (ja) * | 2016-04-06 | 2020-06-17 | コニカミノルタ株式会社 | 潤滑剤塗布装置および画像形成装置 |
JP7639446B2 (ja) | 2021-03-25 | 2025-03-05 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05297771A (ja) * | 1992-04-20 | 1993-11-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置のクリーニング装置 |
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2010
- 2010-02-10 JP JP2010027380A patent/JP5454193B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011164381A (ja) | 2011-08-25 |
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