JP5429610B2 - 電子写真用キャリアの製造方法 - Google Patents
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(1) 芯材を被覆するための液体(以下、コート液ということもある)を調製するコート液調整工程及び、該コート液で芯材を被覆処理する被覆工程を含む電子写真用キャリアの製造方法であって、前記コート液調整工程は、ビーズを分離させる分級機を備える分散室内で、少なくとも結着樹脂と固体粒子を含む溶液を0.01mm以上0.5mm以下の径のビーズを用いて分散する分散工程を有するものであり、前記被覆工程は前記分散工程にて作成された分散液をスプレーノズルを用いてキャリア芯材表面にコーティングする工程を有するものであり、該スプレーノズルはコート液放出口が気体噴射口よりもノズル内部に配置されており、気体噴射口の付近にて、気体経路の断面積が一旦狭まり、気体噴射口に向けて広がる構造を有していることを特徴とするキャリアの製造方法。
(2) 前記分散工程の前に、前記ビーズを用いないプレ分散工程をさらに有することを特徴とする前記第(1)項に記載のキャリアの製造方法。
(3) 前記ビーズの真密度が、2.8g/cm3以上であることを特徴とする、前記第(1)項または第(2)項に記載のキャリアの製造方法。
(4)前記スプレーノズルの前記コート液放出口の中心と前記気体噴射口との成す角度が、90〜160度の範囲であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記載のキャリアの製造方法。
(5) 前記コート液放出口から放出されたコート液の速度をV1、前記気体噴射口から噴射された気体の速度をV2としたとき、1/10≧V1/V2≧1/10000の条件を満たすことを特徴とする前記第(1)項乃至第(4)項のいずれかに記載のキャリアの製造方法。
(6) 芯材を被覆するためのコート液を調製するコート液調整手段、及び、該コート液で芯材を被覆処理する被覆手段を含む電子写真用キャリアの製造装置であって、前記コート液調整手段は、ビーズを分離させる分級機を備える分散室内で少なくとも結着樹脂と固体粒子を含む溶液を0.01mm以上0.5mm以下の径のビーズを用いて分散するビーズミル手段であり、前記被覆手段は前記コート液調製手段にて作成された分散液をスプレーノズルを用いてキャリア芯材表面にコーティングするスプレー被覆装置であり、該スプレーノズルはコート液放出口が気体噴射口よりもノズル内部に配置されており、気体噴射口の付近にて、気体経路の断面積が一旦狭まり、気体噴射口に向けて広がる構造を有していることを特徴とするキャリアの製造装置。
(7) 前記ビーズミル手段の上流側に、前記ビーズを用いないプレ分散手段をさらに有することを特徴とする前記第(6)項に記載のキャリアの製造装置。
(8) 前記プレ分散手段と前記ビーズミル手段との間に、液中の粗大粒子を除く1次篩手段をさらに有することを特徴とする前記第(6)項又は第(7)項に記載のキャリアの製造装置。
(9) 前記第(1)項乃至第(5)項のいずれかに記載の製造方法により製造されたことを特徴とする電子写真用キャリア。
(10) トナーと、前記第(9)項に記載の電子写真用キャリアを含むことを特徴とする電子写真用二成分現像剤。
(11) 静電潜像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する手段と、該静電潜像を現像するための現像手段と、を少なくとも備え、該現像手段が前記第(10)項に記載の二成分現像剤を用いるものであることを特徴とする画像形成装置。
着や、非画像部におけるトナーの汚れ(地肌かぶり)を改善することができる。
つまり、目的の分散粒径とするためには、できるだけ小粒径のビーズを用いた方がよいが、従来の分散機で5mm以下の小粒径ビーズを採用することは困難であった。
また、高圧空気を多量に使用する為に設備仕様が制限されたり、エネルギー効率が悪く、コストアップに繋がるなどの問題もある。
本発明で提案のスプレーノズルを使用することで、ある程度被覆樹脂液の供給速度に対してもスプレー噴霧液滴径を小さくすることができ、凝集性の発生を抑え、生産性も確保できる。
なお、噴霧液滴の粒径は、レーザー式粒度分布計測器により以下に示される条件で計測できる。
粒径の算出:SMD(Sauter Mean Diameter)
下記[数1]により算出する。
本発明のコーティング装置としては、キャリアとして公知のもの、例えば、攪拌造粒としては、粉体原料を攪拌羽根によって混合攪拌しながら、バインダー液を加え、粉体同士を付着凝集させる造粒法がある。また通常、転動造粒とは、回転する円筒形ドラム(パン)や皿の中に粉末あるいは粒子を投入し、転動する材料層にバインダーあるいはコーティング液をスプレーする造粒法である。複合型流動層造粒装置は、同一装置内にこれらの攪拌造粒型、転動造粒型、流動層造粒型の各機能を結合或いは融合し、造粒物の形状、密度、粒径などの品質を自在に製造する機能および、混合、造粒、乾燥、コーティングなどの単位操作を目的、用途に応じて任意に操作できる機能を有するものである。
本発明のキャリア用芯材粒子としては、電子写真用二成分キャリアとして公知のもの、例えば、鉄、フェライト、マグネタイト、ヘマタイト、コバルト、鉄系、マグネタイト系、Mn−Mg−Sr系フェライト、Mn系フェライト、Mn−Mgフェライト、Li系フェライト、Mn−Zn系フェライト、Cu−Zn系フェライト、Ni−Zn系フェライト、Ba系フェライトなどキャリアの用途、使用目的に合わせ適宜選択して用いればよく、上記例に限るものではない。
本発明のキャリアの被覆層を形成する樹脂は、一般的にキャリアに用いられるものであれば特に限定はない。例えば、シリコン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、アクリル樹脂とアミノ樹脂の反応生成物、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂変性シリコン樹脂、アクリル変性シリコン樹脂、エポキシ変性シリコン樹脂、ウレタン変性シリコン樹脂などが挙げられるが、特にこれらに限定するものではない。また、被覆樹脂は、1種類を単独で用いても、複数で用いてもよいし、変性タイプにして使用してもよい。
本発明では、固体粒子として、分散用ビーズと濾別でできる程度の小粒径のもの、すなわち一次粒子の平均粒径が5〜500nmのものを好ましく用いることができる、例えば、酸化スズ、酸化インジウムドープした酸化スズ、導電処理した酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛、亜酸化鉄、チタンブラック、カーボンブラックなどの微粒粉体を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。また、針状粉末(酸化チタン、酸化亜鉛など)、燐片状粉末(黒鉛、アルミフレーク、銅フレーク、ニッケルフレークのような金属フレーク、導電処理マイカなど)を用いることができる。これらは、単独でまたは混合して用いることができる。さらに、これらに、疎水化シリカやアルミナ粉のような高抵抗のものを併用することができる。
本発明におけるコート液は、液媒体100重量部中に、0.02〜90重量部の結着樹脂を溶解または分散したものであり、他に固体粒子、及び、所望により用いるその余の成分(例えば樹脂の架橋剤、抵抗調節剤など)を含み得る。結着樹脂に対する固体粒子の割合は、5/100〜600/100の範囲であることが好ましい。結着樹脂を溶解または分散し得る液媒体としては、通常用いられているものであってよく、例えばノルマルへキサン、ケロシンのような石油系溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなケトン系溶媒、メタノール、エタノール、イソプロパノールのようなアルコール系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチルのようなエステル系溶媒、ジエチルエーテルのようなエーテル系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサンのような環状エーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル(登録商標=メチルセロソルブ)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチルセロソルブ(登録商標)のようなグリコールエーテル、ジメチルホルムアミドのような含窒素有機溶媒などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明でいうカラー用とは、一般的にカラー単色で用いられるカラートナーだけではなく、フルカラー用として用いられるイエロー、マゼンダ、シアン、レッド、グリーン、ブルーなどに加え、ブラックトナーも含まれる。さらに、本発明でいうトナーとは、モノクロトナー、カラートナー、フルカラートナーを問わず、一般的にいうトナーを用いることができる。例えば、従来より用いられている混練粉砕型のトナーや、近年用いられるようになってきた多種の重合トナーなどが挙げられる。
本発明の画像形成装置例(例えば、図2〜5に示される画像形成装置)により本発明の画像形成方法を実施する態様について、図2を参照しながら説明する。
・グアナミン溶液(固形分率;70質量%) 26質量部
・酸性触媒(固形分率;40質量%) 1質量部
・シリコン樹脂溶液(固形分率;20質量%) 290質量部
・アミノシラン(固形分率;100質量%) 2質量部
・導電処理酸化チタン粒子(表面;ITO処理,1次粒子径;50nm,
体積固有抵抗;1.0×102Ω・cm) 185質量部
・トルエン 1300質量部
を、循環用タンクに投入し、以下分散条件にて分散処理を行ない、被覆膜形成溶液を得た。
・ビーズミル分散機: ナノゲッター(DMR−L110型)[アシザワ・ファインテック社製、分散室内にビーズ分級機構を有する]
・ビーズ: ジルコニア(真密度;6.0g/cm3)/0.1mm
・ビーズ充填率(嵩): 50%
・ローター線速: 10m/sec
・分散液排出: トルエン押し出し
<2>造粒装置の高さ:120cm
<3>造粒装置のディスク版の直径:40cm
<4>供給エアー温度 60℃
<5>ディスク回転数 0.8m/sec
<6>下部エアー供給量 3m3/min
<7>上部エアー供給量 1m3/min
帯電量;33.1(−μc/g)、体積固有抵抗:11.9[Log(Ω・cm)]の[キャリア1]を得た。その他、運転条件およびその他の特性については表1に記載した。
・結着樹脂:ポリエステル樹脂 100質量部
・離型剤:カルナウバワックス 5質量部
・帯電制御剤:E−84[オリエント化学工業社製] 1質量部
・着色剤:C.I.P.Y.180 8質量部
[参考例1]
電量:32.9(−μc/g),体積固有抵抗:12.3[Log(Ω・cm)]の[キ
ャリア7]を得た。こうして得た[キャリア7]と[トナー1]を、実施例1と同様の方
法により現像剤を製作した。
[実施例7]
[実施例8]
実施例1において、ビーズミル分散の代わりに、ホモジナイザー[PRIMIX社製;T.K.ホモミクサーMARKII]にて、10000rpm、10分の分散処理に変更になったこと以外は同様にしてキャリア化し、帯電量:33.0(−μc/g)、体積固有抵抗:10.7[Log(Ω・cm)]の[キャリア10]を得た。こうして得た[キャリア10]と[トナー1]を、実施例1と同様の方法により現像剤を製作した。
スチレン−メチルメタクリレート−2−エチルヘキシルアクリレート共重合体(モノマー組成重量比=50:40:10、重量平均分子量=65,000)の10wt%トルエン溶液を調製し、キャリア被覆樹脂溶液とした。次に、図7に示す流動床コーティング装置を用い、上記で得られた被覆樹脂溶液を、平均粒径43μm、飽和磁化20emu/gの球形フェライト粒子からなるキャリア芯材(3)1.5kgの表面に図8に示すスプレーノズルを用い塗布し、樹脂被覆キャリアを作製した。この時の攪拌羽根(5)の回転速度は450rpmであり、又、スプレー条件は、スプレーノズルへの空気圧が3.4kg/cm2、流量が48000ml/min.であり、被覆樹脂溶液の供給速度を8.0ml/min.として行なった。
帯電量:31.6(−μc/g),体積固有抵抗:11.7[Log(Ω・cm)]のの[キャリア11]を得た。なお、下記に設備条件を下記<1>〜<5>に示した。
<2>造粒装置の高さ:76cm
<3>造粒装置のディスク版の直径:25cm
<4)供給エアー温度 80℃
<5>下部エアー供給量 1.9m3/min
芯材粒子の平均粒径測定については、マイクロトラック粒度分析計(日機装株式会社製)のSRAタイプを使用し、0.7[μm]以上、125[μm]以下のレンジ設定で行ったものを用いた。
帯電量は、キャリア93重量%に対して、トナー7重量%の割合で混合し、摩擦帯電させたサンプルを、ブローオフ装置TB−200(東芝ケミカル社製)を用いて測定した。
体積固有抵抗は、ギャップ2mmを隔てた平行電極間にキャリアを投入しタッピングした後、両電極間にDC1000Vを印加し、30sec後の抵抗値をハイレジスト計で計測した値を体積抵抗率に変換して求めた。なお、ハイレジスト計の測定可能下限を下回った場合には、実質的には体積固有抵抗値は得られず、ブレークダウンしたものとして扱かった。
市販のデジタルフルカラープリンター(株式会社リコー製、imagio MP C5000)改造機に現像剤をセットし、画像面積5%のA4画像を1枚/JOBで1000枚出力した後、画像面積0%のA3画像を出力し、地肌部のトナーかぶり状態を観察し、「トナーかぶり全くなし」を◎、「ほとんど判らない」を○、「若干見られる」を△、「はっきりと見られる」を×として判定し、◎、○、△を合格とし、×を不合格とした。
市販のデジタルフルカラープリンター(株式会社リコー製、imagio MP C5000)改造機に現像剤をセットし、単色による300,000枚のランニング評価を行った。そして、このランニングを終えた現像剤のベタキャリア付着を評価した。
1 被覆樹脂液放出口
1a ノズル間距離
1b 該被覆樹脂液放出口の中心と該気体噴射口との成す角度
1c 気体噴射部の最大断面積
1d 最小断面積
1e 先端部断面積
2 気体噴射口
3 被覆樹脂液経路
4 ニードル
4a ニードル頂面
5 気体経路
6 ノズル外筒
6a 外筒の内壁
(図2〜5)
10 感光体(感光体ドラム)
10K ブラック用感光体
10Y イエロー用感光体
10M マゼンタ用感光体
10C シアン用感光体
14 支持ローラ
15 支持ローラ
16 支持ローラ
17 中間転写クリーニング装置
18 画像形成手段
20 ローラ帯電手段
21 露光手段
22 二次転写手段
23 ローラ
24 二次転写ベルト
25 定着手段
26 定着ベルト
27 加圧ベルト
28 シート反転装置
30 露光手段
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取りセンサ
40 現像手段
41 現像ベルト
42K 現像剤収容部
42Y 現像剤収容部
42M 現像剤収容部
42C 現像剤収容部
43K 現像剤供給ローラ
43Y 現像剤供給ローラ
43M 現像剤供給ローラ
43C 現像剤供給ローラ
44K 現像ローラ
44Y 現像ローラ
44M 現像ローラ
44C 現像ローラ
45K ブラック用現像手段(現像ユニット)
45Y イエロー用現像手段(現像ユニット)
45M マゼンタ用現像手段(現像ユニット)
45C シアン用現像手段(現像ユニット)
49 レジストローラ
50 中間転写体
51 ローラ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
54 手差しトレイ
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排出トレイ
58 コロナ帯電器
59 帯電手段
60 クリーニング手段
61 現像手段
62 転写帯電器
63 感光体クリーニング手段
64 除電器
70 除電手段(除電ランプ)
80 転写ローラ
90 クリーニング手段
95 転写紙
100 画像形成装置
101 プロセスカートリッジ
110 ベルト式定着装置
120 タンデム型現像手段
130 原稿台
142 給紙ローラ
143 ペーパーバンク
144 給紙カセット
145 分離ローラ
146 給紙路
147 搬送ローラ
148 給紙路
150 複写装置本体
200 給紙テーブル
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置(ADF)
(図6)
1 造粒筒
2 粉体流動層形成部
3 液ポンプ
4 スプレーノズル
5 回転ディスク板
6 調湿装置
7 ブロアー
8 下部エアー供給管
9 調湿装置
10 ブロアー
11 上部エアー供給管
12 排気管
13 内筒管
14 サイクロン
(図7)
1 給気ブロワー
2 流動化ベッド室
3 キャリア芯材
4 回転ディスク
5 攪拌羽根
6 スプレーノズル
7 圧縮空気
8 バグフィルター
9 排気ブロワー
10 ヒーター
11 被覆樹脂溶液
Claims (11)
- 芯材を被覆するための液体(以下、コート液ということもある)を調製するコート液調整工程及び、該コート液で芯材を被覆処理する被覆工程を含む電子写真用キャリアの製造方法であって、前記コート液調整工程は、ビーズを分離させる分級機を備える分散室内で、少なくとも結着樹脂と固体粒子を含む溶液を0.01mm以上0.5mm以下の径のビーズを用いて分散する分散工程を有するものであり、前記被覆工程は前記分散工程にて作成された分散液をスプレーノズルを用いてキャリア芯材表面にコーティングする工程を有するものであり、該スプレーノズルはコート液放出口が気体噴射口よりもノズル内部に配置されており、気体噴射口の付近にて、気体経路の断面積が一旦狭まり、気体噴射口に向けて広がる構造を有していることを特徴とするキャリアの製造方法。
- 前記分散工程の前に、前記ビーズを用いないプレ分散工程をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のキャリアの製造方法。
- 前記ビーズの真密度が、2.8g/cm3以上であることを特徴とする、請求項1または2に記載のキャリアの製造方法。
- 前記スプレーノズルの前記コート液放出口の中心と前記気体噴射口との成す角度が、90〜160度の範囲であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のキャリアの製造方法。
- 前記コート液放出口から放出されたコート液の速度をV1、前記気体噴射口から噴射された気体の速度をV2としたとき、1/10≧V1/V2≧1/10000の条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のキャリアの製造方法。
- 芯材を被覆するためのコート液を調製するコート液調整手段、及び、該コート液で芯材を被覆処理する被覆手段を含む電子写真用キャリアの製造装置であって、前記コート液調整手段は、ビーズを分離させる分級機を備える分散室内で少なくとも結着樹脂と固体粒子を含む溶液を0.01mm以上0.5mm以下の径のビーズを用いて分散するビーズミル手段であり、前記被覆手段は前記コート液調製手段にて作成された分散液をスプレーノズルを用いてキャリア芯材表面にコーティングするスプレー被覆装置であり、該スプレーノズルはコート液放出口が気体噴射口よりもノズル内部に配置されており、気体噴射口の付近にて、気体経路の断面積が一旦狭まり、気体噴射口に向けて広がる構造を有していることを特徴とするキャリアの製造装置。
- 前記ビーズミル手段の上流側に、前記ビーズを用いないプレ分散手段をさらに有することを特徴とする請求項6に記載のキャリアの製造装置。
- 前記プレ分散手段と前記ビーズミル手段との間に、液中の粗大粒子を除く1次篩手段をさらに有することを特徴とする請求項6又は7に記載のキャリアの製造装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の製造方法により製造されたことを特徴とする電子写真用キャリア。
- トナーと、請求項9に記載の電子写真用キャリアを含むことを特徴とする電子写真用二成分現像剤。
- 静電潜像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成する手段と、該静電潜像を現像するための現像手段と、を少なくとも備え、該現像手段が請求項10に記載の二成分現像剤を用いるものであることを特徴とする画像形成装置。
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