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JP5428675B2 - 二次電池の保護回路、バッテリーパック及び電子機器 - Google Patents

二次電池の保護回路、バッテリーパック及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、リチウムイオン二次電池などの二次電池を過充電から保護するための保護回路、当該保護回路を備えたバッテリーパック及び当該バッテリーパックを備えた電子機器に関する。特に、本発明は、二次電池の電圧及び温度に基づいて二次電池を過充電から保護するための保護回路、当該保護回路を備えたバッテリーパック及び当該バッテリーパックを備えた電子機器に関する。
携帯型の電子機器にはリチウムイオン二次電池が用いられていることが多い。リチウムイオン二次電池は、過充電すると金属リチウムが析出して事故を起こす危険性があり、また過放電すると繰り返し充放電使用回数が低下するなどの問題点を有している。従って、一般に、二次電池と機器本体との間の充放電経路に保護スイッチを設け、二次電池の電圧が所定の過充電電圧以上であるとき又は所定の過放電電圧以下であるときに保護スイッチをオフにし、二次電池の過充電及び過放電を行わないように制御している(例えば、特許文献1参照。)。
また、特許文献2には、二次電池の過充電、過放電、過電流を検出して前記二次電池と負荷又は充電装置との間の配線に設けられた第一及び第二のスイッチ素子のオン/オフを制御する保護回路を備えた電池パックにおいて、前記二次電池の近傍に配設され前記二次電池と並列接続されたサーミスタと抵抗の直列回路と、前記保護回路内で、前記サーミスタと抵抗の接続点の電圧を所定温度に対応する基準電圧と比較するコンパレータと、前記抵抗と前記二次電池の負極との間に接続された第三のスイッチ素子とを有し、前記保護回路は、前記二次電子の過放電が検出されたとき、前記第一のスイッチ素子と前記第三のスイッチ素子とをオフにすることを特徴とする電池パックが開示されている。これにより、二次電池の温度保護を高精度に行うことができる。
しかしながら、近年発生している二次電池の発火事故を契機に、リチウムイオン二次電池のより安全な利用に関する指針の策定の必要性が高まっている。本発明の目的は以上の問題点を解決し、二次電池を従来技術に比較してより安全に利用するための二次電池の保護回路、当該保護回路を備えたバッテリーパック及び当該バッテリーパックを備えた電子機器を提供することにある。
第1の発明に係る二次電池の保護回路は、二次電池の温度を検出して当該検出結果を示す検出信号を出力する温度検出手段と、上記検出信号に基づいて、上記検出された温度が所定の標準温度域上限温度以上であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記標準温度域上限温度未満であるときは所定の第1の過充電アラーム電圧を選択する一方、上記標準温度域上限温度以上であるときは上記第1の過充電アラーム電圧より小さい所定の第2の過充電アラーム電圧を選択し、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるか否かを示す出力信号を出力する過充電アラーム判定手段と、上記過充電アラーム判定手段からの出力信号に基づいて、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるときにアラーム信号を発生して出力するアラーム信号発生手段とを備えたことを特徴とする。
上記二次電池の保護回路において、上記過充電アラーム判定手段はさらに、上記検出信号に基づいて、上記検出された温度が所定の標準温度域下限温度以下であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記標準温度域下限温度より高いときは上記第1の過充電アラーム電圧を選択する一方、上記標準温度域下限温度以下であるときは上記第1の過充電アラーム電圧より小さい所定の第3の過充電アラーム電圧を選択することを特徴とする。
また、上記二次電池の保護回路において、上記アラーム信号発生手段は、上記検出信号に基づいて、上記検出された温度が上記標準温度域上限温度より高い所定の上限充電温度以上又は上記標準温度域下限温度より低い所定の下限充電温度以下であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記上限充電温度以上又は上記下限充電温度以下であるときは、上記二次電池の電圧に関わらず上記アラーム信号を発生することを特徴とする。
さらに、上記二次電池の保護回路において、上記二次電池の電圧が所定の過充電検出電圧以上であるか否かを検出する過充電検出手段と、上記二次電池の充電電流が所定の第1の電流値以上であるか否かを検出する充電過電流検出手段と、上記二次電池の電圧が上記過充電検出電圧以上であること、及び上記二次電池の充電電流が上記第1の電流値以上であることのうちの少なくとも一方であるときに、上記二次電池の充電経路を遮断するように制御するための第1の制御信号を発生する第1の信号発生手段と、上記二次電池の電圧が所定の過放電検出電圧以下であるか否かを検出する過放電検出手段と、上記二次電池の放電電流が所定の第2の電流値以上であるか否かを検出する放電過電流検出手段と、上記二次電池の電圧が上記過放電検出電圧以下であること、及び上記二次電池の放電電流が上記第2の電流値以上であることのうちの少なくとも一方であるときに、上記二次電池の放電経路を遮断するように制御するための第2の制御信号を発生する第2の信号発生手段とをさらに備えたことを特徴とする。
またさらに、上記二次電池の保護回路において、上記アラーム信号発生手段は、上記検出された温度が上記下限充電温度より高くかつ上記上限充電温度未満であり、かつ上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるときは、所定の第1のレベルを有するアラーム信号を発生し、上記検出された温度が上記下限充電温度より高くかつ上記上限充電温度未満であり、かつ上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧未満であるときは、所定の第2のレベルを有するアラーム信号を発生し、上記検出された温度が上記上限充電温度以上又は上記下限充電温度以下であるときは、上記二次電池の電圧に関わらずパルス信号のアラーム信号を発生することを特徴とする。
また、上記二次電池の保護回路において、上記アラーム信号発生手段は、上記検出された温度が上記下限充電温度より高くかつ上記上限充電温度未満であり、かつ上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるときは、所定の第1のレベルを有するアラーム信号を発生し、上記検出された温度が上記下限充電温度より高くかつ上記上限充電温度未満であり、かつ上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧未満であるときは、所定の第2のレベルを有するアラーム信号を発生し、上記検出された温度が上記上限充電温度以上又は上記下限充電温度以下であるときは、上記二次電池の電圧に関わらず所定の第3のレベルを有するアラーム信号を発生することを特徴とする。
第2の発明に係るバッテリーパックは、二次電池と、上記二次電池の保護回路とを備えたことを特徴とする。
第3の発明に係る電子機器は、上記バッテリーパックを備えたことを特徴とする。
本発明に係る二次電池の保護回路、バッテリーパック及び電子機器によれば、二次電池の検出された温度を示す検出信号に基づいて、上記検出された温度が所定の標準温度域上限温度以上であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記標準温度域上限温度未満であるときは所定の第1の過充電アラーム電圧を選択する一方、上記標準温度域上限温度以上であるときは上記第1の過充電アラーム電圧より小さい所定の第2の過充電アラーム電圧を選択し、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるか否かを示す出力信号を出力する過充電アラーム判定手段と、上記過充電アラーム判定手段からの出力信号に基づいて、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるときにアラーム信号を発生して出力するアラーム信号発生手段とを備えたので、特に標準温度域上限温度以上での過充電を防止し、従来技術に比較して安全な充電が可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るバッテリーパック1の構成を示すブロック図である。 図1の充放電保護回路10の回路図である。 図2の充放電保護回路10からローレベルのアラーム信号Saが出力される領域A1、パルス信号のアラーム信号Saが出力される領域A2及びハイレベルのアラーム信号Saが出力される領域A3を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る充放電保護回路10Aの回路図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
第1の実施形態.
図1は、本発明の第1の実施形態に係るバッテリーパック1の構成を示すブロック図であり、図2は、図1の充放電保護回路10の回路図である。また、図3は、図2の充放電保護回路10からローレベルのアラーム信号Saが出力される領域A1、パルス信号のアラーム信号Saが出力される領域A2及びハイレベルのアラーム信号Saが出力される領域A3を示すグラフである。
図1において、バッテリーパック1はデジタルカメラなどの携帯型の電子機器に搭載され、直列に接続された2個のリチウムイオン二次電池であるセル3a及び3bを備えた二次電池3と、充放電保護回路10と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタにてなる充電制御用FET(Field Effect Transistor)Q1と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタにてなる放電制御用FET Q2と、抵抗R1〜R4と、コンデンサC1,C2と、サーミスタTHとを備えて構成される。ここで、セル3aの負極端子とセル3bの正極端子とは互いに接続されている。また、セル3bの負極端子は放電制御用FET Q2及び充電制御用FET Q1を介してバッテリーパック1の端子Tmに接続され、セル3aの正極端子はバッテリーパック1の端子Tpに接続されている。
充電制御用FET Q1及び放電制御用FET Q2の各ドレインは共通接続され、充電制御用FET Q1のソースは端子Tmに接続され、放電制御用FET Q2のソースはセル3bの負極端子に接続されている。また、充電制御用FET Q1のゲートは充放電保護回路10の端子Coutに接続され、放電制御用FET Q2のゲートは充放電保護回路10の端子Doutに接続されている。
また、サーミスタTHは負の温度係数を有するNTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタであって、バッテリーパック1内で二次電池3の近傍に配置されて二次電池3と熱結合されており、二次電池3の表面温度を検出する。サーミスタTHの一端はセル3aの正極端子に接続され、他端は充放電保護回路10の端子Thinに接続される。さらに、充放電保護回路10の消費電流を削減するために、サーミスタTHの他端は、基準抵抗である抵抗R4を介して充放電保護回路10の端子Rinに接続されている。以上のように構成することにより、二次電池3の表面温度が高いほど、高い電圧レベルを有する信号が端子Thinに出力される。
また、抵抗R1とコンデンサC1との直列接続回路はセル3aの正極端子とセル3bの負極端子との間に接続され、抵抗R1とコンデンサC1との間の接続点は充放電保護回路10の端子Vddに接続されている。さらに、抵抗R2とコンデンサC2との直列接続回路はセル3bの正極端子とセル3bの負極端子との間に接続され、抵抗R2とコンデンサC2との間の接続点は充放電保護回路10の端子Vcに接続されている。そして、セル3bの負極端子は充放電保護回路10の端子Vssに接続されている。
さらに、抵抗R3は端子Tmと充放電保護回路10の端子V−との間に接続される。また、詳細後述するように、充放電保護回路10によって発生されたアラーム信号Saは、充放電保護回路10の端子Aoutを介して充電器2に出力される。二次電池3の充電時には端子Tpと端子Tmとの間に充電器2が接続され、充電器2はアラーム信号Saに従って所定の動作を行う。
図2において、充放電保護回路10は、コンパレータ31〜34及び抵抗R10〜R17を備えた温度検出回路100と、コンパレータ13,21,35〜38と、過充電アラーム判定回路39,40と、抵抗R18〜R22と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタQ3〜Q5と、直流電圧源60〜63と、ノアゲートと51〜53と、発振回路16と、カウンタ回路17と、ロジック回路18,20と、短絡検出回路14と、レベルシフト回路19と、遅延時間短縮回路23と、遅延回路25と、ロジック回路90及びPチャネル型MOS電界効果トランジスタ91を備えたアラーム信号発生回路200とを備えて構成される。
ここで、本実施形態において、図3に示すように二次電池3の低温度域、標準温度域、高温度域が予め設定されており、低温度域の下限値を下限充電温度Talmlと定義し、標準温度域の下限値及び上限値を標準温度域下限温度Tswl及び標準温度域上限温度Tswhとそれぞれ定義し、高温度域の上限値を上限充電温度Talmhと定義する。
図2において、温度検出回路100は、二次電池3の表面温度が図3の下限充電温度Talml以下か、低温度域内か、標準温度域内か、高温度域内か、又は上限充電温度Talm以上かを検出する。具体的には、ヒステリシス特性を有するコンパレータ31の非反転入力端子は端子Thinに接続され、反転入力端子は端子Vssと端子Vddとの間に直列に接続された抵抗R10及びR11の接続点に接続され、出力端子はロジック回路90及びノアゲート52の第1の入力端子に接続されている。また、ヒステリシス特性を有するコンパレータ32の非反転入力端子は端子Thinに接続され、反転入力端子は端子Vssと端子Vddとの間に直列に接続された抵抗R12及びR13の接続点に接続され、出力端子はロジック回路90と、過充電アラーム判定回路39,40に接続されている。さらに、ヒステリシス特性を有するコンパレータ33の反転入力端子は端子Thinに接続され、非反転入力端子は端子Vssと端子Vddとの間に直列に接続された抵抗R14及びR15の接続点に接続され、出力端子はロジック回路90と、過充電アラーム判定回路39,40に接続されている。また、ヒステリシス特性を有するコンパレータ34の反転入力端子は端子Thinに接続され、非反転入力端子は端子Vssと端子Vddとの間に直列に接続された抵抗R16及びR17の接続点に接続され、出力端子はロジック回路90及びノアゲート52の第2の入力端子に接続されている。
本実施形態において、図2の抵抗R10及びR11の各抵抗値は、コンパレータ31の反転入力端子に上限充電温度Talmhに対応する基準電圧が出力されるように設定され、抵抗R12及びR13の各抵抗値は、コンパレータ32の反転入力端子に標準温度域上限温度Tswhに対応する基準電圧が出力されるように設定されている。また、抵抗R14及びR15の各抵抗値は、コンパレータ33の非反転入力端子に標準温度域下限温度Tswlに対応する基準電圧が出力されるように設定され、抵抗R16及びR17の各抵抗値は、コンパレータ34の非反転入力端子に下限充電温度Talmlに対応する基準電圧が出力されるように設定されている。
また、図2において、ヒステリシス特性を有するコンパレータ35は、セル3aの電圧が所定の過充電検出電圧Vd1(図3参照。)以上であるか否かを判断し、セル3aの電圧が過充電検出電圧Vd1以上であるときにはハイレベルの信号をノアゲート51の第1の入力端子する一方、過充電検出電圧Vd1未満であるときにはローレベルの信号をノアゲート51の第1の入力端子に出力する。具体的には、コンパレータ35の非反転入力端子は直流電圧源60を介して端子Vddに接続され、反転入力端子は端子Vdd及び端子Vcの間に接続された分圧用の抵抗R18の所定の分圧点に接続されている。ここで、抵抗R18の分圧点は、コンパレータ35の反転入力端子に過充電検出電圧Vd1に対応する基準電圧が出力されるように設定される。さらに、コンパレータ35の出力端子はノアゲート51の第1の入力端子に接続される。
さらに、図2において、コンパレータ36は、セル3aの電圧が所定の過放電検出電圧Vd2以下であるか否かを判断し、セル3aの電圧が過放電検出電圧Vd2以下であるときにはハイレベルの出力信号をノアゲート53の第1の入力端子に出力する一方、過放電検出電圧Vd2より大きいときにはローレベルの出力信号をノアゲート53の第1の入力端子に出力する。具体的には、コンパレータ36の反転入力端子は直流電圧源60を介して端子Vddに接続され、非反転入力端子は端子Vdd及び端子Vcの間に接続された分圧用の抵抗R20の所定の分圧点に接続されている。ここで、抵抗R20の分圧点は、コンパレータ36の非反転入力端子に過放電検出電圧Vd2に対応する基準電圧が出力されるように設定される。さらに、コンパレータ36の出力端子はノアゲート53の第1の入力端子に接続される。
また、図2において、ヒステリシス特性を有するコンパレータ37は、セル3bの電圧が所定の過充電検出電圧Vd1(図3参照。)以上であるか否かを判断し、セル3bの電圧が過充電検出電圧Vd1以上であるときにはハイレベルの出力信号をノアゲート51の第2の入力端子に出力する一方、過充電検出電圧Vd1未満であるときにはローレベルの出力信号をノアゲート51の第2の入力端子に出力する。具体的には、コンパレータ37の反転入力端子は直流電圧源61を介して端子Vssに接続され、非反転入力端子は端子Vc及び端子Vssの間に接続された分圧用の抵抗R19の所定の分圧点に接続されている。ここで、抵抗R19の分圧点は、コンパレータ37の非反転入力端子に過充電検出電圧Vd1に対応する基準電圧が出力されるように設定される。さらに、コンパレータ37の出力端子はノアゲート51の第2の入力端子に接続される。
さらに、図2において、コンパレータ38は、セル3bの電圧が所定の過放電検出電圧Vd2以下であるか否かを判断し、セル3bの電圧が過放電検出電圧Vd2以下のときにはハイレベルの出力信号をノアゲート53の第2の入力端子に出力する一方、過放電検出電圧Vd2より大きいときにはローレベルの出力信号をノアゲート53の第2の入力端子に出力する。具体的には、コンパレータ38の非反転入力端子は直流電圧源61を介して端子Vssに接続され、反転入力端子は端子Vc及び端子Vssの間に接続された分圧用の抵抗R21の所定の分圧点に接続されている。ここで、抵抗R21の分圧点は、コンパレータ38の反転入力端子に過放電検出電圧Vd2に対応する基準電圧が出力されるように設定される。さらに、コンパレータ38の出力端子はノアゲート53の第2の入力端子に接続される。
図2において、過充電アラーム判定回路39は、コンパレータ32,33からの各出力信号に基づいて、過充電アラーム電圧Va1,Va2,Va3(図3参照。)のうちから1つの過充電アラーム電圧を選択し、セル3aの電圧が選択された過充電アラーム電圧以上であるか否かを判断し、セル3aの電圧が選択された過充電アラーム電圧以上であるときにはハイレベルの出力信号をノアゲート52の第3の入力端子に出力する一方、過充電アラーム電圧未満であるときにはローレベルの出力信号をノアゲート52の第3の入力端子に出力する。ここで、図3に示すように、過充電アラーム電圧Va1,Va2,Va3及び過充電検出電圧Vd1は、Va3<Va2<Va1<Vd1を満たすように予め設定されている。具体的には、図2において、過充電アラーム判定回路39は、二次電池3の表面温度が標準温度域下限温度Tswl以下であるときは、抵抗R18の分圧点を過充電アラーム電圧Va3が出力されるように切り換え、二次電池3の表面温度が標準温度域下限温度Tswlより高くかつ標準温度域上限温度Tswh未満のときには、抵抗R18の分圧点を過充電アラーム電圧Va1が出力されるように切り換え、二次電池3の表面温度が標準温度域上限温度Tswh以上であるときには、抵抗R18の分圧点を過充電アラーム電圧Va2が出力されるように切り換える。
また、図2において、過充電アラーム判定回路40は、コンパレータ32,33からの各出力信号に基づいて、過充電アラーム電圧Va1,Va2,Va3(図3参照。)のうちから1つの過充電アラーム電圧を選択し、セル3bの電圧が選択された過充電アラーム電圧以上であるか否かを判断し、セル3bの電圧が選択された過充電アラーム電圧以上であるときにはハイレベルの出力信号をノアゲート52の第4の入力端子に出力する一方、過充電アラーム電圧未満であるときにはローレベルの出力信号をノアゲート52の第4の入力端子に出力する。具体的には、図2において、過充電アラーム判定回路40は、二次電池3の表面温度が標準温度域下限温度Tswl以下であるときは、抵抗R19の分圧点を過充電アラーム電圧Va3が出力されるように切り換え、二次電池3の表面温度が標準温度域下限温度Tswlより高くかつ標準温度域上限温度Tswh未満のときには、抵抗R19の分圧点を過充電アラーム電圧Va1が出力されるように切り換え、二次電池3の表面温度が標準温度域上限温度Tswh以上であるときには、抵抗R19の分圧点を過充電アラーム電圧Va2が出力されるように切り換える。
さらに、ノアゲート51からの出力信号は発振回路16及びロジック回路18に出力され、ノアゲート52からの出力信号は発振回路16及びロジック回路90に出力され、ノアゲート53からの出力信号は発振回路16及びロジック回路20に出力される。
また、図2において、コンパレータ21は二次電池3の充電電流が所定の第1の電流値以上であるか否かを検出する充電過電流検出回路であって、充電電流が第1の電流値以上であるときにローレベルの出力信号を発振回路16及びロジック回路18に出力する一方、充電電流が所定の第1の電流値未満であるときにハイレベルの出力信号を発振回路16及びロジック回路18に出力する。具体的には、コンパレータ21の非反転入力端子は直流電圧源62を介して端子V−に接続され、反転入力端子は端子Vssに接続されている。
またさらに、図2において、コンパレータ13は二次電池3の放電電流が所定の第2の電流値以上であるか否かを検出する放電過電流検出回路であって、放電電流が第2の電流値以上であるときにローレベルの出力信号を発振回路16及びロジック回路20に出力する一方、放電電流が第2の電流値未満であるときにハイレベルの出力信号を発振回路16及びロジック回路20に出力する。具体的には、コンパレータ13の非反転入力端子は直流電圧源63を介して端子Vssに接続され、反転入力端子は端子V−に接続されている。
短絡検出回路14は、端子V−の電圧に基づいて二次電池3が短絡しているか否かを検出し、短絡しているときにはローレベルの出力信号を遅延回路25を介してロジック回路20に出力する一方、短絡していないときにはハイレベルの出力信号を遅延回路25を介してロジック回路20に出力する。
Nチャネル型MOS電界効果トランジスタQ3及びQ4の各ドレインは抵抗R22を介して接続され、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタQ3のソースは端子Vssに接続され、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタQ4のソースは端子V−に接続されている。また、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタQ5のドレインは端子Rinに接続され、ソースは端子Vssに接続され、ゲートに電圧ENが印加されている。なお、二次電池3の充電中は、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタQ5はオンされている。
発振回路16は、ノアゲート51〜53及びコンパレータ13,23からの出力信号のうちの少なくとも1つの電圧レベルがローレベルであるときに発振して、所定のクロック信号を発生してカウンタ回路17に出力する。カウンタ回路17は、クロック信号を計数して計数結果の計数信号をロジック回路18,20及び90に出力する。遅延時間短縮回路23は、端子V−の電圧に基づいて、発振回路16によって発生されるクロック信号の周波数を変化させる。
信号発生回路であるロジック回路18は、ノアゲート51及びコンパレータ21からの各出力信号の電圧レベルがハイレベルであるときに、ハイレベルの制御信号をレベルシフト回路19を介して端子Cout及びNチャネル型MOS電界効果トランジスタQ4のゲートに出力する。一方、ノアゲート51及びコンパレータ21からの各出力信号のうちの少なくとも1つの電圧レベルがローレベルである場合に、カウンタ回路17からの計数値が所定の計数値以上であるときに、ローレベルの制御信号をレベルシフト回路19を介して端子Cout及びNチャネル型MOS電界効果トランジスタQ4のゲートに出力する。これにより、ロジック回路18は、セル3a及び3bのうちの少なくとも一方の電圧が過充電検出電圧Vd1以上かつ/又はセル3a及び3bのうちの少なくとも一方の充電電流が上記第1の電流値以上であるときに、二次電池3の充電経路を遮断するように制御するためのローレベルの制御信号を発生して端子Coutに出力する。
信号発生回路であるロジック回路20は、ノアゲート53及びコンパレータ13からの各出力信号の電圧レベルがハイレベルであるときに、ハイレベルの制御信号を端子Dout及びNチャネル型MOS電界効果トランジスタQ3のゲートに出力する。一方、ノアゲート53及びコンパレータ13からの各出力信号のうちの少なくとも1つの電圧レベルがローレベルである場合に、カウンタ回路17からの計数値が所定の計数値以上であるときに、ローレベルの制御信号を端子Dout及びNチャネル型MOS電界効果トランジスタQ3のゲートに出力する。これにより、ロジック回路20は、セル3a及び3bのうちの少なくとも一方の電圧が過放電検出電圧Vd2以下かつ/又はセル3a及び3bのうちの少なくとも一方の放電電流が上記第2の電流値以上であるときに、二次電池3の放電経路を遮断するように制御するためのローレベルの制御信号を発生して端子Doutに出力する。
アラーム信号発生回路200において、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ91のドレインは端子Aoutに接続され、ソースは端子Vddに接続されている。ロジック回路90は、ノアゲート52からの出力信号がハイレベルであるときには、ローレベルの信号をPチャネル型MOS電界効果トランジスタ91のゲートに出力し、これにより、ハイレベルのアラーム信号Saが端子Aoutから出力される。また、ロジック回路90は、ノアゲート52からの出力信号がローレベルであるときには、コンパレータ31〜34からの各出力信号に基づいて二次電池3の表面温度が(a)下限充電温度Talml以下又は上限充電温度Talmh以上であるか、又は(b)下限充電温度Talmlより高くかつ上限充電温度Talmh未満であるかを判断する。そして、二次電池3の表面温度が下限充電温度Talml以下又は上限充電温度Talmh以上であるときには、パルス信号を発生してPチャネル型MOS電界効果トランジスタ91のゲートに出力し、これにより、パルス信号のアラーム信号Saが端子Aoutから出力される。また、二次電池3の表面温度が下限充電温度Talmlより高くかつ上限充電温度Talmh未満であるときには、ハイレベルの出力信号をPチャネル型MOS電界効果トランジスタ91のゲートに出力し、これにより、ローレベルのアラーム信号Saが端子Aoutから出力される。
次に、以上のように構成された充放電保護回路10の動作を説明する。
セル3a及び3bの各電圧が過放電検出電圧Vd2より大きく、かつ二次電池3の表面温度及びセル3aの電圧と、二次電池3の表面温度及びセル3bの電圧とが図3の領域A3内にある通常状態では、端子Cout及び端子Doutからハイレベルの出力信号が出力され、充電制御用FET Q1及び放電制御用FET Q2はオンされる。従って、二次電池3を充電及び放電可能である。また、ハイレベルのアラーム信号Saが出力され、これに応答して、充電器2はバッテリーパックが通常状態であると判断する。
また、二次電池3の表面温度が標準温度域内であり、かつセル3a及び3bのうちの少なくとも一方の電圧が過充電検出電圧Vd1以上であるときは、端子Doutからハイレベルの出力信号が出力され、端子Coutからローレベルの出力信号が出力される。これに応答して、充電制御用FET Q1はオンされ、充電が停止される。また、ローレベルのアラーム信号が端子Aoutから出力され、これに応答して、充電器2は充電を停止する。
さらに、二次電池3の表面温度が標準温度域内であり、かつセル3a及び3bのうちの少なくとも一方の電圧が過放電検出電圧Vd2以下であるときは、端子Coutからハイレベルの出力信号が出力され、端子Doutからローレベルの出力信号が出力される。これに応答して、放電制御用FET Q2はオフされ、放電が停止される。また、ハイレベルのアラーム信号Saが出力され、充電器2は充放電の制御を行わない。
またさらに、二次電池3の表面温度が標準温度域内であり、かつ放電過電流が検出されたときは、端子Coutからハイレベルの出力信号が出力され、端子Doutからローレベルの出力信号が出力される。これに応答して、放電制御用FET Q2はオフされ、放電が停止される。また、ハイレベルのアラーム信号Saが出力され、充電器2は充放電の制御を行わない。
また、二次電池3の表面温度が標準温度域内であり、かつ充電過電流が検出されたときは、端子Coutからローレベルの出力信号が出力され、端子Doutからハイレベルの出力信号が出力される。これに応答して、充電制御用FET Q1はオフされ、放電が停止される。また、ハイレベルのアラーム信号Saが出力され、充電器2は充放電の制御を行わない。
さらに、二次電池3の表面温度が上限充電温度Talmh以上であり、かつセル3a及び3bの各電圧が過放電検出電圧Vd2より大きくかつ過充電検出電圧Vd1未満であるときには、端子Cout及び端子Doutからハイレベルの各出力信号が出力される。これに応答して、充電制御用FET Q1及び放電制御用FET Q2はオンされ、二次電池3を充電及び放電可能である。また、パルス信号のアラーム信号Saが出力され、これに応答して、充電器2は二次電池3の温度異常を検出して充電を停止する。
またさらに、二次電池3の表面温度が下限充電温度Talml以下であり、かつセル3a及び3bの各電圧が過放電検出電圧Vd2より大きくかつ過充電検出電圧Vd1未満であるときには、端子Cout及び端子Doutからハイレベルの各出力信号が出力される。これに応答して、充電制御用FET Q1及び放電制御用FET Q2はオンされ、二次電池3を充電及び放電可能である。また、パルス信号のアラーム信号Saが出力され、これに応答して、充電器2は二次電池3の温度異常を検出して充電を停止する。
一般に、高温度域での充電反応は二次電池3の正極の結晶構造の安定性に起因して安全性を低下させる。また、低温度域での充電反応では物質移動速度が減少し、二次電池3の負極の炭素中へのリチウムイオンの挿入が遅くなるため、負極炭素上でリチウムが析出する可能性が高まる。このため、安全性の観点から高温度域及び低温度域での充電は標準温度域内での充電よりも厳しい条件で行うことが望ましい。本実施形態によれば、二次電池3の表面温度が高温度域内であるときには、セル3a及び3bの各電圧は、過充電検出アラームVa1よりも小さい過充電アラーム電圧Va2と比較される。そして、セル3a及び3bの各電圧のうちの少なくとも一方が過充電アラーム電圧Va2以上であるときに、ローレベルのアラーム信号Saが出力される。また、二次電池3の表面温度が低温度域内であるときには、セル3a及び3bの各電圧は過充電検出アラームVa1よりも小さい過充電アラーム電圧Va3と比較される。そして、セル3a及び3bの各電圧のうちの少なくとも一方が過充電アラーム電圧Va3以上であるときに、ローレベルのアラーム信号Saが出力される。従って、従来技術に比較して二次電池3を安全に利用できる。
また、二次電池3の表面温度が上限充電温度Talmh以上又は加減充電温度Talml以下であるときは、セル3a及び3bの電圧に関わらずパルス信号のアラーム信号Saが出力される。例えば、二次電池3の表面温度が高温度域内でありかつセル3a及び3bのうちの少なくとも一方の電圧が過充電アラーム電圧Va2以上である状態から、二次電池3の表面温度がさらに上昇して上限充電温度Talmh以上になると、アラーム信号Saはローレベルの信号からパルス信号に切り換えられる。また、二次電池3の表面温度が定温度域内でありかつセル3a及び3bのうちの少なくとも一方の電圧が過充電アラーム電圧Va3以上である状態から、二次電池3の表面温度がさらに低下して下限充電温度Talml以下になると、アラーム信号Saはローレベルの信号からパルス信号に切り換えられる。パルス信号のアラーム信号Saに応答して、充電器3は充電を停止し外部装置に温度異常を通知する信号を出力するなどの処理を行う。
本実施形態によれば、セル3a及び3bの各電圧及び二次電池3の表面温度に基づいて、ハイレベル、ローレベル又はパルス信号のアラーム信号Saが出力されるので、従来技術に比較して二次電池3を異常な温度及び過充電から保護して安全に充電できる。
第2の実施形態.
図4は、本発明の第2の実施形態に係る充放電保護回路10Aの回路図である。充放電保護回路10Aは、第1の実施形態に係る充放電保護回路10に比較して、アラーム信号発生回路200に代えてアラーム信号発生回路200Aを備えたことを特徴としている。
アラーム信号発生回路200Aは、ロジック回路90Aと、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ91,92と、抵抗93を備えて構成される。Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ91のドレインは端子Aoutに接続され、ソースは端子Vddに接続されている。また、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ92のドレインは抵抗93を介して端子Aoutに接続され、ソースは端子Vddに接続されている。
ロジック回路90Aは、ノアゲート52からの出力信号がハイレベルであるときには、ローレベルの信号をPチャネル型MOS電界効果トランジスタ91のゲートに出力するとともに、ハイレベルの信号をPチャネル型MOS電界効果トランジスタ92のゲートに出力する。これにより、ハイレベルのアラーム信号Saが端子Aoutから出力される。また、ロジック回路90は、ノアゲート52からの出力信号がローレベルであるときには、コンパレータ31〜34からの各出力信号に基づいて二次電池3の表面温度が(a)下限充電温度Talml以下又は上限充電温度Talmh以上であるか、又は(b)下限充電温度Talmlより高くかつ上限充電温度Talmh未満であるかを判断する。そして、二次電池3の表面温度が下限充電温度Talml以下又は上限充電温度Talmh以上であるときには、ハイレベルの信号をPチャネル型MOS電界効果トランジスタ91のゲートに出力するとともに、ローレベルの信号をPチャネル型MOS電界効果トランジスタ92のゲートに出力する。これにより、所定の中間電位を有するアラーム信号Saが端子Aoutから出力される。また、二次電池3の表面温度が下限充電温度Talmlより高くかつ上限充電温度Talmh未満であるときには、ハイレベルの出力信号をPチャネル型MOS電界効果トランジスタ91及び92のゲートに出力し、これにより、ローレベルのアラーム信号Saが端子Aoutから出力される。
本実施形態は、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。
上記各実施形態において、サーミスタTHはバッテリーパック1に内蔵されて二次電池3の表面温度を検出した。しかしながら、本発明はこれに限られず、バッテリーパック1の外部に、二次電池3と熱結合するように設けられてもよい。また、サーミスタTHによって、二次電池3の雰囲気温度を検出してもよい。
また、上記各実施形態において、二次電池3は2個のセル3a,3bを備えたが、本発明はこれに限られず、1個又は3個以上のセルを備えていてもよい。さらに、上記各実施形態において、セル3a,3bはリチウムイオン二次電池であったが、本発明はこれに限られず、ニッケル水素二次電池又はニッケルカドミウム二次電池などの二次電池であってもよい。
以上詳述したように、本発明に係る二次電池の保護回路、バッテリーパック及び電子機器によれば、二次電池の検出された温度を示す検出信号に基づいて、上記検出された温度が所定の標準温度域上限温度以上であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記標準温度域上限温度未満であるときは所定の第1の過充電アラーム電圧を選択する一方、上記標準温度域上限温度以上であるときは上記第1の過充電アラーム電圧より小さい所定の第2の過充電アラーム電圧を選択し、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるか否かを示す出力信号を出力する過充電アラーム判定手段と、上記過充電アラーム判定手段からの出力信号に基づいて、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるときにアラーム信号を発生して出力するアラーム信号発生手段とを備えたので、特に標準温度域上限温度以上での過充電を防止し、従来技術に比較して安全な充電が可能となる。
1…バッテリーパック、
2…充電器、
3…二次電池、
3a,3b…セル、
10,10A…充放電保護回路、
14…短絡検出回路、
16…発振回路、
17…カウンタ回路、
18,20,90,90A…ロジック回路、
19…レベルシフト回路、
23…遅延時間短縮回路、
25…遅延回路、
39,40…過充電アラーム判定回路、
100…温度検出回路、
200,200A…アラーム信号発生回路、
Q1…充電保護用FET、
Q2…放電保護用FET、
TH…サーミスタ。
特許第3498736号公報。 特開2009−44824号公報。

Claims (7)

  1. 二次電池の温度を検出して当該検出結果を示す検出信号を出力する温度検出手段と、
    上記検出信号に基づいて、上記検出された温度が所定の標準温度域上限温度以上であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記標準温度域上限温度未満であるときは所定の第1の過充電アラーム電圧を選択する一方、上記標準温度域上限温度以上であるときは上記第1の過充電アラーム電圧より小さい所定の第2の過充電アラーム電圧を選択し、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるか否かを示す出力信号を出力する過充電アラーム判定手段と、
    上記過充電アラーム判定手段からの出力信号に基づいて、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるときにアラーム信号を発生して出力するアラーム信号発生手段とを備え
    上記アラーム信号発生手段は、上記検出信号に基づいて、上記検出された温度が上記標準温度域上限温度より高い所定の上限充電温度以上又は上記標準温度域下限温度より低い所定の下限充電温度以下であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記上限充電温度以上又は上記下限充電温度以下であるときは、上記二次電池の電圧に関わらず上記アラーム信号を発生し、
    上記アラーム信号発生手段は、
    上記検出された温度が上記下限充電温度より高くかつ上記上限充電温度未満であり、かつ上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるときは、所定の第1のレベルを有するアラーム信号を発生し、
    上記検出された温度が上記下限充電温度より高くかつ上記上限充電温度未満であり、かつ上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧未満であるときは、所定の第2のレベルを有するアラーム信号を発生し、
    上記検出された温度が上記上限充電温度以上又は上記下限充電温度以下であるときは、上記二次電池の電圧に関わらずパルス信号のアラーム信号を発生することを特徴とする二次電池の保護回路。
  2. 二次電池の温度を検出して当該検出結果を示す検出信号を出力する温度検出手段と、
    上記検出信号に基づいて、上記検出された温度が所定の標準温度域上限温度以上であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記標準温度域上限温度未満であるときは所定の第1の過充電アラーム電圧を選択する一方、上記標準温度域上限温度以上であるときは上記第1の過充電アラーム電圧より小さい所定の第2の過充電アラーム電圧を選択し、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるか否かを示す出力信号を出力する過充電アラーム判定手段と、
    上記過充電アラーム判定手段からの出力信号に基づいて、上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるときにアラーム信号を発生して出力するアラーム信号発生手段とを備え
    上記アラーム信号発生手段は、上記検出信号に基づいて、上記検出された温度が上記標準温度域上限温度より高い所定の上限充電温度以上又は上記標準温度域下限温度より低い所定の下限充電温度以下であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記上限充電温度以上又は上記下限充電温度以下であるときは、上記二次電池の電圧に関わらず上記アラーム信号を発生し、
    上記アラーム信号発生手段は、
    上記検出された温度が上記下限充電温度より高くかつ上記上限充電温度未満であり、かつ上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧以上であるときは、所定の第1のレベルを有するアラーム信号を発生し、
    上記検出された温度が上記下限充電温度より高くかつ上記上限充電温度未満であり、かつ上記二次電池の電圧が上記選択された過充電アラーム電圧未満であるときは、所定の第2のレベルを有するアラーム信号を発生し、
    上記検出された温度が上記上限充電温度以上又は上記下限充電温度以下であるときは、上記二次電池の電圧に関わらず所定の第3のレベルを有するアラーム信号を発生することを特徴とする二次電池の保護回路。
  3. 上記アラーム信号を1つの端子を介して出力することを特徴とする請求項1又は2記載の二次電池の保護回路。
  4. 上記過充電アラーム判定手段はさらに、上記検出信号に基づいて、上記検出された温度が所定の標準温度域下限温度以下であるか否かを判断し、上記検出された温度が上記標準温度域下限温度より高いときは上記第1の過充電アラーム電圧を選択する一方、上記標準温度域下限温度以下であるときは上記第1の過充電アラーム電圧より小さい所定の第3の過充電アラーム電圧を選択することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の二次電池の保護回路。
  5. 上記二次電池の電圧が所定の過充電検出電圧以上であるか否かを検出する過充電検出手段と、
    上記二次電池の充電電流が所定の第1の電流値以上であるか否かを検出する充電過電流検出手段と、
    上記二次電池の電圧が上記過充電検出電圧以上であること、及び上記二次電池の充電電流が上記第1の電流値以上であることのうちの少なくとも一方であるときに、上記二次電池の充電経路を遮断するように制御するための第1の制御信号を発生する第1の信号発生手段と、
    上記二次電池の電圧が所定の過放電検出電圧以下であるか否かを検出する過放電検出手段と、
    上記二次電池の放電電流が所定の第2の電流値以上であるか否かを検出する放電過電流検出手段と、
    上記二次電池の電圧が上記過放電検出電圧以下であること、及び上記二次電池の放電電流が上記第2の電流値以上であることのうちの少なくとも一方であるときに、上記二次電池の放電経路を遮断するように制御するための第2の制御信号を発生する第2の信号発生手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の二次電池の保護回路。
  6. 二次電池と、
    請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の二次電池の保護回路とを備えたことを特徴とするバッテリーパック。
  7. 請求項記載のバッテリーパックを備えたことを特徴とする電子機器。
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