JP5375667B2 - 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は特に振動板部材を有する液体吐出ヘッド及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)からなる記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置が知られている。この液体吐出記録方式の画像形成装置は、記録ヘッドからインク滴を、搬送される用紙(紙に限定するものではなく、OHPなどを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味であり、被記録媒体あるいは記録媒体、記録紙、記録用紙などとも称される。)に対して吐出して、画像形成(記録、印字、印写、印刷も同義語で使用する。)を行なうものであり、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像を形成するシリアル型画像形成装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
なお、本願において、液体吐出記録方式の「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「インク」とは、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用い、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を3次元的に造形して形成された像も含まれる。
従来の液体吐出ヘッドとしては、液室内の液体であるインクを加圧し圧力を発生するための圧力発生手段としての圧電体、例えば、圧電層と内部電極を交互に積層した積層型圧電素子を用いた圧電アクチュエータを備え、積層型圧電素子のd33またはd31方向の変位で液室の壁面を形成する振動板部材の変形可能な振動領域を変形させ、液室内容積、圧力を変化させて液滴を吐出させるいわゆる圧電型ヘッドが知られている。
このような積層型圧電素子を用いた液体吐出ヘッドの特徴としては、振動板部材を高周波数で駆動することができるため、個別の液滴を集合体として着弾させることも可能であり、小滴から大滴までの吐出を制御することが可能であるため、高速、高画質での印刷が可能である。
ところで、更なる高速、高画質印刷を目指した画像形成装置を実現するためには、液滴を吐出するノズルを高密度に配置することが求められているが、積層型圧電素子を用いたヘッドの高密度化においては、滴吐出を行うために振動板部材の振動領域(ダイアフラム部)を変位させたときに、隣接する液室まで圧力変動が伝播し、隣接する液室が滴吐出を行なうときに滴吐出が不安定になったり、隣接する液室が滴吐出を行なわない場合にノズルから液垂れを生じるなどの所謂相互干渉が問題となる。
そこで、従来から圧電部材に駆動信号を印加する柱状の圧電素子(駆動柱)と駆動信号を印加しないで支持部材とする柱状の圧電素子(非駆動柱)とを交互に配置して、非駆動柱で液室間の隔壁を支持する構成が知られている(特許文献1)。この場合、駆動柱と非駆動柱は積層型圧電部材に溝加工を施して滴吐出のために液室を加圧する駆動柱と液室を構成する流路板の隔壁に対向する位置に配置される非駆動柱とに使い分けられる。
また、駆動柱の駆動時に加わる力によって非駆動柱が伸びることがないように、例えば、非駆動柱を、駆動柱よりも弾性係数の大きい材料で構成する、或いは、非駆動柱の断面積を駆動柱の断面積よりも大きくする、或いは、非駆動柱の断面積が振動板から遠ざかるにつれて大きくなるようして、剛性を高めることも知られている(特許文献2)。
また、積層型圧電素子の加圧液室長手方向の両端に位置する不活性領域のうちの一方の不活性領域を、振動板を介して加圧液室基板に接続するものも知られている(特許文献3)。
ところで、ノズルを高密度に配列した高密度ヘッドにおいては、積層型圧電素子(圧電部材)に対する溝加工のピッチが狭くなり、また、駆動柱及び非駆動柱の幅(ノズル配列方向の幅:以下同じ)も狭くなってくる。
この場合、ノズルが連通する個々の液室の体積が小さくなることから高い効率で滴吐出を行なえるようにしなければならない。そのためには、低電圧駆動で液室に高い圧力を発生させるため振動板部材のダイアフラム部の変位量を大きくする必要がある。振動板部材のダイアフラム部の変位量を大きくするには、積層型圧電素子の変位量、すなわち活性層の積層数を大きくする、あるいは、振動板領域を加圧する面積を大きくすることのいずれかが必要となる。
ところが、積層型圧電素子の溝加工において、溝加工深さには限界があることから活性層の積層数を増やすことは困難である。
一方、相互干渉については、非駆動柱の幅が狭くなり、駆動柱の変位により振動板部材のダイアフラム部が変形し、その変形力に対して非駆動柱の剛性が低下していることで非駆動柱に伸び変形が発生し、変形を支えきれなくなることが要因であることが明らかになってきている。この非駆動柱の伸び変形を抑えるため、特許文献2に開示されているように非駆動柱の断面積、即ち非駆動柱の幅を広げる段溝加工を施すことも知られているが、このような段溝加工を施したのでは実質的に高密度化を実現することができないという課題がある。また、相互干渉対策としては特許文献3に開示の技術では高密度化に対応した非駆動柱の変形を防止する効果を得ることができないことが判明した。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、駆動柱による振動領域の変位面積を大きくしつつ、かつ、相互干渉も抑制して、高密度配置でも安定した滴吐出を行なうことができるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出ヘッドは、
液滴を吐出する複数のノズルと、
各ノズルが連通する液室と、
各液室の壁面の一部を形成する変形可能な振動領域を有する振動板部材と、
前記振動板部材の振動領域及び前記液室間の隔壁に対応する部分にそれぞれ接合される駆動柱及び非駆動柱が設けられた圧電部材と、を備え、
前記振動板部材には、前記振動領域に前記駆動柱と接合される第1凸部が、前記液室間の隔壁に対応する部分に前記非駆動柱と接合される第2凸部がそれぞれ設けられ、
前記第1凸部のノズル配列方向における基部の幅が、前記第2凸部のノズル配列方向における前記基部の幅よりも広く、かつノズル配列方向における前記駆動柱の幅が、前記非駆動柱の幅よりも狭い
構成とできる。
液滴を吐出する複数のノズルと、
各ノズルが連通する液室と、
各液室の壁面の一部を形成する変形可能な振動領域を有する振動板部材と、
前記振動板部材の振動領域及び前記液室間の隔壁に対応する部分にそれぞれ接合される駆動柱及び非駆動柱が設けられた圧電部材と、を備え、
前記振動板部材には、前記振動領域に前記駆動柱と接合される第1凸部が、前記液室間の隔壁に対応する部分に前記非駆動柱と接合される第2凸部がそれぞれ設けられ、
前記第1凸部のノズル配列方向における基部の幅が、前記第2凸部のノズル配列方向における前記基部の幅よりも広く、かつノズル配列方向における前記駆動柱の幅が、前記非駆動柱の幅よりも狭い
構成とできる。
ここで、ノズル配列方向において、前記第1凸部の基部の幅は、前記駆動柱の幅よりも広く、前記第2凸部の前記基部の幅は前記非駆動柱の幅よりも狭い構成とできる。
また、前記振動板部材には前記液室間の隔壁との接合面側に第3凸部が形成されている構成とできる。
この場合、前記第3凸部のノズル配列方向における基部の幅が、前記第2凸部のノズル配列方向における前記基部の幅以下である構成とできる。
また、前記第2凸部及び第3凸部は同じ材質からなる構成とできる。
また、前記第2凸部及び第3凸部はメッキ膜で形成されている構成とできる。
また、前記液室間の隔壁は前記振動板部材側が、振動板部材側と反対側よりもノズル配列方向における幅が狭くなっている構成とできる。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているものである。
本発明に係る液体吐出ヘッドによれば、振動板部材には、振動領域に駆動柱と接合される第1凸部が、液室間の隔壁に対応する部分に非駆動柱と接合される第2凸部がそれぞれ設けられ、第1凸部のノズル配列方向における基部の幅が、第2凸部のノズル配列方向における基部の幅よりも広く、かつノズル配列方向における前記駆動柱の幅が、前記非駆動柱の幅よりも狭い構成としたので、ノズルを高密度配置した場合でも、駆動柱による振動領域の変位面積を大きくしつつ、かつ、相互干渉も抑制して、安定した滴吐出を行なうことができる。
本発明に係る画像形成装置によれば、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、安定した滴吐出を行なって高画質画像を形成することができるようになる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る液体吐出ヘッドの第1実施形態について図1ないし図3を参照して説明する。なお、図1は同ヘッドの外観斜視説明図、図2は同ヘッドのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向:図1のA−A線)に沿う断面説明図、図3は同ヘッドのノズル配列方向(液室短手方向:図1のB−B線)に沿う断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、SUS基板で形成した流路板(流路部材、流路基板、液室基板などとも称される。)1と、この流路板1の下面に接合した振動板を形成する振動板部材2と、流路板1の上面に接合したノズル板3とを有し、これらによって液滴(液体の滴)を吐出する複数のノズル4がそれぞれ連通する個別流路としての複数の液室(加圧液室、圧力室、加圧室、流路などとも称される。)6、液室6にインクを供給する供給路を兼ねた流体抵抗部7、この流体抵抗部7を介して液室6と連通する連通部8を形成し、連通部8に振動板部材2に形成した供給口9を介して後述するフレーム部材17に形成した共通液室10からインクを供給する。
流路板1は、SUS基板を、酸性エッチング液を用いてエッチング、あるいは打ち抜き(プレス)などの機械加工することで、加圧液室6、流体抵抗部7などの開口をそれぞれ形成している。なお、流路板1は、例えば単結晶シリコン基板をエッチングして形成することなどもできる。
振動板部材2は、第1層2Aと第2層2Bとで形成されて、第1層2Aで薄肉部を形成し、第1層2A及び第2層2Bで厚肉部を形成している。そして、この振動板部材2は、各液室6に対応してその壁面を形成する第1層2Aで形成された各振動領域(ダイアフラム部)2aを有し、この振動領域2aの中に、面外側(液室6と反対面側)に第1層2A及び第2層2Bの厚肉部で形成された島状凸部である第1凸部2bが設けられ、この第1凸部2bに振動領域2aを変形させる駆動手段(アクチュエータ手段、圧力発生手段)としての電気機械変換素子を含む圧電アクチュエータ100を配置している。
この圧電アクチュエータ100は、ベース部材13上に接着剤接合した複数(ここでは2つとする)の積層型圧電部材12を有し、圧電部材12にはハーフカットダイシングによって溝加工して1つの圧電部材12に対して所要数の圧電素子柱12A、12Bを所定の間隔で櫛歯状に形成している。なお、圧電部材12の圧電素子柱12A、12Bは、駆動波形を与えて駆動させる圧電素子柱を駆動圧電素子柱(駆動柱)12A、駆動波形を与えないで単なる支柱として使用する圧電素子柱を非駆動圧電素子柱(非駆動柱)12Bとして区別している。
そして、駆動圧電素子柱12Aの上端面(接合面)を振動板部材2の第1凸部2bに接合している。また、非駆動圧電素子柱12Bの上端面は液室間隔壁6Aに対応する位置で振動板部材2の厚肉部である第2凸部2cに接合している。
ここで、圧電部材12は、圧電材料層21と内部電極22A、22Bとを交互に積層したものであり、内部電極22A、22Bをそれぞれ端面、即ち圧電部材12の振動板部材2に略垂直な側面(積層方向に沿う面)に引き出して、この側面に形成された端面電極である個別外部電極23、共通外部電極24に接続し、外部電極23、24間に電圧を印加することで積層方向の変位を生じる。なお、共通外部電極24は非駆動領域に設けられた内部電極を通じて個別外部電極23側の端面であって、圧電部材12の端部に引出されている。
また、圧電部材12には駆動圧電素子柱12Aに駆動信号を与えるための可撓性を有する給電部材(配線部材)としてのフレキシブル配線基板であるFPC15が接続されている。FPC15には、駆動圧電素子柱12Aに駆動波形を与えるドライバIC(駆動回路)16が搭載されている。
なお、ここでは、圧電部材12の圧電素子柱12A、12Bは、一つの圧電部材12から形成されるものであるが、駆動波形を与えて駆動させる圧電素子柱を駆動圧電素子柱(駆動柱)12A、駆動波形を与えないで単なる支柱として使用する圧電素子柱を非駆動圧電素子柱(非駆動柱)12Bとして、ノズル配列方向における柱幅を駆動圧電素子柱(駆動柱)12Aの方が非駆動圧電素子柱(非駆動柱)12Bよりも狭く形成し、駆動用圧電素子柱12Aと支柱用圧電素子柱12Bとを交互に使用するバイピッチ構成としている。
ノズル板3は、ニッケル(Ni)の金属プレートから形成したもので、エレクトロフォーミング法(電鋳)で製造している。このノズル板3には各液室6に対応して直径10〜35μmのノズル4を形成し、流路板1に接着剤接合している。そして、このノズル板3の液滴吐出側面(吐出方向の表面:吐出面、又は液室6側と反対の面)には撥水層を設けている。
さらに、これらの圧電素子12、ベース部材13及びFPC15などで構成される圧電アクチュエータ100の外周側には、エポキシ系樹脂或いはポリフェニレンサルファイトで射出成形により形成したフレーム部材17を接合している。そして、このフレーム部材17には前述した共通液室10を形成し、更に共通液室10に外部からインクを供給するための供給口を形成し、この供給口19は更に図示しないサブタンクやインクカートリッジなどのインク供給源に接続される。
このように構成した液体吐出ヘッドにおいては、例えば押し打ち方式で駆動する場合には、図示しない制御部から記録する画像に応じて駆動用圧電素子柱12Aに20〜50Vの駆動パルス電圧を選択的に印加することによって、パルス電圧が印加された圧電素子柱12Aが変位して振動板2の振動領域2aをノズル板3方向に変形させ、液室6の容積(体積)変化によって液室6内の液体を加圧することで、ノズル板3のノズル4から液滴が吐出される。そして、液滴の吐出に伴って液室6内の圧力が低下し、このときの液流れの慣性によって液室6内には若干の負圧が発生する。この状態の下において、圧電素子柱12Aへの電圧の印加をオフ状態にすることによって、振動板2が元の位置に戻って液室6が元の形状になるため、さらに負圧が発生する。このとき、共通液室10から液室6内にインクが充填され、次の駆動パルスの印加に応じて液滴がノズル4から吐出される。
なお、液体吐出ヘッドは、上記の押し打ち以外にも、引き打ち方式(振動板2を引いた状態から開放して復元力で加圧する方式)、引き−押し打ち方式(振動板2を中間位置で保持しておき、この位置から引いた後、押出す方式)などの方式で駆動することもできる。
そこで、この液体吐出ヘッドにおける振動板部材の詳細について図4及び図5も参照して説明する。なお、図4はノズル配列方向に沿う要部断面説明図、図5は振動板部材の要部拡大断面説明図である。
振動板部材2は、前述したようにダイアフラム部2aを形成する薄肉部である第1層2Aと、厚肉部であるダイアフラム部2aの第1凸部2b及び液室間隔壁6Aに対応する第2凸部2cを形成する第2層2Bとの3層構造としている。
振動板部材2は、前述したようにダイアフラム部2aを形成する薄肉部である第1層2Aと、厚肉部であるダイアフラム部2aの第1凸部2b及び液室間隔壁6Aに対応する第2凸部2cを形成する第2層2Bとの3層構造としている。
そして、図5に示すように、圧電部材12の駆動圧電素子柱12Aと接合される第1凸部2bのノズル配列方向における基部の幅Wa1を、非駆動圧電素子柱12Bと接合される第2凸部2cのノズル配列方向における基部の幅Wa2よりも広く(Wa1>Wa2)形成している。なお、「基部の幅」とは、凸部が形成されている薄肉部(この例では第1層2A)との境界部における幅を意味している。
この振動板部材2はエレクトロフォーミング(電鋳)法にて形成している。電鋳法について図7を参照して説明すると、同図(a)に示すように電鋳支持基板41に薄肉部(ダイアフラム部)2aを形成する第1層42(2A)を形成し、同図(b)に示すように厚肉部(第1凸部2b、第2凸部2c)間に相当する部分が窓となるレジストパターン44を形成して例えばニッケル電鋳を行うことで、同図(c)に示すように、第1層42上にニッケルが析出され堆積してニッケル層45が形成され、更に電鋳を継続することで、同図(d)に示すように、窓から突出するまでニッケル層45が成長すると、エッジ効果によりパターン44の表面方向にも肥大して所謂オーバーハング部が生じる。このプロセスを継続していくと、同図(e)に示すようにニッケル層45は厚み方向と平面方向にさらに伸長し、所定の成長の段階で電鋳を終了した後、パターン44を除去することで、同図(f)に示すように、凹部により囲まれた断面鋲型のアイランド状厚肉部(第1凸部2b、第2凸部2c)を備えた金属膜(メッキ膜)が得られる。
このような製造方法を用いることで、振動板部材2のダイアフラム部2aを構成する薄肉部と第1、第2凸部2b、2cを構成する厚肉部を同一の工程で作製できる。また、厚肉部のパターン形成にフォトリソグラフィを用いることができ、高いパターン精度が得られる。
図4に戻って、一方、第2凸部2cと接合する非駆動圧電素子柱12Bのノズル配列方向における幅Wb2は、第1凸部2bと接合する駆動圧電素子柱12Aのノズル配列方向における幅Wb1よりも広く(Wb2>Wb1)形成している。
また、第1凸部2bの幅Wa1と駆動圧電素子柱12Aの幅Wb1との関係は、Wa1>Wb1の関係にしている。これにより、幅の狭い駆動圧電素子柱12Aでもより幅の広い領域を変形させることが可能となり、変位体積を稼ぐことができる。
このように、振動板部材2の駆動圧電素子柱12Aと接合される第1凸部2bの幅Wa1を非駆動圧電素子柱12Bと接合される第2凸部2cの幅Wa2よりも広く(Wa1>Wa2)、かつノズル配列方向における駆動圧電素子柱12Aの幅を、非駆動圧電素子柱12Bの幅よりも狭く形成することで、ダイアフラム部2aの十分な変位を確保することができて、駆動圧電素子柱12Aの幅を狭くしても吐出効率を高くすることができる。
そして、駆動圧電素子柱12Aの幅を狭くできることで、非駆動圧電素子柱12Bの幅を相対的に広くすることができるので、非駆動圧電素子柱12Bの剛性を高めることができて相互干渉を抑制できる。この場合、第2凸部2cの幅を狭くしても圧電素子柱に比較して凸部の高さ(厚さ)は低い(薄い)ために、剛性への影響は小さく隔壁部の変位は抑えることができる。
具体的に説明する。ここでは、600dpi相当でノズル4を配列したヘッドを製作するため、圧電層21を12層とした積層型圧電部材12に対して18μm厚のダイシングブレードを使用して深さ350μmの溝を加工し、幅Wb1が約19μmの駆動圧電素子柱12Aと、幅Wb2が約25μmの非駆動圧電素子柱12Bを交互に形成した。また、振動板部材2はニッケル電鋳で形成して、約2.5μm厚のダイアフラム部2a(第1層2A)と約15μm厚の第1、第2凸部2b、2cなどの厚肉部(第2層2B)を形成した。これらと流路板及びノズル板などを組み合わせてインクジェットヘッドを構成した。
ここで、駆動圧電素子柱(駆動柱)12A及び非駆動圧電素子柱(非駆動柱)12Bに接合する振動板部材2の第1凸部2bの幅Wa1(表1中の駆動柱の欄)、第2凸部2cの幅Wa2(表1中の非駆動柱の欄)を、表1の組み合わせとしたヘッド1ないし4を製作し、インク滴吐出特性を評価した。なお、前記幅Wb1、Wb2は固定とした。
このインク滴吐出特性の評価の結果、ヘッド1は相互干渉を10%以下に抑えられるとともに、インク吐出速度及び吐出量を大きくできた。ヘッド2は相互干渉を10%以下に抑えられるが、インク吐出速度及び吐出量を大きくできなかった。ヘッド3は相互干渉を10%以下に抑えられたが、インク吐出速度及び吐出量も大きくできなかった。ヘッド4は相互干渉が20%を超え、インク吐出速度及び吐出量を大きくできなかった。
一般的に、変位体積を稼ぐには駆動圧電素子柱と接合する駆動柱接合部(第1凸部)幅を広く、非駆動部の剛性を上げるには非駆動圧電素子柱と接合する非駆動柱接合部(第2凸部)幅を広くすることが有効であると考えられるが、実際に両方の幅を広くした構成(ヘッド4)では、剛性が向上したにもかかわらず、むしろ相互干渉が悪くなるという結果になる。これは、両方の接合部幅を広くすることで、相対的に変形するダイアフラム部2aの幅が狭くなったために変位の自由度が低下し、駆動部の変形により非駆動部が引っ張られたためと考えられる。
この結果から、600dpi相当でノズルを配列した高密度ヘッドにおいて、駆動柱の幅を狭く、非駆動柱の幅を広くするだけでは相互干渉を抑えることができず、振動板部材との接合面或いは振動板部材に形成した凸部の幅を制御することが重要であることが明らかとなった。
すなわち、非駆動柱接合部幅は敢えて狭くしてダイアフラム領域を稼ぐことで、相互干渉を低減させることを実現でき、このように、非駆動柱の柱幅に対して非駆動柱に接合する振動板部材の凸部の幅を狭くても、駆動柱が駆動されるときに変形することはなく、非駆動柱は十分な固定機能を有していることも明らかとなった。これは、非駆動柱の高さに対し、凸部の高さが十分に小さいため、剛性の低下への影響が小さいためと考えられる。
一方、高密度ヘッドにおいては、単に相互干渉を抑えれば良いというものではなく、高密度化により液室の体積も小さくなるため、高速印刷を実現するためには、吐出効率を高くし、大きな滴を吐出できるヘッド構成とすることが望まれる。
しかしながら、上記ヘッド2、3の構成のように、駆動柱と接合する凸部の幅を非駆動柱と接合する凸部の幅と同じあるいは以下としたときには、相互干渉を抑えることはできているが、吐出効率を高くすることができず、高速印刷に十分に対応することができない。
したがって、駆動柱の幅を狭くしても駆動柱に接合する振動板部材の凸部の幅を広くすることで吐出効率を高くすることができるとともに、非駆動柱の幅を広くすることで、非駆動柱に接合する凸部の幅を狭くしても相互干渉は抑えられ、駆動柱の変位に対する振動板部材の変形を確保することができるため、吐出効率を高くすることができる。
なお、振動板部材の凸部の形状については、きのこ形状とすることで圧電素子柱との接着面積を大きくすることができ、ノズル高密度配置に対しても接合信頼性を確保することができる。
このように、振動板部材には、振動領域に駆動柱と接合される第1凸部が、液室間の隔壁に対応する部分に非駆動柱と接合される第2凸部が設けられ、第1凸部のノズル配列方向における基部の幅が、第2凸部のノズル配列方向における基部の幅よりも広く、かつノズル配列方向における駆動柱の幅が、非駆動柱の幅よりも狭い構成とすることで、ノズルを高密度配置した場合でも、駆動柱による振動領域の変位面積を大きくしつつ、かつ、相互干渉も抑制して、安定した滴吐出を行なうことができるようになる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドの第2実施形態について図7及び図8を参照して説明する。なお、図7は同ヘッドの断面説明図、図8は同ヘッドの振動板部材の要部拡大説明図である。
ここでは、振動板部材2には、ダイアフラム部2aに駆動圧電素子柱12Aと接合する第1凸部2bを、液室間隔壁6Aに対応する部分であって非駆動圧電素子柱12Bと接合する第2凸部2cを形成するとともに、液室間隔壁6Aに対応する部分に液室間隔壁6Aと接合する第3凸部2dを形成している。
ここでは、振動板部材2には、ダイアフラム部2aに駆動圧電素子柱12Aと接合する第1凸部2bを、液室間隔壁6Aに対応する部分であって非駆動圧電素子柱12Bと接合する第2凸部2cを形成するとともに、液室間隔壁6Aに対応する部分に液室間隔壁6Aと接合する第3凸部2dを形成している。
例えば、図8に示すように、ダイアフラム部2aを形成する6μm厚のポリイミドフィルム(第1層2C:中間層となる。)に対して両面にシード層を形成し、そのシード層の上にフォトリソプロセスを経て、ニッケル電解メッキを施してメッキ膜を形成し、レジストを剥離することで、メッキ膜からなり第1、第2凸部2b、2cを形成する第2層2Dと、メッキ膜からなり第3凸部2dを形成する第3層2Eを形成した両面凸部を有する振動板部材2を得ることができる。
なお、この場合、レジスト膜厚に対してメッキ膜厚を厚くすることにより、前述したと同様に凸部の断面形状はきのこ形状となる。ここで、凸部の幅で重要なのは、ダイアフラム部近傍のボトム部(基部)の幅精度であり、レジスト膜厚を薄くすることにより、フォトリソプロセスでのレジスト幅ばらつきを大幅に低減でき、振動板部材の凸部の幅に重要なボトム部の幅を高精度に形成することができるようになる。
つまり、高密度ヘッドにおいては、各部品間の接合精度が吐出特性に大きく影響する。そこで、本実施形態のように、振動板部材の非駆動柱に接合する第2凸部に対向して流路部材との接合面にも第3凸部を形成することにより、振動板部材と流路部材との接合ズレが発生した場合でも、駆動圧電素子柱の変位特性に対する液室圧力変化への影響を排除することができ、滴吐出特性のばらつきを大幅に低減することができる。
この場合、第3凸部2dの幅Wa3を第2凸部2cの幅Wa2よりも狭くする(Wa3<Wa2)ことにより、振動板部材の表裏面の2つの凸部(第2、第3凸部)の形成において若干の位置合わせずれが発生したとしても、滴吐出特性への影響をキャンセルすることもできる。
また、振動板部材2のダイアフラム部2aは変形特性を向上するため薄膜で形成されているため、その両面に形成した第2、第3凸部2c、2dの材質を同一にすることにより、線膨張係数を揃えることができ、接合時に加熱したとしても、振動板部材の反りを発生することなく接合でき、接合品質を安定化でき、ヘッドとしての滴吐出特性のばらつきも抑えることができる。
また、前述したように、凸部2bないし2dの断面形状をきのこ形状とすることにより、図9に示すように、圧電部材12の圧電素子柱12A、12B、流路板1と接合する接着剤51のはみ出しがあったとしても、その接着剤が振動板部材のダイアフラム部にまで濡れ広がることを防止でき、接着剤等による接合ばらつきに対する滴吐出特性ばらつきを抑えることができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドの第3実施形態について図10を参照して説明する。なお、図10は同ヘッドの断面説明図である。
ここでは、流路板1の液室間隔壁6Aは、振動板部材2と接合する側6Aaの幅をノズル板3と接合する側の幅よりも狭く形成している。このような流路板1は例えば単結晶シリコン基板を用いてエッチングにより形成することができる。
ここでは、流路板1の液室間隔壁6Aは、振動板部材2と接合する側6Aaの幅をノズル板3と接合する側の幅よりも狭く形成している。このような流路板1は例えば単結晶シリコン基板を用いてエッチングにより形成することができる。
つまり、ヘッドの高密度化に伴って液室間隔壁の幅も狭くする必要があるが、隔壁幅が狭くなりすぎると、液室内の圧力変動に伴い隔壁が変形してしまうことによる相互干渉が発生するため、隔壁全体の幅を薄くすることは好ましくない。そこで、振動板部材との接合部の隔壁先端部を狭くすることにより、流路板と振動板部材との接合ズレに起因する滴吐出特性変動を抑えることができるとともに、隔壁全体の剛性を維持できることから隔壁の変形による相互干渉を抑えることができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドの第4実施形態について図11を参照して説明する。なお、図11は同ヘッドの1つの液室部分の断面説明図である。
ここでは、第1凸部2bの幅Wa1と駆動圧電素子柱12Aの幅Wb1との関係は、Wa1≦Wb1の関係にしている。
ここでは、第1凸部2bの幅Wa1と駆動圧電素子柱12Aの幅Wb1との関係は、Wa1≦Wb1の関係にしている。
一般的に圧電素子柱はダイシングソーやワイヤソー等を用いて溝加工が行われるため、圧電素子柱間は加工ブレードの幅により規定され、この幅はダイアフラム2aの変位に必要な幅よりも小さい。従って、十分な駆動柱接合部幅Wa1をとることができれば、敢えてWa1>Wb2とする必要はない。溝幅が圧電素子柱幅よりも十分に狭い構成であれば、このような構成でもWa1>Wa2、Wb1<Wb2とすることで第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドを備える本発明に係る画像形成装置の一例について図12及び図13を参照して説明する。なお、図12は同装置の機構部の全体構成を説明する概略構成図、図13は同機構部の要部平面説明図である。
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、左右の側板221A、221Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド231、232でキャリッジ233を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、左右の側板221A、221Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド231、232でキャリッジ233を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ233には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための本発明に係る液体吐出ヘッドユニットからなる記録ヘッド234を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド234は、それぞれ2つのノズル列を有する液体吐出ヘッド234a、234bを1つのベース部材に取り付けて構成したもので、一方のヘッド234aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、他方のヘッド234bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。なお、ここでは2ヘッド構成で4色の液滴を吐出する構成としているが、各色毎の液体吐出ヘッドを備えることもできる。
また、キャリッジ233には、記録ヘッド234のノズル列に対応して各色のインクを供給するためのサブタンク235a、235b(区別しないときは「サブタンク235」という。)を搭載している。このサブタンク235には各色の供給チューブ236を介して、供給ユニット224によって各色のインクカートリッジ210から各色のインクが補充供給される。
一方、給紙トレイ202の用紙積載部(圧板)241上に積載した用紙242を給紙するための給紙部として、用紙積載部241から用紙242を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)243及び給紙コロ243に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド244を備え、この分離パッド244は給紙コロ243側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙242を記録ヘッド234の下方側に送り込むために、用紙242を案内するガイド部材245と、カウンタローラ246と、搬送ガイド部材247と、先端加圧コロ249を有する押さえ部材248とを備えるとともに、給送された用紙242を静電吸着して記録ヘッド234に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト251を備えている。
この搬送ベルト251は、無端状ベルトであり、搬送ローラ252とテンションローラ253との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト251の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ256を備えている。この帯電ローラ256は、搬送ベルト251の表層に接触し、搬送ベルト251の回動に従動して回転するように配置されている。この搬送ベルト251は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ252が回転駆動されることによってベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド234で記録された用紙242を排紙するための排紙部として、搬送ベルト251から用紙242を分離するための分離爪261と、排紙ローラ262及び排紙コロ263とを備え、排紙ローラ262の下方に排紙トレイ203を備えている。
また、装置本体の背面部には両面ユニット271が着脱自在に装着されている。この両面ユニット271は搬送ベルト251の逆方向回転で戻される用紙242を取り込んで反転させて再度カウンタローラ246と搬送ベルト251との間に給紙する。また、この両面ユニット271の上面は手差しトレイ272としている。
さらに、キャリッジ233の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド234のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構281を配置している。この維持回復機構281には、記録ヘッド234の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)282a、282b(区別しないときは「キャップ282」という。)と、ノズル面をワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード283と、増粘したインクを排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け284などを備えている。
また、キャリッジ233の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘したインクを排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け288を配置し、この空吐出受け288には記録ヘッド234のノズル列方向に沿った開口部289などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙トレイ202から用紙242が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙242はガイド245で案内され、搬送ベルト251とカウンタローラ246との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド237で案内されて先端加圧コロ249で搬送ベルト251に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ256に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト251が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト251上に用紙242が給送されると、用紙242が搬送ベルト251に吸着され、搬送ベルト251の周回移動によって用紙242が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ233を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド234を駆動することにより、停止している用紙242にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙242を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙242の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙242を排紙トレイ203に排紙する。
このように、この画像形成装置では本発明に係る液体吐出ヘッドを記録ヘッドとして備えるので、記録ヘッドとしてノズルを高密度で配置した高密度ヘッドを用いて、高速で、高画質画像を形成することができる。
次に、本発明に係る液体吐出ヘッドを備える本発明に係る画像形成装置の他の例について図14を参照して説明する。なお、図14は同装置の機構部全体の概略構成図である。
この画像形成装置は、ライン型画像形成装置であり、装置本体401の内部に画像形成部402等を有し、装置本体401の下方側に多数枚の記録媒体(用紙)403を積載可能な給紙トレイ404を備え、この給紙トレイ404から給紙される用紙403を取り込み、搬送機構405によって用紙403を搬送しながら画像形成部402によって所要の画像を記録した後、装置本体401の側方に装着された排紙トレイ406に用紙403を排紙する。
この画像形成装置は、ライン型画像形成装置であり、装置本体401の内部に画像形成部402等を有し、装置本体401の下方側に多数枚の記録媒体(用紙)403を積載可能な給紙トレイ404を備え、この給紙トレイ404から給紙される用紙403を取り込み、搬送機構405によって用紙403を搬送しながら画像形成部402によって所要の画像を記録した後、装置本体401の側方に装着された排紙トレイ406に用紙403を排紙する。
また、装置本体401に対して着脱可能な両面ユニット407を備え、両面印刷を行うときには、一面(表面)印刷終了後、搬送機構405によって用紙403を逆方向に搬送しながら両面ユニット407内に取り込み、反転させて他面(裏面)を印刷可能面として再度搬送機構405に送り込み、他面(裏面)印刷終了後排紙トレイ406に用紙403を排紙する。
ここで、画像形成部402は、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色の液滴を吐出する、フルライン型の4個の本発明に係る液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッド411k、411c、411m、411y(色を区別しないときには「記録ヘッド411」という。)を備え、各記録ヘッド411は液滴を吐出するノズルを形成したノズル面を下方に向けてヘッドホルダ413に装着している。
また、各記録ヘッド411に対応してヘッドの性能を維持回復するための維持回復機構412k、412c、412m、412y(色を区別しないときには「維持回復機構412」という。)を備え、パージ処理、ワイピング処理などのヘッドの性能維持動作時には、記録ヘッド411と維持回復機構412とを相対的に移動させて、記録ヘッド411のノズル面に維持回復機構412を構成するキャッピング部材などを対向させる。
なお、ここでは、記録ヘッド411は、用紙搬送方向上流側から、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順に各色の液滴を吐出する配置としているが、配置及び色数はこれに限るものではない。また、ライン型ヘッドとしては、各色の液滴を吐出する複数のノズル列を所定間隔で設けた1又は複数のヘッドを用いることもできるし、ヘッドとこのヘッドにインクを供給する液体カートリッジを一体とすることも別体とすることもできる。
給紙トレイ404の用紙403は、給紙コロ(半月コロ)421と図示しない分離パッドによって1枚ずつ分離され装置本体401内に給紙され、搬送ガイド部材423のガイド面423aに沿ってレジストローラ425と搬送ベルト433との間に送り込まれ、所定のタイミングでガイド部材426を介して搬送機構405の搬送ベルト433に送り込まれる。
また、搬送ガイド部材423には両面ユニット407から送り出される用紙403を案内するガイド面423bも形成されている。更に、両面印刷時に搬送機構405から戻される用紙403を両面ユニット407に案内するガイド部材427も配置している。
搬送機構405は、駆動ローラである搬送ローラ431と従動ローラ432との間に掛け渡した無端状の搬送ベルト433と、この搬送ベルト433を帯電させるための帯電ローラ434と、画像形成部402に対向する部分で搬送ベルト433の平面性を維持するプラテン部材435と、搬送ベルト433から送り出す用紙403を搬送ローラ431側に押し付ける押さえコロ436と、その他図示しないが、搬送ベルト433に付着したインクを除去するためのクリーニング手段である多孔質体などからなるクリーニングローラなどを有している。
この搬送機構405の下流側には、画像が記録された用紙403を排紙トレイ406に送り出すための排紙ローラ438及び拍車439を備えている。
このように構成した画像形成装置において、搬送ベルト433は矢示方向に周回移動し、高電位の印加電圧が印加される帯電ローラ434と接触することで帯電され、この高電位に帯電した搬送ベルト433上に用紙403が給送されると、用紙403は搬送ベルト433に静電的に吸着される。このようにして、搬送ベルト433に強力に吸着した用紙403は反りや凹凸が校正され、高度に平らな面が形成される。
そして、搬送ベルト433を周回させて用紙403を移動させ、記録ヘッド411から液滴を吐出することで、用紙403上に所要の画像が形成され、画像が記録された用紙403は排紙ローラ438によって排紙トレイ406に排紙される。
このように、この画像形成装置においては本発明に係る液体吐出ヘッドからなる記録ヘッドを備えているので、記録ヘッドとしてノズルを高密度で配置した高密度ヘッドを用いて、高速で、高画質画像を形成することができる。
なお、上記実施形態では本発明をプリンタ構成の画像形成装置に適用した例で説明したが、これに限るものではなく、例えば、プリンタ/ファックス/コピア複合機などの画像形成装置に適用することができる。また、狭義のインク以外の液体や定着処理液などを用いる画像形成装置にも適用することができる。
1 流路板(流路部材)
2 振動板部材
2A 第1層
2B 第2層
2C 第1層
2D 第2層
2E 第3層
2a 振動領域(ダイアフラム部)
2b 第1凸部(島状凸部)
2c 第2凸部
2d 第3凸部
3 ノズル板
4 ノズル
6 液室
10 共通液室
12 圧電部材
12A 駆動圧電素子柱
12B 非駆動圧電素子柱
13 ベース部材
15 FPC(配線部材)
100 圧電アクチュエータ
233 キャリッジ
234a、234b 記録ヘッド
411k、411c、411m、411y 記録ヘッド
2 振動板部材
2A 第1層
2B 第2層
2C 第1層
2D 第2層
2E 第3層
2a 振動領域(ダイアフラム部)
2b 第1凸部(島状凸部)
2c 第2凸部
2d 第3凸部
3 ノズル板
4 ノズル
6 液室
10 共通液室
12 圧電部材
12A 駆動圧電素子柱
12B 非駆動圧電素子柱
13 ベース部材
15 FPC(配線部材)
100 圧電アクチュエータ
233 キャリッジ
234a、234b 記録ヘッド
411k、411c、411m、411y 記録ヘッド
Claims (8)
- 液滴を吐出する複数のノズルと、
各ノズルが連通する液室と、
各液室の壁面の一部を形成する変形可能な振動領域を有する振動板部材と、
前記振動板部材の振動領域及び前記液室間の隔壁に対応する部分にそれぞれ接合される駆動柱及び非駆動柱が設けられた圧電部材と、を備え、
前記振動板部材には、前記振動領域に前記駆動柱と接合される第1凸部が、前記液室間の隔壁に対応する部分に前記非駆動柱と接合される第2凸部がそれぞれ設けられ、
前記第1凸部のノズル配列方向における基部の幅が、前記第2凸部のノズル配列方向における前記基部の幅よりも広く、かつノズル配列方向における前記駆動柱の幅が、前記非駆動柱の幅よりも狭い
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - ノズル配列方向において、前記第1凸部の基部の幅は、前記駆動柱の幅よりも広く、前記第2凸部の前記基部の幅は前記非駆動柱の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記振動板部材には前記液室間の隔壁との接合面側に第3凸部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記第3凸部のノズル配列方向における基部の幅が、前記第2凸部のノズル配列方向における前記基部の幅以下であることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記第2凸部及び第3凸部は同じ材質からなることを特徴とする請求項3又は4に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記第2凸部及び第3凸部はメッキ膜で形成されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
- 前記液室間の隔壁は前記振動板部材側が、振動板部材側と反対側よりもノズル配列方向における幅が狭くなっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
- 請求項1ないし7のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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---|---|---|---|
JP2010041826A JP5375667B2 (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 |
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