JP5360536B2 - 鉛蓄電池 - Google Patents
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Description
そして、前記第2の排気孔から上方へ移動してきたガスを該第2排気孔の近傍に形成された排出口から直ちに排出する構成のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記構成の鉛蓄電池では、排気経路(溝13)とガス排出口14の床面と中蓋11の床面が高さ方向で同レベルであるため、ガス排出口14から排気されたガスが上蓋19の周縁を伝って長辺方向に移動し、正、負極端子17、18の近傍に達する可能性があった。
上記構成によれば、複数のセル室から発生したガスは、排気孔を通して案内経路、又は空間及び案内経路内に移動し、第1案内経路と第2案内経路を介して排出口まで移動し、排出口を通して外部に排出される。
そして、前記第1案内経路が上方案内部、水平案内部及び下方案内部から構成され、さらに第2案内経路を備えていることから、排出口の高さ方向のレベルを上蓋の高さ方向のレベルより低くして、端子の近傍にガスを達し難くすることができる。
また、下方案内部によって下方に案内されたガスが溝を迂回して排出口へ案内されるように、第2の案内経路を備えることによって、排出口の高さ方向のレベルを上蓋の高さ方向のレベルより低くすることができる。
上記のように排出口の径方向からガスの排出可能となる切欠部を備えることによって、排出口に異物が当接して排出口表面が閉じられた場合でも、切欠部を通して第2排気孔からのガスを確実に排出することができる。
前記凹部4は、第2蓋部分1Bの上面のうちの第1蓋部分1A側端から前後方向で半分となる位置よりも少し後側に寄った位置までの広い範囲に渡って形成されている。また、他方の長辺側(前後方向後端側)に凹部4の無いフラット面1Fを備えさせることによって、そのフラット面1Fに型番などが記されたシールなどを貼るスペースとして利用することができるようにしている。このように、蓋体1の上面のフラット面1Fがシールを貼るスペースとして利用できることで、前記シールに種々のデータと照合するための参照符号を記載しておけば、上蓋5の装着前の工程におけるデータ、例えば注液時のデータを前記参照符号に基づいて照合することができる(従来は、特許文献1に基づいて説明すれば、このようなシールは上蓋19の装着後、すなわち注液して上蓋19の装着後に上蓋19の表面に貼っていたため、シールにこのような参照符号を記載していても、前記参照符号に基づいて注液時のデータを照合することができなかった)。図2において左側の端子2が負極端子であり、右側の端子3が正極端子である。
前記端子2,3とブッシング6,7と導通部とを鉛又は鉛合金にて一体成型することにより端子部を構成し、導通部が蓋体1に埋設された状態になっている。
前記上方案内部9Aは、第2排気孔4Fからのガスを上方の所定高さまで立ち上げる円筒状の第1上方案内部9aと、この第1上方案内部9aからのガスを更に上方まで案内するべく、第1上方案内部9aよりも大きな直径を有する円筒状の第2上方案内部9bとを備えている。
また、前記水平案内部9Bは、蓋体1の左右幅方向一方側(図2では右側)へガスを移動させる左右方向案内部9cと、左右方向案内部9cの案内方向終端に案内されたガスを蓋体1の厚み方向(前記左右幅方向と直交する前後方向)一方側(図2では下側)へ移動させる前後方向案内部9dとを備えている。
ところで、鉛蓄電池を車に搭載して使用する場合に、第2排気孔4Fからのガスは上方案内部9A、水平案内部9B、下方案内部9C、第2案内経路10を移動して排出口4Kから排出されるが、図5(c)に示すように、排出口4Kの高さ方向のレベルは上蓋5の高さ方向のレベル(水平案内部9Bの高さ方向のレベル)より低くしたことで、排出されたガスを端子の近傍に達し難くすることができる。
従って、上蓋5を装着した状態で、図1に示す縦壁4Bの内側面4bと上蓋5の外周面5Nとの間を密閉下にして溝部4M内に加圧エアを加えることによって、案内経路8と溝部4Mを隔離する蓋体1の突出部4Tと上蓋5の接合部5Tとの接合状態、及び前記空間と溝部4Mを隔離する蓋体1の突出部4Cと上蓋5の接合部5Cとの接合状態の不良を加圧エアの圧力の減少の有無で検出することができる。
図7(a)〜(d)に示すように、前記係止部が、前記上蓋5の下面に下方に突出させ、断面形状円形で内部中空の円筒形状(内部が中実の棒状体でもよい)を有する左右一対の筒体5D,5Eからなっている。
また、図2に示すように、前記被係止部が左右一対の孔11,12からなり、前記左右一対の孔11,12のうちの一方の孔11をその孔11に係止する係止部5Dの水平方向への移動を阻止する大きさに形成し、かつ、他方の孔12を一対の孔11,12の対向方向に長い長孔、つまり長円形に形成している。
従って、前述のように上蓋5の接合部5C,5Tを溶融して蓋体1の突出部4C,4Tに合わせて一体化させる前に、一対の孔11,12に対して一対の係止部5D,5Eが係止して、蓋体1の突出部4C,4Tと上蓋5の接合部5C,5Tとの位置決めが完了し、その状態から蓋体1と上蓋5とを接近移動させることにより、蓋体1の突出部4C,4Tと上蓋の接合部5C,5Tとを確実に接合させることができるようになっている。そして、一方の孔12を長孔に形成することによって、蓋体1と上蓋5とが成型後の収縮率の違いや成型後の温度変化、経時変化等によって位置決めが困難な場合であっても、上蓋5が室温に応じて長手方向に伸縮した場合でも、それを長孔が良好に吸収して係合がスムーズに行われるようになっている。
Claims (3)
- 複数に仕切られたセル室を備えた電槽と、該電槽の上部開口を覆う蓋体と、該蓋体の上面に形成される凹部を閉じる上蓋と、前記蓋体の左右方向両端に位置する端子とを備え、前記凹部は、底部を形成する底壁とその底壁の外周縁から上方に立ち上げられた縦壁とを有し、前記蓋体に、前記複数のセル室からのガスをそれぞれ排気する排気孔と、前記排気孔から排気されたガスを特定のセル室に集める前記排気孔とは異なる第2排気孔とを備え、前記排気孔から排気されたガスを特定のセル室側へ集めるための空間と、前記第2排気孔からのガスを外部に導く案内経路とを前記蓋体上に形成するべく、該蓋体の上方が、前記上蓋で閉じられ、前記案内経路の排出口が、前記縦壁に形成され、前記案内経路が、前記第2排気孔から排出されたガスを上方に移動させる上方案内部と、該上方案内部からのガスを水平方向に移動させる水平案内部と、該水平案内部からのガスを下方に移動させる下方案内部とからなる第1案内経路、及び前記下方案内部からのガスを前記排出口に案内する第2案内経路を備えたことを特徴とする鉛蓄電池。
- 前記排出口の高さを前記上蓋の高さよりも低くしたことを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池。
- 前記排出口が、該排出口の径方向から排出可能となる切欠部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の鉛蓄電池。
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