JP5359030B2 - 重合性液晶組成物 - Google Patents
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Description
また、化合物を最適化する際、前記の光学特性に加えて、重合性、重合体の物理的・化学的な特性に対する要求も満足する必要がある。この特性は、化合物の重合速度、重合度、重合体の透明性、機械的強度、塗布性、溶解度、結晶化度、収縮性、透水度、吸水性、ガス透過性、融点、ガラス転移点、透明点、耐熱性、耐薬品性などである。
式(1−1)において、R1およびR2は独立して水素、メチル、エチル、フッ素または塩素であり;W1は独立して水素またはフッ素であり;そしてm1は独立して1〜10の整数であり;
式(1−2)において、R3は水素、メチル、フッ素、塩素、アセチル、アセトキシまたはメトキシであり;Y1は独立して−O−または式(5)で表される基であり;そしてm2は独立して1〜10の整数であり;
式(2)において、R4はシアノ、フッ素、塩素、−OCF3、炭素数1〜10のアルキル、または炭素数1〜10のアルコキシであり;Y2は単結合、−O−または式(5)で表される基であり;Y3は単結合、−COO−、−OCO−または−C≡C−であり;W2は水素またはフッ素であり;そしてm2は1〜10の整数であり;
式(3)において、Y4は独立して単結合または−O−であり;そしてnは独立して0〜10の整数であり;
式(4)において、R5は独立してメチルまたはエチルであり;A1は独立して1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり、そしてA2も独立して1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5は独立して−COO−または−OCO−であり;Qは独立して単結合または炭素数1〜10のオキシアルキレンであり;そして、pは独立して0または1である。
(1)溶液を基板に塗工し、加温により溶媒乾燥後室温に放置しても、再結晶化しにくく安定に液晶状態を保つことができるため、塗工から硬化作業までの作業性の向上が可能となる。
(2)基板フィルム(例えばケン化TAC)との密着性が良く、剥がれが生じにくい。
(3)UV照射量が少なくても、タック性のない耐熱性を有するフィルムが得られる。
(4)本発明の組成物を重合して得られるフィルムは、透明性が高くネガティブC−プレートなどの光学補償フィルムに用いることができる。
[2] (A)成分の割合が5〜44重量%であり、(B)成分の割合が0〜30重量%であり、(C)成分の割合が30〜80重量%であり、そして(D)成分の割合が5〜15重量%であって;
式(1−1)において、R1およびR2が独立して水素またはメチルであり;W1が水素またはフッ素であり;そしてm1が2〜8の整数であり;
式(1−2)において、R3が水素またはメチルであり;Y1が−O−または式(5)で表される基であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(2)において、R4がシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシであり;Y2が−O−または式(5)で表される基であり;Y3が単結合または−COO−であり;W2が水素であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(3)において、Y4が独立して単結合または−O−であり;そしてnが独立して0〜4の整数であり;
式(4)において、R5がエチルであり;A1が1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであって、A2も1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5が−OCO−であり;Qが単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンであり;そしてpが0または1である、
[1]項に記載の重合性液晶組成物。
式(1−1)において、R1およびR2が独立して水素またはメチルであり;W1が水素またはフッ素であり;そしてm1が2〜8の整数であり;
式(1−2)において、R3が水素またはメチルであり;Y1が−O−または式(5)で表される基であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(2)において、R4がシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシであり;Y2が−O−または式(5)で表される基であり;Y3が単結合または−COO−であり;W2が水素であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(3)において、Y4が独立して単結合または−O−であり;そしてnが独立して0〜4の整数であり;
式(4)において、R5がエチルであり;A1が1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであって、A2も1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5が−OCO−であり;Qが単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンであり;そしてpが0または1である、
[1]項に記載の重合性液晶組成物。
式(1−1)において、R1およびR2が独立して水素またはメチルであり;W1が水素またはフッ素であり;そしてm1が2〜8の整数であり;
式(2)において、R4がシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシであり;Y2が−O−または式(5)で表される基であり;Y3が単結合または−COO−であり;W2が水素であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(3)において、Y4が独立して単結合または−O−であり;そしてnが独立して0〜4の整数であり;
式(4)において、R5がエチルであり;A1が1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであって、A2も1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5が−OCO−であり;Qが単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンであり;そしてpが0または1である、
[1]項に記載の重合性液晶組成物。
式(1−2)において、R3が水素またはメチルであり;Y1が−O−または式(5)で表される基であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(2)において、R4がシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシであり;Y2が−O−または式(5)で表される基であり;Y3が単結合または−COO−であり;W2が水素であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(3)において、Y4が独立して単結合または−O−であり;そしてnが独立して0〜4の整数であり;
式(4)において、R5がエチルであり;A1が1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであって、A2も1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5が−OCO−であり;Qが単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンであり;そしてpが0または1である、
[1]項に記載の重合性液晶組成物。
そして、m2は独立して1〜10の整数であり、好ましくは2〜8の整数である。式(1−2)には2つのY1が存在するが、これらは同じ基であっても異なる基であって構わない。m2についても同様である。しかしながら、製造工程を考慮すれば、2つのY1が同じ基を示すことが好ましく、2つのm2が同じ数を示すことが好ましい。2つのY1が異なる基を示し、2つのm2が異なる数を示すような化合物は、製造の過程で、複数の化合物(1−2)の混合物となっている可能性があるが、化合物(1−2)を成分として用いる効果に支障はない。特に好ましい化合物(1−2)の例は、式(1−2)において、R3が水素またはメチルであり;Y1が−O−または式(5)で表される基であり;そしてm2が2〜8の整数である化合物である。
これらの化合物は重合性基としてアクリロイルオキシ基を有するので、硬化速度の向上が期待できる。本発明の組成物における(A)成分の割合は、組成物の全重量に基づいて0〜44重量%である。好ましい割合は5〜44重量%であり、より好ましい割合は10〜40重量%である。
化合物(1−1)および化合物(1−2)を総称して化合物(1)とすることがある。
化合物(1−1)は特開2003−238491号公報に記載の方法により合成することができる。
化合物(1−2−1)〜化合物(1−2−8)はMakromol. Chem. 190, 2255-2268, (1989)に記載の方法で合成することができる。化合物(1−2−9)〜(1−2−11)はWO97/00600号パンフレットに記載の方法により合成することができる。
式(2)において、R4はシアノ、フッ素、塩素、−OCF3、炭素数1〜10のアルキル、または炭素数1〜10のアルコキシであり、好ましくはシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシである。Y2は単結合、−O−または前記の式(5)で表される基であり、好ましくは−O−または式(5)で表される基である。Y3は単結合、−COO−、−OCO−または−C≡C−であり、好ましくは単結合または−COO−である。W2は水素またはフッ素であり、好ましくは水素である。そしてm2は1〜10の整数であり、好ましくは2〜8の整数である。特に好ましい化合物(2)の例は、式(2)において、R4がシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシであり;Y2が−O−または式(5)で表される基であり;Y3が単結合または−COO−であり;W2が水素であり;そしてm2が2〜8の整数である化合物である。
式(3)において、Y4は独立して単結合または−O−である。そして、nは独立して0〜10の整数であり、好ましくは独立して0〜4の整数である。なお、式(3)においては、−Y4−(CH2)n−が−O−となる選択肢および−(CH2)n−Y4−が−O−となる選択肢はない。即ち、Y4−が−O−であるとき、nは1〜10の整数であり、好ましくは1〜4の整数である。
化合物(3−1)〜化合物(3−6)は、Macromolecules, 26, 1244-1247 (1993)、Macromol. Chem. Phys, 202, 180-187 (2001)などに合成方法が開示されている。
式(4)において、R5は独立してメチルまたはエチルであり、好ましくはエチルである。A1は独立して1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり、そしてA2も独立して1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンである。Y5は独立して−COO−または−OCO−であり、好ましくは−OCO−である。Qは独立して単結合または炭素数1〜10のオキシアルキレンであり、好ましくは共に単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンである。そして、pは独立して0または1である。式(4)には同じ記号が2つずつ存在するが、同じ記号であってもそれぞれ異なる基であって構わない。しかしながら、2つの同じ記号(例えば、A1)が同じ基(例えば、1、4−フェニレン)を示すことが好ましい。同じ2つの記号のいずれかが異なる基で構成される化合物(4)を得ようとするときには、複数の化合物(4)の混合物が得られる可能性があるが、そのような混合物を用いても化合物(4)を成分として用いる効果に支障はない。化合物(4)の好ましい例は、式(4)において、R5がエチルであり;A1が1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであって、A2も1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5が−OCO−であり;Qが単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンであり;そしてpが0または1である化合物である。
(1)溶液を基板に塗工し、加温により溶媒乾燥後室温に放置しても、再結晶化しにくく安定に液晶状態を保つことができるため、塗工から硬化作業までの作業性の向上が可能となる。
(2)基板フィルム(例えばケン化されたTAC)との密着性が良く、剥がれが生じにくい。
(3)UV照射量が少なくても、タック性のない十分な耐熱性を有するフィルムが得られる。
(4)本発明の組成物を重合して得られるフィルムは、透明性が高くネガティブC−プレートなどの光学補償フィルムに用いることができる。
<セロファンテープ剥離試験>
測定は、JIS規格「JIS−K−5400、8.5、付着性(8.5.2、碁盤目テープ法)」の試験法に従った。つまり、100のます目のうち、剥離しなかった、ます目の数によって、結果を評価した。
<鉛筆硬度>
測定は、JIS規格「JIS−K−5400、8.4、鉛筆引掻試験」の方法に従った。結果を鉛筆の芯の硬さで表した。
この試験は、80℃で12時間の条件で行ない、結果はリタデーション(retardation)の変動によって評価した。ガラス基板にポリアミック酸(チッソ(株)のPIA5310)を塗布したあと、210℃で30分加熱して支持基板を調製した。生成したポリイミドの表面はレーヨン布でラビングした。試料のコレステリック重合性液晶組成物をトルエンで希釈して30重量%の溶液を調製した。溶液をスピンコーターで支持基板に塗布し、80℃で3分間加熱したあと、生成した塗膜に超高圧水銀灯(250W)を使って紫外線(30mW/cm2:365nm)を室温で30秒間照射した。得られた重合体フィルムのリタデーションを25℃で測定した。重合体を80℃で12時間加熱したあと、再度リタデーションを25℃で測定した。2つの値を比較して耐熱性を評価した。リタデーションは偏光解析装置により測定した。
上記の耐熱性試験の方法にしたがって重合体フィルムのリタデーション(25℃)の値を測定した。重合体フィルムの厚さ(d)は表面粗さ計で測定した。リタデーションはΔn×dであるから、この関係から光学異方性の値を算出した。
<液晶分子の配向>
重合体フィルム(液晶配向フィルム)は、ケン化処理されたTACフィルム上に調製した。重合体の配向は、透過光強度の角度依存性に基づいて、偏光解析装置による解析で決定した。
<偏光解析装置による測定>
シンテック(株)製のOPTIPRO偏光解析装置を用いた。重合体フィルムに波長が550nmの光を照射した。この光の入射角度をフィルム面に対して90度から減少させながらリタデーション(Δn×d)を測定した。
<タック性の確認>
UV硬化したフィルムを指でさわり、べた付きの有無を確認した。
<保存安定性の確認>
溶液を50℃のオーブンに入れ、加速試験を行い、増粘の程度を確認した。
<ヘイズ値の確認>
日本電色工業製のヘイズメーターを用い、フィルムのヘイズ値を測定した。
<再結晶化までの時間測定>
支持基板として、ケン化処理されたトリアセチルセルロースフィルム(TACフィルム)を用いた。ケン化処理されたTACフィルムの接触角を水を用いて測定したところ30°であった。このTACフィルムの表面はレーヨン布でラビングした。重合性液晶溶液を、スピンコーターを用いてTACフィルムに塗布した。塗布後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶剤を除去して重合成液晶を配向させた。次に室温に置いた金属製のバット上に塗膜を置き室温まで冷却した。そのまま放置し、再結晶化するまでの時間を計測した。
化合物(1−1−3)、化合物(2−3)、化合物(3−1)および化合物(4−12)からなる重合性コレステリック液晶組成物<MIX1>を調製した。この組成物のNI点は85℃であった。
<MIX1>
ケン化処理されたTACフィルムを、予めその表面をレーヨン布でラビング処理して、支持基板として用いた。以下のすべての実施例および比較例で用いられているTACフィルムは、このように処理されたTACフィルムである。組成物(PLC−1)を、スピンコーターを用いてTACフィルムに塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去した。生成した塗膜を室温で静置し、表面から結晶の析出が発生するか否かについて観察し、組成物の安定性を評価した。その結果、3日経過しても結晶の析出も無く、組成物(PLC−1)は十分に安定な組成物であることを確認した。
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−1)を、スピンコーターを用いてTACフィルム上に塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去して液晶層を配向させた。生成した塗膜に、超高圧水銀灯(250W)を用いて紫外線(30mW/cm2;365nm)を窒素雰囲気下、25℃で30秒間照射した。これにより重合体フィルム(F1)が得られた。偏光解析装置による測定からネガティブC−プレートであることを確認した。セロファンテープ剥離試験では全く剥がれが無く、総てのますが残存した。ヘイズメーターでヘイズ値を測定すると、0.38%であった。
化合物(1−2−9)、化合物(2−3)、化合物(3−1)および化合物(4−12)からなる重合性コレステリック液晶組成物<MIX2>を調製した。この組成物のNI点は57℃であった。
<MIX2>
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−2)を、スピンコーターを用いてTACフィルムに塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去した。生成した塗膜を室温で静置し、表面から結晶の析出が発生するか否かについて観察し、組成物の安定性を評価した。その結果、3日経過しても結晶の析出も無く、組成物(PLC−2)は十分に安定な組成物であることを確認した。
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−2)を、スピンコーターを用いてTACフィルム上に塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去して液晶層を配向させた。生成した塗膜に、超高圧水銀灯(250W)を用いて紫外線(30mW/cm2;365nm)を窒素雰囲気下、25℃で30秒間照射した。これにより重合体フィルム(F2)が得られた。偏光解析装置による測定からネガティブC−プレートであることを確認した。セロファンテープ剥離試験では全く剥がれが無く、総てのますが残存した。ヘイズメーターでヘイズ値を測定すると、0.26%であった。
化合物(1−1−3)、化合物(2−3)、化合物(3−1)および化合物(4−12)からなる重合性コレステリック液晶組成物<MIX3>を調製した。この組成物のNI点は90℃であった。
<MIX3>
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−3)を、スピンコーターを用いてTACフィルムに塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去した。生成した塗膜を室温で静置し、表面から結晶の析出が発生するか否かについて観察し、組成物の安定性を評価した。その結果、3日経過しても結晶の析出も無く、組成物(PLC−3)は十分に安定な組成物であることを確認した。
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−3)を、スピンコーターを用いてTACフィルム上に塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去して液晶層を配向させた。生成した塗膜に、超高圧水銀灯(250W)を用いて紫外線(30mW/cm2;365nm)を窒素雰囲気下、25℃で30秒間照射した。これにより重合体フィルム(F3)が得られた。偏光解析装置による測定からネガティブC−プレートであることを確認した。セロファンテープ剥離試験では全く剥がれが無く、総てのますが残存した。
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−4)を、スピンコーターを用いてTACフィルムに塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去した。生成した塗膜を室温で静置し、表面から結晶の析出が発生するか否かについて観察し、組成物の安定性を評価した。その結果、3日経過しても結晶の析出も無く、組成物(PLC−4)は十分に安定な組成物であることを確認した。
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−4)を、スピンコーターを用いてTACフィルム上に塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去して液晶層を配向させた。生成した塗膜に、超高圧水銀灯(250W)を用いて紫外線(30mW/cm2;365nm)を窒素雰囲気下、25℃で30秒間照射した。これにより重合体フィルム(F4)が得られた。偏光解析装置による測定からネガティブC−プレートであることを確認した。セロファンテープ剥離試験では全く剥がれが無く、総てのますが残存した。
化合物(1−1−3)、化合物(1−2−9)、化合物(2−3)、化合物(3−1)および化合物(4−12)からなる重合性コレステリック液晶組成物<MIX5>を調製した。
<MIX5>
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−5)を、スピンコーターを用いてTACフィルムに塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去した。生成した塗膜を室温で静置し、表面から結晶の析出が発生するか否かについて観察し、組成物の安定性を評価した。その結果、3日経過しても結晶の析出も無く、組成物(PLC−5)は十分に安定な組成物であることを確認した。
支持基板としてTACフィルム用いた。組成物(PLC−5)を、スピンコーターを用いてTACフィルム上に塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去して液晶層を配向させた。生成した塗膜に、超高圧水銀灯(250W)を用いて紫外線(30mW/cm2;365nm)を窒素雰囲気下、25℃で30秒間照射した。これにより重合体フィルム(F5)が得られた。偏光解析装置による測定からネガティブC−プレートであることを確認した。セロファンテープ剥離試験では全く剥がれが無く、総てのますが残存した。
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−6)を、スピンコーターを用いてTACフィルムに塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去した。生成した塗膜を室温で静置し、表面から結晶の析出が発生するか否かについて観察し、組成物の安定性を評価した。その結果、3日経過しても結晶の析出も無く、組成物(PLC−6)は十分に安定な組成物であることを確認した。
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−6)を、スピンコーターを用いてTACフィルム上に塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去して液晶層を配向させた。生成した塗膜に、超高圧水銀灯(250W)を用いて紫外線(30mW/cm2;365nm)を窒素雰囲気下、25℃で30秒間照射した。これにより重合体フィルム(F6)が得られた。偏光解析装置による測定からネガティブC−プレートであることを確認した。セロファンテープ剥離試験では全く剥がれが無く、総てのますが残存した。
<組成物(PLC−7)の調製>
化合物(1−1−3)、化合物(2−3)、化合物(3−1)および化合物(4−12)からなる重合性コレステリック液晶組成物<MIX7>を調製した。この組成物のNI点は120℃であった。
<MIX7>
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−7)を、スピンコーターを用いてTACフィルムに塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去した。生成した塗膜を室温で静置し、表面から結晶の析出が発生するか否かについて観察し、組成物の安定性を評価した。その結果、10分後に結晶が析出しはじめ、組成物(PLC−7)は十分に安定な組成物であるとは言えないことを確認した。
支持基板としてTACフィルムを用いた。組成物(PLC−7)を、スピンコーターを用いてTACフィルム上に塗布した後、80℃に設定したオーブン中で3分間熱処理することにより、溶媒を除去して液晶層を配向させた。生成した塗膜に、超高圧水銀灯(250W)を用いて紫外線(30mW/cm2;365nm)を窒素雰囲気下、25℃で30秒間照射した。これにより重合体フィルム(F7)が得られた。偏光解析装置による測定からネガティブC−プレートであることを確認した。ヘイズメーターでヘイズ値を測定すると、1.1%であり十分な透明性を有しているとは言えない。
Claims (8)
- 式(1−1)および式(1−2)のそれぞれで表される化合物の群から選択される少なくとも1つの液晶化合物である(A)成分、式(2)で表される化合物の群から選択される少なくとも1つの液晶化合物である(B)成分、式(3)で表される化合物の群から選択される少なくとも1つの液晶化合物である(C)成分、および式(4)で表される化合物の群から選択される少なくとも1つの光学活性化合物である(D)成分からなる組成物であって、この組成物の全重量に基づいて(A)成分の割合が5〜44重量%であり、(B)成分の割合が2〜25重量%であり、(C)成分の割合が30〜80重量%であり、そして(D)成分の割合が5〜15重量%である重合性液晶組成物:
式(1−1)において、R1およびR2は独立して水素またはメチルであり;W1 が水素またはフッ素であり;そしてm1が2〜8の整数であり;
式(1−2)において、R3 が水素またはメチルであり;Y1 が−O−または式(5)で表される基であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(2)において、R4はシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシであり;Y2 が−O−または式(5)で表される基であり;Y3が単結合または−COO−であり;W2 が水素であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(3)において、Y4は独立して単結合または−O−であり;そしてnが独立して0〜4の整数であり;
式(4)において、R5 がエチルであり;A1 が1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであってA2も1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5 が−OCO−であり;Qが単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンであり;そして、pが0または1である。 - (A)成分の割合が10〜40重量%であり、(B)成分の割合が2〜25重量%であり、(C)成分の割合が30〜70重量%であり、そして(D)成分の割合が7〜13重量%であって;
式(1−1)において、R1およびR2が独立して水素またはメチルであり;W1が水素またはフッ素であり;そしてm1が2〜8の整数であり;
式(1−2)において、R3が水素またはメチルであり;Y1が−O−または式(5)で表される基であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(2)において、R4がシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシであり;Y2が−O−または式(5)で表される基であり;Y3が単結合または−COO−であり;W2が水素であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(3)において、Y4が独立して単結合または−O−であり;そしてnが独立して0〜4の整数であり;
式(4)において、R5がエチルであり;A1が1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであって、A2も1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5が−OCO−であり;Qが単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンであり;そしてpが0または1である、
請求項1に記載の重合性液晶組成物。 - (A)成分が式(1−1)で表される化合物の群から選択される少なくとも1つの液晶化合物であってその割合が5〜44重量%であり、(B)成分の割合が2〜25重量%であり、(C)成分の割合が30〜80重量%であり、そして(D)成分の割合が5〜15重量%であって;
式(1−1)において、R1およびR2が独立して水素またはメチルであり;W1が水素またはフッ素であり;そしてm1が2〜8の整数であり;
式(2)において、R4がシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシであり;Y2が−O−または式(5)で表される基であり;Y3が単結合または−COO−であり;W2が水素であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(3)において、Y4が独立して単結合または−O−であり;そしてnが独立して0〜4の整数であり;
式(4)において、R5がエチルであり;A1が1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであって、A2も1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5が−OCO−であり;Qが単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンであり;そしてpが0または1である、
請求項1に記載の重合性液晶組成物。 - (A)成分が式(1−2)で表される化合物の群から選択される少なくとも1つの液晶化合物であってその割合が5〜44重量%であり、(B)成分の割合が2〜25重量%であり、(C)成分の割合が30〜80重量%であり、そして(D)成分の割合が5〜15重量%であって;
式(1−2)において、R3が水素またはメチルであり;Y1が−O−または式(5)で表される基であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(2)において、R4がシアノ、−OCF3、炭素数2〜8のアルキル、または炭素数2〜8のアルコキシであり;Y2が−O−または式(5)で表される基であり;Y3が単結合または−COO−であり;W2が水素であり;そしてm2が2〜8の整数であり;
式(3)において、Y4が独立して単結合または−O−であり;そしてnが独立して0〜4の整数であり;
式(4)において、R5がエチルであり;A1が1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであって、A2も1,4−フェニレンまたは4,4’−ビフェニレンであり;Y5が−OCO−であり;Qが単結合または炭素数2〜8のオキシアルキレンであり;そしてpが0または1である、
請求項1に記載の重合性液晶組成物。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の重合性液晶組成物を重合させることによって得られる重合体。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の重合性液晶組成物を透明プラスチック基板上またはガラス基板上に塗布して配向させ、これを重合させることによって得られる光学異方性を有する重合体のフィルム。
- 請求項6に記載の光学異方性を有する重合体のフィルムの、ネガティブC−プレートとしての使用。
- 請求項7に記載のネガティブC−プレートとポジティブA−プレートと偏光板を積層させた視野角補償フィルム。
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