JP5320612B2 - 抵抗器 - Google Patents
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Description
米国特許第7148554号公報および特開平2−309602号公報には、角形チップ抵抗器等のセラミック基板の裏面中央部に抵抗器の電極とは離隔して配置した放熱用の電極を設け、該放熱用の電極を印刷配線基板等の実装基板に設けた冷却用の導電体パターンに固定し、熱放散を図ることが提案されている。しかしながら、放熱用の電極をセラミック基板の裏面に配置するため、発熱する抵抗体からの放熱経路が放熱用電極のある下面への一方向となってしまい、放熱の効率が良くないことに問題があると思われる。
また、特開平8−181001号公報および特開平5−217713号公報には、チップ抵抗器において、抵抗体(抵抗膜)をセラミック材料等からなる抵抗支持体中にサンドウィッチ状に埋設し、放熱特性を向上させることが提案されている。しかしながら、その製造工程が複雑になると思われる。また、特開平11−251103号公報に提案されたものは、絶縁体からなるケースに抵抗体を配置し、セメント状の絶縁材料で封止し、放熱特性を向上させたものである。
さらにこの分野の先行技術として、特開平06−275403号公報、特開平11−251101号公報、特開2002−290090号公報、実願平03−028970号(実開平04−123502号)のマイクロフィルム、特開平03−238852号公報、特開昭61−199650号公報、実願平01−028084号(実開平02−118901号)のマイクロフィルム等が知られている。
本発明は上述した事情に基づいてなされたもので、表面実装が可能な樹脂封止の抵抗器全体の小型・コンパクト化した構造を維持しつつ、電力容量を向上させることができると共に、印刷配線基板等の実装基板への固着性を向上させることができる、放熱性を改良した抵抗器を提供することを目的とする。
本発明の抵抗器は、抵抗体として用いられる金属板材からなる抵抗板と、該抵抗板と離間し、且つ、抵抗板と交差するように配置された金属製の板材からなる放熱板と、抵抗板と放熱板との交差部分を内包したモールド樹脂体と、モールド樹脂体から延出した抵抗板の両端部をモールド樹脂体の端面および底面に沿って折り曲げることで構成した抵抗板の端子部と、モールド樹脂体から延出した放熱板の両端部を、モールド樹脂体の端面および底面に沿って折り曲げることで構成した放熱板の端子部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、金属板材からなる抵抗板の、特にその上部側に発生する発熱を、抵抗板と離間し、且つ、抵抗板と交差するように配置した金属製の板材からなる放熱板で効率的に吸収することができる。その上で、モールド樹脂体の端面および底面に沿って折り曲げて配置した部分から実装基板に設けた冷却体に伝熱することができる仕組みになっている。また、抵抗器の中央部分に配置した放熱板のモールド樹脂体底面に配置した部分をはんだ付けにより実装基板の冷却用パッドに固定することで、抵抗器の中央部分を強固に実装基板に固定することができる。
これにより、抵抗体および抵抗器の温度上昇を低下させ、抵抗器の電力容量を増加させることができ、さらに、自己発熱による温度上昇が小さいので通電時の抵抗体の抵抗温度係数に起因する抵抗値変化を小さくでき、また抵抗器の中央部分を実装基板に固定することができるため、抵抗器の実装基板への固着性が向上する。従って、樹脂封止の表面実装が可能な抵抗器を、サイズを殆ど変えることなく、電力容量を格段に増加させることができ、且つ信頼性を向上させることができる。
図2は、上記抵抗器の実測した温度上昇のデータ例を示すグラフである。
図3は、上記抵抗器の実装状態を示す断面図である。
図4Aは、従来例の抵抗器の上面図とその温度分布のシミュレーション結果を示すグラフであり、図4Bは本発明の抵抗器の上面図とその温度分布のシミュレーション結果を示すグラフである。
図5Aは、金属板材からなる抵抗板を用いた電流検出用抵抗器の構成例を示す斜視図であり、図5Bは、厚膜抵抗体を用いた電流検出用抵抗器の構成例を示す斜視図である。
図6Aは、本発明の第2実施形態の抵抗器を示す上面図であり、図6Bは、その側面図であり、図6Cは、その底面図であり、図6Dは、その端面の図である。
図7A−7Gは、それぞれ上記抵抗器の製造工程を示す斜視図である。
図8A−8Gは、それぞれ本発明の第3実施形態の抵抗器の製造工程を示す斜視図である。
図9Aは、本発明の第4実施形態の抵抗器の上面側を上として示すモールド樹脂体内部を透視した斜視図であり、図9Bはその底面側を上として示す斜視図である。
図10A−10Eは、それぞれ本発明の第4実施形態の抵抗器の製造工程の前半を示す斜視図であり、図10Fは図10Eの上面図であり、図10Gは図10Eの側面図である。
図11A−11Dおよび図11F−11Gは、それぞれ本発明の第4実施形態の抵抗器の製造工程の後半を示す斜視図であり、図11Eはモールド型内部を示す断面図である。
図1A−1Dは、本発明の第1実施形態の抵抗器を示す。この抵抗器は、Cu・Ni系合金等の抵抗体として用いられる金属板材からなる抵抗板11の一部を樹脂封止した電流検出用の金属板抵抗器である。抵抗板11のモールド樹脂体に包含された部分が実質的に抵抗体として機能する部分であり、モールド樹脂体12の両端面から延出した部分が端子部11aとなり、両端子11aはモールド樹脂体12の長手方向端面および底面に沿って折り曲げられている。そして、抵抗板11の端子部11aはモールド樹脂体の底面の部分において、その表面にはんだ層14を備え、印刷配線基板等へのはんだ接合性を良好なものとしている。
モールド樹脂体12の長手方向中央部外周面には、抵抗板11を取り囲むように、その上面、側面、底面に沿って、Cu箔またはCu板等の熱導電性の良好な金属の板材からなる放熱板15が配置されている。放熱板15は、モールド樹脂体12の底面に配置された部分において、その表面にはんだ層16を備え、印刷配線基板等の実装基板に備えた冷却用パッド(導電層)とはんだによる接続が可能となっている。従って、放熱板15をモールド樹脂体12に接着等により密着させることで、抵抗板(特に抵抗体として機能する部分)11で生じる発熱を放熱板15で吸収し、実装基板に設けた冷却用パッド(冷却体)に効率的に伝熱される。このため、抵抗体の温度上昇は抑制され、抵抗器の電力容量を高めることができる。特に、抵抗板11の電流印加による発熱は抵抗器の中央部の上部側で最も大きく、放熱板15はこの部分を取り囲むように設けているので、効率的に抵抗板(特に抵抗体として機能する部分)11の発熱を除去することが可能である。
なお、放熱板15は、図1Cに示す例では、モールド樹脂体12の長手方向中央部外周面を完全に一周しているが、図1Dに示すように、モールド樹脂体12の底面では離間するように、はんだ層16a,16bを分離して配置するようにしてもよい。また、放熱板15を離間させる個所は底面に限ったものではなく、設計上や製造上の都合により、また、放熱効果を低下させない範囲において、外周面のいずれに有してもよいが、モールド樹脂体12の底面で離間させることが好ましい。
放熱板15をモールド樹脂体12の外周を一周させるには、Cu箔テープを接着剤で接着する、帯状のCu板をモールド樹脂体12にフォーミング加工して接着固定する、予めリング状に加工したCu箔を嵌め込む等の方法がある。なお、はんだ層は図示のように部分的に設けるのではなく、モールド樹脂体12から露出する部分の全表面、即ち、抵抗板11の端子部11aと放熱板15の全面に設けるようにしてもよい。
図2は、上記のモールド樹脂体にCu箔を巻いた抵抗器による実測した温度上昇のデータを示す。この例では、温度上昇の最も高い抵抗器中央部表面と温度上昇の最も低い端子部とを計測している。本発明の抵抗器では、抵抗器中央部表面の温度上昇が、同じ電力を加えた従来例と比較して約半分に抑えられる。定格電力は温度上昇によって殆ど決まることから、本発明によって抵抗器の定格電力を少なくとも倍まで上げる事が可能である。
図3は、本発明の抵抗器を配線基板に実装した状態の一例を示す。実装する印刷配線基板21には、抵抗器の電極用パッド22,23の他に、冷却用パッド24を備えている。冷却用パッド24はサーマルビア25を介して印刷配線基板21の裏面側のベタグランド層またはベタ電源層26に連通している。従って、抵抗板11の端子部11aをはんだ接合により電極用パッド22,23に固定するとともに、放熱板15をはんだ層16を介してはんだ接合により冷却用パッド24に固定すれば、放熱板15の熱をサーマルビア25を通してベタグランド層やベタ電源層26に伝導する事が出来ると共に、抵抗器を印刷配線基板21に強固に固定することができる。なお、ベタグランド層またはベタ電源層などの冷却体は、実装する基板の内部に設けても良い。また、放熱板15を冷却用パッド24にはんだ接合により固定する例について説明したが、熱伝導性の良い導電性または絶縁性の接着剤により接合して固定してもよく、また冷却用パッド24等も熱伝導性の良い絶縁材料によって形成してもよい。
図4Aと図4Bは、放熱板を備えない従来の抵抗器(図4A下側に示す)と、本発明のモールド樹脂体にCu箔を巻いた抵抗器(図4B下側に示す)との温度分布のシミュレーション結果を示す。図4Aに示すように、従来例の抵抗器では、モールド樹脂体の表面温度および抵抗体の温度は電流の印加によりかなり上昇する。これに対して、図4Bに示すように、本発明の抵抗器では、同一電流の印加に対してモールド樹脂体表面温度のみならず抵抗体自体の温度上昇も大幅に低下する事が分かる。従来例と本発明の抵抗器のシミュレーションモデルの違いは、放熱板15が有るか無いかだけであり、上述のサーマルビア25を備えた印刷配線基板21(図3参照)に実装したと仮定している。これにより、放熱板を備えることで略同一サイズの抵抗器で定格電力を倍増できる。また、抵抗体自体の自己発熱による温度上昇が大幅に低下するので、通電時の抵抗体の抵抗温度係数に起因する抵抗値変化が大幅に低減し、通電時の抵抗値変動を小さくできる。
また、抵抗器を印刷配線基板に強固に固定することができるため、印刷配線基板への抵抗器の固着性を向上させることができる。すなわち、抵抗器の両端子部に加え、放熱板の端子により抵抗器の中央部を印刷配線基板に固定することで、抵抗器とこれを実装する印刷配線基板との熱膨張係数の相違によるはんだ接合部におけるクラックの発生を防止し、抵抗値の安定性を損なうという問題を回避することができる。また、振動に対する接合強度を高めることができる。
なお、抵抗体およびその端子部として、一体の抵抗板11を用いた電流検出用の金属板抵抗器の例について説明したが、図5Aに示すように、モールド樹脂体12の内部に抵抗合金からなる抵抗板11(抵抗体)を配置し、その両端部にCu板等の端子用金属板11aをモールド樹脂体12の内部で接続し、この端子用金属板11aをモールド樹脂体12の端面から延出し、モールド樹脂体12に沿って底面に折り曲げて端子部を形成してもよい。この構造の抵抗器においても、図1A−1Dに示したようなモールド樹脂体12の抵抗体部分を外周から取り囲む放熱板15を設けることで、同様に効率的な冷却効果が得られる。
また、図5Bに示す厚膜抵抗体を用いた樹脂封止の電流検出用抵抗器についても、同様に放熱板15を適用でき、同様に冷却効果および実装基板への固着効果を得ることができる。厚膜の抵抗体を用いた樹脂封止の電流検出用抵抗器は、セラミックス基板13aに厚膜抵抗体用のペーストを印刷して厚膜抵抗体13bを形成し、その両端の電極部分13cに端子用金属板11aを固定したものである。端子用金属板11aの固定は溶接等で行う。モールド樹脂体12から延出した端子用金属板11aは、モールド樹脂体12の端面および底面に沿って折り曲げて形成される。厚膜抵抗体を用いたこの構成は、金属板抵抗器と比較して抵抗値の高い領域の電流検出に好適なものである。
図6A−6Dは、本発明の第2実施形態の抵抗器を示す。第2実施形態の抵抗器は、放熱板15の一部をモールド樹脂体12,12aの内部に埋め込むように配置する点を特徴としている。すなわち、放熱板15がモールド樹脂体の内部に入り込み、抵抗板11に僅かに離間した上側位置で抵抗板11に対して交差するように平行平板状に配置されている。抵抗板11と、その周囲を取り囲む角形のモールド樹脂体12と、該モールド樹脂体12の端面から延出し、モールド樹脂体12の端面および底面に沿って折り曲げて配置した端子部11aを有することは第1実施形態と同じである。
放熱板15は、抵抗器の両端子部11aを結ぶ線方向、すなわち抵抗器本体部分の長手方向に交差する方向で配置される。ここで、モールド樹脂体12,12aに埋め込まれた放熱板15の一部は、抵抗体11の長手方向に沿って延びる端子部よりも幅広の幅広部15eを備えている。さらに放熱板15は、モールド樹脂体12,12aの間の側面から延出し、モールド樹脂体12の側面および底面に沿って折り曲げて配置され、底面の表面にはんだ層等を備えた放熱板の端子部15aを構成している。
図6Cの底面図に示すように、抵抗器の底面では、長手方向両端部に抵抗板11の端子部11aが配置され、中央部に放熱板15の端子部15aが配置され、これらの表面にははんだ層を備え、図3に示すような実装基板に表面実装が可能となっている。抵抗器中央部の放熱板15の端子部15aを実装基板に設けた冷却用パッド24(図3参照)にはんだにより固定することで、良好な放熱性と実装基板への固着性が得られることは、上述したとおりである。モールド樹脂体12の底面には抵抗板の端子部11aと放熱板の端子部15aとの間に凸部12dを備え、放熱板の一対の端子部15a,15a間に凹部12gを備えている。凸部12dは、端子部11aと端子部15aとの間を仕切る壁となり、実装時のはんだ接合に際して両者が導通することを抑制する。また、凹部12gは、実装時のはんだ接合に際して、過剰なはんだを流し込むことができる。
なお、本発明の第2実施形態の抵抗器として、抵抗板を用いた例について説明したが、図5Aに示す抵抗板とこの両端に接続した金属端子板を用いた樹脂封止の電流検出用抵抗器、および図5Bに示す厚膜抵抗体を用いた樹脂封止の電流検出用抵抗器についても、図6A−6Dと同様なモールド樹脂体に埋め込んだ放熱板の構造を採用することが可能である。
次に、この抵抗器の製造方法について、図7A−7Gを参照して説明する。まず、図7Aに示すように、Cu・Ni系合金等の抵抗合金からなる抵抗板をプレス等により加工し、図示するような形状の抵抗板11からなる帯状の金属抵抗板材料31を準備する。この帯状の材料31は、自動機による送り加工のための送り孔31aを備え、自動加工に対応した構造となっている。
次に、図7Bに示すように、抵抗板11(特に抵抗体として機能する部分)を取り囲むように、モールド樹脂体12を1次モールディングにより形成する。次に、図7Cに示すように、Cu等の熱伝導性の良好な金属板をプレスまたはエッチング等により加工し、放熱板15を備えた帯状の材料を準備し、放熱板15を抵抗板11に対して交差するようにモールド樹脂体12上に載置する。すなわち、放熱板15には端子部よりも幅広の幅広部15eが形成されていて、この幅広部15eを1次モールド樹脂体12の上面に載置する。
次に、図7Dに示すように、放熱板15を覆うように、2次モールディングにより追加のモールド樹脂体12aを形成する。そして、図7Eに示すように、抵抗板11および放熱板15についてそれぞれ端子カットを行い、図7Fに示すようにモールド樹脂体12aから延出した各端子部の曲げ加工(フォーミング)を行い、抵抗板の端子部11aおよび放熱板の端子部15aをそれぞれ形成する。さらに、図7Gに示すように必要に応じてめっき加工を行い、放熱板15が抵抗板11の周囲を取り囲み、表面実装が可能な端子部11a,15aを備えた金属板抵抗器が完成する。なお、図7Gは、図7Fとは逆に金属板抵抗器の底面側を上面とした斜視図である。
以上の工程によれば、モールド樹脂体12,12aの内部において、抵抗板11と放熱板の幅広部15eとは、樹脂層を介して互いに接触せず、僅かな距離を隔てて、互いに交差して平行平板状に配置されている。放熱板15は、モールド樹脂体の側面から延出し、モールド樹脂体の側面および底面に沿って折り曲げて配置したので、表面実装が可能な端子部15aを形成することができる。特に、端子カットは、抵抗板と放熱板とを同様に行え、また端子の曲げ加工も同様に行えるので、通常の金属板抵抗器の製造工程に2次モールディング等の僅かな工程を付加するのみで製造が可能であり、コストおよびサイズの上昇を抑えつつ、電力容量を大幅に増加し、且つ抵抗器の実装基板への固着性を向上することができる。また、モールド樹脂体12aの上面には、第1実施形態と異なり放熱板が無いので、マーキング等にその表面を利用することができる。
次に、本発明の第3実施形態の抵抗器について、図8A−8Gを参照して説明する。この抵抗器は、金属皮膜抵抗器、酸化金属皮膜抵抗器、金属巻線抵抗器、メタルグレーズ抵抗器、セラミック抵抗器等の丸棒タイプのリード付き抵抗器を含む各種の抵抗器に関して、抵抗体を角形のモールド樹脂体に封止し、モールド樹脂体内部の抵抗体の上側に放熱板の一部(上面)を配置し、放熱板と抵抗板の端子部とを面実装可能にモールド樹脂体の側面、端面、底面に沿って折り曲げて配置したものである。
その製造工程の一例は、まず、図8Aに示すように、抵抗器本体33aにリード端子33bを備えた丸棒タイプのリード付き抵抗器33を準備する。次に、図8Bに示すように、1次モールディングを行い、抵抗器本体33aの周囲を取り囲む角形のモールド樹脂体34を形成し、抵抗器本体33aを樹脂封止する。そして、図8Cに示すように、Cu等の熱伝導性の良好な金属板をプレスまたはエッチング等により加工した放熱板18を、その幅広部18eが抵抗器本体33aの直上部をカバーするようにモールド樹脂体34の上面に載置する。次に、図8Dに示すように、2次モールディングを行い、追加のモールド樹脂体34aをモールド樹脂体34上に形成し、放熱板18の一部を樹脂封止する。これにより、モールド樹脂体内部において、放熱板18と抵抗器本体33aとは互いに接触せず、交差状に配置した放熱板18がモールド樹脂体34,34a内に埋め込まれる。
次に、図8Eに示すように、リード端子33bをプレス等により潰し、扁平なリード端子33cを形成する。なお、予め扁平な端子用金属板からなるリード端子33cを準備し、これをモールド樹脂体内部で丸棒タイプのリード端子に接続するようにしてもよい。そして、図8Fに示すように、各端子をモールド樹脂体34の側面または端面および底面に沿って折り曲げる。すなわち、放熱板18がモールド樹脂体の側面から延出し、モールド樹脂体の側面および底面に沿って折り曲げられ、その端子部18aが形成される。また、リード端子33cが、モールド樹脂体の端面から延出し、モールド樹脂体の端面および底面に沿って折り曲げられ、その端子部33dが形成される。
次に、図8Gに示すように、はんだめっきを含む端子めっきを行い、面実装が可能な樹脂封止の抵抗器が完成する。なお、図示のものは抵抗器の実装面(裏面)側を上面として表示したもので、放熱板の端子部18aは裏面中央付近まで延びていても良いし、結合してもよい。
これにより、例えば丸棒タイプの抵抗器でも、樹脂封止し、表面実装が可能となるとともに、抵抗体の周囲を取り囲む放熱板により、電力容量を向上でき、且つ実装基板への固着性を向上できる。
なお、以上の実施形態の変形例として、モールド樹脂体の側面から延出した放熱板を上方に折り曲げ、大気中に熱放散を行うようにすることも可能である。
図9A−9Bは、本発明の第4実施形態の抵抗器を示す。図9Aは第4実施形態の抵抗器の上面側を上として示すモールド樹脂体内部を透視した斜視図であり、図9Bは第4実施形態の抵抗器の裏面(実装面)側を上として示す斜視図である。この抵抗器は、上述の第2実施形態の抵抗器と基本的な構成は同一であるが、モールド樹脂体19の構成が異なる。第4実施形態におけるモールド樹脂体19は、抵抗体11と放熱板15の交差部分を内包しており、1次モールド樹脂体19aと、1次モールド樹脂体19aの周囲を被覆する2次モールド樹脂体19e(図9Aでは点線で示す)とにより構成されている。1次モールド樹脂体19aには、上下に突出した円柱状の突出部19cと、抵抗体が露出した開口部19bを備えている。
図9Aに示すように、金属板材からなる抵抗板11の一部、即ち抵抗体として機能する部分の上下面に、開口部19bを除き1次モールド樹脂体19aが形成されている。1次モールド樹脂体19aはその周囲4カ所に上下に延びる円柱状の突出部19cを備える。抵抗板11の側面は露出しているが、突出部19cにより、抵抗板11の上下の1次モールド樹脂体19aが一体に連結された構造になっている。開口部19bからは抵抗板11が露出しており、また、抵抗板11に形成されたスリット11cが露出している。なお、スリット11c内には1次モールド樹脂体19aの樹脂材料が充填されている。抵抗板11の裏面側にも同様に開口部19bが形成されている。1次モールド樹脂体19aの上面に幅広部15eを備えた金属製の板材からなる放熱板15の一部が配置され、1次モールド樹脂体19aと放熱板15とが2次モールド樹脂体19eにより封止され、直方体状のモールド樹脂体19が形成されている。抵抗板11の両端は2次モールド樹脂体19eの端面から延出しており、また、放熱板15の両端は2次モールド樹脂体19eの側面から延出しており、それぞれ2次モールド樹脂体19eの外郭形状に沿って底面側(実装面側)に折り曲げることにより、抵抗体の端子部11a,放熱板の端子部15aが構成されている。
1次モールド樹脂体19aと2次モールド樹脂体19eとは、同質の樹脂材料により形成されることが好ましい。これにより、1次モールド樹脂体19aと2次モールド樹脂体19eとを一体のモールド樹脂体として形成できる。突出部19cと開口部19bを備えた1次モールド樹脂体19aは表面積が大きく、2次モールド樹脂体19eに対して大きな接合面積が得られる。このため、1次モールド樹脂体19aと2次モールド樹脂体19eとの結合を強固なものとすることができる。第4実施形態では、突出部19cの上下の端面は2次モールド樹脂体19eから露出しているが、それ以外は1次モールド樹脂体19aの全面を2次モールド樹脂体19eが覆っている。突出部19cの高さは、1次モールド樹脂体19aの表面を覆って形成される2次モールド樹脂体19eの厚みに相当する高さである。また、突出部19cの高さは、実装面側(放熱板の無い側)のほうが低く、上面側(放熱板のある側)はそれよりも高い。このため、抵抗板11の実質的に抵抗体として機能する部分を実装面側に近く配置することができるため放熱性が向上し、一方、上面側には放熱板を配置するための厚みを確保できる。なお、2次モールド樹脂体19eが1次モールド樹脂体19aの周囲全体を覆っていなくても、例えば、1次モールド樹脂体の上面の放熱板15と1次モールド樹脂体19aの側面までを2次モールド樹脂体19eで覆い、1次モールド樹脂体19aの底面側には及ばないような構造にしてもよい。
一例として、抵抗器のサイズは、11mm(長さ)×7mm(幅)×2.5mm(高さ)であり、抵抗板11の幅は5mm程度であり、厚さは0.2mm程度であり、放熱板15の幅は端子部で3mm程度であり、幅広部15eで5mm程度であり、厚さは0.2mm程度である。1次モールド樹脂体の厚さは0.5mm程度であり、従って、抵抗板11の中央部(即ち、抵抗体として機能する部分)において、放熱板15の幅広部15eが1次モールド樹脂体厚さ0.5mm程度の間隔で離間してその上側に平行平板状に配置され、これにより抵抗板11で発生する熱を効率的に吸収し、端子部15aを介して実装基板側に効率的に放熱することができる。
図9Bは第4実施形態の抵抗器を裏面(実装面)側を上として示す斜視図である。端子部11a,15aはモールド樹脂体の端面および底面に沿って折り曲げて配置されている。抵抗板の端子部11aと放熱板の端子部15aとの間に、凸部19dを設けている。端子部11a,11a間に端子部15a,15aが配置されるため、実装パターンやはんだの量によっては、端子部11aと端子部15aとが導通してしまう恐れがある。凸部19dは、端子部11aと端子部15aとの間を仕切る壁となり、両者が導通することを抑制する。また、放熱板の一対の端子部15a,15aの間には、過剰なはんだが流れ込むことができる凹部19gが形成されている。
なお、本発明の第4実施形態の抵抗器として、金属板材からなる抵抗板を用いた例について説明したが、図5Aに示す金属抵抗板とこの両端に接続した金属端子板を用いた樹脂封止の電流検出用抵抗器、および図5Bに示す厚膜抵抗体を用いた樹脂封止の電流検出用抵抗器についても、同様に本実施形態のモールド樹脂体19の適用が可能である。
次に、この抵抗器の製造方法について、図10A−10Gおよび図11A−11Gを参照して説明する。なお、実際の製造方法は抵抗板11および放熱板15は長尺のフープ材から製造され、以下で説明するモールド等も複数個が同時にモールドされるが、説明の都合上、抵抗器1個分に相当する部分においてのみ図示する。
まず、図10Aに示す1次モールド用の上金型41と図10Bに示す1次モールド用の下金型42とを準備する。これらの金型には、抵抗板11に当接し、挟み込むための凸部43,44と、1次モールド樹脂体19aを形成するための凹部45,46とを備えている。凹部45,46には、円柱状の突出部19cを形成するための上部が半円形で下部が円形の凹部47,48が含まれる。また、下金型42には抵抗板11を挿入するための溝49と抵抗板11の送り穴31aと嵌合する凸部50とが設けられている。
次に、図10Cに示すように、抵抗板11を下金型42の溝49にセットし、抵抗板の送り穴31aを凸部50に嵌着して位置決めし、上金型41を被せ、樹脂を注入する。この時、抵抗板11の電流迂回路形成のためのスリット11cがある部分の周辺を上金型41及び下金型42の凸部43,44で挟み込むように固定する。抵抗板11は薄く、特にスリット11cがある部分は樹脂注入の圧力により変形し易いが、凸部43,44で挟み込むように固定することで、抵抗板11の変形を防止し、所定位置に抵抗板11を封止した1次モールド樹脂体19aを形成することができる。図10Dは、1次モールド樹脂体19aを形成し、上金型41を除いた状態を示している。
図10Eは、抵抗板11に1次モールド樹脂体19aを形成した段階を示す斜視図であり、図10Fはその平面図であり、図10Gはその側面図である。抵抗板11はCu・Ni系合金等の抵抗合金からなる長尺の帯状材料であり、送り穴31aを備える。これにより、自動化した生産ラインで量産が可能である。1次モールド樹脂体19aは、上金型41及び下金型42の凸部43,44で挟み込まれて形成された開口19bを備え、開口19bには抵抗板11が露出している。図10Fにおいて、スリット11cは、開口部19bから露出している部分は実線で、1次モールド樹脂体19aに覆われている部分は点線で示している。開口19bはスリット11cの周辺に形成されており、これは即ち、上金型41及び下金型42の凸部43,44でスリット11cの周辺を挟んだことを示している。
また、1次モールド樹脂体19aは抵抗板11、特にスリット11cが形成され抵抗体として機能する部分の周囲を囲うように枠状に形成されている。これは2次モールドする際に、抵抗体11が変形することを防止するためである。そして、上金型41,下金型42に形成された、上部が半円形で下部が円形の凹部47,48により、円柱状の突出部19cが1次モールド樹脂体19aの一部として形成される。円柱状の突出部19cは、1次モールド樹脂体19aの箱体部分19fから上下方向に延びている円柱状部分と箱体部分の側面に配置された半割の円柱状部分とから形成されている。
次に、図11Aに示す2次モールド用の上金型51と、図11Bに示す2次モールド用の下金型52とを準備する。上金型51と下金型52には2次モールド樹脂体19eを形成するための凹部53,54がそれぞれ形成されている。下金型52には、帯状の抵抗板11をセットするための溝55と抵抗板11の送り穴31aと嵌合する凸部56とが設けられ、さらにリードフレームからなる放熱板材料をセットするための溝57とリードフレームの送り穴と嵌合する凸部58とを備えている。
そして、図11Cに示すように、1次モールド樹脂体19aを形成した抵抗板11を溝55にセットし、抵抗板11の送り穴31aを凸部56に嵌合し、抵抗板11を位置決めする。さらに、図11Dに示すように、銅板からなる放熱板材料(リードフレーム)60を溝57にセットし、リードフレームの送り穴61を凸部58に嵌合してリードフレームを位置決めする。放熱板の幅広部15eは、抵抗体11のスリット11cが形成された個所の上方に、抵抗体11とは離間させて位置している。また、放熱性を安定させるため、放熱板15と抵抗体との間、即ち抵抗板11と放熱板15が交差する間の部分には1次モールド樹脂体19aが介在している。また、放熱板15、特に幅広部15eは、配置位置を安定化するため、突出部19cの間に配置する。そして、上金型51を被せ樹脂を注入し、2次モールドを行う。
この時、図11Eに示すように、1次モールド樹脂体19aに形成された突出部19cの上端が上金型51の凹部53内の上面(底面)51sに接触し、突出部19cの下端が下金型52の凹部54内の下面(底面)52sに接触する。これにより、1次モールド樹脂体19aの位置が上下金型51,52の内部で固定され、樹脂注入の圧力が加わっても1次モールド樹脂体19aの位置ずれや変形を抑制でき、モールド樹脂体19の内部における抵抗板11および放熱板15の構造上のバラツキを低減できる。
図11Fは、金型51,52を除き、2次モールド終了後のモールド樹脂体19を取り出した状態を示す。2次モールド樹脂体19eにより1次モールド樹脂体19aに放熱板が固着される。図示するように、モールド樹脂体19の側面(端面)から抵抗板11および放熱板15が延出し、これを切断線Fに沿ってリードカットする。そして、モールド樹脂体19の側面(端面)および底面に沿って折り曲げ、メッキ処理をすることで、図11Gに示すように、この実施形態の抵抗器が完成する。
これにより、金属板材からなる抵抗板と金属製の板材からなる放熱板とがモールド樹脂体内部で交差するように離間して配置され、抵抗板と放熱板との端子部がそれぞれモールド樹脂体の端面および底面に沿って折り曲げることで構成された抵抗器を、経済的に且つ良好な生産性で製造することができる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
Claims (13)
- 抵抗体として用いられる金属板材からなる抵抗板と、
該抵抗板と離間し、且つ、前記抵抗板と交差するように配置された金属製の板材からなる放熱板と、
前記抵抗板と前記放熱板との交差部分を内包したモールド樹脂体と、
前記モールド樹脂体から延出した前記抵抗板の両端部を前記モールド樹脂体の端面および底面に沿って折り曲げることで構成した抵抗板の端子部と、
前記モールド樹脂体から延出した前記放熱板の両端部を、前記モールド樹脂体の端面および底面に沿って折り曲げることで構成した放熱板の端子部と、を備え、
前記モールド樹脂体は、前記抵抗板を覆う1次モールド樹脂体と、該1次モールド樹脂体に前記放熱板を固着する2次モールド樹脂体とにより構成されていて、
前記1次モールド樹脂体は、前記2次モールド樹脂体の厚みに相当する高さの突出部を備えている、抵抗器。 - 前記2次モールド樹脂体は、前記1次モールド樹脂体の周囲を覆っている、請求項1に記載の抵抗器。
- 前記突出部は前記1次モールド樹脂体の上下に形成されている、請求項1に記載の抵抗器。
- 前記放熱板は、複数の前記突出部の間に配置される、請求項1に記載の抵抗器。
- 前記1次モールド樹脂体は、前記抵抗板の一部が露出するように枠状に形成されており、 前記抵抗板の露出部分には2次モールド樹脂体が充填されている、請求項1に記載の抵抗器。
- 前記抵抗板の露出部分には、前記抵抗板に形成されたスリットの少なくとも一部が露出している、請求項5に記載の抵抗器。
- 前記抵抗板と前記放熱板とが交差する間の個所には、前記1次モールド樹脂体が形成されている、請求項5に記載の抵抗器。
- 前記モールド樹脂体の実装基板側となる面であって、前記抵抗板の端子部と前記放熱板の端子部との間には、前記モールド樹脂体が盛り上がった凸部が設けられている、請求項1に記載の抵抗器。
- 前記モールド樹脂体の実装基板側となる面であって、一対の前記放熱板の端子部の間には、凹部が設けられている、請求項1に記載の抵抗器。
- 前記モールド樹脂体に埋め込まれた前記放熱板の一部には、前記抵抗板の長手方向に沿って延びる幅広部が形成されている、請求項1に記載の抵抗器。
- 抵抗板を取り囲むとともに、抵抗板の端子部が延出するようにモールディングによる1次モールド樹脂体を形成し、
放熱板を前記抵抗板の中央部において交差するように前記1次モールド樹脂体の上面に載置し、
前記1次モールド樹脂体の上面に複数の突出部が形成され、2次金型内に前記1次モールド樹脂体を納めたときに、前記突出部が前記金型の内面に当接し、
前記放熱板を覆うとともに、該放熱板の端子部が延出するように、モールディングにより2次モールド樹脂体を形成し、
前記抵抗板の端子部と、前記放熱板の端子部とを、前記モールド樹脂体に沿って底面に折り曲げる加工を行う、抵抗器の製造方法。 - 前記1次モールド樹脂体を形成するための1次金型は、該金型の一部が前記抵抗板に当接する形状である、請求項11に記載の抵抗器の製造方法。
- 前記放熱板には、端子部よりも幅広の幅広部が形成されていて、該幅広部を前記1次モールド樹脂体の上面に載置する、請求項11に記載の抵抗器の製造方法。
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