[go: up one dir, main page]

JP5320491B2 - 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ - Google Patents

不整地走行用の自動二輪車用タイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5320491B2
JP5320491B2 JP2012130121A JP2012130121A JP5320491B2 JP 5320491 B2 JP5320491 B2 JP 5320491B2 JP 2012130121 A JP2012130121 A JP 2012130121A JP 2012130121 A JP2012130121 A JP 2012130121A JP 5320491 B2 JP5320491 B2 JP 5320491B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
block
tread
axial direction
shoulder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012130121A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013035537A (ja
Inventor
晋吾 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2012130121A priority Critical patent/JP5320491B2/ja
Publication of JP2013035537A publication Critical patent/JP2013035537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5320491B2 publication Critical patent/JP5320491B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/04Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of continuous circumferential ribs, e.g. zig-zag
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0327Tread patterns characterised by special properties of the tread pattern
    • B60C11/033Tread patterns characterised by special properties of the tread pattern by the void or net-to-gross ratios of the patterns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/11Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of isolated elements, e.g. blocks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1369Tie bars for linking block elements and bridging the groove
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1376Three dimensional block surfaces departing from the enveloping tread contour
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1376Three dimensional block surfaces departing from the enveloping tread contour
    • B60C11/1384Three dimensional block surfaces departing from the enveloping tread contour with chamfered block corners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C2200/00Tyres specially adapted for particular applications
    • B60C2200/10Tyres specially adapted for particular applications for motorcycles, scooters or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C2200/00Tyres specially adapted for particular applications
    • B60C2200/14Tyres specially adapted for particular applications for off-road use

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、直進時のトラクション性能及び制動性能を向上しうる不整地走行用の自動二輪車用タイヤに関する。
モトクロス等に用いられる不整地走行用の自動二輪車用タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)は、例えば、トレッド部のセンター領域に配されるセンターブロック、トレッド端側に配されるショルダーブロック、及びセンターブロックとショルダーブロックとの間に配されるミドルブロックが設けられる。
前記センターブロックの踏面は、一般に、タイヤ周方向の両側の縁が、タイヤ軸方向にのびるエッジで形成されている。このようなセンターブロックは、直進走行時において、タイヤ軸方向のエッジ成分を発揮させ、トラクション性能及び制動性能の向上を図っている。なお、関連する技術としては次のものがある。
特開2008−120351号公報
しかしながら、上記のようなセンターブロックは、やや硬質の不整地路面等においては、幅の大きいタイヤ軸方向のエッジが、路面に対して大きな抵抗となりやすく、該路面に対して十分に食い込むことができないという問題があった。これにより、センターブロックは、路面の上に浮いた状態となり、路面の傾斜や抵抗によってタイヤが左右にふらつき易く、直進時のトラクション性能及び制動性能を十分に発揮できないという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、センターブロックの踏面に、タイヤ軸方向と平行に直線でのびる軸方向エッジを少なくとも1つ設けるとともに、軸方向エッジのタイヤ軸方向両側に、図心に向かって凸となる円弧で切り欠いた円弧エッジを設けることを基本として、直進時のトラクション性能及び制動性能を向上しうる不整地走行用の自動二輪車用タイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、複数個のブロックが設けられたブロックパターンを有する不整地走行用の自動二輪車用タイヤであって、前記トレッド部は、タイヤ赤道を中心とするトレッド展開幅の25%の領域であるセンター領域に踏面の図心を有するセンターブロックを有し、前記センターブロックの踏面は、タイヤ軸方向と平行に直線でのびる軸方向エッジを少なくとも1つ具え、前記軸方向エッジのタイヤ軸方向両側には、前記図心に向かって凸となる円弧で切り欠かれた円弧エッジが設けられることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記センターブロックは、前記軸方向エッジのタイヤ軸方向の長さが、該センターブロックの踏面のタイヤ軸方向の最大幅の26〜46%であり、かつ前記円弧エッジの曲率半径が、該センターブロックの踏面のタイヤ周方向の最大長さの22〜42%である請求項1に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項3記載の発明は、前記トレッド部には、タイヤ軸方向に並ぶ少なくとも2つの前記センターブロックをタイバーで連結したセンターブロック群がタイヤ周方向に隔設され、前記センターブロック群は、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填されるとともに正規荷重が負荷された正規荷重負荷状態で接地する接地面内に、少なくとも1つ配される請求項1又は2に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項4記載の発明は、前記トレッド部は、トレッド端から前記トレッド展開幅の12.5%の領域である一対のショルダー領域、及び前記センター領域と該ショルダー領域との間の領域である一対のミドル領域を含み、前記ブロックは、前記ミドル領域に踏面の図心を有するミドルブロックと、前記ショルダー領域に踏面の図心を有するショルダーブロックとを含み、前記ミドルブロック及び前記ショルダーブロックの各踏面は、タイヤ赤道側で、タイヤ周方向と平行に直線でのびる内側周方向エッジを具え、前記内側周方向エッジのタイヤ周方向両側には、前記図心に向かって凸となる円弧で切り欠かれた円弧エッジが設けられる請求項1乃至3のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項5記載の発明は、前記ミドルブロックは、前記内側周方向エッジのタイヤ周方向の長さが、該ミドルブロックの踏面のタイヤ周方向の最大長さの27〜47%であり、かつ前記円弧エッジの曲率半径が、前記ミドルブロックの踏面のタイヤ軸方向の最大幅の22〜42%である請求項4に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項6記載の発明は、前記ミドルブロックは、前記図心の位置が、タイヤ軸方向で異なる複数個がタイヤ周方向に配置される請求項4又は5に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項7記載の発明は、前記ミドルブロックは、タイヤ赤道に対してタイヤ軸方向の一方側のミドル領域に配される一方のミドルブロックと、他方側のミドル領域に配される他方のミドルブロックとを含み、前記一方のミドルブロックの図心と前記他方のミドルブロックの図心とを結ぶ直線は、タイヤ軸方向に対して10度以下の角度である請求項4乃至6のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項8記載の発明は、前記ショルダーブロックは、前記内側周方向エッジのタイヤ周方向の長さが、該ショルダーブロックの踏面のタイヤ周方向の最大長さの26〜46%であり、かつ前記円弧エッジの曲率半径が、前記ショルダーブロックの踏面のタイヤ軸方向の最大幅の29〜49%である請求項4乃至7のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
また、請求項9記載の発明は、前記ショルダーブロックは、タイヤ赤道に対してタイヤ軸方向の一方側のショルダー領域に配される一方のショルダーブロックと、他方側のショルダー領域に配される他方のショルダーブロックとを含み、前記一方のショルダーブロックの図心と前記他方のショルダーブロックの図心とを結ぶ直線は、タイヤ軸方向に対して8度以下である請求項4乃至8のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤである。
なお、本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法は、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態において特定される値とする。
前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim" とするが、対応する規格がない場合、前記正規リムには、メーカにより推奨されるリムが適用される。
前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、対応する規格がない場合、前記正規内圧には、メーカにより推奨される空気圧が適用される。
前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" とする。なお、いずれの規格も存在しない場合、タイヤメーカの推奨値が適用される。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤは、トレッド部に、複数個のブロックが設けられたブロックパターンを有する。
また、トレッド部は、タイヤ赤道を中心とするトレッド展開幅の25%の領域であるセンター領域に図心を有するセンターブロックを有する。このセンターブロックの踏面は、タイヤ軸方向と平行に直線でのびる軸方向エッジを少なくとも1つ具えるとともに、軸方向エッジのタイヤ軸方向両側に、図心に向かって凸となる円弧で切り欠かれた円弧エッジが設けられる。
このようなセンターブロックは、軸方向エッジの両側が、円弧エッジによって切り欠かれるため、踏面の軸方向エッジ付近の接地圧を大きくしうる。これにより、センターブロックは、路面により深く食い込むことができるため、タイヤが左右にふらつくのを抑制でき、直進時のトラクション性能及び制動性能を向上しうる。
また、センターブロックは、軸方向エッジ及び円弧エッジによって、タイヤ軸方向及びタイヤ周方向のエッジ成分をバランスよく高めることができ、直進時のトラクション性能、制動性能及び旋回性能をさらに向上しうる。
本実施形態の不整地走行用の自動二輪車用タイヤの断面図である。 図1のトレッド部の展開図である。 図2のセンターブロックの拡大図である。 図2のミドルブロック及びショルダーブロックの拡大図である。 従来のタイヤのトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1に示されるように、本実施形態の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)1は、例えば、砂地や泥濘地等の不整地路面において最高の性能を発揮できるように設計されたモトクロス競技用のタイヤとして構成される。
図1に示されるタイヤ1の断面図は、該タイヤ1が前記正規状態、かつ図2に示されるA−A線断面である。
前記タイヤ1は、トレッド部2と、その両側からタイヤ半径方向の内方にのびる一対のサイドウォール部3、3と、各サイドウォール部3のタイヤ半径方向の内方端に位置しかつリム(図示省略)に組み付けされるビード部4、4とを有する。また、タイヤ1は、トロイド状のカーカス6と、該カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるトレッド補強層7とを含んで補強される。
前記トレッド部2は、その外面2Sがタイヤ半径方向の外側に凸で湾曲するとともに、該トレッド部2のトレッド端2t、2t間のタイヤ軸方向距離であるトレッド幅TWが、タイヤ最大幅をなしている。
前記カーカス6は、一対のビードコア5、5間をトロイド状に跨る本体部6aと、この本体部6aの両側に連なりかつビードコア5の回りでタイヤ軸方向の内側から外側に折り返される折返し部6bとを有する1枚以上、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aから構成される。また、カーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向の外側にのびかつ硬質ゴムからなるビードエーペックス8が配され、ビード部4が適宜補強される。
本実施形態のカーカスプライ6Aとしては、例えば、有機繊維のカーカスコードをタイヤ周方向に対して75〜90度の角度で配列したラジアル構造のものが採用される。なお、カーカス6としては、2枚以上のカーカスプライを用い、カーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば15〜45度の角度で傾斜配列したバイアス構造のものが採用されてもよい。
前記トレッド補強層7は、例えば、有機繊維の補強コードをタイヤ周方向に対して15〜45度の角度で傾斜配列した1枚以上、本実施形態では1枚の補強プライ7Aにより構成される。
図2に示されるように、本実施形態のトレッド部2は、タイヤ赤道Cを中心とするトレッド展開幅TWeの25%の領域であるセンター領域CR、トレッド端2tからトレッド展開幅TWeの12.5%の領域である一対のショルダー領域SH、SH、及び該センター領域CRと該ショルダー領域SHとの間の領域である一対のミドル領域MD、MDを含む。
これらのセンター領域CR、ミドル領域MD及びショルダー領域SHには、トレッド溝12の溝底12bからタイヤ半径方向の外側へ隆起した複数個のブロック11が形成される。
前記ブロック11は、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向に間隔を空けて疎らに配置される。このようなブロックパターンは、例えば、軟弱路等の不整地路面へのブロック11の食い込み量を大きくでき、高い駆動力を発揮しうる。
前記ブロック11の疎らな配置は、トレッド部2の外表面の全面積S(トレッド溝12を全て埋めたと仮定したときのトレッド部2の外表面の全面積)に対する全ブロック11の踏面11vの面積の総和SLであるランド比SL/Sによって把握される。このようなランド比SL/Sは、6〜30%が好ましい。
前記ランド比SL/Sが6%未満であると、ブロック11のエッジ成分が低下し、十分な駆動力を得ることができないおそれがある。逆に、前記ランド比SL/Sが30%を超えると、ブロック11の接地圧が小さくなり、路面への食い込みが悪くなるおそれがある。このような観点より、前記ランド比SL/Sは、より好ましくは10%以上が望ましく、より好ましくは26%以下が望ましい。
また、ブロック11のゴム硬度は、55〜95度が望ましい。このゴム硬度が55度未満であると、ブロック11の剛性を十分に確保できず、十分な駆動力を得ることができないおそれがある。逆に、ゴム硬度が95度を超えると、ブロック11の柔軟性が低下するおそれがある。このような観点より、ゴム硬度は、好ましくは65度以上が望ましく、また、好ましくは85度以下が望ましい。なお、本明細書において、「ゴム硬度」は、温度23℃で測定されたJISデュロメータタイプAによる硬さを意味する。
さらに、ブロック11の溝底12bからの高さD1(図1に示す)は、9〜16mmが望ましい。前記高さD1が9mm未満であると、ブロック11の路面への食い込み量が小さくなり、十分な駆動力を得ることができないおそれがある。逆に、前記高さD1が16mmを超えても、ブロック11の剛性が低下し、十分な駆動力を得ることができないおそれがある。このような観点より、前記高さD1は、より好ましくは10mm以上が望ましく、また、より好ましくは15mm以下が望ましい。
前記トレッド溝12は、その溝底12bが、図1に示されるように、カーカス6の外面に沿った滑らかな表面をなしている。このトレッド溝12は、幅広に形成されるため、泥土等の目詰まりを防止できる。
そして、本実施形態のブロック11は、図2に示されるように、センター領域CRに踏面16vの図心16gを有するセンターブロック16と、ミドル領域MDに踏面17vの図心17gを有するミドルブロック17と、ショルダー領域SHに踏面18vの図心18gを有するショルダーブロック18とを含む。
前記センターブロック16は、図3に拡大して示されるように、その踏面16vに、タイヤ周方向の両側で、タイヤ軸方向と平行に直線でのびる一対の軸方向エッジ21a、21aと、タイヤ軸方向の両側で、タイヤ周方向と平行に直線でのびる一対の周方向エッジ21c、21cとが設けられる。
さらに、センターブロック16の踏面16vには、軸方向エッジ21a、21aのタイヤ軸方向両側に、センターブロック16の図心16gに向かって凸となる円弧で切り欠かれた円弧エッジ21e、21eが設けられる。
これにより、センターブロック16は、軸方向エッジ21a、21aがタイヤ周方向の両側にそれぞれ突出するとともに、周方向エッジ21c、21cがタイヤ軸方向の両外側にそれぞれ突出し、平面視略十字状に形成される。また、本実施形態のセンターブロック16は、踏面16vのタイヤ軸方向の最大幅W11と、タイヤ周方向の最大長さL11とが略同一に設定される。
このようなセンターブロック16は、タイヤ周方向の両側の軸方向エッジ21a、21a付近の接地圧を大きくできるため、直進時において、路面により深く食い込むことができる。従って、タイヤ1は、路面の傾斜や抵抗によって左右にふらつくのを抑制でき、直進時のトラクション性能及び制動性能を向上しうる。
また、本実施形態のセンターブロック16は、タイヤ軸方向の両側の周方向エッジ21c、21c付近の接地圧も大きくできるため、旋回時において、路面に深く食い込むことができ、旋回性能をも向上しうる。さらに、センターブロック16は、軸方向エッジ21a、周方向エッジ21c及び円弧エッジ21eによって、タイヤ軸方向及びタイヤ周方向のエッジ成分がバランスよく高められるため、直進時のトラクション性能、制動性能及び旋回性能をさらに向上しうる。
このような作用を効果的に発揮させるために、センターブロック16の軸方向エッジ21aのタイヤ軸方向の長さL1aと、センターブロック16の踏面16vの前記最大幅W11との比L1a/W11は、26〜46%が望ましい。なお、前記比L1a/W11が46%を超えると、軸方向エッジ21a付近の接地圧を十分に大きくできないおそれがある。逆に、前記比L1a/W11が26%未満であると、軸方向エッジ21a付近のブロック剛性が過度に小さくなり、路面に十分食い込むことができないおそれがある。このような観点より、前記比L1a/W11は、より好ましくは41%以下が望ましく、また、より好ましくは31%以上が望ましい。
同様に、センターブロック16の周方向エッジ21cのタイヤ周方向の長さL1cと、センターブロック16の踏面16vの前記最大長さL11との比L1c/L11は、好ましくは46%以下、さらに好ましくは41%以下が望ましく、また、好ましくは26%以上、さらに望ましくは31%以上が望ましい。
また、センターブロック16の円弧エッジ21eの曲率半径R1とセンターブロック16の踏面16vの前記最大長さL11との比R1/L11は、22〜42%が望ましい。前記比R1/L11が22%未満であると、軸方向エッジ21a及び周方向エッジ21cの各長さL1a、L1cが過度に大きくなり、各エッジ21a及び21c付近の接地圧を十分に大きくできないおそれがある。逆に、前記比R1/L11が42%を超えると、各エッジ21a及び21c付近のブロック剛性が過度に小さくなり、路面への食い込み量が低下するおそれがある。このような観点より、前記比R1/L11は、より好ましくは27%以上が望ましく、また、より好ましくは37%以下が望ましい。
さらに、トレッド部2には、タイヤ軸方向に並ぶ少なくとも2つ、本実施形態では2つのセンターブロック16、16を、トレッド溝12の溝底12bから隆起したタイバー19で連結したセンターブロック群20が、タイヤ周方向に隔設されるのが望ましい。
このようなセンターブロック群20は、タイバー19によってセンターブロック16、16の剛性が高められるとともに、軸方向エッジ21a、21aを並列させて、タイヤ軸方向のエッジ成分を高めることができ、直進時のトラクション性能及び制動性能をさらに高めうる。
このような作用を効果的に発揮させるために、前記センターブロック群20は、前記正規リムにリム組みされかつ前記正規内圧が充填されるとともに、前記正規荷重が負荷された正規荷重負荷状態で接地する接地面内に、少なくとも1つ以上配されるのが望ましい。なお、前記センターブロック群20の数が多すぎると、前記ランド比(SL/S)が過度に大きくなり、路面に十分に食い込むことができなくなるおそれがある。このような観点より、前記センターブロック群20の数は、前記接地面内において、4個以下が望ましい。
また、本実施形態のセンターブロック群20は、各センターブロック16、16の図心gとタイヤ赤道Cとのタイヤ軸方向の各距離L6、L6が同一に設定されるのが望ましい。これにより、センターブロック群20は、直進時において、左右バランス良く接地するため、タイヤ1を左右にふらつかせる反力が生じるのを抑制しうる。なお、前記距離L6は、トレッド展開幅TWe(図2に示す)の5〜10%が望ましい。
本実施形態のタイバー19は、そのタイヤ周方向の長さL8が、センターブロック16の周方向エッジ21cの長さL1cと同一に設定されるのが望ましい。これにより、タイバー19は、センターブロック16の軸方向エッジ21a付近の接地圧が低下するのを抑制しうる。また、タイバー19の溝底12bからの高さH1(図1に示す)は、ブロック11の高さD1の10〜50%程度が望ましい。
前記ミドルブロック17は、図4に拡大して示されるように、その踏面17vに、タイヤ赤道C側で、タイヤ周方向と平行に直線でのびる内側周方向エッジ22c1と、タイヤ軸方向の外側でタイヤ周方向と平行にのびる外側周方向エッジ22c2と、タイヤ周方向の両側で、タイヤ軸方向と平行に直線でのびる軸方向エッジ22a、22aとが設けられる。
さらに、ミドルブロック17の踏面17vには、内側周方向エッジ22c1のタイヤ周方向の両側に、図心17gに向かって凸となる円弧で切り欠かれた円弧エッジ22eが設けられる。
これにより、ミドルブロック17の踏面17vは、内側周方向エッジ22c1がタイヤ赤道C側に突出し、平面視略T字状に形成される。また、本実施形態のミドルブロック17は、踏面17vのタイヤ軸方向の最大幅W12とタイヤ周方向の最大長さL12とが略同一に設定される。
このようなミドルブロック17は、踏面17vの内側周方向エッジ22c1付近の接地圧を大きくできるため、旋回時において、この部分が路面により深く食い込むことができ、旋回性能を向上しうる。また、ミドルブロック17は、内側周方向エッジ22c1、外側周方向エッジ22c2、軸方向エッジ22a及び円弧エッジ22eによって、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向のエッジ成分をバランスよく高めることができ、直進時のトラクション性能、制動性能及び旋回性能をさらに向上しうる。
上記のような作用を効果的に発揮させるために、ミドルブロック17の内側周方向エッジ22c1のタイヤ周方向の長さL2cと、ミドルブロック17の踏面17vの前記最大長さL12との比L2c/L12は、27〜47%が望ましい。なお、前記比L2c/L12が47%を超えると、内側周方向エッジ22c1付近の接地圧を十分に大きくできないおそれがある。逆に、前記比L2c/L12が27%未満であると、内側周方向エッジ22c1付近のブロック剛性が過度に小さくなるおそれがある。このような観点より、前記比L2c/L12は、より好ましくは42%以下が望ましく、また、より好ましくは32%以上が望ましい。
同様に、ミドルブロック17の円弧エッジ22eの曲率半径R2とミドルブロック17の踏面17vの前記最大幅W12との比R2/W12は、好ましくは22%以上、さらに好ましくは27%以上が望ましく、また、好ましくは42%以下、さらに好ましくは37%以下が望ましい。
また、ミドルブロック17の外側周方向エッジ22c2のタイヤ周方向の両側には、タイヤ周方向に対して傾斜しかつ直線で切り欠かれた傾斜エッジ22fが設けられるのが望ましい。このような傾斜エッジ22fは、ミドルブロック17の剛性を維持しつつ、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向のエッジ成分を高めうる。なお、傾斜エッジ22fのタイヤ軸方向の長さL2fは、ミドルブロック17の踏面17vの前記最大幅W12の25〜35%が望ましい。
さらに、ミドルブロック17は、図2に示されるように、ミドル領域MDにおいて、図心17gの位置がタイヤ軸方向で異なる複数個の該ミドルブロック17が、タイヤ周方向に配置されるのが望ましい。
これにより、ミドルブロック17は、ミドル領域MDにおいて、タイヤ軸方向に万遍なく配置されるため、初期バンク時からフルバンク時にかけて、該ミドルブロック17のエッジ成分を発揮させることができ、旋回性能を向上しうる。
このような作用を効果的に発揮させるために、ミドルブロック17は、その前記図心17gと、タイヤ周方向で隣り合うミドルブロック17の図心17gとを一致させることなく配置されるのが望ましい。
また、本実施形態のミドルブロック17は、タイヤ赤道Cに対してタイヤ軸方向の一方側のミドル領域MDaに配される一方のミドルブロック17aと、他方側のミドル領域MDbに配される他方のミドルブロック17bとを含む。これらのミドルブロック17a、17bは、タイヤ軸方向に並列させるのが望ましい。
これにより、一方のミドルブロック17a及び他方のミドルブロック17bは、直進時において、路面に同時に接地できるため、タイヤ1が左右にふらつくのを抑制しうる。
このような作用を効果的に発揮させるために、この一方のミドルブロック17aの図心17gaと、該一方のミドルブロック17aと隣り合う他方のミドルブロック17aの図心17gbとを結ぶ直線LN1は、タイヤ軸方向に対して10度以下、より好ましくは5度以下、最も好ましくは0度の角度(図示省略)に設定されるのが望ましい。
図4に示されるように、前記ショルダーブロック18は、ミドルブロック17と同様に、その踏面18vに、内側周方向エッジ23c1と、外側周方向エッジ23c2と、軸方向エッジ23aとが設けられる。さらに、ショルダーブロック18の踏面18vには、内側周方向エッジ23c1のタイヤ周方向の両側に円弧エッジ23eが設けられる。
これにより、ショルダーブロック18の踏面18vは、内側周方向エッジ23c1がタイヤ赤道C側に突出し、平面視略T字状に形成される。また、本実施形態のショルダーブロック18は、踏面18vのタイヤ周方向の最大長さL13がタイヤ軸方向の最大幅W13よりも大に設定される。
このようなショルダーブロック18は、内側周方向エッジ23c1付近の接地圧を大きくできるため、旋回時において、この部分が路面により深く食い込むことができ、旋回性能を向上しうる。また、ショルダーブロック18も、内側周方向エッジ23c1、外側周方向エッジ23c2、軸方向エッジ23a及び円弧エッジ23eによって、タイヤ軸方向及びタイヤ周方向のエッジ成分を高めることができ、直進時のトラクション性能、制動性能及び旋回性能をさらに向上しうる。
また、本実施形態のショルダーブロック18の外側周方向エッジ23c2には、ミドルブロック17の前記傾斜エッジ22fのような切り欠きが設けられていない。このようなショルダーブロック18は、外側周方向エッジ23c2のエッジ成分を高めることができ、旋回性能をさらに向上しうる。
上記のような作用を効果的に発揮させるために、ショルダーブロック18の内側周方向エッジ23c1のタイヤ周方向の長さL3cと、ショルダーブロック18の踏面18vの前記最大長さL13との比L3c/L13は、好ましくは46%以下、さらに好ましくは41%以下が望ましく、また、好ましくは26%以上、さらに好ましくは31%以上が望ましい。
さらに、ショルダーブロック18の円弧エッジ23eの曲率半径R3とショルダーブロック18の踏面18vの前記最大幅W13との比R3/W13は、好ましくは29%以上、さらに好ましくは34%以上が望ましく、また、好ましくは49%以下、さらに好ましくいは44%以下が望ましい。
また、本実施形態のショルダーブロック18は、図2に示されるように、タイヤ赤道Cに対してタイヤ軸方向の一方側のショルダー領域SHaに配される一方のショルダーブロック18aと、他方側のショルダー領域SHbに配される他方のショルダーブロック18bとを含む。これらのショルダーブロック18a、18bは、タイヤ軸方向に並列させるのが望ましい。これにより、一方のショルダーブロック18a及び他方のショルダーブロック18bは、直進時において路面に同時に接地でき、タイヤ1が左右にふらつくのを抑制しうる。
このような作用を効果的に発揮させるために、一方のショルダーブロック18aの図心18g1と他方のショルダーブロック18の図心18g2とを結ぶ直線LN2は、タイヤ軸方向に対して8度以下、より好ましくは4度以下、最も好ましくは0度の角度(図示省略)に設定されるのが望ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
[実施例A]
図1に示す基本構造をなし、表1に示すセンターブロック、ミドルブロック及びショルダーブロックを有するタイヤが製造され、それらの性能が評価された。また、比較のために、図5(a)に示される従来のタイヤ(比較例1)についても製造され、同様に評価された。なお、共通仕様は以下のとおりである。
タイヤサイズ:
前輪:80/100−21
後輪:120/80−19
リムサイズ:
前輪:1.60×21
後輪:2.15×19
トレッド幅TW:97mm
トレッド展開幅TWe:118.72mm
トレッド展開半幅0.5TWe:59.36mm
ランド比SL/S:10%
ブロック:
高さD1:15mm
センターブロック:
最大幅W11:11mm、最大長さL11:11mm
ミドルブロック:
最大幅W12:11mm、最大長さL12:11mm
ショルダーブロック:
最大幅W13:9mm、最大長さL13:11mm
センターブロック群:
距離L6:9.5mm、比L6/TWe:8%
タイバー:
長さL8:3.5mm
高さH1:3.5mm、比H1/D1:23.3%
テスト方法は、次の通りである。
<直進時のトラクション性能、制動性能及び旋回性能>
各試供タイヤを上記リムにリム組みしかつ内圧(前輪:80kPa、後輪:80kPa)を充填して、排気量450ccのモトクロス競技用の自動二輪車に装着し、不整地路面のテストコースを実車走行したときの直進時のトラクション性能、制動性能及び旋回性能を、ドライバーの官能評価により、比較例1を5点とする10点法で評価した。数値が大きいほど良好である。
テストの結果を表1に示す。
Figure 0005320491
Figure 0005320491
テストの結果、実施例1〜23のタイヤは、直進時のトラクション性能及び制動性能を向上しうることが確認できた。
[実施例B]
図1に示す基本構造をなし、表2に示すセンターブロック、ミドルブロック及びショルダーブロックを有するタイヤが製造され、それらの性能が評価された。なお、この実施例Bのミドルブロックは、ミドル領域において、図心の位置がタイヤ軸方向で異なる複数個のミドルブロックからなる。
共通仕様及びテスト方法は、実施例Aと同一である。
テストの結果を表2に示す。
Figure 0005320491
Figure 0005320491
テストの結果、実施例24〜46のタイヤは、ミドル領域において、ミドルブロック図心の位置が、タイヤ軸方向で異なる複数個のミドルブロックからなるため、ミドルブロックの図心の位置がタイヤ軸方向で同一となる実施例1〜23に比べて、旋回性能を向上しうることが確認できた。
1 自動二輪車用タイヤ
2 トレッド部
16 センターブロック
21a 軸方向エッジ
21e 円弧エッジ

Claims (9)

  1. トレッド部に、複数個のブロックが設けられたブロックパターンを有する不整地走行用の自動二輪車用タイヤであって、
    前記トレッド部は、タイヤ赤道を中心とするトレッド展開幅の25%の領域であるセンター領域に踏面の図心を有するセンターブロックを有し、
    前記センターブロックの踏面は、タイヤ軸方向と平行に直線でのびる軸方向エッジを少なくとも1つ具え、
    前記軸方向エッジのタイヤ軸方向両側には、前記図心に向かって凸となる円弧で切り欠かれた円弧エッジが設けられることを特徴とする不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  2. 前記センターブロックは、前記軸方向エッジのタイヤ軸方向の長さが、該センターブロックの踏面のタイヤ軸方向の最大幅の26〜46%であり、かつ
    前記円弧エッジの曲率半径が、該センターブロックの踏面のタイヤ周方向の最大長さの22〜42%である請求項1に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  3. 前記トレッド部には、タイヤ軸方向に並ぶ少なくとも2つの前記センターブロックをタイバーで連結したセンターブロック群がタイヤ周方向に隔設され、
    前記センターブロック群は、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填されるとともに正規荷重が負荷された正規荷重負荷状態で接地する接地面内に、少なくとも1つ配される請求項1又は2に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  4. 前記トレッド部は、トレッド端から前記トレッド展開幅の12.5%の領域である一対のショルダー領域、及び前記センター領域と該ショルダー領域との間の領域である一対のミドル領域を含み、
    前記ブロックは、前記ミドル領域に踏面の図心を有するミドルブロックと、前記ショルダー領域に踏面の図心を有するショルダーブロックとを含み、
    前記ミドルブロック及び前記ショルダーブロックの各踏面は、タイヤ赤道側で、タイヤ周方向と平行に直線でのびる内側周方向エッジを具え、
    前記内側周方向エッジのタイヤ周方向両側には、前記図心に向かって凸となる円弧で切り欠かれた円弧エッジが設けられる請求項1乃至3のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  5. 前記ミドルブロックは、前記内側周方向エッジのタイヤ周方向の長さが、該ミドルブロックの踏面のタイヤ周方向の最大長さの27〜47%であり、かつ
    前記円弧エッジの曲率半径が、前記ミドルブロックの踏面のタイヤ軸方向の最大幅の22〜42%である請求項4に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  6. 前記ミドルブロックは、前記図心の位置が、タイヤ軸方向で異なる複数個がタイヤ周方向に配置される請求項4又は5に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  7. 前記ミドルブロックは、タイヤ赤道に対してタイヤ軸方向の一方側のミドル領域に配される一方のミドルブロックと、他方側のミドル領域に配される他方のミドルブロックとを含み、
    前記一方のミドルブロックの図心と前記他方のミドルブロックの図心とを結ぶ直線は、タイヤ軸方向に対して10度以下の角度である請求項4乃至6のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  8. 前記ショルダーブロックは、前記内側周方向エッジのタイヤ周方向の長さが、該ショルダーブロックの踏面のタイヤ周方向の最大長さの26〜46%であり、かつ
    前記円弧エッジの曲率半径が、前記ショルダーブロックの踏面のタイヤ軸方向の最大幅の29〜49%である請求項4乃至7のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  9. 前記ショルダーブロックは、タイヤ赤道に対してタイヤ軸方向の一方側のショルダー領域に配される一方のショルダーブロックと、他方側のショルダー領域に配される他方のショルダーブロックとを含み、
    前記一方のショルダーブロックの図心と前記他方のショルダーブロックの図心とを結ぶ直線は、タイヤ軸方向に対して8度以下である請求項4乃至8のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
JP2012130121A 2011-07-13 2012-06-07 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ Expired - Fee Related JP5320491B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012130121A JP5320491B2 (ja) 2011-07-13 2012-06-07 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011155076 2011-07-13
JP2011155076 2011-07-13
JP2012130121A JP5320491B2 (ja) 2011-07-13 2012-06-07 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013035537A JP2013035537A (ja) 2013-02-21
JP5320491B2 true JP5320491B2 (ja) 2013-10-23

Family

ID=46319592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012130121A Expired - Fee Related JP5320491B2 (ja) 2011-07-13 2012-06-07 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9375982B2 (ja)
EP (1) EP2546079B1 (ja)
JP (1) JP5320491B2 (ja)
KR (1) KR101773625B1 (ja)
CN (1) CN102874056B (ja)
AU (1) AU2012203456B2 (ja)
BR (1) BR102012017433B1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10182757B2 (en) 2013-07-22 2019-01-22 The Rockefeller University System and method for optical detection of skin disease
JP5957429B2 (ja) * 2013-10-16 2016-07-27 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
WO2015056983A1 (ko) * 2013-10-16 2015-04-23 주식회사 엘지화학 블랭킷 제조장치 및 블랭킷 제조방법
JP6193731B2 (ja) * 2013-11-07 2017-09-06 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用空気入りタイヤ
WO2015080424A1 (ko) * 2013-11-29 2015-06-04 주식회사 엘지화학 인쇄용 블랭킷 및 이의 제조방법
JP6420674B2 (ja) * 2015-01-26 2018-11-07 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
US11134885B2 (en) 2015-08-13 2021-10-05 The Rockefeller University Quantitative dermoscopic melanoma screening
JP6838362B2 (ja) * 2016-11-17 2021-03-03 住友ゴム工業株式会社 二輪車用タイヤ及び自動二輪車
JP2018083507A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
EP3747671B1 (en) * 2018-02-02 2023-08-16 Bridgestone Corporation Motorcycle tire
JP7087427B2 (ja) * 2018-02-08 2022-06-21 住友ゴム工業株式会社 二輪車用タイヤ
JP7124531B2 (ja) * 2018-08-01 2022-08-24 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用のタイヤ
CN112566793B (zh) * 2018-08-09 2022-10-28 株式会社普利司通 机动两轮车用轮胎
JP7505250B2 (ja) 2020-05-11 2024-06-25 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用モーターサイクルタイヤ
JP7468130B2 (ja) * 2020-05-14 2024-04-16 住友ゴム工業株式会社 二輪自動車用タイヤ

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1223049A (en) * 1916-09-12 1917-04-17 Olie J Hicks Automobile-tire.
CA1104046A (en) * 1978-11-27 1981-06-30 Toshio Hayakawa Motocross tire for motorcycles
JPS57138403A (en) * 1981-02-16 1982-08-26 Sumitomo Rubber Ind Ltd Tire equipped with improved tread pattern
JPS5845104U (ja) * 1981-09-21 1983-03-26 住友ゴム工業株式会社 タイヤトレツドパタ−ン
JPH066005U (ja) * 1992-07-02 1994-01-25 株式会社ブリヂストン モーターサイクル用タイヤ
CN2220382Y (zh) * 1995-01-20 1996-02-21 杨长易 防滑轮胎
JP3363434B2 (ja) * 2000-07-21 2003-01-08 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用の空気入りタイヤ
JP4037629B2 (ja) * 2001-08-31 2008-01-23 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用の空気入りタイヤ
DE202004006512U1 (de) * 2004-02-06 2004-07-01 The Goodyear Tire & Rubber Co., Akron Motorradreifen, insbesondere auch für den off-road-Einsatz oder als Motorcross-Reifen
JP2006027567A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP4690852B2 (ja) * 2005-10-24 2011-06-01 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP4312226B2 (ja) 2006-11-15 2009-08-12 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用の空気入りタイヤ
JP4272244B2 (ja) * 2007-09-13 2009-06-03 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用空気入りタイヤ
AU2010344266B2 (en) * 2010-01-27 2014-09-18 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tire with noise-reducing tread pattern
JP5039191B2 (ja) * 2010-08-26 2012-10-03 住友ゴム工業株式会社 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
AU2012203456A1 (en) 2013-01-31
US9375982B2 (en) 2016-06-28
BR102012017433B1 (pt) 2020-11-17
BR102012017433A2 (pt) 2013-12-03
US20130014868A1 (en) 2013-01-17
KR20130009613A (ko) 2013-01-23
EP2546079A1 (en) 2013-01-16
EP2546079B1 (en) 2015-09-23
CN102874056A (zh) 2013-01-16
KR101773625B1 (ko) 2017-08-31
AU2012203456B2 (en) 2014-09-04
JP2013035537A (ja) 2013-02-21
CN102874056B (zh) 2016-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5320491B2 (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
JP5337199B2 (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
JP6436080B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5039191B2 (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
JP4272244B2 (ja) 不整地走行用空気入りタイヤ
US10293641B2 (en) Motorcycle tire for uneven ground travel
JP5174142B2 (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
JP5250063B2 (ja) 空気入りタイヤ
US6799617B2 (en) Rough terrain tire
JP5564071B2 (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
JP2012025307A (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
US20140305560A1 (en) Motorcycle tire
JP2012011953A (ja) 不整地走行用空気入りタイヤ
JP2009126408A (ja) モトクロス用空気入りタイヤ
CN113650453B (zh) 不平整地面行驶用的两轮车用轮胎
JP4649215B2 (ja) 自動二輪車用空気入りタイヤ
US9421828B2 (en) Pneumatic tire for motorcycle
JP5291320B2 (ja) 自動二輪車用空気入りタイヤ
JP6502689B2 (ja) 自動二輪車用空気入りタイヤ
US11420478B2 (en) Tyre
WO2019203067A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP4326520B2 (ja) 不整地走行用空気入りタイヤ
US10981421B2 (en) Tire for a motorcycle for rough terrain
JP6514589B2 (ja) 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ
WO2022244300A1 (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5320491

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees