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JP5298044B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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JP5298044B2
JP5298044B2 JP2010032875A JP2010032875A JP5298044B2 JP 5298044 B2 JP5298044 B2 JP 5298044B2 JP 2010032875 A JP2010032875 A JP 2010032875A JP 2010032875 A JP2010032875 A JP 2010032875A JP 5298044 B2 JP5298044 B2 JP 5298044B2
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Description

本発明は、電気コネクタに関し、特に回路基板に表面実装して用いられる電気コネクタに関する。
従来、上記電気コネクタとして、回路基板と回路基板とを電気的に接続する電気コネクタや、回路基板と電気ケーブルとを接続する電気コネクタが知られている。これらの電気コネクタは、通常、一方にレセプタクルコネクタ(雌型コネクタ)を、他方にプラグコネクタ(雄型コネクタ)をそれぞれ備え、それらを嵌合させることで接続させる構成になっている。
最近においては、表面実装技術の進展等に伴って、回路基板に表面実装される電子部品と同様に、電気コネクタに対しても一層の小型化や実装容易化が求められている。このような要求に対し、例えば特許文献1には、一方の回路基板にレセプタクルコンタクトを備えたレセプタクルコネクタが、他方の回路基板にプラグコンタクトを備えたプラグコネクタがそれぞれ表面実装された構成が開示されている。この特許文献1では、回路基板同士を接近させて両コネクタを嵌合させ、反対に回路基板同士を遠ざけて両コネクタを抜去させる構成となっている。
ところで、本出願人は、回路基板と回路基板とを電気的に接続する電気コネクタとして、未だ公開されていない図18に示す電気コネクタ510を発明している。この電気コネクタ510は、1つのジョイントコネクタ520と、2つの基板側コネクタ550(回路基板501に表面実装されたものと、回路基板502に表面実装されたもの)を有して構成される。ジョイントコネクタ520は、下面側にレセプタクルコンタクト(図示せず)が露出して設けられており、左右端部には下方に延びた側壁部521が形状され、この側壁部521の左右内側にはジョイント側ロック部522が形成されている。基板側コネクタ550は、複数のプラグコンタクト570を保持して構成されるとともに、左右の側壁部にはジョイント側ロック部522と係合される基板側ロック部551が形成されて構成される。
2つの基板側コネクタ550同士を接続する場合には、回路基板501,502を所定間隔に接近させておき、基板側コネクタ550の上方を覆うようにジョイント用コネクタ520を嵌合させて、レセプタクルコンタクトとプラグコンタクト570とを接触させる。また、このとき、ジョイント側ロック部522と基板側ロック部551とが係合されて、嵌合状態が保持されるようになっている。
特開2008−210805号公報
近年、回路基板が搭載される電気機器の小型化等に伴い、電子部品および電気コネクタを含めた回路基板全体を、スリム且つコンパクトに構成することが要求されている。しかしながら、上記電気コネクタ510は、基板側コネクタ550の上部を覆うようにしてジョイントコネクタ520が嵌合される構成であるために、嵌合時には基板側コネクタ550の高さ分にさらにジョイントコネクタ520の高さ分が加えられ、回路基板の表面から電気コネクタ510が大きく突出していた。このように、電気コネクタ510はその構造上、回路基板表面から大きく突出しやすい構成となっているため、回路基板全体をスリム且つコンパクトに構成することが難しいという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、回路基板表面からの高さを低く抑えることで回路基板全体をスリム且つコンパクトに構成可能な電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電気コネクタは、平板状の第1基板(例えば、実施形態における回路基板1)に取り付けられた第1コネクタ(例えば、実施形態における基板側コネクタ50)、平板状の第2基板(例えば、実施形態における回路基板2)に取り付けられた第2コネクタ(例えば、実施形態における基板側コネクタ50)、前記第1基板と前記第2基板とを略同一平面内に位置させた状態で前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続するジョイントコネクタ、および前記第1コネクタと電気ケーブルとを接続する接続用コネクタ(例えば、実施形態におけるケーブル側コネクタ80)を備え、前記第1コネクタに対して前記ジョイントコネクタおよび前記接続用コネクタを選択的に接続させる電気コネクタであって、前記ジョイントコネクタは、両端部にジョイント端子部(例えば、実施形態における後側嵌合端子部42、前側嵌合端子部43)が形成されたジョイント用コンタクト(例えば、実施形態におけるレセプタクルコンタクト40)と、2つの接続用端部(例えば、実施形態における後側接続用端部31B、前側接続用端部31F)を備えるとともに前記ジョイント端子部を前記接続用端部の下方に露出させた状態で前記ジョイント用コンタクトを保持するジョイント用ハウジングとを有し、前記接続用コネクタは、一端部に接続端子部(例えば、実施形態における後側嵌合端子部93)が形成されるとともに他端部が前記電気ケーブルに接続された接続コンタクト(例えば、実施形態におけるレセプタクルコンタクト95)と、端部にケーブル接続用端部(例えば、実施形態における後側接続用端部81B)が形成されるとともに前記接続端子部を前記ケーブル接続用端部の下方に露出させた状態で前記接続コンタクトを保持する接続ハウジング(例えば、実施形態におけるケーブル側ハウジング81)とを有し、前記第1コネクタは、前記接続用端部を着脱自在に受容するジョイント用第1受容凹部(例えば、実施形態における上下受容凹部62)が上方に開口して形成されて、前記ジョイント用第1受容凹部内に第1コンタクト(例えば、実施形態におけるプラグコンタクト70)が突出して形成されるとともに、前記ケーブル接続用端部を着脱自在に受容するケーブル用第1受容凹部(例えば、実施形態における前後受容凹部65)が前記第1基板に略平行な方向に開口して形成されて、前記ケーブル用第1受容凹部内に前記第1コンタクトが突出して形成され、前記第2コネクタは、前記接続用端部を着脱自在に受容するジョイント用第2受容凹部(例えば、実施形態における上下受容凹部62)が上方に開口して形成されて、前記ジョイント用第2受容凹部内に第2コンタクト(例えば、実施形態におけるプラグコンタクト70)が突出して形成され、前記ジョイント用第1受容凹部に前記接続用端部の一方が、前記ジョイント用第2受容凹部に前記接続用端部の他方が各々受容されて、前記ジョイント端子部の各々が前記第1コンタクトおよび前記第2コンタクトに接触されて、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続される構成となっており、前記ケーブル用第1受容凹部に前記ケーブル接続用端部が受容されて、前記接続端子部が前記第1コンタクトに接触されて前記第1コネクタと前記電気ケーブルとが接続される構成となっており、前記第1コネクタは、前記ジョイントコネクタが接続されるときには、前記接続用端部を前記ジョイント用第1受容凹部に対して上方から前記第1基板に対して略垂直な方向に入り込ませて、前記接続用端部を前記ジョイント用第1受容凹部内に位置させて受容し、前記接続用コネクタが接続されるときには、前記ケーブル接続用端部を前記ケーブル用第1受容凹部に対して前記第1基板に略平行な方向に入り込ませて、前記ケーブル接続用端部を前記ケーブル用第1受容凹部内に位置させて受容する
なお、前記接続用端部の側面には、側方に突出したジョイント側水平ロック部(例えば、実施形態におけるジョイント側ロック基部32)が形成され、前記ジョイント用第1受容凹部内には、前記ジョイント側水平ロック部の突出方向に突出して前記ジョイント側水平ロック部と係合する第1水平ロック部(例えば、実施形態における係止突起64)が形成され、前記ジョイント用第2受容凹部内には、前記突出方向に突出して前記ジョイント側水平ロック部と係合する第2水平ロック部(例えば、実施形態における係止突起64)が形成されており、前記接続用端部の各々が前記ジョイント用第1受容凹部と前記ジョイント用第2受容凹部とに受容されて、前記ジョイント側水平ロック部と前記第1水平ロック部、前記ジョイント側水平ロック部と前記第2水平ロック部とがそれぞれ係合されることにより、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタに対して前記ジョイントコネクタが、前記第1基板に略平行な面内における前記突出方向に直交する方向へ保持されて受容されることが好ましい。
また、前記接続用端部の側面には、側方に突出したジョイント側垂直ロック部(例えば、実施形態におけるロック用突起33)が形成され、前記ジョイント用第1受容凹部内には、前記ジョイント側垂直ロック部に対して前記第1基板に略垂直な方向に係合な第1垂直ロック部(例えば、実施形態における基板側ロック部63)が突出して形成され、前記ジョイント用第2受容凹部内には、前記ジョイント側垂直ロック部に対して前記第2基板に略垂直な方向に係合な第2垂直ロック部(例えば、実施形態における基板側ロック部63)が突出して形成されており、前記接続用端部の各々が前記ジョイント用第1受容凹部と前記ジョイント用第2受容凹部とに受容されて、前記ジョイント側垂直ロック部と前記第1垂直ロック部、前記ジョイント側垂直ロック部と前記第2垂直ロック部とがそれぞれ係合されて、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタに対して前記ジョイントコネクタが、前記第1基板に略垂直な方向へ保持されて受容されることが好ましい。
さらに、前記第2コネクタは、前記ケーブル接続用端部を着脱自在に受容するケーブル用第2受容凹部が前記第2基板に略平行な方向に開口して形成されて、前記ケーブル用第2受容凹部内に前記第2コンタクトが突出して形成され、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが、同一構成であることが好ましい。
本発明に係る電気コネクタは、第1コネクタおよび第2コネクタにジョイントコネクタが嵌合されたときに、ジョイントコネクタの接続用端部が、第1コネクタに形成された第1受容凹部および第2コネクタに形成された第2受容凹部に第1基板に対して略垂直な方向に入り込んで、第1受容凹部内および第2受容凹部内に位置して受容される。そのため、第1コネクタおよび第2コネクタに対して、ジョイントコネクタを第1基板に略垂直な方向に突出させることがなく嵌合させることが可能となる。よって、回路基板表面からの電気コネクタの高さを低く抑えて、回路基板全体をスリム且つコンパクトに構成できるようになる。
なお、ジョイントコネクタにおける接続用端部の側面にジョイント側水平ロック部、第1受容凹部内に第1水平ロック部、および第2受容凹部内に第2水平ロック部がそれぞれ形成された構成が好ましい。このように構成すると、第1コネクタおよび第2コネクタにジョイントコネクタが嵌合されたときに、ジョイント側水平ロック部に対して第1水平ロック部および第2水平ロック部を、第1基板に略平行な方向に係合させることができる。そのため、例えば第1基板に対して、第1基板に略平行な方向に力が作用した場合であっても、第1コネクタおよび第2コネクタに対してジョイントコネクタが外れないように保持されて、安定して嵌合状態を維持できる。
また、ジョイントコネクタにおける接続用端部の側面にジョイント側垂直ロック部、第1受容凹部内に第1垂直ロック部、および第2受容凹部内に第2垂直ロック部がそれぞれ形成された構成が好ましい。このように構成すると、第1コネクタおよび第2コネクタにジョイントコネクタが嵌合されたときに、ジョイント側垂直ロック部に対して第1垂直ロック部および第2垂直ロック部を、第1基板に略垂直な方向に係合させることができる。そのため、第1コネクタおよび第2コネクタに嵌合されたジョイントコネクタを、第1基板に略垂直な方向に保持して、安定して嵌合状態を維持できる。
さらに、第1コネクタと第2コネクタとが同一構成であることが好ましい。このように構成部品の共通化を図ることで部品点数を減らすことができるので、製造コストの低減される、構成部品の管理が容易となる、組立作業ミスが低減される等の効果が達成される。
また、本発明に係る電気コネクタは、基板コネクタに接続用コネクタが嵌合されたときに、接続用コネクタの接続用端部が、基板コネクタに形成された受容凹部に対して基板に略平行な方向に入り込んで、受容凹部内に位置して受容される。そのため、基板コネクタに対して、接続用コネクタを基板に略垂直な方向に突出させることがなく嵌合させることが可能となる。よって、回路基板表面からの電気コネクタの高さを低く抑えて、回路基板全体をスリム且つコンパクトに構成できるようになる。
本発明に係る基板接続用コネクタおよびケーブル接続用コネクタの使用状態を示した斜視図である。 基板側コネクタの斜視図である。 プラグコンタクトの斜視図である。 基板側コネクタの断面図であって、(a)は図2(a)中のIV(a)−IV(a)部分を、(b)は図2(b)中のIV(b)−IV(b)部分をそれぞれ示す。 ジョイントコネクタの斜視図である。 レセプタクルコンタクトの斜視図である。 ジョイントコネクタの断面図であって、図5(a)中のVII−VII部分を示す。 基板接続用コネクタの斜視図であって、(a)は嵌合前の状態を、(b)嵌合された状態をそれぞれ示す。 基板接続用コネクタの断面図であって、図8(b)中のIX−IX部分を示す。 ケーブル接続用コネクタの斜視図である。 ケーブルアセンブリの斜視図である。 ケーブル接続用コネクタの断面図であって、図10(a)中のXII−XII部分を示す。 ケーブル接続用コネクタの斜視図であって、(a)は嵌合前の状態を、(b)嵌合された状態をそれぞれ示す。 ケーブル接続用コネクタの断面図であって、図13(b)中のXIV−XIV部分を示す。 基板側コネクタの第1変形例を示す斜視図および側面図である。 基板側コネクタの第2変形例を示す斜視図である。 本発明に係る基板接続用コネクタおよびケーブル接続用コネクタの応用例を示す斜視図である。 従来の基板接続用コネクタを示す斜視図である。
以下、図面を参照ながら、本発明の実施形態について説明する。説明の便宜上、各図面に示す矢印方向を前後、左右および上下と定義して説明を行う。
本発明に係る基板接続用コネクタ10は、図1に示すように、例えば複数のLED1aが表面実装された回路基板1と、複数のLED2aが表面実装された回路基板2とを、略同一平面内に保持しつつ接続するためのものである。また、本発明に係るもう1つのケーブル接続用コネクタ15は、例えば複数のLED3aが表面実装された回路基板3と電気ケーブル99とを接続するためのものである。なお、図1には、前後端部のそれぞれにケーブル接続用コネクタ15を設け、一方のケーブル接続用コネクタ15を電源(図示せず)と接続し、他方のケーブル接続用コネクタ15を図示しない回路基板と接続するための中継用として用いた場合を例示している。また、例えば接続すべき回路基板が回路基板1〜3のみである場合には、中継用としてのケーブル接続用コネクタ15は不要なので、前端および後端のいずれか一方のみにケーブル接続用コネクタ15を設けた構成も可能である。
以下においては、本発明に係る基板接続用コネクタ10を実施例1とし、本発明に係るケーブル接続用コネクタ15を実施例2として説明する。まず、図1〜7を参照しながら、実施例1に係る基板接続用コネクタ10の基本構成について説明する。
基板接続用コネクタ10は、図1に示すように、例えば回路基板1上に表面実装された基板側コネクタ50と、回路基板1とは別の回路基板2上に表面実装された基板側コネクタ50と、ジョイントコネクタ20とから構成される。
基板側コネクタ50は、図2に示すように、略直方体となった基板側ハウジング60と、プラグコンタクト70とから構成される。
基板側ハウジング60には、上方に向けて開口された上下受容凹部62、およびこの上下受容凹部62に繋がるとともに後方に向けて開口された前後受容凹部65が形成されている。上下受容凹部62の後端部には、左右一対の係止突起64が左右内側に向けて突出形成されている。上下受容凹部62内の左右側壁には、左右一対の基板側ロック部63が左右内側に向けて突出形成されている。また、図4(a)および(b)に示すように、この基板側ロック部63の下方には、左右外側に凹んだ前後ロック係止部66が形成されている。なお、図2(b)に示すように、基板側ハウジング60の下面には、上下受容凹部62に貫通するロック形成用孔61が形成されているが、これは基板側ロック部63を形成するために成形金型の構造上必要とされるものである。
プラグコンタクト70は、図3に示すように、前後に延びた板状の基部71に対して、後方に後側リード部73が、前方に前側リード部74がそれぞれ形成されて構成される。また、基部71の上部には、面取りが施された嵌合端子部72が形成されている。プラグコンタクト70は、例えば、リン青銅等の導電性弾性金属材料の薄板を、プレス加工等することで図示する形状に成形した上で、金メッキや錫メッキ等の所要の表面処理を施して形成される。なお、このプラグコンタクト70は、例えばインサート成形されることで基板側ハウジング60に保持される。
上記の保持状態にあっては、図4(a)に示すように、嵌合端子部72が上下受容凹部62に突出するとともに、後側リード部73および前側リード部74が基板側ハウジング60の下面に露出している。そして、後述するようにして基板側コネクタ50を回路基板に表面実装させると、後側リード部73および前側リード部74の各々が、回路基板上に露出した基板側接続パッド(図示せず)に半田接続される。このように、プラグコンタクト70は、回路基板に対して2箇所で半田接続されるため、回路基板に対する基板側コネクタ50の取付強度を十分に確保できるようになっている。そのため、回路基板への基板側コネクタ50の取付強度を高めるために、例えば補強金具等を追加して用いる必要がなく、取付強度を確保しつつシンプルな構成とすることが可能である。なお、本実施形態では、各基板側コネクタ50に2つのプラグコンタクト70を備えた構成を例示している。
ジョイントコネクタ20は、図5に示すように、ジョイント用ハウジング30と、レセプタクルコンタクト40とから構成される。
ジョイント用ハウジング30は、前部に形成された前側接続用端部31F、後部に形成された後側接続用端部31B、および前側接続用端部31Fと後側接続用端部31Bとを前後に繋ぐ中間スペーサ部31Mからなる。このジョイント用ハウジング30には、前後に貫通した2つのコンタクト挿入孔39、および上方からコンタクト挿入孔39に貫通した(4つの)挿入孔形成用穴31aが形成されている。なお、この挿入孔形成用穴31aは、コンタクト挿入孔39を形成するために成形金型の構造上必要とされるものである。
前側接続用端部31Fは、略直方体に形成されており、左右端部には左右外側に突出して上下に延びたジョイント側ロック基部32が形成されている。ジョイント側ロック基部32の下端部には、左右外側に突出したロック用突起33が形成されている。また、ジョイント側ロック基部32には、上下に延びた肉抜き部34が形成されているために、このジョイント側ロック基部32は左右へ弾性変形しやすくなっている。一方、後側接続用端部31Bに関しては、上記前側接続用端部31Fと同様の構成となっているために、説明は省略する。
中間スペーサ部31Mは、左右端部から左右外側に突出した左右壁部35、下部から下方に突出した上下壁部36が形成されて構成される。なお、このジョイント用ハウジング30および上記の基板側ハウジング60は、例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリアミド(PA)、液晶ポリマー(LCP)などの電気絶縁性を備えた熱可塑性樹脂材料を用いて、射出成形等の成形手段により図示する形状に形成される。
レセプタクルコンタクト40は、図6に示すように、前後に延びた板状の基部41と、基部41の後方に二股状となって延びた後側嵌合端子部42と、基部41の前側に二股状となって延びた前側嵌合端子部43とから構成される。後側嵌合端子部42の後端部には、一対の嵌合突起42aが対向するように左右内側に突出して形成され、同様に前側嵌合端子部43の前端部には、一対の嵌合突起43aが対向するように左右内側に突出して形成されている。また、基部41の左右側面には、複数の固定突起44が左右外側に突出形成されている。なお、このレセプタクルコンタクト40は、例えば上記のプラグコンタクト70と同様にして形成される
ここで、ジョイントコネクタ20の組立構成について説明する。まず、ジョイント用ハウジング30の後方から、コンタクト挿入孔39に対してレセプタクルコンタクト40を前方に向けて挿入する。そうすることにより、固定突起44がコンタクト挿入孔39を形成する側壁(図示せず)に係止されて、レセプタクルコンタクト40がジョイント用ハウジング30に固定(圧入)される。この固定状態にあっては、図7に示すように、後側接続用端部31Bの下面に後側嵌合端子部42が、前側接続用端部31Fの下面に前側嵌合端子部43がそれぞれ露出している。
以上ここまでは、基板接続用コネクタ10の基本構成について説明した。以下において、このように構成される基板接続用コネクタ10の嵌合構成について、図8および図9を追加参照しながら説明する。
嵌合時の前提として、図1に示すように、回路基板1の端部近傍に前後受容凹部65を回路基板1の外方に向けて基板側コネクタ50が表面実装され、同様に回路基板2の端部近傍に前後受容凹部65を回路基板2の外方に向けて基板側コネクタ50が表面実装されているものとする。このとき、基板側コネクタ50の上下受容凹部62は上方(回路基板に対して略垂直な方向)に向けて開口され、また、前後受容凹部65は回路基板に沿った方向(回路基板に対して略平行な方向)に向けて開口されている。
まず、基板側コネクタ50同士を、互いの前後受容凹部65を対向させて所定間隔にまで接近させる(図8(a)参照)。この接近させた状態で、回路基板1に表面実装された基板側コネクタ50の上下受容凹部62に対して、ジョイントコネクタ20の後側接続用端部31Bを、一方、回路基板2に表面実装された基板側コネクタ50の上下受容凹部62に対して、ジョイントコネクタ20の前側接続用端部31Fを、それぞれ上方から回路基板に対して略垂直な方向に挿入させる(図8(b)参照)。そうすることにより、後側接続用端部31Bおよび前側接続用端部31Fが、上下受容凹部62内に位置して受容される。
このように受容されて嵌合されると、図9に示すように、後側に位置した基板側コネクタ50において、嵌合端子部72が後側嵌合端子部42(嵌合突起42a)により挟持されて接触される。図示しないが、前側に位置した基板側コネクタ50においても同様に、嵌合端子部72が前側嵌合端子部43(嵌合突起43a)により挟持されて接触される。このようにして、レセプタクルコンタクト40を介して、後側に位置した基板側コネクタ50のプラグコンタクト70と、前側に位置した基板側コネクタ50のプラグコンタクト70とが接続される。
上記の嵌合状態にあっては、後側接続用端部31Bおよび前側接続用端部31Fが、上下受容凹部62内に完全に埋まるように収容されて、基板側コネクタ50に対して上方に突出していない。そのため、基板接続用コネクタ10の回路基板からの高さは、基板側コネクタ50にジョイントコネクタ20を嵌合させた状態であっても、基板側コネクタ50本体の高さよりも高くなることがない。よって、基板接続用コネクタ10の回路基板表面からの高さを低く抑えることできて、回路基板全体をスリム且つコンパクトに構成可能となる。
また、この嵌合状態にあっては、図9から分かるように、ジョイント用ハウジング30に形成されたロック用突起33と、基板側ハウジング60に形成された基板側ロック部63とが係合し、ジョイントコネクタ20が上下受容凹部62から上方に簡単に抜けないように保持されているので、嵌合状態を安定して維持できる。さらに、この嵌合状態においては、ジョイント用ハウジング30に形成されたジョイント側ロック基部32と、基板側ハウジング60に形成された係止突起64とが前後に係合して、基板側コネクタ50に対してジョイントコネクタ20が前後にスライド移動しないように保持されている。そのため、例えば図8(b)において、回路基板1のみに前方への力が作用した場合であっても、各基板側コネクタ50からジョイントコネクタ20が抜けることがない。このように、ジョイントコネクタ20によって、基板側コネクタ50同士が接続されるとともに、回路基板1と回路基板2とが略同一平面内に保持される。
上記の嵌合状態にあっては、図8(b)から分かるように、2つの基板側ハウジング60の隙間を埋めるように、2つの左右壁部35および上下壁部36が位置している。そのため、後側接続用端部31B(前側接続用端部31F)と前後受容凹部65との隙間から、上下受容凹部62内に埃等の異物が侵入して接触不良が発生することを効果的に防止できる。
ところで、回路基板の配設場所等によっては、回路基板1と回路基板2とをなるべく離間させた状態でジョイントコネクタ20により基板側コネクタ50同士を接続したい、またはこれとは反対に、なるべく接近させた状態で基板側コネクタ50同士を接続したいという要望がある。本発明に係る基板接続用コネクタ10においては、中間スペーサ部31M(左右壁部35および上下壁部36)の前後幅を要望に応じた値に設定することにより、上記要望を満たすことができる。
また、基板接続用コネクタ10を用いた構成の効果として、次のようなことも挙げられる。例えば、図1のように、基板接続用コネクタ10を用いて複数の回路基板1〜3を接続および保持させる構成において、回路基板2に表面実装されたLED2aに不具合が発生して回路基板2のみを交換するとき、回路基板2の両端に嵌合されたジョイントコネクタ20を取り外すだけで簡単に交換できる。さらに、例えば図1に示す回路基板ユニットを運搬するときには、各ジョイントコネクタ20を取り外すことで、回路基板1〜3を短く分割され状態にして運搬することが可能となり、運搬を含めた取り扱い全般が簡便となる。
実施例2に係るケーブル接続用コネクタ15の基本構成について、図1および図10〜12を参照しながら以下に説明する。
ケーブル接続用コネクタ15は、図1に示すように、例えば回路基板3上に表面実装された基板側コネクタ50と、ケーブル側コネクタ80とから構成される。なお、基板側コネクタ50については上述したとおりなので、ここでの説明は省略する。
ケーブル側コネクタ80は、図10に示すように、ケーブル側ハウジング81と、ケーブルアセンブリ90とから構成される。このケーブル側コネクタ80には、前後に貫通した2つのコンタクト挿入孔89が形成されている。
ケーブル側ハウジング81は、略直方体となった前側基部81Fと、後側接続用端部81Bとから構成される。前側基部81Fの左右側面には、左右外側に突出した当接突起82、および左右内側に凹んだツマミ部83が形成されている。また、前側基部81Fの上部には、ケーブルアセンブリ90の個数に対応させて開口された係止用孔84が形成されている。
後側接続用端部81Bの左右側面の下部には、左右外側に突出したガイド突起85が前後に延びて形成されている。さらに、このガイド突起85から左右外側に突出してロック用突起86が形成され、ガイド突起85におけるロック用突起86の形成位置に対応した部分には、上下に貫通した撓み用孔87が形成されている。この撓み用孔87を設けることで、ロック用突起86が左右内側に弾性変形しやすくなっている。なお、このケーブル側ハウジング81は、例えば上記ジョイント用ハウジング30と同様に、射出成形等の成形手段により図示する形状に形成される。
ケーブルアセンブリ90は、図11および図12に示すように、レセプタクルコンタクト95と、中心部に芯線99aを有した電気ケーブル99とから構成される。レセプタクルコンタクト95は、断面視略コの字状となった基部91と、基部91の後方に二股状となって延びた後側嵌合端子部93と、基部91の前側に略円筒状となって延びた前側接続部92とから構成される。後側嵌合端子部93の後端部には、一対の嵌合突起93aが対向するように左右内側に突出して形成されている。また、基部91の上部には、ばね性を備えた係止突起91aが上方に突出して形成されている。なお、このレセプタクルコンタクト95は、例えば上記のプラグコンタクト70と同様にして形成される。
ここで、ケーブル側コネクタ80の組立構成について説明する。まず、電気ケーブル99の芯線99aを露出させておき、この露出された芯線99aを覆うようにレセプタクルコンタクト95の前側接続部92を取り付ける。そして、前側接続部92を芯線99aに向けて折り曲げて芯線99aに食い込ませることにより、電気ケーブル99にレセプタクルコンタクト95が固定されて、ケーブルアセンブリ90が組み立てられる。このケーブルアセンブリ90を、後側嵌合端子部93を後方に向けて、コンタクト挿入孔89に対して前方から後方へと挿入する。
このとき、下方に押圧されて撓んだ状態となっていた係止突起91aが、係止用孔84の位置にまで達すると、下方への押圧が開放されて上方に突出した状態となり係止用孔84に係止される(図12参照)。このようにして、ケーブルアセンブリ90がケーブル側ハウジング81に保持されて、ケーブル側コネクタ80が組み立てられる。なお、ケーブル側ハウジング81からケーブルアセンブリ90を抜き取る場合には、係止突起91aを下方に押圧して撓ませた状態で、電気ケーブル99を前方に引き抜くことにより、簡単に抜き取ることができる。
以上ここまでは、ケーブル接続用コネクタ15の基本構成について説明した。以下において、このように構成されるケーブル接続用コネクタ15の嵌合構成について、図13および図14を追加参照しながら説明する。
まず、図13(a)に示すように、回路基板3に表面実装された基板側コネクタ50の前後受容凹部65に対して、ケーブル接続用コネクタ15の後側接続用端部81Bを前方から後方へと回路基板3に対して略平行な方向に挿入させる。このとき、ケーブル接続用コネクタ15のガイド突起85が、基板側コネクタ50の係止突起64の下方に入り込んでガイドされるため、ケーブル接続用コネクタ15を真っ直ぐ後方へ挿入して嵌合させることができる。そして、ケーブル接続用コネクタ15の当接突起82と、基板側コネクタ50の係止突起64とが前後に当接する位置まで挿入されて受容されると(図13(b)参照)、図14に示すように、嵌合端子部72が後側嵌合端子部93(嵌合突起93a)により挟持されて接触される。そうすることにより、レセプタクルコンタクト95を介して、回路基板3に表面実装された基板側コネクタ50のプラグコンタクト70と、電気ケーブル99の芯線99aとが接続される。
この嵌合状態にあっては、後側接続用端部81Bが、上下受容凹部62および前後受容凹部65内に完全に埋まるように収容されるとともに、ケーブル側コネクタ80が基板側コネクタ50に対して上方に突出していない。そのため、ケーブル接続用コネクタ15の回路基板からの高さは、基板側コネクタ50にケーブル側コネクタ80を嵌合させても、基板側コネクタ50本体の高さよりも高くなることがない。よって、ケーブル接続用コネクタ15の回路基板表面からの高さを低く抑えることできて、回路基板全体をスリム且つコンパクトに構成可能となる。
また、上記の嵌合状態にあっては、ケーブル側コネクタ80のロック用突起86が、基板側コネクタ50に形成された前後ロック係止部66(図4(a)および(b)参照)に係止されており、基板側コネクタ50に対してケーブル側コネクタ80が前方へ簡単に抜けないように保持されて、嵌合状態を安定して維持できる。
さらに、この嵌合状態においては、前後受容凹部65の間口を前方から塞ぐように当接突起82が当接しているため、前後受容凹部65内(上下受容凹部62内)に埃等の異物が侵入して接触不良が発生することを効果的に防止できる。
ケーブル接続用コネクタ15を用いた構成の効果としては、上記以外に、上述の基板接続用コネクタ10と同様に、複数の回路基板を接続した構成において必要な回路基板のみを簡単に交換できたり、運搬を含めた取り扱い全般が簡便となることが挙げられる。
ところで、上記の基板側コネクタ50は、実施例1および実施例2で説明した構成に限定されることなく、例えば図15に示す基板側コネクタ150や、図16に示す基板側コネクタ250のように構成することも可能である。
図15に示す基板側コネクタ150は、基板側ハウジング160を除いては基板側コネクタ50と同一構成となっているため、基板側コネクタ50と同一構成部分には、同一番号を付して説明を省略する。図15(a)および(b)から分かるように、この基板側ハウジング160の前面には、逃がし斜面161が形成されている。この逃がし斜面161を形成することにより、図15(c)に示すように、回路基板169上において基板側コネクタ150に接近させてLED168を表面実装した場合に、発光された光のうち基板側ハウジング160に遮られる光が低減されて、より多くの光を照明用として有効に活用できるようになる。
図16に示す基板側コネクタ250は、基板側ハウジング260を除いては基板側コネクタ50と同一構成となっているため、基板側コネクタ50と同一構成部分には、同一番号を付して説明を省略する。図16に示すように、基板側ハウジング260の前面に逃がし斜面261が形成され、この逃がし斜面261の例えば中央部分に、上面に平らな吸着領域263を有した突出部262が形成されて構成される。このように、逃がし斜面261および吸着領域263を形成することにより、板側コネクタ250とLEDとを接近させて表面実装しても十分な照明用光量を確保できるとともに、基板側コネクタ250を回路基板上に載置する際に、この吸着領域263を吸着して搬送できるようになる。
また、図17には、本発明に係る基板接続用コネクタ10およびケーブル接続用コネクタ15の応用例としてのLED照明9を示している。LED照明9は、前後に細長く延びた各回路基板を基板接続用コネクタ10で接続し、この接続された複数の回路基板が、筒状となって前後に延びた照明管8に収容されて構成される。このLED照明9は、既存の蛍光灯と同一サイズに形成されているため、ケーブル接続用コネクタ15を用いて照明用電源(図示せず)と接続すれば、既存の蛍光灯と交換できるようになっている。このように構成されたLED照明9は、通常、図示しない電源に接続されたケーブル側コネクタ80が、照明管8の開口端部に設けられた基板側コネクタ50と接続されて、1組のケーブル接続用コネクタ15により電力供給がなされるようになっている。そのため、照明管8の開口端部(前端および後端)のどちらか一方に、基板側コネクタ50を設けていれば良い。これに対し図17に示すように、照明管8の開口端部のそれぞれに基板側コネクタ50を設けた構成とすることにより、前端に設けられた基板側コネクタ50および後端に設けられた基板側コネクタ50に対して選択的にケーブル側コネクタ80を接続して電力供給することができるようになる。そのため、2つの基板側コネクタ50のうち、例えば電源との位置関係から接続しやすい方の基板側コネクタ50を選んでケーブル側コネクタ80を接続させることが可能となる。
本発明は、上述した構成に限定して解釈されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能であることはいうまでもない。
1 回路基板(第1基板)
2 回路基板(第2基板)
3 回路基板(基板)
10 基板接続用コネクタ(電気コネクタ)
15 ケーブル接続用コネクタ(電気コネクタ)
20 ジョイントコネクタ
30 ジョイント用ハウジング
31B 後側接続用端部(接続用端子部)
31F 前側接続用端部(接続用端子部)
32 ジョイント側ロック基部(ジョイント側水平ロック部)
33 ロック用突起(ジョイント側垂直ロック部)
40 レセプタクルコンタクト(ジョイント用コンタクト)
42 後側嵌合端子部(ジョイント端子部)
43 前側嵌合端子部(ジョイント端子部)
50 基板側コネクタ(第1コネクタ、第2コネクタ、基板コネクタ)
62 上下受容凹部(第1受容凹部、第2受容凹部)
63 基板側ロック部(第1垂直ロック部、第2垂直ロック部)
64 係止突起(第1水平ロック部、第2水平ロック部)
65 前後受容凹部(受容凹部)
70 プラグコンタクト(第1コンタクト、第2コンタクト)
80 ケーブル側コネクタ(接続用コネクタ)
81 ケーブル側ハウジング(接続ハウジング)
81B 後側接続用端部(接続用端部)
93 後側嵌合端子部(接続端子部)
95 レセプタクルコンタクト(接続コンタクト)
99 電気ケーブル

Claims (4)

  1. 平板状の第1基板に取り付けられた第1コネクタ、平板状の第2基板に取り付けられた第2コネクタ、前記第1基板と前記第2基板とを略同一平面内に位置させた状態で前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続するジョイントコネクタ、および前記第1コネクタと電気ケーブルとを接続する接続用コネクタを備え、前記第1コネクタに対して前記ジョイントコネクタおよび前記接続用コネクタを選択的に接続させる電気コネクタであって、
    前記ジョイントコネクタは、両端部にジョイント端子部が形成されたジョイント用コンタクトと、2つの接続用端部を備えるとともに前記ジョイント端子部を前記接続用端部の下方に露出させた状態で前記ジョイント用コンタクトを保持するジョイント用ハウジングとを有し、
    前記接続用コネクタは、一端部に接続端子部が形成されるとともに他端部が前記電気ケーブルに接続された接続コンタクトと、端部にケーブル接続用端部が形成されるとともに前記接続端子部を前記ケーブル接続用端部の下方に露出させた状態で前記接続コンタクトを保持する接続ハウジングとを有し、
    前記第1コネクタは、前記接続用端部を着脱自在に受容するジョイント用第1受容凹部が上方に開口して形成されて、前記ジョイント用第1受容凹部内に第1コンタクトが突出して形成されるとともに、前記ケーブル接続用端部を着脱自在に受容するケーブル用第1受容凹部が前記第1基板に略平行な方向に開口して形成されて、前記ケーブル用第1受容凹部内に前記第1コンタクトが突出して形成され、
    前記第2コネクタは、前記接続用端部を着脱自在に受容するジョイント用第2受容凹部が上方に開口して形成されて、前記ジョイント用第2受容凹部内に第2コンタクトが突出して形成され、
    前記ジョイント用第1受容凹部に前記接続用端部の一方が、前記ジョイント用第2受容凹部に前記接続用端部の他方が各々受容されて、前記ジョイント端子部の各々が前記第1コンタクトおよび前記第2コンタクトに接触されて、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続される構成となっており、
    前記ケーブル用第1受容凹部に前記ケーブル接続用端部が受容されて、前記接続端子部が前記第1コンタクトに接触されて前記第1コネクタと前記電気ケーブルとが接続される構成となっており、
    前記第1コネクタは、
    前記ジョイントコネクタが接続されるときには、前記接続用端部を前記ジョイント用第1受容凹部に対して上方から前記第1基板に対して略垂直な方向に入り込ませて、前記接続用端部を前記ジョイント用第1受容凹部内に位置させて受容し、
    前記接続用コネクタが接続されるときには、前記ケーブル接続用端部を前記ケーブル用第1受容凹部に対して前記第1基板に略平行な方向に入り込ませて、前記ケーブル接続用端部を前記ケーブル用第1受容凹部内に位置させて受容することを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記接続用端部の側面には、側方に突出したジョイント側水平ロック部が形成され、
    前記ジョイント用第1受容凹部内には、前記ジョイント側水平ロック部の突出方向に突出して前記ジョイント側水平ロック部と係合する第1水平ロック部が形成され、
    前記ジョイント用第2受容凹部内には、前記突出方向に突出して前記ジョイント側水平ロック部と係合する第2水平ロック部が形成されており、
    前記接続用端部の各々が前記ジョイント用第1受容凹部と前記ジョイント用第2受容凹部とに受容されて、前記ジョイント側水平ロック部と前記第1水平ロック部、前記ジョイント側水平ロック部と前記第2水平ロック部とがそれぞれ係合されることにより、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタに対して前記ジョイントコネクタが、前記第1基板に略平行な面内における前記突出方向に直交する方向へ保持されて受容されることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 前記接続用端部の側面には、側方に突出したジョイント側垂直ロック部が形成され、
    前記ジョイント用第1受容凹部内には、前記ジョイント側垂直ロック部に対して前記第1基板に略垂直な方向に係合な第1垂直ロック部が突出して形成され、
    前記ジョイント用第2受容凹部内には、前記ジョイント側垂直ロック部に対して前記第2基板に略垂直な方向に係合な第2垂直ロック部が突出して形成されており、
    前記接続用端部の各々が前記ジョイント用第1受容凹部と前記ジョイント用第2受容凹部とに受容されて、前記ジョイント側垂直ロック部と前記第1垂直ロック部、前記ジョイント側垂直ロック部と前記第2垂直ロック部とがそれぞれ係合されて、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタに対して前記ジョイントコネクタが、前記第1基板に略垂直な方向へ保持されて受容されることを特徴とする請求項1または2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記第2コネクタは、前記ケーブル接続用端部を着脱自在に受容するケーブル用第2受容凹部が前記第2基板に略平行な方向に開口して形成されて、前記ケーブル用第2受容凹部内に前記第2コンタクトが突出して形成され、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとが、同一構成であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気コネクタ。
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