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JP5275082B2 - 散気装置及び浸漬膜ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、散気装置及び浸漬膜ユニットに関する。
分離膜の下方に配置された散気装置を有する浸漬膜ユニットにおいては、長時間の使用によって散気管の散気孔が目詰まりを起こした場合、分離膜の動きが少なくなることによって膜面堆積物の除去量が低下してしまい、これによって分離膜の交換頻度が多くなってしまうという問題が従来より発生していた。
そこで、従来の散気装置及び浸漬膜ユニットとして、水を散気管内に流すことによって散気管を洗浄するもの(例えば、特許文献1参照)や、散気管に空気を圧送することによって散気管の目詰まりを抑制するもの(例えば、特許文献2参照)や、目詰まりがし難いように管の断面積や開口面積を調整したもの(例えば、特許文献3参照)が知られている。
特開2002−186990号公報 特開平7−251042号公報 特開2000−107791号公報
しかしながら、上述の散気装置では、例えば、散気管に水を流したり空気を圧送するものについては、散気管内に付着した堆積物をある程度は除去することができるものの、その除去効果は十分ではなく完全に除去することができないため、使用時間の経過により結局は散気管の目詰まりが発生してしまう場合がある。また、目詰まりがし難いように断面積や開口面積を調整すれば目詰まりが起こりにくくはなるものの、やはり使用時間の経過により散気管の目詰まりが発生してしまう場合がある。目詰まりが発生したときは、浸漬膜ユニット全体を分解して散気管を取り外して掃除あるいは交換を行い、再び浸漬膜ユニット全体の組み立てや散気管の散気孔と分離膜の位置合わせを行わなくてはならない。このように、従来の散気装置では、散気管の目詰まりに伴う浸漬膜ユニットのメンテナンス作業の負荷が非常に大きくなってしまうという問題が生じていた。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、メンテナンス作業の負荷を大幅に低減することによって、散気管の目詰まりを防止し、浸漬型分離膜の交換頻度を低減することのできる散気装置及び浸漬膜ユニットを提供することを目的とする。
本発明に係る散気装置は、槽内に設置された浸漬型分離膜の下方に設置されて、浸漬型分離膜に対して気体を散気する散気装置であって、浸漬型分離膜を支持すると共に、気体を供給するための気体流路が設けられた台座と、台座に対しての取付時に前記気体流路と連通される散気管と、を備え、台座は、散気管が挿入される内部空間と、気体流路と内部空間との間に設けられた壁部と、壁部を取付方向に貫通することによって形成され、内部空間と気体流路とを連通する挿入孔と、を備え、散気管は、取付時において挿入孔に挿入されると共に、先端においてその散気管の内部流路が開放された挿入部を備えることを特徴とする。また、本発明に係る浸漬膜ユニットは、そのような散気装置と、浸漬型分離膜と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る散気管は、台座に対して脱着可能に取り付けてもよい。
このような散気装置及び浸漬膜ユニットによれば、台座に対して散気管を取り付けるだけで、気体流路と散気管が連通する構成とされているため、散気管を取り外す際は散気管と給気管とを分解する必要がなく、取り付ける際は散気管と給気管を接続する作業を行う必要がなくなるため、着脱作業を容易に行うことができる。更に、浸漬型分離膜を支持している台座に対して散気管を取り付ける構成とされているため、浸漬型分離膜と台座との間の位置合わせを行っておけば、取り付けの際に散気管と台座との間の位置合わせを行うだけの作業で、浸漬型分離膜と散気管の散気孔との位置合わせが完了する。以上のように、メンテナンス作業の負荷を大幅に低減することが可能となり、これによって散気管の目詰まりを防止し、浸漬型分離膜の交換頻度を低減することができる。また、散気管を取り付ける際は、挿入孔に挿入部を挿入するだけの簡単な作業で、気体流路から空気を散気管内へ供給することができる。
また、散気管を台座に対して脱着可能に取り付ける構成によれば、使用時間が経過した場合は着脱可能な散気管のみを取り外して、散気管のみを洗浄することによって堆積物を掃除し、あるいは新たな散気管に交換することができる。
また、本発明に係る散気装置において、散気管は、散気孔を有し、台座は、浸漬型分離膜を配置するために上面側に形成された膜配置孔を有し、散気管を台座に挿入し、散気管と気体流路とが連通した際、散気孔が膜配置孔の位置に配置されることが好ましい。これにより、散気管を内部空間へ挿入するだけの作業で、散気孔からの空気を膜配置孔を介して浸漬型分離膜に適切な位置から散気することができる。
また、本発明に係る散気装置において、壁部は取付方向における散気管の位置合わせを行うと共に、挿入孔は取付方向と直交する方向における散気管の位置合わせを行うことが好ましい。従って、散気管を取り付ける際は、挿入孔に挿入部を挿入して、散気管を壁部で受け止めさせるだけの簡単な作業で、散気管の位置合わせを行うことができる。
本発明によれば、メンテナンス作業の負荷を大幅に低減することによって、散気管の目詰まりを防止し、浸漬型分離膜の交換頻度を低減することができる。
実施形態に係る散気装置及びそれを備える浸漬膜ユニットの構成を示す正面図である。 図1に示す中空糸膜モジュール及び散気装置の断面図である。 実施形態に係る散気装置の構成を示す斜視図であり、散気管を台座から取り外した状態を示す図である。 図3に示すIV−IV線に沿った断面図であり、散気管を台座に取り付けた状態を示す図である。 図4に示すV−V線に沿った断面図である。 変形例に係る散気装置の構成を示す断面図である。 変形例に係る散気装置の構成を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る散気装置及び浸漬膜ユニットの実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る散気装置2及びそれを備える浸漬膜ユニット1の構成を示す正面図である。また、図2は、図1に示す浸漬膜ユニット1及び散気装置2の断面図である。浸漬膜ユニット1は、処理槽内の処理水中に浸漬して処理水の汚泥を除去する機能を有しており、図1に示すように、処理水の浄化を行う中空糸膜モジュール3と、中空糸膜モジュール3の下方に設けられて中空糸膜モジュール3を支持すると共に中空糸膜モジュール3に散気する散気装置2と、中空糸膜モジュール3の上方に設けられて中空糸膜モジュール3の濾過水を吸い出す集液ヘッダ4とを備えて構成されている。
また、本実施形態において、浸漬膜ユニット1は、4本の中空糸膜モジュール3を柱梁からなる方形状のフレーム6に一体的に組み込んでユニット化したものである。フレーム6に組み込まれる中空糸膜モジュール3同士の設置間隔は、複数の中空糸膜3aの処理水内での揺れを考慮して当該中空糸膜モジュール3の外径の1.2倍以上且つ2倍以下程度に設定することが好ましい。例えば、中空糸膜モジュール3同士のピッチは250mm以上且つ300mm以下程度が好ましい。中空糸膜モジュール3同士が近すぎる場合、隣接する中空糸膜3a同士がぶつかり合い、中空糸膜3aの擦化が進行する可能性がある。また、中空糸膜3aの揺れの幅が抑制され、汚泥の付着抑制効果が損なわれる可能性もあるため、中空糸膜モジュール3同士の設置間隔は該中空糸膜モジュール3の外径の1.2倍以上、好ましくは1.5倍以上程度に設定することが好ましい。なお、フレーム6は、強度メンバーにはパイプ材が用いられ、板材を折り曲げ加工で強度を持たせることによって補強材として用いられている。また、フレーム6は、処理水が海水である場合にも対応するべく、板材とパイプについてはスーパーステンレスを用いることが好ましい。
中空糸膜モジュール3は、複数の中空糸膜3aと、複数の中空糸膜3aを下側で結束する結束部7と、結束部7に取り付けられたスカート部8と、複数の中空糸膜3aを上側で結束する結束部9と、結束部9の上端側に取り付けられたキャップ部材11とを備えて構成されている。
中空糸膜3aは、内部に処理水の流路が形成されたチューブ形状をなしており、その壁面は処理水を濾過するための濾過膜となっているため、処理水を吸い込むことによって処理水中の汚泥を除去することができる。結束部7は、中空糸膜3aの下端に固定された円板状部材である。中空糸膜3aの下端側の開口部分は結束部7の上面によって封止されている。この結束部7には、下方に配置された散気装置2からの曝気空気を上方に通過させるため、中空糸膜3aが固定されている位置を除く位置に複数の貫通孔7aが形成されている。スカート部8は、上端側に結束部7が嵌入された円筒状部材である。このスカート部8の下端側は後述の散気装置2の凹部17に嵌入されている。これによって、スカート部8は、散気装置2からの空気を逃がさないように複数の中空糸膜3aと散気装置2同士を固定することができる。
中空糸膜モジュール3の上端側の結束部9は、複数の貫通孔9aを有しており、この貫通孔9aに中空糸膜3aの上端部が挿入されることによって、中空糸膜3aを支持する部材である。また、キャップ部材11は中空円錐台状部材であり、その下端部に結束部9が嵌入されている。
散気装置2は、中空糸膜モジュール3を支持すると共に、空気を供給するための気体流路が設けられた台座12と、空気を散気する散気孔13aが形成され、台座12に対して着脱可能に取り付けられると共に取付時に気体流路と連通される散気管13を備えて構成されている。台座12の気体流路は、外部の空気供給装置(不図示)に接続された給気管14に接続されているため、空気供給装置から供給された空気は気体流路と散気管13を通って散気孔13aから放出される。また、台座12の上面壁には円形状の膜配置孔15が形成されると共に、その膜配置孔15を取り囲んで下方に陥没する円筒状の凹部17が形成されている。この凹部17の内周面にスカート部8が嵌入されることによって、台座12は中空糸膜モジュール3を支持する。この散気装置2の詳細な構成については後述する。
集液ヘッダ4は、中空糸膜3aを介して処理槽中の処理水を吸引する機能を有しており、中空糸膜3aで濾過された濾過水を集液する機能を有している。集液ヘッダ4は、90度曲げられた継手16を介して中空糸膜モジュール3のキャップ部材11の上端部と接続されている。
以上のように構成された浸漬膜ユニット1では、集液ヘッダ4で処理水Wを吸引することで、処理水Wが複数の中空糸膜3aで濾過されて汚泥が除去された状態で吸い上げられ、集液ヘッダ4で集液される。一方、散気管13の散気孔13aから散気された空気は、上方へ向かって浮上し、結束部7の貫通孔7aを通過して複数の中空糸膜3a周辺を通過する。このとき、中空糸膜3aは散気された空気の影響で揺らされることによって、膜面に堆積した堆積物が振り払われる。更に、空気の上向流は槽内混合液を攪拌混合し、生物処理のための酸素を供給し、中空糸膜3aの膜面に掃流として作用して膜面を洗浄する。
次に、本実施形態に係る散気装置2の構成について、図3〜図5を参照して詳細に説明する。図3は、本実施形態に係る散気装置2の構成を示す斜視図であり、散気管13を台座12から取り外した状態を示す図である。図4は、図3に示すIV−IV線に沿った断面図であり、散気管13を台座12に取り付けた状態を示す図である。図5は、図4に示すV−V線に沿った断面図であり、(a)は散気管13の取付前の状態を示し(b)は散気管13の取付時の状態を示している。なお、以下の説明においては矩形平板状に形成された台座12の前面12aと背面12bが対向する方向を取付方向と称する(図3において矢印Dで示す)。
図3及び図4に示すように、散気管13は、平行に並ぶ二本の管31,32と、管31,32の一端で両方の管31,32を互いに連結する長方形板状の取手部材33と、管31,32の他端側で両方の管31,32をそれらの先端部が突出するように連結する長方形板状の被ガイド部材34と、管31,32同士を互いに連通する管36とを備えて構成されている。
管31は直線状に延びるパイプによって構成されており、内部の気体流路31aは後端で取手部材33によって封止され、台座12側の先端31bで開放されている。また、先端31b側は、散気管13の取付時において台座12の内部空間22の奥壁に形成された挿入孔28に挿入される挿入部31cとされており、その先端部の外周面側には先細りとなるようにテーパーが形成されている。また、管31には下方に向かって貫通する散気孔13aが管31の長手方向に二つ並んで形成されている。下方に向かって貫通する散気孔13aは、散気管13内への水の浸入が妨げられるので好ましい。管31の長手方向と直交する水平方向に管31と隣接して配置される管32は、直線状に延びるパイプによって構成されており、内部流路32aは後端側で取手部材33によって封止され、先端32b側で開放されている。また、先端32b側は、散気管13の取付時において台座12の内部空間22の奥壁に形成された挿入孔29に挿入される挿入部32cとされており、その先端部の外周面側には先細りとなるようにテーパーが形成されている。また、管32には下方に向かって貫通する散気孔13aが管32の長手方向に二つ並んで形成されている。下方に向かって貫通する散気孔13aは、散気管13内への水の浸入が妨げられるので好ましい。管36は、管31から管32へ向かって直線状に延びるパイプによって構成されており、管31,32の二つの散気孔13a同士の間に配置されている。
取手部材33は、管31,32の長手方向と直交する水平方向に延びる長方形板状部材であり、側面が管31,32の後端に接続されている。また、この取手部材33の長さは、管31と管32との間の距離よりも長くされており、両端側で管31及び管32よりも外側にはみ出した部分を有し、このはみ出した部分が台座12のガイド部に対して被ガイド部33a,33bとして機能する。また、被ガイド部材34は、管31,32の長手方向と直交する水平方向に延びる長方形板状部材であり側面に管31,32が貫通して嵌入されており、管31,32の挿入部31c,32cと散気孔13aとの間に配置されている。この被ガイド部材34は管31と管32との間の距離よりも長くされており、両端側で管31及び管32よりも外側にはみ出した部分を有し、このはみ出した部分が台座12のガイド部に対して被ガイド部34a,34bとして機能する。
挿入部31cにはリング状のパッキン37が取り付けられている。パッキン37の後面は被ガイド部材34の側面と接触している。また、挿入部32cにもリング状のパッキン38が取り付けられている。パッキン38の後面は被ガイド部材34の側面と接触している。
散気装置2の台座12は、樹脂によって矩形平板状に形成されている。この台座12には、前面12aから背面12bへ向かって、前面12aの略全面を締める大きさの長方形状の孔を形成することによって内部空間22が形成され、前面12aには内部空間22の開口部である取付口23が形成される。内部空間22の幅方向の大きさは散気管13の取手部材33及び被ガイド部材34の大きさよりも大きくされており、その深さは取手部材33の背面とパッキン37,38の前面との間の距離よりも大きくされている。台座12の内部空間22は台座12の取付方向Dにおける中央位置よりも背面12b側にまで延びており、内部空間22の奥壁面は、前面12a、背面12bと平行をなしており、散気管13の取付時に被ガイド部材34を受け止める受面22aとして構成されている。また、受面22aと背面12bとの間の領域は肉厚の壁面部とされている。
台座12の内部空間22の上壁部には当該内部空間から上方へ向かって貫通することによって、中空糸膜モジュール3を配置するための膜配置孔15が4箇所に形成されている。更に、台座12の上面12eには、膜配置孔15を取り囲んで下方へ陥没する円筒状の凹部17が形成される。凹部17の内径はスカート部8の外径と略同一とされており、スカート部8をはめ込むことのできる構成とされている。膜配置孔15はその中心点が、散気管13の取付時に4つの散気孔13aのそれぞれの中心点と一致する位置に形成されている。なお、凹部17に代えて、膜配置孔15の縁部から上方へ突出する円筒状のソケット部を設けることによって、スカート部8の内周側に嵌め込まれる構成としてもよいが、陥没型とした方がスカート部8を持ち上げることなく取り付けることができ作業効率が向上するため好ましい。
台座12における取付口23と反対側に配置される肉厚部分には、取付方向Dと直交する水平方向における側面12cから反対側の側面12dへ向かって貫通する気体流路26が形成されている。この気体流路26は断面円形状の形状を有している(図5参照)。気体流路26の側面12c側には円形状の凹部26aが形成され、この凹部26aには給気管14が嵌入されている。また、気体流路26の側面12d側からは、凹部26aの内径と同一の外径を有する円筒状の凸部26bが突出している。この凸部26bを他の台座12の凹部26aにはめ込むことによって、浸漬膜ユニット1を複数個連結させることができる。気体流路26と内部空間22との間に配置される肉厚領域を以下、壁部27と称する。
この壁部27の取付方向Dの厚みは散気管13の挿入部31c,32cの長さよりも大きくされている。この壁部27の内部空間22側の側面は、上述の受面22aを構成しており、取付方向Dにおける散気管13の位置合わせを行う機能を有している。具体的には、壁部27の受面22aは、散気管13を取り付けて被ガイド部材34をパッキン37,38を介して受け止めた場合に、散気孔13aの中心点と膜配置孔15の中心点の取付方向Dにおける位置が略一致するように位置合わせすることが可能に構成されている。
壁部27には、取付方向Dに向かって貫通することによって形成され、内部空間22と気体流路26とを連通する一対の断面円形状の挿入孔28,29が形成されている。この挿入孔28,29は、受面22aの長手方向の中央位置から、気体流路26の延在方向に向かって互いに等間隔に離間する位置にそれぞれ形成されており、互いの間の距離は散気管13の管31と管32との間の距離と等しくされている。この挿入孔28,29の内径は、散気管13の管31,32の外径と略同一である。この挿入孔28,29は、取付方向と直交する水平方向における散気管13の位置合わせを行う機能を有している。具体的には、挿入孔28,29は、散気管13を取り付けて挿入部31c,32cが挿入された場合に、散気孔13aの中心点と膜配置孔15の中心点の取付方向Dと直交する水平方向における位置が略一致するように位置合わせをすることが可能に構成されている。
内部空間22の底面22bと側面22cとの間の角部、及び底面22bと側面22dとの間の角部には、散気管13の取付時に散気孔13aが膜配置孔15の位置に配置されるように散気管13をガイドするガイド部25が形成されている。ガイド部25は、それぞれの角部付近において取付口23から受面22aに渡って底面22bを上げ底することによって構成されており、その上げ底された上面が被ガイド部材34の被ガイド部34a,34b及び取手部材33の被ガイド部33a,33bと接触するガイド面として機能する。なお、ガイド部25の上面と内部空間22の上面との間の大きさは、被ガイド部材34及び取手部材33の厚みと略同一である。また、両端のガイド部25同士の間の距離は、被ガイド部材34及び取手部材33の長手方向の長さよりも小さい。なお、取手部材33と内部空間22の底面22bとの間の空間は、取り出し時に手を入れるためのスペースとして利用することができる。
台座12の前面12aの長手方向の両端部分、すなわち取付口23の長手方向の両縁部には、取付時の散気管13を保持するためのストッパー24がそれぞれ形成されている。ストッパー24は、長方形板状の部材の一端側を屈曲させて傾斜させることによって形成される爪部24aと、他端側の非屈曲の平板部24bを備えて構成されている。ストッパー24は、爪部24aが内部空間22に入り込むように、平板部24bを取付口23の両縁部にそれぞれ配置し、平板部24bを介してピン24cを前面12aに挿入することにより、ピン24c回りに回動可能に取り付けられている。このストッパー24は、散気管13を台座12に取り付けて内側に回動させて散気管13を保持する場合、爪部24aが取手部材33の背面と接触することによって、散気管13を受面22aに対して取付方向Dに向かって付勢する機能を有している。これによって、散気管13の位置を確実に保持することができる。
次に、本実施形態に係る散気装置2の作用・効果について説明する。
まず、散気管13を台座12に取り付ける場合について説明する。ストッパー24の爪部24aを上方へ回動させた状態で、散気管13の被ガイド部材34の被ガイド部34a,34bを台座12のガイド部25の上面に載せて取出方向Dへ向かって押し込むことによって、散気管13はガイド部25にガイドされながら内部空間22へ入り込む。一定距離まで入り込むと、散気管13の挿入部31c,32cが台座12の壁部27に形成された挿入孔28,29へ挿入される。このとき、挿入部31c,32cの先端部にテーパーが形成されているため、容易に挿入孔28,29へ挿入される。このとき、挿入孔28,29によって、散気管13の取付方向Dと直交する水平方向における位置合わせが行われる。散気管13を更に挿入すると、取手部材33の被ガイド部33a,33bもガイド部25によってガイドされる。また、被ガイド部材34がパッキン37を介して受面22aによって受け止められる。このとき、受面22aによって、散気管13の取付方向Dにおける位置合わせが行われる。次に、ストッパー24を内側へ回動させることによって、爪部24aで付勢することによって散気管13を保持する。これによって、散気管13は散気孔13aの中心点と膜配置孔15の中心点とが略一致するように位置決めされて配置される。また、給気管14から供給された空気は気体流路26を通過して挿入孔28,29で分岐し、挿入部31c,32c側から管31,32,36へ流入して、散気孔13aから放出される。このとき、パッキン37,38によって挿入孔28,29からの空気漏れを防止することができる。以上によって、散気孔13aが膜配置孔15に対して位置合わせされているため、中空糸膜3aに対して堆積物の除去に最適な位置から空気を散気することが可能となる。
散気管13を台座12から取り外す場合は、ストッパー24を上方へ回動することで付勢力を解除し、取手部材33を引き出すことによって、容易に散気管13を取り外すことができる。取り外した後は、散気管13の内部を掃除して目詰まりを防止して再び台座に取り付けることができ、あるいは新しい散気管13に付け替えることもできる。
以上によって、本実施形態に係る浸漬膜ユニット1及び散気装置2では、中空糸膜3aを支持すると共に、気体を供給するための気体流路26が設けられた台座12と、気体を散気する散気孔13aが形成され、台座12に対して着脱可能に取り付けられると共に取付時に気体流路26と連通される散気管13とを備えている。従って、使用時間が経過した場合は着脱可能な散気管13のみを取り外して、散気管13のみを洗浄することによって堆積物を掃除し、あるいは新たな散気管13に交換することができる。取り付ける際には台座12に対して散気管13を取り付けるだけで、気体流路26と散気管13が連通する構成とされているため、取り外す際は散気管13と給気管14とを分解する必要がなく、取り付ける際は散気管13と給気管14を接続する作業を行う必要がなくなるため、着脱作業を容易に行うことができる。更に、中空糸膜3aを支持している台座12に対して散気管13を取り付ける構成とされているため、中空糸膜3aと台座12との間の位置合わせを行っておけば、取り付けの際に散気管13と台座12との間の位置合わせを行うだけの作業で、中空糸膜3aと散気管13の散気孔13aとの位置合わせが完了する。以上のように、メンテナンス作業の負荷を大幅に低減することが可能となり、これによって散気管の目詰まりを防止し、中空糸膜3aの交換頻度を低減することができる。
また、本実施形態に係る散気装置2において、台座12は、前面12aに形成された取付口23から散気管13を挿入して収容する内部空間22と、内部空間22から上方へ向かって貫通することによって形成され、中空糸膜3aを配置するための膜配置孔15と、内部空間22に設けられ、散気管13の取付時に散気孔13aが膜配置孔15の位置に配置されるように散気管13をガイドするガイド部25とを備え、散気管13は、台座12のガイド部25にガイドされる被ガイド部34a,34b,33a,33bを備えている。これにより、散気管13をガイド部25でガイドしながら内部空間22へ挿入するだけの作業で、散気孔13aからの空気を膜配置孔15を介して中空糸膜3aに適切な位置から散気することができる。
また、本実施形態に係る散気装置2において、台座12は、取付口23の反対側に配置された気体流路26と内部空間22との間に設けられた壁部27と、壁部27を取付方向Dに貫通することによって形成され、内部空間22と気体流路26とを連通する挿入孔28,29と、を備え、散気管13は、取付時において挿入孔28,29に挿入されると共に、先端において内部流路31a,32aが開放された挿入部31c,32cを備え、挿入部31c,32cには、取付時において挿入孔28,29を封止するパッキン37,38が取り付けられている。従って、散気管13を取り付ける際は、挿入孔28,29に挿入部31c,32cを挿入するだけの簡単な作業で、気体流路26から空気を散気管13内へ供給して散気孔13aから散気させることができる。
また、本実施形態に係る散気装置2において、壁部27は取付方向Dにおける散気管13の位置合わせを行うと共に、挿入孔28,29は取付方向Dと直交する方向における散気管13の位置合わせを行う構成とされている。従って、散気管13を取り付ける際は、挿入孔28に挿入部31c,32cを挿入して、散気管13を壁部27で受け止めさせるだけの簡単な作業で、散気管13の位置合わせを行うことができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、図6に示すような構成の散気装置50を適用してもよい。図6に示すように、散気装置50においては、両端側にそれぞれ内部空間71とその取付口を有し、中央位置の肉厚部分に壁部75及び気体流路が形成されると共に膜配置孔72が6つ形成された台座51と、田字型の散気管52とを備えた構成とされている。
この散気管52は、取付方向に延びる3本の管53,54,55と、挿入部59と、取付方向と直交する水平方向に延びる管56,57,58とを備えて構成されている。管56は管53,54,55の後端同士を連通し、管57は管53,54,55の中央位置同士を連通し、管58は管53,54,55の前端同士を連通している。また、挿入部59は管55を前側へ延長することによって構成されている。また、挿入部59にはパッキン61が取り付けられている。また、管56の背面側には取手部材62が取り付けられ、挿入部59には被ガイド部材63が取り付けられている。また、散気孔52aが管53,54に3つずつ形成されている。
このような散気装置50では、台座51の内部空間71に散気管52を挿入し、壁部72に形成された挿入孔73に挿入部59を挿入して、受面71aで被ガイド部材63を受け止めることによって、台座51の散気管52を台座51に取り付けることができる。このとき、受面71aで散気管52の取付方向の位置合わせがなされ、挿入孔73で散気管52の取付方向と直交する水平方向の位置合わせがなされる。これによって、散気孔52aと膜配置孔72の位置を合わせることができる。
更に、図8に示すような構成を有する散気装置80としてもよい。図7に示すように、散気装置80は、散気管が二本の挿入部81,82を備える点で図6に示す散気装置50と相違している。
また、例えば、散気管の挿入部以外の先端部分をねじ込みキャップを取り付け、散気管内に汚泥などのごみが詰まった場合に、このキャップを取り外して管内を洗浄することのできる構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、樹脂に空洞を設けて気体流路を形成していたが、これに代えて、樹脂に管を取り付けることによって気体流路を形成してもよい。
また、上述の説明においては、円筒膜タイプの浸漬膜ユニットについて説明したが、これに限定されず、平面膜タイプの浸漬膜ユニットに適用してもよい。
1…浸漬膜ユニット、2…散気装置、3a…中空糸膜(浸漬型分離膜)、12…台座、12e…上面、13…散気管、13a…散気孔、15…膜配置孔、22…内部空間、23…取付口、25…ガイド部、26…気体流路、27…壁部、28,29…挿入孔、31b,32b…先端、31c,32c…挿入部、37,38,61…パッキン(封止部材)、D…取付方向。

Claims (5)

  1. 槽内に設置された浸漬型分離膜の下方に設置されて、前記浸漬型分離膜に対して気体を散気する散気装置であって、
    前記浸漬型分離膜を支持すると共に、気体を供給するための気体流路が設けられた台座と、
    前記台座に対しての取付時に前記気体流路と連通される散気管と、を備え、
    前記台座は、
    前記散気管が挿入される内部空間と、
    前記気体流路と前記内部空間との間に設けられた壁部と、
    前記壁部を取付方向に貫通することによって形成され、前記内部空間と前記気体流路とを連通する挿入孔と、を備え、
    前記散気管は、取付時において前記挿入孔に挿入されると共に、先端において該散気管の内部流路が開放された挿入部を備えることを特徴とする散気装置。
  2. 前記散気管は、前記台座に対して脱着可能に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の散気装置。
  3. 前記散気管は、散気孔を有し、
    前記台座は、前記浸漬型分離膜を配置するために上面側に形成された膜配置孔を有し、
    前記散気管を前記台座に挿入し、前記散気管と前記気体流路とが連通した際、前記散気孔が前記膜配置孔の位置に配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の散気装置。
  4. 前記壁部は取付方向における前記散気管の位置合わせを行うと共に、前記挿入孔は前記取付方向と直交する方向における前記散気管の位置合わせを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の散気装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項記載の散気装置と、
    浸漬型分離膜と、を備えることを特徴とする浸漬膜ユニット。
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