JP5264356B2 - 塗布容器 - Google Patents
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Description
そして、内容物を塗布する際には、突起の先端部が下方に向くように容器を傾け、先端部を被塗布面に押し当てて突起を中栓に対し容器の内側へ押し込みシールを解除して、流れ出た内容物を被塗布面に塗布するようにしている。
すなわち本発明は、内容物が収容される容器と、前記容器の口部に装着され、内部が前記容器内に連通する流通筒と、前記流通筒の径方向内側にその軸方向に沿って前記容器の外側に向けて付勢された状態で配設されるとともに先端部を該流通筒から前記容器の外側に突出させた塗布栓と、前記容器の口部に着脱自在に装着されて、前記流通筒及び前記塗布栓の先端部を覆うオーバーキャップと、を備え、前記塗布栓において前記流通筒内に位置する部分に、前記流通筒内に形成された被シール面に前記軸方向に沿って前記容器の内側から当接するシール面が形成された塗布容器であって、前記塗布栓の先端部における外周面には第1突起が設けられ、前記オーバーキャップ内には、周方向に沿って環状をなすとともに前記塗布栓の先端部の外周面に向けて突出し、当該オーバーキャップを前記口部から取り外す際に、前記第1突起に当接する第2突起が設けられており、前記オーバーキャップを前記口部から取り外していく過程で、前記第2突起が前記第1突起を乗り越えるときに、前記第2突起が前記第1突起を前記軸方向に沿って前記容器の内側に向けて弾き、前記塗布栓が前記流通筒に対し前記軸方向に沿って前記容器の内側へ押し下げられることを特徴とする。
本発明に係る塗布容器によれば、オーバーキャップを容器から取り外す過程で、第2突起の頂部が第1突起の頂部を乗り越えたときに、第2突起が第1突起を前記容器の内側に向けて確実に弾くことが可能になり、前述の作用効果が確実に奏される。また、第2突起が第1突起をスムースに乗り越えることから、オーバーキャップを容器の口部に着脱する際の抵抗が低減される。
本発明に係る塗布容器によれば、オーバーキャップを容器の口部に装着する際、塗布栓の先端部の流通筒に対する前記容器の内側へ向けた移動が規制されるので、第2突起が第1突起を確実に乗り越える。
流通筒3の外周面における軸O方向の中央部分には、周方向に沿った環状をなし径方向外側に突出するフランジ部31が形成されている。フランジ部31は、その外径が容器2の口部の外径と同等とされている。また、流通筒3においてフランジ部31よりも下側に位置する部分は、その外径が容器2の口部の内径と同等か、若干大きく設定されていて、口部に嵌合されている。また、流通筒3の内周面の下端部分には、周方向に沿った環状をなし径方向内側に突出する第1係合部32が形成されている。また、フランジ部31の下面は、容器2の口部の上端面に密接されている。
また、弾性部材42は、軸O周りに螺旋状に形成された樹脂バネからなり、その上端が塗布栓4の下端縁部に接続され、下端が筒部43の上端縁部に接続されている。
また、前述の構成により、容器2内、筒体62内、孔部62a、溝62b、棒体61の径方向外側、弾性部材42の径方向内側、及び弾性部材42の径方向外側が連通している。
まず、図1に示すように、オーバーキャップ5が容器2の口部に装着された状態で、このオーバーキャップ5を軸O周りに回し口部から取り外していく過程で、オーバーキャップ5が流通筒3に対し上側へ移動する。そして、図2に示すように、オーバーキャップ5の押さえ面51aとフランジ部31の上面、テーパ面52cとテーパ面33、及び段部52bの下面と流通筒3の上端開口縁が、夫々軸O方向に離間することで、壁部52aの径方向内側と容器2の外部とが連通する。
この状態で、容器2内、流通筒3内、オーバーキャップ5内、及び容器2の外部が連通され、容器2内の圧力が容器2の外部の圧力(外気圧)に対して高められていた場合には、その圧力が容器2の外部に開放される。
次いで、オーバーキャップ5を容器2の口部から取り外した後に、塗布栓4の先端部41が下方に向くように容器2を傾け、先端部41を被塗布面に押し当て流通筒3に対し押し込み、シールを解除して内容物を塗布栓4の溝41aから流出させ塗布する。尚、このとき、容器2の内容物は主として筒体62の溝62bを通って塗布栓4の溝41aへと送られ、流通筒3内のエアは主として筒体62の孔部62aを通って容器2内へ送られる。
例えば、本実施形態では、第1突起41b及び第2突起52dが曲面状に形成されていることとして説明したが、これに限定されるものではない。また、第1突起41b及び第2突起52dの少なくとも一方を弾性変形可能としてもよい。
2 容器
3 流通筒
4 塗布栓
5 オーバーキャップ
6 押し込み規制部材
34 被シール面
41 先端部
41b 第1突起
44 シール面
52d 第2突起
O 流通筒の軸
Claims (3)
- 内容物が収容される容器と、
前記容器の口部に装着され、内部が前記容器内に連通する流通筒と、
前記流通筒の径方向内側にその軸方向に沿って前記容器の外側に向けて付勢された状態で配設されるとともに先端部を該流通筒から前記容器の外側に突出させた塗布栓と、
前記容器の口部に着脱自在に装着されて、前記流通筒及び前記塗布栓の先端部を覆うオーバーキャップと、を備え、
前記塗布栓において前記流通筒内に位置する部分に、前記流通筒内に形成された被シール面に前記軸方向に沿って前記容器の内側から当接するシール面が形成された塗布容器であって、
前記塗布栓の先端部における外周面には第1突起が設けられ、
前記オーバーキャップ内には、周方向に沿って環状をなすとともに前記塗布栓の先端部の外周面に向けて突出し、当該オーバーキャップを前記口部から取り外す際に、前記第1突起に当接する第2突起が設けられており、
前記オーバーキャップを前記口部から取り外していく過程で、前記第2突起が前記第1突起を乗り越えるときに、前記第2突起が前記第1突起を前記軸方向に沿って前記容器の内側に向けて弾き、前記塗布栓が前記流通筒に対し前記軸方向に沿って前記容器の内側へ押し下げられることを特徴とする塗布容器。 - 請求項1に記載の塗布容器であって、
前記第1突起及び前記第2突起が、曲面状に形成されていることを特徴とする塗布容器。 - 請求項1又は2に記載の塗布容器であって、
前記塗布栓内には、該塗布栓の先端部の前記容器の内側へ向けた移動を規制する押し込み規制部材が配設されていることを特徴とする塗布容器。
Priority Applications (1)
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JP2008198594A JP5264356B2 (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 塗布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008198594A JP5264356B2 (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 塗布容器 |
Publications (2)
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JP2010036910A JP2010036910A (ja) | 2010-02-18 |
JP5264356B2 true JP5264356B2 (ja) | 2013-08-14 |
Family
ID=42009867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008198594A Active JP5264356B2 (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | 塗布容器 |
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2008
- 2008-07-31 JP JP2008198594A patent/JP5264356B2/ja active Active
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