JP5238413B2 - 塗布容器 - Google Patents
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Description
そして、内容物を塗布する際には、突起の先端部が下方に向くように容器を傾け、先端部を被塗布面に押し当てて突起を中栓に対し容器の胴部側へ押し込みシールを解除して、流れ出た内容物を被塗布面に塗布するようにしている。
また、このような塗布容器においては、中栓内に、意図せずに内容物が溜まってしまうことがあり、塗布の精度を低減させる場合があった。
すなわち本発明は、内容物が収容される容器と、前記容器の口部に装着され、内部が前記容器の胴部に連通する流通筒と、前記流通筒内にその軸方向に沿って先端側に向けて付勢された状態で配設されるとともに先端部を該流通筒から前記先端側に突出させた塗布栓と、前記容器の口部に螺合により着脱自在に装着されて、前記流通筒及び前記塗布栓の先端部を覆うオーバーキャップと、を備え、前記塗布栓において前記流通筒内に位置する部分に、前記流通筒内に形成された被シール面に前記軸方向に沿って胴部側から当接するシール面が形成された塗布容器であって、前記塗布栓の先端部には、前記先端側へ向けて突出する第1突起が設けられ、前記オーバーキャップ内には、前記第1突起に、前記流通筒の周方向に沿って該オーバーキャップを前記口部に締め付ける締付側から対向する第2突起が設けられ、前記第1突起及び前記第2突起それぞれにおいて、前記周方向で互いに対向する部分の少なくとも一方には、前記流通筒の軸線に直交する直交面に対して傾斜する摺接面が形成されていることを特徴とする。
したがって、内容物を被塗布面に塗布する前に、塗布栓のシール面と流通筒の被シール面とを前記軸方向に沿って互いに離間させてシールを解除して、容器の内圧が高まっていた場合に、その圧力を容器の外部に開放することができる。
また、流通筒内に、意図せずに内容物が溜まってしまっていた場合には、前述のようにシールが解除されることで前記内容物が確実に容器内に流れ落とされるので、より精度の高い塗布が行える。
また、オーバーキャップを前記口部に着脱する際に、確実に該オーバーキャップと塗布栓とが相対的に回転移動されることから、前述したように、第2突起で第1突起を前記胴部側に向けて精度よく押し込ませることができる。
図1は本発明の第1の実施形態に係る塗布容器の概略構成を示す部分側断面図、図2は本発明の第1の実施形態に係る塗布容器における塗布栓の第1突起を上面側から見た概略平面図、図3は本発明の第1の実施形態に係る塗布容器におけるオーバーキャップの第2突起を下面側から見た概略平面図、図4は本発明の第1の実施形態に係る塗布容器において第1突起及び第2突起の周方向の相対位置関係を説明する図である。
流通筒3の外周面における軸O方向の中央部分には、周方向に沿った環状をなし径方向外側に突出するフランジ部31が形成されている。フランジ部31は、その外径が容器2の口部の外径と同等とされている。また、流通筒3においてフランジ部31よりも下側に位置する部分は、その外径が容器2の口部の内径と同等か、若干大きく設定されていて、口部に嵌合されている。また、流通筒3の内周面の下端部分には、周方向に沿った環状をなし径方向内側に突出する第1係合部32が形成されている。また、フランジ部31の下面は、容器2の口部の上端面に密接されている。
また、弾性部材42は、軸O周りに螺旋状に延びる樹脂バネからなり、その上端が塗布栓4の下端縁部に接続され、下端が筒部43の上端縁部に接続されている。
また、前述の構成により、容器2内、筒体62内、孔部62a、溝62b、棒体61の径方向外側、弾性部材42の径方向内側、及び弾性部材42の径方向外側が連通している。
まず、図1に示すように、オーバーキャップ5が容器2の口部に装着された状態で、このオーバーキャップ5を軸O周りに回し口部から取り外していく過程で、オーバーキャップ5が流通筒3に対し上側へ移動する。そして、オーバーキャップ5の押さえ面51aとフランジ部31の上面、テーパ面52cとテーパ面33、及び段部52bの下面と流通筒3の上端開口縁が、夫々軸O方向に離間することで、壁部52aの径方向内側と容器2の外部とが連通する。
この状態で、容器2内、流通筒3内、オーバーキャップ5内、及び容器2の外部が連通され、容器2内の圧力(内圧)が容器2の外部の圧力(外気圧)に対して高められていた場合には、その圧力が容器2の外部に開放される。
オーバーキャップ5を容器2の口部に装着すると、図1に示すように、オーバーキャップ5の押さえ面51aとフランジ部31の上面、テーパ面52cとテーパ面33、及び段部52bの下面と流通筒3の上端開口縁が、夫々密接することで、壁部52aの径方向内側と容器2の外部とが遮断される。
したがって、内容物を被塗布面に塗布する前に、塗布栓4のシール面44と流通筒3の被シール面34とを前記軸O方向に沿って互いに離間させてシールを解除して、容器2の内圧が高まっていた場合に、その圧力を容器2の外部に開放することができる。
また、本実施形態では、第1突起41bおよび第2突起52dの双方に第1摺接面7a、第2摺接面9bを形成したので、第2突起52dが第1突起41bを抵抗少なく乗り越えることとなり、オーバーキャップ5を容器2の口部に着脱する際の抵抗が低減される。
また、オーバーキャップ5を前記口部に着脱する際に、確実にオーバーキャップ5と塗布栓4とが相対的に回転移動されることから、前述したように、第2突起52dで第1突起41bを下側に向けて精度よく押し込ませることができる。
図5は本発明の第2の実施形態に係る塗布容器の概略構成を示す部分側断面図、図6は図5の矢視Aを示す図である。
尚、前述の第1の実施形態と同一部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7は本発明の第3の実施形態に係る塗布容器の概略構成を示す部分側断面図、図8は図7の矢視Bを示す図である。
尚、前述の第1、第2の実施形態と同一部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9は本発明の第4の実施形態に係る塗布容器の概略構成を示す部分側断面図、図10は本発明の第4の実施形態に係る塗布容器における塗布栓を示す概略部分側面図、図11は本発明の第4の実施形態に係る塗布容器における塗布栓を示す概略部分平面図、図12は図9の矢視D−Dを示す図である。
尚、前述の第1乃至第3の実施形態と同一部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
例えば、前述の実施形態では、第1突起において、周方向に沿って緩み側C1から締付側C2に向かうに従い漸次突出高さが低くなる第1摺接面(摺接面)が形成され、第2突起において、締付側C2から緩み側C1に向かうに従い漸次突出高さが低くなる第2摺接面が形成されていることとしたが、このように傾斜面によって形成される摺接面は、第1突起及び第2突起それぞれにおいて、周方向で互いに対向する部分の少なくとも一方に設けられていればよく、前述の実施形態に限定されるものではない。
また、第1突起及び第2突起それぞれが、周方向に沿って複数形成されていることとして説明したが、第1突起及び第2突起は、一つだけ形成されていても構わない。
2a 雄ねじ
3 流通筒
4,14 塗布栓
5 オーバーキャップ
7a 第1摺接面(摺接面)
8,18 回転規制手段
9b,19b 第2摺接面(摺接面)
10,20,30,40 塗布容器
34 被シール面
37a 摺接面
41 先端部
41b,41e 第1突起
42 弾性部材(付勢部)
43 筒部(基部)
44 シール面
51b 雌ねじ
52d,52e,52f 第2突起
C1 周方向の緩み側
C2 周方向の締付側
O 流通筒の軸(軸線)
Claims (4)
- 内容物が収容される容器と、
前記容器の口部に装着され、内部が前記容器の胴部に連通する流通筒と、
前記流通筒内にその軸方向に沿って先端側に向けて付勢された状態で配設されるとともに先端部を該流通筒から前記先端側に突出させた塗布栓と、
前記容器の口部に螺合により着脱自在に装着されて、前記流通筒及び前記塗布栓の先端部を覆うオーバーキャップと、を備え、
前記塗布栓において前記流通筒内に位置する部分に、前記流通筒内に形成された被シール面に前記軸方向に沿って胴部側から当接するシール面が形成された塗布容器であって、
前記塗布栓の先端部には、前記先端側へ向けて突出する第1突起が設けられ、
前記オーバーキャップ内には、前記第1突起に、前記流通筒の周方向に沿って該オーバーキャップを前記口部に締め付ける締付側から対向する第2突起が設けられ、
前記第1突起及び前記第2突起それぞれにおいて、前記周方向で互いに対向する部分の少なくとも一方には、前記流通筒の軸線に直交する直交面に対して傾斜する摺接面が形成されていることを特徴とする塗布容器。 - 請求項1に記載の塗布容器であって、
前記塗布栓から前記軸方向に沿って胴部側に離間して配設されて、前記流通筒に支持される基部と、前記塗布栓及び前記基部を繋ぎ前記塗布栓を前記先端側へ向けて付勢する付勢部と、が前記塗布栓と一体に形成されていることを特徴とする塗布容器。 - 請求項1または2に記載の塗布容器であって、
前記流通筒内に、前記塗布栓の前記流通筒に対する前記周方向への回転移動を規制する回転規制手段が配設されていることを特徴とする塗布容器。 - 請求項1または2に記載の塗布容器であって、
前記流通筒内に、前記塗布栓の前記流通筒に対する前記周方向に沿って前記オーバーキャップを前記口部から緩める緩み側への回転移動を規制する回転規制手段が配設され、前記塗布栓が、前記周方向に沿って前記締付側に回転移動自在とされていることを特徴とする塗布容器。
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