JP5264275B2 - 二重容器 - Google Patents
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Description
下記特許文献1に記載の二重容器は、円筒状のフィルムの下端部に円形の底板を結合すると共にフィルムの上端部に外周に雄ネジが刻設されたリングを結合して内胴部材を形成し、内胴部材を充填口部材の肩部下面に溶着して成るボトル状の内容器と、充填口部材の外面にアンダーカット結合により一体化され内容器を閉塞するディスペンサー(吐出器)と、開口部の内面に雄ネジと螺合可能な雌ネジを刻設し内容器を挿脱可能に収容する有底筒状の外容器と、を備えるものである。
即ち、上述した特許文献1に記載の二重容器は、円筒状に形成されたフィルムの両端開口部に、別パーツである円板状の底部とリング(充填口部材)とを結合させた複数のパーツからなる有底筒状の内容器を有する。
また、内容器において前述した各パーツ間の液密性を確保するのが困難であるという問題もあった。
本発明は、内容物が充填されると共に、減容変形可能に形成された内容器と、該内容器が内装される外容器と、前記内容器の口部側に設けられ、前記内容物を吐出するノズルを有する吐出器とを備えた二重容器であって、前記内容器は、樹脂材料で有底筒状に一体に形成されると共に、その胴部は、底部に連なり肉厚に形成された下側部分と、この下側部分と口部との間に配設され減容変形可能に薄肉に形成された上側部分と、これら上側部分と下側部分とを連結する段部と、を備え、前記段部は、前記胴部の内周面に形成されていることを特徴とするものである。
また、内容器が外容器に内装されているため、二重容器に不意の外力が加えられたとしても、この外力を外容器により受け止めさせることにより、この外力に起因して内容器の胴部が変形したり破れたりするのを防止することができる。
また、吐出器を備えているので、内容物を内容器から容易に吐出させることができる。
本実施形態に係る二重容器100は、図1に示すように、内容物が充填されると共に、減容変形可能に形成された内容器1と、内容器1が内装される外容器2と、内容器1の口部10側に設けられ、内容物を吐出するノズル73を有する吐出ポンプ(吐出器)3とを備える。更に、本実施形態に係る二重容器100では、カバーキャップCを備える。
カバーキャップCは、多段の円筒状に形成されると共に、外容器2の前記雄ネジに螺着され、容器軸Lと同軸に配設されている。詳しく説明すると、カバーキャップCは、内周面に雌ネジが形成された大径部C1と、大径部C1より小径の中径部C3と、中径部C3より小径の小径部C5と、が下方から上方に向けてこの順に連設されている。
また、中径部C3と小径部C5とを連結する段部C4の下面には、略円筒形状の内筒部C6が、中径部C3との間に隙間をあけて容器軸Lと同軸に突設されている。
前記内筒部C6は、内容器1の口部10内に液密に嵌合されている。
また、外フランジ部50の下面とシリンダ4の台座部47との間には、ステム5及びピストン6を上方に付勢するコイルスプリング8が介装されている。
また、上記した吐出ポンプ3を上方から覆うように、オーバーキャップOが設けられている。オーバーキャップOは、下部が取付キャップ30の下筒部32に着脱自在に外嵌されている。
段部11cは、図2に示されるように、上側に向かうに従って、その内径が漸次拡径する傾斜面となっており、上側部分11a及び下側部分11bに曲面をなして滑らかに連なっている。
まず、オーバーキャップOを取り外し、押下ヘッド7を押し下げる。これにより、ステム5及びピストン6が押下ヘッド7と共に下方に移動してシリンダ4内に押し込まれる。
しかも、前述したように、吐出ポンプ3による内容物の吐出に伴って胴部11における段部11cを起点として径方向内側に折り曲げられるので、前記上側部分11aの減容変形が増長され、内容器1の減容化が図られる。このため、廃棄時に環境に与える負荷を低減することができる。
また、内容器1が外容器2に内装されているため、二重容器100に不意の外力が加えられたとしても、この外力を外容器2により受け止めさせることにより、この外力に起因して内容器1の胴部11が変形したり破れたりするのを防止することができる。
また、吐出ポンプ3を備えているので、内容物を内容器1から容易に吐出させることができる。
例えば、上記実施形態では、内容器1、外容器2、吐出ポンプ3及びカバーキャップCを備える二重容器100としたが、内容器1と、内容器1の口部10に装着されたキャップとを備えるキャップ付き容器としてもかまわない。上述した二重容器100の内容器1内の内容物を吐出し終えた場合であっても、この内容器1を内容物が充填された新しい内容器1と交換することができる。また、キャップ付き容器のキャップを外した状態で、吐出ポンプ3を用いずに内容物を口部10から吐出しても構わない。
また、シリンダ4のフランジ部44とカバーキャップCの上端開口部との間にパッキンを配置してもよい。
2 外容器
3 吐出ポンプ(吐出器)
10 内容器の口部
11 内容器の胴部
11a 内容器の胴部の上側部分
11b 内容器の胴部の下側部分
11c 内容器の胴部の段部
12 内容器の底部
13 突リブ
73 ノズル
100 二重容器
Claims (2)
- 内容物が充填されると共に、減容変形可能に形成された内容器と、
該内容器が内装される外容器と、
前記内容器の口部側に設けられ、前記内容物を吐出するノズルを有する吐出器とを備えた二重容器であって、
前記内容器は、樹脂材料で有底筒状に一体に形成されると共に、その胴部は、底部に連なり肉厚に形成された下側部分と、この下側部分と口部との間に配設され減容変形可能に薄肉に形成された上側部分と、これら上側部分と下側部分とを連結する段部と、を備え、
前記段部は、前記胴部の内周面に形成されていることを特徴とする二重容器。 - 請求項1に記載の二重容器において、
前記胴部の下側部分には、前記段部に連なり底部側に向けて延びる突リブが周方向に間隔をあけて複数突設されていることを特徴とする二重容器。
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