JP5264235B2 - 耐溶融金属脆化割れ性に優れた高降伏比型Zn−Al−Mg系めっき鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Cは、素材鋼板の高強度化に必要不可欠な元素である。含有量が0.05%未満では、590MPa以上の引張強度を得るのが困難であり、0.25%を超える添加は溶接性や延性を低下させるため、C含有量は0.05〜0.25%の範囲とする。
また、TiはCrの粒界偏析を促進させる作用があることがわかった。このため、後述のCrによる耐溶融金属脆化割れ性の改善効果を高める上でも有効である。
特許文献5に示されるように、従来、Zn−Al−Mg系めっき鋼板の素地鋼板として、CrとBを含有するものも存在した。しかし、そのような従来鋼を用いた場合、実際の溶接施工で溶融金属脆化割れが生じた事例が見られた。発明者らは詳細な研究の結果、従来鋼よりもCr含有量レベルを高めること、および、Tiを添加することによって、上記の問題が解消できることを突き止めた。具体的には、TiおよびBの添加量については上述の通りであり、Crの添加量については0.5%以上とすることが極めて有効であることがわかった。このようにTi、Bの添加とCrの増量によって耐溶融金属脆化割れ性が顕著に改善されるメカニズムについては、現時点で明確にはなっていないが、一定量以上のBとCrが同時に高温のオーステナイト粒界に偏析することによって、BとCrの相乗効果によって従来鋼の場合よりも粒界エネルギーが低下し、粒界における原子間結合力が高められ、その結果、溶融金属脆化割れに対する抵抗力が顕著に増大したものと推察される。ただし、過剰にCrを含有させると鋼材の加工性が低下し、また靭性にも悪影響を及ぼすので、Cr含有量は2.0%以下の範囲に制限される。
本発明に適用する素地鋼板の金属組織は、フェライト相を主相とするものである。マトリクスに占めるフェライト相の割合は60体積%以上であることが望ましい。マトリクスを構成する第2相の種類については特にこだわらなくてよい。第2相は例えばパーライト、ベイナイト、マルテンサイトの1種以上で構成される。フェライト相の量が多くなると強度が低下するようになるが、本発明では引張強さが590MPa以上、かつ降伏比が0.7以上となる特性を規定しており、それによって制限を受けるので、フェライト量の上限は特に規定する必要はない。一方、マトリクスに占める第2相の割合は5体積%以上であることが上記のような高強度特性を得る上で有利である。10体積%以上であることがより好ましい。
高強度および高降伏比の特性を得るためには、フェライト相の結晶粒径が小さいことが有効である。種々検討の結果、その平均結晶粒径は10μm以下であることが望ましい。「熱間圧延→冷間圧延→焼鈍→めっき浴浸漬」のプロセスで製造する場合、熱間圧延での巻取温度、冷延率および焼鈍温度によってフェライト結晶粒径をコントロールすることができる。
TiとNbは、どちらも単独または複合で熱間圧延時に微細な炭化物を形成して析出し、その析出強化作用により、強度および降伏比が上昇する。種々検討の結果、フェライト相中に分散している析出物の平均粒子径が10nm以下であることが極めて有効である。本発明で対象とする素地鋼板においては、観察される析出物のほとんどがTi、Nbの析出物である。Ti、Nbの析出物はTiまたはNbが検出される析出物である。これらは炭化物や窒化物が主体であり、炭素と窒素の両方が固定された析出物も見られる。これらをまとめて「炭窒化物」と呼ぶ。析出物の平均粒子径は、めっき鋼板の素地鋼板の部分から採取した試料について、フェライト相の部分を透過型電子顕微鏡(TEM)により観察し、30個以上の析出物が含まれる一定領域内の個々の析出物の粒子径(長径)を測定し、その平均値を算出することによって求めることができる。観察される析出物がTi、Nbの析出物に該当するかどうかは、TEMに付属の分析手段(EDXなど)によって確認できる。
本発明のめっき鋼板は、引張強さが590MPa以上、かつ降伏比が0.7以上の特性を有する。引張強さは圧延方向に直角方向の引張試験を行って求めることができる。降伏比YRは、降伏強度YS(応力歪み曲線における降伏点での最大強度)と引張強さTSの比、YR=YS/TSで表される。めっき鋼板の状態で引張強さが590MPa以上、かつ降伏比が0.7以上の特性を有するものは、自動車構造部材、特にピラーやルーフレールなどの用途に適している。
本発明に適用する素地鋼板は、一般的な鋼板製造ラインを用いて製造することができるが、熱間圧延での巻取温度は、析出物の量や粒子径に大きく影響する。素材鋼板中に所定量のTiやNbなどの炭窒化物形成元素が含まれていても、巻取温度が低いと炭窒化物は形成されないか、あるいは生成量が少なくなる。炭窒化物として存在するTiやNbの量を増加させるには、巻取温度を570℃以上とすることがきわめて効果的である。一方、フェライト結晶粒径や炭窒化物の粒子径は巻取温度が低いほど小さくなる。種々検討の結果、巻取温度は680℃以下とすることが望ましい。
めっき前に行われる最終焼鈍は、750〜950℃の範囲とすることが望ましい。焼鈍温度が低すぎるとセメンタイトが完全に固溶しにくい。またオーステナイトが生成せず、溶融Zn−Al−Mgめっき鋼板となった状態での鋼板中のマルテンサイト量が、590MPa以上の引張強さを得るうえで不足する場合がある。焼鈍温度が高すぎると、SiやMnの酸化物が鋼板表面に生成しやすくなり、めっき性が劣化する。
また、焼鈍時の加熱温度からの冷却過程では、パーライト変態が生じない冷却速度で冷却することが望ましい。具体的には、加熱保持温度から少なくともAc1以下の温度域まで平均冷却速度を3℃/sec以上、好ましくは5℃/sec以上とすればよい。
本発明では、公知の溶融Zn−Al−Mg系めっきの手法を適用することができる。
めっき層中のAlは、めっき鋼板の耐食性を向上させる作用を有する。また、めっき浴中にAlを含有させることでMg酸化物系ドロス発生を抑制する作用もある。これらの作用を十分に得るには溶融めっきのAl含有量を3質量%以上とする必要があり、4質量%以上とすることがより好ましい。一方、Al含有量が22質量%を超えると、めっき層と素地鋼板との界面でFe−Al合金層の成長が著しくなり、めっき密着性が悪くなる。優れためっき密着性を確保するには15質量%以下のAl含有量とすることが好ましく、10質量%以下とすることがより好ましい。
下記の「%」は質量%である。
Al:6%、Mg:3%、Ti:0.002%、B:0.0005%、Si:0.01%、Fe:0.1%、Zn:残部
めっき鋼板の鋼素地部について圧延方向に垂直な断面(C断面)の金属組織観察を行い、画像解析によりフェライト量を求めた。本発明例のものはいずれもマトリクスに占めるフェライト相の量が60〜95体積%の範囲にあった。なお、本発明例のものはマトリクスを構成するフェライト相以外の相は、パーライト、ベイナイト、マルテンサイトの1種以上からなることが別途観察により確かめられている。
めっき鋼板の鋼素地部について圧延方向に垂直な断面(C断面)の金属組織観察を行い、フェライト相の部分についてJIS G0551:2005に準拠した切断法により平均粒径を求めた。
めっき鋼板から切り出したサンプルについて電解抽出残渣分析法により求めた。10%アセチルアセトン−1%塩化メチルアンモニウム−メタノール(10%AA系)溶液を用いて定電位で電解後、溶液を孔径0.05μmのフィルターでろ過した。個々の析出物粒子はナノ粒子であるが、凝集しているので上記のフィルターによってほぼ全量が残渣として回収されると考えてよい。得られた残渣を混酸で加熱分解し、誘導結合プラズマ発光分析装置(ICP)を用いて各元素の析出量を算出し、その分析値に基づいて析出Ti+Nb量を算出した。
TEMを用いた前述の手法により求めた。
試験片の長手方向が圧延方向に対し直角になるように採取したJIS 5号試験片を用い、JIS Z2241に準拠して引張強さTS、降伏強度YS、全伸び(破断伸び)T.ELを求めた。そして、降伏強度と引張強さから降伏比YRを、YR=YS/TSにより求めた。
めっき鋼板から100mm×75mmのサンプルを切り出し、これをアーク溶接による溶融金属脆化に起因する溶接最大割れ長さを評価するための試験片とした。
溶接試験は図1に示すような外観のボス溶接部材を作製する「ボス溶接」を行い、その溶接部断面を観察して割れの発生状況を調べる方法で行った。すなわち試験片3の板面中央部に直径20mm×長さ25mmの棒鋼からなるボス(突起)1を垂直に立て、このボス1を試験片3にアーク溶接にて接合した。溶接ワイヤは、YGW12を用い、溶接開始点からボスの周囲を1周して、溶接開始点を過ぎた後もさらにビードを重ねて少し溶接を進めたところで溶接終了とした。すなわち、溶接開始点と溶接終了点の間に溶接ビード6が重なるようにした。溶接条件は、溶接電流:217A、溶接電圧25V、溶接速度0.2m/min、シールドガス:CO2、シールドガス流量:20L/minとした。ボス1と試験片3と溶接ビード6からなる溶接後の部材をここでは「ボス溶接部材」と呼んでいる。
また、スポット溶接による溶融金属脆化割れの試験を行った。得られためっき鋼板から同様に100mm×75mmのサンプルを切り出し、このサンプルを2枚重ね合わせ、これを試験片としてスポット溶接による溶融金属脆化に起因する溶接最大割れ長さを評価するための試験を行った。
スポット溶接は、先端径6mmのDR型電極を用い、加圧力3.2kNを加えた状態でチリが発生する溶接電流10kAを供給する条件で行った。そして、アーク溶接による試験と同様に、溶接部の断面の金属組織を観察して割れの長さを測定した。ここでも、最大割れ長さが0.2mm以下のものを合格、それ以外のものを不合格とした。
これらの結果を表2に示す。
これに対し、比較例No.11は、素地鋼板のTi量、Nb量は適正であるもののC量が少ないために析出物の量も極めて少なく、十分な強度が得られなかった。No.12〜14は機械的特性は良好であったものの、素地鋼板のCr量が少ないため、アーク溶接、スポット溶接のいずれにおいても耐溶融金属脆化割れ性に劣った。No.15は素地鋼板がNbを含有しないため析出Ti+Nb量が不足し、降伏比に劣った。No.16は巻取温度が低すぎたので析出Ti+Nb量が少なく、降伏比が低かった。No.17は、巻取温度が高すぎたので、析出物は生成したが、析出物が成長してその平均粒子径が大きくなりすぎ、またフェライト結晶粒径も大きくなりすぎた。このため引張強さおよび降伏比ともに低かった。
2 クランプ
3 試験片
4 拘束板
5 実験台
6 溶接ビード
7 試験片全周溶接部の溶接ビード
8 溶接ビードの重なり部分
9 切断面
Claims (3)
- 質量%でAl:3〜22%、Mg:1〜10%を含有し、さらにTi:0.1質量%以下、B:0.05質量%以下、Si:2%以下、Fe:2%以下の1種以上を含有し、残部がZnおよび不可避的不純物からなる溶融めっきを施しためっき鋼板において、素地鋼板が、質量%でC:0.05〜0.25%、Si:1.5%以下、Mn:1.0〜2.0%、N:0.005%以下、B:0.0003〜0.01%、Cr:0.5〜2.0%、Ti:0.05〜0.2%、Nb:0.01〜0.2%、残部Feおよび不可避的不純物の組成を有し、素地鋼板におけるフェライト相の平均結晶粒径が10μm以下であり、フェライト相中に分散しているTi、Nbの析出物の平均粒子径が10nm以下であり、素地鋼板のマトリクス中に析出物として存在するTiとNbの合計が0.05質量%以上であり、当該めっき鋼板の引張強さが590MPa以上、かつ降伏比が0.7以上である耐溶融金属脆化割れ性に優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板。
- 素地鋼板が、質量%でさらにV:1.0%以下、Mo:1.0%以下、Zr:1.0%以下の1種以上を含有する組成を有する請求項1に記載の耐溶融金属脆化割れ性に優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板。
- 熱間圧延、冷間圧延、連続溶融めっきラインでの焼鈍および溶融Zn−Al−Mg系めっきを順次行う工程において、熱間圧延での巻取温度を570〜680℃とする請求項1または2に記載の耐溶融金属脆化割れ性に優れたZn−Al−Mg系めっき鋼板の製造方法。
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