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JP5258426B2 - エンジンの排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの排気浄化装置に関し、詳細には、窒素酸化物(以下「NOx」という。)及びパティキュレートの大気中への放出をシステム全体としてコンパクトな構成により抑制するための技術に関する。
エンジンの排気を後処理により浄化する装置として、排気中のNOxをアンモニアにより低減させる選択触媒還元(SCR)型の排気浄化装置が知られている。この排気浄化装置では、排気通路にNOxの還元触媒が設置されるとともに、このNOx還元触媒の上流に尿素水の供給装置が、下流にアンモニア浄化用の酸化触媒が設置される。供給装置により排気に添加された尿素の加水分解によりアンモニアが生じ、このアンモニアが還元剤としてNOx還元触媒に供給される。他方、NOxの還元に寄与せずにNOx還元触媒を通過したアンモニア(スリップアンモニア)は、大気中への放出前にアンモニア浄化触媒により酸化され、浄化される。
今後更に厳しさを増す排ガス規制の対応として、SCR型の排気浄化装置にパティキュレートフィルタを追加することが考えられる。このパティキュレートフィルタは、主にディーゼルエンジンから排出されるディーゼルパティキュレートを排気のろ過により捕集し、低減させるものである。しかしながら、NOx還元触媒(及びその下流のアンモニア浄化触媒)に対して単にパティキュレートフィルタを併設しただけでは、システム全体としての大型化が避けられず、車載が困難であったり、重量が過度に増加するなどの問題が生じる。
この問題に関連して、パティキュレートフィルタにNOx還元触媒を担持させ、パティキュレートの捕集機能及びNOxの還元機能をパティキュレートフィルタに併有させることが検討されている。このような触媒担持型のパティキュレートフィルタとして、特許文献1には、ウォールフロー型のものにおいて、入口側のセル通路を形成するフィルタ担体の内壁に尿素の加水分解触媒を担持させる一方、出口側のセル通路を形成する担体内壁にNOx還元触媒を担持させたものが記載されている。
特開2006−183507号公報(図2)
しかしながら、特許文献1に記載の排気浄化装置では、パティキュレートフィルタとしてのパティキュレート捕集能力を確保するため、フィルタ担体自体に大きな容量が必要であるうえ、この触媒担持型のパティキュレートフィルタに加えてアンモニア浄化触媒が別途必要となることから、システム全体が依然大掛かりとなり、重量もかさむという問題がある。
本発明は、以上の問題を考慮したエンジンの排気浄化装置を提供するものであり、尿素による選択触媒還元に関する一連の化学反応をフィルタ担体内で効率的に行わせることを可能として、NOx及びパティキュレートの大気中への放出をシステム全体としてコンパクトな構成により抑制することを目的とする。
本発明に係るエンジンの排気浄化装置は、排気中のパティキュレートをろ過により捕集可能な隔壁により画成された、排気の流れに沿う複数のセル通路を有し、隣り合うセル通路を目封じ材により入口側又は出口側で交互に閉塞させて構成されたフィルタ担体を備える。ここで、本発明では、フィルタ担体において、入口側で開口するセル通路である入口側通路の内壁の、入口側の端縁を含む第1の部分と、前記目封じ材により形成される前記フィルタ担体の入口側の端面とに尿素の加水分解触媒を担持させるとともに、この入口側通路の内壁のうち、第1の部分よりも下流側の第2の部分に第1のNOx還元触媒を担持させる。そして、フィルタ担体において、出口側で開口するセル通路である出口側通路の内壁のうち、第1の部分に対してフィルタ担体に流入する排気の流れに交差する方向に重なり合い、第1の部分よりも下流側にまで延在する第3の部分に第2のNOx還元触媒を担持させるとともに、この出口側通路の内壁のうち、第3の部分よりも下流側であって、第2の部分に対して前記排気の流れに交差する方向に重なり合う第4の部分に酸化触媒を担持させる。
本発明では、入口側通路の内壁の第1の部分及びフィルタ担体の入口側の端面に担持させた加水分解触媒により尿素の加水分解を生じさせ、これにより発生したアンモニアを第1及び第2のNOx還元触媒に供給して、NOxを効率的に還元させることができる。
具体的には、第1及び第2のNOx還元触媒は、第1の部分よりも下流側の入口側通路の内壁部分(第2の部分)と、出口側通路の内壁部分(第3の部分)に担持させている。ここで、第3の部分は、第1の部分に対してフィルタ担体に流入する排気の流れに交差する方向に重なり合い、第1の部分よりも下流側にまで延在することから、第1の部分からフィルタ担体の隔壁を通過するアンモニアについては第2のNOx還元触媒に供給し、それ以外のアンモニアについては第1のNOx還元触媒に供給して、NOxの還元に寄与させることができる。そして、本発明では、第3の部分よりも下流側の出口側通路の内壁部分(第4の部分)に担持させた酸化触媒によりスリップアンモニアを酸化させ、これが未浄化のまま大気中に放出されるのを回避することができる。
このように、本発明によれば、尿素の加水分解、NOxの還元及びスリップアンモニアの酸化を含む、尿素による選択触媒還元に関する一連の化学反応をフィルタ担体内で行わせることが可能となるので、NOx及びパティキュレートの大気中への放出を、所要のNOx転化率を確保しつつ、システム全体としてコンパクトな構成により抑制することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るエンジン(以下「エンジン」という。)1の構成を示している。本実施形態では、エンジン1として直噴型のディーゼルエンジンを採用している。
吸気通路11の導入部には、吸入空気中の粉塵を除去するためのエアクリーナ(図示せず。)が取り付けられている。また、吸気通路11には、可変ノズル型のターボチャージャ12のコンプレッサ12aが設置されており、このコンプレッサ12aにより圧縮された吸入空気は、サージタンク13を介してマニホールド部に流入し、各気筒に分配される。
エンジン本体のシリンダヘッドには、燃料供給用のインジェクタ21,21・・・が気筒毎に設置されている。インジェクタ21は、エンジン1のコントロールユニット(以下「ECU」という。)101からの燃料噴射制御信号により作動する。図示しない燃料ポンプにより送り出された燃料は、コモンレール22を介してインジェクタ21に供給され、各気筒の燃焼室に噴射される。
排気通路31には、マニホールド部の下流にターボチャージャ12のタービン12bが設置されており、排気によりこのタービン12bが駆動されることで、コンプレッサ12aが回転する。
タービン12bの下流には、本実施形態に係る「排気浄化装置」としてのディーゼルパティキュレートフィルタ(「パティキュレートフィルタ」に相当し、以下「DPF」という。)32が設置されている。DPF32には、円筒状のフィルタ担体321が内蔵されており、このフィルタ担体321には、アンモニアによるNOxの還元反応を促進させるための触媒(NOx還元触媒)が担持されている。エンジン1の排気がこのDPF32を通過する際に、フィルタ担体321により排気中のパティキュレートが捕集されるとともに、NOx還元触媒により排気中のNOxが還元される。
また、排気通路31は、EGR管33により吸気通路11(本実施形態では、サージタンク13)と接続されている。このEGR管33を介して排気が吸気通路11に還流される。EGR管33には、EGR弁34が介装されており、これにより還流される排気の流量が制御される。
以下、本実施形態に係る排気浄化システムの構成及び排気浄化のプロセスについて説明する。
本実施形態に係る排気浄化システムは、DPF32のフィルタ担体321により排気中のパティキュレートを捕集するとともに、フィルタ担体321に担持させたNOx還元触媒により排気中のNOxを還元し、浄化するものである。尿素水タンク41が設けられており、還元剤としてのアンモニアは、尿素水タンク41に尿素水溶液の状態で貯蔵されている。尿素添加ユニット42に対し、尿素水供給管を介して尿素水タンク41に貯蔵されている尿素水が供給される。本実施形態において、尿素添加ユニット42及び次の尿素水噴射ノズル44は、エアアシスト式のインジェクタを構成するものであり、尿素添加ユニット42には、電動式のフィードポンプが内蔵されている。尿素添加ユニット42に供給された尿素水は、図示しないエアタンクから空気供給管43を介して供給された圧縮空気と混合され、尿素水噴射ノズル44を介して排気中に噴射される。噴射された尿素水中の尿素が排気熱により加水分解を生じ、アンモニアを発生させる。尿素水噴射ノズル44は、DPF32の上流で排気通路31の管壁を内側に向けて貫通させて設置されており、その噴射方向は、特に限定されるものではないが、排気の流れと平行に、フィルタ担体321の上流側の端面に向けて設定されている。本実施形態では、尿素添加ユニット42及び尿素水噴射ノズル44により尿素水の「供給装置」が構成される。
なお、尿素の添加形態は、ここで説明したエアアシスト式によるものに限らず、尿素添加ユニット42(及び空気供給管43)に代えて噴射圧力形成用の昇圧ポンプを設け、このポンプにより所定の圧力にまで昇圧させた尿素水を尿素水噴射ノズルにより噴射させるものであってもよい。このような形態において、尿素水の「供給装置」は、昇圧ポンプ及び尿素水噴射ノズルにより構成される。
図2は、DPF32の構成を、フィルタ担体321の中心軸を含む縦方向断面により示している。
本実施形態において、DPF32は、パティキュレートの捕集機能とNOxの還元機能とを併有するものである。フィルタ担体321は、ウォールフロー型のハニカム担体であり、パティキュレートを捕集可能な大きさの細孔を有する隔壁により、内部が排気の流れに沿う複数のセル通路p1,p2に画成されている。この細孔により、排気がフィルタ担体321の隔壁を通過する際の通路が形成される。隣り合うセル通路p1,p2が目封じ材322,322により入口側又は出口側で交互に閉塞されることで、入口側で開口するセル通路(以下「入口側通路」という。)p1と、出口側で開口するセル通路(以下「出口側通路」という。)p2とが形成されている。入口側通路p1は、DPF32よりも上流側の排気通路に連通し、出口側通路p2は、DPF32よりも下流側の排気通路に連通している。
フィルタ担体321には、担体内部における排気の流れに沿って機能の異なる複数の触媒c1〜c4が担持されている。具体的には、入口側通路p1を形成するフィルタ担体321の内壁のうち、入口側通路p1の上流部を形成する部分(「第1の部分」に相当する。)に尿素の加水分解触媒c1を担持させるとともに、この入口側の内壁部分よりも下流側の部分(「第2の部分」に相当する。)にNOx還元触媒c2を担持させている。また、出口側通路p2を形成する担体内壁のうち、出口側通路p2の上流部を形成する部分(「第3の部分」に相当する。)にNOx還元触媒c3を担持させるとともに、この出口側の内壁部分よりも下流側の部分(「第4の部分」に相当する。)に酸化触媒c4が担持されている。この酸化触媒c4は、NOxの還元に寄与せずにNOx還元触媒c2,c3を通過したスリップアンモニアを浄化するためのものである。
更に、本実施形態では、尿素の加水分解触媒c1を入口側の内壁部分に加え、フィルタ担体321の入口側の端面321aにも担持させることとしている。図3は、フィルタ担体321を排気の流れに関する上流側から見た状態で示している。このように、本実施形態では、尿素の加水分解触媒c1を、目封じ材322及び隔壁により形成されるフィルタ担体321の端面321a全体に亘って担持させている。
なお、本実施形態では、入口側の内壁部分に担持させるNOx還元触媒c1が「第1のNOx還元触媒」に、出口側の内壁部分に担持させるNOx還元触媒c2が「第2のNOx還元触媒」に夫々相当する。また、出口側の内壁部分に担持させる酸化触媒c4が「第1の酸化触媒」に相当する。
図1に戻り、尿素添加ユニット42の動作は、排気浄化用のECU101からの指令信号(尿素添加制御信号)により制御される。ECU101は、マイクロコンピュータを内蔵した電子制御ユニットとして構成されており、ECU101には、図示しないエンジン制御用のECUから、エンジン1の運転条件に関する信号(エンジン回転数NE及び燃料噴射量QFに即した信号)が入力されるとともに、DPF32の上流における排気温度Texhを検出するための排気管内温度センサ151からの信号が入力される。ECU101は、入力した信号をもとにエンジン1の運転条件に応じた最適な尿素水噴射量を算出し、尿素添加ユニット42に対し、算出した尿素水噴射量に即した尿素添加制御信号を出力する。
次に、本実施形態に係るシステムによる排気浄化のプロセスを、図2を参照して説明する。
エンジン1の運転時において、排気に対し、尿素添加ユニット42及び尿素水噴射ノズル44によりエンジン1の運転条件に応じた量の尿素水が供給される。この尿素水中の尿素が入口側の内壁部分(第1の部分)に担持させた加水分解触媒c1上で加水分解を生じ、還元剤であるアンモニアが発生する。本実施形態では、尿素の加水分解触媒c1を入口側の内壁部分に加え、排気が接触し易いフィルタ担体321の入口側の端面321aにも担持させているため、アンモニアは、担体内部ばかりでなく、このフィルタ担体321の端面321a上でも発生する。発生したアンモニアの一部は、図中矢印Faで示すように、加水分解触媒c1が担持された内壁部分からフィルタ担体321の隔壁を通過して、出口側のNOx還元触媒c3に供給される。他方、それ以外のアンモニアは、図中矢印Fbで示すように、入口側のNOx還元触媒c2に供給され、このNOx還元触媒c2が担持された内壁部分(第2の部分)から隔壁を通過する。入口側及び出口側のNOx還元触媒c2,c3によりNOxの還元反応が促進され、排気中のNOxが低減される。各NOx還元触媒c2,c3によるNOxの還元に寄与しなかったスリップアンモニアは、出口側通路p2の最下流部を形成する担体内壁に担持させた酸化触媒c4により浄化される。
なお、尿素の加水分解、NOxの還元及びスリップアンモニアの酸化を含む本実施形態の選択触媒還元に関する一連の化学反応は、次の(1)〜(3)式により表される。
(NHCO+HO → 2NH+CO ・・・(1)
NO+NO+2NH → 2N+3HO ・・・(2)
4NH+3O → 2N+6HO ・・・(3)
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
本実施形態では、フィルタ担体321の入口側の内壁部分及び入口側の端面321aに担持させた加水分解触媒c1により尿素の加水分解を生じさせるとともに、これにより発生したアンモニアを入口側及び出口側の内壁部分のそれぞれに担持させたNOx還元触媒c1,c2に供給して、NOxを還元させることができる。
具体的には、本実施形態では、加水分解触媒c1を担持させたフィルタ担体321の内壁部分よりも下流側の内壁部分(第2の部分)と、出口側の内壁部分(第3の部分)とのそれぞれにNOx還元触媒c2,c3を担持させている。ここで、出口側のNOx還元触媒c3は、加水分解触媒c1を担持させた内壁部分に対してフィルタ担体321に流入する排気の流れに交差する方向に重なり合い、かつ下流側にずらした部分に担持させている。従って、加水分解触媒c1を担持させた内壁部分からフィルタ担体321の隔壁を通過するアンモニアについては出口側のNOx還元触媒c3に供給し、それ以外のアンモニアについては入口側のNOx還元触媒c2に供給して、NOxの還元に寄与させることができる。そして、本実施形態では、出口側通路p2の最下流部を形成する担体内壁に担持させた酸化触媒c4によりスリップアンモニアを酸化させ、これが未浄化のまま大気中に放出されるのを回避することができる。
このように、本実施形態によれば、尿素の加水分解触媒c1、入口側及び出口側のNOx還元触媒c2,c3、ならびにスリップアンモニア浄化用の酸化触媒c4を、尿素による選択触媒還元に関する一連の化学反応の順に配置したため、スリップアンモニアの処理を含め、排気中のNOxをフィルタ担体321内で効率的に浄化することができる。また、本実施形態によれば、NOxの還元に加え、排気中のパティキュレートをフィルタ担体321により捕集して除去することができるため、NOx及びパティキュレートの大気中への放出を、システム全体としてコンパクトな構成により抑制することが可能である。
また、本実施形態では、尿素の加水分解触媒c1を入口側の内壁部分に加え、フィルタ担体321の入口側の端面321aにも担持させている。この入口側の端面321aは、
排気の流れに対向していることから、排気に接触し易い。従って、この端面321aに担持させた加水分解触媒c1によりアンモニアの発生量を補うことができるので、担体内壁に担持させる加水分解触媒c1を減少させ、NOx還元触媒c2を担持させる入口側の内壁部分を確保することができる。
なお、以上の構成に加え、DPF32の上流に「第2の酸化触媒」としての酸化触媒を設置してもよい。この酸化触媒は、排気中の炭化水素及び一酸化炭素を酸化するとともに、排気中の一酸化窒素を、二酸化窒素(以下「NO2」という。)を主とするNOxに転換して、排気に含まれるNOとNO2との比率をNOxの還元反応に最適なものに調整するためのものである。
本発明は、直噴型のディーゼルエンジンに限らず、副室型等他の形式のディーゼルエンジン及びガソリンエンジンに適用することができる。
本発明の一実施形態に係るディーゼルエンジンの概略構成図 同上実施形態に係る排気浄化装置としてのディーゼルパティキュレートフィルタの縦方向断面図 同上実施形態に係るフィルタ担体の正面拡大図
符号の説明
1…ディーゼルエンジン、11…吸気通路、12…ターボチャージャ、12a…コンプレッサ、12b…タービン、13…サージタンク、21…インジェクタ、22…コモンレール、31…排気通路、32…「排気浄化装置」としてのディーゼルパティキュレートフィルタ、321…フィルタ担体、321a…フィルタ担体の入口側の端面、322…目封じ材、33…EGR管、34…EGR弁、41…尿素水タンク、42…尿素添加ユニット、44…尿素水噴射ノズル、101…排気浄化システムのコントロールユニット、151…排気管内温度センサ、c1…尿素の加水分解触媒、c2…「第1のNOx還元触媒」としてのNOx還元触媒、c3…「第2のNOx還元触媒」としてのNOx還元触媒、c4…「第1の酸化触媒」としての酸化触媒、p1…入口側通路、p2…出口側通路。

Claims (3)

  1. 排気中のパティキュレートをろ過により捕集可能な隔壁により画成された、排気の流れ
    に沿う複数のセル通路を有し、隣り合うセル通路を目封じ材により入口側又は出口側で交
    互に閉塞させて構成されたフィルタ担体と、
    前記フィルタ担体において、前記入口側で開口するセル通路である入口側通路の内壁の
    、入口側の端縁を含む第1の部分と、前記目封じ材により形成される前記フィルタ担体の
    入口側の端面と、に担持された尿素の加水分解触媒と、
    前記フィルタ担体において、前記入口側通路の内壁のうち、前記第1の部分よりも下流
    側の第2の部分に担持された第1のNOx還元触媒と、
    前記フィルタ担体において、前記出口側で開口するセル通路である出口側通路の内壁の
    うち、前記第1の部分に対して前記フィルタ担体に流入する排気の流れに交差する方向に
    重なり合い、前記第1の部分よりも下流側にまで延在する第3の部分に担持された第2の
    NOx還元触媒と、
    前記フィルタ担体において、前記出口側通路の内壁のうち、前記第3の部分よりも下流
    側であって、前記第2の部分に対して前記排気の流れに交差する方向に重なり合う第4の
    部分に担持された第1の酸化触媒と、
    を含んで構成されるエンジンの排気浄化装置。
  2. 請求項1に記載の排気浄化装置と、
    エンジンの排気に対し、前記排気浄化装置の上流側で尿素水を供給可能に配設された尿
    素水の供給装置と、
    を含んで構成される排気浄化システム。
  3. 前記排気浄化装置の上流側に設けられた第2の酸化触媒を更に含んで構成される請求項
    2に記載の排気浄化システム。
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