JP5247645B2 - 接着壁紙及び壁紙の施工方法 - Google Patents
接着壁紙及び壁紙の施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5247645B2 JP5247645B2 JP2009228870A JP2009228870A JP5247645B2 JP 5247645 B2 JP5247645 B2 JP 5247645B2 JP 2009228870 A JP2009228870 A JP 2009228870A JP 2009228870 A JP2009228870 A JP 2009228870A JP 5247645 B2 JP5247645 B2 JP 5247645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wallpaper
- adhesive
- layer
- resin
- foamed resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Paper (AREA)
Description
すなわち、本発明の要旨は下記のとおりである。
2.秤量50〜300g/m 2 の不織布であり、かつJAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.1:2000 A法により測定した値が20以上である基材を有する壁紙又は壁面に、ヒドロキシプロピルセルロースを含み、且つ全樹脂固形分中のヒドロキシプロピルセルロースの含有量が50質量%以上である壁紙用接着剤組成物を塗布し、該壁紙を該壁面にはりつける壁紙の施工方法。
《ヒドロキシプロピルセルロース》
本発明の壁紙用接着剤組成物は、ヒドロキシプロピルセルロースを含むものである。ヒドロキシプロピルセルロースは、セルロースの構成単位であるグルコース単位の水酸基をヒドロキシプロピル基でエーテル化したセルロースのヒドロキシプロピルエーテル、言い換えると、セルロースの構成単位であるグルコース単位の水酸基をヒドロキシプロポキシ基で置換して得られるものである。
本発明の壁紙用接着剤組成物は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含むことができる。本発明の接着剤組成物において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを用いた場合、優れた接着力を維持しつつ、接着剤組成物を安価にすることができるので好ましい。また、接着剤組成物の塗布量を調節する、例えば塗布量を40〜60g/m2程度とすることで、緩やかな接着力が得られるので、接着力を調整する場合などには、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを用いることが好ましい。
さらに、本発明の壁紙用接着剤組成物は、壁紙と壁面との剥離に支障がない範囲内で、その他の樹脂成分を含んでいてもよい。その他の樹脂成分としては、でん粉糊やエチレン−酢酸ビニル系接着剤、(メタ)アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、(メタ)アクリル酸エステル−オレフィン系共重合体樹脂、アイオノマー系樹脂、オレフィン−αオレフィン系共重合体樹脂などが好ましく挙げられる。
本発明の壁紙用接着剤組成物は、樹脂成分として上記したヒドロキシプロピルセルロースを必須成分とし、必要に応じてヒドロキシプロピルメチルセルロース、及びその他の樹脂成分を含む。
本発明においては、これらの樹脂成分の合計を全樹脂固形分としたときの、該全樹脂固形分中のヒドロキシプロピルセルロースの含有量が、50質量%以上であることが好ましく、75質量%以上がより好ましく、85質量%がさらに好ましい。全樹脂固形分中のヒドロキシプロピルセルロースの含有量が上記範囲内であれば、優れた接着力を有し、かつ塗布量が変動しても安定した接着力が得られる。また、同様の理由から、ヒドロキシプロピルセルロースとヒドロキシプロピルメチルセルロースとの合計に対するヒドロキシプロピルセルロースの含有量は、50質量%以上であることが好ましく、75質量%以上がより好ましく、85質量%がさらに好ましい。
本発明の壁紙用接着剤組成物は、塗工性を確保する目的で、好ましくは溶媒を含む。溶媒としては、水のほか、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、イソペンタン、メチルペンタンなどの脂肪族炭化水素、およびベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素が挙げられる。なかでも、環境への配慮、作業性、経済性などの観点から、水が好ましい。
また、この塗工性と壁紙の施工性とを考慮すると、本発明の壁紙用接着剤組成物の粘度は、10000〜50000m・Pa・sの範囲であることが好ましく、25000〜48000m・Pa・sの範囲であることがより好ましい。粘度が上記範囲内であれば、接着剤組成物を壁面に塗工する際に、容易に塗工しやすいので塗工性が向上し、該組成物がたれることがなく壁紙の塗工性も向上する。ここで、接着剤組成物の粘度は、B型粘度計で測定した値である。
本発明の壁紙用接着剤組成物は、その塗工性や接着力を阻害しない範囲内において、顔料、防腐剤、粘度調整剤などを含むことができる。
顔料としては、例えば、チタン白、亜鉛華、弁柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、黄鉛、カーボンブラックなどの無機顔料、イソインドリノン、ハンザイエローA、パーマネントレッド4R、フタロシアニンブルー、アニリンブラックなどの有機顔料(染料も含む)、アルミニウム、真鍮などの金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸鉛などの箔粉からなる真珠光沢(パール)顔料などが好ましく挙げられる。
接着剤組成物中の防腐剤の含有量は、防腐剤の添加効果を十分に得つつ、接着力などを低減させない観点から、通常0.1〜3質量%程度であり、0.1〜1質量%が好ましい。
本発明の接着壁紙は、少なくとも基材と壁面接着剤とを有し、該基材のJAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.1:2000 A法により測定した値が20以上であり、該壁面接着層が基材の一方の面に本発明の接着剤組成物により形成されてなることを特徴とする。本発明の接着壁紙の構成は、上記した基材と壁面接着層とを有していれば特に制限はなく、例えば、該基材の壁面接着層を設けた面とは反対側の面に、塩化ビニル樹脂、オレフィン系樹脂、印刷やエンボス加工などによる装飾を施した紙、あるいは意匠に立体感を持たせたものとして、近年では環境への配慮から、発泡させたポリオレフィン樹脂などを積層したものが挙げられる。なかでも、意匠性の観点からは、発泡させたポリオレフィン樹脂を積層したものが好ましい。
本発明で用いられる基材2は、JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.1:2000 A法(以下、ワックスピッキング法という。)により測定した値が20以上であることを要する。また、壁紙施工時の貼りなおしを容易にする観点から、基材2のワックスピッキング法により測定した値は、23以上が好ましく、25以上がより好ましい。
不織布としては、例えば湿式不織布、乾式不織布などがある。湿式不織布としては、例えば抄紙式が挙げられ、乾式不織布としては、例えば接着剤式、機械結合式(ニードルパンチ、ステッチボンド)、スパンボンド式などが挙げられる。より具体的には、不織布として、レーヨン紙、パルプを混抄したもの、和紙、ガラス不織布、石綿不織布、ポリエステル不織布などを用いることができる。これらのなかでも、湿式不織布が好ましく、特にパルプを混妙した不織布が好ましい。これらの基材を採用することで、壁紙施工時の貼りなおしが容易となる。
基材2の厚さは、特に制限はないが、秤量が50〜300g/m2程度、好ましくは55〜160g/m2の範囲である。特に、壁紙施工時の下地の凹凸を拾う、いわゆる不陸が目立たなくするには、60〜160g/m2の範囲が好ましい。このような基材としては、市販品として入手可能であり、例えばアールストローム社製の「8241(品番)」、「8242(品番)」といった市販品が挙げられる。
壁面接着層4は、本発明の壁紙に接着性を付与し、壁紙の施工を容易にするための層であり、本発明の壁紙用接着剤組成物により形成されるものである。壁面接着層4のJIS A6901に規定される石膏ボード(GB−R)に準拠した、石膏ボードに対する剥離強度(接着力)は、1〜7N/25mmであることが好ましく、1.5〜7N/25mmがより好ましく、3〜6N/25mmがさらに好ましい。接着力が上記範囲内にあれば、壁紙施工時の貼りなおしが容易となるので好ましく、基材の紙間強度(ワックスピッキング法により測定した値)との組み合わせにより、特にこの効果を得ることができる。また、本発明における接着力は、接着壁紙を貼り付けて48時間後に、上記方法により測定した接着力のことである。
本発明の接着壁紙は、意匠性を向上させる目的で、発泡樹脂層32を好ましく有する。発泡樹脂層32は、発泡剤を含む熱可塑性樹脂からなる発泡樹脂組成物を発泡させて得られることが好ましい。また、当該発泡樹脂組成物は、電子線、紫外線やγ線などの活性エネルギー線の照射によって、架橋されているものでもよい。
熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA)、エチレン−(メタ)アクリル酸系樹脂などのポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂などの熱可塑性樹脂単体及び共重合体、これらの混合樹脂を挙げることができる。
環境保護の観点から、ポリオレフィン系樹脂が好ましく、ポリエチレン系樹脂がより好ましく、なかでもエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体樹脂(EMMA)、あるいはエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体樹脂の少なくとも1種を用いることが好ましい。また、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体樹脂のうち、エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂(EMAA)が好ましい。
発泡剤としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウム、亜硝酸アンモニウムなどの無機発泡剤、ニトロソ化合物、アゾ化合物、アジド化合物などが挙げられる。低コストであるとともに、分解熱が小さく、難燃性かつ自己消化性に優れ、水に安定であり、無毒であり、熱分解型化学発泡剤が分解温度以下での加工処理が可能であることから、アゾジカルボンアミド、アゾビスホルムアミドなどのアゾ化合物の熱分解型発泡剤が好適である。
発泡樹脂層32の形成に用いられる発泡樹脂組成物は、接着壁紙に目透き抑制効果や表面特性の向上効果、あるいは難燃性を付与する目的で、無機充填剤を含むことができる。本発明の接着壁紙に用いられる無機充填剤としては、特に制限はなく、様々なものを用いることができる。
本発明において用いる無機充填剤の平均粒径は、5〜25μmが好ましく、5〜15μmがさらに好ましい。
発泡樹脂層32を構成する発泡樹脂組成物は、必要に応じて、セル調整剤、顔料を含むことができる。また、発泡樹脂層32を構成する発泡樹脂組成物は、要求される物性に応じて、各種添加剤を含有することができる。各種添加剤としては、例えば滑剤、防カビ剤、防虫剤、防腐剤、抗菌剤、希釈剤、消臭剤、光安定剤、可塑剤などが挙げられる。
発泡樹脂層32の形成は、上記のような樹脂などを含む発泡樹脂組成物を、例えばエマルジョン化してエマルジョン組成物としたもの、又はペレット化したものを、コンマコーター法や、Tダイによる押出製膜法、カレンダー製膜法、接着剤を用いるドライラミネートによる方法などの公知の方法によって形成することができる。
発泡樹脂組成物は、発泡樹脂層を強固とし、施工時の貼りなおしを容易にする目的で、電子線、紫外線やγ線などの活性エネルギー線、より好ましくは電子線の照射による架橋処理を行うことができる。発泡樹脂組成物を架橋処理する場合、発泡樹脂組成物には架橋剤を必要に応じて含有させることができる。
発泡樹脂層32は、公知の発泡処理の方法により発泡させることができ、例えば発泡加熱炉を用いて、180〜240℃程度の温度条件で発泡させることができる。発泡処理は、発泡樹脂層32として発泡樹脂組成物を製膜した後であれば特に制限なく行うことができるが、通常上記の架橋処理を行った後に行う。
また、発泡樹脂層32の厚みは、特に制限されず、所望の特性などに応じて適宜設定することができるが、製膜状態において50〜300μmが好ましく、発泡後の厚みは350〜1200μmが好ましい。
接着樹脂層31は、発泡樹脂層32と基材2との接着力を向上させる目的で、必要に応じて設けられる層であり、非発泡樹脂層33は、後述する絵柄層5に用いられるインキ組成物が発泡樹脂層32を経由して基材2中に浸透することを抑制する目的で、必要に応じて設けられる層である。これらの層は、各々樹脂及び各種添加剤などを含む接着樹脂組成物及び非発泡樹脂組成物により形成されるものであり、同じ組成物により形成されてもよいし、異なる組成物により形成されてもよい。
接着樹脂層31及び非発泡樹脂層32を構成する樹脂としては、特に制限はないが、ポリオレフィン系樹脂、メタクリル系樹脂、熱可塑性ポリエステル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、フッ素系樹脂などの熱可塑性樹脂単体及び各種共重合体樹脂を挙げることができ、なかでもポリオレフィン系樹脂が好ましい。
EVA及びEMAAは特に限定されず、公知又は市販のものを使用することができる。特に、EVAは、酢酸ビニル成分(VA成分)が10〜30質量%であるものが好ましく、15〜30質量%であるものがより好ましい。また、EMAAは、メタクリル酸成分(MAA成分)が10〜30質量%であるものが好ましく、15〜30質量%であるものがより好ましい。これらの成分が上記範囲内にあれば、壁紙のカールを抑えることができ、発泡樹脂層32を十分に架橋できるので好ましい。
接着樹脂層31及び非発泡樹脂層32は、各種添加剤を必要に応じて含有することができる。例えば、無機充填剤を入れて増量効果を付与、難燃剤を入れて難燃性を付与、あるいは、ジエン系ゴム、水素添加ジエン系ゴム、オレフィンエラストマーなど各種ゴム類を添加して、樹脂に柔軟性、耐衝撃性、易接着性を付与することができる。また、顔料を添加して透明着色又は不透明着色を施すこともできる。
接着樹脂層31及び非発泡樹脂層33は、上記のような樹脂などを含む、各々接着樹脂組成物及び非発泡樹脂組成物を、例えばエマルジョン化してエマルジョン組成物としたもの、又はペレット化したものを、コンマコーター法や、Tダイによる押出製膜法、カレンダー製膜法、接着剤を用いるドライラミネートによる方法などの公知の方法によって形成することができる。
絵柄層5は、基材2に装飾性を与えるために好ましく設けられる層であり、種々の模様を、インキ組成物と印刷機とを使用して印刷することにより形成される。一般的にはグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写印刷など、周知の印刷方法によりインキにて形成することができる。模様としては、木目模様、大理石模様(例えばトラバーチン大理石模様)などの岩石の表面を模した石目模様、布目や布状の模様を模した布地模様、タイル貼模様、煉瓦積模様などがあり、これらを複合した寄木、パッチワークなどの模様もある。
フィルム層7は、絵柄層5の上面に接着剤層6を介して、必要に応じて積層される層であり、本発明の接着壁紙に、耐汚染性、耐セロファンテープ性、耐擦傷性、耐薬品性などの表面特性を付与するために設けられるものである。
本発明のフィルム層7に用いられる熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテンなどのポリオレフィン系樹脂、メタクリル系樹脂、熱可塑性ポリエステル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、フッ素系樹脂などの熱可塑性樹脂単体及び各種共重合体樹脂を挙げることができ、生産効率性の観点から、上記樹脂からなる透明又は半透明な市販のフィルムを好ましく使用することができる。
本発明のフィルム層7に用いるフィルムの厚みは、10〜25μmであることが好ましい。フィルムの厚みが上記範囲内であれば、該フィルムの製造上の制約をうけることなく、またエンボス加工による壁紙の凹凸追従性を確保することができる。
表面保護層8は、本発明の接着壁紙の最表面に積層することで、接着壁紙の耐汚染性、耐セロファンテープ性、耐擦傷性、耐薬品性などの表面特性を向上させるものである。この表面保護層8は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、あるいは電離放射線硬化性樹脂などを含む樹脂組成物により形成される。
また、表面保護層8に用いられる電離放射線硬化型樹脂としては、紫外線や電子線などの電離放射線で硬化する(メタ)アクリレート系の官能基を有するもの、例えば比較的低分子量のポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アルキッド樹脂、スピロアセタール樹脂、ポリブタジェン樹脂、ポリチオールポリエン樹脂、多価アルコールなどの多官能化合物の(メタ)アルリレートなどの重合性オリゴマー又はプレポリマーなどが好ましく挙げられる。
表面保護層8に電離放射線硬化性樹脂が用いられる場合は、壁紙の耐汚染性などの表面物性を向上させる目的で、シリコーン(メタ)アクリレートを含有することが好ましい。シリコーン(メタ)アクリレートとしては、従来公知のものが使用でき、有機基が(メタ)アクリル基であれば特に限定されず、該有機基を1〜6つ有する変性シリコーンオイルを好ましく用いることができる。
上記シリコーン(メタ)アクリレートの含有量は、耐汚染性の向上とその使用効果を十分に得る観点から、電離放射線硬化性樹脂100質量部に対して0.5〜4質量部が好ましく、1.0超〜2.5質量部がより好ましく、1.5〜2.5質量部がさらに好ましい。また、シリコーン(メタ)アクリレートの官能基当量(分子量/官能基数)としては、例えば100〜20000、好ましくは100〜10000の条件を有するものが挙げられる。
表面保護層8を形成する樹脂組成物には、必要に応じて、架橋剤、重合開始剤などの硬化剤、重合促進剤、溶剤、粘度調整剤などをさらに添加して使用することができる。
フィルム層7と非発泡樹脂層33との接着性が低い場合、例えばフィルム層7にエチレンービニルアルコール共重合体樹脂フィルムを用いた場合には、必要に応じて両層間に接着剤層6を設けることが好ましい。接着剤層6に用いられる接着剤としては、本発明の製造工程より、一般に常温では固体であり、加熱により溶融又は軟化して接着性を発現し、冷却すると固化して強固に接着する性質を有する熱可塑性樹脂を主要成分とする感熱接着剤が好ましい。熱可塑性樹脂としては、具体的には、(メタ)アクリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系、ポリエステル系、(メタ)アクリル酸エステル−オレフィン共重合体樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂などの易接着樹脂単体及び共重合体、あるいは、これらの混合樹脂、ならびにオレフィン樹脂や発泡樹脂組成物の主成分となる熱可塑性樹脂、フィルム層7の主成分となる熱可塑性樹脂とのブレンド品が挙げられる。
本発明の接着壁紙は、表面保護層8に用いられる電離放射線硬化性樹脂組成物と、フィルム層7との密着性を向上させる目的で、これらの層の間に必要に応じてプライマー層8を設けることができる。該プライマー層8で好ましく用いられる樹脂としては、例えば、アクリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系、ウレタン−アクリル系樹脂などの、フィルム層7で用いられる樹脂と電離放射線硬化性樹脂組成物との密着に良好な樹脂を用いることができる。また、層間接着力の強化を目的として、発泡樹脂層32と非発泡樹脂層33との層間、及び非発泡樹脂層33とフィルム層7との層間にプライマー層8を設けることもできる。
本発明の接着壁紙には、優れた意匠性を付与するために、エンボス加工による凹凸模様が好ましく施される。凹凸模様の形成には、周知の枚葉、もしくは輪転式のエンボス機が用いられ、凹凸模様の形状としては、木目版導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチュア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝などがある。
本発明の接着壁紙は、例えば以下の製造方法によって製造されるが、これによって制限されるものではない。
熱可塑性樹脂のフィルムからなるフィルム層7の一方の面にプライマー層8を構成する樹脂、電離放射線硬化性樹脂組成物を順に塗工し、他方の面に必要に応じて接着剤、プライマー層を構成する樹脂を塗工し、さらに所定の電離放射線を照射して電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化させて表面保護シートを得る。一方、基材2上に、接着樹脂層31を構成する樹脂を含有する接着樹脂組成物と、発泡剤、無機充填剤、その他添加剤を必要に応じて含む熱可塑性樹脂からなる発泡樹脂組成物32とを同時にTダイによる押出製膜法により製膜して得られた接着樹脂層31と発泡樹脂層32とを積層し(必要に応じて接着樹脂層31、発泡樹脂層32、非発泡樹脂層33の順で積層し)、絵柄層5を構成するインキ組成物をグラビア印刷により塗工した後、電子線などを照射して接着樹脂層31、発泡樹脂層32、及び非発泡樹脂層33を架橋硬化させて、さらに加熱発泡炉を用いて250℃程度で前記発泡樹脂組成物を発泡させて発泡樹脂層32を形成して基材シートを得る。次いで、該基材シートを冷却した後、150℃程度まで再加熱してから、前記表面保護層シートの最外層側よりエンボス版が形成された冷却ロール(表面保護シート側)と加圧ロール間を通すことで両シートを熱圧着し、かつ凹凸模様を形成した後、冷却することで、表面保護層8の最外層側から接着樹脂層31にかけて凹凸模様を形成した壁紙を得る。得られた壁紙の、発泡樹脂層32を設けたのとは反対側の面に、本発明の壁紙用接着剤組成物を塗布して、本発明の接着壁紙を得ることができる。なお、前記のように、プライマー層及び接着剤層は必要に応じて、さらに所望の層間に設けることができる。
本発明の壁紙の施工方法は、壁紙又は壁面に、本発明の接着剤組成物を塗布し、該壁紙を該壁面にはりつけることを特徴とする。
本発明の壁紙の施工方法において、壁紙の種類は特に限定されず、いずれの壁紙であっても優れた接着力、施工安定性及び貼りなおし容易性を得ることができる。なかでも、本発明の壁紙の施工方法は、これらの効果を得る点で、基材としてJAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.1:2000 A法により測定した値が20以上である基材を有する壁紙の施工に好適に採用される。
壁紙用接着剤組成物の塗布は、壁紙、壁面のいずれに行ってもよく、バーコート法などの公知の方法により行うことができる。また、その塗布量は、30〜250g/m2(wet)が好ましく、より好ましくは100〜250g/m2(wet)、さらに好ましくは100〜150g/m2(wet)である。
(評価方法)
接着組成物及び接着壁紙について、以下の方法で評価した。
(1)壁紙用接着組成物の評価
(1)−1,接着力の測定
各調整例で得られた接着剤組成物及びでん粉系接着剤(「ルーアマイルド(商品名):ヤヨイ化学工業株式会社製」)を60g/m2(wet)、120g/m2(wet)、200g/m2(wet)の塗布量で壁面にローラーで塗工した、JIS A6901に規定される石膏ボード(GB−R)に準拠した石膏ボード(吉野石膏(株)製、商品名:不燃タイガーボード)と製造例1及び2で得られた壁紙1及び壁紙2とを貼り合わせて、すぐにテンシロン引張試験機を用いてJIS Z 0237:2000に準拠して測定した値(N/25mm)を接着力とした。この剥離は、5cm/分、及び50cm/分の剥離速度で行った。測定結果を第1表に示す。
(1)−2,貼りなおし容易性(作業時)の評価
各調整例で得られた接着剤組成物及びでん粉系接着剤(「ルーアマイルド(商品名):ヤヨイ化学工業株式会社製)を120g/m2(wet)の塗布量で壁面にローラーで塗工して、製造例1及び2で得られた壁紙1及び壁紙2と石膏ボード(吉野石膏(株)製、商品名:不燃タイガーボード)とを貼り付けた。その後、すぐに上隅より静かに壁紙を引き剥がした。引き剥がした後の壁面の様子を下記の基準で評価した。評価結果を第1表に示す。
○ :壁紙の表面は、全く損傷がなかった
△ :壁紙の表面は、若干の剥離がみられたものの、実用上問題ない
× :壁紙の表面は、著しい剥離がみられた。
(2)接着壁紙の評価(接着力及び貼りなおし容易性(リフォーム時)の評価)
各実施例及び比較例で得られた接着壁紙を、JIS A6901に規定される石膏ボード(GB−R)に準拠した石膏ボード(吉野石膏(株)製、商品名:不燃タイガーボード)に貼り合わせて、48時間後にテンシロン引張試験機を用いてJIS Z 0237:2000に準拠して測定した値(N/25mm)を接着力とした。この剥離は、5cm/分、及び50cm/分の剥離速度で行った。測定結果を第2表に示す。
また、上記と同様に接着壁紙と石膏ボードとを貼り合わせて、48時間後に上隅より静かに壁紙を引き剥がした。引き剥がした後の壁面の様子を下記の基準で評価し、貼りなおし容易性(リフォーム時)の評価とした。評価結果を第2表に示す。
○ :壁紙の表面は、全く損傷がなかった
△ :壁紙の表面は、若干の剥離がみられたものの、実用上問題ない
× :壁紙の表面は、著しい剥離がみられた。
(3)施工安定性の評価(仕上がりの評価)
各調整例で得られた接着剤組成物及びでん粉系接着剤(「ルーアマイルド(商品名):ヤヨイ化学工業株式会社製」)を、120g/m2(wet)の塗工量で壁面にローラーで塗工した石膏ボード(吉野石膏(株)製、商品名:不燃タイガーボード)の下地に、製造例1及び2で得られた壁紙1及び2を貼り付けて、壁紙の様子を下記の基準で評価した。評価結果を第1表に示す。
○ :壁紙は浮きなどが生じることなく、壁面にきれいに施工された
△ :接着力不足による壁紙の浮きや接着剤のたれが若干みられたものの、実用上問題ない
× :接着力不足による壁紙の浮きや接着剤のたれが著しく、剥離も生じた
基材として、秤量75g/m2の不織布(アールストローム社製、「8241(品番)」,ワックスピッキング:26)を用いる。下記組成の接着樹脂組成物、発泡樹脂組成物、及び非発泡樹脂組成物を、Tダイによる押出し機を用いて同時に製膜し、各々10μm、100μm、15μmの厚さとなるように接着樹脂層、発泡樹脂層及び非発泡樹脂層を形成し、接着樹脂層の面に基材を積層した。このときの押出し条件は、接着樹脂層はシリンダー温度100℃とし、発泡樹脂層はシリンダー温度120℃とし、非発泡樹脂層はシリンダー温度160℃とし、いずれもダイス温度は120℃とした。その上にアクリル系樹脂をバインダーとし、カーボンブラックと弁柄を着色剤とするインキを用いて、塗工量3g/m2のグラビア印刷にて施して絵柄層を形成した。
上記とは別に、フィルム層としてあらかじめ接着剤が塗工されたエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂((株)クラレ製、エバールフィルムHF−ME(厚み:12μm)、エチレン含有量44mol%)を準備し、これを表面保護シートとした。
上記の絵柄層を施し、接着脂組成物、発泡樹脂組成物及び非接着樹脂層を積層した基材を、加熱発泡炉を用いて230℃、30秒で発泡樹脂組成物を発泡倍率5倍となるように発泡させて発泡樹脂層を形成させた基材を得た後、上記で得られた表面保護シートと同時にエンボス型が形成された冷却ロールと加圧ロールの間を通し、エンボス賦型をしながら熱圧着させることにより、表面に凹凸模様を有する壁紙を得た。
エチレン−酢酸ビニル系共重合体(住友化学株式会社製、商品名:スミテートCV5053):100質量部
[発泡樹脂組成物組成]
エチレン−酢酸ビニル系共重合体(住友化学株式会社製、商品名:スミテートCV5053):100質量部
発泡剤(永和化成製、商品名:ADCA#3):4質量部
炭酸カルシウム(白石工業製、商品名:ホワイトンH):30質量部
二酸化チタン(顔料)(デュポン製、商品名:タイピュアR−108):20質量部
光安定剤(商品名:OF−101):1質量部
製造例1において、基材として、秤量65g/m2の裏打紙(興人株式会社製、「WK−ANRD(品番)」,ワックスピッキング:12)を用いた以外は、製造例1と同様にして、壁紙2を製造した。
水を溶媒とし、ヒドロキシプロピルセルロース(重量平均分子量:60万,ヒドロキシプロピキシル基置換量:67〜73%)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(重量平均分子量:30万,ヒドロキシプロピキシル基置換量:4〜12%)、及び防腐剤(ピリジン・イソチアゾリン混合系防腐剤,「サンアイゾール920D(品番)」:三愛石油株式会社製)を、第1表に示される配合組成で含む壁紙用接着剤組成物を調製し、壁紙用接着剤組成物1〜3を得た。
調製例1〜3で得られた壁紙用接着剤組成物1〜3について、上記の評価を行った。評価は第1表に示す。
製造例1及び2で得られた壁紙1及び2に、調製例1〜3で得られた壁紙用接着剤組成物1〜3を、塗布量が60、120及び200g/m2(wet)となるようにバーコート法で塗布して、接着壁紙を得た。得られた接着壁紙について、上記の評価を行った。評価を第2表に示す。
2.基材
3.樹脂層
31.接着樹脂層
32.発泡樹脂層
33.非発泡樹脂層
4.壁面接着層
5.絵柄層
6.接着剤層
7.フィルム層
8.表面保護層
Claims (13)
- 少なくとも基材と壁面接着層とを有し、該基材が秤量50〜300g/m2の不織布であり、かつ該基材のJAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.1:2000 A法により測定した値が20以上であり、該壁面接着層が、基材の一方の面にヒドロキシプロピルセルロースを含み、且つ全樹脂固形分中のヒドロキシプロピルセルロースの含有量が50質量%以上である壁紙用接着剤組成物により形成されてなる接着壁紙。
- 壁紙用接着剤組成物が、さらにヒドロキシプロピルメチルセルロースを含むものである請求項1に記載の接着壁紙。
- ヒドロキシプロピルセルロースの重量平均分子量が、20万以上である請求項1又は2に記載の接着壁紙。
- ヒドロキシプロピルセルロースのヒドロキシプロポキシル基の置換量が、50〜80質量%である請求項1〜3のいずれかに記載の接着壁紙。
- 壁面接着層のJIS A6901に規定される石膏ボード(GB−R)に準拠した、石膏ボードに対する剥離強度が、1〜7N/25mmである請求項1〜4のいずれかに記載の接着壁紙。
- 基材の壁面接着層を設ける面とは反対側の面に、発泡樹脂層、非発泡樹脂層及び表面保護層から選ばれる少なくとも一層の樹脂層を有する請求項1〜5のいずれかに記載の接着壁紙。
- 樹脂層が発泡樹脂層を有し、該発泡樹脂層を形成する発泡樹脂組成物が架橋されたものである請求項6に記載の接着壁紙。
- 基材の秤量が60〜160g/m2である請求項1〜7のいずれかに記載の接着壁紙。
- 秤量50〜300g/m2の不織布であり、かつJAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.1:2000 A法により測定した値が20以上である基材を有する壁紙又は壁面に、ヒドロキシプロピルセルロースを含み、且つ全樹脂固形分中のヒドロキシプロピルセルロースの含有量が50質量%以上である壁紙用接着剤組成物を塗布し、該壁紙を該壁面にはりつける壁紙の施工方法。
- 壁紙用接着剤組成物が、さらにヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む請求項9に記載の壁紙の施工方法。
- ヒドロキシプロピルセルロースの重量平均分子量が、20万以上である請求項9又は10に記載の壁紙の施工方法。
- ヒドロキシプロピルセルロースのヒドロキシプロポキシル基の置換量が、50〜80質量%である請求項9〜11のいずれかに記載の壁紙の施工方法。
- 壁紙用接着剤組成物の粘度が、10000〜50000m・Pa・sである請求項9〜12のいずれかに記載の壁紙の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009228870A JP5247645B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 接着壁紙及び壁紙の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009228870A JP5247645B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 接着壁紙及び壁紙の施工方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011271492A Division JP5505403B2 (ja) | 2011-12-12 | 2011-12-12 | 接着壁紙及び壁紙用接着剤組成物 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011074693A JP2011074693A (ja) | 2011-04-14 |
JP2011074693A5 JP2011074693A5 (ja) | 2011-10-20 |
JP5247645B2 true JP5247645B2 (ja) | 2013-07-24 |
Family
ID=44018949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009228870A Expired - Fee Related JP5247645B2 (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 接着壁紙及び壁紙の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5247645B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104085169A (zh) * | 2014-07-08 | 2014-10-08 | 南通华纶化纤有限公司 | 一种耐擦洗化纤墙纸的生产工艺 |
JP2016089323A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | トッパン・フォームズ株式会社 | 壁紙 |
JP7336827B2 (ja) * | 2017-03-02 | 2023-09-01 | 凸版印刷株式会社 | 壁紙 |
JP2019098603A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | ダイニック株式会社 | 壁装材料 |
JP2019171788A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 大日本印刷株式会社 | 発泡積層シートおよび未発泡積層シート |
JP7572699B2 (ja) | 2022-04-14 | 2024-10-24 | 株式会社ナガイ | 剥離容易性壁紙並びにその剥離方法および貼付方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005350598A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Kojima Kagaku Kogyo Kk | 接着剤組成物及び接着剤調製用混合粉末 |
JP4585902B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-11-24 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シート |
JP2007211225A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-23 | Himeno Innovec Kk | 非水硬化性接着剤および機能性ボード |
JP5092811B2 (ja) * | 2008-03-07 | 2012-12-05 | 凸版印刷株式会社 | 発泡化粧材 |
-
2009
- 2009-09-30 JP JP2009228870A patent/JP5247645B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011074693A (ja) | 2011-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5247645B2 (ja) | 接着壁紙及び壁紙の施工方法 | |
JP4900006B2 (ja) | 発泡壁紙 | |
US20050003174A1 (en) | Wallpaper and method for producing thereof | |
JP4478315B2 (ja) | 化粧シート及び化粧材 | |
JP5459426B2 (ja) | 発泡壁紙 | |
JP2598904B2 (ja) | 化粧シート | |
JP4270662B2 (ja) | 化粧シート | |
JP5120309B2 (ja) | 化粧シート及びこれを用いた化粧板 | |
JP5505403B2 (ja) | 接着壁紙及び壁紙用接着剤組成物 | |
JP2001096674A (ja) | 化粧材 | |
JP2013202847A (ja) | 化粧シート及びそれを有する化粧板 | |
JP2011079332A (ja) | 化粧シート | |
JP4409278B2 (ja) | 壁紙の製造方法 | |
JP5505137B2 (ja) | 粘着壁紙 | |
JP2020163830A (ja) | 透明性樹脂フィルム、化粧材、及び、化粧材の製造方法 | |
JP2014159158A (ja) | 粘着壁紙を製造するための発泡前の積層体の製造方法及び粘着壁紙の製造方法 | |
JP2009297896A (ja) | 床用化粧材 | |
JP5120244B2 (ja) | 粘着壁紙 | |
JP5344077B2 (ja) | 化粧シート及びこれを用いた化粧板 | |
JP5732957B2 (ja) | 光触媒発泡壁紙 | |
JP4389640B2 (ja) | 壁紙 | |
JP2001011250A (ja) | 吸放湿性を有する内装化粧材 | |
JP2005002536A (ja) | 壁紙とその製法 | |
JP5206862B2 (ja) | 発泡壁紙 | |
JP2020163622A (ja) | 粘着化粧シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110902 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110902 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20110902 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20111003 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120316 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120508 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130318 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5247645 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |