JP5220536B2 - ロボット制御方法、ロボット制御装置、及びロボット制御システム - Google Patents
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Description
Δ:微小変化量
ph:手先部の6次元の位置姿勢ベクトル
q:関節軸の7次元の関節角度ベクトル
J:6行7列のヤコビ行列
J#:Jの疑似逆行列
E:7行7列の単位行列
y:7次元の任意ベクトルである。
全体の自由度がM次(Mは自然数)であり制御変数の次数がN次(Nは自然数)でありMはN以上であるロボットにおける制御の方法であって、
変化を指示された変数の次数をL次(Lは自然数)とすると、上記制御変数のうち、変化を指示された変数を含むL次以上(N−1)次以下の変数のみを厳密制御しそれ以外の変数を曖昧制御するロボット制御方法において、
0以上1以下の係数kが与えられた場合に、関節軸の関節角度ベクトルの微小変化量Δqを
# は疑似逆行列を表す記号であり、
Δp 1 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御対象の変数である厳密制御変数の微小変化量ベクトルであり、
Δp 2 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御変数以外の曖昧制御の対象の変数である曖昧制御変数の微小変化量ベクトルであり、
J 1 は厳密制御変数のためのヤコビ行列であり、
J 2 は曖昧制御変数のためのヤコビ行列であり、
Eは単位行列である。
図1(1)は、本発明の第1の実施形態に係る7軸ロボット(7自由度ロボット)2の概略の全体図である。ロボット2は、ロボットアーム4、コントローラ6、及びティーチペンダント8を含む。コントローラ6とケーブル10等で接続されるティーチペンダント8(図2(1)参照)によって、操作者はロボットの動作の操作を行う。コントローラ6はティーチペンダント8からの信号によりロボットアーム4の動作制御を行う。
上記制御仕様が設定された7軸ロボット2の基本的動作を続いて説明する。y軸位置移動ボタンbが押されたときを例にとることにする。
また、p1を厳密制御変数、p2を曖昧制御変数とすると、以下の式(2)(3)が成り立つ。
続いて、図5(1)に示すような、人体の手首形状に類似する6軸ロボットが、特異点を通過する場合の、関節軸の動作量のシミュレーションの例を説明する。ここでのロボットは、図5(1)に斜視図が示されるような6軸ロボットであり、図5(2)に簡易化された模式図が示されている。図5(2)から明白なように、関節軸JT1、JT4、JT6はロール動作を為し、関節軸JT2、JT3、JT5はピッチ動作を為す。関節軸JT1はロボットコントローラ(本体部)に繋がり、関節軸JT6は手先部に繋がる。
Claims (11)
- 全体の自由度がM次(Mは自然数)であり制御変数の次数がN次(Nは自然数)でありMはN以上であるロボットにおける制御の方法であって、
変化を指示された変数の次数をL次(Lは自然数)とすると、上記制御変数のうち、変化を指示された変数を含むL次以上(N−1)次以下の変数のみを厳密制御しそれ以外の変数を曖昧制御するロボット制御方法において、
0以上1以下の係数kが与えられた場合に、関節軸の関節角度ベクトルの微小変化量Δqを
# は疑似逆行列を表す記号であり、
Δp 1 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御対象の変数である厳密制御変数の微小変化量ベクトルであり、
Δp 2 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御変数以外の曖昧制御の対象の変数である曖昧制御変数の微小変化量ベクトルであり、
J 1 は厳密制御変数のためのヤコビ行列であり、
J 2 は曖昧制御変数のためのヤコビ行列であり、
Eは単位行列である
ロボット制御方法。 - 全体の自由度がM次(Mは自然数)であり制御変数の次数がN次(Nは自然数)でありMはN以上であるロボットにおける制御の方法であって、
変化を指示された変数の次数をL次(Lは自然数)とすると、上記制御変数のうち、変化を指示された変数を含むL次以上(N−1)次以下の変数のみを厳密制御しそれ以外の変数を曖昧制御する工程1と、
上記制御変数の全ての変数を厳密制御する工程2と、
上記工程1と上記工程2とのうち一つを選択する工程3と
を含むロボット制御方法において、
0以上1以下の係数kが与えられた場合に、関節軸の関節角度ベクトルの微小変化量Δqを
# は疑似逆行列を表す記号であり、
Δp 1 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御対象の変数である厳密制御変数の微小変化量ベクトルであり、
Δp 2 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御変数以外の曖昧制御の対象の変数である曖昧制御変数の微小変化量ベクトルであり、
J 1 は厳密制御変数のためのヤコビ行列であり、
J 2 は曖昧制御変数のためのヤコビ行列であり、
Eは単位行列である
ロボット制御方法。 - 上記工程3において、外部からの指示により選択を行うことを特徴とする請求項2に記載のロボット制御方法。
- 上記工程3において、ロボットの手先部の移動速度の設定に応じて選択を行うことを特徴とする請求項2に記載のロボット制御方法。
- 全体の自由度がM次(Mは自然数)であり制御変数の次数がN次(Nは自然数)でありMはN以上であるロボットに対する制御装置であって、
変化を指示された変数の次数をL次(Lは自然数)とすると、上記制御変数のうち、外部から変化を指示された変数を含むL次以上(N−1)次以下の変数のみを厳密制御しそれ以外の変数を曖昧制御するロボット制御装置において、
0以上1以下の係数kが与えられた場合に、関節軸の関節角度ベクトルの微小変化量Δqを
# は疑似逆行列を表す記号であり、
Δp 1 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御対象の変数である厳密制御変数の微小変化量ベクトルであり、
Δp 2 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御変数以外の曖昧制御の対象の変数である曖昧制御変数の微小変化量ベクトルであり、
J 1 は厳密制御変数のためのヤコビ行列であり、
J 2 は曖昧制御変数のためのヤコビ行列であり、
Eは単位行列である
ロボット制御装置。 - 全体の自由度がM次(Mは自然数)であり制御変数の次数がN次(Nは自然数)でありMはN以上であるロボットに対する制御装置であって、
変化を指示された変数の次数をL次(Lは自然数)とすると、上記制御変数のうち、外部から変化を指示された変数を含むL次以上(N−1)次以下の変数のみを厳密制御しそれ以外の変数を曖昧制御する曖昧制御手段と、
上記制御変数の全ての変数を厳密制御する厳密制御手段と、
上記曖昧制御手段による制御と上記厳密制御手段による制御のうち一つを選択する選択手段と
を含むロボット制御装置において、
0以上1以下の係数kが与えられた場合に、関節軸の関節角度ベクトルの微小変化量Δqを
# は疑似逆行列を表す記号であり、
Δp 1 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御対象の変数である厳密制御変数の微小変化量ベクトルであり、
Δp 2 はM次の自由度を備えるロボットの手先部の位置姿勢ベクトルのうち厳密制御変数以外の曖昧制御の対象の変数である曖昧制御変数の微小変化量ベクトルであり、
J 1 は厳密制御変数のためのヤコビ行列であり、
J 2 は曖昧制御変数のためのヤコビ行列であり、
Eは単位行列である
ロボット制御装置。 - 上記選択手段は、外部からの指示により選択を行うことを特徴とする請求項6に記載のロボット制御装置。
- 上記選択手段は、ロボットの手先部の移動速度の設定に応じて選択を行うことを特徴とする請求項6に記載のロボット制御装置。
- 請求項5又は6に記載のロボット制御装置と、当該ロボット制御装置に対して変化の対象とし且つ厳密制御の対象とする変数を指示するための信号を送るロボット操作装置と、を備えることを特徴とするロボット制御システム。
- 請求項7に記載のロボット制御装置と、当該ロボット制御装置に対して選択を行うための指示の信号を送るロボット操作装置と、を備えることを特徴とするロボット制御システム。
- 請求項8に記載のロボット制御装置と、当該ロボット制御装置に対してロボットの手先部の移動速度の設定のための信号を送るロボット操作装置と、を備えることを特徴とするロボット制御システム。
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