JP5210939B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Description
車両が前方から荷重を受けたときに、エンジンに取り付けられるサポートパイプだけでなく、サポートパイプが受ける荷重をサポートプレートを介してオイルクーラの前面で受けさせることができる。
自動二輪車10に、左右のメインフレーム21L、21Rの間に設ける燃料タンク41と、メインフレーム21L、21Rの後端部21Lb、21Rb(図手前側の21Lbのみ示す。)から後方に延出するシートフレーム33L、33Rと、これらのシートフレーム33L、33Rに支持され乗員が着座する乗員シート42と、この乗員シート42の前方に設けるエアバッグモジュール43と、が備えられている。
エアバッグモジュール43は、燃料タンク41の後部41b上方に配置されている。
エアバッグモジュール43には、エアバッグが折り畳まれている。
上記構成により、燃料タンク41内の燃料は、サブ燃料タンク44に送られ、燃料ポンプ54を介してエンジン22に燃料が供給される。
自動二輪車10には、左右のメインフレーム21L、21Rの前方に延設し車両の前部を覆うメインカウル18を支持するカウルステー76が備えられている。このカウルステー76で、メインカウル18が支持される。以下、その詳細な構造について説明する。
クロス部78は、高さ方向で、上の支持部84L、84Rと下の支持部84L、84Rの間に配置されているので、車両の前方からクロス部78に大きな荷重がかかったときに、クロス部78が、高さ方向で、上支持部84L、84Rと下支持部84L、84Rの間に配置されていない場合に較べると、荷重を受けたときにカウルステーの前端部76aが上または下に倒れ難くなり、同一形状をもつカウルステー76でしっかりと荷重を受けるとともに衝撃吸収エネルギを大きくすることができる。
バンパ110は、内燃機関としてのエンジン22の下部前方で、且つ、前輪17の後方に配置し車両前方から加わった大きな荷重を受ける機能をもつ。
バンパ110は、エンジン22に締め付けられる締結穴153を有するステー部154と、このステー部154から前方に延設されているサポート部111と、このサポート部の前端部112に取り付けられ、車両を下方から見たときに、車幅方向に対して傾斜している荷重受け部113と、を主要構成とする。
サポート部111は、エンジン22の前面左側に配置した第1サポートプレート114と、この第1サポートプレートの前面115から前方に延ばした第1のサポートパイプ121と、エンジン22の前面右側に配置した第2サポートプレート116と、この第2サポートプレートの前面117から前方に延ばした第2および第3のサポートパイプ122、123と、前記第1〜第3のサポートパイプの前端部121a、122a、123aに車幅方向に延びるように取り付けられ荷重受け部113を裏打ちする上裏打ち部126と、第1サポートプレート114の下方であって、エンジン22の前面から前方に延ばした第4および第5のサポートパイプ124、125と、これらの第4〜第5のサポートパイプの前端部124a、125aに車幅方向に延びるように取り付けられ荷重受け部113を裏打ちする下裏打ち部127と、を備えている。
また、第1および第2サポートプレート114、116および第4および第5サポートパイプ124、125は、バンパ110をエンジン22に締結する締結部131・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を備えており、これらの締結部131・・・で荷重受け部113を支持するとともにバンパ110をエンジン22に止める。
ステー部154・・・は、締結部131・・・を含み、締結部131・・・には、締結穴153・・・を含む。ステー部154・・・とエンジン22との間は、締結ボルト155・・・によって締結されている。
コ字部134は、上下の支持片141、142と、これらの上下支持片141、142の間に渡しサポートパイプの先端部122a〜123aが取り付けられる受け部143とからなる。
エンジン22は、アルミニウム鋳造品である場合に、荷重を面接触で受けるため、点または線接触で受ける場合に較べて、荷重を分散支持するようにしたので、エンジン22の剛性を局部的に高めることなくバンパ110を取り付けることができる。
なお、本実施例では、サポートパイプ121〜125の本数は5本であるが、5本に限定されることなく、2本以上の複数本であれば任意の数だけ設けることが可能である。
図8(a)において、前輪17に変位は起きていない状態であり、前輪17とバンパ110は、離間している。
荷重受け部113で前輪17を後方にそらせるようにしたので、前輪17が前輪17の後方に配置されているエンジン22に当たらなくなり、前輪17を後方に十分に変位させることができる。前輪17に十分な変位量が確保されるため、車両が前方から大きな荷重を受けたときに、この荷重を円滑に吸収させることが可能になる。
以上、バンパ110に接触するとき、前輪17が前方を向いているときの作用を説明した。バンパ110に接触するとき、前輪17が右に転舵した状態にある場合についても同様な作用となる。
上記と反対に、バンパ110に接触するとき、前輪17が左に転舵した状態にある場合についての作用を次図にて説明する。
図9(b)において、前輪17にさらに荷重が加わり、前輪17は荷重受け部113に沿って移動されながら、図β、すなわち、右方向に転舵しつつ後方に移動する。
αの最大角度は、α=10°に想定されており、この角度までであれば、前輪17が左転舵状態でバンパ110に接触しても、荷重受け部113によって徐々に右転舵に矯正されながら、円滑に後方に移動することができる。この場合に、α=10°であればほとんどの場合をカバーできる角度である。
なお、本実施例において、カウルステーの前端部176は、前輪の前端部177よりも後方に配置されているため、前輪17に変位が発生していない状態では、カウルステーの前端部176は、壁部171から離間している。
このため、車両が前方から荷重をうけたときに、車両は前輪の壁接触点と接地点との間部分を中心に、図反時計回りに回転しようとする、いわゆる、ピッチング挙動が発生し易くなる。
Claims (4)
- 車体フレームに、前輪の操舵軸を軸支するヘッドパイプと、このヘッドパイプから後方へ延びているメインフレームとが備えられ、このメインフレームに内燃機関が取り付けられている鞍乗り型車両であって、
前記内燃機関の下部前方に、車両前方から加わった荷重を受けるバンパが配置され、
このバンパには、前記内燃機関に締め付けられる締結部を有するステー部と、このステー部から前方に延設されているサポート部と、このサポート部に取り付けられ、車両を上方または下方から見たときに、車幅方向に対して傾斜している荷重受け部と、
が備えられていることを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記サポート部は、車両長手方向に延びている複数のサポートパイプを含み、
これらの複数のサポートパイプのうちの車両幅方向に並ぶ少なくとも2本のサポートパイプの間に、前記サポートパイプの方向とは異なる方向に配置したクロス部材が渡されていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。 - 前記内燃機関の前部に、オイルクーラが備えられ、
前記バンパに、前記オイルクーラの前方に位置し、且つ、前記オイルクーラの前面とは平行になるように配置した板状のサポートプレートが、備えられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両。 - 前記サポートプレートの端部に、前記内燃機関の外形に沿うように形成した足部が備えられていることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両。
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