JP5183586B2 - プライマー兼用水系塗装下地処理剤、表面処理金属材料及びプレコート金属材料 - Google Patents
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Description
有機化合物(C)は、重量平均分子量が800以下である水性エポキシ樹脂、ポリグリシジルエーテル化合物、ポリグリシジルエステル化合物及びグリシジル基含有シラン化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
本発明の処理剤は、コロイダルシリカ、気相シリカ、アルミナゾル、リン酸系防錆顔料、モリブデン酸系防錆顔料及びバナジウム系防錆顔料よりなる群から選ばれる少なくとも1種の平均粒径が0.01〜5μmである微粒子(E)を、固形分質量比として、(E)/[(A)+(B)]が1/100〜1/1となるように含有することができ、含有する方が好ましい。
なお、本発明の水系塗装下地処理剤はノンクロム処理剤であり、本発明のプレコート金属材料上に形成された皮膜(下地皮膜及び上層皮膜)もクロムフリーである。
本発明の水系塗装下地処理剤の必須成分である水性ポリウレタン樹脂(A)は主として密着性向上に寄与するが、下記に記載する如くそれだけに止まるものではない。密着性は金属材料表面との密着性及び上塗り塗膜との密着性の両方を含む。
水性ポリウレタン樹脂(A)は、カルボキシル基を含有し、かつ、特定のウレタン基濃度、酸価及びガラス転移温度を有することが必要である。水性ポリウレタン樹脂(A)
の骨格中に含まれるカルボキシル基は、その極性により金属表面に配向するため、皮膜と基材との密着性向上に効果的に作用する。さらに、架橋性官能基としての役割も持っており、皮膜形成時に水性エポキシ樹脂(B)、有機化合物(C)及び/又は架橋剤(D)と反応して結合を作るために、強靭で緻密な皮膜の形成に寄与する。その結果、密着性、耐食性、耐薬品性などが向上する。また、未反応のカルボキシル基が存在する場合、上層(上塗り塗膜)形成時に、上層に含まれる架橋性官能基との反応により強固な結合を作るため、塗膜の加工密着性の向上にも効果的に作用する。水性ポリウレタン樹脂(A)中のカルボキシル基の量は下記に述べる酸価によって調節する。
上記ウレタン基濃度の算出方法については後述する。
[(a2の質量)/〔(a1の質量)+(a2の質量)+(a3の質量)〕]/(a2の分子量)×n×103 = ウレタン基濃度(mmol/g)
(式中、a1はポリオール、a2はポリイソシアネート、a3は2個以上のヒドロキシル基もしくはアミノ基と1個以上のカルボキシル基を有する化合物を表し、nは1分子のa2に含まれるイソシアナト基の数を表す)。
水性エポキシ樹脂(B)の重量平均分子量は、1,000〜30,000である必要があり、1,500〜20,000であることが好ましく、1,500〜10,000であることがより好ましい。重量平均分子量が上記範囲を満足する場合、耐コインスクラッチ性に極めて優れた皮膜を形成できる。重量平均分子量が1,000未満であると強靭な皮膜を形成できず、耐薬品性及び耐コインスクラッチ性が低下する傾向になる。一方、重量平均分子量が30,000を超えると、当該エポキシ樹脂を安定に水溶化もしくは水分散化することが困難になるため、多量の乳化剤及び親水基が必要となり、耐薬品性が低下する傾向になる。
尚、水性エポキシ樹脂(B)の場合に限らず、本発明における重量平均分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)によって測定される値(ポリスチレン換算)である。
上記の如き変性エポキシ樹脂を包含する水性エポキシ樹脂(B)は各単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
また、水性ポリウレタン樹脂(A)と水性エポキシ樹脂(B)の固形分の合計〔(A)+(B)〕が本発明の処理剤の全固形分に対して45〜95質量%であることが必要であり、60〜90質量%であることが好ましい。前記固形分の合計〔(A)+(B)〕が全固形分に対して45質量%未満であると、樹脂(A)及び樹脂(B)の特性が発現されず、塗膜の加工密着性、耐薬品性及び耐コインスクラッチ性が低下する傾向となり、逆に95%を超えると有機化合物(C)及び架橋剤(D)の含有率が小さくなるため、本発明の目的に適う塗膜の加工密着性及び耐食性が得られ難くなる。
有機化合物(C)としては、重量平均分子量が800以下のエポキシ樹脂、ポリグリシジルエーテル化合物、グリシジルエステル化合物、グリシジル基含有シラン化合物などを用いることができる。これらは各単独でもしくは2種以上組み合わせて用いることができる。
有機化合物(C)である重量平均分子量が800以下のエポキシ樹脂としては、分子量を異にする以外は、水性エポキシ樹脂(B)と同様のものを用いることができる。有機化合物(C)であるエポキシ樹脂の重量平均分子量を800以下とするのはグリシジル基の反応容易性を確保するためであり、同じ観点から、該重量平均分子量は200〜800であるのが好ましく、200〜500であるのがより好ましい。
ポリグリシジルエーテル化合物としては、特に限定するものではないが、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチルプロパンポリグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールグリシジルエーテル、エチレングリコールグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールグリシジルエーテル、プロピレングリコールグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールグリシジルエーテル、ビスフェノールAグリシジルエーテルなどが挙げられる。
グリシジル基含有シラン化合物としては、特に限定するものではないが、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランなどのグリシジル基含有シラン化合物などが挙げられる。
チタン化合物としては、特に限定するものではないが、チタンアルコキシド、チタン原子を含むキレート錯体などの有機チタン化合物が好ましく、具体的には、テトライソプロピルチタネート、テトラn−ブチルチタネート、テトラオクチルチタネート、チタンアセチルアセトネート、チタンオクチレングリコレート、チタンラクテート、チタンラクテートエチルエステル、チタントリエタノールアミネートなどが挙げられる。
ジルコニウム化合物としては、特に限定するものではないが、ジルコニウムの炭酸塩、塩化物、硝酸塩、硫酸塩などの無機酸塩;ジルコニウム酸化物;及びジルコニウムの有機酸塩、ジルコニウムアルコキシド、ジルコニウム原子を含むキレート錯体などの有機ジルコニウム化合物を使用できる。具体的には、炭酸ジルコニウムアンモニウム、オキシ塩化ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、乳酸ジルコニウム、テトラプロポキシジルコニウム、テトラブトキシジルコニウム、ジルコニウムテトラアセチルアセトネート、ジルコニウムトリブトキシアセチルアセトネートなどが挙げられる。
より具体的には、コロイダルシリカとしては日産化学工業(株)製のスノーテックスO、スノーテックスN、スノーテックスC、スノーテックスUP、スノーテックスPS−M、スノーテックスXL、スノーテックスZLなど;気相シリカとしては日本アエロジル(株)製のアエロジル200など;アルミナゾルとしては日産化学工業(株)製のアルミナゾル−200、アルミナゾル−520、など;リン酸系防錆顔料としてはリン酸亜鉛、リン酸アルミニウム亜鉛、リン酸アルミニウム、リン酸カルシウム亜鉛、リン酸カルシウム、ピロリン酸アルミニウム、ピロリン酸カルシウム、リン酸鉄、トリポリリン酸2水素アルミニウム、メタリン酸アルミニウム、メタリン酸カルシウムなど;モリブデン酸系防錆顔料としてはモリブデン酸カルシウム、モリブデン酸アルミニウム、モリブデン酸バリウムなど;及びバナジウム系防錆顔料としては酸化バナジウムなどが挙げられる。これらは各単独で又は2種以上組み合わせてを使用することができる。
本発明の水系塗装下地処理剤の固形分濃度については、本発明の効果が達成し得る限り特に制限はないが、1〜40質量%の範囲であることが好ましい。固形分濃度が1%未満の場合は目標とする皮膜量を得ることが難しくなり、一方、40%を超える場合は当該プレコート金属材料用プライマー兼用塗装下地処理剤の安定性が保てなくなる傾向となる。
被処理物である金属材料としては、冷延鋼板、熱延鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、アルミニウム含有亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、合金化亜鉛めっき鋼板、亜鉛ニッケルめっき鋼板、亜鉛コバルトめっき鋼板、蒸着亜鉛めっき鋼板、ニッケルめっき鋼板、スズめっき鋼板、ステンレス鋼板等の炭素鋼板、合金鋼板及びめっき鋼板;アルミニウム板、銅板、チタン板、マグネシウム板等の鋼板以外の金属板などの一般に公知の金属材料を用いることができる。特に好適な金属材料は溶融亜鉛めっき鋼板、アルミニウム含有亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、合金化亜鉛めっき鋼板、亜鉛ニッケルめっき鋼板、亜鉛コバルトめっき鋼板、蒸着亜鉛めっき鋼板等の亜鉛系めっき鋼板である。
金属材料への本発明の処理剤の塗布方法に関しては、特に制限はなく、例えば、ロールコーター法、浸漬法、スプレー法、バーコート法などが挙げられる。また、塗布時の処理剤温度については、特に制限はないが、10〜60℃が好ましく、15〜40℃がより好ましい。また、乾燥方法としては、特に制限はなく、風乾;エアーブローによる乾燥;熱風炉、誘導加熱炉、電気炉などを用いた加熱乾燥が挙げられるが、水性ポリウレタン樹脂(A)、水性エポキシ樹脂(B)、有機化合物(C)及び架橋剤(D)の硬化及び架橋の促進による被覆効果を高めるためには、熱風炉、誘導加熱炉、電気炉などによる加熱乾燥が好ましい。また、乾燥時の到達金属材料温度については、特に制限はないが、50〜250℃が好ましく、70〜220℃がより好ましい。
通常使用される上塗り塗料は、通常、クロムを含まないが、含む場合には、かかる上塗り塗料の使用は差し控える。
1.水系塗装下地処理剤の調製
1.1 実施例1〜69及び比較例1〜15
表1〜3に示す組合せ及び割合にて、水性ポリウレタン樹脂(A)もしくは比較例用水性ポリウレタン樹脂、水性エポキシ樹脂(B)もしくは比較例用水性ウレタン樹脂、有機化合物(C)、架橋剤(D)及び微粒子(E)をこの順序で混合し、脱イオン水により固形分濃度を20質量%に調整することにより、水系塗装下地処理剤を調製した。
A1(実施例用):
テトラメチレングリコール及びアジピン酸から得られるポリエステルポリオール150質量部、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート25質量部及び2,2−ジメチロールプロピオン酸20質量部をN−メチル−2−ピロリドン100質量部中で反応させることにより得られるプレポリマーを、トリエチルアミンを用いて中和し、脱イオン水に分散させることにより、水性ポリウレタン樹脂を得た。
A2〜A10及びA15(実施例用)並びにA11〜A14(比較例用)も同様にして製造した。A1〜A15の水性ポリウレタン樹脂を表4に、下記の測定方法により測定したその物性を表5に示す。
水性ポリウレタン樹脂(A)の説明のところで述べたウレタン基濃度の算出のための計算式にしたがって、算出した。
すなわち、ウレタン基濃度は、ポリウレタン樹脂を合成する際の原料成分の仕込み量から算出する樹脂固形分中のイソシアナト基の量で示すことができる。以下に計算式を示す。
[(a2の質量)/〔(a1の質量)+(a2の質量)+(a3の質量)〕]/(a2の分子量)×n×103 = ウレタン基濃度(mmol/g)
(式中、a1はポリオール、a2はポリイソシアネート、a3は2個以上のヒドロキシル基もしくはアミノ基と1個以上のカルボキシル基を有する化合物を表し、nは1分子のa2に含まれるイソシアナト基の数を表す)。
(酸価の測定)
水性ポリウレタン樹脂(A)及び比較水性ポリウレタン樹脂に含まれるカルボン酸を中和するのに、ウレタン樹脂の固形分1g当たり必要となる水酸化カリウムの量(mg数)で表した。
水性ポリウレタン樹脂(A)及び比較水性ポリウレタン樹脂のガラス転移温度(Tg)は、動的粘弾性測定装置(DMS6100 セイコーインスツルメント株式会社製)で測定したtanδのピーク温度より求めた。
(抗張力の測定)
水性ポリウレタン樹脂(A)及び比較水性ポリウレタン樹脂から樹脂フィルムを作製(製膜条件:常温乾燥23℃×12時間、ついで熱処理120℃×1時間、膜厚:150μm、膜サイズ:50mm×20mm)し、引張試験機(AUTOGRAPH AGS−1KNG 島津製作所製)にて最大点の抗張力(MPa)を測定した。
B1〜3及びB6(実施例用):
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとを付加反応させることにより得られたエポキシ樹脂を、ポリオキシエチレン系乳化剤を含む水溶液中に攪拌機にて強制乳化させることで得た水性エポキシ樹脂。尚、ビスフェノールAに対するエピクロルヒドリンの配合割合を変化させることで、重量平均分子量を調整した。
B4及びB5(実施例用)並びにB7(比較例用):
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとを付加反応させることにより得られたエポキシ樹脂と、高酸価のアクリル樹脂とを反応させた後、トリエタノールアミンで中和して水分散化させることで得た水性エポキシ樹脂。
下記測定方法により測定した水性エポキシ樹脂B1〜B7の重量平均分子量を表6に示す。
〈重量平均分子量の測定〉
水性エポキシ樹脂(B)及び比較例用水性エポキシ樹脂の重量平均分子量は、GPCによる測定装置(HLC−8220 トーソー株式会社製)によりRI(屈折率の差)を測定することにより決定した。なお、分子量の計算は、ポリスチレン換算で行なった。
C1:3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン(東京化成工業株式会社製)
C2:グリセロールポリグリシジルエーテル(デナコールEX−313 ナガセケムテックス株式会社製)
C3:ビスフェノールFとエピクロルヒドリンとを付加反応させることにより得られたエポキシ樹脂を、ポリオキシエチレン系乳化剤を含む水溶液中に攪拌機にて強制乳化させることで得た水性エポキシ樹脂。上記測定方法により測定した該水性エポキシ樹脂の重量平均分子量は600であった。
D1:炭酸ジルコニウムアンモニウム(ジルコゾールAC−7 第一稀元素化学工業株式会社製)
D2:チタントリエタノールアミネート(オルガチックスTC―400 松本ファインケミカル株式会社製)
E1:気相シリカ(CAB−O−SIL M5 CABot社製)
E2:コロイダルシリカ(スノーテックスN 日産化学工業株式会社製)
E3:アルミナゾル(アルミナゾル200 日産化学工業株式会社製)
E4:リン酸系防錆顔料(LFボウセイD−1 キクチカラー株式会社製)
E5:モリブデン酸系防錆顔料(LFボウセイMC−400WR キクチカラー株式会社製)
特許文献3〜8を参考に下記の水系塗装下地処理剤を調製した。
比較例16
水性ポリウレタン樹脂(アデカボンタイターHUX−290H 株式会社ADEKA製)100質量部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(東京化成工業株式会社製)35質量部及びコロイダルシリカ(スノーテックスN 日産化学工業株式会社製)150質量部を混合し、脱イオン水により固形分濃度を20質量%に調整することにより処理液を調製した。
比較例17
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン(東京化成工業株式会社製)25質量部、コロイダルシリカ(スノーテックスN 日産化学工業株式会社製)10質量部、炭酸ジルコニウムアンモニウム(ジルコゾールAC−7 第一稀元素化学工業株式会社製)150質量部、チオ尿素10質量部及びリン酸アンモニウム20質量部を混合し、脱イオン水により固形分濃度を20質量%に調整することにより処理液を調製した。
比較例18
水性ポリウレタン樹脂(アデカボンタイターHUX−290H 株式会社ADEKA製)55.7質量部、メラミン樹脂(サイメル385 サイテック社製)15質量部、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(東京化成工業株式会社製)2質量部、コロイダルシリカ(スノーテックスN 日産化学工業株式会社製)22質量部、リン酸0.3質量部及び酸化ニオブゾル(多木化学株式会社製)5質量部を混合し、脱イオン水により固形分濃度を20質量%に調整することにより処理液を調製した。
水性ポリウレタン樹脂(アデカボンタイターHUX−290H 株式会社ADEKA製)60質量部、縮合リン酸カルシウム(炭酸カルシウムとリン酸とをCa/P=0.75となる量比にて80℃で3時間加熱後、200℃の乾燥機で30時間焼成して得たもの)10質量部、トリポリリン酸アルミニウム(K−ホワイト82 テイカ株式会社製)20質量部、モリブデン酸ナトリウム5質量部及びリン酸5質量部を混合し、脱イオン水により固形分濃度を20質量%に調整することにより処理液を調製した。
比較例20
顔料分散剤(BYK190 ビックケミー株式会社製)2質量部、酸化チタン(チタンCR−97 石原産業株式会社製)45質量部、トリポリリン酸二水素アルミニウム(K−100P テイカ株式会社製)30質量部及び脱イオン水23質量部を混合して得たチタン分散ペースト100質量部、水性エポキシ樹脂(ディックファインEN−0274 大日本インキ化学工業社製)及び300質量部を混合し、脱イオン水により固形分濃度を20質量%に調整することにより処理液を調製した。
比較例21
テトラメチレングリコール及びアジピン酸から得られるポリエステルポリオール170質量部、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート30質量部、2,2−ジメチロールプロピオン酸25質量部及びN−メチル−2−ピロリドン100質量部を反応させることにより得られるプレポリマーを、トリエチルアミンを用いて脱イオン水に分散させることにより得られたガラス転移温度が100℃、かつ最低造膜温度が0℃以下である水性ウレタン樹脂100質量部、メチロール化フェノール2質量部及び炭酸ジルコニウムアンモニウム(ジルコゾールAC−7 第一稀元素化学工業株式会社製)1質量部を混合し、脱イオン水により固形分濃度を20質量%に調整することにより処理液を調整した。なお、最低造膜温度の測定として、最低造膜測定装置(三洋貿易株式会社製)を使用した。
2.1 供試材
55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板(GL)
板厚0.35mm、めっき付着量片面当たり50g/m2(両面めっき)
2.2 前処理
供試材をアルカリ脱脂剤であるCL―N364S(日本パーカライジング(株)製)を濃度20g/Lとし、温度60℃の条件で30秒間スプレー処理した。続いて、水道水で洗浄した後に、水切りロールで絞り、50℃で30秒間加熱乾燥した。
2.3.1 実施例1〜69及び比較例1〜21
2.3.1.1 下地処理
前処理後の供試材の表面(片面)に、表1〜3に示した組成の水系塗装下地処理剤を、それぞれ表7に示す乾燥皮膜量が得られるようにロールコーターを用いて塗布した。続いて、熱風乾燥炉にてそれぞれ表7に示す到達板温度となるように加熱乾燥した。
2.3.1.2 上塗り塗装
ついで、上塗り塗料(ポリエステル樹脂60質量部、ブチル化メラミン樹脂15質量部、酸化チタン10質量部及び着色顔料15質量部)を塗布し、220℃の乾燥・焼付けを行い、乾燥膜厚15μmの上塗り塗膜を得た。
2.3.2.1 下地処理(クロメート処理)
脱イオン水600質量部に、三酸化クロム水溶液(濃度60質量%)200質量部及び気相シリカ(CAB−O−SIL M5 CABot社製)100質量部を混合して得た水系塗装下地処理剤を、0.1g/m2の乾燥皮膜量が得られるようにロールコーターを用いて塗布した。続いて、熱風乾燥炉にて到達板温度が100℃となるように加熱乾燥した。
2.3.2.2 プライマー処理
プライマー(ポリエステル樹脂70質量部、メラミン樹脂10質量部、リン酸亜鉛系防錆顔料5質量部、リン酸マグネシウム系防錆顔料5質量部、トリポリリン酸2水素アルミニウム5質量部及び変性シリカ5質量部)を塗布し、210℃で乾燥及び焼付けを行い、乾燥膜厚5μmのプライマー皮膜を下地処理皮膜の上に形成させた。
2.3.2.3 上塗り塗装
上塗り塗料(ポリエステル樹脂60質量部、ブチル化メラミン樹脂15質量部、酸化チタン10質量部及び着色顔料15質量部)を塗布し、220℃で乾燥及び焼付けを行い、乾燥膜厚15μmの上塗り塗膜を形成させた。
上記で作製した各塗装鋼板から試験片を切り出して試験板とし、以下に示す試験に供した。
3.1耐食性
3.1.1 塩水噴霧試験
作製した各試験板の塗膜に、金属素地に達する傷をカッターで入れ、JIS−Z2371に規定された塩水噴霧試験を480時間実施した。評価はカット部からの塗膜膨れ幅(片側最大値)を測定することにより行った。また、端面耐食性は、端面からの塗膜膨れ幅(最大値)を測定した。
<評価基準−カット部>
◎:1mm未満
○:1mm以上2mm未満
△:2mm以上4mm未満
▲:4mm以上6mm未満
×:6mm以上
<評価基準−端面>
◎:3mm未満
○:3mm以上6mm未満
△:6mm以上10mm未満
▲:10mm以上15mm未満
×:15mm以上
作製した各試験板の塗膜に、金属素地に達する傷をカッターで入れ、JIS−H8502(JASO M609−91)に規定された複合サイクル試験を200サイクル実施した。判定基準はカット部からの塗膜膨れ幅(片側最大値)を測定した。また、端面耐食性は、端面からの塗膜膨れ幅(最大値)を測定した。
<評価基準−カット部>
◎:1mm未満
○:1mm以上2mm未満
△:2mm以上4mm未満
▲:4mm以上6mm未満
×:6mm以上
<評価基準−端面>
◎:3mm未満
○:3mm以上6mm未満
△:6mm以上10mm未満
▲:10mm以上15mm未満
×:15mm以上
3.2.1 一次折曲げ密着性
JIS−G3312の試験法に準じて各試験板に対し、内側間隔板を挟まない0T折曲げ試験を20℃で行い、テープ剥離後の塗膜剥離状態を肉眼で観察し、下記の判定基準に準じて評価を行った。
<評価基準>
◎:剥離なし
○:剥離面積10%未満
△:剥離面積10%以上50%未満
▲:剥離面積50%以上80%未満
×:剥離面積80%以上
3.2.2 二次折曲げ密着性
試験板を沸水中に2時間浸漬した後、1日放置し一次折曲げ密着性試験と同様の試験を行った。判定基準は以下の通りである。
<評価基準>
◎:剥離なし
○:剥離面積10%未満
△:剥離面積10%以上50%未満
▲:剥離面積50%以上80%未満
×:剥離面積80%以上
10円硬貨を各試験板に対して45°の角度に設置し、塗膜を2kgの荷重、一定速度でこすり、塗膜の傷つき度を肉眼で観察し、下記判定基準に従って耐コインスクラッチ性の評価を行った。
<評価基準>
◎:剥離面積10%未満
○:剥離面積10%以上20%未満
△:剥離面積20%以上50%未満
▲:剥離面積50%以上80%未満
×:剥離面積80%以上
3.4.1 耐アルカリ性
試験板を5質量%の水酸化ナトリウム水溶液に室温で24時間浸漬した後、ブリスターの大きさと発生密度の評価を肉眼で観察し、下記の判定基準に従って耐アルカリ性の評価を行った。
<評価基準>
◎:ブリスターなし。
○:1つのブリスターが1.5mm未満で、かつ発生密度がFである。
△:1つのブリスターが1.5mm以上〜2mm未満で、かつ発生密度がFである。もしくは、1つのブリスターの大きさが1.5mm未満で、かつ発生密度がMである。
▲:1つのブリスターの大きさが2mm以上で、かつ発生密度がFである。もしくは、1つのブリスターの大きさが1.5mm以上2mm未満で、かつ発生密度がMである。もしくは、1つのブリスターの大きさが1.5mm未満で、かつ発生密度がMDである。
×:1つのブリスターの大きさが2mm以上で、かつ発生密度がMである。もしくは、1つのブリスターの大きさが1.5mm以上2mm未満で、かつ発生密度がMDである。もしくは、ブリスターの大きさに関わらず発生密度がDである。
3.4.2 耐酸性
試験板を5質量%の硫酸水溶液に室温で24時間浸漬した後、ブリスターの発生数と発生密度の評価を行った。評価基準は3.4.1と同様である。
試験の評価結果を表8〜10に示す。表8〜10より、本発明の水系塗装下地処理剤を用いて形成された皮膜を有するGLプレコート鋼板である実施例1〜69は、一次塗装密着性、二次塗装密着性、耐食性(×カット部及び端面部)、耐薬品性(アルカリ及び酸)及び耐コインスクラッチ性のすべての性能において優れた結果を示した。中でも微粒子(E)を併用した実施例47〜64ではより優れた性能バランスが取れており、2コート型である比較例22と同程度であった。
一方、水性ポリウレタン樹脂(A)、水性エポキシ樹脂(B)、有機化合物(C)及び架橋剤(D)のうち何れかの成分を含まない比較例1〜4、水性ポリウレタン樹脂の物性が本発明で特定した範囲外となる比較例5〜8、水性エポキシ樹脂の分子量が本発明で特定した範囲外となる比較例9、これらの成分の含有割合が本発明で特定した範囲外となる比較例10〜15、並びに従来技術となる特許文献を参考にした比較例16〜21では、加工密着性、耐食性、耐薬品性及び耐コインスクラッチ性のうち少なくとも1つの性能が劣っていた。
Claims (6)
- ウレタン基濃度が1.0〜4.0mmol/gで、酸価が10〜60mgKOH/gであって、カルボキシル基を含有する水性ポリウレタン樹脂(A)、重量平均分子量が1,000〜30,000である水性エポキシ樹脂(B)、ポリグリシジルエーテル化合物、グリシジルエステル化合物、グリシジル基含有シラン化合物及び重量平均分子量が800以下である水性エポキシ樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種であるグリシジル基を有する有機化合物(C)であって、ポリグリシジルエーテル化合物がソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチルプロパンポリグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールグリシジルエーテル、エチレングリコールグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールグリシジルエーテル、プロピレングリコールグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールグリシジルエーテル及びビスフェノールAグリシジルエーテルよりなる群から選ばれる少なくとも1種のポリグリシジルエーテル化合物であり、グリシジルエステル化合物がアジピン酸グリシジルエステル、フタル酸グリシジルエステル及びテレフタル酸グリシジルエステルよりなる群から選ばれる少なくとも1種のグリシジルエステル化合物であり、グリシジル基含有シラン化合物が3−グリシドキシプロピルトリメトキシシランもしくは3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランである有機化合物(C)、及びチタン元素もしくはジルコニウム元素を含有する架橋剤(D)を含有し、各成分間の固形分質量比として、(B)/(A)が1/50〜10/1、(C)/[(A)+(B)]が1/300〜1/1、(D)/[(A)+(B)]が1/300〜1/1であるプレコート金属材料用プライマー兼用水系塗装下地処理剤であって、該処理剤の全固形分に対する[(A)+(B)]の固形分割合が45〜95質量%である該処理剤。
- 水性ポリウレタン樹脂(A)のガラス転移温度が30〜180℃である請求項1記載の処理剤。
- 水性ポリウレタン樹脂(A)の皮膜物性としての抗張力が30〜80MPaである請求項1又は2記載の処理剤。
- コロイダルシリカ、気相シリカ、アルミナゾル、リン酸系防錆顔料、モリブデン酸系防錆顔料及びバナジウム系防錆顔料よりなる群から選ばれる少なくとも1種の微粒子であって平均粒径が0.01〜5μmである微粒子(E)を、固形分質量比として、(E)/[(A)+(B)]が1/100〜1/1となるように含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の処理剤。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の処理剤からの乾燥皮膜であって、0.5〜5g/m2の乾燥皮膜を表面に有する金属材料。
- 請求項5記載の金属材料の乾燥皮膜を有する表面に、さらに、クロムを含まない上層皮膜を形成させて得られるプレコート金属材料。
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