JP5182466B2 - 液体カートリッジ着脱装置および液体噴射装置 - Google Patents
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Description
また、記録装置には、インクジェットプリンタ、ワイヤドットプリンタ、レーザープリンタ、ラインプリンタ、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
また、「リセット位置」とは、インクカートリッジを装填する前であってインクカートリッジを挿入可能な状態にとるレバーアームの位置をいう。一方、「セット位置」とは、前記カートリッジ保持手段に保持された状態のインクカートリッジを装填方向へ移動させて装填完了した状態にとるレバーアームの位置をいう。
図36(A)(B)に示す如く、インクカートリッジの着脱装置500の装填方向の左右両側に一対のカートリッジ保持手段501、501が設けられている。そして、挿入開口部503にインクカートリッジ508を挿入すると、インクカートリッジ508が、一対のカートリッジ保持手段501、501によって保持されるように設けられている。
ここで、図36(A)に示すレバーアーム505の位置が「リセット位置」であり、図36(B)に示すレバーアーム505の位置が「セット位置」である。
本願明細書において、「インクカートリッジの誤挿入」とは、インクカートリッジ508が挿入されたがカートリッジ保持手段501、501によって正常に保持されていない状態をいう。
その結果、インクカートリッジの誤装填を防止することができる。従って、誤装填されることによるインク漏れが生じる虞がない。
ここで、「変位」とは、部材の位置が変わることをいうだけでなく、向きが変わることをもいう(以下同じ)。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記インクカートリッジ着脱装置は、前記係合解除手段を備えている。従って、装填した後に何らかの原因で前記レバーアームが回動した際に、前記係合解除手段が作用してしまった場合に有効である。
本発明の第3の態様によれば、第1または第2の態様と同様の作用効果に加え、前記規制部は、前記係合部材の装填方向への移動および装填方向と交差する方向への変位を規制する。従って、ノーラッチ状態において、前記装填の際にとる回動方向への前記レバーアームの回動を、より確実に規制することができる。
本発明の第4の態様によれば、第1から第3のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記規制部は、前記カートリッジ保持手段が排出方向へ移動する際、前記係合部材と当接せず、前記カートリッジ保持手段が装填方向へ移動する際のみ、前記係合部材と当接可能な構成である。従って、前記規制部が、インクカートリッジを排出する際の前記係合部材の動作を妨げる虞がない。即ち、前記規制部を設けた場合であっても、インクカートリッジ排出動作をスムーズに実行することができる。
例えば、前記規制部は、前記係合解除手段が前記係合部材を変位させることを妨げる虞がない。
本発明の第5の態様によれば、第1から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記規制部は、装填方向に面する面に対して傾斜した傾斜部を有する。従って、前記規制部は、前記係合部材の装填方向への移動、および前記係合部材の装填方向と交差する方向への変位を規制することが可能である。
本発明の第6の態様によれば、第1から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記規制部は、装填方向に対する幅方向から視てL字状の鉤型部を有する。従って、前記規制部は、前記係合部材の装填方向への移動、および前記係合部材の装填方向と交差する方向への変位を規制することが可能である。即ち、第6の態様は、第5の態様と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第7の態様によれば、第5または6の態様と同様の作用効果に加え、前記規制部は、前記端部の軌道と交差する構成である。従って、前記規制部は、前記係合部材の装填方向への移動、および前記係合部材の装填方向と交差する方向への変位を、より確実に規制することができる。
本発明の第8の態様によれば、第1から第7のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記規制部が前記係合部材を規制しているとき、前記レバーアームは、前記蓋部材と当接する構成である。従って、前記規制部が前記係合部材を規制しているとき、前記蓋部材は、完全に閉まらない。即ち、前記蓋部材は、開いた状態、または、中途半端に閉じかかった状態となる。従って、該構成は、ユーザに対して、インクカートリッジの装填が完了していないことを知らせることができる。
またさらに、前記蓋部材が完全に閉じていない旨を、記録装置においてユーザに見易い位置に設けられた表示部等に表示・警告する構成にすることも可能である。
本発明の第9の態様によれば、前記記録装置は、上記第1から第8のいずれか一の態様のインクカートリッジ着脱装置を備えている。従って、記録装置において、上記第1から第8のいずれかの態様と同様の作用効果を得ることができる。
図1に示すのは、本発明に係る記録装置の概略を示す全体斜視図である。また、図2に示すのは、本発明に係る記録装置の概略を示す全体平面図である。
記録装置100の本体の背面側には、被記録媒体としての用紙が積層されるホッパ101が、上方を支点に揺動可能に設けられている。ホッパ101の最上位に積層された用紙は、給送部144によって、搬送方向下流側である記録部側へ給送される。
図3に示す如く、インクカートリッジの着脱装置201には、インクカートリッジ211を挿入する挿入開口部271が設けられている。この挿入開口部271は、図1および図2に示す記録装置100の背面側に設けられている。インクカートリッジの着脱装置201は、ユーザが操作するレバーアーム363と、レバーアーム363の動力をインクカートリッジ211の装填に必要な第2の所定ストロークS2(図11参照)の動きに変換する動力伝達変換機構230と、挿入開口部271に第1の所定ストロークS1(図8参照)挿入されたインクカートリッジ211を保持するカートリッジ保持手段210と、排出時にインクカートリッジ211がカートリッジ保持手段210に保持された状態を解除するカートリッジロック解除手段220と、排出時にインクカートリッジ211をカートリッジ保持手段210に対して排出方向へ強制的に移動させるカートリッジ強制移動手段400(図26〜図30参照)と、を備えている。以下、これらの構造および動作について順に説明する。
また、フレーム部材190と、その上方に配置される他の構造体との締結を、側面から外すことができ、フレーム部材190およびフレーム部材の下方に配置される着脱装置201を単独で外せるように設けられている。即ち、記録装置全体から着脱装置201のみを容易に取り外すことができる。
図4〜図7に示す如く、インクカートリッジ211の着脱装置201は、動力伝達変換機構230と、カートリッジ保持手段210と、カートリッジロック解除手段220と、カートリッジ強制移動手段400とを備えている。
このうち、第1ギア231はレバーアーム363に設けられており、第2ギア232は第1ギア231と動力伝達可能に接するように設けられている。また、第3ギア233は第2ギア232と一体に設けられており、第4ギア234は第3ギア233と動力伝達可能に接するように設けられている。またさらに、カム部235は第4ギア234と一体に設けられており、カムフォロアとしてのスライダ部240はカム部235と当接するように設けられている。
またさらに、スライダ部240には第1スライダ開口部246が設けられている。そして、カム部235が第1スライダ開口部246の第1の面246aあるいは第2の面246bと当接・押圧することによって、スライダ部240が装填・排出方向へ移動可能に設けられている。また、カム部235は、後述する偏心カム部235aと同心カム部235bとを備えている(図25参照)。
ここで、スライダ部240の移動方向は、スライダ部240に移動方向に沿って設けられた2つのガイドスリット241a、241bに、軸262a、262bが挿通されることによって規制されている。
尚、本願において、「第1の係合手段の係合」とは、スライダ係合部245とラッチプレート係合部254とが面接触している状態をいう。
尚、本願において、「第2の係合手段の係合」とは、スライダ突部242が、ラッチプレートスリット255の装填方向側の面を押圧して面接触している状態をいう。
このうち、キャンセルアーム260a、260bは、装填方向に対する幅方向においてラッチプレート250の両側に設けられている。またさらに、キャンセルアーム260a、260bは、軸262a、262cを支点にキャンセルアームばね261の付勢力に抗して回動可能に設けられている。
尚、本実施形態において、スライダ部240およびラッチプレート250は、金属板で形成されている。従って、スライダ部240およびラッチプレート250は、ラッチプレート250の位置を精度良く、所謂、リジッドに位置決めすることができる。また、高温の条件下で放置された場合であっても、変形する虞がない。
続いて動作について、インクカートリッジ211の挿入、装填、排出のそれぞれの状態に分けて説明する。
先ず、図4に示すインクカートリッジ211が着脱装置201の外部にある状態から、インクカートリッジ211を挿入開口部271に挿入する。このとき、レバーアーム363のアーム本体363bの先端側に形成されたつまみ部363aのレバー突起部363cには案内面363dが設けられている。そして、案内面363dは、ユーザがインクカートリッジ211を挿入開口部271へ挿入する際、インクカートリッジ211を挿入開口部271へ案内するように設けられている。
ここで、「装填方向」とは、インクカートリッジ211が挿入開口部271を進入して奥にあるインク供給針411、411…に向かう方向をいう。具体的には、図5において矢印が示す図面下側から上側へ向かう方向である。
ここで、「排出方向」とは、装填方向と逆向きの方向をいう。
図5〜図7に示す状態から、ユーザは、排出レバー385の付勢力に抗してインクカートリッジ211をさらに押し込んで第1の所定ストロークS1分挿入する。すると、図8〜図10に示すインクカートリッジ211の挿入完了状態となる。
図11に示すのは、インクカートリッジの装填途中の着脱装置を示す平面図であり、図12に示すのは図11の要部側断面図である。
図11に示す如く、ユーザが、図8に示す「リセット位置」からレバーアーム363を、レバー支軸364を支点に反時計方向へ回動する。すると、前述したように第1ギア231が第2ギア232へ動力を伝達し、第2ギア232と一体に設けられた第3ギア233が第4ギア234へ動力を伝達する。さらに、第4ギア234と一体に設けられたカム部235が、第1スライダ開口部246の第1の面246aと当接・押圧してスライダ部240を装填方向へ移動させる。このとき、スライダ部240にはガイドスリット241a、241bが装填方向に沿って直列に2箇所設けられている。そして、基体387に設けられた軸262a、262bがガイドスリット241a、241bに挿通されることによって、スライダ部240の移動方向が規制されている。
ここで、爪部251、251と凹部211a、211aとの係合位置は、後述する排出時のラッチプレート250の上方への揺動の際の爪部251、251の下方先端の軌道との関係もあるが、インクカートリッジ211の高さ方向において、インク供給針411、411…と対向する位置関係に構成するのが望ましい。
そして、ユーザが、レバーアーム363を反時計方向へ回動して「セット位置」まで操作するとインクカートリッジ211の装填完了状態となる。
図13〜図16に示す如く、ユーザが、図11および図12の状態からレバーアーム363をさらに回動して「セット位置」まで操作する。すると、インクカートリッジ211は、インクカートリッジ211の挿入完了状態(図8〜図10参照)から第2の所定ストロークS2装填方向へ移動してインク供給針411、411…が完全にインクカートリッジ211に突き刺さった状態、即ち、インクカートリッジ211の装填完了状態となる。
尚、コネクタ部412が、インク残量情報端子212と電気的に接続する際、および接続を解除する際、コネクタ部412とインクカートリッジ211との間に摩擦が生じる。
図17に示すのは、インクカートリッジ排出途中の着脱装置を示す平面図であり、図18に示すのは図17の要部側断面図である。
インクカートリッジ211を排出する際、ユーザは、レバーアーム363を図13に示す「セット位置」から図5および図8に示す「リセット位置」まで時計方向へ回動する。この際、着脱装置201の動作が複雑であるので、段階ごとに分けて以下説明する。
尚、排出レバー385の付勢力はインクカートリッジ211とインク供給針411、411…との摩擦力より小さいため、インクカートリッジ211は移動しない。
図19に示す如く、ユーザが図17および図18の状態からレバーアーム363をさらに「リセット位置」側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向である図面左側へ徐々に移動する。このとき、スライダ部240に設けられた度当て部243が、インクカートリッジ211の先端部と当接・押圧している。従って、インクカートリッジ211とインク供給針411、411…との摩擦力に抗して、度当て部243が、インクカートリッジ211を排出方向である図面左側へ徐々に移動させる。
図20および図21に示す如く、ユーザが図19に示す状態からレバーアーム363をさらに「リセット位置」側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向へ徐々に移動する。このとき、ラッチプレート250の傾斜部253、253は、キャンセルアーム260a、260bの先端当接部260c、260cに完全に乗り上げる。従って、ラッチプレート250は上方へ揺動の最高点に達し、爪部251、251は、凹部211a、211aから完全に抜けきれて係合が解除された状態となる。
ここで、ラッチプレート250の上方への揺動は、爪部251、251と凹部211a、211aとの間の隙間を必要とするので、度当て部243、243がインクカートリッジ211を排出方向へ移動させている間に行われるように構成されている。
そして、インクカートリッジ211とインク供給針411、411…との摩擦抵抗が無くなった後は、スライダ部240の設けられた後述するカートリッジ強制移動手段400の押出レバー401が作用して、インクカートリッジ211をカートリッジ保持手段210であるスライダ部240に対して排出方向へ強制的に移動させる。押出レバー401は、前述したインクカートリッジ211とコネクタ部412との比較的小さい摩擦抵抗に抗して、インクカートリッジ211を移動させるように設けられている。
ここで、「第3の所定ストロークS3」とは、インクカートリッジ211のスライダ部240に対する移動距離であって、爪部251、251と凹部211a、211aとが係合する位置から係合しない位置まで移動距離をいう。
また、本実施形態では、押出レバー401は、インクカートリッジ211とコネクタ部412との比較的小さい摩擦抵抗に抗して作用するように構成されているが、インクカートリッジ211とインク供給針411、411…との比較的大きい摩擦抵抗に抗して作用するように構成してもよいのは勿論である。
図22および図23に示す如く、ユーザが図20および図21に示す状態からレバーアーム363をさらに「リセット位置」側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向へ徐々に移動する。そして、押出レバー401がインクカートリッジ211とコネクタ部412との比較的小さい摩擦抵抗に抗してインクカートリッジ211をスライダ部240に対して移動させた後は、インクカートリッジ211と着脱装置201との間に摩擦抵抗が殆どない状態となる。従って、排出レバー385の付勢力が、まさにインクカートリッジ211を排出方向へ押し出そうとする。
図24に示す如く、ユーザが図22および図23に示す状態からレバーアーム363をさらにリセット側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向へ徐々に移動する。このとき、インクカートリッジ211は、排出レバー385の付勢力によって排出方向へ押し出される。その後、ラッチプレート250の傾斜部253、253がキャンセルアーム260a、260bの先端当接部260c、260cを乗り越える。従って、ラッチプレート250は、インクカートリッジ211が排出レバー385によって排出方向へ移動した後に下方へ揺動する。
そして、ユーザが、レバーアーム363を完全に「リセット位置」(図4〜図6、図8および図9参照)まで回動しレバー突起部363cを進入路Aの外側へ移動させると、ユーザは、インクカートリッジ211を挿入開口部271から取り出すことができる。
図25に示す如く、カム部235は、カム軸235cを支点に回動するように設けられており、カム軸235cに対して偏心した偏心カム部235aと、カム軸235cと同心の同心カム部235bとを備えている。前述したようにユーザがレバーアーム363を「リセット位置」から「セット位置」側へ回動すると、カム部235が図25(A)に示す如く反時計方向へ回動する。このとき、偏心カム部235aが、第1スライダ開口部246の第1の面246aを押圧する。従って、スライダ部240は、ガイドスリット241a、241bと軸262a、262bとに案内されながら矢印の装填方向へ移動する。
図26(A)に示すのは、本発明に係るカートリッジ強制移動手段を示す上方斜視図であり、同図(B)は(A)の下方斜視図である。
図26(A)(B)に示す如く、カートリッジ強制移動手段400は、スライダ部240に設けられた押出レバー401と、基体387の押出レバー開口部387cに設けられた突起387bと、押出レバーばね402と、を備えている。押出レバー401については、インクカートリッジ211の排出の際の説明で説明したが、さらに詳しく以下に説明する。
図27に示すのは、インクカートリッジ装填途中のカートリッジ強制移動手段を示す底面図である。図面において下側から上側へ向かう方向が装填方向である。
図27に示す如く、インクカートリッジ211は、カートリッジ保持手段210によって保持されている状態である。従って、レバーアーム363の「セット位置」側への回動操作によって、スライダ部240および押出レバー401と一体に矢印の示す装填方向へ移動する。そして、スライダ部240および押出レバー401が装填方向へ移動すると、押出レバー401の当接部401aが、基体側の突起387bに徐々に接近し当接する。
図28に示す如く、図27に示す状態からスライダ部240および押出レバー401がさらに装填方向へ移動すると、突起387bが、当接部401aと係合し、押出レバーばね402の付勢力に抗して押出レバー401を図中の反時計方向へ回動させる。このとき、押出レバー401の押出部401bは、インクカートリッジ211の装填方向の先端側の面から離間するように揺動する。そして、スライダ部240および押出レバー401がさらに装填方向へ移動すると、突起387bと当接部401aとの係合が解除される。
図29に示す如く、図28に示す状態からスライダ部240および押出レバー401がさらに装填方向へ移動すると、基体側の突起387bと押出レバー401の当接部401aとの係合が解除される。従って、押出レバー401は、押出レバーばね402の付勢力によって、図中の時計方向へ回動して図29に示す姿勢にもどされる。
以上、説明したように、インクカートリッジ211を装填する際、押出レバー401は回動するが、押出レバー401は、インクカートリッジ211と当接することがないので、インクカートリッジ211に対して何ら作用しない。
図30に示すのは、インクカートリッジ排出途中に押出レバーが回動している状態のカートリッジ強制移動手段を示す底面図である。
図30に示す如く、ユーザが図29に示す状態からレバーアーム363を「セット位置」から「リセット位置」側へ回動操作すると、インクカートリッジ211は、スライダ部240および押出レバー401と一体に矢印の示す排出方向へ移動する。そして、押出レバー401の当接部401aが、基体側の突起387bに徐々に接近して当接する。
以上、説明したように、押出レバー401は、インクカートリッジ211を装填する際および排出する際に回動するが、排出する際にのみインクカートリッジ211と当接・押圧してインクカートリッジ211を排出方向へ強制的に移動させるように構成されている。
また、押出レバー軸403から当接部401aおよび押出部401bまでの比は、約1対1に設けられているが、当接部401aおよび押出部401bのいずれか一方までの距離を長くして前記比を大きく構成してもよいのが勿論である。
さらに続いて、インクカートリッジ211の誤装填について説明する。
図31に示すのは、インクカートリッジが誤装填されたときの誤装填防止手段を示す平面図である。図32に示すのは、図31の要部断面図である。
前述したようにインクカートリッジの着脱装置201の上部には、基体部としてのフレーム部材190(図3参照)が配設されている。そして、図31および図32の示す如く、フレーム部材190の一部には、誤装填防止手段420としての係合部材移動規制部191が設けられている。また、係合部材移動規制部191は、レバーアームが「セット位置」近傍に位置するときにおけるラッチプレート250の爪部251、251の先端251a、251aの上部と対向する位置に配設されている。
ここで、本願実施形態では、係合部材移動規制部191を、フレーム部材190の一部に一体に設けたが、着脱装置201の基体387の一部に一体に設けてもよいのは勿論である。
前記ノーラッチ状態となった場合、インクカートリッジ211は不安定な状態であり、インクカートリッジ211は、インク供給針411、411、…から逃げるように排出方向へゆっくりと移動する傾向にある。即ち、インク供給針411、411、…が、一度挿通したインクカートリッジ211の針挿通開口211b、211b、…から抜け出る虞がある。
従って、爪部251、251が上方へ変位したノーラッチ状態では、レバーアーム363が図31中の反時計方向である「リセット位置」側から「セット位置」側へ回動すると、直ちに爪部251、251の先端251a、251aが規制傾斜部192、192と度当たる。
具体的には、規制傾斜部192、192は、爪部251、251がインクカートリッジ211から離間する方向に変位することに従って爪部251、251の揺動支点に接近する構成である。従って、爪部251、251の先端251a、251aが、図32中の上方へ変位する虞がない。その結果、爪部251、251が図32中の上方へ変位することに伴ってスライダ部240が装填方向へ移動する虞がない。
また、規制傾斜部192、192の図27中の上方への高さは、爪部251、251が上方へ揺動可能な高さと同程度またはそれ以上であることが望ましい。その結果、規制傾斜部192、192は、爪部251、251の変位をより確実に規制することができる。即ち、規制傾斜部192、192は、爪部251、251と凹部211a、211aとの係合が中途半端なときの爪部251、251のみならず、爪部251、251と凹部211a、211aとの係合が解除されたときの爪部251、251の装填方向および図32中の上方への移動を規制することができる。
図33(A)〜(E)に示すのは、インクカートリッジ排出の際の爪部と係合部材移動規制部の規制傾斜部との位置関係を示す要部拡大側断面図である。このうち、(A)はインクカートリッジ装填完了したときの状態である(図16と同じ状態)。同図(B)は(A)よりレバーアームを「リセット位置」側へ僅かに回動させカートリッジ保持手段を排出方向へ僅かに移動させた状態である。
図33(A)に示す如く、ユーザは、レバーアーム363を「セット位置」から「リセット位置」側へ回動する。これに伴って、カートリッジ保持手段210としてのラッチプレート250の爪部251、251は、揺動することなく係合部材移動規制部191の下方を引き抜かれるように排出方向へ移動する。
図33(D)に示す如く、傾斜部253、253が完全に先端当接部260c、260cに乗り上げると、爪部251、251の位置は最高点に達する。
以上、説明したように係合部材移動規制部191の傾斜部は、カートリッジ保持手段210を排出方向へ移動させた際、ラッチプレート250の爪部251、251と当接しないように構成されている。即ち、係合部材移動規制部191の傾斜部は、インクカートリッジ211の排出動作を妨げる虞がない。
図34(A)(B)は、蓋部材およびレバーアームを示す側断面図である。このうち、(A)は蓋部材が閉塞している状態であり、同図(B)は蓋部材が中途半端に開いている状態である。
図34(A)(B)に示す如く、蓋部材422が、蓋軸423を支点に揺動して挿入開口部271を開閉可能に設けられている。蓋部材422には蓋突部424が設けられており、蓋突部424は、記録装置本体側に設けられた開閉センサ426のセンサ突部427と当接可能に設けられている。そして、開閉センサ426は、蓋部材422が挿入開口部271を閉塞したことを検知すると信号を制御部425へ送るように設けられている。
また、本実施形態の規制部としての係合部材移動規制部191は、カートリッジ保持手段210が排出方向へ移動する際、ラッチプレート250の爪部251、251と当接せず、カートリッジ保持手段210が装填方向へ移動する際のみ、ラッチプレート250の爪部251、251と当接可能な構成であることを特徴とする。
また、本実施形態のインクカートリッジ着脱装置201において、係合部材の端部としてのラッチプレート250の爪部251、251の先端251a、251aが、インクカートリッジ211に対して接離移動可能に揺動し、係合部材移動規制部191の規制傾斜部192、192が、ラッチプレート250の爪部251、251の装填方向への移動を規制する際、係合部材移動規制部191の規制傾斜部192、192は、爪部251、251の先端251a、251aの軌道と交差する構成であることを特徴とする。
図35に示すのは、他の実施形態に係る係合部材移動規制部を示す要部拡大側断面図である。
図35に示す如く、他の実施形態に係る係合部材移動規制部491は、側視L字状の鉤型部492、492を有している。その他の部材については、前述した実施形態と同じであるので、同じ符号を用いると共に、その説明は省略する。
他の実施形態の規制部としての係合部材移動規制部491は、装填方向に対する幅方向から視てL字状の鉤型部492、492を有することを特徴とする。
104 給送用モータ、105 プラテン、106 記録ヘッド、107 キャリッジ、
110 インク供給チューブ、143 記録部、144 給送部、
190 フレーム部材、191 係合部材移動規制部、192 規制傾斜部、
200 インク吸引装置、201 着脱装置、210 カートリッジ保持手段、
211 インクカートリッジ、211a 凹部、211b 針挿通開口、
212 インク残量情報端子、213 キャップ部、
220 カートリッジロック解除手段、230 動力伝達変換機構、231 第1ギア、
232 第2ギア、233 第3ギア、234 第4ギア、235 カム部、
235a 偏心カム部、235b 同心カム部、235c カム軸、
240 スライダ部、241a ガイドスリット、241b ガイドスリット、
241c スリット、242 スライダ突部、243 度当て部、
245 スライダ係合部、246 第1スライダ開口部、246a 第1の面、
246b 第2の面、247 第2スライダ開口部、248 C型開口部、
249 フック、250 ラッチプレート、251 爪部、251a 先端、
252 肩部、253 傾斜部、254 ラッチプレート係合部、
255 ラッチプレートスリット、256 ラッチプレートばね、
260a キャンセルアーム、260b キャンセルアーム、260c 先端当接部、
261 キャンセルアームばね、262a 軸、262b 軸、262c 軸、
271 挿入開口部、363 レバーアーム、363a つまみ部、
363b アーム本体、363c レバー突起部、363d 案内面、
364 レバー支軸、366 レバー回動規制部、369 レバー回動規制突起、
385 排出レバー、386 排出レバー軸、387 基体、387a 基体開口部、
387b 突起、387c 押出レバー開口部、400 カートリッジ強制移動手段、
401 押出レバー、401a 当接部、401b 押出部、402 押出レバーばね、
403 押出レバー軸、411 インク供給針、412 コネクタ部、
413 コネクタばね、414 接触装置、420 誤装填防止手段、422 蓋部材、
423 蓋軸、424 蓋突部、425 制御部、426 開閉センサ、
427 センサ突部、491 (他の実施形態の)係合部材移動規制部、
492 (他の実施形態の)鉤型部、500 従来の着脱装置、
501 カートリッジ保持手段、502 誤挿入防止手段、503 挿入開口部、
505 レバーアーム、508 インクカートリッジ、509 インク供給針、
S1 第1の所定ストローク、S2 第2の所定ストローク、
S3 第3の所定ストローク
Claims (6)
- 第1の所定動作によって液体カートリッジを保持するカートリッジ保持手段と、
レバーアームの回動を、前記カートリッジ保持手段に保持された状態の前記液体カートリッジを装填する第2の所定動作に変換する動力伝達変換機構と、
前記カートリッジ保持手段が前記液体カートリッジを保持していないとき、前記レバーアームの操作による前記カートリッジ保持手段の装填方向への移動を規制する誤装填防止手段と、
を備え、
前記カートリッジ保持手段は、前記液体カートリッジと係合可能な係合部材を有し、
前記誤装填防止手段は、液体カートリッジ着脱装置の基体部に、前記係合部材と当接可能であり前記移動を規制する規制部を有し、
前記レバーアームが、前記液体カートリッジを装填完了したときにとるセット位置から、前記液体カートリッジを装填する前にとるリセット位置側へ回動する際、
前記係合部材を装填方向と交差する方向へ変位させ、前記係合部材と前記液体カートリッジとの係合を解除する係合解除手段を備えている液体カートリッジ着脱装置。 - 第1の所定動作によって液体カートリッジを保持するカートリッジ保持手段と、
レバーアームの回動を、前記カートリッジ保持手段に保持された状態の前記液体カートリッジを装填する第2の所定動作に変換する動力伝達変換機構と、
前記カートリッジ保持手段が前記液体カートリッジを保持していないとき、前記レバーアームの操作による前記カートリッジ保持手段の装填方向への移動を規制する誤装填防止手段と、を備え、
前記カートリッジ保持手段は、前記液体カートリッジと係合可能な係合部材を有し、
前記誤装填防止手段は、液体カートリッジ着脱装置の基体部に、前記係合部材と当
接可能であり前記移動を規制する規制部を有し、
前記レバーアームを、液体カートリッジが装填されるときの前記レバーアームの回動方向へ回動する際、
前記規制部は、前記係合部材の装填方向への移動および装填方向と交差する方向への変位を規制する液体カートリッジ着脱装置。 - 第1の所定動作によって液体カートリッジを保持するカートリッジ保持手段と、
レバーアームの回動を、前記カートリッジ保持手段に保持された状態の前記液体カートリッジを装填する第2の所定動作に変換する動力伝達変換機構と、
前記カートリッジ保持手段が前記液体カートリッジを保持していないとき、前記レバーアームの操作による前記カートリッジ保持手段の装填方向への移動を規制する誤装填防止手段と、を備え、
前記カートリッジ保持手段は、前記液体カートリッジと係合可能な係合部材を有し、
前記誤装填防止手段は、液体カートリッジ着脱装置の基体部に、前記係合部材と当接可能であり前記移動を規制する規制部を有し、
前記規制部は、
前記カートリッジ保持手段が排出方向へ移動する際、前記係合部材と当接せず、
前記カートリッジ保持手段が装填方向へ移動する際のみ、前記係合部材と当接可能な構成である液体カートリッジ着脱装置。 - 第1の所定動作によって液体カートリッジを保持するカートリッジ保持手段と、
レバーアームの回動を、前記カートリッジ保持手段に保持された状態の前記液体カートリッジを装填する第2の所定動作に変換する動力伝達変換機構と、
前記カートリッジ保持手段が前記液体カートリッジを保持していないとき、前記レバーアームの操作による前記カートリッジ保持手段の装填方向への移動を規制する誤装填防止手段と、を備え、
前記カートリッジ保持手段は、前記液体カートリッジと係合可能な係合部材を有し、
前記誤装填防止手段は、液体カートリッジ着脱装置の基体部に、前記係合部材と当接可能であり前記移動を規制する規制部を有し、
前記規制部は、装填方向に面する面に対して傾斜した傾斜部を有し、
前記係合部材の端部が、液体カートリッジに対して接離移動可能に揺動し、
前記規制部が、前記係合部材の装填方向への移動を規制する際、
前記規制部は、前記端部の軌道と交差する構成である液体カートリッジ着脱装置。 - 第1の所定動作によって液体カートリッジを保持するカートリッジ保持手段と、
レバーアームの回動を、前記カートリッジ保持手段に保持された状態の前記液体カートリッジを装填する第2の所定動作に変換する動力伝達変換機構と、
前記カートリッジ保持手段が前記液体カートリッジを保持していないとき、前記レバーアームの操作による前記カートリッジ保持手段の装填方向への移動を規制する誤装填防止手段と、を備え、
前記カートリッジ保持手段は、前記液体カートリッジと係合可能な係合部材を有し、
前記誤装填防止手段は、液体カートリッジ着脱装置の基体部に、前記係合部材と当接可能であり前記移動を規制する規制部を有し、
前記規制部は、装填方向に対する幅方向から視てL字状の鉤型部を有し、
前記係合部材の端部が、液体カートリッジに対して接離移動可能に揺動し、
前記規制部が、前記係合部材の装填方向への移動を規制する際、
前記規制部は、前記端部の軌道と交差する構成である液体カートリッジ着脱装置。 - 被液体噴射媒体を給送する給送部と、
給送された被液体噴射媒体に液体を噴射する液体噴射部と、
液体カートリッジを液体噴射装置本体に対して着脱する液体カートリッジ着脱装置と、
を備えた液体噴射装置であって、
前記液体カートリッジ着脱装置は請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液体カートリッジ着脱装置である液体噴射装置。
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