JP4793560B2 - インクカートリッジの着脱装置、記録装置 - Google Patents
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Description
そこで、本態様によれば、前記動力伝達変換機構は、前記カートリッジ保持手段を前記第2の所定ストローク移動させるカム部を備えているので、確実にインクカートリッジを第2の所定ストロークだけ押し込むことができる。即ち、前記カートリッジ保持手段をカム機構によって押し込むときは、常に高精度な位置決めを実行することができる。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記カム部は、前記カートリッジ保持手段を移動させる偏心カム部と、前記カートリッジ保持手段の位置を保持する同心カム部とから構成されている。従って、部品点数を増やすことなく簡単な構成で、前記終点前から終点までの一定区間のみに、レバーアームの回動に「あそび」を設けることができる。
本発明の第3の態様によれば、第1または第2の態様と同様の作用効果に加え、動力伝達経路の最下流に前記カム部が設けられているので、インクカートリッジの最終的な押し込みは、該カム部によって実行される。従って、伝達経路上流のギアにバックラッシがあっても、前記カム部が、前記カートリッジ保持手段と当接し直に該カートリッジ保持手段を前記第2の所定ストローク押し込むので、該第2の所定ストロークを精度よく一定に保つことができる。即ち、動力伝達経路下流にカム部が設けられた動力伝達変換機構は、動力伝達経路上流のバックラッシを除去することができる。
2つの規制部を移動方向に対して並列に設けると、所謂、「ガタ」が生じるためカートリッジ保持手段の向きが移動方向に対して傾き、姿勢が不安定になる虞がある。
そこで、本発明の第6の態様によれば、第5の態様と同様の作用効果に加え、着脱装置の基体には、前記カートリッジ保持手段の移動方向を規制する規制部が少なくとも2つ設けられ、該少なくとも2つの規制部は、前記移動方向に直列に配設されている。
一方、本態様のように、2つの規制軸およびガイドスリットを、前記移動方向に対して直列に設けると、カートリッジ保持手段の移動方向だけでなく、カートリッジ保持手段の姿勢をも規制することができる。
本発明の第7の態様によれば、記録装置は、上記第1〜第6の態様のいずれかの前記着脱装置を備えているので、記録装置において、上記第1〜第6の態様のいずれかに記載された作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
図1に示すのは、本発明に係る記録装置の概略を示す全体斜視図である。また、図2に示すのは、本発明に係る記録装置の概略を示す全体平面図である。
記録装置100の本体の背面側には、被記録媒体としての用紙が積層されるホッパ101が、上方を支点に揺動可能に設けられている。ホッパ101の最上位に積層された用紙は、給送部144によって、搬送方向下流側である記録部側へ給送される。具体的には、積層された用紙は、給送用モータ104によって駆動する給送ローラ(図示せず)によりピックアップされて、用紙ガイド103に案内されながら搬送方向の下流側の搬送ローラ(図示せず)へと給送される。搬送ローラまで給送された用紙は、搬送用モータ(図示せず)によって駆動する搬送ローラにより、さらに搬送方向の下流側の記録部143へと搬送される。記録部143は、用紙を下方から支持するプラテン105と、プラテン105の上方側に対向するように設けられたキャリッジ107とによって構成される。そのうち、キャリッジ107は、主走査方向へ延びたキャリッジガイド軸(図示せず)に案内されながらキャリッジモータ102によって駆動する。さらに、キャリッジ107の底面部には、用紙へ向かってインクを吐出する記録ヘッド106が設けられている。記録部143で記録された用紙は、さらに下流側へと搬送され排紙ローラ(図示せず)によって記録装置100の正面側から排出される。
図3に示す如く、インクカートリッジの着脱装置201には、インクカートリッジ211を挿入する挿入開口部271が設けられている。この挿入開口部271は、図1および図2に示す記録装置100の背面側に設けられている。インクカートリッジの着脱装置201は、ユーザが操作するレバーアーム363と、レバーアーム363の動力をインクカートリッジ211の装填に必要な第2の所定ストロークS2(図11参照)の動きに変換する動力伝達変換機構230と、挿入開口部271に第1の所定ストロークS1(図8参照)挿入されたインクカートリッジ211を保持するカートリッジ保持手段210と、排出時にインクカートリッジ211がカートリッジ保持手段210に保持された状態を解除するカートリッジロック解除手段220とを備えている。以下、これらの構造および動作について順に説明する。
また、フレーム部材190と、その上方に配置される他の構造体との締結を、側面から外すことができ、フレーム部材190およびフレーム部材の下方に配置される着脱装置201を単独で外せるように設けられている。即ち、記録装置全体から着脱装置201のみを容易に取り外すことができる。
図4〜図7に示す如く、インクカートリッジ211の着脱装置201は、動力伝達変換機構230と、カートリッジ保持手段210と、カートリッジロック解除手段220とを備えている。
ここで、スライダ部240の移動方向は、スライダ部240に移動方向に沿って設けられた2つのガイドスリット241a、241bに、軸262a、262bが挿通されることによって規制されている。
尚、本願において、「第1の係合手段の係合」とは、スライダ係合部245とラッチプレート係合部254とが面接触している状態をいう。
尚、本願において、「第2の係合手段の係合」とは、スライダ突部242が、ラッチプレートスリット255の装填方向側の面を押圧して面接触している状態をいう。
このうち、キャンセルアーム260a、260bは、軸262a、262cを支点にキャンセルアームばね261の付勢力に抗して回動可能に設けられている。
尚、本実施形態において、スライダ部240およびラッチプレート250は、金属板で形成されているため、ラッチプレート250の位置を精度良く、所謂、リジッドに位置決めすることができる。また、高温の条件下で放置された場合であっても、変形する虞がない。
続いて動作について、インクカートリッジ211の挿入、装填、排出のそれぞれの状態に分けて説明する。
先ず、図4に示すインクカートリッジ211が着脱装置201の外部にある状態から、インクカートリッジ211を挿入開口部271に挿入する。このとき、レバーアーム363のアーム本体363bの先端側に形成されたつまみ部363aのレバー突起部363cには案内面363dが設けられており、案内面363dは、ユーザがインクカートリッジ211を挿入開口部271へ挿入する際、インクカートリッジ211を挿入開口部271へ案内するように設けられている。具体的には、挿入開口部271から対向する方向へ延びる進入路Aからはみ出たインクカートリッジ211を、挿入開口部271へ近づくにしたがって徐々に進入路Aへ押し戻すように案内面363dは、インクカートリッジ211の装填方向に対して傾斜して設けられている。
ここで、「装填方向」とは、インクカートリッジ211が挿入開口部271を進入して奥にあるインク供給針411に向かう方向をいう。具体的には、図5において矢印が示す図面下側から上側へ向かう方向である。
ここで、「排出方向」とは、装填方向と逆向きの方向をいう。
図5〜図7に示す状態から、排出レバー385の付勢力に抗してインクカートリッジ211をさらに押し込んで第1の所定ストロークS1分挿入すると、図8〜図10に示すインクカートリッジ211の挿入完了状態となる。
図11に示すのは、インクカートリッジの装填途中の着脱装置を示す平面図であり、図12に示すのは図11の要部側断面図である。
図11に示す如く、図8に示す「リセット位置」からレバーアーム363を、レバー支軸364を支点に反時計方向へ回動させると、前述したように第1ギア231が第2ギア232へ動力を伝達し、第2ギア232と一体に設けられた第3ギア233が第4ギア234へ動力を伝達する。第4ギア234と一体に設けられたカム部235が、第1スライダ開口部246の第1の面246aと当接・押圧してスライダ部240を装填方向へ移動させる。このとき、スライダ部240にはガイドスリット241a、241bが装填方向に沿って直列に2箇所設けられている。そして、基体387に設けられた軸262a、262bがガイドスリット241a、241bに挿通されることによって、スライダ部240の移動方向が規制されている。
そして、レバーアーム363を反時計方向へ回動させて「セット位置」まで操作するとインクカートリッジ211の装填完了状態となる。
図13〜図16に示す如く、図11および図12の状態からレバーアーム363をさらに回動させて「セット位置」まで操作すると、インクカートリッジ211は、インクカートリッジ211の挿入完了状態(図8〜図10参照)から第2の所定ストロークS2装填方向へ移動してインク供給針411が完全にインクカートリッジ211に突き刺さった状態、即ち、インクカートリッジ211の装填完了状態となる。
尚、コネクタ部412が、インク残量情報端子212と電気的に接続する際、および接続を解除する際、コネクタ部412とインクカートリッジ211との間に摩擦が生じる。
図17に示すのは、インクカートリッジ排出途中の着脱装置を示す平面図であり、図18に示すのは図17の要部側断面図である。
インクカートリッジ211を排出する際は、レバーアーム363を図13に示す「セット位置」から図5および図8に示す「リセット位置」まで時計方向へ回動する。この際、着脱装置201の動作が複雑であるので、段階ごとに分けて以下説明する。
図17および図18に示す如く、レバーアーム363を「セット位置」から「リセット位置」側へ僅かに回動すると、レバーアーム363の回動の動力が前述したようにカム部235へ伝達される。カム部235は、スライダ部240に設けられた第1スライダ開口部246の第2の面246bと当接・押圧して、スライダ部240を排出方向へ僅かに移動させる。このとき、インクカートリッジ211は、インク供給針411が突き刺さっているので、スライダ部240の装填方向先端側に設けられたど当て部243と当接するまで、移動しない(図18参照)。そして、スライド部の排出方向への僅かな移動に伴って、ラッチプレート250も排出方向へ僅かに移動する。このとき、ラッチプレート250の爪部251、251と、インクカートリッジ211の凹部211a、211aとの係合が緩み、爪部251、251と凹部211a、211aとの間に隙間、所謂、クリアランスが生ずる。従って、爪部251、251は、インクカートリッジ211から何ら力を受けない状態となる。すると、ラッチプレートばね256がラッチプレート250に作用することによって、装填の際に当接したラッチプレートスリット255の装填方向先端側とスライダ突部242とが離間すると共に、ラッチプレート250は、第1の係合手段でスライダ部240と係合する。
尚、排出レバー385の付勢力はインクカートリッジ211とインク供給針411との摩擦力より小さいため、インクカートリッジ211は移動しない。
図19に示す如く、図17および図18の状態からレバーアーム363をさらに「リセット位置」側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向である図面左側へ徐々に移動する。このとき、スライダ部240に設けられたど当て部243が、インクカートリッジ211の先端部と当接・押圧している。従って、インクカートリッジ211とインク供給針411との摩擦力に抗して、ど当て部243が、インクカートリッジ211を排出方向である図面左側へ徐々に移動させる。このとき、ど当て部243は、2つの爪部251、251と対向する位置に設けられている。そして、装填の際に爪部がインクカートリッジ211の姿勢を安定させながら押し込んだことと同様に、排出の際、2つのど当て部243、243は、インクカートリッジ211の姿勢を安定させながら排出方向へインクカートリッジ211を移動させることができる。
図20および図21に示す如く、図19に示す状態からレバーアーム363をさらに「リセット位置」側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向へ徐々に移動する。このとき、ラッチプレート250の傾斜部253、253は、キャンセルアーム260a、260bの先端当接部260c、260cに完全に乗り上げる。従って、ラッチプレート250は上方へ揺動の最高点に達し、爪部251、251は、凹部211a、211aから完全に抜け切れて係合が解除された状態となる。
ここで、ラッチプレート250の上方への揺動は、爪部251、251と凹部211a、211aとの間の隙間を必要とするので、ど当て部243、243がインクカートリッジ211を排出方向へ移動させている間に行われるように構成されている。
そして、インクカートリッジ211とインク供給針411との摩擦抵抗が無くなった後は、スライダ部240の設けられた押出レバー401が作用して、インクカートリッジ211をカートリッジ保持手段210であるスライダ部240に対して排出方向へ強制的に移動させる。押出レバー401は、前述したインクカートリッジ211とコネクタ部412との比較的小さい摩擦抵抗に抗して、インクカートリッジ211を移動させるように設けられている。
ここで、押出レバー401は、一端にインクカートリッジ211と当接して押し出す押出部401b(図22参照)と、他端に着脱装置201の基体387に設けられた突起(図示せず)と当接・係合する当接部401a(図22参照)とを備え、スライダ部240を支点に回動するように設けられている。そして、回動した押出レバー401は、突起(図示せず)と当接部401aとの係合が解除されると、押出レバーばね402によってもとの位置(図17に示す位置)に戻るように構成されている。具体的な動作については、スライダ部240が排出方向へ移動すると、スライダ部240と共に移動する押出レバー401の当接部401aが基体387の突起(図示せず)と係合することにより、当接部401aがてこの原理の力点となり、押出レバー401が回動する。そして、押出部401bがてこの原理の作用点となり、インクカートリッジ211を強制的にスライダ部240に対して第3の所定ストロークS3(図22、図23参照)排出方向へ移動させる。
ここで、「第3の所定ストロークS3」とは、インクカートリッジ211のスライダ部240に対する移動距離であって、爪部251、251と凹部211a、211aとが係合する位置から係合しない位置まで移動距離をいう。
また、本実施形態では、押出レバー401は、インクカートリッジ211とコネクタ部412との比較的小さい摩擦抵抗に抗して作用するように構成されているが、インクカートリッジ211とインク供給針411との比較的大きい摩擦抵抗に抗して作用するように構成してもよいのは勿論である。
図22および図23に示す如く、図20および図21に示す状態からレバーアーム363をさらに「リセット位置」側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向へ徐々に移動する。そして、押出レバー401がインクカートリッジ211とコネクタ部412との比較的小さい摩擦抵抗に抗してインクカートリッジ211をスライダ部240に対して移動させた後は、インクカートリッジ211と着脱装置201との間に摩擦抵抗が殆どない状態となる。従って、排出レバー385の付勢力が、まさにインクカートリッジ211を排出方向へ押し出そうとする。
そして、レバーアーム363を完全に「リセット位置」(図4〜図6、図8および図9参照)まで回動しレバー突起部363cを進入路Aの外側へ移動させると、インクカートリッジ211を挿入開口部271から取り出すことができる。
図25に示す如く、カム部235は、カム軸235cを支点に回動するように設けられており、カム軸235cに対して偏心した偏心カム部235aと、カム軸235cと同心の同心カム部235bとを備えている。前述したようにレバーアーム363を「リセット位置」から「セット位置」側へ回動すると、カム部235が図25(A)に示す如く反時計方向へ回動する。このとき、偏心カム部235aが第1スライダ開口部246の第1の面246aを押圧するので、スライダ部240は、ガイドスリット241a、241bと軸262a、262bとに案内されながら矢印の装填方向へ移動する。
そして、レバーアーム363が「セット位置」の直前の位置のとき、同心カム部235bが第1の面246aと当接する。さらにレバーアーム363を回動して「セット位置」まで回動すると、図25(B)に示す状態となる。即ち、レバーアーム363が「セット位置」の直前の位置のときに、既にスライダ部240は装填に必要な第2の所定ストロークS2移動し終わった状態となる。その後、レバーアーム363を「セット位置」の直前の位置から「セット位置」まで回動しても、同心カム部235bが第1の面246aと当接しているので、スライダ部240は移動することはない。即ち、さらにレバーアーム363が回動したとしても、スライダ部240の移動距離は、所謂、オーバーストロークにならない。
即ち、レバーアーム363の回動の前記終点前から終点までの間のみに所謂、「あそび」が設けられている。
また、本実施形態の動力伝達変換機構230は、レバーアーム363の動力を伝達する複数のギアとして第1ギア231〜第4ギア234を備え、第1ギア231〜第4ギア234の動力伝達経路下流にカム部235が設けられている。
さらに、本実施形態では、カートリッジ保持手段210の移動方向に対する幅方向において、カム部235、第1の面246aおよび第2の面246bは、カートリッジ保持手段210の中央に設けられている。
また、本実施形態の着脱装置201の基体387には、カートリッジ保持手段210の移動方向を規制する規制部としてのガイドスリット241a、241bおよび軸262a、262bが少なくとも2つ設けられ、少なくとも2つの規制部としてのガイドスリット241a、241bおよび軸262a、262bは、前記移動方向に直列に配設されている。
また、本実施形態では、爪部を2つ設けたが、幅方向に延設された爪部を1つ設けてもよいし、幅方向に3つ以上設けてもよいのは勿論である。
またさらに、本実施形態では、ラッチプレートの揺動支点を、装填方向において爪部より上流側に設けたが、下流側であってもよいのは勿論である。
本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
104 給送用モータ、105 プラテン、106 記録ヘッド、107 キャリッジ、
110 インク供給チューブ、143 記録部、144 給送部、190 フレーム部材、
200 インク吸引装置、201 着脱装置、210 カートリッジ保持手段、
211 インクカートリッジ、211a 凹部、212 インク残量情報端子、
213 キャップ部、220 カートリッジロック解除手段、230 動力伝達変換機構、
231 第1ギア、232 第2ギア、233 第3ギア、234 第4ギア、
235 カム部、235a 偏心カム部、235b 同心カム部、235c カム軸、
240 スライダ部、241a ガイドスリット、241b ガイドスリット、
241c スリット、242 スライダ突部、243 ど当て部、
245 スライダ係合部、246 第1スライダ開口部、246a 第1の面、
246b 第2の面、247 第2スライダ開口部、250 ラッチプレート、
251 爪部、252 肩部、253 傾斜部、254 ラッチプレート係合部、
255 ラッチプレートスリット、256 ラッチプレートばね、
260a キャンセルアーム、260b キャンセルアーム、260c 先端当接部、
261 キャンセルアームばね、262a 軸、262b 軸、262c 軸、
271 挿入開口部、363 レバーアーム、363a つまみ部、
363b アーム本体、363c レバー突起部、363d 案内面、
364 レバー支軸、366 レバー回動規制部、369 レバー回動規制突起、
385 排出レバー、386 排出レバー軸、387 基体、387a 基体開口部、
401 押出レバー、401a 当接部、401b 押出部、402 押出レバーばね、
411 インク供給針、412 コネクタ部、413 コネクタばね、
S1 第1の所定ストローク、S2 第2の所定ストローク、
S3 第3の所定ストローク
Claims (6)
- インクカートリッジをスライドさせて記録装置本体に装填するインクカートリッジの着脱装置であって、
前記記録装置本体におけるインクカートリッジが挿入される部位に位置し、該部位に挿入された状態のインクカートリッジを保持可能に構成され、前記保持によって装填方向にインクカートリッジと一体となってスライド可能なカートリッジ保持手段と、
回動可能なレバーアームと、
前記レバーアームの一の方向への回動を前記カートリッジ保持手段の前記装填方向へのスライドに変換し、前記レバーアームの前記一の方向と逆方向への回動を前記カートリッジ保持手段の前記装填方向と反対方向へのスライドに変換する動力伝達変換機構と、を備え、
前記動力伝達変換機構は、前記カートリッジ保持手段と当接するカム部を備えており、
該カム部は、前記レバーアームの一の方向への回動により、第1の方向へ回動して前記カートリッジ保持手段を前記装填方向へ所定ストローク移動させ、
前記レバーアームの前記逆方向への回動により、前記第1の方向と反対である第2の方向へ回動して前記カートリッジ保持手段を前記反対方向へ所定ストローク移動させる構成であり、
該カム部は、
偏心カム部と、
同心カム部と、を有しており、
前記インクカートリッジの装填は、前記レバーアームの前記一の方向への回動により、前記カートリッジ保持手段に保持されているインクカートリッジを、前記カム部が前記カートリッジ保持手段を介して前記装填方向へ前記所定ストロークスライドさせて所定位置まで移動させることにより完了する構成であり、
前記レバーアームを前記一の方向へ回動させてインクカートリッジを保持した前記カートリッジ保持手段を前記装填方向へ前記所定ストローク移動させる際、
前記レバーアームを前記一の方向における回動の終点前まで回動させることにより前記第1の方向へ回動する前記カム部の前記偏心カム部が、前記カートリッジ保持手段と当接して前記カートリッジ保持手段を前記装填方向へ前記所定ストローク押し込むようにして移動させ、前記第1の方向へ回動する前記カム部における前記カートリッジ保持手段との当接箇所が、前記偏心カム部から前記同心カム部へと移り、
前記終点前から終点まで一定の回動において、前記第1の方向へ回動する前記カム部の前記同心カム部が前記カートリッジ保持手段と当接することにより、前記カートリッジ保持手段の位置が変化しない構成であるインクカートリッジの着脱装置。 - 請求項1に記載のインクカートリッジの着脱装置において、前記動力伝達変換機構は、前記レバーアームの動力を伝達する複数のギアを備え、該ギアの動力伝達経路下流に前記カム部が設けられていることを特徴とするインクカートリッジの着脱装置。
- 請求項1または2に記載のインクカートリッジの着脱装置において、前記カートリッジ保持手段には、
第1の面と、第2の面とが設けられ、
前記レバーアームが前記一の方向へ回動するとき、前記カム部の前記偏心カム部は、前記第1の面と当接・押圧して前記カートリッジ保持手段を前記装填方向へ移動させ、
前記レバーアームが前記逆方向へ回動するとき、前記カム部の前記偏心カム部は、前記第2の面と当接・押圧して前記カートリッジ保持手段を前記反対方向へ移動させるように構成されていることを特徴とするインクカートリッジの着脱装置。 - 請求項3に記載のインクカートリッジの着脱装置において、前記カム部が1つのみ設けられているインクカートリッジの着脱装置であって、
前記カートリッジ保持手段の移動方向に対する幅方向において、前記カム部、前記第1の面および前記第2の面は、前記カートリッジ保持手段の中央に設けられていることを特徴とするインクカートリッジの着脱装置。 - 請求項4に記載のインクカートリッジの着脱装置において、着脱装置の基体には、前記カートリッジ保持手段の移動方向を規制する規制部が少なくとも2つ設けられ、
該少なくとも2つの規制部は、前記移動方向に直列に配設されていることを特徴とするインクカートリッジの着脱装置。 - インクカートリッジをスライドさせて記録装置本体に装填するインクカートリッジの着脱装置を備える記録装置であって、前記インクカートリッジの着脱装置は請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクカートリッジの着脱装置であることを特徴とする記録装置。
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