JP5181573B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
嵌合検知部材が初期位置にある状態では、撓み片が、ロックアームに対し、嵌合検知部材の検知位置へのスライドを規制するように突き当たるとともにロックアームと一体的に変位し得るように係止される。両ハウジングの嵌合過程では、ロックアームが、ロック突起との干渉により両ハウジングの嵌合方向と交差する方向へ弾性撓みする。そして、両ハウジングが正規嵌合されると、ロックアームが、ロック突起を通過して弾性復帰し、ロック突起に対して両ハウジングを離脱規制するように係止するとともに、撓み片が、ロック突起との干渉によりロックアームから外れることで、嵌合検知部材の検知位置へのスライドが許容されるようになっている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、両ハウジングが未嵌合の状態で、嵌合検知部材が初期位置から検知位置へ移動するのを防止することを目的とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記嵌合検知部材は、前記撓み片を挟むように位置する一対の側壁を有しており、前記規制部は、前記一対の側壁の縁部に対して略直角に連なり、且つ前記一対の側壁を連結する形態で形成されているところに特徴を有する。
両ハウジングが未嵌合の状態において、嵌合検知部材に対して検知位置側へ移動させる外力が付与されることによって撓み片が湾曲変形すると、撓み片がロックアームから外れるより前に、撓み片が規制部に当接し、それ以上の撓み片の湾曲変形が規制される。これにより、撓み片が湾曲変形することに起因してロックアームから外れることが防止され、ひいては、両ハウジングが未嵌合の状態で、嵌合検知部材が初期位置から検知位置へ移動することが防止される。
規制部を、撓み片の形成母体である嵌合検知部材に形成したので、撓み片と規制部との位置関係が狂う虞はない。
<請求項3の発明>
規制部は、一対の側壁の縁部に対して略直角に連なり、且つこの一対の側壁を連結する形態なので、規制部が一枚板状に単独で延出する形態である場合に比べると、規制部の撓み強度が高い。これにより、撓み片の湾曲変形を確実に規制することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図11を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、雄端子金具11が取り付けられた第1ハウジング10と、雌端子金具21が取り付けられた第2ハウジング20とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後方向は、両ハウジング10,20の嵌合方向と平行な方向であって、後述する嵌合検知部材33が初期位置から検知位置へスライドする方向と平行な方向と同じ方向である。
第1ハウジング10は、合成樹脂製であり、前方(第2ハウジング20に対する嵌合方向と同じ方向)へ突出する角筒状のフード部12を有する。フード部12の上面壁には、その上面(外面)に突出するロック突起13が形成されている。
両ハウジング10,20を嵌合する過程では、フード部12を、端子保持部22に外嵌させるとともに筒状嵌合部23内に進入させると、図3に示すように、ロック部26がロック突起13に乗り上がり、これに伴い、ロックアーム24が弾性変位してロック解除姿勢となる。このとき、ロックアーム24と一体となって嵌合検知部材33も前端側を上方へ変位させるように姿勢を傾けるが、係止部41はロック部26に係止した状態に保たれるため、嵌合検知部材33は検知位置側へ移動することはできない。
また、規制部38は、一対の側壁34の上縁部に対して略直角に連なり、且つこの一対の側壁34を連結する形態なので、規制部が一枚板状に単独で延出する形態である場合に比べると、規制部38の撓み強度が高い。これにより、撓み片37の湾曲変形を確実に規制することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では規制部を嵌合検知部材に形成したが、本発明によれば、規制部を第2ハウジングに形成してもよい。
(2)上記実施形態では規制部を一対の壁部を連結して補強した形態としたが、本発明によれば、規制部が一枚板状をなして片持ち状に延出する形態であってもよい。
(3)上記実施形態では規制部を板状としたが、本発明によれば、規制部は厚さ寸法(撓み片の撓み方向と同じ方向の寸法)の大きいブロック状であってもよい。
(4)上記実施形態では当接部を弧状としたが、本発明によれば、当接部はテーパ状であってもよく、エッジ状に角張っていてもよい。
(5)上記実施形態では嵌合検知部材がロックアームに対してスライド可能に取り付けられていて、ロックアームと一体となって嵌合検知部材の全体が傾動変位するようになっているが、本発明は、嵌合検知部材が、ロックアームに取り付けられているのではなく、第2ハウジングにおけるロックアームとは別の部分にスライド可能に支持されたコネクタにも適用できる。
13…ロック突起
20…第2ハウジング
24…ロックアーム
33…嵌合検知部材
34…側壁
38…規制部
41…係止部
45…当接部
Claims (3)
- ロック突起を有する第1ハウジングと、
前記第1ハウジングと嵌合可能であって、ロックアームを有する第2ハウジングと、
前記第2ハウジングに設けられ、初期位置と検知位置との間で前記両ハウジングの嵌合方向と略平行な方向にスライド可能な嵌合検知部材と、
前記嵌合検知部材に前記検知位置方向へ片持ち状に延出する形態で設けられ、延出端部に係止部が形成された撓み片とを備え、
前記嵌合検知部材が前記初期位置にある状態では、前記撓み片が、前記ロックアームに対し、前記嵌合検知部材の前記検知位置へのスライドを規制するように前記係止部を突き当てて、前記ロックアームと一体的に変位し得るように係止され、
前記両ハウジングの嵌合過程では、前記ロックアームが、前記ロック突起との干渉により前記両ハウジングの嵌合方向と交差する方向へ弾性撓みし、
前記両ハウジングが正規嵌合されると、前記ロックアームが、前記ロック突起を通過して弾性復帰し、前記ロック突起に対して前記両ハウジングを離脱規制するように係止するとともに、前記撓み片が、前記ロック突起との干渉により前記ロックアームから外れることで、前記嵌合検知部材の前記検知位置へのスライドが許容されるようになっており、
前記嵌合検知部材が前記初期位置にある状態において、前記係止部が前記ロックアームに係止した状態のままで、前記撓み片が前記ロック突起とは反対側へ過度に湾曲変形するのを規制する規制部が設けられたコネクタであって、
前記規制部は、板状をなしており、
前記規制部の形成範囲は、前記撓み片の基端部から前記係止部に至る湾曲可能領域のうち少なくとも前記撓み片の長さ方向中央部と対応する領域を含み、且つ前記撓み片のうち延出端部を除いた大部分を覆う領域であり、
前記規制部が、前記撓み片の全長のうち前記係止部とは非対応の領域の範囲内に形成されることで、前記係止部が前記規制部の延出端よりも突出しており、
前記両ハウジングが正規嵌合して前記嵌合検知部材が前記初期位置にあり、前記撓み片が姿勢を傾けて前記規制部に接近するように変位した状態では、前記係止部と前記規制部との干渉が回避され、
前記規制部における前記撓み片の延出端側の端縁には、弧状又はテーパ状をなす当接部が形成され、
前記撓み片が姿勢を傾けて前記規制部に接近するように変位した状態では、前記撓み片が前記当接部に当接するようになっていることを特徴とするコネクタ。 - 前記規制部が、前記嵌合検知部材に一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記嵌合検知部材は、前記撓み片を挟むように位置する一対の側壁を有しており、
前記規制部は、前記一対の側壁の縁部に対して略直角に連なり、且つ前記一対の側壁を連結する形態で形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
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