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JP5176312B2 - 組電池およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池を積層して直列および/または並列に接続した組電池、およびその製造方法に関する。
シート状の外装部材内に発電要素を封止し、発電要素に接続された板状の電極タブ(電極端子)を外装部材の外部に導出した扁平型電池を複数積層して形成された電池モジュールが知られている。このような電池モジュールにおいては、積層された複数の扁平型電池の各電極タブにクリップ状の接続端子(接続クリップ)を接続し、各扁平型電池の電圧を検出することによって各扁平型電池の出力電力や容量を制御する制御装置(外部装置)が設けられている(特許文献1参照)。なお、電池モジュールは電気的に接続された複数枚の扁平型電池を含むので、組電池の一種である。
電池モジュールを構成する扁平型電池の電極タブは通常0.5mm程度の薄板であるので剛性が低く、これにクリップ状の電圧検出用コネクタをそのまま接続するのは困難である。そこで、特許文献1では、電極タブにこれよりも剛性の高い導電性の電圧検出用端子部材を接続し、この電圧検出用端子部材に電圧検出用コネクタを差し込むことによって、電圧検出用端子部材を介して電極タブと接続クリップとを電気的に接続する構造を採用している。
特開2005−116440号公報
ところで、特許文献1では、電圧検出用端子部材を介して電極タブと電圧検出用コネクタとを電気的に接続する構造であるので、部品点数が増大し、電極タブと電圧検出用端子部材との接続作業が必要となるため、電池モジュールの組立作業工程における工数も増大して、製造コストを増大させる要因となっていた。
本発明は、上記の事情に鑑みて創案されたものであり、部品点数を削減し、組電池の組立作業工程を簡略化して作業工数を低減することができ、製造コストを低下させることができる組電池およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る組電池は、複数の薄型電池を薄型電池の厚み方向に積層し、積層方向に相隣接する板状の電極タブ同士を接続して、前記複数の薄型電池を電気的に直列および/または並列に接続してなる組電池であって、積層方向に重なり合って相隣接する複数の電極タブの少なくとも1つの電極タブに、電圧検出用コネクタの差し込み方向に対して直交する方向に、電圧検出用コネクタを差し込んで嵌合するための凸状の嵌合部を複数成形し、前記嵌合部は前記積層方向に膨出させた形状を有し、これら嵌合部間に前記電圧検出用コネクタが差し込み接続されることを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明に係る組電池の製造方法は、複数の薄型電池を薄型電池の厚み方向に積層し、積層方向に相隣接する板状の電極タブ同士を接続して、前記複数の薄型電池を電気的に直列および/または並列に接続してなる組電池の製造方法であって、複数の薄型電池を薄型電池の厚み方向に積層し、積層方向に重なり合って相隣接する電池同士を位置決めする工程と、前記積層方向に相隣接する電極タブの少なくとも一方を前記積層方向に膨出させるように成形加工して、同一の電極タブに電圧検出用コネクタの差し込み方向に対して直交する方向に、電圧検出用コネクタを差し込んで嵌合するための凸状の嵌合部を複数成形する工程と、を有することを特徴とする。
本発明に係る組電池によれば、重なり合って相隣接する電極タブに凸状または凹状の嵌合部が成形されることにより、電極タブ同士を機械的に接合すると共に、電極タブに剛性をもたせることができる。この剛性を有する嵌合部に電圧検出用コネクタを直接接続するので、部品点数を削減し、組電池の組立作業工程を簡略化して作業工数を低減することができ、製造コストを低下させることができる。
本発明に係る組電池の製造方法によれば、重なり合って相隣接する電極タブに凸状または凹状の嵌合部を成形することにより、電極タブ同士を機械的に接合すると共に、電極タブに剛性をもたせることができる。この剛性を有する嵌合部に電圧検出用コネクタを直接接続するので、部品点数を削減し、組電池の組立作業工程を簡略化して作業工数を低減することができ、製造コストを低下させることができる。
以下、本発明に係る組電池およびその製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る組電池について説明する。図1は本発明に係る組電池の一実施形態を示す斜視図である。図2は電圧検出コネクタが接続された際の組電池の図1のII−II線に沿う断面図である。図3は本実施形態に係る組電池の第1例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)は上方斜視図、(B)および(C)は下方斜視図である。図4は本実施形態に係る組電池の第2例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)は上方斜視図、(B)および(C)は下方斜視図である。図5は本実施形態に係る組電池の第3例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)および(B)は上方斜視図である。図6は本実施形態に係る組電池の第4例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)は上方斜視図、(B)および(C)は下方斜視図である。図7は本実施形態に係る組電池の第5例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)は上方斜視図、(B)および(C)は下方斜視図である。
図1および図2を参照して、本実施の形態の組電池1は一般に電池モジュールと呼ばれ、車載用組電池を組み立てる単位ユニットをなし、扁平型電池(以下、「単電池」という。)10を複数枚多段(図示例では8枚)に積層したものを含むセルユニット(積層体)20がケース28内に収納されている。組電池1は、上下の単電池10の正極タブ14および負極タブ15に直列に接続する凹凸状の嵌合部21を備え、ケース28の外部に導出される入出力端子23,24を通じて充放電すべく、積層体20内の単電池10同士を直列に接続すると共に、積層体20を入出力端子23,24に接続している。凹凸状の嵌合部21は単電池10の電圧検出端子部であり、外部から電圧検出コネクタ26を接続することにより、単電池10の電圧を検出することができる。積層体20内において上下の嵌合部21は、短絡を防止するために樹脂などの電気を通さない絶縁プレート25で隔てられている。積層体20を収容するモジュールケース28は、樹脂もしくは金属素材により形成され、積層体20との隙間には積層体20の放熱を目的としたヒートシンク29を配置することも可能である。
図3から図7を参照して、単電池10は、例えば、扁平なリチウムイオン二次電池であり、正極板、負極板およびセパレータを順に積層した積層型の発電要素(図示せず)がラミネートフィルムなどの外装材12によって封止されている。電池10は、発電要素に一端が電気的に接続されるとともに板状をなす電極端子としての電極タブ(正極タブ14および負極タブ15)が外装材12から外部に導出されている。電極タブ14,15は電池10の長手方向の両側に延びており、たとえば、正極タブ14はアルミニウム(Al)により形成され、負極タブ15は銅(Cu)により形成されている。積層型の発電要素を備える電池10にあっては、電極板間の距離を均一に保って電池性能の維持を図るために、発電要素に圧力を掛けて押さえる必要がある。このため、各電池10は、発電要素が押さえ付けられるようにケース28に収納される。
図3に示す本実施形態に係る組電池1の第1例では、説明の便宜上から、積層体20内の上下2枚の単電池10を直列に接合した状態を示しており、以下の第2例から第5例において同様である。第1例では、上下の単電池10同士を直列接続している嵌合部21は円柱状の凸状嵌合部21aであり、電池10の長手方向一方の電極タブ14,15の略中央に位置する。円柱状の凸状嵌合部21aは電圧検出端子部として機能し、この凸状嵌合部21aに、その外周面を挟持するように外部からU字状の電圧検出コネクタ26aを接続することにより、単電池10の電圧検出が可能となる(図3(C)参照)。電圧検出コネクタ26aは、たとえば、導電性の良好な銅(Cu)などにより形成されており、以下の第2例から第5例において同様である。
図4に示す本実施形態に係る組電池1の第2例では、上下の単電池10同士を直列接続している嵌合部21は四角柱等の矩形柱状の凸状嵌合部21aであり、電池10の長手方向一方の電極タブ14,15の略中央に位置する。矩形柱状の凸状嵌合部21aは電圧検出端子部として機能し、この凸状嵌合部21aに、その外側面を挟持するように外部から略U字状の電圧検出コネクタ26bを接続することにより、単電池10の電圧検出が可能となる(図4(C)参照)。
図5に示す本実施形態に係る組電池1の第3例では、上下の単電池10同士を直列接続している嵌合部21は矩形状の凹状嵌合部21bであり、電池10の長手方向一方の電極タブ14,15の略中央に位置し、端面が開口している。矩形状の凹状嵌合部21bは電圧検出端子部として機能し、この凹状嵌合部21b内に外部から先端側が短冊状の電圧検出コネクタ26cを挿入接続することにより、単電池10の電圧検出が可能となる(図5(B)参照)。
図6に示す本実施形態に係る組電池1の第4例では、上下の単電池10同士を直列接続している嵌合部21は四角柱等の矩形柱状の一対の凸状嵌合部21aであり、電池10の長手方向一方の電極タブ14,15の略中央の2箇所に間隔を隔てて位置する。矩形柱状の凸状嵌合部21aは電圧検出端子部として機能し、この凸状嵌合部21a同士の間に外部から先端側が短冊状の電圧検出コネクタ26dを差し込み接続することにより、単電池10の電圧検出が可能となる(図6(C)参照)。
図7に示す本実施形態に係る組電池1の第5例では、上下の単電池10同士を直列接続している嵌合部21は円柱状の一対の凸状嵌合部21aであり、電池10の長手方向一方の電極タブ14,15の略中央の2箇所に間隔を隔てて位置する。円柱状の凸状嵌合部21aは電圧検出端子部として機能し、この凸状嵌合部21a同士の間に外部から先端側が短冊状の電圧検出コネクタ26fを差し込み接続することにより、単電池10の電圧検出が可能となる(図7(C)参照)。
次に、本実施形態に係る組電池の製造方法について説明する。図8は本実施形態に係る組電池を構成する単電池を示し、(A)は上面図、(B)は側面図である。図9は単電池の内部構成を示す模式図である。図10は本実施形態の組電池の組立工程を示す斜視図である。図11は本実施形態の組電池の接合工程を示し、(A)は接合前の状態の説明図、(B)は接合状態の説明図である。図12は単電池の積層状態を示す縦断面図である。図13は本実施形態の組電池の一側面を示す模式図である。図14は本実施形態の組電池の組立工程におけるスポット溶接工程を示す説明図である。図15は本実施形態の組電池の組立工程における超音波溶接工程を示す説明図である。図16は本実施形態の組電池の組立工程におけるレーザ溶接工程を示す説明図である。図17は凸状嵌合部の他の構造を示す説明図である。
〔単電池の製造工程〕
図8および図9を参照して、単電池10は、発電要素としての扁平形状の積層電極11を、外装材12としての一対のラミネートフィルム12a,12bの中央部に配置し、これらラミネートフィルム12a,12bによって積層電極11の両面を挟むように覆い、ラミネートフィルム12a,12bの周縁部を熱溶着接合することにより、ラミネートフィルム12a,12b間に積層電極11とともに電解質層を密閉したものである。
積層電極11は、複数枚の正極板11aおよび負極板11bをそれぞれセパレータ11cを介在させつつ順次積層したものである。各正極板11aは、正極リード13aを介して正極タブ14に接続されるとともに、各負極板11bは、負極リード13bを介して負極タブ15に接続され、これら正極タブ14および負極タブ15がラミネートフィルム12a,12bの接合部分12cから外部に引き出され、単電池10の長手方向の両側に延びている。なお、単電池10の本体の四隅には、後述する組電池1の組立工程における位置決め用の貫通孔16が形成されている。
電極タブ14,15は、たとえば、正極タブ14がアルミニウム(Al)により形成され、負極タブ15が銅(Cu)により形成されている。
〔組電池の組立工程〕
このように構成された単電池10は、以下のように組み立てられる。
図10を参照して、まず、単電池10の本体の四隅に位置する貫通孔16に位置決め用のロケートピン30を通し、一方の単電池10の正極タブ14と隣接する単電池10の負極タブ15が重なるように2つの単電池10を積層する。
次に、図11(A)を参照して、積層した一方の単電池10の正極タブ14に相隣接する単電池10の負極タブ15の上方に加圧ロッド40を凸型先端部40aが下向きになるように配置し、下方に受けロッド41を凹部41aが上向きになるように配置する。そして、図11(B)を参照して、ロッド40,41で2枚重ねの電極タブ14,15を挟み込むことによって、重なり合った正極タブ14と負極タブ15とが同時にかしめ加工されて凸状または凹状の嵌合部21が成形される。なお、重なり合った正極タブ14と負極タブ15とを同時に成形することができれば、プレス加工等のかしめ加工以外の他の成形加工方法を採用してもよい。この工程により、積層した2つの単電池10は、一方の単電池10の正極タブ14と相隣接する単電池10の負極タブ15を介して機械的に接合されて、電気的に直列に接合されると共に嵌合部21が成形される。この2枚の接続された単電池10をサブアッシとして4組を同様に作製する。
図12を参照して、この4組のサブアッシを嵌合部21がある電極タブ14,15を同じ方向に絶縁プレート25を間に挟み、8個の単電池積層厚み分のロケートピン30で位置決めして積層する(図10参照)。続いて、既に接合された嵌合部21の反対側の電極タブ14,15を接合するが、8枚の電極タブ14,15が同時に積層された状態であるので、2枚ずつを容易に接合すべく、接合しない電極タブは上方向または下方向に曲げて逃しておき、上から2枚目と3枚目の電極タブ14,15をロッド40,41で2枚重ね状態で挟み込むことによって接合する。4枚目と5枚目、6枚目と7枚目も同様にして接合し、組電池1のプラス入出力端子23を1枚目タブ14と、マイナス入出力端子24を8枚目タブ15とをロッド40,41によって接合し、上下の接合部間に絶縁プレート25を挿入する。最後に、積層体20の上下に冷却用のアルミニウム素材のヒートシンク29を貼り付け、組電池のケース28に収納することにより、組電池1が完成する。
図13を参照して、組電池1のケース28はその長手方向の両方向が開口しており、両開口部31にコネクタハウジング(図示せず)を嵌め込むことによって、各タブ14,15の凸状または凹状の嵌合部21に外部から電圧検出コネクタ26を接続することができ、これにより各単電池10の電圧を検出することができる。
また、ロッド40,41により2枚重ねの電極タブ14,15を挟み込んで凸状または凹状の嵌合部21を形成する工程(図11(B)参照)の後に、図14に示すように、抵抗スポット溶接機の溶接電極42,43により嵌合部底面22に電流を印加してスポット溶接し、嵌合部21の接合強度を向上させることが可能であり、これにより電気的な接合性能も向上する。また、かしめ加工した嵌合部21に溶接するので、溶接部の位置決めが容易で大電流部に溶接することができる。その他、図15で示す超音波溶接機のホーン44とアンビル45により嵌合部底面22を超音波接合したり、図16で示すレーザ溶接機のレーザ集光体46から嵌合部底面22にレーザ光47を発してレーザ溶接することも可能である。
正極タブ14と負極タブ15が異種金属であっても、ロッド40,41により2枚重ねのタブ14,15を挟み込んで凸状または凹状の嵌合部21を形成することにより機械的接合が可能であるが、特に、正極タブ14および負極タブ15の表面にニッケル(Ni)などの導電性の高い金属めっきを被覆しておけば、抵抗スポット溶接、超音波溶接およびレーザ溶接の溶接効果を向上させることができる。
なお、以上の説明では正極タブ14および負極タブ15を重ね合わせて、ロッド40,41により同時に2枚重ねのタブ14,15を挟み込んで成形加工して凸状または凹状の嵌合部21を形成したが、これに限るものではなく、図17に示すように、ロッド40,41により一方の電極15(または14)のみを成形加工して凸状の嵌合部21aを形成しておき、抵抗スポット溶接等により、この嵌合部21aを有する電極タブ15(または14)を他方の平板状の電極タブ14(または15)に嵌合部21aの周囲部32で溶接接合してもよい。このようにして、各タブ14,15に凸状の嵌合部21aを形成した場合にも、嵌合部21aの外側面に電圧検出コネクタ26を接続することが可能である(図3および図4参照)。
以上のように構成された組電池1は、積層して相隣接する単電池10の電極タブ14、15に嵌合部21を形成して機械的に嵌合状態で接合しているため、0.5mm程度の薄いタブ14,15であっても剛性を確保することができる。したがって、従来のように、電極タブ14,15に別部品として該タブ14,15よりも剛性の高い電圧検出端子部材を接続することなく、電極タブ14,15に形成した嵌合部に電圧検出コネクタ26を直接接続することができる。よって、部品点数が削減され、組立作業工程も簡略化して作業工数を低減することができるので、製造コストを低下させることができる。また、部品点数の削減によりシンプルな構造となり、組電池1を小型化することができるものである。
本発明に係る組電池の一実施形態を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本実施形態に係る組電池の第1例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)は上方斜視図、(B)および(C)は下方斜視図である。 本実施形態に係る組電池の第2例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)は上方斜視図、(B)および(C)は下方斜視図である。 本実施形態に係る組電池の第3例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)および(B)は上方斜視図である。 本実施形態に係る組電池の第4例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)は上方斜視図、(B)および(C)は下方斜視図である。 本実施形態に係る組電池の第5例を構成する2枚の扁平型電池を示し、(A)は上方斜視図、(B)および(C)は下方斜視図である。 本実施形態に係る組電池を構成する単電池を示し、(A)は上面図、(B)は側面図である。 単電池の内部構成を示す模式図である。 本実施形態の組電池の組立工程を示す斜視図である。 本実施形態の組電池の接合工程を示し、(A)は接合前の状態の説明図、(B)は接合状態の説明図である。 単電池の積層状態を示す縦断面図である。 本実施形態の組電池の一側面を示す模式図である。 本実施形態の組電池の組立工程におけるスポット溶接工程を示す説明図である。 本実施形態の組電池の組立工程における超音波溶接工程を示す説明図である。 本実施形態の組電池の組立工程におけるレーザ溶接工程を示す説明図である。 凸状嵌合部の他の構造を示す説明図である。
符号の説明
1 組電池、
10 扁平型電池(単電池)、
14 正極タブ、
15 負極タブ、
21(21a,21b,21c) 嵌合部、
26(26a,26b,26c,26d,26f) 電圧検出用コネクタ。

Claims (3)

  1. 複数の薄型電池を薄型電池の厚み方向に積層し、積層方向に相隣接する板状の電極タブ同士を接続して、前記複数の薄型電池を電気的に直列および/または並列に接続してなる組電池であって、
    積層方向に重なり合って相隣接する複数の電極タブの少なくとも1つの電極タブに、電圧検出用コネクタの差し込み方向に対して直交する方向に、前記電圧検出用コネクタを差し込んで嵌合するための凸状の嵌合部を複数成形し、前記嵌合部は前記積層方向に膨出させた形状を有し、これら嵌合部間に前記電圧検出用コネクタが差し込み接続されることを特徴とする組電池。
  2. 複数の薄型電池を薄型電池の厚み方向に積層し、積層方向に相隣接する板状の電極タブ同士を接続して、前記複数の薄型電池を電気的に直列および/または並列に接続してなる組電池の製造方法であって、
    複数の薄型電池を薄型電池の厚み方向に積層し、積層方向に重なり合って相隣接する電池同士を位置決めする工程と、
    前記積層方向に相隣接する電極タブの少なくとも一方を前記積層方向に膨出させるように成形加工して、同一の電極タブに電圧検出用コネクタの差し込み方向に対して直交する方向に、前記電圧検出用コネクタを差し込んで嵌合するための凸状の嵌合部を複数成形する工程と、を有することを特徴とする組電池の製造方法。
  3. 前記嵌合部の成形工程の後に、該嵌合部を溶接接合する工程を有することを特徴とする請求項に記載の組電池の製造方法。
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