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JP5172651B2 - 起動装置および起動方法 - Google Patents

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JP5172651B2
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Description

本発明は,電気機器装置を起動する起動装置および起動方法に関する。
無線基地局および無線端末を用いる無線LANシステムが用いられている。無線基地局の低消費電力化のため,端末との通信が所定時間中断された場合に,無線基地局の大部分の機能を停止させる技術が開示されている(特許文献1参照)。端末との通信が所定時間中断された場合,無線基地局の一部のブロックのみに電力が供給され,他のブロックには電力が供給されない。無線基地局がWake Up信号を受信することで,他のブロックに電力が供給される。ここで,干渉波が存在する環境においても,Wake Up信号を正確に認識するため,受信レベルを所定以上のレベルに設定される。
特開2001−156788号公報
しかしながら,上記技術では,起動のための信号(例えば,Wake Up信号)を検出するための基準レベルを設定する方法が示されない。この基準レベルを高く設定し過ぎた場合,他のブロックへの電力の供給停止が継続する。逆に,基準レベルを低く設定し過ぎた場合,干渉波によって,他のブロックに電力が供給される。このように,所定レベルを適切に設定しないと,電力供給の制御の確実性が低減する。
この発明は,起動信号検出の確実性が向上された起動装置及び起動方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る起動装置は,識別子を記憶する記憶部と,受信信号を整流する整流部と,前記整流部で整流された受信信号を基準信号と比較して,前記受信信号からデジタル信号を生成する生成部と,前記デジタル信号が前記識別子の情報を含むか否かを判定する判定部と,前記判定部が,前記受信信号が前記識別子の情報を含まないと判定した場合に,前記基準信号を変更する基準変更部と,前記判定部が,前記受信信号が前記識別子の情報を含むと判定した場合に,電気機器の起動を指示する起動指示部と,を具備する。
本発明の一態様に係る起動方法は,受信信号を整流するステップと,前記整流された受信信号を基準信号と比較して,前記受信信号からデジタル信号を生成するステップと,前記デジタル信号が所定の識別子の情報を含むか否かを判定するステップと,前記受信信号が前記識別子の情報を含まないと判定された場合に,前記基準信号を変更するステップと,前記受信信号が前記識別子の情報を含むと判定された場合に,電気機器の起動を指示するステップと,を具備する。
本発明によれば,起動信号検出の確実性が向上された起動装置及び起動方法を提供できる。
以下に,図面に基づいて,本発明の実施形態に係る電気機器起動システムを説明する。
(第1の実施形態)
図1は,本発明の第1の実施形態に係る電気機器起動システム100を表すブロック図である。電気機器起動システム100は,送信装置110,受信装置120,電源制御装置130,電気機器140を有する。
送信装置110は,例えば,無線電波を用いたリモートコントロール装置(以下,無線リモコンと記載)である。受信装置120は,送信装置110からの送信信号(起動信号等)を受信し,起動信号を受信したと判断すると,電気機器140の起動を指示する(指示信号の出力)。電源制御装置130は,受信装置120からの指示信号により,電気機器140と外部電源間の接続をON/OFFする。その結果,電気機器140が起動する。電気機器140は,電気機器一般,例えば,テレビジョン受像機である。電気機器起動システム100は,無線リモコン(送信装置110)を用いた家電機器等(電気機器140)の起動および起動後のデータ通信を行なうデータ通信システムとして利用できる。
送信装置110から受信装置120に送られる送信信号(起動信号等)はオンオフキーイングとする。即ち,送信信号の電力の有無(送信の有無)によって,デジタル情報(High状態(1)/Low状態(0))が表される。送信信号の送信の有無を時間的に変化させることで,複数ビットの信号を送信できる。受信装置120は,受信信号の電力の有無の時間的変化によって,複数ビットの信号を検出できる。
ここで,送信装置110からの送信信号(所望波)に,干渉波が重畳されて,受信装置120で受信される場合がある。例えば,送信装置110(無線リモコン)を操作している人が携帯電話で通話していた場合,受信装置120は送信装置110からの電波(所望波)と携帯電話からの電波(干渉波)の双方を受信する。特に,送信装置110,携帯電話それぞれから発する電波の周波数の差が小さい場合,受信装置120の後述のフィルタ124によって,携帯電話からの電波を遮断することが困難となる。また,受信装置120の価格低減等の理由で,受信装置120がフィルタ124を備えない場合,周波数差が大きくても,携帯電話からの電波を遮断することが困難となる。これらの場合,受信装置120は携帯電話からの干渉波とともに所望波を受信することになり,所望波を正しく受信できない。この場合,干渉波のレベルが自明ではないため,受信レベルの適切な設定が困難となる。
ここで,干渉波が所望波の受信に与える影響を説明する。干渉波の周波数をfu,振幅をAとし,所望波の周波数をfD,振幅をk・Aとする。干渉波のみが存在した場合の受信電力は(A/2)であり,干渉波と所望波の双方が存在した場合の受信電力は({1+k}・A/2)である。
干渉波自体の電力が判っていれば,所望波の電力が干渉波の電力に比べて小さい場合でも(kが1より小さい場合でも),所望波の検出が可能である。整流器122は,一般的に,受信電力に対応する(例えば,比例)出力電圧を発生するので,整流器122の出力を検知することにより,干渉波の有無に関らず,所望波の信号を検知できる。ここでは,干渉波のみの場合の整流器122の出力電圧はA/SQR(2)とする。このとき,干渉波と所望波が存在した場合の出力電力はSQR(k+1)´A/SQR(2)である。これら2値の間に,しきい値(オフセット電圧)を設定すれば所望波を検出できる。
一方,干渉波のみを受信した場合に,所望波が到来したと,受信装置120が判断する可能性がある。これを避けるため,電気機器140宛ての信号の有無を,電気機器140または電気機器140の起動制御を行う受信装置120に対し割り当てられた識別子(以下ID(Identifier)と記載する)により判断する。干渉波の存在下で所望波を受信するには,ID識別と干渉波の大きさの検知が有効である。以下,この詳細を説明する。起動信号は,IDおよび起動を指示する情報を含む。
受信装置120は,アンテナ121,整流器122,増幅器123,フィルタ124,判別器125,制御部126を有する。整流器122〜判別器125は,受信装置120のアナログフロントエンド部129であり,受信信号をアナログ信号として処理する。
アンテナ121は,無線信号(所望波,干渉波)を受信する。
整流器122は,アンテナ121で受信された無線信号(受信信号)を整流する。
増幅器123は,整流器122で整流された受信信号を増幅する。後述のように,増幅器123は利得制御機能を有する。
フィルタ124は,所望波の周波数と異なる周波数の信号を低減するためのバンドパスフィルタまたはローパスフィルタである。即ち,フィルタ124は,必ずしも低周波の信号を遮断しなくても良い。フィルタ124は,例えば,キャパシタのみまたは抵抗とキャパシタから構成できる。但し,それに限るものではない。
判別器125は,フィルタ124を通過した受信信号のH(High)/L(Low)を判定して,デジタル信号を生成する(アナログ−デジタル変換)。即ち,判別器125は,受信信号とオフセット電圧(基準信号,基準電圧)とを比較することで,H(1)/L(0)を判定する。受信信号の電圧がオフセット電圧より大きければ,受信信号がH(1)状態であると判定される。受信信号の電圧がオフセット電圧より小さければ,受信信号がL(0)状態であると判定される。ここで,判別器125のオフセット電圧を変化することが可能である。オフセット電圧を調節することで,干渉波の大きさの変化に対応することが可能となる。
判別器125は,次の生成部として機能する。
・整流部で整流された受信信号を基準信号と比較して,前記受信信号からデジタル信号を生成する生成部
制御部126は,受信信号に基づき,IDを認証し,データを解析する。制御部126は,増幅器123および判別器125を制御する。制御部126は,増幅器123の利得,および判別器125のオフセット電圧を制御できる。
制御部126は,次の判定部,基準変更部,起動指示部,利得低減部,利得増加部として機能する。
・デジタル信号が前記識別子の情報を含むか否かを判定する判定部
・判定部が,前記受信信号が前記識別子の情報を含まないと判定した場合に,前記基準信号を変更する基準変更部
このとき,受信信号の強度に基づいて,基準信号を変更することができる。例えば,受信信号の強度が大きくなると,基準信号の強度が大きくなるように,基準信号の強度が変更される。
なお,利得増加部による利得の増加後に,基準変更部は,前記基準信号を変更する
・判定部が,前記受信信号が前記識別子の情報を含むと判定した場合に,電気機器の起動を指示する起動指示部
・基準変更部によって変更された基準信号の強度が所定の値以上の場合に,前記増幅部または前記整流部の利得を低減する利得低減部
・基準変更部によって変更された基準信号の強度が所定の第2の値より大きい場合に,前記増幅部または前記整流部の利得を増加する利得増加部
制御部126は,メモリ127,タイマ128を有する。メモリ127は,IDを記憶する。メモリは,識別子を記憶する記憶部として機能する。タイマ128は,時間間隔を計測する。
図2は,受信装置120のアナログフロントエンド部129での入力レベルの一例を示す表である。ここでは,整流器122は入力電力の2乗に対応する電圧が出力される仮定している。即ち,入力電力が10dB増加すると出力電圧は20dB増加するとしている。
−60dBmの電力の所望波がアンテナ121から入力されたとする。増幅器123,フィルタ124それぞれの利得を10倍,1倍とすると,整流器122,増幅器123,フィルタ124それぞれから出力される信号の電圧(増幅器123,フィルタ124,判別器125それぞれに入力される信号の電圧)は,0.2mV,2mV,2mVである。
−40dBmの電力の干渉波がアンテナ121から入力されたとき,整流器122,増幅器123,フィルタ124それぞれから出力される信号の電圧は,20mV,200mV,200mVである。−30dBmの電力の干渉波がアンテナ121から入力されとき,整流器122,増幅器123,フィルタ124それぞれから出力される信号の電圧は,200mV,2V,2Vである。
判別器125が,2mVの電圧印加の有無を判別する場合,1mVをしきい電圧とするようにオフセット電圧を調節する。オフセット電圧の初期値が0mVの場合,オフセット電圧を1mVとする。オフセット電圧の初期値が−2mVの場合,オフセット電圧の補償のための+2mVに電圧印加の有無の判別に必要な1mVを加算して,オフセット電圧を3mVとする。
ここに−40dBmの干渉波が到来した場合,判別器125の入力での電圧は200mVとなる。この干渉波により生じた200mVの電圧を判別器125のオフセット電圧とすることで,所望波のH/Lの識別が可能となる。すなわち,干渉波が検知されたとき,判別器125のオフセット電圧を調整する。その結果,干渉波により発生された直流成分が除去され,所望波の検知が可能となる。なお,干渉波を検出する手法については,後で説明する。
一方,干渉波の電力が−30dBmの場合,判別器125の入力での電圧は2Vとなる。アナログフロントエンド部129が,例えば,CMOSで構成される場合,電源電圧を例えば1.5V以下にしなければならず,2Vのオフセット電圧の補償は困難である。この結果,所望波の受信が困難となる。
このため,後述のように,オフセット電圧が飽和(オーバーフロー)したと判断されたら,増幅器123の利得が低減される。例えば,増幅器123の利得を0dBに変えれば,判別器125の入力部には200mVが印加され,オフセット電圧の補償が可能になる。すなわち,干渉波により発生された直流成分が除去され,所望波の検出が可能になる。ただし,この場合,所望波の電力も20dB下がるため,所望波により発生する電圧は0.2mVとなる。したがって,所望波を検出するには所望波の入力電力は−50dBm必要となる。これは干渉波対策のため感度が劣化したことになるが本手法が有用であることには変わりない。なお,オフセット電圧の飽和を検出する手法について後述する。
以下,整流器122,増幅器123,判別器125の一例を示す。但し,これに限るものではない。図3は,整流器122および増幅器123の一例を表す回路図である。
整流器122はトランジスタ(FET: Field Effect Transistor)M1,M2,キャパシタC1,CA,C3,スイッチSW11,SW12,電圧源VTを有する。トランジスタM1,M2それぞれのゲート,ソース間にキャパシタCAが接続される。電圧VTがスイッチSW11,SW12を介して,キャパシタCAに接続される。
スイッチSW11,SW12は,判別器125の後述のスイッチSW2と共に,制御部126によって制御される。信号を受信しないときには,スイッチSW11,SW12が閉じられ,電圧VTがキャパシタCAに印加され,キャパシタCAが充電される。信号を受信するときには,スイッチSW11,SW12が開かれ,キャパシタCAの電圧がトランジスタM1,M2それぞれのゲート,ソース間に印加される。即ち,キャパシタCAは蓄電池(ゲート端子とソース端子の間に,制御電圧を印加する電圧印加部)として機能する。
キャパシタC1がRF入力端子INRFとトランジスタM2のソース間に接続される。RF入力端子INRFはアンテナ121に接続される。キャパシタC1を介して,RF入力端子INRFからトランジスタM2にRF信号(受信信号)が入力される。
キャパシタC3はトランジスタM2から出力された電荷を蓄積する。
トランジスタM1,M2は受信信号を整流する(ダイオードとして動作)。トランジスタM1,M2の閾値の大きさが大きくなると,トランジスタM1,M2での整流の際の損失が大きくなる。閾値を見かけ上小さくすることで,損失を小さくすることができる。キャパシタCAに電荷をチャージし,閾値電圧分の電圧を発生させることにより,閾値電圧をキャンセルすることで,損失を低減できる(利得の向上)。
増幅器123は,カレントミラー回路CM1,CM2および増幅器AMPにより構成される。カレントミラー回路CM1は,トランジスタM3,M4を有する。カレントミラー回路CM2は,トランジスタM5−M7を有する。増幅器AMPは,トランジスタM8−M11を有する。増幅器123は,ドライブ電圧VDにより動作する。
トランジスタM5(カレントミラー回路CM2の入力側)のドレイン端子に,トランジスタM4のドレイン端子(カレントミラー回路CM1の出力側)が接続されている。カレントミラー回路CM2の入力側に,トランジスタM4によるリーク電流が生じる。トランジスタM6は,トランジスタM4によるリーク電流を補償するために用いられるリーク電流源として機能する。トランジスタM6をカレントミラー回路CM2の出力側に接続して,カレントミラー回路CM2の入出力でのリーク電流を平衡させる(リーク電流の補償)。
トランジスタM10,M11はそれぞれトランジスタM8とM9の相互コンダクタンスを見かけ上制御するために用いられる。トランジスタM10およびM11のゲートに与えられる利得制御電圧VG1およびVG2によって,増幅器AMPの利得を制御できる。例えば,判別器125のオフセット電圧が飽和した場合に,所定の電圧が設定され,利得が低減される。増幅された信号は,出力電圧Voとして,増幅器AMPから出力され,フィルタ124に入力される。
図4は,判別器125の構成の一例を示す回路図である。判別器125は,トランジスタM20−M23,電流源I1,およびスイッチSW2を有する。トランジスタM20−M21は,差動ペアを構成する。トランジスタM22−M23は,負荷として,トランジスタM20−M21にクロスカップルされる。スイッチSW2は,電流源I1の接続/非接続を設定するものであり,制御部126により制御される。
トランジスタM20のゲート端子は,入力端子であり,フィルタ124からの出力電圧が入力される(入力電圧Vin)。トランジスタM21のゲート端子にオフセット電圧Voffが印加される。オフセット電圧Voffは,制御部126により制御される。入力電圧VinのH/Lを識別するときには,スイッチSW2が導通し,識別された信号が信号電圧Voとして出力される。入力電圧VinのH/Lを識別しないときは,SW2は遮断され,判別器125の動作が停止される。
(第2の実施形態)
図5は,本発明の第2の実施形態に係る電気機器起動システム200を表すブロック図である。電気機器起動システム200は,送信装置110,受信装置220,電源制御装置130,電気機器140を有する。受信装置220は,アンテナ121,整流器222,増幅器123,フィルタ124,判別器125,制御部126を有する。
電気機器起動システム100と比べて,電気機器起動システム200では,整流器122が整流器222に変更されている。整流器222は利得制御機能を有する。電気機器起動システム200では,整流器222と増幅器123の双方を用いて,利得を制御できる。また,整流器122のみを用いて,利得を制御してもよい。電気機器起動システム100と同様に,判別器125のオフセット電圧が飽和した場合に,利得が低減される。
ここで,整流器222での利得制御によって,電気機器起動システム100の増幅器123での利得制御に比べ,受信感度(S(Signal)/N(Noise)比)を高くすることができる。以下,これについて説明する。
図6は,整流器222の一例を表す回路図である。整流器222は整流器122と,電圧源VTCの電圧VTCが可変であることが相違する。この結果,利得の制御が可能となる。
トランジスタM1,M2の閾値をVTHとする。RF端子INRFから入力されるRF信号(受信信号)を無変調のキャリア信号(正弦波)と仮定すると,整流器122はその正弦波の正成分を出力する。ここで,トランジスタM1,M2の閾値VTHの大きさにより,整流器222から出力される直流信号の電圧は変化する。
図7は,整流器222で整流される信号を表す図である。例えば,閾値VTCを0Vとした場合,図7の斜線の部分は,整流器222から出力されず,正弦波の正成分から斜線部分を除いた部分が出力される。一方,VTC=VTHに設定すれば,正弦波の正成分全部が整流されることになる。これから,VTCをVTHに合わせることにより,整流器222の変換利得(整流効率,利得)が高くなることがわかる。
次に,所望波より大きな干渉波が到来した場合における,干渉波および所望波の利得の関係について説明する。図8は,無変調の干渉波の半周期分を記載した図面である。横軸は位相であり,縦軸は振幅である。整流器222から出力される部分(部分Q)と出力されない部分の境界電圧をVAとする。境界電圧VAの最大値をVTHとする。但し,振幅をVTHで規格し,境界電圧VAの最大値を1とする。境界電圧VAが最大値(1)の場合,部分Qの面積Sが0となる。
ここでは,制御電圧VTCを閾値VTHと等しくした状態(VTC=VTH),すなわち,部分Qの面積Sが0の状態の利得を基準として,所定の閾値補償をした場合の利得を求める。θ=sin−1VAであり,部分Qの面積Sは位相がθから(θ−π)の区間のsinθの面積からVA*(π−2・θ)を引いた値にほぼ等しい。境界電圧VAが0の場合,部分Qの面積Sは2となる。
図9は,干渉波と所望波について,(部分Qの面積S)/2と境界電圧VAの関係の一例を表すグラフである。このグラフでは,横軸はVAの値であり,縦軸は(部分Qの面積S)/2を対数表示したものである。線U1,D1がそれぞれ,干渉波および所望波を表す。
干渉波とともに送られてきた所望波は干渉波に比べ小さいと仮定している。この場合,境界電圧VA以上の区間,すなわち,(π−2θ)の区間は信号が伝達され,2 θの区間は信号が廃棄される。したがって,利得は[(π−2θ)/ π]で近似できる。
図9からわかるように,干渉波U1の減衰に比べ所望波D1の減衰は小さい。これは閾値をシフトすることにより利得を調整することが可能であることに加え,干渉波の抑圧を所望波よりも大きくできることを意味する。従来の利得制御では,所望波と干渉波は同じように減衰するのに比べると,本技術を使うことにより所望波の感度,ひいてはS/N比が向上することになる。
同様に,整流器122の特性をy=xとした場合の,(部分Qの面積S)/2と境界電圧VAの関係の一例を表すグラフを図10に示す。図10は,図9と同様な特性を示すことがわかる。
以上のように,整流器222の特性をy=|x|,y=xと仮定した場合いずれも,干渉波が大きく抑圧されることがわかる。よって,整流器222による利得の制御は,干渉波の抑圧に有効である。制御電圧VTCを変えることにより,利得を制御できる。
なお,制御電圧VTCを変えるタイミングは,干渉波により,判別器125の補償電圧が飽和した場合である。具体的な制御シーケンスは後で説明する。
(電気機器起動システム100,200の動作手順)
既述のように,電気機器起動システム100,200では,増幅器123,整流器122または222として,利得制御機構を備える。この結果,干渉波が存在する場合でも所望波(所望信号)の検知が可能となる。以下,利得制御のシーケンスを説明する。
図11〜図13に,電気機器起動システム100,200での電波状態(所望波,干渉波)を区分して示す。図11〜図13に示すように,電波状態として,(1)所望波のみの場合,(2)干渉波のみの場合,(3)所望波と干渉波が両方存在する場合が考えられる。
所望波はプリアンブル,ID情報,データというフォーマットを仮定している。プリアンブル(Pre)は,ID情報の区間やデータの区間を表す。なお,受信装置120,220がこれらの区間の情報を有する場合は,プリアンブルを省略できる。IDの情報は,電気機器140または受信装置120を識別する識別子(Identifier)である。起動信号はIDの情報を含む。
図14は,電気機器起動システム100,200の動作手順の一例を表すフロー図である。
(1)初期設定(ステップS11)
パラメータが初期値に設定される。初期設定として,以下を仮定する。増幅器123,整流器222の利得を最大とし,所望波を感度よく受信できる状態とする。また,判別器125は回路全体のオフセット電圧を補償できるように設定されているものとする。
(2)電力有無の検出(ステップS12)
整流器122または整流器222は,到来した電波を整流する。その結果,増幅器123,フィルタ124を介して判別器125の入力へ信号が伝達される。
判別器125は所定の時間間隔で信号を検出する。所定の時間間隔はタイマ128で管理されている。判別器125のスイッチSW2を所定の時間間隔で導通にすることにより,信号を検出できる。ここまでの操作は電力有無の検出に相当する。
(3)プリアンブルの受信(ステップS13)
次にプリアンブルを受信する。干渉波が無く,所望波を良好に受信している場合,プリアンブルが受信され,ID情報の区間やデータの区間を認識できる。
一方,干渉波のみの場合には,プリアンブルが受信されない。また,干渉波と所望波を同時に受信した場合にも,プリアンブルが受信されない可能性が有る。
プリアンブルの受信の有無に拘わらず,IDの検出へ移行する。即ち,プリアンブルが受信されない場合でも,プリアンブルが受信されるまで待たず,ステップS14のID検出に移行する。プリアンブルの受信を待つと,ここで処理が停止し,オフセット電圧の調整への移行が困難となるためである。
(4)IDの検出(ステップS14)
メモリ127に記憶されたIDと,受信した信号から得られたIDとが一致するか否かが判別される(IDの検出)。干渉波が無く,所望波を良好に受信している場合,IDが検出される。一方,干渉波が到来している場合(干渉波のみを受信した場合,干渉波と所望波を同時に受信した場合),IDが検出されない可能性がある。
なお,ステップS13でプリアンブルが受信されなかった場合,通例,ステップS14においてIDが検出されないことになる。
(5)電源ON(ステップS15)
IDが検出された場合,電源制御装置130を介して,電気機器140の電源がオンとなる。その後,IDに続くデータが読み込まれる。データの読み込みが終了したら,また電力の有無を検出するモードに戻る。
(6)オフセット電圧の調整(ステップS21)
IDが検出されない場合(干渉波が到来している場合),オフセット電圧調整へ移行する。即ち,判別器125のオフセット電圧が調節される。
このとき,受信信号(ここでは,干渉波)の強度に基づいて,オフセット電圧を変更することができる。例えば,受信信号の強度が大きくなると,オフセット電圧が大きくなるように,オフセット電圧が変更される。
(7)オフセット電圧のオーバーフローの有無の判断(ステップS22)
オフセット電圧がオーバーフローしているか否かが判断される。即ち,オフセット電圧の値が上限であればオーバーフローと判断し,上限より小さければオーバーフローではないと判断する。干渉波が小さい場合,利得を最大に設定していたとしても判別器125のオフセット電圧はオーバーフローしない。
(8)プリアンブルの受信・IDの検出(ステップS23,S24)
オフセット電圧がオーバーフローしていない状態でプリアンブルを受信したとき,再度IDを検出するモードになる。即ち,IDの検出の有無が判断される。このとき,干渉波のみではステップS13と同様にIDが検出されない。
IDが検出されると,ステップS15と同様に,電源制御装置130を介して,電気機器140の電源がオンとなる。その後,IDに続くデータが読み込まれる。データの読み込みが終了したら,ステップS26に移行する。
(9)干渉波の有無の判断(ステップS25,S26)
干渉波の有無が判断される。オフセット電圧の初期値(Voff0)と現在設定されたオフセット電圧(Voff1)の差分(Voff1−Voff0)が計算される。この差(Voff1−Voff0)が所定の値Yを超えていなければ干渉波は無い(干渉波が無視できる)と判断される。この差が所定の値Yを超えていれば干渉波は有ると判断される。
干渉波は無いと判断された場合,初期設定時における電力有無検出へ移行する。一方,干渉波は有ると判断された場合(オフセット電圧の初期値と設定されているオフセット電圧の差分が所定値Yを超えている場合)所定時間Tの間,この状態を維持する。
この間,プリアンブルと認識できる信号があればID検出を行なうものとする。プリアンブルと認識できる信号がなければ所定時間T後にオフセット電圧調整へ移行する。
(10)利得の低減(ステップS28)
ステップS22で,例えば,干渉波の電力が大きく,オフセット電圧がオーバーフローしていると判断された場合,利得を低減するモードに移行する。利得の下げ方は現状の利得に対し所定分低減するものとする。例えば,メモリ127に設定利得が全て記録されており,順番に下げていくように制御されるものとする。
所定分利得を下げたのち,再度オフセット電圧調整を行なう。もし,オーバーフローしていれば,逐次利得を下げ,オーバーフローしなくなるまで利得を低減する。オーバーフローでなくなれば,プリアンブル受信へと移行する。以下,干渉波が小さい場合と同様な操作を行なう。干渉波がなくなれば,オフセット電圧の初期値との差分が所定の値Y以下になるので,初期の電力有無の検出モードに戻る。
干渉波のみを受信する場合と,干渉波と所望波を同時に受信する場合に区分して,以上の手順を説明する。
A.干渉波のみを受信する場合
以下,干渉波のみを受信する場合を説明する。
干渉波のみを受信する場合,IDが検出されず(ステップS13),オフセット電圧が調整される。このとき,干渉波が比較的小さければ,判別器125のオフセット電圧はオーバーフローしない(ステップS22)。このように,干渉波を受信する場合,干渉波の強度に対応するように,オフセット電圧が調整される。
ステップS22で,例えば,干渉波の電力が大きく,調整後のオフセット電圧がオーバーフローしていると判断された場合,利得が低減され(ステップS28),その後再度オフセット電圧が調整される(ステップS21)。オフセット電圧がオーバーフローしなくなるまで利得が低減される。このように,オフセット電圧の変更のみでは対応できない強度を有する干渉波を受信する場合でも,利得を調整することで,干渉波の強度に対応できる。
干渉波のみを受信する場合,ステップS24においても,ステップS13と同様にIDを検出できない。このため,電気機器140の電源はOFF状態を維持する(ステップS27)。
ステップS25において,干渉波が無いと判断された場合(例えば,携帯電話での通信が終了した場合),初期設定時における電力有無検出へ移行する。一方,干渉波が有ると判断された場合(オフセット電圧の初期値と設定されているオフセット電圧の差分が所定値Yを超えている場合)所定時間Tの間,この状態を維持する。
B.干渉波と所望波を同時に受信する場合
干渉波と所望波を同時に受信する場合について説明する。
干渉波と所望波を同時に受信する場合も干渉波によりID検出ができないため(ステップS13),オフセット電圧が調整される可能性がある(ステップS21)。このとき,干渉波が比較的小さければ,判別器125のオフセット電圧はオーバーフローしない(ステップS22)。このように,所望波と干渉波を受信する場合でも,干渉波の強度に対応するように,オフセット電圧が調整される。
ステップS22で,例えば,干渉波の電力が大きく,調整後のオフセット電圧がオーバーフローしていると判断された場合,利得が低減され(ステップS28),その後再度オフセット電圧が調整される(ステップS21)。オフセット電圧がオーバーフローしなくなるまで利得が低減される。このように,所望波と,オフセット電圧の変更のみでは対応できない強度を有する干渉波とを受信する場合でも,利得を調整することで,干渉波の強度に対応できる。
干渉波と所望波を同時に受信する場合,ステップS24において,IDの検出が可能となる。IDが検出されれば,電源制御装置130を介して電気機器140の電源がオンになり,データ通信がなされる(ステップS27)。データ通信が終了すれば所定時間Tの間この状態で動作をする(ステップS26)。この間に再びプリアンブル信号を受信すればIDを検出することになる。
ステップS25において,干渉波が無いと判断された場合(例えば,携帯電話での通信が終了した場合),初期設定時における電力有無検出へ移行する。
図15は,電気機器起動システム100,200の動作手順の一例を表すフロー図である。図14での手順と比較して,図15の手順では,ステップS22が除外され,ステップS34が追加されている。図14,図15は,オーバーフロー検出の手法が異なる。即ち,図14ではオフセット電圧によりオーバーフローと判断している。一方,図15では,検出されたIDが「111…」のときオーバーフローと判断する。図15の手順は,ID検出後に利得を低減するため,図14の手法に比べて,利得調整に時間がかかる。しかし,高速な反応を要求されるアプリケーションではない場合に適用できる。
図16は,電気機器起動システム100,200の動作手順の一例を表すフロー図である。図14での手順と比較して,図16の手順では,ステップS46が追加されている。即ち,所定時間Tの間状態を維持したのち(ステップS26),オフセット電圧の調整前に利得を最大値,すなわち,初期状態とする(ステップS46)。このようにすることで,利得を低減するだけではなく,低減後に増加させることも可能になる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張,変更可能であり,拡張,変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る電気機器起動システム100を表すブロック図である。 受信装置120のアナログフロントエンド部129での入力レベルの一例を示す表である。 整流器122および増幅器123の一例を表す回路図である。 判別器125の構成の一例を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る電気機器起動システム200を表すブロック図である。 整流器222の一例を表す回路図である。の一例を表す回路図である。 整流器222で整流される信号を表す図である。 図8は,無変調の干渉波の半周期分を記載した図面である。 干渉波と所望波について,(部分Qの面積)/2と境界電圧VAの関係の一例を表すグラフである。 干渉波と所望波について,(部分Qの面積)/2と境界電圧VAの関係の一例を表すグラフである。 電気機器起動システム100,200での電波状態の一例を示す図である。 電気機器起動システム100,200での電波状態の一例を示す図である。 電気機器起動システム100,200での電波状態の一例を示す図である。 電気機器起動システム100,200の動作手順の一例を表すフロー図である。 電気機器起動システム100,200の動作手順の一例を表すフロー図である。 電気機器起動システム100,200の動作手順の一例を表すフロー図である。
符号の説明
100…電気機器起動システム,110…送信装置,120…受信装置,121…アンテナ,122…整流器,123…増幅器,124…フィルタ,125…判別器,126…制御部,127メモリ,128タイマ,130…電源制御装置,140…電気機器

Claims (11)

  1. 識別子を記憶する記憶部と,
    受信信号を整流する整流部と,
    前記整流部で整流された受信信号を基準信号と比較して,前記受信信号からデジタル信号を生成する生成部と,
    前記デジタル信号が前記識別子の情報を含むか否かを判定する判定部と,
    前記判定部が,前記受信信号が前記識別子の情報を含まないと判定した場合に,前記基準信号を変更する基準変更部と,
    前記判定部が,前記受信信号が前記識別子の情報を含むと判定した場合に,電気機器の起動を指示する起動指示部と,
    を具備することを特徴とする起動装置。
  2. 前記整流部で整流された受信信号を増幅する増幅部をさらに具備し,
    前記生成部が,前記増幅部で増幅された受信信号を前記基準信号と比較して,前記受信信号からデジタル信号を生成する,
    ことを特徴とする請求項1記載の起動装置。
  3. 前記増幅部または前記整流部の利得が可変である,
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の起動装置。
  4. 前記基準変更部によって変更された基準信号の強度が所定の値以上の場合に,前記増幅部または前記整流部の利得を低減する利得低減部,をさらに具備する,
    ことを特徴とする請求項3記載の起動装置。
  5. 前記デジタル信号のHigh状態が所定数以上連続する場合に,前記増幅部または前記整流部の利得を低減する利得低減部,をさらに具備する,
    ことを特徴とする請求項3に記載の起動装置。
  6. 前記整流部が,
    第1のゲート端子と,前記受信信号が印加される第1のソース端子と,を有する第1のFETと,
    第2のゲート端子と,第2のソース端子と,前記第1のソース端子に接続されるドレイン端子と,を有する第2のFETと,
    前記第1のゲート端子と前記第1のソース端子の間に,第1の制御電圧を印加する第1の電圧印加部と,
    前記第2のゲート端子と前記第2のソース端子の間に,第2の制御電圧を印加する第2の電圧印加部と,を有し,
    前記第1,第2の制御電圧を調節することで,前記整流部の利得が変化する,
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の起動装置。
  7. 前記基準変更部が前記基準信号を繰り返し変更する,
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の起動装置。
  8. 前記基準変更部によって変更された基準信号の強度が所定の第2の値より小さい場合に,前記基準変更部による前記基準信号の変更の繰り返しが停止される,
    ことを特徴とする請求項7記載の起動装置。
  9. 前記増幅部または前記整流部の利得が可変であり,
    前記基準変更部によって変更された基準信号の強度が所定の第2の値より大きい場合に,前記増幅部または前記整流部の利得を増加する利得増加部,をさらに具備する,
    ことを特徴とする請求項7記載の起動装置。
  10. 前記利得増加部による利得の増加後に,前記基準変更部が前記基準信号を変更する,
    ことを特徴とする請求項9記載の起動装置。
  11. 受信信号を整流するステップと,
    前記整流された受信信号を基準信号と比較して,前記受信信号からデジタル信号を生成するステップと,
    前記デジタル信号が所定の識別子の情報を含むか否かを判定するステップと,
    前記受信信号が前記識別子の情報を含まないと判定された場合に,前記基準信号を変更するステップと,
    前記受信信号が前記識別子の情報を含むと判定された場合に,電気機器の起動を指示するステップと,
    を具備することを特徴とする起動方法。
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