JP5167559B2 - 車両用シートロック装置 - Google Patents
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Description
(i)シートバック3が倒伏位置にある場合(ストライカ5がフックレバー8に係合していない場合):
図4に示すように、フックレバー8は、フック用ばね14の付勢力によりアンロック位置に保持され、センシングレバー11は、センシング用ばね16の付勢力によりアンロック検出位置に保持されている。警告レバー9は、アンロック用当接部91がセンシングレバー11の規制突部112に当接することにより、警告用ばね18の付勢力に抗して、アンロック位置に停止している。また、拘束レバー12は、当接部121が警告レバー9に当接することにより、アンロック位置に停止している。
シートバック3を倒伏位置から起立させると、図5に示すように、ストライカ5の第1係合部51がストライカ進入溝73に進入してフックレバー8の傾斜縁83に当接した後、センシングレバー11の先端に設けられた傾斜縁に当接する。これにより、図6の状態を経由して、図7に示すように、フックレバー8は、フック用ばね14の付勢力に抗して、アンロック位置から上方へ所定量回動し、また、センシングレバー11は、センシング用ばね16の付勢力に抗して上方へ回動して、検出部111が第1係合部51に乗り上げたロック検出位置に移動する。このとき、拘束レバー12の歯飛び阻止部123が解除兼拘束用突86の移動規制内にあって、フックレバー8の回動量を制限しているため、図7に示すように、フックレバー8の2段目の長係合アーム部85の先端がストライカ5の基準進入経路Lから退避する位置まで回動することはない。これにより、ストライカ5の第1係合部51がストライカ進入溝73に進入したとき、第1係合部51が2段目の長係合アーム部85を通過して逃げ溝82に遊嵌するとともに、第2係合部52が1段目の係合溝81に係合してしまうような歯飛び現象を防止して、第1係合部51を1段目の係合溝81に確実に係合させることができる。
図8(または図9)に示すように、ストライカ5の第1係合部51(または第2係合部52)は、フックレバー8の第1係合溝81に係合している。拘束レバー12は、拘束用ばね20の付勢力により、カム部122が解除兼拘束用突部86に当接して、フックレバー8を下方へ押し付けている。センシングレバー11は、検出部111がストライカ5の第1係合部51(または第2係合部52)に乗り上げたロック位置に移動している。警告レバー9は、ロック用当接部92がロック位置に移動したセンシングレバー11の規制突部112に当接したロック位置に移動している。警告ボタン62は、警告レバー9に同期して、上面がガイド部材61と平坦になるロック位置に移動している。
図10に示すように、警告ボタン62をロック位置からアンロック位置を通過した操作位置まで押し込み操作する。これにより、警告レバー9は、警告用ばね18の付勢力に抗して、ロック位置9Bからアンロック位置9Aを通過して解除位置9Cに回動し、オープンレバー10の突部101を介して、オープンレバー10を解除位置10Cに回動させる。フックレバー8は、オープンレバー10の回動に連動して解除位置に回動する。フックレバー8が解除位置に回動すると、フックレバー8の第1係合溝81がストライカ5の第1係合部51から離脱する。この状態で、シートバック3を第1起立位置から倒伏位置へ移動させる。
上記(iv)の操作と同様にして、警告ボタン62の操作により、フックレバー8を解除位置に回動させた状態で、シートバック3を第2起立位置へ向けて移動させ、図9に示すように、ストライカ5の第1係合部51を2段目の逃げ溝82に遊嵌させ、また第2係合部52を1段目の係合溝81に係合させる。なお、この場合は、図10に示すように、拘束レバー12は、警告レバー9の解除位置9Cへの回動に基づいて、カム部122及び歯飛び阻止部123がフックレバー8の解除兼拘束用突部86の移動軌跡外に退避する位置に回動するため、フックレバー8の2段目の長係合アーム部85がストライカ5の基準進入経路Lから上方へ退避する位置への回動が可能となる。したがって、ストライカ5の第1係合部61は、2段目の長係合アーム部85を通過して、フックレバー8の2段目の逃げ溝82に係合することができる。
2 シートクッション
3 シートバック
4 シートロック装置
5 ストライカ
6 警告部材
7 ベース部材
8 フックレバー
9 警告レバー
10 オープンレバー
11 センシングレバー
12 拘束レバー
13 第1枢軸
14 フック用ばね
15 第2枢軸
16 センシング用ばね
17 第3枢軸
18 警告用ばね
19 第4枢軸
20 拘束用ばね
51 第1係合部
52 第2係合部
61 ガイド部材
62 警告ボタン
63 連結杆
71 ベースプレート
72 カバープレート
73 ストライカ進入溝
74 ストッパ部
81 1段目の係合溝
82 2段目の逃げ溝(係合溝)
83 傾斜縁
84 1段目の短係合アーム部
85 2段目の長係合アーム部
86 解除兼拘束用突部
91 アンロック用当接部
92 ロック用当接部
93 連結部
101 突部
102 アーム部
111 検出部
112 規制突部
121 当接部
122 カム部
123 歯飛び阻止部
Claims (4)
- 車体に起倒可能に支持されるシートバックまたは前記車体側のいずれか一方に固定され、前記シートバックが起立状態のとき前記シートバックまたは前記車体側のいずれか他方に設けられるストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、
前記ベース部材に枢着されるとともに、フック用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカ進入溝に進入した前記ストライカと係合可能な1段目の係合溝と、前記ストライカと係合または遊嵌可能な2段目の係合溝または逃げ溝とを、前記ストライカの前記ストライカ進入溝への進入経路に沿って並設し、前記2段目の係合溝または逃げ溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも延長させたフックレバーと、
前記ベース部材に枢着されるとともに、拘束用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合する際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、前記フックレバーに当接することによって前記フックレバーの回動を制限しうる歯飛び阻止部を有するとともに、前記シートバックに設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動するように、前記フックレバーの回動を許可しうるように回動可能な拘束レバーとを備えたことを特徴とする車両用シートロック装置。 - 車体に起倒可能に支持されるシートバックまたは前記車体側のいずれか一方に固定され、前記シートバックが起立状態のとき前記シートバックまたは前記車体側のいずれか他方に設けられるストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、
前記ベース部材に枢着されるとともに、フック用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカ進入溝に進入した前記ストライカと係合可能な1段目の係合溝と、前記ストライカと係合または遊嵌可能な2段目の係合溝または逃げ溝とを、前記ストライカの前記ストライカ進入溝への進入経路に沿って並設し、前記2段目の係合溝または逃げ溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも延長させたフックレバーと、
前記ベース部材に枢着されるとともに、拘束用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合する際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、前記フックレバーに当接することによって前記フックレバーの回動を制限しうる歯飛び阻止部、及び前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合しているとき、前記拘束用ばねの付勢力により前記フックレバーに当接することによって、前記フックレバーの前記ストライカから離脱する方向への回動を阻止可能なカム部を有し、さらに前記シートバックに設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動するように、前記フックレバーの回動を許可しうるように回動可能な拘束レバーとを備えたことを特徴とする車両用シートロック装置。 - 車体に起倒可能に支持されるシートバックまたは前記車体側のいずれか一方に固定され、前記シートバックが起立状態のとき前記シートバックまたは前記車体側のいずれか他方に設けられるストライカが進入可能なストライカ進入溝を有するベース部材と、
前記ベース部材に枢着されるとともに、フック用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカ進入溝に進入した前記ストライカと係合可能な1段目の係合溝と、前記ストライカと係合または遊嵌可能な2段目の係合溝または逃げ溝とを、前記ストライカの前記ストライカ進入溝への進入経路に沿って並設し、前記2段目の係合溝または逃げ溝を形成する2段目の係合アーム部を1段目の係合溝を形成する1段目の係合アーム部よりも延長させたフックレバーと、
前記ベース部材に枢着されるとともに、拘束用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーの前記1段目の係合溝に係合する際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動しないように、前記フックレバーの回動を制限し、また前記シートバックまたは前記車体側のいずれか一方に設けた操作手段の操作に基づいて解除方向へ回動した際、前記2段目の係合アーム部が前記ストライカの進入経路から退避する位置まで移動するように、前記フックレバーの回動を許可する拘束レバーと、
前記ベース部材に枢着されるとともに、センシング用ばねにより一方向へ付勢され、かつ前記ストライカが前記フックレバーと係合していないときには、前記ベース部材に当接するアンロック検出位置に停止し、また、前記ストライカが前記フックレバーと係合したときには、前記センシング用ばねの付勢力に抗して、前記ストライカに当接したロック検出位置へ移動可能なセンシングレバーと、
前記ベース部材に枢着されるとともに、前記センシングレバーがアンロック検出位置に停止しているとき、前記センシングレバーの回動端部付近に設けた規制突部に当接可能なアンロック用当接部、及び前記センシングレバーがロック検出位置に移動したとき、前記規制突部に当接可能なロック用当接部を有する警告レバーと、
前記警告レバーの動きに同期し、前記警告レバーが後記アンロック位置にあることを示すアンロック位置と、前記警告レバーが後記ロック位置にあることを示すロック位置とに移動可能な警告部材とを備え、
前記警告レバーは、前記アンロック用当接部が前記規制突部に当接することにより前記警告レバーを一方向へ付勢する警告用ばねの付勢力に抗してアンロック位置に停止し、また、前記センシングレバーがロック検出位置に移動した場合には、前記アンロック用当接部が前記規制突部から離脱するとともに、前記警告用ばねの付勢力により前記ロック位置から一方向へ回動して前記ロック用当接部が前記規制突部に当接するロック位置に移動することを特徴とする車両用シートロック装置。 - 前記警告レバーのロック用当接部を、前記警告レバーがロック位置に停止している状態において前記センシングレバーの回動中心を中心とする円弧状に形成したことを特徴とする請求項3記載の車両用シートロック装置。
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