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JP5119788B2 - コネクタ - Google Patents

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JP5119788B2
JP5119788B2 JP2007200569A JP2007200569A JP5119788B2 JP 5119788 B2 JP5119788 B2 JP 5119788B2 JP 2007200569 A JP2007200569 A JP 2007200569A JP 2007200569 A JP2007200569 A JP 2007200569A JP 5119788 B2 JP5119788 B2 JP 5119788B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来より、嵌合検知機能を備えたコネクタが知られている。例えば、特許文献1に記載のコネクタは、雌側のハウジングにロックアームが設けられ、このロックアームに検知部材が装着されている。検知部材は、雌側のハウジングに対して待機位置と検知位置との間を移動可能とされ、ハウジングが相手側ハウジングと嵌合する過程では移動規制手段によって待機位置に保持され、ハウジングが相手側ハウジングと正規嵌合されるに伴い移動規制手段が解除されて検知位置への移動操作が許容される。したがって、検知部材の移動操作の可否によって両ハウジングの嵌合状態を検知できるようになっている。
特開2004−63090公報
上記の場合は、検知部材の位置を視認したり、検知位置にて検知部材が発するロック音を聞き取ることで、検知部材が検知位置に至ったことを確認している。しかし、検知部材の位置確認は不明瞭な場合があり、またロック音は作業現場の雑音でかき消されて聞き取りない場合がある。そのため、検知部材の移動操作をし忘れが生じ、コネクタの嵌合検知機能が損なわれる虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタの嵌合検知機能の信頼性を高めることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具を収容可能なハウジングと、前記ハウジングに対して待機位置と検知位置との間を移動可能に組み付けられ、前記ハウジングが相手側ハウジングと正規嵌合した場合には前記待機位置から検知位置への移動が許容され、前記ハウジングが相手側ハウジングと半嵌合の状態では前記検知位置への移動が規制される検知部材とを備えたコネクタであって、前記ハウジングには、前記相手側ハウジングとの嵌合状態を保持するロックアームが弾性変位可能に設けられ、前記検知部材は、前記ロックアームに組み付けられてこのロックアームとともに全体が変位させられ、かつ前記組み付けられた状態で外部に露出する平板状の覆い壁を有し、前記検知部材の前記覆い壁には開口部が設けられ、前記開口部を通して見える背景色が前記待機位置と前記検知位置とで異なるように設定され、前記待機位置では前記開口部から前記検知部材の対応部位が視認され、前記検知位置では前記開口部から前記ハウジングの対応部位が視認される構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記検知位置では前記開口部から前記ロックアームの対応部位が視認されるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記検知部材は第1の色で表示され、前記ハウジングは前記第1の色とは異なる第2の色で表示されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
検知部材を待機位置から検知位置に至らすと、開口部から見える背景色が待機位置とは異なる色で示されるから、検知部材が検知位置に至ったことを明瞭に確認できる。その結果、検知部材の移動操作のし忘れを防止できる。
また、待機位置では開口部から検知部材の対応部位が視認されるので、待機位置では開口部とその周辺部とを同色で揃えることができる。よって、作業者は、開口部から見える背景色が周囲と異なる色になったという事実によって検知部材が検知位置に至ったことを知ることができ、背景色の種類まで覚える必要がないため、誤認する虞が少ない。
<請求項の発明>
検知位置では開口部からロックアームの対応部位が視認されるから、ロックアームの対応部位の状態確認もあわせて行うことができる。
<請求項の発明>
検知部材は第1の色で表示され、ハウジングは第2の色で表示されているから、開口部から見える対応部位のみを周辺部と区別して色分けしなくて済み、製造が容易となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。本実施形態のコネクタは、ハウジング10と、雌型の端子金具40と、検知部材60とを備え、ハウジング10は相手側ハウジング90に嵌合可能とされ、検知部材60はハウジング10に対して待機位置と検知位置との間を移動可能とされる。なお、以下の説明において前後方向については両ハウジング10,90の嵌合面側を前方とする。
相手側ハウジング90は合成樹脂製であって、図1に示すように、雄型の端子金具50を収容可能な端子収容部91と、端子収容部91の前面から前方へ突出する筒状のフード部92とを備えている。端子収容部91には雄型の端子金具50を収容可能なキャビティ93が設けられている。フード部92内には、雄型の端子金具50のタブ51がキャビティ93の前面から前方へ突出して配されるとともに、解除片94がフード部92の奥壁から前方へ突出して配されている。フード部92の上面にはロック部95が突設されている。また、端子収容部91には雄型の端子金具50の抜け止めをなすリテーナ96が装着されている。このリテーナ96は、雄型の端子金具50の箱部52を係止する端子係止部97を有し、さらに雄型の端子金具50に接続された電線55の被覆に食い込む鋸歯状の突起98を有している。雄型の端子金具50は、その箱部52に切り起こされたランス54をキャビティ93の内壁に係止させることでキャビティ93内に一次的に抜け止めされる。
ハウジング10は合成樹脂製であって、図9に示すように、扁平なブロック状をなすハウジング本体11と、ハウジング本体11の上面に設けられたロックアーム12と、ハウジング本体11の周りを取り囲む嵌合部13とを備える。ハウジング本体11内には、雌型の端子金具40を収容可能な3室のキャビティ14が横一列に設けられている。ハウジング本体11の後端部には、図10に示すように、左右一対の検知用受け部15が突設されている。また、ハウジング本体11の後端部には、ハウジング本体11の上面と各キャビティ14とに連通する連通空間16が貫設されており、この連通空間16内に電線保持部材17が嵌着されている。電線保持部材17は、図1に示すように、電線41の被覆に食い込む鋸歯状の突起18を有しており、この突起18の食い込み作用によって電線41の前後方向への移動を規制している。
ハウジング本体11の前面には、互いに隣接する2室のキャビティ14に連通するショート端子42の収容部18が開口して設けられている。収容部18は嵌合部13の側面にも開口する形態であって、この側面の開口からショート端子42が組み付け可能とされる。ショート端子42は両キャビティ14内に収容された雌型の端子金具40の夫々に下方から接触し、両ハウジング10,90の嵌合動作が完了するまでの間、両端子金具40の短絡状態を保ち(図1を参照)、両ハウジング10,90が正規嵌合された状態ではフード部92の解除片94によって押し下げられて両端子金具40の短絡状態を解除する(図3を参照)。
ロックアーム12は、ハウジング本体11の上面から上方へ起立する左右一対の脚部21と、両脚部21の上端から前後両方向に延出する左右一対のアーム部22と、両アーム部22の下端縁同士を連結する下面板23と、両アーム部22の上端縁同士を連結する方形板状の上面板24と、アーム部22の前端同士を連結するロック本体25とからなり、両脚部21を支点として上下方向にシーソ状に揺動変位可能(弾性変位可能)となっている。前後方向における下面板23の形成領域はロック本体25より後方の位置からアーム部22の後端に亘る範囲であり、上面板24はアーム部22の後端部に配置されている。上面板24と下面板23とはいずれも薄肉状であって略水平に配置され、互いに段違いの位置関係にある。この上面板24と下面板23との間でかつ両アーム部22の間は検知部材60の検知本体64(後述する)が入り込む組付空間26とされる。
また、アーム部22の両側縁には前後方向(自由状態におけるロックアーム12の長さ方向)に沿って左右一対のガイドリブ27が張り出して設けられ、さらに下面部の両側縁には左右一対の抜け止め突起28が張り出して設けられている。ガイドリブ27の下面と抜け止め突起28の上面とは一体に接続されている。
嵌合部13には、ロックアーム12を挟んだ両側に、左右一対の側壁31が立ち上げて設けられている。また、嵌合部13には、両側壁31の上縁の前端同士を連結する連結壁32が設けられている。
そして、ハウジング10は、ロックアーム12も含めてその外面の全体が第2の色、詳細には黄色を呈しており、検知部材60が組み付けられる前の状態においてはその外観全体が黄色の一色として視認される。
雌型の端子金具40は、前後方向に細長く、略前半部が箱形の接続部43となっており、略後半部がオープンバレル状の電線圧着部44となっている。接続部43にはランス45が切り起こして設けられている。キャビティ14内に後方から挿入された雌型の端子金具40はそのランス45をキャビティ14の内壁に弾性的に係止させることで、キャビティ14内に抜け止めされる。
検知部材60は合成樹脂製であって、図8に示すように、後端に位置するブロック状の操作部61と、操作部61の両端から前方へ片持ち梁状に延出する左右一対のガイドアーム62と、両ガイドアーム62の上端縁同士を連結する覆い部63と、覆い部63より下方でかつ両ガイドアーム62の間に位置して操作部61から前方へ片持ち梁状に延出する検知本体64とを備えている。両ガイドアーム62の内側面には、図7に示すように、ガイド溝65が前後方向に延出して設けられており、両ガイド溝65がその開口を内側に向けて対向に配置されている。また、両ガイドアーム62の内側面には、ガイド溝65より下方に、左右一対の抜け止め突起66が設けられている。
覆い部63は、図4に示すように、ハウジング本体11の後半部を被覆するフラットな平板状をなし、その前端縁には前方へ突出する左右一対の突き当て片67が設けられている。覆い部63の両側縁寄りの位置には、左右一対の透孔68が開設されている。覆い部63の両透孔68は前後方向に長く方形状に開口する形態であって、組み付け前の単品状態では両透孔68から対応する抜け止め突起66が視認されるようになっている。また、覆い部63には、後端縁寄りの幅方向中央部に、唯1つの窓部69(本発明の「開口部」に相当)が開設されている。覆い部63の窓部69はループ状孔として開口する形態であって詳細には円形をなしている。検知部材60が組み付け前の状態または待機位置にあるときには、窓部69を通して検知部材60の一部、詳細には検知本体64の上面が視認され、検知部材60が検知位置にあるときには、窓部69を通してハウジング10の一部、詳細には上面板24の上面が視認されるようになっている。
検知本体64は、前後方向に細長い板状であって上下方向に撓み変形可能とされ、その前端部には下方へ突出する突き当て突起71が設けられている。検知本体64の前端部は操作部61との付け根側に比べて薄肉とされ、この前端部の撓み動作が円滑となる一方で付け根側の強度が高められている。また、操作部61の下端部は、検知本体64の下面よりも少し下方へ突出しており、この操作部61の下端部における前端縁が嵌合検知部72として構成されている。
そして検知部材60は、その外面の全体が前記第2の色とは異なる第1の色、詳細には青色を呈しており、ロックアーム12に組み付けられる前の状態においてはその外観全体が青色の一色として認識される。
かかる検知部材60はロックアーム12に対して(「ハウジング10に対して」と同義)後方から組み付けられ、組み付けに伴い、検知本体64が組付空間26内に進入するようになっている。そして、組み付けの過程では、ガイドリブ27とガイド溝65とが嵌合することにより、検知部材60がロックアーム12に対して前方へスライドし、双方の抜け止め突起28,66の干渉によってガイドアーム62が幅方向外側に弾性撓みする。その後、検知部材60がロックアーム12に対して待機位置に組み付けられると、検知部材60の抜け止め突起66がロックアーム12の抜け止め突起28に対して前方から係止することにより、検知部材60の抜け止めがなされ、かつ、突き当て突起71がロック本体25に対して後方から係止することにより、検知部材60の前止まりがなされ、これらの係止作用によって検知部材60が待機位置に保持される。このとき、検知本体64は上面板24と下面板23との間及び左右のアーム部22との間に挟まれ、上面板24は検知本体64と覆い部63との間に挟まれ、これにより、検知部材60がロックアーム12と一体となってシーソ状に変位可能となる。覆い部63の下面と検知本体64の上面との間は上面板24のスライド空間39とされ、その間隔は上面板24の板厚とほぼ同じかあるいは僅かに大きく設定される。また、操作部61を押し下げ操作すると、ロックアーム12と検知部材60とをロック解除方向に変位させることが可能となる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
ロックアーム12に対して検知部材60を待機位置に保持させる。この状態では、図1及び図4に示すように、操作部61がハウジング本体11の後面よりも後方へ突出して配され、上方から見ると、透孔68からアーム部22の上面が視認されるとともに、窓部69から検知本体64の上面が視認される。検知部材60の全体は青色で表示されるため、この場合に、窓部69を通して見える背景色は窓部69の周辺部と同色の青色である。一方、透孔68を通して見える背景色はハウジング本体11を表示する黄色であり、この後の検知部材60の移動によっても黄色に保たれる。
ハウジング10を相手側ハウジング90に嵌合させると、ハウジング本体11と嵌合部13との間に相手側ハウジング90のフード部92が進入する。嵌合の過程では、図2に示すように、ロックアーム12のロック本体25が相手側ハウジング90のロック部95に乗り上がることにより、ロックアーム12と検知部材60とが前上がりの姿勢に変位し、検知部材60の嵌合検知部72が下方へ変位してハウジング本体11の検知用受け部15に対して後方から対向する。ここで、仮に両ハウジング10,90の嵌合作業を半嵌合の状態のままで終えてしまうと、検知部材60を検知位置側(前方)へ移動させようとしても、嵌合検知部72が検知用受け部15に突き当たることで検知部材60の前進が規制される。また、突き当て突起71はロック本体25との係止状態を保っているため、これによっても検知部材60の前進が規制される。
両ハウジング10,90が正規の嵌合状態に至ると、ロック本体25がロック部95を通過することによってロックアーム12がその弾性復元力によって自由状態に復帰し、ロック本体25とロック部95とが係止状態となる。この係止作用によって両ハウジング10,90が離脱規制状態に保持される。このとき、突き当て突起71の下面はロック部95の上面に当接しており、これによって検知本体64がロックアーム12に対して相対的に上方へ撓み変形する。また、ロックアーム12と一体となって検知部材60の操作部61が上方へ変位することにより、嵌合検知部72と検知用受け部15との当接状態も解除される。結果、突き当て突起71とロック本体25との係止状態が解除され、検知部材60の検知位置への移動操作が許容される。この状態では、ロックアーム12に対する検知部材60の相対位置が待機位置と変わりないため、窓部69を通して見える背景色も黄色のままである。
その後、ロックアーム12に対して検知部材60を検知位置側へスライドさせる。移動の過程では突き当て突起71がロック部95及びロック本体25を通過することによって検知本体64が弾性復帰し、移動に完了に伴い、図6に示すように、突き当て突起71がロック本体25に対して前方から係止する。そして、両突き当て片67の前端が連結壁32に対して後方から突き当たることで検知部材60のそれ以上の前進が規制される。これによって検知部材60は、図3及び図5に示すように、ロックアーム12に対して前後方向への移動を規制された状態で検知位置に保持される。また、両ガイドアーム62の前端部が連結壁32の下方に潜り込んで連結壁32の下面に当接することによって検知部材60、ひいてはロックアーム12の上方(ロック解除方向)への変位が規制される。これにより、ロック本体25とロック部95との係止状態が確実に保たれ、両ハウジング10,90が二重にロックされた状態となる。検知位置に至った検知部材60の後端とハウジング本体11の後端とは前後方向ついてほぼ同じ位置に揃えられる。
さて、検知部材60が待機位置から検知位置に至る過程では、ロックアーム12の上面板24は、検知部材60に対して検知本体64と覆い部63との間のスライド空間39を相対的に後退変位し、検知位置に至る手前から窓部69内に順次その姿を現す。そして、検知部材60が検知位置に至るに伴い、上面板24は窓部69の全体にその姿を現すこととなる。したがって、この状態で作業者が窓部69をのぞき込むと、窓部69から上面板24(ハウジング10)の黄色を視認することができる。
一方、検知部材60が待機位置に留め置かれたままであると、上面板24は窓部69よりも前方に位置して窓部69とは非対応とされるため、窓部69からはスライド空間39を介して検知本体64の上面を視認するのみであり、窓部69を通して見える背景色は周囲の色と同色の青色となる。したがって、窓部69を通して見える背景色に変化がない場合には、検知部材60の移動操作を行っていないと判断でき、この場合は改めて検知部材60を検知位置に押し込むようにする。
以上説明したように、本実施形態によれば次の効果を奏する。
検知部材60を待機位置から検知位置に至らすと、窓部69を通して見える背景色が待機位置とは異なる色で示されるから、検知部材60が検知位置に至ったことを視覚的に明瞭に検知できる。その結果、検知部材60の移動操作のし忘れを防止でき、コネクタの嵌合検知機能の信頼性を高めることができる。
この場合に、待機位置では窓部69から検知部材60自身が見えるため、窓部69内の色(検知本体64の上面の色)と窓部69外の色(覆い部63の上面の色)とを単一色(青色一色)で揃えることができる。そのため、作業者は、待機位置と検知位置とで窓部69を通して見える背景色の種類まで覚えておく必要はなく、窓部69内に窓部69外とは異なる色(本実施形態では黄色)が現れたという事実をもって検知部材60が検知位置に至ったと判断することができる。よって、作業者が誤認する虞が少なくなり、嵌合検知機能の信頼性をより高めることができる。
また、検知位置では窓部69からロックアーム12の検知本体64が視認されるから、検知本体64の欠損状況等の状態確認もあわせて行うことができ、ロックアーム12の品質の向上を図れる。
また、検知部材60はその全体が第1の色(青色)で表示され、ハウジング10はその全体が第2の色(黄色)で表示されているから、上面板24と検知本体64とを周囲と区別して色分けしなくて済み、製造が容易となる。
さらに、窓部69は、コネクタの上面の幅方向中央部であって検知部材60の操作部61近傍の見易い位置に、見易い形態(ループ状の開口)で設けられているから、視認性が良好となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)窓部を通して見える背景色は、待機位置と検知位置とで異なっていればよく、何色であっても構わない。また、単一色に限らず、複数種の色で構成されていてもよい。もっとも、色相学的に待機位置と検知位置との間で色の違いが際立つような組み合わせであるのが好ましい。
(2)待機位置では窓部から検知本体以外の背景が見えてもよく、また、検知位置では窓部から上面板以外の背景が見えてもよい。
(3)窓部は、ループ状に囲まれた孔ではなく、検知部材の端縁に切り欠かれた形態であってもよい。
(4)窓部は、検知部材に複数設けられていてもよい。
(5)窓部を覆うように透明または半透明のフィルターを被せてもよい。これにより、窓部内に塵埃等の異物が入り込むのを防止できる。
本発明の実施形態1において、両ハウジングを嵌合する前の状態をあらわす側断面図 両ハウジングを嵌合する過程の状態をあらわす側断面図 両ハウジングを正規嵌合させて検知部材を検知位置に至らした状態をあらわす側断面図 ロックアームに対して検知部材が待機位置に保持された状態をあらわす平面図 ロックアームに対して検知部材が検知位置に保持された状態をあらわす平面図 ロックアームに対して検知部材が検知位置に保持された状態をあらわす正面図 検知部材の正面図 検知部材の底面図 ハウジングの正面図 ハウジングの平面図
符号の説明
10…ハウジング
12…ロックアーム
22…アーム部
24…上面板(ハウジングの対応部位)
60…検知部材
64…検知本体(検知部材の対応部位)
68…透孔
69…窓部(開口部)
90…相手側ハウジング

Claims (3)

  1. 端子金具を収容可能なハウジングと、
    前記ハウジングに対して待機位置と検知位置との間を移動可能に組み付けられ、前記ハウジングが相手側ハウジングと正規嵌合した場合には前記待機位置から検知位置への移動が許容され、前記ハウジングが相手側ハウジングと半嵌合の状態では前記検知位置への移動が規制される検知部材とを備えたコネクタであって、
    前記ハウジングには、前記相手側ハウジングとの嵌合状態を保持するロックアームが弾性変位可能に設けられ、
    前記検知部材は、前記ロックアームに組み付けられてこのロックアームとともに全体が変位させられ、かつ前記組み付けられた状態で外部に露出する平板状の覆い壁を有し、
    前記検知部材の前記覆い壁には開口部が設けられ、前記開口部を通して見える背景色が前記待機位置と前記検知位置とで異なるように設定され、前記待機位置では前記開口部から前記検知部材の対応部位が視認され、前記検知位置では前記開口部から前記ハウジングの対応部位が視認されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記検知位置では前記開口部から前記ロックアームの対応部位が視認されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記検知部材は第1の色で表示され、前記ハウジングは前記第1の色とは異なる第2の色で表示されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
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