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JP5119614B2 - ウェーハ外周部研削方法 - Google Patents

ウェーハ外周部研削方法 Download PDF

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本発明は、半導体材料や電子部品材料等のウェーハの外周部を研削するウェーハ外周部研削方法に関するものである。
半導体装置や電子部品等の製造工程では、表面側に半導体装置や電子部品等が形成されたウェーハに対して、プロービング、ダイシング、ダイボンディング、及びワイヤボンディング等の各工程を経た後、樹脂モールドされて半導体装置や電子部品等の完成品となる。
近年、携帯電話や携帯音楽プレーヤーなどに代表されるモバイル機器や車載用のパワーデバイス等で利用される半導体装置や電子部品では、多機能化やデバイス特性向上のため、より薄く小型化されたものの需要が高まっている。そのため、半導体装置や電子部品等が形成されたウェーハでは、100μm以下の極薄ウェーハの需要が増大している。
このような極薄のウェーハは、半導体装置や電子部品等が形成されたウェーハ表面に半導体装置や電子部品等を保護するテープを貼り付け、裏面側を研削加工(バックグラインド)することにより製造される。このとき、ウェーハはインゴットの状態から内周刃やワイヤーソー等のスライシング装置でスライスされた後、その周縁の割れや欠け等を防止するため、図8(a)に示されるように、外周部が曲面、またはテーパ形状に面取り加工が施されている。そのため、そのままバックグラインドを行うと図8(b)のE部のようにウェーハ裏面側の外周部が鋭角になる。
このようなウェーハ外周部が鋭角になった状態でカセット等に収納し、次のダイシング工程等へ搬送を行うと、外周部にチッピングや欠けが生じ、ウェーハの破損や、チッピング片がパーティクルとなってウェーハ表面に残るなどの問題を発生させる。
この問題を解決する手段として、ドーム型のホルダー内部に設けられた砥石により鋭角になったウェーハ外周部を研削する半導体素子の製造装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−41259号公報
特許文献1に記載された技術によれば、鋭角になったウェーハ外周部がホルダー内部に設けられた砥石の角度に合わせて鈍角となり、外周部のチッピングや欠けが押さえられる。しかし、特許文献1における半導体素子の製造装置では、通常の面取り加工を行う装置の他に、新たな鋭角部を除去する装置が必要となり、設備費を増大させる。
また、既にチッピングや欠けが生じやすくなっている鋭角部に対して砥石を当てるため、研削中にウェーハが破損する恐れがあり、歩留まりを低下させる原因となる。
本発明は、このような問題に対して成されたものであり、バックグラインド後のウェーハに鋭角部を生じさせず、チッピング、欠け、又はウェーハ割れなどが起きない歩留まりの向上したウェーハ外周部研削方法を提供することを目的としている。
請求項の発明は、ウェーハの裏面側を研削することにより前記ウェーハの厚みを薄くする裏面研削工程実施前に行われる、前記ウェーハの外周部を研削する外周部研削工程において、前記ウェーハの外周部端面をストレート形状の砥石によりストレート形状に研削した後、前記ウェーハ外周部端面の表面側と裏面側との角部を研削して前記角部にテーパ形状を設けるウェーハ外周部研削方法であって、前記ウェーハの表面側に形成される前記テーパ形状は、前記ウェーハの裏面研削工程が終了した時点の該ウェーハの厚みよりも小さく、前記ウェーハの裏面側に形成される前記テーパ形状は、前記ウェーハ外周部端面のストレート形状部分が前記ウェーハの裏面研削工程が終了した時点の該ウェーハの厚みよりも大きくなる位置まで研削して形成されることを特徴としている。
本発明によれば、ウェーハのバックグラインドを行う前に、面取り装置に設けられたストレート形状の砥石により、ウェーハの外周部端面がストレート形状に研削される。ストレート形状に研削されたウェーハ外周部は、表面側と裏面側の角部をテーパが付いた砥石、または傾けた砥石により研削され、テーパ形状となる。これにより、ストレート形状に研削されたウェーハ外周部端面の角部が更に鈍角となり、チッピングや欠けが発生しなくなる。よって歩留まりの高い安定したウェーハの加工が可能となる。
また、本発明によれば、ストレート形状に研削されたウェーハ外周部端面の表面側の角部がバックグラインド後のウェーハ厚みよりも小さいテーパ形状に研削される。ウェーハ外周部端面の裏面側の角部に形成されるテーパ形状は、テーパ形状形成後の外周部のストレート形状がバックグラインド後のウェーハ厚みよりも大きくなる位置まで研削される。これにより、バックグラインドで表面側に形成されたテーパ形状まで研削されないため、バックグラインド後のウェーハに鋭角部が発生しない。更に、裏面側には大きなテーパ形状が形成されているので、バックグラインド時に砥石の突入によるダメージを軽減する。
請求項の発明は、請求項に記載の発明において、前記ウェーハの表面側に貼着される、ウェーハ表面を保護するためのテープは、前記ウェーハ外径の大きさよりも小さいことを特徴としている。
これにより、ウェーハ外周部を研削するときにウェーハ表面を保護するテープが研削する砥石に干渉せず、安定した研削を行なうことが可能となる。
以上説明したように、本発明のウェーハ外周部研削方法によれば、バックグラインド後のウェーハに鋭角部を生じさせず、チッピング、欠け、又はウェーハ割れなどが起きない歩留まりの向上したウェーハ外周部研削が可能となる。
以下、添付図面に従って本発明に係るウェーハ外周部研削方法の好ましい実施の形態について詳説する。
最初に、本発明に使用するウェーハ面取り装置について説明する。図1は、面取り装置の主要部を示す正面図である。
面取り装置10は、ウェーハ送りユニット20、砥石回転ユニット50、図示しないウェーハ供給/収納部、ウェーハ洗浄/乾燥部、ウェーハ搬送手段、及び面取り装置各部の動作を制御するコントローラ等から構成されている。
ウェーハ送りユニット20は、本体ベース11上に載置されたX軸ベース21、2本のX軸ガイドレール22、22、4個のX軸リニアガイド23、23、…、ボールスクリュー及びステッピングモータから成る直線移動軸であるX軸駆動手段25によって図のX方向に移動されるXテーブル24を有している。
Xテーブル24には、2本のY軸ガイドレール26、26、4個のY軸リニアガイド27、27、…、図示しないボールスクリュー及びステッピングモータから成る直線移動軸であるY軸駆動手段によって図のY方向に移動されるYテーブル28が組込まれている。
Yテーブル28には、2本のZ軸ガイドレール29、29と図示しない4個のZ軸リニアガイドによって案内され、ボールスクリュー及びステッピングモータから成る直線移動軸であるZ軸駆動手段30によって図のZ方向に移動されるZテーブル31が組込まれている。
Zテーブル31には、θ軸モータ32、θスピンドル33が組込まれ、θスピンドル33にはウェーハWを吸着載置するウェーハテーブル(載置台)34が取り付けられており、ウェーハテーブル34はウェーハテーブル回転軸心CWを中心として図のθ方向に回転される。
また、ウェーハテーブル34の下部には、ウェーハWの外周部を仕上げ研削する砥石のツルーイングに用いるツルーイング砥石41(以下ツルアー41と称する)が、ウェーハテーブル回転軸心CWと同心に取り付けられている。
このウェーハ送りユニット20によって、ウェーハW及びツルアー41は図のθ方向に回転されるとともに、X、Y、及びZ方向に移動される。
砥石回転ユニット50は、外周加工砥石52が取り付けられ、図示しない外周砥石モータによって軸心CHを中心に回転駆動される外周砥石スピンドル51、外周加工砥石52の上方に配置されたターンテーブル53に取付けられた外周精研スピンドル54及び外周精研モータ56、ノッチ粗研スピンドル60及びノッチ粗研モータ62、ノッチ精研スピンドル57及びノッチ精研モータ59を有している。
外周精研スピンドル54にはウェーハWの外周を仕上げ研削する面取り用砥石である外周精研削砥石55が取付けられている。
ノッチ粗研スピンドル60にはノッチ粗研削砥石61が、またノッチ精研スピンドル57には、ノッチ部を仕上げ研削する面取り砥石であるノッチ精研削砥石58が取付けられている。
外周加工砥石52、外周精研削砥石55、ノッチ粗研削砥石61、及びノッチ精研削砥石58は、メタルボンド砥石、レジンボンド砥石、またはビトリファイド砥石のいずれかにより形成されている。
外周加工砥石52、外周精研削砥石55、ノッチ粗研削砥石61、及びノッチ精研削砥石58には、それぞれ図2(a)に示す、希望する外周部形状にツルーイングされた溝P、または図2(b)に示す、表面側と裏面側の希望する形状とストレート形状を備えた溝Qが形成されている。
以上のような構成の面取り装置により、ウェーハの外周部研削が行なわれる。
次に、本発明に係わるウェーハ外周部研削方法について説明する。図3は本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第1の実施の形態における加工手順を示した側面図である。
インゴットを内周刃やワイヤーソー等のスライシング装置でスライスすることにより製造されたウェーハWは、研磨等の工程が行われるとともに、外周面を図1に示す面取り装置10により、チッピング、欠け、又はウェーハ割れを防止するため、外周部が研削される。研削されたウェーハWの外周部は、図3(a)に示すように、接触などによりかかる外周部への負荷が小さくなる曲面形状、又はテーパ形状等の形状に研削される。この状態でバックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれる。
バックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれたウェーハは、外周加工砥石52、及び外周精研削砥石55のストレート形状部により研削され、図3(b)に示すように、外周部端面がストレート形状に研削される。
このとき、ウェーハWの表面側Fには、ウェーハ表面を保護するための不図示の保護テープが貼着されている。保護テープは、ウェーハWの外径よりも小さい外径であって、外周部を研削する際に外周加工砥石52、または外周精研削砥石55と干渉しない。
外周部端面を研削されたウェーハWは、バックグラインド工程で裏面側Bが研削され、極薄のウェーハWFとなる。ウェーハWFの厚さtは、本実施の形態においては100μm程度とする。
これにより、ウェーハWFの外周部端面はストレート形状となり、鋭角部が形成されない。
次に、本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第2の実施の形態について説明する。図4は本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第2の実施の形態における加工手順を示した側面図である。
インゴットを内周刃やワイヤーソー等のスライシング装置でスライスすることにより製造されたウェーハWは、研磨等の工程が行われるとともに、外周部が研削され、図4(a)に示すような曲面形状、又はテーパ形状等に研削される。この状態でバックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれる。
バックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれたウェーハは、表面側Fに保護テープが貼着され、外周加工砥石52、及び外周精研削砥石55のストレート形状部により図4(b)に示すように、外周部端面をストレート形状に研削される。
ストレート形状に研削されたウェーハWの外周部端面は、表面側Fの角部K1と裏面側Bの角部K2が、外周加工砥石52、及び外周精研削砥石55に形成された溝P、又は溝Qの傾斜部により研削される。これにより、ウェーハWの表面側Fと裏面側Bにはそれぞれテーパ形状C1、C2が形成される。
このとき、テーパ形状C1、C2の大きさは、バックグラインド工程後のウェーハWFの厚さtよりも小さい。
これにより、ウェーハWFの外周部は、角部がテーパC1により更に鈍角となり、チッピングや欠けが発生しなくなる。よって歩留まりの高い安定したウェーハの加工が可能となる。
次に、本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第3の実施の形態について説明する。図5は本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第3の実施の形態における加工手順を示した側面図である。
インゴットを内周刃やワイヤーソー等のスライシング装置でスライスすることにより製造されたウェーハWは、研磨等の工程が行われるとともに、外周部が研削され、図5(a)に示すような曲面形状、又はテーパ形状等に研削される。この状態でバックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれる。
バックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれたウェーハは、表面側Fに保護テープが貼着され、外周加工砥石52、及び外周精研削砥石55のストレート形状部により図5(b)に示すように、外周部端面をストレート形状に研削される。
ストレート形状に研削されたウェーハWの外周部端面は、表面側Fの角部K1と裏面側Bの角部K2が、外周加工砥石52、及び外周精研削砥石55に形成された溝P、又は溝Qの傾斜部により研削される。これにより、ウェーハWの表面側Fにテーパ形状C1が形成され、裏面側Bにはテーパ形状C3が形成される。
このとき、テーパ形状C1の大きさは、バックグラインド工程後のウェーハWFの厚さtよりも小さい。また、テーパ形状C2は、図5(c)に示すように、テーパ形状C1とテーパ形状C3が形成された後のウェーハWの外周部端面のストレート形状が、バックグラインド工程後のウェーハWFの厚さtよりも大きくなる位置まで研削されて形成される。
これにより、ウェーハWFの外周部は、角部がテーパC1により更に鈍角となり、更に、裏面側Bには大きなテーパ形状C3が形成されているので、バックグラインド時に砥石の突入によるダメージが軽減される。
次に、本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第4の実施の形態について説明する。図6は本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第4の実施の形態における加工手順を示した側面図である。
インゴットを内周刃やワイヤーソー等のスライシング装置でスライスすることにより製造されたウェーハWは、研磨等の工程が行われるとともに、外周部が研削され、図6(a)に示すような曲面形状、又はテーパ形状等に研削される。この状態でバックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれる。
バックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれたウェーハは、表面側Fに保護テープが貼着され、外周加工砥石52、及び外周精研削砥石55のストレート形状部により図6(b)に示すように、外周部端面をストレート形状に研削される。
ストレート形状に研削されたウェーハWの外周部端面は、表面側Fの角部K1と裏面側Bの角部K2が、外周加工砥石52、及び外周精研削砥石55に形成された溝P、又は溝Qの傾斜部により研削される。これにより、ウェーハWの表面側Fにテーパ形状C1が形成され、裏面側Bにはテーパ形状C4が形成される。
このとき、テーパ形状C1の大きさは、バックグラインド工程後のウェーハWFの厚さtよりも小さい。また、テーパ形状C4は、図6(c)に示すように、テーパ形状C1とテーパ形状C4が形成された後のウェーハWの外周部端面のストレート形状が、バックグラインド工程後のウェーハWFの厚さtよりも小さく、尚且つテーパ形状C1とテーパ形状C4とが重ならない位置まで研削されて形成される。
これにより、ウェーハWFの外周部には、表面側にテーパ形状C1、裏面側にはテーパ形状C5が形成され、角部が鈍角となりチッピングや欠けが発生しない。よって歩留まりの高い安定したウェーハの加工が可能となる。
次に、本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第5の実施の形態について説明する。図7は本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第5の実施の形態における加工手順を示した側面図である。
インゴットを内周刃やワイヤーソー等のスライシング装置でスライスすることにより製造されたウェーハWは、研磨等の工程が行われるとともに、外周部が研削され、図7(a)に示すような曲面形状、又はテーパ形状等に研削される。この状態でバックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれる。
バックグラインド工程が実施される前の工程まで加工が行なわれたウェーハは、表面側Fに保護テープが貼着され、図7(b)に示すように、外周加工砥石52の角部により、ウェーハW外周部の表面側Fをt1の深さまで除去する。t1は、図7(d)に示す、バックグラインド工程後のウェーハWFの厚さtよりも大きい。
表面側Fをt1の深さまで除去されたウェーハWの外周部は、更に外周精研削砥石55の角部により、図7(c)に示すように、表面側Fからt2の深さまで除去される。t1は、バックグラインド工程後のウェーハWFの厚さtよりも大きく、t1よりも小さい。
これにより、バックグラインドされたウェーハWFの外周部は鋭角にならず、フラット形状となって残る。よって、チッピングや欠けが発生せず、歩留まりの高い安定したウェーハの加工が可能となる。
また、ウェーハWFに形成されたフラット形状部分は、外周精研削砥石55によって研削されているため研削面に研削ダメージが残らず、t1よりも浅いt2の位置までの研削であるため効率よく研削される。
以上説明したように、本発明に係わるウェーハ外周部研削方法によれば、バックグラインド後のウェーハ外周部に鋭角部を生じさせず、バックグラインド工程から次工程への搬送中、または次工程において、チッピング、欠け、又はウェーハ割れなどが発生しない。これにより、歩留まりが向上し、安定したウェーハの加工が可能になる。
なお、本実施の形態では、ウェーハ外周部の研削に面取り装置を使用しているが、本発明はそれに限らず、別の研削装置等によっても好適に利用可能である。
面取り装置の主要部を示す正面図。 研削砥石の溝部を示した横断面図。 本発明に係わるウェーハ外周研削方法の第1の実施の形態における加工手順を示した側面図。 第2の実施の形態における加工手順を示した側面図。 第3の実施の形態における加工手順を示した側面図。 第4の実施の形態における加工手順を示した側面図。 第5の実施の形態における加工手順を示した側面図。 バックグラインド前と後とのウェーハ外周部を示した断面図。
符号の説明
10…面取り装置,24…Xテーブル,28…Yテーブル,33…θスピンドル,34…ウェーハテーブル,41…ツルーイング砥石(ツルアー),52…外周加工砥石,54…外周精研スピンドル,55…外周精研削砥石,58…ノッチ精研削砥石,61…ノッチ粗研削砥石,B…ウェーハ裏面側,C1、C2、C3、C4、C5…テーパ形状,E…鋭角部,F…ウェーハ表面側,K1、K2…角部,P、W…溝,W…ウェーハ,WF…バックグラインド後ウェーハ

Claims (2)

  1. ウェーハの裏面側を研削することにより前記ウェーハの厚みを薄くする裏面研削工程実施前に行われる、前記ウェーハの外周部を研削する外周部研削工程において、前記ウェーハの外周部端面をストレート形状の砥石によりストレート形状に研削した後、前記ウェーハ外周部端面の表面側と裏面側との角部を研削して前記角部にテーパ形状を設けるウェーハ外周部研削方法であって、
    前記ウェーハの表面側に形成される前記テーパ形状は、前記ウェーハの裏面研削工程が終了した時点の該ウェーハの厚みよりも小さく、前記ウェーハの裏面側に形成される前記テーパ形状は、前記ウェーハ外周部端面のストレート形状部分が前記ウェーハの裏面研削工程が終了した時点の該ウェーハの厚みよりも大きくなる位置まで研削して形成されることを特徴とするウェーハ外周部研削方法。
  2. 前記ウェーハの表面側に貼着される、ウェーハ表面を保護するためのテープは、前記ウェーハ外径の大きさよりも小さいことを特徴とする請求項に記載のウェーハ外周部研削方法。
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