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JP5110964B2 - 駐車券発行装置、駐車料金精算装置、及び駐車場管理システムとその方法 - Google Patents

駐車券発行装置、駐車料金精算装置、及び駐車場管理システムとその方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば公共施設や百貨店等の有料駐車場において、車両の入退場の管理を無人で行うことができるようにしたものである。
現在、有料駐車場を管理するシステムとして、磁気駐車券を使用した駐車場管理システムが主流となっている。このシステムは、駐車場の入口に入場時刻を駐車券に磁気記録しつつ券面への印字を行う発行機を備え、出口に駐車券の磁気記録を読み取って精算処理を行う精算機を備えて構成されている。
また、このような駐車場管理の無人化を図るシステムとして、特許文献1に開示された無人駐車場管理システムが知られている。
このシステムは、駐車場の入出庫口で車両を撮影するカメラと、カメラで撮影した画像データから車両ナンバーを読み取る車両ナンバー読取装置を備えている。また、入庫口には車両が入庫口に接近したのを検知して整理券を発行する整理券発行機と、整理券を抜き出したときに入庫口のゲートを上昇させて入庫を許可する入庫ゲート装置が設置され、出庫口にはホストコンピュータを内蔵し手入力や音声入力で作動する整理券番号入力手段を備えた精算機と、精算機で駐車料金を精算したときに出庫口のゲートを上昇させて出庫を許可する出庫ゲート装置が設置されている。
そして、車両が入庫口に接近するとカメラで車両を撮影し、車両ナンバー読取装置で車両ナンバーを読み取り処理するとともに、運転者が整理券発行機から整理券を抜き出すと入庫ゲート装置のゲートが上昇して車両の入庫が可能になる。また、車両が出庫口に接近するとカメラで車両を撮影し、車両ナンバー読取装置で車両ナンバーを読み取り処理するとともに、ホストコンピュータが蓄積データと照合し、同一ナンバーのデータをデータベースから読み出して精算機に駐車料金を表示し、駐車料金を精算すると出庫ゲート装置のゲートが上昇して出庫が可能になる。さらに、車両ナンバーを読み取れず駐車料金が表示されない場合には、整理券番号を入力して駐車料金を表示させ、駐車料金を精算して出庫するようになっている。
特開平11−312260号公報
従来の磁気駐車券を使用した駐車場管理システムにおいては、磁気駐車券の券面に全面あるいはストライプ状の磁気記録層を設けているため、媒体価格が高価になるという問題がある。また、磁気記録層に保存された磁気データが破壊されたり、駐車券自体が折れ曲がったりして精算機で磁気データを読み取れない場合には、精算処理が行えないので係員を呼び出す必要がある。
一方、特許文献1の駐車場管理システムによると、駐車場内にホストコンピュータとカメラを複数台設置しなければならないので、高価なシステムになってしまうという問題がある。
また、次のような事態が発生すると、退場するまでに時間が掛かったり、退場することができなくなったりする。
1)車両のナンバープレートに色付きフィルムや装飾、あるいは汚れや折れ曲がり等があると、車両ナンバー読取装置で誤読や読取不良が発生する。
2)カメラで撮影した画像データからの車両ナンバーの切り出し処理に時間が掛かる。
3)ホストコンピュータがダウンし、データの照合ができなくなる。
4)複雑なシステム構成によって、システムトラブルが発生する。
さらに、システムの構成上、次のような不正利用が考えられる。例えば先にA車両が入場し、その後でB車両が入場したときに、A車両とB車両のナンバープレートが共に色付きフィルムで車両ナンバーが読み取れなかった場合、A車両の運転者がB車両の整理券番号を入力するとB車両の駐車料金が表示されるので、A車両は本来駐車していた時間よりも短い時間の駐車料金を支払うだけで退場できてしまう。また、B車両についてもB車両の整理券を使って退場できるが、B車両の運転者は正規の整理券を持っているので不正な退場とはみなされない。
そこで、本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、有料駐車場で車両の入退場の管理する際に、低コストで無人によるシステムを構築でき、かつ退場時のトラブルや不正利用を防止できるようにすることにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、以下のような駐車券発行装置、駐車料金精算装置、及び駐車場管理システムとその方法を提供するものである。
すなわち、本発明の駐車券発行装置は、駐車場への車両の入場時に駐車券を発行する駐車券発行装置であって、車両の入場時刻を認識する入場時刻認識手段と、車両の入場時刻のデータを光学読取コードに変換して識別コードを生成する識別コード生成手段と、駐車場からの車両の退場時に識別コードが読み取れなかった場合に駐車料金清算装置に入力される、車両の入場時刻のデータを暗号化し緊急コードを生成する緊急コード生成手段と、車両の入場時刻、識別コード、及び緊急コードを駐車券に印字する印字手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで、暗号化とは、データにスクランブルをかけることにより、適切なキーを使用しないとデータを復元できないように変換する処理をいう。暗号化処理には特定のアルゴリズムとキーが必要であり、例えばDES、RSA、RC2、RC5等のアルゴリズムを使用することができ、特定のアルゴリズムとキーを組み合わせて使用することで数字や英文字等のランダムな文字列からなるコードに変換する。
また、本発明の駐車料金精算装置は、駐車場からの車両の退場時に駐車料金を精算する駐車料金精算装置であって、駐車券に印字された識別コードを読み取って車両の入場時刻を認識する識別コード読取手段と、駐車券に印字された緊急コードの入力を行う緊急コード入力手段と、識別コードを読み取れなかった場合に緊急コードの入力を要求し、入力された緊急コードを復号化して車両の入場時刻を認識する緊急コード認識手段と、識別コード又は緊急コードによって認識した車両の入場時刻と退場時刻とに基づいて算出した駐車料金を精算する料金精算手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで、復号化とは、暗号化したときに使用したアルゴリズムとキーを使用することにより、スクランブルをかけられたデータを元のデータに復元する処理をいう。数字や英文字等のランダムな文字列からなる緊急コードは、この復号化処理によって入場時刻のデータに復元される。
また、本発明の駐車場管理システムは、駐車場における車両の入退場を管理する駐車場管理システムであって、駐車場の入口に設置され、車両の入場時に、車両の入場時刻、車両の入場時刻のデータを光学読取コードに変換した識別コード、及び車両の入場時刻のデータを暗号化した緊急コードを印字した駐車券を発行する駐車券発行装置と、駐車場の入口に設置され、駐車券発行装置から駐車券が取り出されたときに駐車券発行装置からの指令に従ってゲートバーを開いて車両の入場を許可し、車両の通過を検知するとゲートバーを閉じて後続の車両の入場を禁止する入場ゲート装置と、駐車場の出口に設置され、車両の退場時に、駐車券に印字された識別コードを読み取って車両の入場時刻を認識する一方、識別コードを読み取れなかった場合に駐車券に印字された緊急コードの入力を要求するとともに、入力された緊急コードを復号化して車両の入場時刻を認識し、識別コード又は緊急コードによって認識した車両の入場時刻と退場時刻とに基づいて算出した駐車料金を精算する駐車料金精算装置と、駐車場の出口に設置され、駐車料金精算装置で駐車料金が精算されたときに駐車料金精算装置からの指令に従ってゲートバーを開いて車両の退場を許可し、車両の通過を検知するとゲートバーを閉じて後続の車両の退場を禁止する退場ゲート装置と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の駐車場管理方法は、駐車場における車両の入退場を管理する駐車場管理方法であって、駐車場の入口に駐車券発行装置を設置して、車両の入場時に、車両の入場時刻、車両の入場時刻のデータを光学読取コードに変換した識別コード、及び車両の入場時刻のデータを暗号化した緊急コードを印字した駐車券を発行し、駐車場の入口に入場ゲート装置を設置して、駐車券発行装置から駐車券が取り出されたときに駐車券発行装置からの指令に従ってゲートバーを開いて車両の入場を許可し、車両の通過を検知するとゲートバーを閉じて後続の車両の入場を禁止するとともに、駐車場の出口に駐車料金精算装置を設置して、車両の退場時に、駐車券に印字された識別コードを読み取って車両の入場時刻を認識する一方、識別コードを読み取れなかった場合に駐車券に印字された緊急コードの入力を要求するとともに、入力された緊急コードを復号化して車両の入場時刻を認識し、識別コード又は緊急コードによって認識した車両の入場時刻と退場時刻とに基づいて算出した駐車料金を精算し、駐車場の出口に退場ゲート装置を設置して、駐車料金精算装置で駐車料金が精算されたときに駐車料金精算装置からの指令に従ってゲートバーを開いて車両の退場を許可し、車両の通過を検知するとゲートバーを閉じて後続の車両の退場を禁止することを特徴とする。
なお、上記の駐車場管理方法においては、緊急コードの暗号化及び緊急コードの復号化に使用するアルゴリズムとキーを日時によって変更することが好ましい。
本発明によれば、有料駐車場において無人で車両の入退場を管理する際に、駐車場内にホストコンピュータやカメラ等の高価な機器を設置する必要がないので、低コストでシステムを構築、運用することができる。また、駐車券の券面に印字された識別コードあるいは緊急コードによりデータ処理を行えるため、従来の磁気駐車券のような磁気記録層が不要になり、媒体価格を安価にすることができる。
また、カメラで撮影した画像データを処理するのではなく、車両の入場時刻のデータを識別コードや緊急コードに変換する処理で済むので、装置の構成が簡単でトラブルも起こりにくく、かつ迅速に処理することが可能になる。
さらに、駐車券発行装置で発行した駐車券を汚してしまって駐車料金精算装置で識別コードを読み取れなかった場合でも、運転者が緊急コードを入力することにより駐車料金を自動精算できる。このため、駐車券の読取エラーが発生する度に係員を呼び出す必要がなくなり、完全に無人化した駐車場の管理を実現することができる。
なお、暗号化した緊急コードを入力する方法であるので、入場時刻を直接入力する方法とは違って不正利用される恐れがなく、しかも暗号化処理に必要なアルゴリズムとキーを日時によって変更すれば、利用者に容易に見破られることがなく、不正利用を確実に防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による駐車場管理システム1の全体構成を示す図である。
図1に示すように、この駐車場管理システム1は、例えば公共施設や百貨店等の有料駐車場2に設けられるものであり、駐車場2の入口には駐車券発行装置3と入場ゲート装置5が設置されており、駐車場2の出口には駐車料金精算装置4と退場ゲート装置7が設置されている。
このシステムでは、車両10が駐車場2の入口から場内へ入場する際に、駐車券発行装置3で駐車券9を発行し、車両10の運転者が駐車券9を受け取ると入場ゲート装置5のゲートバー6を開いて車両10の入場を許可する。一方、車両10が駐車場2の出口から場外へ退場する際には、駐車料金精算装置4に駐車券9を挿入して駐車料金を自動で精算し、車両10の運転者が駐車料金を支払うと退場ゲート装置7のゲートバー8を開いて車両10の退場を許可するようになっている。
図2は、図1の駐車券発行装置3の外観を示す図である。
図2に示すように、駐車券発行装置3は、車両10と対面する本体11の正面に、駐車券発行口12と手動発行ボタン13が設けられている。この装置では、手動発行ボタン13を押すと、所定事項を印字した駐車券9が駐車券発行口12から発行される。
図3は、図1の駐車券発行装置3の機能を示すブロック図である。
図3に示すように、駐車券発行装置3は、本体11の内部に制御部21と、入場時刻認識部22と、識別コード生成部23と、緊急コード生成部24と、印字部25と、ゲート指令部26を備えて構成されている。
制御部21は、メモリに記憶されたプログラムに従って以下の回路の動作を制御する。
入場時刻認識部22は、時計を内蔵しており、手動発行ボタン13が押された時刻を車両10の入場時刻として認識する。
識別コード生成部23は、入場時刻認識部22で認識した車両10の入場時刻のデータをバーコードや2次元コード等の光学読取コードに変換して識別コードを生成する。使用可能な光学読取コードとしては、例えばCODE39、CODE128、JAN、ITF等のバーコードや、PDF417、QRコード、データマトリックス、MaxiCode等の2次元コードが挙げられる。
緊急コード生成部24は、入場時刻認識部22で認識した車両10の入場時刻のデータを暗号化して緊急コードを生成する。暗号化とは、データにスクランブルをかけることにより、適切なキーを使用しなければ元のデータに復元できないように変換する処理のことである。暗号化処理にはアルゴリズムとキーが必要であるが、例えばDES、RSA、RC2、RC5等のアルゴリズムを使用することができ、特定のアルゴリズムとキーを組み合わせて使用することで数字や英文字等のランダムな文字列からなるコードに変換する。なお、暗号化処理に必要なアルゴリズムとキーは日時によって変更し、利用者に容易に見破られないようにするのが好ましい。
印字部25は、バーコード印字機能を有するサーマルプリンタからなり、車両10の入場時刻と、識別コードと、緊急コードを駐車券9に印字する。
ゲート指令部26は、駐車券発行口12から発行した駐車券9が取り出されたことを検知し、入場ゲート装置5に対して閉じていたゲートバー6を開くように制御信号を出力する。また、入場ゲート装置5には車両10の通過を検知するセンサが設けられており、車両10が通過すると再びゲートバー6を閉じるように制御される。
図4は、図1の駐車券発行装置3で発行される駐車券9の一例を示す図である。
図4に示すように、駐車券9は、合成樹脂製のカード基材51の表面に感熱記録層52が設けられたサーマルカードによって構成されている。駐車券発行装置3で発行された駐車券9には、印字部25により感熱記録層52を加熱発色させることで印字が行われ、券面に車両10の入場時刻53と、識別コード54と、緊急コード55が目視可能に表示されている。
図5は、図1の駐車料金精算装置4の外観を示す図である。
図5に示すように、駐車料金精算装置4は、車両10と対面する本体31の正面に駐車券挿入口32と、表示部33と、緊急コード入力部34と、紙幣挿入口35と、硬貨投入口36と、釣銭・領収書取出口37が設けられている。この装置では、駐車券挿入口32に駐車券9を挿入すると、駐車券9に印字されている識別コード54を読み取って駐車料金を算出し、表示部33に駐車料金が表示される。
また、駐車券9の識別コード54を読み取れなかった場合、駐車料金精算装置4は駐車券9を駐車券挿入口32から返却し、表示部33の画面にエラーを表示して緊急コード55の入力を要求する。運転者が緊急コード入力部34を使って緊急コード55を入力すると、入力された緊急コード55に基づいて駐車料金が算出され、表示部33に駐車料金が表示される。なお、本実施例では緊急コード入力部34をキーボードで構成したが、これに替えてタッチパネル式の表示部33によって入力手段を構成してもよい。
そして、運転者が紙幣挿入口35又は硬貨投入口36に駐車料金を支払うと、釣銭・領収書取出口37に釣銭が返却され、あわせて領収書が発行される。
図6は、図1の駐車料金精算装置4の機能を示すブロック図である。
図6に示すように、駐車料金精算装置4は、本体31の内部に制御部41と、識別コード読取部42と、緊急コード認識部43と、料金精算部44と、印字部45と、ゲート指令部46を備えて構成されている。
制御部41は、メモリに記憶されたプログラムに従って以下の回路の動作を制御する。
識別コード読取部42は、CCD式やレーザ式等のコードスキャナを内蔵したバーコードリーダからなり、駐車券挿入口32から挿入された駐車券9の識別コード54を読み取って車両10の入場時刻を認識する。
緊急コード認識部43は、識別コード54を読み取れなかった場合に緊急コード55の入力を要求するとともに、緊急コード入力部34で入力された緊急コード55を復号化して車両10の入場時刻を認識する。復号化とは、暗号化のときと同じアルゴリズムとキーを使用することにより、スクランブルをかけられたデータを元のデータに復元する処理のことである。数字や英文字等のランダムな文字列からなる緊急コード55は、この復号化処理によって入場時刻のデータに復元される。
料金精算部44は、時計を内蔵しており、識別コード54又は緊急コード55により認識した車両10の入場時刻を使用して、現在時刻(退場時刻)と入場時刻の差から駐車時間を計算し、駐車時間に基づいて駐車料金を算出する。また、紙幣挿入口35や硬貨投入口36から支払われた金額と駐車料金の金額との差額を計算し、釣銭を釣銭・領収書取出口37に返却する。
印字部45は、サーマルプリンタ等の各種プリンタからなり、料金精算部44で精算した駐車料金の領収書を印字し、その領収書を釣銭・領収書取出口37から発行する。
表示部33は、液晶ディスプレイ等からなり、料金精算部44で算出された駐車料金の金額を表示したり、支払や返却の金額を表示したり、あるいは識別コード読取部42がバーコード等の識別コード54を読み取れなかったときにエラーや緊急コード55の入力を要求するメッセージを表示したりする。
ゲート指令部46は、料金精算部44において駐車料金の精算処理が完了したことを検知し、退場ゲート装置7に対して閉じていたゲートバー8を開くように制御信号を出力する。また、退場ゲート装置7には車両10の通過を検知するセンサが設けられており、車両10が通過すると再びゲートバー8を閉じるように制御される。
以上が本発明の駐車場管理システム1の構成であるが、以下にその動作を説明する。
図7は、図1の駐車場管理システム1における車両入場時の動作を示すフローチャート図であり、図8は、図7の駐車券発行処理を示すフローチャート図である。
図7に示すように、駐車場2に入場するときには、はじめに運転者は駐車券発行装置3の前で車両10を一旦停止させ、手動発行ボタン13を押す。これにより、駐車券発行装置3が以下の手順に従って駐車券9の発行処理を行う(ステップ700)。
図8に示すように、まず運転者が手動発行ボタン13を押したとき、入場時刻認識部22ではボタンを押した時刻が入場時刻として認識される(ステップ701)。
次に、識別コード生成部23では入場時刻のデータをバーコードに変換した識別コード54が生成され(ステップ702)、緊急コード生成部24では入場時刻のデータを暗号化した緊急コード55が生成される(ステップ703)。
そして、印字部25で駐車券9の券面に入場時刻53と、識別コード54と、緊急コード55が印字され(ステップ704)、駐車券発行口12から所定事項を印字した駐車券9が発行される(ステップ705)。例えば図4の例では、駐車券9に入場時刻53『2007年5月1日13:00』と、識別コード54『バーコード』と、緊急コード55『AG6R2』が印字されている。
続いて、図7に示すように、運転者が駐車券発行口12から駐車券9を取り出すと(ステップ710)、ゲート指令部26から入場ゲート装置5に対してゲートバー6を開くように制御信号が出力される。これにより、閉じていたゲートバー6が開き、車両10の入場が許可される(ステップ720)。
最後に、駐車場2に車両10が入場すると(ステップ730)、再びゲートバー6が閉じて後続の車両10の通行が禁止される(ステップ740)。以上が車両入場時の動作であるが、次に車両退場時の動作を説明する。
図9は、図1の駐車場管理システム1における車両退場時の動作を示すフローチャート図であり、図10は、図9の緊急時処理を示すフローチャート図であり、図11は、図1の駐車料金精算装置4の表示画面に表示される表示例を示す図である。
図9に示すように、駐車場2から退場するときには、はじめに運転者は駐車料金精算装置4の前で車両10を一旦停止させ、駐車券挿入口32に駐車券9を挿入する(ステップ900)。これにより、駐車料金精算装置4が以下の手順に従って駐車料金の精算処理を行う。
まず運転者が駐車券9を挿入すると、識別コード読取部42では駐車券9に印字された識別コード54を読み取り、車両10の入場時刻を認識する(ステップ910)。
ここで、識別コード54を読み取って車両10の入場時刻を認識できた場合には(ステップ920でYES)、料金精算部44では現在時刻(退場時刻)と入場時刻によって駐車時間を計算し、駐車時間に基づいて駐車料金を算出する(ステップ930)。そして、表示部33に駐車時間と駐車料金の金額が表示される(ステップ940)。本実施例の場合、例えば図11(a)に示すように、表示部33の画面に『ご利用時間は3時間です。下記の料金をお支払いください。駐車料金:1200円』というメッセージが表示される。
運転者はこの表示を見て駐車料金を支払うが、料金精算部44では紙幣挿入口35や硬貨投入口36から支払われた金額と駐車料金の金額との差額を計算し、釣銭があればそれを釣銭・領収書取出口37に返却して精算する(ステップ950)。また、印字部45では領収書の金額を印字し、これを同じく釣銭・領収書取出口37から発行する。
このようにして精算処理が完了すると、ゲート指令部46から退場ゲート装置7に対してゲートバー8を開くように制御信号が出力される。これにより、閉じていたゲートバー8が開き、車両10の退場が許可される(ステップ960)。
最後に、駐車場2から車両10が退場すると(ステップ970)、再びゲートバー8が閉じて後続の車両10の通行が禁止される(ステップ980)。
それに対し、識別コード読取部42において、駐車券9が汚れていたり破損したりしていて識別コード54を読み取ることができず、車両10の入場時刻を認識できなかった場合には(ステップ920でNO)、以下の緊急時処理が行われる(ステップ990)。
図10に示すように、まず識別コード読取部42が駐車券挿入口32から駐車券9を排出し、運転者に駐車券9を返却する(ステップ991)。
次に、表示部33に識別コード54を読み取れなかった旨のエラーと緊急コード55の入力を要求するメッセージが表示される(ステップ992)。本実施例の場合、例えば図11(b)に示すように、表示部33の画面に『バーコードを読み取れませんでした。緊急コードを入力してください。緊急コード:_』というメッセージが表示される。
次いで、運転者は返却された駐車券9を見ながら緊急コード55の入力を行う(ステップ993)。緊急コード55の入力は緊急コード入力部34を用いて行うが、本実施例の緊急コード入力部34は図5のように4列3行のキー配列を有するキーボードであり、例えば左上のキー34aでは押す回数に応じて『1→A→B→C→1』の順に切り換えて入力できる。運転者が緊急コード55を入力し終えて決定キー34bを押すと、緊急コード認識部43は入力された緊急コード55を復号化して車両10の入場時刻を認識する(ステップ994)。
ここで、緊急コード55の入力ミス等により車両10の入場時刻を認識できなかった場合には(ステップ995でNO)、図11(c)に示すように、表示部33の画面に『緊急コードが間違っています。もう一度緊急コードを入力してください。緊急コード:_』というメッセージが表示され、正しい緊急コード55が入力されるまでステップ992〜995までの処理を繰り返す。
そして、緊急コード55を復号化して車両10の入場時刻を認識できた場合には(ステップ995でYES)、図11(d)に示すように、表示部33の画面に『駐車料金を計算します。駐車券を挿入してください。』というメッセージが表示され、駐車券9の挿入を要求する(ステップ996)。
また、運転者が駐車券挿入口32から駐車券9を挿入すると(ステップ997)、図9に示すように、料金精算部44では現在時刻(退場時刻)と入場時刻によって駐車時間を計算し、駐車時間に基づいて駐車料金を算出する(ステップ930)。
これ以降の処理は上述したとおりであり、表示部33に駐車時間と駐車料金の金額が表示され(ステップ940)、運転者は駐車料金を精算する(ステップ950)。そして、精算処理が完了するとゲートバー8が開いて車両10の退場が許可され(ステップ960)、駐車場2から車両10が退場すると(ステップ970)、再びゲートバー8が閉じて後続の車両10の通行が禁止される(ステップ980)。
以上説明したように、本発明の駐車場管理システム1によれば、駐車券発行装置3で発行された駐車券9を汚してしまって駐車料金精算装置4で識別コード54を読み取れなかった場合でも、運転者が緊急コード55をキーボードで入力することにより駐車料金を自動精算することが可能になる。したがって、駐車券の読取エラーが発生する度に係員を呼び出す必要がなくなり、完全に無人化した駐車場の管理を実現することができる。
なお、緊急コード55の代わりに入場時刻を直接入力する方法によると運転者が入場時刻を偽って入力することにより不正利用される恐れがあるが、本発明では暗号化した緊急コード55を入力する方法を採用したことにより、そのような不正利用を確実に防止することができる。
駐車場管理システムの全体構成を示す図。 駐車券発行装置の外観を示す図。 駐車券発行装置の機能を示すブロック図。 駐車券発行装置で発行される駐車券の一例を示す図。 駐車料金精算装置の外観を示す図。 駐車料金精算装置の機能を示すブロック図。 駐車場管理システムにおける車両入場時の動作を示すフローチャート図。 駐車券発行処理を示すフローチャート図。 駐車場管理システムにおける車両退場時の動作を示すフローチャート図。 緊急時処理を示すフローチャート図。 駐車料金精算装置の表示画面に表示される表示例を示す図。
符号の説明
1…駐車場管理システム
2…駐車場
3…駐車券発行装置
4…駐車料金精算装置
5…入場ゲート装置
6…ゲートバー
7…退場ゲート装置
8…ゲートバー
9…駐車券
10…車両
11…本体
12…駐車券発行口
13…手動発行ボタン
21…制御部
22…入場時刻認識部
23…識別コード生成部
24…緊急コード生成部
25…印字部
26…ゲート指令部
31…本体
32…駐車券挿入口
33…表示部
34…緊急コード入力部
35…紙幣挿入口
36…硬貨投入口
37…釣銭・領収書取出口
41…制御部
42…識別コード読取部
43…緊急コード認識部
44…料金精算部
45…印字部
46…ゲート指令部
51…カード基材
52…感熱記録層
53…入場時刻
54…識別コード
55…緊急コード

Claims (5)

  1. 駐車場への車両の入場時に駐車券を発行する駐車券発行装置であって、
    車両の入場時刻を認識する入場時刻認識手段と、
    車両の入場時刻のデータを光学読取コードに変換して識別コードを生成する識別コード生成手段と、
    駐車場からの車両の退場時に識別コードが読み取れなかった場合に駐車料金清算装置に入力される、車両の入場時刻のデータを暗号化し緊急コードを生成する緊急コード生成手段と、
    車両の入場時刻、識別コード、及び緊急コードを駐車券に印字する印字手段と、
    を備えたことを特徴とする駐車券発行装置。
  2. 駐車場からの車両の退場時に駐車料金を精算する駐車料金精算装置であって、
    駐車券に印字された識別コードを読み取って車両の入場時刻を認識する識別コード読取手段と、
    駐車券に印字された緊急コードの入力を行う緊急コード入力手段と、
    識別コードを読み取れなかった場合に緊急コードの入力を要求し、入力された緊急コードを復号化して車両の入場時刻を認識する緊急コード認識手段と、
    識別コード又は緊急コードによって認識した車両の入場時刻と退場時刻とに基づいて算出した駐車料金を精算する料金精算手段と、
    を備えたことを特徴とする駐車料金精算装置。
  3. 駐車場における車両の入退場を管理する駐車場管理システムであって、
    駐車場の入口に設置され、車両の入場時に、車両の入場時刻、車両の入場時刻のデータを光学読取コードに変換した識別コード、及び車両の入場時刻のデータを暗号化した緊急コードを印字した駐車券を発行する駐車券発行装置と、
    駐車場の入口に設置され、駐車券発行装置から駐車券が取り出されたときに駐車券発行装置からの指令に従ってゲートバーを開いて車両の入場を許可し、車両の通過を検知するとゲートバーを閉じて後続の車両の入場を禁止する入場ゲート装置と、
    駐車場の出口に設置され、車両の退場時に、駐車券に印字された識別コードを読み取って車両の入場時刻を認識する一方、識別コードを読み取れなかった場合に駐車券に印字された緊急コードの入力を要求するとともに、入力された緊急コードを復号化して車両の入場時刻を認識し、識別コード又は緊急コードによって認識した車両の入場時刻と退場時刻とに基づいて算出した駐車料金を精算する駐車料金精算装置と、
    駐車場の出口に設置され、駐車料金精算装置で駐車料金が精算されたときに駐車料金精算装置からの指令に従ってゲートバーを開いて車両の退場を許可し、車両の通過を検知するとゲートバーを閉じて後続の車両の退場を禁止する退場ゲート装置と、
    を備えたことを特徴とする駐車場管理システム。
  4. 駐車場における車両の入退場を管理する駐車場管理方法であって、
    駐車場の入口に駐車券発行装置を設置して、車両の入場時に、車両の入場時刻、車両の入場時刻のデータを光学読取コードに変換した識別コード、及び車両の入場時刻のデータを暗号化した緊急コードを印字した駐車券を発行し、
    駐車場の入口に入場ゲート装置を設置して、駐車券発行装置から駐車券が取り出されたときに駐車券発行装置からの指令に従ってゲートバーを開いて車両の入場を許可し、車両の通過を検知するとゲートバーを閉じて後続の車両の入場を禁止するとともに、
    駐車場の出口に駐車料金精算装置を設置して、車両の退場時に、駐車券に印字された識別コードを読み取って車両の入場時刻を認識する一方、識別コードを読み取れなかった場合に駐車券に印字された緊急コードの入力を要求するとともに、入力された緊急コードを復号化して車両の入場時刻を認識し、識別コード又は緊急コードによって認識した車両の入場時刻と退場時刻とに基づいて算出した駐車料金を精算し、
    駐車場の出口に退場ゲート装置を設置して、駐車料金精算装置で駐車料金が精算されたときに駐車料金精算装置からの指令に従ってゲートバーを開いて車両の退場を許可し、車両の通過を検知するとゲートバーを閉じて後続の車両の退場を禁止する
    ことを特徴とする駐車場管理方法。
  5. 緊急コードの暗号化及び緊急コードの復号化に使用するアルゴリズムとキーを日時によって変更することを特徴とする請求項4に記載の駐車場管理方法。
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