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JP5092591B2 - 電子鍵盤楽器 - Google Patents

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Description

本発明は、自動演奏ピアノのように自動演奏データなどによって鍵盤の鍵を駆動するようにした電子鍵盤楽器に関する。
従来、アコースティックピアノにおいて、予め記録された演奏情報(ピアノロール、あるいはMIDIデータ等)に基づいて鍵をソレノイド等のアクチュエータで駆動し、連動するハンマーが駆動されることによって打弦され、自動演奏を行うものがあり、例えば特開平9−237082号公報(特許文献1)に開示されている。
一方、電子音源を備えた電子楽器において、演奏データ(MIDIデータ)を外部(シーケンサ)より入力、あるいは外部媒体に記憶された演奏データを内部メモリにいったん記憶もしくは読み出して、その演奏データに基づいて電子音源を鳴らして自動演奏を行うものが広く知られている。
このような電子楽器では、アコースティックピアノのように鍵を駆動しなくても自動演奏可能であるが、昨今、電子楽器(例えば電子ピアノ)においても演奏を聴く楽しみだけではなく、見て楽しむという観点から音源の発音に合わせて鍵を駆動させたいという要望がある。このように電子楽器において鍵を駆動するようにしたものが、例えば特開2004−29549号公報(特許文献2)、特開2005−55541号公報(特許文献3)に開示されている。
特開平9−237082号公報 特開2004−29549号公報 特開2005−55541号公報
特許文献1及び2のものでは、鍵を駆動するソレノイドユニット等を鍵の揺動支点よりも後部に配置するようにしている。このうち、特許文献1のアコースティックピアノでは、そもそもピアノの構造上、鍵の略中央部にある筬中のバランスピンを鍵の揺動支点とするようになっているので、この揺動支点より奥行き方向にはソレノイドユニットを配置する場所はある。しかしながら、特許文献2の電子ピアノにおいては、鍵の揺動支点の後部に鍵からキーアームを延設し、その後端部をソレノイド等で駆動するようにしている。このため、楽器本体の奥行きが必要となり大型化し、電子ピアノの利点の一つであるコンパクト性が薄れるという問題がある。
これに対して、特許文献3のものでは、鍵下に備えられた質量体をその下からアクチュエータ(ソレノイド及びプランジャ)で駆動するようにしているので、楽器本体の奥行きが大型化するという問題は解消される。しかしながら、電子ピアノは棚板上に鍵盤装置を取り付ける構造になっているため、このようなアクチュエータを鍵盤装置の下部に配置する場合、そのアクチュエータが棚板下部より突出するようになる。
棚板や棚板に相当するケース体等を高さ方向に厚くすればアクチュエータが突出するのを防止できるが、特に電子ピアノの場合、演奏者はペダル操作のために楽器本体の下に演奏者の足を潜り込ませる必要があり、楽器本体を厚くするには限界がある。したがって、アクチュエータ等の上下方向のサイズを小さくするとともに、楽器本体下部の構造を考慮する必要がある。なお、特許文献3にはこのような楽器本体の下部の構造やアクチュエータの取り付け構造などの詳細についてはは開示されておらず、依然改良の余地がある。
本発明は、自動演奏ピアノのように演奏情報に基づいて鍵を駆動するようにした電子鍵盤楽器において、この鍵を駆動するための駆動ユニットの棚板下部より突出する部分が演奏者の邪魔にならないようにすることを課題とする。
請求項1の電子鍵盤楽器は、鍵盤装置の鍵揺動支点より前方位置に駆動部の駆動ユニットを設けて、この駆動ユニットの駆動手段により質量体(ハンマーアクション機構)を回動して鍵を非押鍵状態から押鍵状態まで変化させるようにした。また、駆動ユニットの駆動手段を、質量体の回動支点近傍にて前後2列の配置で、かつ隣接する鍵に対応する駆動手段を列を異ならせて配設し、さらに駆動部を覆う駆動部カバーを設けるようにした。
また、駆動部カバーの形状として、手前側前部から後方に向かって下へ下がるような傾斜部を設けた。
また、前後2列の駆動手段を、前列のほうが後列に比べて駆動ストロークを小さく、かつ、下端部の突出量を小さくし 駆動部カバーの傾斜部を前列の駆動手段に掛かるまで延長させた。
請求項の電子鍵盤楽器は、駆動部カバーのサイズを最適なものとし、駆動部カバーの最下部の位置を、ペダルの付け根部より水平方向で170mm以内となるようにした。
請求項の電子鍵盤楽器は、請求項1または2において、鍵盤装置を設置する底部(例えば棚板)と一体にして、駆動部カバーを形成するようにした。
なお、請求項1において、駆動ユニットの駆動手段は、質量体の回動支点から質量体の自由端までの中間位置よりも回動支点寄りの位置を駆動するのが好適である。また、隣接する白鍵と黒鍵ではそれぞれの駆動手段は前後の異なる列になるが、質量体の回動支点から近い駆動手段の駆動ストロークを遠い駆動手段の駆動ストロークより小さくすることで、白鍵と黒鍵の押離鍵に対応する質量体の回動動作を同様にすることができる。すなわち、駆動手段は、前後の2列において駆動ストロークを異ならせることになる。
また、請求項1において、駆動部は駆動ユニットを駆動する駆動ユニット用基板を備え、この駆動ユニット用基板を底板(棚板等)の裏面に固定するのが好適である。さらに、この場合、駆動ユニットと駆動ユニット用基板が前後方向に並列に配置するのが好適である。これにより、駆動ユニットと駆動ユニット用基板を上下に配置する場合よりも駆動部の高さを抑えることができる。
請求項1の電子鍵盤楽器によれば、
駆動手段がハンマー構造体などの質量体の回動支点に近い位置に配置されている分、駆動手段(及び駆動ユニット)の高さを小さくでき、楽器本体の下部に突出する部分を小さくすることができるので、演奏者がペダル操作等をするときに足に対して邪魔にならない。
また、駆動部カバーの前側に傾斜部が設けられているので、さらに演奏者の邪魔にならない。
また、前後2列に設けられた駆動手段のうち、前列のほうが後列に比べて駆動ストロークを小さく、かつ、下端部の突出
量を小さくし、駆動部カバーの傾斜部が楽器本体下部の後方に向けて前側の駆動手段に掛かるまで延長されているので、さらに演奏者の邪魔にならない。
請求項の電子鍵盤楽器によれば、請求項1と同様な効果が得られるとともに、駆動部カバーの最下部の位置がペダルの付け根部より水平方向で170mm以内となるようにしたので、駆動部カバーが邪魔にならない適正な設定とすることができる。
請求項の電子鍵盤楽器によれば、請求項1または2の効果に加えて、駆動部カバーが底部と一体になっているので、駆動部カバーの取り付け作業等を必要としない。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は第1の実施形態の電子鍵盤楽器の要部側断面図、図2は同電子鍵盤楽器における駆動ユニットの拡大側断面図、図3は同電子鍵盤楽器の外観側面図、図4は同電子鍵盤楽器の底面図である。なお、図面において断面を示す斜線(ハッチング)は適宜省略してある。図1及び図3において図面の左側が演奏者側、図1及び図3の図面に直角な方向が鍵並び方向である。以下、この電子楽器及び鍵盤装置において、演奏時の演奏者側を「前」その反対側を「後」とする。
この電子鍵盤楽器は電子ピアノであり、図3及び図4に示すように、楽器本体100は、棚板に相当する水平な底板10、底板10上に配設された鍵盤装置1、鍵盤装置1の側部を覆う側板20、鍵盤装置1の前部に配置された口棒30等を備えている。また、楽器本体100の側板20の前端部には、楽器本体100を支持する前方脚40が取り付けられている。
楽器本体100の後部側には、左右のスピーカを収納し保持する左右一対のスピーカボックス50,50(図4)が設けられ、このスピーカボックス50,50の間にはペダル装置や電源回路等を収納するフロントボックス60が設けられている。そして、このスピーカボックス50,50とフロントボックス60は後方脚を構成している。また、楽器本体100の後部側の上部には上記後方脚の幅とほぼ同幅を有するリアパネル70が設けられるとともに、スピーカボックス50,50及びリアパネル70の両端には、リアパネル70の上端までの高さを有するサイドリアパネル80,80が設けられている。フロントボックス60の下部前方には、ペダル装置のペダル90が演奏者側に露出されている。
図1に示すように、鍵盤装置1は鍵フレーム11によって底板10上に固定されており、鍵盤装置1は、この鍵フレーム11の後部の支持部111に係合された多数の鍵12を備えている。なお、鍵フレーム11は底板10に対して前方脚部11A、後方脚部11B及び補助脚部11Cにより固定されている。この鍵12は鍵並び方向に併設されており、それぞれが支持部111の鍵揺動支点O1を中心に上下方向に揺動可能に支持されている。また、鍵12には鍵下に延びる作用部121が形成されている。
鍵12の下方には、「質量体」としてのハンマー構造体13が配設されており、このハンマー構造体13は、前後方向に延びる質量棒131と該質量棒131の端部を保持する作動部132とで構成されている。作動部132の凹部132aが鍵フレーム11に形成された支持部112に係合することにより、このハンマー構造体13は回動支点O2を軸として回動自在に支持されている。作動部132の先端には上下に二股に分かれた連結片132bが形成されており、鍵12の作用部121の下端に形成された連結板121aが、この連結片132bに連結されている。そして、鍵12の押鍵時にその作用部121がハンマー構造体13の作動部132を押し下げ、ハンマー構造体13は回動支点O2を回動中心として図において反時計回りに回動する。また、離鍵時には、質量棒131の自重により図において時計回りに回動し、このハンマー構造体13の回動に連動して鍵12が復帰する。なお、鍵フレーム11には、後方下端部と後方上端部とにフェルト等のストッパ14,15が取り付けられており、このストッパ14,15によりハンマー構造体13の回動範囲が規制される。また、鍵フレーム11の前方側には、鍵12の押離鍵に対応してハンマー構造体13によりオン/オフする鍵スイッチ16が配設されている。
底板10は木材(MDF)で形成されており、この底板10において、ハンマー構造体13の質量棒131と作動部132との接続部分の下方には開口部10aが形成されている。この開口部10aは鍵盤装置1の鍵並び方向の略全長(全鍵の下方部分)にわたって横長の穴として開口されている。そして、この開口部10a内には駆動ユニット2が配設されている。また、駆動ユニット2の後方において、底板10の裏面には駆動ユニット用基板3が取り付けられている。
駆動ユニット2は、鍵並び方向に長尺で樋状の下部ヨーク21と、同様に長尺で逆さ樋状の上部ヨーク22有し、下部ヨーク21内に上部ヨーク22を嵌合してユニットの外装ケースを構成している。この下部ヨーク21と上部ヨーク22は金属製の磁性体である。下部ヨーク21はその前後にそれぞれフランジ部211,212を有し、駆動ユニット2は、下部ヨーク21のフランジ部211,212を鍵盤装置1側から開口部10aの前後の縁に当接してネジ止めすることにより、底板10に取り付けられている。なお、前側のフランジ部211には鍵フレーム11の補助脚部11Cの下端を挿入する透孔211aが形成されるとともに、この透孔211a内に図示しな弾性部材等の緩衝材が配設されている。これにより、補助脚部11Cは鍵盤装置1における押鍵時の強度を保つとともに、この補助脚部11Cと底板10との間のメカ雑音の発生が防止される。
また、駆動ユニット2は、ソレノイドユニット23F ,23R と「駆動手段」としてのプランジャ24F ,24R を備えている。この符号の添字「F」は「前側」(front )の部材を、「R」は「後側」(rear)部材を示しており、以下の説明において「前側」と「後側」を区別しない(特定しない)場合など添え字は適宜省略する。ソレノイドユニット23は、非磁性体である樹脂製のボビン231にコイル232を巻き付けたものであり、プランジャ24はこのボビン231内に配設されている。なお、プランジャ24の上端には弾性部材からなるクッション241が取り付けられている。
以上の駆動ユニット2と前記駆動ユニット用基板3は「駆動部」を構成しており、底板10の下には、開口10aと、上記駆動ユニット2及び駆動ユニット用基板3を覆うように駆動部カバー4が取り付けられている。駆動部カバー4は、前側に「傾斜部」としての傾斜面41を有し、鍵並び方向に長尺の樋状の形状となっている。また、駆動部カバー4は前後にフランジ部42,43を有し、このフランジ部42,43を底板10の裏面に当接してネジによりネジ止めして、底板10に取り付けられている。
以上の構成により、駆動ユニット用基板3からソレノイドユニット23のコイル232に通電がなされると、下部ヨーク21、上部ヨーク22及びプランジャ24を通る磁路が形成され、プランジャ24が上部ヨーク22からさらに上部に突出する。これにより、プランジャ24のクッション241がハンマー構造体13の作動部132または質量棒131を押し上げて、ハンマー構造体13は図1において反時計回りに回動し、鍵12が引き下げられて押鍵されたと同様な状態になる。なお、前側のプランジャ24F は作動部132を駆動し、後側のプランジャ24R は質量棒131を駆動する。一方、コイル232への通電が遮断されると、前記磁路が消失してハンマー構造体13の自重により図1において時計回りに回動し、鍵12はが押し上げられて離鍵されたと同様な状態になる。
このように、プランジャ24F ,24R は、ハンマー構造体13のの回動支点O2から、自由端Fまでの中間位置よりも回動支点O2寄りの位置を駆動するようになっている。また、隣接する2つのハンマー構造体13を同じ角度回動するために、後側のプランジャ24R よりも前側のプランジャ24F の方がストロークが小さくて済む。このため、図2に示すように、前側のボビン231F 及びプランジャ24F は、後側のボビン231R 及びプランジャ24R よりも短くなっている。また、同様の理由で、プランジャ24F ,24R はハンマー構造体13のの回動支点O2に近いほど、そのストロークとサイズを小さくすることができる。
すなわち、プランジャ24F ,24R 及びソレノイドユニット23F ,23R がハンマー構造体13の回動支点O2に近い位置(近傍)に配置されている分、プランジャ24F ,24R 及びボビン231F ,231R の高さを小さくすることができ、底板10から下に突出する部分を小さくすることができ、演奏者がペダル操作等をするときに邪魔にならない。また、駆動部カバー4は、前側のボビン231F の高さが小さくなっていることにより、その傾斜面41を、ボビン231F 及びプランジャ24F の前後方向において端部に掛かるまで延長されている。このように傾斜面41が底板10の後方に向けて延長されているので、さらに演奏者の邪魔にならない。
ここで、前側のソレノイドユニット23F と後側のソレノイドユニット23R は互いに隣接する鍵に対応して配設されている。すなわち、図5(A) に示すように、ソレノイドユニット23F と、ソレノイドユニット23R は鍵並び方向にそれぞれ前後の列をなし、隣接する鍵に対応するもの同士で前後の異なる列に配置されている。したがって、ソレノイドユニット23F ,23R の径Dを鍵のピッチpよりも大きくすることができる。これに対して、図5(B) のようにソレノイドユニット23′を1列に配置すると、このソレノイドユニット23′の径dは鍵のピッチpより大きくすることは不可能である。
一方、プランジャ24をハンマー構造体13の回動支点O2に近づけるほど強い駆動が必要となるが、上記のように隣接する鍵に対応するソレノイドユニット23F ,23R 同士で前後の異なる列に配置して、ソレノイドユニット23の径Dを大きくすることができるので、プランジャ24による駆動力を容易に強くすることができ、プランジャ24を回動支点O2にできるだけ近づけることができる。したがって、底板10から下に突出する量を少なくすることができる。
また、図3に示したように、駆動ユニット2を覆う駆動部カバー4は、その最下部AAの位置がペダル90の付け根部90Aより水平方向で170mm以内(もしくは鍵12の先端より100mm以上)となるように設定されている。これにより、演奏者が足でペダル操作をするとき、この駆動部カバー4が邪魔にならない適正な設定となっている。
なお、この第1の実施形態では、底板10の開口部10aは、鍵並び方向の略全長にわたって開口されているが、この開口部10aの前後の縁が、駆動ユニット2の下部ヨーク21(及び駆動部カバー4)によって連結した状態となっているので、底板10の剛性は保持される。また、下部ヨーク21及び上部ヨーク22は樋状で、それぞれが断面「コ」字状となっているので、底板10全体の2次断面モーメントが大きくなり、楽器本体100も堅牢になる。
図6は第2の実施形態の電子鍵盤楽器の要部側断面図であり、図1と同様な要素には図1と同部号を付記してその詳細な説明は省略する。この実施形態では前記実施形態の底板10に対応して、例えば剛性を有する硬質樹脂や金属で形成された底板10′を備えている、また、この底板10′においては、前記実施形態の駆動部カバー4に対応する駆動部カバー104′が底部10a′と一体に形成されている。駆動部カバー104′は前側に僅かに湾曲した傾斜面1041′を有している。なお、駆動ユニット2及び駆動ユニット用基板3は、駆動部カバー104′の内側に形成されたボス105′に取り付けられている。この第2の実施形態でも第1の実施形態と同様な各種の作用効果が得られる。
前記第1の実施形態におては、底板10に長尺の開口部10aを形成するようにしているが、各鍵ごとのプランジャ24に対応した複数の穴を形成するようにしてもよい。この場合、駆動ユニット2を底板10の裏面に設置すればよい。
また、底板10、10′は、プラスティック成形品、金属(板金、アルミ押出し材等)でも可能である。
また、質量体としてのハンマー構造体の復帰は自重によるものでなく、バネ等により復帰させるようにしてもよい。
また、実施形態では、駆動部カバー4,104′の傾斜面(傾斜部)41,1041′が該駆動部カバー4,104′の前端部から形成されているが、この傾斜面の先端は、ペダル90の付け根部90Aから駆動部カバーの前端部から所定の範囲(付け根部90Aから200mm以内)内の位置から後方に向かって下へ下がる傾斜部でることが望ましい。であればよい。
本発明の第1の実施形態の電子鍵盤楽器の要部側断面図である。 同電子鍵盤楽器における駆動ユニットの拡大側断面図である。 同電子鍵盤楽器の外観側面図である。 同電子鍵盤楽器の底面図である。 実施形態におけるソレノイドユニットの配置とその径を従来のものと比較して説明する図である。 本発明の第2の実施形態の電子鍵盤楽器の要部側断面図である。
符号の説明
1…鍵盤装置、2…駆動ユニット(駆動部)、3…駆動ユニット用基板(駆動部)、4,104′…駆動部カバー、10,10′…底板、10a…開口部、12…鍵、13…ハンマー構造体(質量体)、21…下部ヨーク、22…上部ヨーク、23…ソレノイドユニット、24…プランジャ、231…ボビン、232…コイル、41,1041′…傾斜面(傾斜部)、90…ペダル、100…楽器本体、O1…鍵揺動支点、O2…回動支点

Claims (3)

  1. それぞれが揺動可能に併設された複数の鍵と、該鍵に連動して回動するように各鍵に対応して併設された複数の質量体とを有する鍵盤装置を備えた電子鍵盤楽器において、
    前記鍵盤装置の鍵揺動支点より前方位置に配設され、前記質量体を駆動手段により回動して前記鍵を非押鍵状態から押鍵状態まで変化させるとともに前記鍵盤装置下部の底板から下方に突出した駆動ユニットを有する駆動部を備え、
    前記駆動ユニットの駆動手段を、前記質量体の回動支点近傍にて鍵盤装置全体で前後2列の配置とするとともに、隣接する鍵に対応する駆動手段を列を異ならせて配設し、さらに前記駆動部を覆う駆動部カバーを設け
    前記駆動部カバーは、手前側前部から後方に向かって下へ下がるような傾斜部を備えるとともに、
    前記駆動手段は、前後2列に設けられた駆動手段のうち、前列のほうが後列に比べて、駆動ストロークが小さく、かつ、下端部の突出量が小さくされ、
    前記駆動部カバーは、傾斜部が前列の駆動手段に掛かるまで延長されていることを特徴とする電子鍵盤楽器。
  2. 前記駆動部カバーの最下部がペダルの付け根部より水平方向で170mm以内に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子鍵盤楽器。
  3. 請求項1または2に記載の電子鍵盤楽器であって、
    前記駆動部カバーが、前記鍵盤装置を設置する底部と一体に形成されていることを特徴とする電子鍵盤楽器。
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